地域: 岡山県
「この判決は、原発反対運動をしてきた人々すべての共有財産」中嶌哲演氏講演 ~「原発銀座・若狭から」 2014.5.29
「裁判長に、われわれの想いが伝わった。原告団や弁護団だけでなく、長年、原発問題を憂慮してきた人たち、3.11の後、原発の危険性に気づいて声を上げた人たちなど、すべての人々の想いの結晶化が、今回の判決である」──。
2014年5月29日、岡山市で「原発からの解脱をめざす仏教者よ、集まれ!『第5回脱原発結集』」が行われた。第1部では、同市北区の蔭凉寺にて、福井県小浜市の明通寺住職、中嶌哲演氏を講師に招き、「いのちか原発か ~原発銀座・若狭から~」と題した学習会が開かれた。大飯原発3、4号機運転差し止め訴訟について、原告に加わっている中嶌氏が裁判の経過を報告し、5月に福井地裁が言い渡した運転差し止め判決について語った。
「国は、福島の子どもしか甲状腺を調べないが、ヨウ素被曝は福島だけじゃない」 〜守田敏也氏講演会 2014.4.20
「今、福島の中学生の間では『放射能を怖がるのはかっこ悪い』とまで言われている」──。そう語る守田氏は、福島の小学生がマスクを付けて運動会をしている写真(2011年撮影)を見せて、「この時、まさに被曝している。子どもの虐待写真として歴史に残る」と現状を憂いた。
2014年4月20日、岡山県瀬戸内市のゆめトピア長船で、「チェルノブイリ・福島の現状を伝える 子どもたちのいのちを守るために今、私たちにできること」が行われ、ジャーナリストの守田敏也氏が講演した。守田氏は、2012年3月に矢ヶ﨑克馬氏(物理学者)とともに『内部被曝』を上梓するなど、原発事故後の健康被害の問題を追求している。
岡山映画鑑賞会〈265回例会〉海南友子監督作品特集 監督講演 2014.4.19
2014年4月19日(土)、岡山市・岡山シティミュージアムで行われたドキュメンタリー映画「あの日から変わってしまったこの空の下で」上映会後に監督の海南友子(かな・ともこ)氏の講演会が行われた。
福島第一原発事故後、避難地域などを取材していた海南氏は自身の妊娠を知り、被曝の不安と出産をテーマに自分自身にカメラを向けた。
岡山駅前商店街 桃太郎市 2014.3.9
2014年3月9日(日)、岡山市で開催された「3・11への祈りー追悼と脱原発のつどいー」と期日を同じくして、岡山駅前商店街では第一回となる地産地消マーケット「桃太郎市」が開催された。午後には岡山への避難移住者も出店するなど、岡山県産品のよさを体験してもらおうと多彩な催しが行われた。
3.11への祈り ―追悼と脱原発のつどい―(岡山市) 2014.3.9
特集 3.11
東日本大震災・福島第一原発事故3周年を目前に、2014年3月9日(日)、岡山市で「3.11への祈り―追悼と脱原発のつどい―」行われ、10時からの石山公園での集会に続き、参加者が岡山駅前まで脱原発を訴えデモ行進した。また、13時半からは岡山バプテスト教会で「祈りのつどい」が開かれ、トークと祈り、ライブ演奏が行われた。
3.7 岡山禁酒會舘マンスリーライブ LIVE=LIFE VOL.158 再確認「3.11」 2014.3.7
特集 3.11
岡山市の岡山禁酒會館で毎月行われている「岡山禁酒會舘マンスリーライブ」において、2014年3月7日(金)18時半より「再確認『3.11』」と銘打ってライブが行われた。
中国電力島根原発の再稼働中止要請を岡山県に申し入れ 2014.2.25
2月25日(火)、さようなら原発1000万人アクション in 岡山実行委員会は、松江市にある島根原発2号機の再稼働中止を中国電力に要請するよう、岡山県に申し入れを行った。中国電力は、島根原発2号機の再稼働を目指し、原子力規制委員会に安全審査を申請している。
避難者向けシェアハウス・短期滞在施設紹介「あかいわエコメッセ短期保養&移住応援プロジェクト」 2014.2.11
福島原発事故によって、移住や転地保養を希望する人たちを支援しようと活動を続けている「あかいわエコメッセ」。スタッフの原田さんが、岡山県赤磐市にある、避難者向けシェアハウス・短期滞在施設「赤坂適塾・布都美林間学校」を紹介。
小沢氏の知恵袋、都知事選の舞台裏を語る! ~「日本の政治はこれからどうなるのか!?」平野貞夫元参議院議員 2014.1.19
2014年1月19日、岡山市の岡山国際交流センターにて、「天晴れ岡山!新春講演会『日本の政治はこれからどうなるのか!?』」が行われた。講師を務めた平野貞夫氏は、参議院議員時代に小沢一郎氏に重用され、現在も密接な関係にある。平野氏は2月9日に投票日を控える東京都知事選の裏側などを中心に語り、現在の日本を「原発資本主義」と評した。また、核廃棄物を無害化する技術なども紹介した。
「年間100ミリシーベルト以下でも、国際的に発がんの有意性は認められている」 ~津田敏秀先生の福島報告会 2014.1.18
「誰も年間100ミリシーベルト以下では、がんが出ない、とは言っていない。日本中の医学部がおかしくなっている。日本の医療行政は、データを精査せず、勘と度胸でやっている」──。
岡山大学の津田敏秀氏は「今、アウトブレイクが十分に予想されるデータしかない。対策を立案し、実行するのが行政の責任だ」と述べた。
