┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~IWJサイトのデータのサーバーを運営する会社が9月でサーバー事業廃止! サーバー移転費は約1000万円!! 財政危機のIWJに新たな重大危機! IWJは、創立時からのコンテンツが失われる消滅の危機に瀕しています! 4月は、1日から30日までに184万8000円のご寄付をいただきました。この金額は、月間目標額350万円の52.8%でした! 存続できるかどうかは、皆様からの会費と、ご寄付・カンパにかかっています! どうぞ皆様、IWJをお救いください!!
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┠■「IWJに活動を継続してほしい」「存続を願っています」「どうかなくならないで!」~ご寄付をくださった方からの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!
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┠■重要!! 京都大学法学部准教授パスカル・ロッタ氏によるアーロン・グッド博士インタビュー(その3)組織犯罪と米国連邦の治安維持機関の共生関係、イスラエル系シンジケートの驚くべき役割!(後半)
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┠■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】
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┠■【第1弾! 自民党の小林鷹之政調会長が、インドで外務次官と会談、「日本がインドから石油製品の調達を進めることで一致」!】ロシアへの経済制裁を続けながら、ロシアから多くの石油を輸入しているインドから石油製品を調達するのは、無駄なコストではないのか!?(『スプートニク日本』、2026年5月5日)
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┠■【第2弾! 赤澤経産大臣が、「UAEからの原油供給拡大を得た」と発表! しかしUAEは、ホルムズ海峡を迂回するパイプラインの終着点フジャイラをイランが攻撃し、石油施設が炎上と発表! イラン側は攻撃を否定!】高市政権があてにする「ホルムズ海峡を通過しない代替ルート」の脆弱性があらわに!!(『共同通信』、2026年5月6日)
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┠■IWJへの連絡は「お問い合わせフォーム」からお願いいたします。現在、メールサーバー障害のため、IWJすべてのメールの送受信ができずに停止しています。
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■はじめに~IWJサイトのデータのサーバーを運営する会社が9月でサーバー事業廃止! サーバー移転費は約1000万円!! 財政危機のIWJに新たな重大危機! IWJは、創立時からのコンテンツが失われる消滅の危機に瀕しています! 4月は、1日から30日までに184万8000円のご寄付をいただきました。この金額は、月間目標額350万円の52.8%でした! 存続できるかどうかは、皆様からの会費と、ご寄付・カンパにかかっています! どうぞ皆様、IWJをお救いください!!
IWJ代表の岩上安身です。
連日お伝えしているように、IWJの財政状況は存立危機の状態にありますが、悪い時に悪いことが重なるもので、IWJのサイトのデータそのものが、9月中に消えてなくなるかもしれないという、大問題が発生しています!
現在IWJのサイトのサーバー運営を委託している会社(W社とします)が、「今後サーバーサービス事業を廃止する」と通知してきたのです。期限は9月末です。
W社を岩上安身に紹介してくれたのは、故・坂本龍一さんでした。2011年の東日本大震災による福島第一原発のメルトダウン後、原発の再稼働反対デモを実況中継したのが契機となり、坂本龍一さんと知り合い、その後、W社を紹介してくれたのです。
そうした経緯もあって、W社からは比較的安価に、サーバーへのデータ保存、保守・管理サービスなどを提供してもらっていたのですが、事業を撤退するという知らせを受けて、大至急、データの引越し先を探さなくてはならなくなりました。
9月末までにデータの引っ越しを完了しないと、IWJのサイトのデータが消えてなくなってしまいます。もしIWJの活動を続けるのであれば、今年9月末までに、新たにIWJのサイトのサーバーを委託できる、信頼できる会社を探し、データの引っ越しをしなければなりません。
連休前、W社から「事業撤退」の連絡を受けて、大急ぎで有望そうな複数の会社を選定し、見積もりを出してもらっているところですが、そのうちの1社からは、サーバー移行に「約700万円・プラス・マイナス20~30%」との金額を提示されています。その引っ越し前の調査費用として、別途、50万円ほどかかります。
また、現在のIWJのサイトは、IWJのスタート時から、必要に応じて建物を増築するように積み重ねていったため、部分ごとにプログラミング言語が異なり、特に物販のページなどでの「使い勝手が悪い」と、利用者の方からのご指摘を、たびたび受けています。
この「増築を重ねた建物」のようなIWJサイトの構造は、毎月のサーバー管理費の増大の原因ともなっています。このため、引っ越しのタイミングにあわせて、もっと使いやすく効率的な最新バージョンへと、サイトを改修することを勧められています。このIWJサイトの作り直しにも、追加費用が必要となります。
つまり、今年の9月末までに、約1000万円ほどの金額が急に必要となってしまったのです。これはさすがに心が折れそうになる「事件」です。
IWJの第16期は、5月で10ヶ月目に入りました。
4月は、1日から30日までの30日間で、184万8000円のご寄付をいただきました。この金額は、月間目標額である350万円の52.8%に相当します。ご寄付くださった方々には、厚く感謝申し上げます。ありがとうございました!
