日刊IWJガイド・非会員版「米戦闘機F35-Aへの核爆弾搭載を正式認定! 米国の核兵器専門家は『欧州における(対ロシアでの)戦術核兵器の準備が整った』と明言!」2024.3.12号~No.4172


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~米戦闘機F35-Aへの、核爆弾搭載を正式認定! 欧州でF-35Aの運用を計画しているベルギー、ドイツ、イタリア、オランダには、搭載が認定された核爆弾B61の旧型が保管されている! 米国の核兵器専門家は、認定された新型に置き換え、F35Aを核搭載用に改修すれば「欧州における(対ロシア戦での)戦術核兵器の準備が整う」と明言!! 米国は陰に隠れたまま、欧露を戦術核で相討ちさせるというブループリント通りに米国は第3次世界大戦の危険レベルを一気にあげた! しかし米国は自国は巻き込まれないという腹づもり!? 陰の主役は米国とロシアは熟知しており、米本土や米軍基地への攻撃も十分ありうる!

■IWJへのご寄付・カンパの11月の達成率は41%、12月は68%、1月は48%、2月は60%と、4ヶ月連続で目標額に達していません! この4ヶ月間の不足額は合計734万6300円になります。今月も同様の赤字傾向が続くと今期で、IWJは立ち行かなくなります! 今月3月こそ、有料会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへの強力なご支援をよろしくお願い申し上げます!

■【中継番組表】

■【本日のニュースの連撃! 3連弾!】

■【第1弾! 米国が誇る「世界最強戦車」エイブラムスがわずか2週間で4両破壊される!】ウクライナ戦線に、最先端の武器を送り込みさえすれば、再びウクライナが有利になると思い込んでいる愚かさが際立つ! 米国は、ウクライナに機密が漏洩することを恐れ、最新技術をすべて除去したエイブラムスを供与! ロシアから「大砲を備えた空のブリキ缶」と揶揄される!(『ナショナル・インタレスト』、2024年3月6日ほか)

■【第2弾! 3月4日に史上空前の最高値をつけた東京株式市場ですが、11日の東京株式市場では、日経平均株価が急落! 令和バブルは早々に弾けたのか!? 円安から円高方向にきれてゆき、半導体株の利益確定売りが連続。】(『日本経済新聞』、2024年3月11日)

■【第3弾! 伊藤忠アビエーションと日本エヤークラフトサプライが、イスラエルの軍需企業エルビット・システムズ社と結んでいた協力覚書を2月一杯を目途に終了と発表! なんと、伊藤忠アビエーションは、日本の防衛省の要請でエルビット・システムズ社と協力覚書を結んでいた! IWJは、伊藤忠アビエーション、日本エヤークラフトサプライに直撃電話取材!】(『東京新聞』、2024年2月9日ほか)

■<新記事紹介>「情報戦」の時代をどう生き抜くか? メディア報道危機を検証!【第1部】勃発から2年が経過! ウクライナ紛争をめぐる「半ポスト真実」を見極める!(第3回)~岩上安身によるインタビュー 第1147回 ゲスト 在野研究者・嶋崎史崇氏
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■はじめに~米戦闘機F35-Aへの、核爆弾搭載を正式認定! 欧州でF-35Aの運用を計画しているベルギー、ドイツ、イタリア、オランダには、搭載が認定された核爆弾B61の旧型が保管されている! 米国の核兵器専門家は、認定された新型に置き換え、F35Aを核搭載用に改修すれば「欧州における(対ロシア戦での)戦術核兵器の準備が整う」と明言!! 米国は陰に隠れたまま、欧露を戦術核で相討ちさせるというブループリント通りに米国は第3次世界大戦の危険レベルを一気にあげた! しかし米国は自国は巻き込まれないという腹づもり!? 陰の主役は米国とロシアは熟知しており、米本土や米軍基地への攻撃も十分ありうる!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 米軍事ニュース専門サイト『ブレイキング・ディフェンス』は、3月8日、「第5世代のステルス戦闘機F-35Aに、核爆弾を搭載することが、正式に認定された」と報じました。

※EXCLUSIVE: F-35A officially certified to carry nuclear bomb(BREAKING DEFENSE、2024年3月8日)
https://breakingdefense.com/2024/03/exclusive-f-35a-officially-certified-to-carry-nuclear-bomb/

