ウクライナ危機は「平和的解決」が必要 社会正義の実現と「富の再配分」をめざすドイツ左翼党オリバー・シュレーダー氏が訴える 岩上安身のドイツ取材で〜岩上安身によるインタビュー 第481回 ゲスト ドイツ左翼党 オリバー・シュレーダー氏 2014.9.15

記事公開日:2014.11.13取材地: | | テキスト動画独自

 9月5日の停戦合意後も火種がくすぶりつづけるウクライナ危機。東部ドネツクでは11月9日、激しい砲撃の応酬があった。11日には欧州安保協力機構(OSCE)が、「さらなるエスカレーションのリスクがある」と警告を発した。OSCEの監視団は8日と9日、所属不明の軍用車両が親露派の支配領域から前線へ移動するのを確認していた。

 今月はじめに北京で開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)において、米国のオバマ大統領とロシアのプーチン大統領が複数回接触。両国間で応酬が続く経済制裁の原因となっているウクライナ情勢について、協議を重ねている。


ウクライナ危機は「米国によるユーラシア不安定化のステップ」 イングドール氏が警告、東に舵を切れ! 「ワシントンの奴隷国である限り破壊と低迷があるだけ」〜岩上安身によるインタビュー 第480回 ゲスト F・ウィリアム・イングドール氏 2014.9.12

記事公開日:2014.11.11取材地: | テキスト動画独自

特集 IWJが追う ウクライナ危機
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 現在も続いている「ウクライナ危機」と呼ばれる出来事が表面化したのは、昨年2013年11月、当時のヤヌコヴィッチ大統領がEUとの連合協定締結を見送り、それに反発した「市民」が大規模なデモを行ったときだった。その後、ヤヌコヴィッチ大統領の解任と暫定政権の成立があり、新大統領が選出される一方で、内戦状態は続いていた。大勢の人々が死傷し、一部の地域では食糧や電気の供給が限定的になり、多くの人々が国内外へと避難している。


「ノーベル平和賞はマジックではない」ノーベル研究所所長 ゲア・ルンデスタッド氏インタビュー/ノルウェー現地取材レポート(鈴木樹里記者) 2014.10.10

記事公開日:2014.10.22取材地: | | テキスト動画

 雨の降りしきる中、ノルウェーの首都オスロにある、ノルウェー・ノーベル研究所で2014年10月10日、ノーベル平和賞の発表記者会見が行われた。

 今年のノーベル平和賞は、女性の教育を受ける権利の為に運動を行っている、パキスタンの出身で17歳の少女、マララ・ユスフザイ(Malala Yousafzay)さんと、子どもの権利を訴える活動をしているインド出身のカイラシュ・サティヤルティ(Kailash Satyarthi)氏の2人に授与された。

 ノーベル選考委員会は、今回の2人の受賞について、次のようにコメントしている。

 「子どもの教育を受ける権利と子どもたちと若い人々に対する抑圧と闘う2人に受賞が決まった。子どもたちは学校へ行かなければならない。世界の貧しい国々では、25歳以下の人口は60%である。子どもや若い人々の権利が尊重されることは、国際的平和の発展の為の前提条件である。紛争地帯では特に、子どもへの暴力が世代を超えて、暴力行為が続いていくのである。


第27回月例11日原発反対集会 2014.10.11

記事公開日:2014.10.12取材地: | | 動画

 米サンフランシスコで、月例のNo Nukes Action主催原発反対集会が現地時間10月11日15時過ぎ(日本時間12日7時過ぎ)より行われ、サンフランシスコ日本領事館前での抗議集会ののち近くの公園まで原子力の廃絶を訴えてデモ行進した。


「今さら従軍慰安婦を否定するなら、日本は戦後築いてきた信用をまったく失うことになる」 ~ 岩上安身によるインタビュー 第465回 ゲスト 梶村太一郎氏 2014.9.14

記事公開日:2014.10.10取材地: | | テキスト動画独自

 「ヨーロッパは、ウクライナ政府のNATO加入を認めないだろう。なぜなら、ドイツの再軍備を許すかわりに、縛りとして単独では動けないようにした集団的自衛権に関わってくるからだ」──。

 2014年9月14日、ドイツのベルリンにて、岩上安身が梶村太一郎氏にインタビューを行なった。梶村氏は、1974年からベルリンで暮らすフリージャーナリストで、ドイツ外国人記者協会会員。『週刊金曜日』『世界』など、日本のオピニオン誌にも多数寄稿している。岩上安身は、ウクライナ問題とドイツの立場、梶村氏の専門でもある従軍慰安婦問題、イスラム国とドイツとの関連性などについて聞いた。