5月こそは、月間の目標額が達成できるよう、どうぞ皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
昨年8月から始まったIWJの第16期は、1月末で上半期が過ぎましたが、6ヶ月連続して、ご寄付・カンパによるご支援は、月間目標額を大きく下回りました! 上半期(8月~1月)だけでも赤字幅は、約1千万円を超えていました。
3月末時点での収支を、改めて計算しましたところ、あくまで暫定ですが、約1100万円強の赤字となっています。
この赤字は、岩上安身個人の私財を投じてカバーしてきましたが、このまま日毎に増えてゆく赤字を埋め続けてゆく貯えはありません。その上、上記のように、サーバーのデータの移転で、約1000万円程度のコストがかかることとなってしまったわけです。
赤字がこれ以上、拡大しないうちに、この機会に会社を整理するべきなのか、それともまだ継続すべく粘るべきなのか、真剣に悩まざるを得ません。
コロナの際に経営が危機に至った時に、私、岩上安身が会社に貸しつけたお金のうち、返済されていない残高がまだ約1100万円残っています。それと、コロナの時の特例で自治体が利子を補助してくれて、無利子で金融機関から借りたお金も、あと返済が約1800万円残っています。
金融機関からの借り入れは、会社がつぶれようが、待ったなしで返し続けなければいけません! 保証人は岩上安身個人となっています。
つまり2900万円もの借入金が、まだ残っており、それが最終的には私、岩上安身個人の肩にのしかかってくる、ということです。その上でさらに今期は、現時点でも1100万円を超える赤字が出ている、ということになります。
合計すると4000万円強の負債となります。プラスして、新たなサーバーへのデータの引っ越し代を含めると、約5000万円が必要となります。個人としては、とてもではありませんが、背負いきれません!
それでも、この狂気に支配された危機の時代に、IWJとして皆様にお伝えしたい正しい情報は山ほどあります!