 『ブレイキング・ディフェンス』によると、F-35統合計画局(JPO)の広報担当者が声明で「F-35Aは、通常兵器と核兵器(B61-12熱核重力爆弾)の両方を搭載できる『二重対応』航空機として認証された」と、正式に発表したのことです。

 姉妹機種である、短距離離陸・垂直着陸型のF-35Bと、艦上発射型のF-35Cには、この核搭載認証は適用されません。

 この『ブレイキング・ディフェンス』の記事によると、現在、核兵器搭載が認定されている戦闘機は、「F-16A/B、F-16C/D、および一部のNATO諸国が使用するPA-200トルネード」であり、F-35Aは「1990年代初頭以来、このステータス(核搭載認定)を達成した最初の新しいプラットフォーム(戦闘機または爆撃機)」とのことです。

 この記事は、「二重対応(通常弾と核弾頭のデュアルユース)の航空機は、爆撃機、潜水艦、地上発射型大陸間弾道ミサイル(ICBM)からなる従来の核三本柱と並ぶ、抑止力のもう一つの要素として機能し、欧州諸国からは、ロシアの侵略を阻止する重要な部分とみなされている」として、次のように報じています。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

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■IWJへのご寄付・カンパの11月の達成率は41%、12月は68%、1月は48%、2月は60%と、4ヶ月連続で目標額に達していません! この4ヶ月間の不足額は合計734万6300円になります。今月も同様の赤字傾向が続くと今期で、IWJは立ち行かなくなります! 今月3月こそ、有料会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへの強力なご支援をよろしくお願い申し上げます!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 IWJへのご寄付・カンパは、11月は162万1900円で41%、12月は271万8500円で68%、1月は192万5400円で48%、2月は238万7900円で60%と、4ヶ月連続で目標金額に到達していません。不足額の合計は、734万6300円に達しています。これは非常に厳しい状況です!

 今月も同様の赤字傾向が続くと、今期でIWJは立ち行かなくなります! 今年3月こそは、月間目標額の400万円に届きますよう、また、積み重なっている赤字を少しでも減らすことができるよう、有料会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへの強力なご支援をよろしくお願い申し上げます!

 3月は、3月1日から11日までの11日間で、34件、38万4511円のご寄付をいただきました。これは、月間目標額の10%に相当します。ありがとうございます!

 国内も不況で、元旦には能登半島地震にも見舞われ、厳寒の中、生活も厳しい方がいらっしゃると思います。

 特に被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

 そうした状況下で、我々の経済的苦境を訴えるのは、心苦しくもありますが、どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

 前期第13期は、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、赤字の月のたび、その都度、緊急でつなぎ融資を出し、その累積額は、合計で2200万円となってしまいました。

 第13期の、赤字約2000万円というこの事態は、IWJ創業以来、初めての大ピンチです。第14期も同様の事態になると、私、岩上安身1人の力で乗り越えることはもはや不可能です。

 これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 今期14期はもちろん、支出を徹底的に削ってきました。また、現在、事務所の規模などをダウンサイズすべく、物件探しをしたりしているところです。

 以下、会員の方のメッセージに答えて、物件探しについて述べています。もし、ご協力いただければ、情報等お寄せください。

 「日常の支出カットは、できることはほぼほぼやったので、あとは、スペースを縮小することですが、資料となる書籍などが、私が長年溜めてきたものを含めて大量にあるので、それをどうにかしないと、より小さいスペースへの移動ができません。

 かなり、処分もしたのですが、知的財産というものは、我々にとっては、『製品』を生み出すための『仕入れ材料』のようなものです。どうしても、不可欠です。

 ひとつ考えているのは、今は全国的に空き家物件が増えていると言われているので、首都圏の外れにでも、そうした格安物件を見つけて、開架式の図書館状態にして、本の多くを移せないだろうか、ということです。

 安全なところに、ハードでバックアップデータを残して、早めに都心から疎開させておく必要性も感じています。

 探しているのは、地震や水に強い地盤の良い台地の物件。都心から最も遠くても、車で2時間くらいまで。

 本の出し入れは、車を使うので、人気のある駅近くの物件である必要はなく、むしろ駅から遠いため、不人気ゆえに価格が安く、きちんとスペースのある空き家、もしくはビルの空室があれば、と思っています。