「ロシア=プーチン、プーチン=悪魔」?単純化された「西側」の構図に異論~岩上安身によるインタビュー 第459回 ゲスト ライプチヒ大学リヒター・シュテフィ教授 2014.9.16

記事公開日:2014.9.30取材地: | | テキスト動画独自

特集 IWJが追う ウクライナ危機
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 「ロシア=プーチン、プーチン=悪魔」

 日本や米国、ヨーロッパ、いわゆる「西側」の報道だけを見ていれば、自然とこうした見方になってしまっている人も多いのではないだろうか。しかし、実際はどうか。ドイツ取材中のIWJ代表・岩上安身が9月16日、ライプチヒ大学を訪れ、「東側」の事情に詳しい、リヒター・シュテフィ東アジア研究所日本学科主任教授にインタビューした。


カタストロフィ、デジタル公共空間、デモクラシーの未来(Catastrophes, Digital Public Spheres and the Future of Democracy) ー岩上安身講演部分 2014.9.13

記事公開日:2014.9.30取材地: | 動画

 9月13日(土)、ドイツのニュルンベルク エアランゲン大学にてシンポジウム「カタストロフィ、デジタル公共空間、デモクラシーの未来(Catastrophes, Digital Public Spheres and the Future of Democracy)」が開催され、岩上安身による講演が行われた。


沖縄・辺野古米軍基地移設問題についての対話集会(サンフランシスコ) 2014.9.26

記事公開日:2014.9.27取材地: | | 動画

 米カリフォルニア州サンフランシスコで日本時間9月26日11時(現地時間25日19時)より「沖縄・辺野古米軍基地移設問題についての対話集会」(P.E.A.C.E. for Okinawa: A Dialogue on the Situation in Henoko) が開かれた。


メルケル首相「ホロコーストを忘れてはいけない」 ドイツ政府をあげて「二度と反ユダヤ主義を許さない」ベルリン大規模集会で 2014.9.14

記事公開日:2014.9.23取材地: | | テキスト動画

 「差別と多民族の排除を許してはいけない。ドイツはホロコーストの歴史で文明の崩壊を体験している。絶対に忘れてはいけない」。

 ドイツの首都ベルリンのブランデンブルク門前で9月14日、ユダヤ人差別に反対する大規模集会が開かれ、集会に出席したメルケル首相はホロコーストの歴史を忘れてはならない、と力強く訴えた。集会にはメルケル首相の他、多くの閣僚、ガウク大統領も参列。参加者は5000人規模となった。


「親愛なる襲撃者へ」~自分を襲った男に「一緒に働こう」と呼びかけた山内斉氏~岩上安身によるインタビュー 第456回 ゲスト 山内斉氏 2014.9.15

記事公開日:2014.9.23取材地: | | テキスト動画独自

 約1年前、ベルリン在住の日本人男性が、深夜のバス停で白人男性から「中国人、韓国人は嫌いだ」と絡まれ、暴行を受けた。それから2ヵ月後、ベルリンの地下鉄駅に変わった広告が登場した。「親愛なる襲撃者へ。あなたに仕事を提供したい」。広告を出したのは、暴行事件の被害者だった──。

 2014年9月15日、ドイツのベルリン市内で、山内斉(ひとし)氏に岩上安身がインタビューを行った。山内氏は、自分を襲った男に向けて、「一緒に働こう」と呼びかける広告を出した人物だ。


第26回月例11日原発反対集会 2014.9.12

記事公開日:2014.9.12取材地: | | 動画

 東日本大震災から3年半となる9月11日(金)15時過ぎ(米太平洋夏時間)より、米カリフォルニア州サンフランシスコの日本総領事館前で第26回目の原発反対集会が行われた。

 集会は、No Nukes Action Committeeが主催して毎月11日に行われている。


第25回月例11日原発反対集会 2014.8.12

記事公開日:2014.8.12取材地: | | 動画

 現地時間2014年8月11日(月)15時過ぎ(日本時間12日7時過ぎ)から、米カリフォルニア州サンフランシスコの日本総領事館前で毎月11日に行われているNo Nukes Action主催による原発反対集会が行われた。


広島原爆投下の日、ローレンス・リバモア国立研究所前での平和祈念集会 2014.8.7

記事公開日:2014.8.6取材地: | | 動画

 広島へ原子爆弾が投下された8月6日、アメリカ・カリフォルニア州のローレンス・リバモア国立研究所前で平和祈念集会が開かれた。


第24回月例11日原発反対集会 2014.7.12

記事公開日:2014.7.12取材地: | | 動画

 現地時間2014年7月11日(金)15時過ぎ(日本時間12日7時過ぎ)より、米カリフォルニア州サンフランシスコの日本総領事館前で毎月11日に行われているNo Nukes Action主催による原発反対集会が行われた。