イランが米国とイスラエルに侵略され、日本だけでなく、全世界が、かつてないエネルギー危機に見舞われつつあるというのに、高市政権を筆頭に、イランだけを非難し、国際法違反の米イスラエルの侵略を正当化し、歓迎さえしているかのような、愚かな政府見解や報道や情報があふれかえっています。
そうした報道・論評は、共通して、イスラエルと米国にまたがって存在するシオニスト達の存在と、その支配的な影響力、彼らの戦争犯罪の責任について、見て見ぬふりをして、頬かむりしています。
高市政権は、無自覚なシオニズム・アシスト政権であり、自国の国益、国民の生活を第一に考える政権ではありません! そのことを見抜けず、対米隷従的で、結果、間接的にシオニズムを是とするような政府発表・報道・言論が多すぎます。
政治家も官僚もマスメディアも、いまだに、米国こそが、世界最大の権力者であり、世界の「主役」である、という誤った認識から抜け出られないでいる点も、「対米従属」外交を続けていく、大きな原因となっていると思われます。
米国の外交政策を牛耳っているのは、イスラエルと、米国内のイスラエル・ロビーです(在米ユダヤ人だけではない。福音派ら、キリスト教シオニストを含む)。その傾向は年々強まり続け、トランプ政権では、過去に前例のないレベルにまで達しています。
「陰の主役」であるイスラエルと、イスラエル・ロビーは、この秋の中間選挙やその後の大統領選挙で、共和党が敗北し、民主党が勝利しようとも、マイナスの影響を受けません。
共和党と民主党のどちらにも多額の献金という「保険」をかけており、選挙結果に関係なく、米国の政権には「イスラエル・ファースト」の外交政策をとらせ、中東ではイランと平和的に共存する道を米国にとらせません。石油危機が起ころうが、世界恐慌となろうが、そんなことは恐れないのです。
彼らはパレスチナ人とも、イランとも、最終的にはアラブとも、トルコとも、平和共存を望まず、中東において、「ナイル川からユーフラテス川まで」の「大イスラエル」建設を目指して、この地域における圧倒的に優越的な支配だけを望んでいます。
かつては隠していたその野望を、近年はもはや隠さなくなりました。公職にあるネタニヤフ首相ですら、こうした野心を公的な場で認めています。
その侵略的な植民地主義の欲望には、際限がなく、米国を内部から操作・支配して、国際法や国際秩序を破壊しています。
イランとの2週間停戦協定が結ばれかけても、レバノン南部への侵略を1日たりとも止めず、ガザでもヨルダン川西岸でも、パレスチナの民間人を殺し続けているのは、『旧約聖書』にもとづく彼らの「大イスラエル」構想の狂信的侵略イデオロギーが、少しも揺らいでいないことを示しています。
もっと言えば、ユダヤ人と、ユダヤ人以外の人類を区別し、後者は前者より劣り、奉仕するべき存在だ、というのが、宗教極右のシオニストの考え方です。
過去の『日刊IWJガイド』で取り上げたジェフリー・サックス氏や、ヤコブ・ラブキン氏のように、シオニズムを批判するユダヤ人の知識人もいます。しかし、ガザやヨルダン川西岸やレバノンへの侵略をジェノサイドをやめないシオニスト達は、選民思想を極限にまで押し進めた差別思想に他なりません。
こうしたシオニズムの危険性について指摘する事は、「反ユダヤ主義」であると、レッテルを貼られ、長い間、報道や言論界ではタブーとして封じられてきました。
そのために超大国である米国を内部から実質的に動かしているのが、シオニスト達である、という現実が、特に日本では認識されなくなっています。
シオニスト批判の極端な欠落も問題ですが、1973年の石油危機から53年間も経過して、この危機の大きさが、日本国民の大半に共有されなくなっているのも大きな問題です。
未来の見通しを見誤るような、「正常化バイアス」のかかった「楽観的」な分析・情報・報道・論評が、日本では多すぎます!
そうした歪みをただす、カウンターの情報を、IWJは伝え続けていかなければならないと思っています!
エネルギー自給ができないのは、日本の宿命です! 日本は、何よりも石油危機に対しては、無為無策のまま、手をこまねいていてはいけません!
憲法改悪だけは熱心な高市政権と日本政府に、代替の石油確保の道を早急にとらせないと、迫り来る石油危機の津波に、我々日本国民丸ごとのみ込まれて、つぶされてしまいます! そのためには、世論を変える必要があります!
私もスタッフも、真実を伝えるために全力を尽くしていますが、今は、IWJの活動が続けられるか、停止せざるをえないのかの瀬戸際です!!
どうぞ皆様、IWJの存続のために、緊急のご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!
岩上安身 拝
※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。ぜひとも、皆様、会員となって、お支えください!!
(会員登録済みの方)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php
(新規会員登録の方)
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
YouTubeの登録と、高評価ボタンのプッシュもよろしくお願いいたします! 登録者が10万人を突破しました! ありがとうございます! この勢いで、20万人突破を目指します! 好評価ボタン、拡散、温かいコメントも、よろしくお願いします!