 そうすれば、今すぐ必要な資料、書籍だけ手元に置いておかばいいので、スペースを省けて、都心で今よりも狭いオフィスでも、稼働可能だと思います。

 どなたか、良い物件に心当たりがある方、ぜひ、情報をお寄せください」。

※「今までに積み上げてきた、知、の財産としての、IWJ、を、何とか継続していただきたいと思います」「貴社の借金の額の埋め合わせにはほど遠いでしょうが、足しになればと送ります」「ウクライナ、ロシア戦争で優れた報道をしている」! ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!(日刊IWJガイド、2024.2.12号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240212#idx-3
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53200#idx-3

 今期は、できれば赤字を出さないだけではなく、黒字を出し、累積した債務への返済にあてていきたいと真剣に取り組んでいる最中です。

 月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万円の返済に回したいと存じます!

 債務を少しずつでも減らしていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! また、消費不況の影響を受け、会員数も減っています! IWJの活動のために、まだ会員登録をされていない方は、あるいは再開したいという方は、ぜひとも会員登録をお願いします!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
(会員登録済みの方)https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php
(新規会員登録の方)https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、日本だけでなく、世界にとって危機的な状況に直面している今、不都合なことをごまかす権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えする独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 岩上安身拝


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◆中継番組表◆

**2024.3.12 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】17:45メド~「上川陽子 外務大臣 定例記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 上川陽子外務大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた外務大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%a4%96%e5%8b%99%e5%a4%a7%e8%87%a3

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◆中継番組表◆

**2024.3.13 Wed.**

調整中

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■【本日のニュースの連撃! 3連弾!】

■【第1弾! 米国が誇る「世界最強戦車」エイブラムスがわずか2週間で4両破壊される!】ウクライナ戦線に、最先端の武器を送り込みさえすれば、再びウクライナが有利になると思い込んでいる愚かさが際立つ! 米国は、ウクライナに機密が漏洩することを恐れ、最新技術をすべて除去したエイブラムスを供与! ロシアから「大砲を備えた空のブリキ缶」と揶揄される!(『ナショナル・インタレスト』、2024年3月6日ほか)

 米国がウクライナに供与した、「世界最強戦車」M1エイブラムスが、ロシア軍に次々と破壊されています。最初の1台が2月26日に破壊された後、2両目が3月3日に、3両目が3月6日に、4両目が3月10日に破壊されたと報告されています。わずか2週間ほどのうちに4両が破壊された計算です。

 昨年9月に、初めてエイブラムスがウクライナに供与された時は、「世界最強の戦車」ともてはやされ、戦況をウクライナ軍に劇的に優位に変える武器だと期待されていました。

 『TBS』は、昨年9月、米陸軍のワイルズ一等軍曹に取材をしており、米陸軍軍曹の自信満々な様子を伝えています。

ワイルズ一等軍曹「エイブラムスはその生存能力、機動性、火力のバランスから世界最強の戦車と呼ばれています。戦場での脅威を圧倒する力があります」。

※ウクライナに31両供与へ 「世界最強の戦車」エイブラムスとは? アメリカ陸軍駐屯地で見た“衝撃”【現場から】(TBS NEWS DIG、2023年9月22日)
https://www.youtube.com/watch?v=hCaPt9kX-8U

 米国の「防衛問題、国家安全保障、軍事問題とハードウェア、外交政策、米国政治」を専門とするオンラインメディア『ナショナル・インタレスト』は、3月6日付で、1週間ほどのうちに、ウクライナは、ロシア製対戦車誘導ミサイルによって、米国製M1エイブラムス戦車(MBT)3両が破壊されるのを目撃した、と報じました。

 M1エイブラムス戦車は3両とも、アヴディーイウカ近郊で攻撃を受け、破壊されました。4両目も、アヴディーイウカ近郊で破壊されています。

 ウクライナの紛争地帯では、ドイツ製のレオパルト2、英国製のチャレンジャー2など、西側諸国がウクライナに供与した主力級戦車の破壊もすでに伝えられており、ウクライナの紛争地帯は「戦車の墓場」と呼ばれている、と同『ナショナル・インタレスト』は報じています。