2014年1月18日、岡山市北区の福武ジョリービルで「新医協岡山支部2014年第1回例会~津田敏秀先生の福島報告会~」が行われた。前年12月21日に、環境省・福島県の専門家意見交換会に出席した津田敏秀氏が、放射線被曝による甲状腺がんの発生に対する自身の見解を述べた。「100ミリシーベルト以下では、放射線被曝によるがんは出ない」という言い方は明確な誤りであるとし、さらに、福島県における甲状腺がん多発に対する分析結果を解説した。
「きれいな国土を次世代に渡すために、学び、行動する」 〜東日本大震災から3年目 福島を忘れない 守田敏也氏 2013.12.15
「3.11を経験して、日本は覚醒の時代に入った」──。
2013年12月15日、岡山県美作市の湯郷地域交流センターで、守田敏也氏講演会・蝦名宇摩さん演奏会「東日本大震災から3年目・福島を忘れない」が行われた。講演を行った守田氏は、国民を騙し続ける政府とマスメディアが存在する一方で、3.11後、市民の間で真実を知ろうとする学習熱が高まり、脱原発の運動も広がりを見せている現状を語った。
津波の前から始まっていたメルトダウン ~講師 元東電・原子炉技術者 木村俊雄氏 2013.12.7
「地震発生から1分20秒後には、冷却水の流れが完全に停止していた」──。
2013年12月7日、岡山市のろうきんビルで、東京電力の原子炉技術者であった木村俊雄氏を招き、講演会「津波の前から始まっていたメルトダウン」が行われた。
木村氏は、福島第一原発の「過渡現象記録装置」による膨大なデータを解析した結果、地震による自動停止直後に、本来あるべき炉心の水の流れがなくなっていたことを指摘。炉心につながる小さな配管が、地震で破損した可能性があり、結果として、津波到達の前に、気泡が核燃料に張り付き、燃料破損をもたらす危険な状態「ドライアウト」に陥っていた可能性がある、という。木村氏は、今後、こうした見解を国会議員にも訴えていく予定。
とめよう!原発再稼動11.3のつどい 2013.11.3
2013年11月3日(日)、岡山市の林病院ひまわりホールで、伊方原発をとめまっしょい☆若者連合をゲストに迎え、「とめよう!原発再稼動11.3のつどい」が行われた。
第1回 岡山あいまつり in 笠岡 ─ マルシェからはじまる未来への種まき 2013.11.9
2013年11月9日(土)10時より、岡山県笠岡市の道の駅笠岡ベイファームで「第1回 岡山あいまつり in 笠岡 ─ マルシェからはじまる未来への種まき」が行われた。
東日本大震災後に岡山へ移住した被災者の支援を続けている「おいでんせぇ岡山」と、笠岡市の工芸家らで作る「遊々マルシェ」が主催した。飲食・工芸品のブースの他、ステージでは、川内村からの避難者で独立型の自然エネルギー開発を進める大塚尚幹(おおつか・しょうかん)氏、笠岡市職員で震災後浪江町へ派遣された経験を持つ菅謙治氏の講演などが行われた。
【岡山】第1回 岡山あいまつり in 笠岡 ~ マルシェからはじまる未来への種まき (交流エリア) 2013.11.9
2013年11月9日(土)10時より、岡山県笠岡市の道の駅笠岡ベイファームで「第1回 岡山あいまつり in 笠岡 ─ マルシェからはじまる未来への種まき」が行われ、その交流エリアの模様。
「岡山あいまつり in 笠岡」は、東日本大震災後に岡山へ移住した被災者の支援を続けている「おいでんせぇ岡山」と、笠岡市の工芸家らで作る「遊々マルシェ」が主催した。
「この法案は、日本の行方を左右する」 ~憲法講演会「知られざる秘密保護法案の秘密 ~この国の平和・民主主義が危ない~」 井上正信氏 2013.11.9
特集 秘密保護法
「国民主権、民主主義を破壊する。基本的人権、知る権利、報道の自由を、安全保障のために制限する。つまり、公益および防衛の秩序を強調する、自民党改憲草案とまったく同じ内容だ」──。
特定秘密保護法案について、井上正信弁護士はこのように指摘した。また、同法案とセットになった日本版NSC設置法案、さらに来年、国会に上程される国家安全保障基本法案についても問題視し、「集団的自衛権を正当化させ、アメリカと共に戦争準備を押し進める法案だ」と述べた。
2013年11月9日(土)、岡山市北区の岡山弁護士会館で、岡山弁護士会憲法講演会「知られざる秘密保護法案の秘密 ~この国の平和・民主主義が危ない~」が開かれ、井上正信弁護士が講演を行った。井上氏は日弁連秘密保全法制対策本部・副本部長を務める。
小出裕章氏講演会『この国は原発事故からなにを学んだのか』 2013.11.4
11月4日(月)、岡山市にある福武ジョリービルで、核戦争を防止する岡山県医師の会主催による、京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏講演会「この国は原発事故からなにを学んだのか」が行われた。
「内容がよく知られていず、あらゆることを秘密にできるのが特定秘密保護法案だ」 〜「特定秘密保護法案を問う」清水善朗弁護士講演会 2013.10.28
特集 秘密保護法
「官僚が特定秘密の有無を決定し、国会議員ですら知ることができず、あらゆるものを秘密に指定でき、情報を知らなくても、訊くだけでも過失で罰することができる。人権も何もない。憲法違反もはなはなだしい内容だ」と、清水善朗氏は特定秘密保護法案の問題点を指摘した。
2013年10月28日、岡山市にある岡山国際交流センターで、清水善朗弁護士を講師に迎えて「緊急市民自治講座『特定秘密保護法案を問う』」が行われた。清水氏は、10月25日に閣議決定した特定秘密保護法案の危険性や問題点などをレクチャーし、「断固、廃案を」と訴えた。