※Movie IWJ
https://www.youtube.com/@IWJMovie
なお、動画の告知など、大事なお知らせのためにも、以下のSNSのアカウントを登録しておいてください!
※岩上安身のXのアカウント
https://x.com/iwakamiyasumi
※岩上安身のフェイスブック
https://www.facebook.com/iwakamiyasumi/
※岩上安身のインスタグラム
https://www.instagram.com/iwakami.yasumi/channel/
※IWJのXのアカウント
https://x.com/iwakami_staff
※IWJのフェイスブック
http://facebook.com/iwj.jp/
※IWJのインスタグラム
https://www.instagram.com/iwj_jp/
■「IWJに活動を継続してほしい」「存続を願っています」「どうかなくならないで!」~ご寄付をくださった方からの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!
IWJにご寄付をいただいた皆様から、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます! ここに感謝を込めてご紹介させていただき、岩上安身がご回答させていただきます!
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IWJに活動を継続してほしい
(K.M. 様)
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K.M. 様
ありがとうございます!
経済的な現実があまりに重く、心が折れそうになりますが、皆様のお力添えがあれば、活動を継続できるかもしれないと、わずかな望みを捨てきれずにいます。
ご支援を、どうぞ、よろしくお願いします!
岩上安身拝
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ゆうちょ銀行へ送金しました。存続を願っています。
(K.S. 様)
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K.S. 様
ありがとうございます!
存続できるかどうか、本当に瀬戸際です。
お力添えに心から感謝いたします!
何とか存続の道を探りたいと思います!
岩上安身 拝
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ウクライナに関する世の中の報道によって、9条は無力だと誤って思い込まされてしまった人が大勢いるのでは? IWJのような報道機関が増えてほしいです。どうかなくならないで!
(Y.H. 様)
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Y.H. 様
ありがとうございます!
ウクライナ戦争の報道は、本当に意図的に歪められています。この戦争は、本質的にプロパガンダ戦争です。
IWJは、ある意味で、孤立を余儀なくされましたが、真実に忠実であるための代償だったと思っています。
それだけに、ここで力尽きてしまうのは悔いが残ります。
もう少し頑張らせてください!
皆様からのご支援を頼りにしています!
よろしくお願いします!
岩上安身 拝
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IWJがなくなるのは困ります。岩上さんもお体を大切にがんばって下さい。
(T.M. 様)
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T.M. 様
ありがとうございます!
私は若くはなくなってきたので、IWJを立ち上げた頃の、体力・気力で連日押しきるパワープレイができなくなっています。
無理を重ねると、体調を崩すのが、常態となってきました。
しかし、生きている限りは、正しい情報を伝え続けたい、という思いもまた、強くなっています。損得を考える迷いがなくなっていきます。
正しい情報を伝えることと、「生きる」ことはほとんど同義となっています。
できる限りの力を尽くさせてください。皆様のご支援をお待ちしています。
岩上安身 拝
■重要!! 京都大学法学部准教授パスカル・ロッタ氏によるアーロン・グッド博士インタビュー(その3)組織犯罪と米国連邦の治安維持機関の共生関係、イスラエル系シンジケートの驚くべき役割!(後半)
京都大学法学部准教授パスカル・ロッタ氏によるアーロン・グッド博士へのインタビュー「エプスタイン階級の戦争」が、3月28日に公開されました。番組とグッド博士の紹介は、号外でお送りした(その1)を御覧ください。
※The Wars of the Epstein Class Dr. Aaron Good(Neutrality Studies, 2026年3月28日)