 破壊されたエイブラムスの3両目は、アヴディーイウカの中心部から約10kmほど北にあるベルディキ村で、対戦車誘導ミサイルが命中し、破壊されたと伝えられています。

※M1 Abrams Tanks Are Being Destroyed in Ukraine by Russia(The National Interest、2024年3月6日)
https://nationalinterest.org/blog/buzz/m1-abrams-tanks-are-being-destroyed-ukraine-russia-209884

 さらに11日、『TASS』が、10日、4両目のエイブラムスがアヴディーイウカ近郊で破壊された、と報じました。

 『TASS』によると、ドネツク人民共和国の大統領顧問イーゴリ・キマコフスキー氏は10日、「エイブラムス戦車もう1両がアヴディーイウカ近郊で破壊された」と語りました。

 『スプートニク』は11日、『X』に、「この攻撃では対戦車グレネードランチャーが使用された」と投稿しました。

 「対戦車グレネードランチャー」の具体的な型番などは報じられていませんが、ウクライナ紛争初期、ウクライナ軍に供与され、大活躍したとされる携帯型のロケットランチャー「ジャベリン」に類似した武器だと推測されます。

※Another Abrams tank hit near Avdeyevka(TASS、2024年3月11日)
https://tass.com/defense/1757617

※Sputnik 日本@sputnik_jp(午前8:36・2024年3月11日)
https://twitter.com/sputnik_jp/status/1766971447451214212

 3月3日、ロシア『RT』は、同日、ロシアのジャーナリストでトークショーの司会者であるウラジミール・ソロビエフ氏のテレグラムチャンネルで、2両目のエイブラムス戦車と地雷除去車両が燃え上がっている動画が公開された、と報じました。

※Second Abrams tank & mine-clearing vehicle destroyed in Ukraine conflict – media(RT、2024年3月3日)
https://www.rt.com/russia/593693-second-abrams-tank-destroyed-ukraine/

 ソロビエフ氏によると、ロシア兵はまず、エイブラムスなどに手榴弾(グレネードランチャー)を撃ち込んで戦車を停止させ、エイブラムスは、最終的には突撃部隊によって破壊されたということです。随分、コストのかからない、安い戦法です。

 「ロシア軍は、ウクライナで米軍のエイブラムス戦車を破壊した。これはアヴディーイウカ方面のベルディチで起こった。戦車はまずグレネードランチャーで攻撃され、その後、サマラから来た第30機動ライフル旅団の攻撃によって破壊された」。

 2両目と4両目を破壊したとされる対戦車グレネードランチャー(ロシア製RPGロケットランチャー)も、ロケットランチャーの中では非常に安価で、本体は100万円弱、弾頭はひとつあたり数千円から数万円だとされています。

 一方、米国製の高性能ロケットランチャー「ジャベリン」は、軍事評論家の黒井文太郎氏によれば、1セット3000万円だということです。

※Soloviev(Telegram、Mar 3 at 23:25)
https://t.me/SolovievLive/243790

※RPG ロケットランチャー(ミリタリーショップ・レプマート、2019年5月23日更新)
https://repmart.jp/blog/rpg/

※【専門家解説】「戦車1台で1億数千万円…新型で4億数千万円」ウクライナ侵攻で『高額兵器投入』に見るロシアの意図とは‥軍事ジャーナリスト黒井氏が解説(MBS NEWS、2022年4月4日)
https://www.mbs.jp/news/feature/kansai/article/2022/04/088402.shtml

 さらに、米国が誇る主力級戦車M1エイブラムスの価格は、数百万ドル(500万ド以上、約7億3500万円以上)とされ、ロシアの主力級戦車T90戦車の2倍だとされています。

 1日付『スプートニク』によると、2月26日、最初にM1エイブラムスを破壊したのは、ロシア第15衛兵「アレクサンドリア」旅団の強襲偵察無人航空機チーム「コロブラト」でした。

 「コロブラト」の指揮官は、『スプートニク』に対し、エイブラムス戦車が前線近くで活動しているという最初の報告が2月19日に上がってきた、と述べています。

 「つまり、(エイブラムスは)ちょうど1週間生き延びたということだ。そう、ほぼ正確に。彼ら(最初に破壊されたエイブラムス)は、26日に発火した」。

 「コロブラト」の指揮官によれば、M1エイブラムスを破壊したドローンのモデルは「ピラニア」と呼ばる、大きさわずか10インチ(約25cm)のドローンだった、と述べています。

