2012年6月18日(月)、北海道札幌市で、「対談 広瀬隆氏緊急インタビュー 福島の子供達を救え~矢内幸子氏、泉かおり氏」が行われた。福島の子どもたちを守る会・北海道の矢内氏と、Shut 泊の泉氏が、福島の現状や、各地の原発をめぐる懸念を、広瀬氏に尋ねた。
(IWJテキストスタッフ・齊藤/奥松)
2012年6月18日(月)、北海道札幌市で、「対談 広瀬隆氏緊急インタビュー 福島の子供達を救え~矢内幸子氏、泉かおり氏」が行われた。福島の子どもたちを守る会・北海道の矢内氏と、Shut 泊の泉氏が、福島の現状や、各地の原発をめぐる懸念を、広瀬氏に尋ねた。
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「今、福島はどのような状況になっているか」という矢内氏の問いに対して、広瀬氏は「今、心配していることは、福島の子供たちに限っていえば、体内被曝だけではなく、直接被曝である」と述べた。「クリプトンやキセノンなどの希ガスによって直接被曝する。視神経に直接被曝すると、放射性白内障で5年後、10年後に失明が起こったりする。今までの被曝は取り返しがつかないが、これから、この子供たちの被曝量を下げないといけない」と述べ、福島から県外への避難の必要性を強調した。
また、「大飯原発や泊原発の再稼働が懸念されている。どうすれば止められるか」という泉氏の問いに対して、広瀬氏は「止めないと、日本という国家が終わる。何としても止めないといけない」と語った。そして、「国民が、国会を包囲するしかない。国会を止めるくらいの人数が集まらないと。今、鎌田慧氏に、今月中に国民総決起の呼びかけをお願いしている」と具体的な計画を明かした。さらに、広瀬氏は「北海道の人たちも、原発を推進する政治家に対して、具体的に実名をあげた落選運動をするべきだ」と呼び掛けた。