https://youtu.be/WjgvH8xCbv4
※エプスタイン階級の戦争|アーロン・グッド博士(ニュートラリティ・スタディーズ、日本語版, 2026年3月28日)
https://youtu.be/3aw01qHD3Mk
YouTubeの動画に付された解説によると、インタビューは8つの部分に分かれています。
1)三分構造国家とディープ・ステート
2)麻薬犯罪と国家権力
3)資本主義、帝国、その初期的起源
4)イスラエルのネットワークとアメリカ権力
5)インドネシアのクーデターと資源奪取
6)エリート支配と犯罪化された帝国
7)恐喝ロビーと秘密支配
8)締めくくりとアーロンの活動情報
(その3)では、「2)麻薬犯罪と国家権力」の後半の仮訳を、注をつけてご紹介します。注番号は、前半を収録した(その2)からの続きで7番から始まります。
※【IWJ号外】重要!! パスカル・ロッタ京大准教授によるアーロン・グッド博士インタビュー!!(その1)「三層構造になっている米国の『セキュリティ・ステート』──民主的な憲法政治を超えた深い層が存在」! 2026.4.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/531411
※重要!! 京都大学法学部准教授パスカル・ロッタ氏によるアーロン・グッド博士インタビュー(その2)組織犯罪と米国連邦の治安維持機関の共生関係、イスラエル系シンジケートの驚くべき役割!(前半)(日刊IWJガイド、2026年5月6日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20260506#idx-3
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55566#idx-3
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エプスタイン階級の戦争 アーロン・グッド博士(その3)
2026年3月28日
(その2)から続く
アーロン・グッド博士(以下、グッド博士と略す)「また、同じ時期、1945年か46年頃、マイヤー・ランスキーは、メキシコシティでハロルド・メルツァー(※7)という男と、麻薬のルートを開設したとされています。このメキシコシティのヘロイン・ルートから流入する麻薬資金を洗浄するために、ラスベガスという街が誕生した(※8)、という説です。
ラスベガスには、イタリア系ではない他のマフィア達が集まっていました。イタリア系というよりも、ユダヤ系あるいはシオニスト系のマフィアです(※9)。
モー・ダリッツ(※10)やミッキー・コーエン(※11)のような連中がラスベガスを築き上げ、トラック運転手の労働組合『チームスターズ』(※12)の腐敗を利用して融資を集め、数々のカジノを建設しました。
そのようにして、彼らはラスベガスの幻想を作り上げたのです。つまり、ギャンブルやショーガール、パフォーマーに彩られた街です。
しかし、その中核にあったのは、間違いなく、そこで洗浄された、麻薬資金でした。それは莫大な金額です。
ランスキーやシンジケートが国家安全保障機関と結んでいた関係によって、事実上、『保護されていた』のです。
これは本当に巨大なスキャンダルなんですが、あまりにも規模が大きく、あまりにも多くの人々が関わっているため、『大きすぎて潰せない』構造となっていた、というわけです。
そして、この構造は、米国史において重要な役割を果たしてきました。米国がJFK暗殺事件を捜査できなかった理由の1つは、一方でそれがソ連との関連があるように見せかけられ、それが核戦争に発展しかねないという恐れがあったからです。
しかし、ルビー本人、ジャック・ルビー(※13)という人物に関して言えば、当時の組織犯罪の本当の構造が現れている、と言えます。
そうしたイメージ──単なる『イタリア人マフィアの集まり』──は、ある種の神話にすぎません(※14)。
もちろん、イタリア系のマフィアは存在しましたが、それはむしろ『末端レベル』に近いものでした。
より上位のレベルには、『チームスターズ』やランスキーのシンジケートのような存在があり、彼らは資金の流れをすべて掌握し、政府との癒着を担っていました。というのも、彼らこそ、こうした行為を重ねても摘発されず、決して暴露されることがない存在だからです。
つまり、全米犯罪シンジケートは、(表に見える)米国の統治システムと並行して存在する、いわば、もうひとつの統治構造のようなものなのです。
それは あまりにも闇深く不気味な存在であったので、たとえ冷戦中にこれに反対する人がいたとしても、それを暴露することはできませんでした。それを明るみに出せば、冷戦におけるアメリカの立場を損なうことにつながりかねなかったからです」。
パスカル・ロッタ氏(以下、ロッタ氏と略す)「ええと、どうやってそれを調査したんですか? どうやってそれを突き止めたんですか?