 2月24日付『スプートニク』によると、「ピラニア」はFPV(一人称視点)の神風ドローンです。「ピラニア」から送られてくる映像を、操縦者側の受信機でゴーグルやモニターに投影し、その映像を見ながら「ピラニア」を操縦することができます。

 「ピラニア」は航続距離は最大15km、積載量は最大4.5k、ロシア西部ウリヤノフスクで製造されている安価なドローンです。

 エイブラムスを破壊した「ピラニア」は、「最も原始的な従来のロケット弾PG-7L」を搭載していた、ということです。PG-7VLは重さ2.6kg、PG-7VRは重さ4.5kgです。

 ロシア国防省も、エイブラムスの最初の1両の破壊を2月27日に確認しました。

 1両が7億円もする高価なエイブラムスが、25cmほどの大きさの安価なドローンと原始的なロケット弾、高く見積もっても100万円弱の対戦車グレネードランチャー(RPG)などで破壊されたとなると、米国および西側の最新・最強の兵器を使用した時のコストパフォーマンスは、最悪です。

※Abrams Destroyer: All You Need to Know About Russia’s Piranya Drone(Sputnik、2024年2月24日)
https://sputnikglobe.com/20240228/abrams-destroyer-all-you-need-to-know-about-russias-piranya-drone-1117034935.html

※ Exclusive: How US Tank Worth Millions of Dollars Was Defeated by Cheap Russian Drone(Sputnik、2024年3月1日)
https://sputnikglobe.com/20240301/exclusive-how-us-tank-worth-millions-of-dollars-was-defeated-by-cheap-russian-drone-1117079419.html

※Sputnik@SputnikInt(3:03 AM・Mar 2, 2024)
https://twitter.com/SputnikInt/status/1763626225979756632

※Sputnik@SputnikInt(6:19 PM・Mar 2, 2024)
https://twitter.com/sputnik_jp/status/1763856567714120160

 世界の「専門家とボランティアのチームによって設立」された、「国際関係、武力紛争、危機の問題に焦点を当てている『サウス・フロント・ポスト』は2月26日、最初の1両の破壊について、「BRAT(ブラッドレー爆発反応装甲タイル)を備えた最初の米国製エイブラムスが、アヴディーイウカの最前線で破壊された」と報じました。

 薄いシート状の爆薬を金属板で挟んだBRAT装甲タイルを装着すると、砲撃を受けた際、爆薬が起爆して表面側の金属板を高速で吹き飛ばし、弾頭に衝突することで衝撃を和らげ、装甲内部への貫徹を妨ぐとされています。

 『サウス・フロント・ポスト』によれば、エイブラムスは、「小型で安価なFPVドローン(ピラニア)によって攻撃され、次に軽量対戦車手榴弾発射装置(RPGロケットランチャー)で仕留められた」「追加のアクティブ装甲は、通常の小部隊の攻撃から戦車を守ることはできなかった」と解説しており、ロシア側のメディアによる情報と一致しています。

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■【第2弾! 3月4日に史上空前の最高値をつけた東京株式市場ですが、11日の東京株式市場では、日経平均株価が急落! 令和バブルは早々に弾けたのか!? 円安から円高方向にきれてゆき、半導体株の利益確定売りが連続。】(『日本経済新聞』、2024年3月11日)

 3月11日の東京株式市場で日経平均株価が急落し、11日付け『日本経済新聞』は、最近の株高の「楽観相場に冷や水を浴びせた格好だ」と報じました。

※【第2弾! 22日の東京株式市場でバブル期を超えて史上最高値を更新!】大手メディアは「デフレ脱却」と浮かれて報じるが、異常な円安で儲かっているのはトヨタなどの輸出大企業だけ!(『日本経済新聞』、2024年2月22日)(日刊IWJガイド、2024年2月23日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240223#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53241#idx-6

