保安院会見 11:20 2011.4.1
2011/04/01(金)11時20分ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
作業員の放射線管理について、保安院から東電へ注意した結果、個人用線量計420個を確保し、全員が着用するようになった。
また、東京電力の核種分析プログラムに誤りが発見された。保安院は厳重注意をするとともに、過去の評価を含めて再評価するよう指示した。
2011/04/01(金)11時20分ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
作業員の放射線管理について、保安院から東電へ注意した結果、個人用線量計420個を確保し、全員が着用するようになった。
また、東京電力の核種分析プログラムに誤りが発見された。保安院は厳重注意をするとともに、過去の評価を含めて再評価するよう指示した。
2011年4月1日、京大原子炉実験所の小出裕章助教に、原発事故の危険性についてインタビューした。
冒頭、原子力発電所では、毎年広島が生み出した核生成物の5万発分を生み出しているとその危険性を指摘。100万キロワットという電気を作るために、生み出した熱の2/3は海へ捨てているという非効率性について。原子炉の構造から、福島事故の経緯、放出された放射性物質の危険性について語った。
また、チェルノブイリでは700km先でもホットスポットがあったことに触れ、政府は「スピーディ」の公開はパニックを恐れて非公開としていると指摘、情報統制がされる現在の状況について語った。
2011年03月31日(木)、東京電力本社で、記者会見(23:00~、2:00′)が行われた。
溜水の核種分析結果が公表され、トレンチや建屋地下で、通常時法令基準の数万倍の濃度が検出されたことが判明した。
2011年03月31日(木)、東京電力本社で、記者会見(21:15~、0:46′)が行われた。
本日の12:21ごろに、福島第一の正門に街宣車(一人)が来たため、福島県警に通報した。その後、12:08に福島第二に街宣車が侵入、13時に福島県警に通報した。その後、街宣車は発電所から退去したと発表した。
2011/03/31(木)17時40分ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた
IAEAが飯舘村の土壌サンプリング調査した結果、20MBq/平方メートルを計測し、IAEAの避難基準値の2倍だと指摘した。保安院も調査しているが、IAEAはひとつのサンプリングだけなので、更なる調査が必要という考えである。
この値は、24時間屋外に居た場合50mSv/年程度の被曝になるが、一般の人は屋外8時間、屋内16時間と仮定すると半分くらいの線量になる。保安院の基準では避難の必要はない値であると発表した。
2011年03月31日(木)、東京電力本社で、東京電力本武藤副社長による記者会見(17:00~)が行われた。
東電の福島事務所内に、社長直属の組織として福島原子力被災者支援本部を本日付けで設置し、その直下に福島地域支援室を設設置した。政府の対策本部と連携をとりつつ被災者支援に取り組んでいく方針を発表した。
2011年03月31日(木)、東京電力本社で、記者会見(11:40~、1:32′)が行われた。
前半部で明日の計画停電は実施しない見込みを発表、明日藤本より、週末の計画停電について早めの時間で行う予定。武藤副社長もまとめて明日行う予定と述べた。
2011/03/31(木)11時00分ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた
福島第一原発4号機の南側にある集中環境プロセス主建屋の地下二階に大量の溜り水があることが分かった。推定24000立法メートルあり、表面線量は0.5μSv/hだった。近傍の雰囲気線量と同じであるため、津波で流入した海水と推定している。
2011年3月31日、岩上安身は、2006年よりチェルノブイリ被災地で「ナロジチ再生・菜の花プロジェクト」、キエフの被災者互助団体「ゼムリャキ」を取材をした宮腰吉郎(みやごし・よしろう)氏にインタビューをした。
2011年03月30日(水)、東京電力本社で、記者会見(22:55~、1:10′)が行われた。
広く土木工事で使用されている粉塵飛散防止剤を、明日から散布する予定と発表した。濃度15%に希釈させ約6万リットルを予定。一日で終る作業ではない。試験散布は概ね2週間程度を予定。2000リットルの散水車1台で行う。消防士が放水するようなイメージ化と思うと説明した
2011/03/30(水)18時30分ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた
福島第一原発1号機タービン建屋地下の溜り水を復水器へ移送する計画だったが、移送先の復水器が他の水で既に満杯になっており、作業は中断している。
2011年03月30日(水)、東京電力本社で、記者会見(15:00~,2:11’)が行われた。
勝俣恒久取締役会長の記者会見。事故以来、東電の経営トップが初めて記者会見の席に登場した。清水社長が急遽入院したため、代わりに会長が会見。1~4号機は廃炉だが、5,6と福島第2は今後の検討と述べた。
2011年03月30日(水)、東京電力本社で、記者会見(12:00~、0:48′)が行われた。
清水社長が昨晩急遽入院したことを発表。入院先は都内か否かも確認しておらず、公表は差し控えると発表。体調体力が回復次第、清水社長は現場での指揮命令へ復帰するが、病状についてはわからない。本日15:00から勝俣会長、藤本/武藤副社長が清水社長の代わりに現状報告会見を行う予定。
2011/03/30(水)10時50分ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた
1号機への注水量を増加させた結果、圧力容器温度は引き続き下降傾向だが、2号機圧力容器温度が上昇傾向にあると発表した。
2011年3月30日、東京都千代田区の東京電力本店で、「東京電力勝俣恒久会長 記者会見」が行われた。
東京電力の最高責任者の1人である会長が、福島第一原発事故の説明責任の場にようやく姿を現した。3月13日に、清水正孝社長が報道陣の前に出てきて以降、17日もかかったことになる。一連の事故の説明については、清水社長が年度末まで行う予定であったが、29日夜に体調不良で入院したため、清水社長に代わり、勝俣会長が会見の場に登場することになった。
2011年03月30日(水)、東京電力本社で、記者会見(00:20~、1:12′)が行われた。
プルトニウムの検出時間がWeb掲載と会見発表とで大きく食い違っており、矛盾点について質問が続いた。回答者が事実関係を把握しきっておらず、「確認します」「ご意見として預かります」「持ち帰って次回答します」という回答が続いた。
2011年03月29日(火)、東京電力本社で、武藤副社長(当時)による記者会見(17:40~、0:54′)が行われた。
武藤副社長は原子炉冷却のための海水注入の判断、指示の責任について明確な回答を避けた。事故対応に関する、人事配置、組織構成図が公表された。