おそらく、答えは、『実は、単に公開され、入手可能な情報を見ているだけだ』ということなんでしょうね。データ自体はそこに存在している。ただ、多くの人々は、点と点を結びつけていないか、あるいは実際、政治学の研究に積極的に取り入れていないだけだと」
グッド博士「できれば、自分はすごく賢くて、勤勉で、この調査をすべて自分でやったと言えたら格好いいんですけどね。
でも正直なところ、この分野について、最も優れた研究を書いたのは、政治学の博士号を持ち、バークレー大学英文学科の教授を引退したピーター・デール・スコット氏(※15)です。
そしてこの本、『ディープ・ポリティクスとJFKの死』(※16)は、たしか、初版は1992年に刊行されました。カリフォルニア大学出版局、つまり、主要な大学出版局から出版されました。
この本では、『チームスターズ』と犯罪シンジケートの多くの関係や、米国における組織犯罪の本質をめぐる実際の論争について、かなり詳しく論じられています」。
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■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】
■【第1弾! 自民党の小林鷹之政調会長が、インドで外務次官と会談、「日本がインドから石油製品の調達を進めることで一致」!】ロシアへの経済制裁を続けながら、ロシアから多くの石油を輸入しているインドから石油製品を調達するのは、無駄なコストではないのか!?(『スプートニク日本』、2026年5月5日)
自民党の小林鷹之政調会長が、ゴールデン・ウィーク中に、ナイジェリアとインドを訪問しました。
この歴訪の成果について、日本の大手メディアは、小林政調会長がインドで外務次官や閣僚と会談し、「安全保障分野の協力を進めることで一致した」「経済安全保障分野での連携も話しあった」などと報じています。
しかし、『スプートニク日本』は、5月5日、「双方は中東情勢を踏まえ、日本がインドから石油製品の調達を進めることで一致した」と報じました。
※『スプートニク日本』のX(旧ツイッター)への投稿(2026年5月5日)
https://x.com/sputnik_jp/status/2051498649281339701
★この記事にもありますが、インドはロシアから多くの原油を輸入しています。
つまり、日本が「インドから石油製品を調達する」ということは、ロシア産の石油をインドで精製、あるいは加工し、日本に輸入する、ということです。ロシアから直接、輸入せず、迂回して調達し、わざわざ、無駄なコストをかけているともいえます。
茂木敏充外務大臣は、IWJ記者の「ロシアへの経済制裁を解き、ロシアから石油・天然ガスを輸入すべきではないか?」との質問に対し、「対露制裁を続けていく」「(ロシア以外の)ホルムズ海峡を通過しない代替ルートや新たな調達先を探す」と答えました。
しかし、ロシアから多くの石油を輸入しているインドを経由して、石油製品を輸入しているのですから、間接的にロシアを潤していることになります。ロシアへの経済制裁を続けている意味は、あるのでしょうか?
