2012年6月27日(水)、国立代々木競技場 第一体育館正門付近で行われた、「第88回 東京電力定時株主総会」レポートの模様。
株主以外は会場の体育館内に入れないため、多くの市民団体が屋外敷地で抗議行動を行った。中でも注目を集めていたのは、ドイツの市民団体「エテコン」。エテコンはドイツ・デュッセルドルフに本部をおく2004年創立の「倫理・経済基金」(Foundation Ethics & Economics )で、モラル無視・利益至上主義によって地球環境を破壊する企業や経済システムのあり方に警鐘を鳴らしきた。
去年の11月、ベルリンで、ブラックプラネット賞の授賞式が行われたが東電が欠席したため、主催者のエテコンのメンバー6人が、東電株主総会に合わせて来日、ブラックプラネット賞のトロフィーを東電に手渡すことを試みた。