第23回月例11日原発反対集会 2014.6.12

記事公開日:2014.6.11取材地: | | 動画

 日本時間2014年6月12日(木)7時15分(現地時間11日15時15分)より、米カリフォルニア州サンフランシスコの日本総領事館前で、ノー・ニュークス・アクションによる月例の原発反対集会が行われた。


稲嶺名護市長、米国で沖縄の「理不尽」訴える ~「私たちを助けるために力を貸してほしい」(ニューヨーク) 2014.5.17

記事公開日:2014.5.17取材地: | | テキスト動画

 「日米両政府は、沖縄の人たちに大きな罪を犯そうとしている。このことを、米国社会に暮らす皆さんに知ってほしいと願っている。沖縄と同じことが、米国で、ニューヨークで行われたら、皆さんは『許されることではない』と思うだろう。どうか、沖縄の現実を、名護の現実を、しっかりと受け止めてほしい」──。

 米国・ニューヨーク市のニューヨーク・コミュニティー教会で、2014年5月17日13時(現地時間)から、訪米中の沖縄県名護市長、稲嶺進氏を迎えて、ディスカッション・イベント「沖縄米軍基地と日米関係」が行われた。


第22回月例11日原発反対集会 2014.5.12

記事公開日:2014.5.12取材地: | | 動画

 日本時間2014年5月12日(月)7時15分(現地時間11日15時15分)より、米カリフォルニア州サンフランシスコの日本総領事館前で、ノー・ニュークス・アクションによる月例の原発反対集会が行われた。


【ドキュメント台湾国会占拠(13)】学生らがついに立法院を退去「今日は終わりでなく始まり」 ~岩上安身による密着レポート 2014.4.19

記事公開日:2014.4.19取材地: | テキスト動画

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 「この運動に終わりはありません。私たちは理想を抱えここに来て、責任を引き受けてここを去ります。そして台湾こそが、これからの私たちにとって重大な責任であるのです」――。

 中国とのサービス貿易協定に反対し、立法院を占拠した学生たちが、占拠から24日が経った4月10日、ついに立法院から退去した。


「協定にサインすれば台湾は永遠に属国になる」中国とアメリカ、2つの「帝国」の狭間で生きる台湾 ~岩上安身によるインタビュー 第418回 ゲスト 呉叡人政治学博士 2014.4.11

記事公開日:2014.4.18取材地: | テキスト動画独自

 「協定にサインをすれば、台湾は永遠に属国になる」―。2014年4月11日(金)11時(現地時間)、台湾・台北市内において行われたインタビュー取材で、台湾中央研究院で台湾史研究所副研究員を務める呉叡人政治学博士は、岩上安身にこのように語り、協定への危機感をあらわにした。

 台湾では、3月18日以降、台湾と中国との間の「サービス貿易協定(※1)」の審議をめぐり、協定に反対する学生らが立法院(日本の国会議事堂に相当)の議場を占拠する異例の事態が続いた。呉博士は、協定に反対する理由として、「自由貿易に対する疑念と、中国に対する疑念がある。とりわけ、新自由主義的なグローバリゼーションの流れの中で、台湾の未来が見えなくなることを懸念している」とした上で、3週間・584時間にわたって学生らが立法院を占拠したことについて、「協定阻止のためには、やむを得ない。緊急避難だ」との見解を示した。


「漢民族の方が核廃棄物より怖い。彼らは環境に敬意を払わない」 ~岩上安身によるインタビュー 第417回 ゲスト 台湾先住民族の作家シャマン・ラポガン氏 2014.4.11

記事公開日:2014.4.18取材地: | テキスト動画独自

 「タウ族は4200人くらい。台湾の東南にある45平方キロメートルの島で、われわれは1年を3シーズンに分けて暮らす。12~1月トビウオが現れるのを待つ季節。2~6月は、トビウオ漁の季節。7~11月は、トビウオを獲る季節が終わった(テテカ)と呼ぶ」──。

 2014年4月11日、台北市内にて、台湾の先住民族のひとつ、タウ族の作家、シャマン・ラポガン氏に、岩上安身がインタビューを行なった。通訳は、淡江大学東方語文學系助理教授の李文茹氏が務めた。シャマン氏は漁民作家として活躍中で、日本語訳では『故郷に生きる』『海人、猟人』が出版されている。