※「石油危機を回避するため、日本、韓国、台湾が共同で、米国に戦闘終結を働きかけるべきではないか? 米国が要請に応じない場合は、ロシアへの経済制裁を解き、ロシアから石油・天然ガスを輸入する交渉をするという選択肢もあるのではないか?」IWJ記者の質問に、茂木大臣は「私の考えとは異なっている」と回答!~3.6 茂木敏充 外務大臣 定例会見 2026.3.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/530895
※「ホルムズ海峡封鎖に対し、ロシアへの経済制裁を解き、石油・天然ガスを輸入するという選択肢は?」との前回の質問の続きに、茂木大臣は「ウクライナ支援と対露制裁を続けていく考えに変わりはない」と断言! しかし石油危機回避のための具体的な代替輸入ルートは示さず!! ~3.10 茂木敏充 外務大臣 定例会見 2026.3.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/530921
※石油危機が迫る! しかし、中東以外の調達先は!?「石油の代替ルート、それから新たな調達先につきましては、ホルムズ海峡を経由しない中東からの調達。反対側になるわけですけれど、それから過去に調達の実績があり、増産余力のあります中央アジアであったりとか、南米含めまして、あらゆる選択肢を排除せずに、検討を進めていきたいと思っております」コスト的に可能なのか!? ~3.17 茂木敏充 外務大臣 定例会見 2026.3.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/531016
こうした中、5月5日付『時事通信』は、ロシアを訪問した自民党(2025年6月に23年ぶりに復党)の鈴木宗男参議院議員が、「モスクワでルデンコ外務次官(アジア担当)らと会談した」と報じました。
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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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■【第2弾! 赤澤経産大臣が、「UAEからの原油供給拡大を得た」と発表! しかしUAEは、ホルムズ海峡を迂回するパイプラインの終着点フジャイラをイランが攻撃し、石油施設が炎上と発表! イラン側は攻撃を否定!】高市政権があてにする「ホルムズ海峡を通過しない代替ルート」の脆弱性があらわに!!(『共同通信』、2026年5月6日)
G7貿易大臣会合に出席するため、フランスを訪問中の赤澤亮正経済産業大臣は、フランスを訪れる前の5月4日と5日に、サウジアラビアのファイサル外務大臣と、UAE(アラブ首長国連合)のジャーベル産業技術大臣兼アブダビ国営石油CEOと会談し、高市早苗総理からサウジのムハンマド皇太子、UAEのムハンマド大統領あての親書を手渡したことを、X(旧ツイッター)への投稿で明らかにしました。
※赤澤亮正経済産業大臣のXへの投稿(2026年5月6日)
https://x.com/ryosei_akazawa/status/2051797494204633189
5月6日付『共同通信』は、UAEで赤澤大臣が「中東情勢の悪化に伴う原油の供給混乱を踏まえ、日本への安定供給拡大を要請した。UAEの石油会社が日本国内で保管する『産油国共同備蓄』の増量も求め、UAE側から確約を得たと説明した」と報じています。
※UAEに原油供給の拡大要請 赤沢経産相、共同備蓄も増量へ(共同通信、2026年5月6日)
https://news.jp/i/1424547717479285322?c=39550187727945729
★UAEは、4月28日に、5月1日からOPEC(石油輸出機構)を脱退することを、一方的に発表しました。
脱退の背景には、サウジアラビアが主導する生産割当(クォータ)への不満と対立があったことが報じられています。
また、かねてより、OPECを「原油価格を吊り上げ、世界から搾取している」と非難していたトランプ米大統領やイスラエルとの関係を優先した、との見方も伝えられています。
※UAEがOPEC、OPECプラスからの脱退を表明(第一ライフ資産運用経済研究所、2026年4月30日)
https://www.dlri.co.jp/report/macro/598361.html
経済産業省所管の独立行政法人JOGMECは、5月1日付の記事で、「日本にとって、UAEは重要なパートナー国であり、自由市場の中で石油生産が可能になることは望ましい一面もある」との分析を示しています。
※UAEがOPECを脱退、背景と今後のOPECの趨勢(JOGMEC JOURNAL、2026年5月1日)
https://journal.jogmec.go.jp/oilgas/info-reports/info-reports_02132.html
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■IWJへの連絡は「お問い合わせフォーム」からお願いいたします。現在、メールサーバー障害のため、IWJすべてのメールの送受信ができずに停止しています。
5月1日の夜間より、IWJのメールサーバーに障害が発生しており、以下のメールアドレスの送受信ができず、メールを受け取ることも発信することもできません。
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shop@iwj.co.jp
iwakami.office@iwakamiyasumi.net
なお、IWJへの連絡は、IWJサイトのトップページ(https://iwj.co.jp/)の一番下にある「お問い合わせ」をクリックし、
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より、必要事項をご記入のうえ、ご連絡ください。
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