※【第1弾! 3連休明けの東京株式市場で、日経平均株価が史上最高値をさらに更新!】株高の根拠は米半導体大手エヌビディアの世界的な好調と、米投資家のウォーレン・バフェット氏の日本株高評価!? 他方で著名投資家のジム・ロジャーズ氏は「構造的には、日本は非常に危険な状態にある」と警告! バブルはいずれ弾ける。問題はいつ弾けるか、である!(日本経済新聞、2024年2月26日)(日刊IWJガイド、2024年2月27日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240227#idx-8
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53253#idx-8

※【第1弾! 令和バブルの「天井」が見えない! 3月4日、日経平均株価が史上初めて4万円を突破! 終値も4万円台に!】林官房長官は「家庭の貯蓄を投資へ振り向け、企業がその資金を成長投資に回して、企業価値を向上させ、その恩恵が資産所得という形で家計に還元されて、さらなる投資や消費につながる好循環を実現し、我が国経済企業の成長と国民の資産所得の増加につなげていきたい」と、バブルではない、経済の好循環のように説明! しかし東証プライム市場では、トヨタも含め全体の約3分の2にあたる1120銘柄が値下がり!(『日本経済新聞』、2024年3月4日)(日刊IWJガイド、2024年3月5日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240305#idx-5
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53270#idx-5

 11日の『日経』の記事によると、「終値は868円45銭(2.2%)安い3万8820円49銭」で、「下げ幅は2021年6月21日(953円安)以来の大きさ。取引時間中の下げ幅は一時1190円を超えた」とのことです。

※日経平均株価、終値868円安 楽観相場に円高の冷や水
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB1119O0R10C24A3000000/

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■【第3弾! 伊藤忠アビエーションと日本エヤークラフトサプライが、イスラエルの軍需企業エルビット・システムズ社と結んでいた協力覚書を2月一杯を目途に終了と発表! なんと、伊藤忠アビエーションは、日本の防衛省の要請でエルビット・システムズ社と協力覚書を結んでいた! IWJは、伊藤忠アビエーション、日本エヤークラフトサプライに直撃電話取材!】(『東京新聞』、2024年2月9日ほか)

 伊藤忠アビエーションと日本エヤークラフトサプライが、イスラエルの軍需企業エルビット・システムズ社と結んでいた協力覚書を2月一杯を目途に終了と発表しました。

 日本エヤークラフトサプライは、2月9日付で、自社ホームページに次のようなお知らせを発表しました。

 「2023年3月にイスラエルのELBIT(エルビット・システム)社と当社との間で締結したMOU(Memorandum of understanding:協力覚書)に関しまして、2024年2月末を目途に終了いたします」。

※ELBIT社とのMOUについて。(日本エヤークラフトサプライ、2024年3月11日閲覧)
https://www.nasco.co.jp/information/detail/124

 他方、伊藤忠アビエーションは、伊藤忠商事の鉢村剛副社長が、2月5日の決算記者会見で、エルビット・システムズと2023年3月に締結した協力覚書(MOU)を、2月中をめどに終了すると発表しました。

※ガザ戦闘4カ月で、問われる日本の人道感覚 イスラエル軍需企業との協力終了 政府は難民機関への資金打ち切り(東京新聞、2024年2月9日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/308257

 鉢村氏は、エルビット・システムズとの協力覚書終了の理由を2つあげています。

 1つは、国際司法裁判所(ICJ)が、1月26日に出したジェノサイド防止の暫定命令と、ICJの命令は「誠意を持って履行されなければならない」とした上川陽子外相の談話です。

※Corporate Japan deals an unwitting blow to US East Asia policy(アルジャジーラ、2024年2月19日)
https://www.aljazeera.com/opinions/2024/2/19/corporate-japan-deals-an-unwitting-blow-to-us-east-asia-policy

 高橋宗瑠(「たか」の字は、「はしごだか」)大阪女学院大学教授は、これだけでなく、伊藤忠商事の決定には、東京本社前で行われていたデモやイスラム圏で伊藤忠商事傘下のコンビニチェーン「ファミリーマート」の不買運動があったと次のように指摘しています。

 「日本企業が必ずしも欧米企業より優れているとは言えないが、今回は、伊藤忠商事東京本社前で行われていたデモや、マレーシアなどイスラム圏で伊藤忠商事傘下のコンビニチェーン「ファミリーマート」の不買運動が、伊藤忠商事を明らかに一線から押し出した」。

※Corporate Japan deals an unwitting blow to US East Asia policy(アルジャジーラ、2024年2月19日)
https://www.aljazeera.com/opinions/2024/2/19/corporate-japan-deals-an-unwitting-blow-to-us-east-asia-policy

 実は、ほとんどの日本の大手メディアはフォーカスしていませんが、鉢村剛副社長の決算発表の記者会見で、注目すべき発言がありました。

 それは、次のようなものです。

 「協力覚書の提携は、日本の安全保障に必要な自衛隊用防衛装備品の輸入を目的とした防衛省からの要請にもとづくものであり、イスラエルとパレスチナの現在の紛争とは一切関係がありません」。

※Japan’s Itochu to end cooperation with Israel’s Elbit amid Gaza war(ロイター、2024年2月5日)
https://www.reuters.com/business/japans-itochu-end-cooperation-with-israels-elbit-over-gaza-war-2024-02-05/

 鉢村氏は、この覚書が、イスラエルとパレスチナの現在の紛争とは関係がないことを強調したいがあまり、うっかり、それが「防衛省からの要請にもとづくもの」だと漏らしてしまったのです。

 この点を、高橋教授はこう述べています。

 「伊藤忠商事はまた、日本政府の要請にもとづいてエルビット社と提携したと述べているが、これは当局によって不可解にも否定されている」。

※Corporate Japan deals an unwitting blow to US East Asia policy(アルジャジーラ、2024年2月19日)
https://www.aljazeera.com/opinions/2024/2/19/corporate-japan-deals-an-unwitting-blow-to-us-east-asia-policy

★この伊藤忠商事の子会社、伊藤忠アビエーションとエルビット・システムズとの関係を仲介した日本の防衛省の責任も重大です。

 この点は、IWJは、防衛省に直接メールで質問状を送っています。回答がありしだい、お伝えします。

 さらに、2月で協力覚書を終了したはずの日本エヤークラフトサプライは、実は、2月末で、エルビット・システムズとの関係が切れる、という単純なものではありません。

 エルビット・システムズのイスラエル製自爆型ドローン、SkyStrikerの輸入代理店となっているのです。

※イスラエル製攻撃型ドローン候補機の輸入代理店が判明しました!(レイバー・ネット、2024年3月11日閲覧)
https://www.labornetjp.org/news/2024/1709651856552staff01

 イスラエル製の自爆型ドローンの輸入代理店となっているのは、日本エヤークラフトサプライ以外にも、海外物産(IAIのROTEM LとIAIのPointBlank)と住商エアロシステム(UvisionのHERO-120)があります。

 ほかにも、イスラエル第2位の軍需企業、IAIの多用途ドローン、Heron MK2の輸入代理店を、川崎重工が担っています。

 イスラエルの軍需企業との関係だけでこれだけあります。

 IWJは、伊藤忠アビエーションとエルビット・システムズに、協力覚書終了と、その後も続く、輸入代理店契約について、直撃取材しました。

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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■<新記事紹介>「情報戦」の時代をどう生き抜くか? メディア報道危機を検証!【第1部】勃発から2年が経過! ウクライナ紛争をめぐる「半ポスト真実」を見極める!(第3回)~岩上安身によるインタビュー 第1147回 ゲスト 在野研究者・嶋崎史崇氏

 岩上安身は、2024年3月5日、『ウクライナ・コロナワクチン報道にみるメディア危機』の著者で、新進気鋭の若手在野研究者である嶋崎史崇氏に、2月28日に収録した2回の連続インタビュー続き、3回目のインタビューを行いました。

 2月28日収録のインタビューは、ぜひ以下のURLからご視聴ください。

※「情報戦」の時代をどう生き抜くか? メディア報道危機を検証!【第1部】勃発から2年が経過! ウクライナ紛争をめぐる「半ポスト真実」を見極める!~岩上安身によるインタビュー 第1146回 ゲスト 在野研究者・嶋崎史崇氏 2024.3.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521909

 第3回目のインタビューでは、嶋崎氏が提唱する「半ポスト真実」という概念について、ウクライナ戦争をめぐる日本の大手メディアの報道を検証しました。

 「ポスト真実」とは、オクスフォード英語辞典の定義によると、「真実・客観的事実はどうでもよい」「感情や信念に訴えて世論形成をしようとする態度」とのことです。

 嶋崎氏は、著書『ウクライナ・コロナワクチン報道にみるメディア危機』の中で、「半ポスト真実」とは、「一つの出来事について、重要な異論があるのに、一方の見方のみがしきりに強調、異論は軽視・無視・排除される。半面からしか物事を見ない」ことだと定義しています。

 嶋崎氏は「ウクライナ戦争が始まった頃が、特に顕著だった」と述べ、「日本の一般メディアが、欧米の政府・主要メディアの見方にもとづきまたは賛同し、ウクライナ侵攻はロシアの『帝国主義』や、反リベラル民主的後進性により起きた、といった見方を拡散した」と指摘しました。

 嶋崎氏は、その具体例として、『日本経済新聞』が、2022年4月22日付け朝刊で、「ウクライナ危機が試す民主主義」というタイトルで、「民主主義対専制」という、バイデン大統領の見方に賛同する、呉軍華・日本総研上席理事の記事を掲載したことをあげました。

 さらに、『東京新聞』も、2022年2月25日付けで「なぜプーチン氏は破滅的な決断を下したのか ウクライナ侵攻の背景にある『帝国』の歴史観」と題した記事を掲載し、「合理的な判断を超えて破滅的ともみえる決断を下したプーチン大統領は、『帝国復活』の執念にとらわれているようだ」と報じました。

 この『東京新聞』の記事は、ロシアによる軍事介入以前に、ウクライナのネオナチが、ドンバス地方のロシア系住民を迫害し、多くの民間人が殺害されたことは一切報じないまま、プーチン大統領が「『自国民保護』や、捏造された情報を口実に他国を侵略する行動様式は、ナチス・ドイツのヒトラーに酷似」していると批判しています。

 こうなると、歴史的な無知ではなく、知っていた上で、その「民族浄化」を最小に矮小化しようとするもので、害悪の方が大きく、多くのリベラル的心情をもつ市民をミスリードしてきた罪は、非常に大きいものがあると思います。

 『東京新聞』の読者から同紙を突き上げるような人々が現れない限り、令和的「大本営発表」報道は、今後変わることなく続いていくでしょう。

 これに対して嶋崎氏は、「正しい側面もあるかもしれないが、両方の見方を知る人から見れば、実態とはかけ離れた言論状況が出現している」と指摘し、「一種の世論誘導ではないか?」と、疑問を呈しました。

 嶋崎氏は、ウクライナ戦争に至る以前の、ユーロマイダン・クーデターや、ドンバス内戦での米国側の組織的介入を、日本の一般メディアは「十分に考慮していない」と指摘し、「ウクライナ戦争は『ロシア問題』であるという見方のみが強調され、本質は主として『アメリカ問題』だと理解する見方を、軽視・排除している」と述べました。

 さらに嶋崎氏は、米国がドンバス内戦で、ウクライナ軍によるドンバス地方への攻撃を通して、「徹底的な挑発の末に」ロシアの軍事介入を誘発し、「ロシアが戦争を始めざるを得なくなる状況を自らつくりだした」にもかかわらず、ロシアが実際に開戦したら「挑発されざる/言われなき戦争(unprovoked war)」だと主張していることを指摘し、「戦争が起こった真の原因を知ることなくして、それを終わらせることはできないのではないか」と語りました。

 嶋崎氏は、「ウクライナの一般の人々が戦争の被害者として支援を受けるべきことは正しい」とした上で、ドンバス内戦やウクライナ戦争で、ドンバス地方のロシア系住民にも「戦争の犠牲者はいる」と指摘し、ドンバス内戦を「悪しき親ロシア派分離主義者への対テロ戦争」だと決めつけるのは、「ウクライナ政府支持者から見た半面の真実」にすぎないと指摘しました。

 また、嶋崎氏は、ロシアによるウクライナ侵攻が「国際法違反」であり、「侵略戦争」だという批判についても、「半面の真実」だとの見方を示しました。

 詳しくは、ぜひ第3回インタビューをご視聴ください。

 記事は、本日中にIWJサイトにアップする予定です。

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240312

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也)

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