日刊IWJガイド「昨日、岩上安身を、総理会見から官邸はついに排除! トラブルは何も起こしていないのに!?」2023.9.14号~No.4018号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~岩上安身を、総理会見から官邸はついに排除! トラブルは何も起こしていないのに!?

■昨日、「【IWJ号外】岩上安身が、何のトラブルも起こしていないのに、総理官邸での総理会見から、今後排除されることに! 岩上安身は抗議するも、官邸報道室は『結論』を翻さず! 岸田改造内閣の顔ぶれが発表される!」を出しました!

■本日、午後4時から、岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビューを行います!

■9月に入り、IWJの新しい第14期も2ヶ月目に入りました! 第13期は、2200万円を超える赤字となってしまいました! 第14期はなんとしても経営を建て直さなければなりません! 建て直しができなければ、IWJは消滅します! IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください!

■【中継番組表】

■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! あの「ドリル優子」が自民党選対委委員長に!「事件後もまったく衰えない集金力」を『文春砲』が追及!】政治資金団体から1億円7000万円、後援会1000万円は、自民党トップクラス、まったく懲りることなく、今でも歌舞伎座観劇は続く! 支出は親族の経営会社に1400万円以上! 政治資金規正法違反で有罪の「ドリル秘書」折田謙一郎氏の幽霊会社にも1200万円!(『週刊文春』、2023年9月21日号)

■【第2弾! 東京都がコロナ第9波入り!】東京都医師会の尾崎治夫会長は記者会見で「第9波に入っている」と明言!(『NHK』、2023年9月12日)しかも今度の主役は、従来の株ではなく新型株の「エリス」「ピロラ」! ワクチンは必要なのか!? 危険なのか!? IWJは、メッセンジャーRNAワクチンの危険性を強く告発しているワクチン問題研究所代表理事、福島雅典京大名誉教授に緊急メール取材!
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■はじめに~岩上安身を、総理会見から官邸はついに排除! トラブルは何も起こしていないのに!?

 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨日、13日の総理会見に、IWJは通常通りの手続きで申し込みしました。

 ところが、申し込みは、今回から(注)の項目ができていて

(注)1. (社)日本専門新聞協会、2.(社)日本雑誌協会、3.日本インターネット報道協会、4.(社)日本新聞協会の加盟社(以下「加盟社」という)が発行する定期的刊行物等への掲載で、総理や官邸の動向を報道するものに限るという条件が付加されていたのです!

 この条件は、実は新たに設立されたものではありません。官邸の総理会見がオープン化された時点から、規約に、その当時の実情を考えて、入れられていたものです。

 会見を記者クラブオンリーの状態から、クラブ外の記者にもオープン化した約10年ほど前は、当時のネットメディアの影響力はまだまだ弱いものでしたが、今はマスメディアこそがコンテンツをネットに流し、「ネットメディア化」しています(たいした視聴数をあげられなくても、彼らは、記者クラブメディア、というだけで優先されるのです)。

 ですので、私はネットメディア扱いではない、「フリー」という扱いをされてきました。しかし、回を重ねて質問実績を積むうちに、この「フリー」の規定は、ゆるやかになっていったのです。

 しかし、今やネットメディアが情報拡散の主流となりつつあるのに、既存の新聞への寄稿やテレビの出演、つまり、記者クラブメディアに寄りかかって、活動していなければ、言論人として認めない、という態度を、現実も見ずに、この古びた規約を強化しているのです!

 これについては、私(岩上)は、官邸報道室に強く抗議し、時代錯誤もいいところだ、と抗議を申し上げました。

 そして、こうした異議申し立ての声を門前払いせず、持ち帰って、官邸内で真剣に話し合ってもらいたい、とも強く申し上げました。

 電話口の担当者は、「引き取って、邸内で検討する」と、一応は答えてはくれました。

 いずれにしても、現状では、私もIWJも、長年続けてきた総理会見への出席に対し、申し込みすらできなくなってしまいました。

 内閣再改造と同時に、総理記者会見から、真実を突くフリーランス・ジャーナリストの排除が始まっています。

 IWJは、日本インターネット報道協会へ加盟を申請することにしました。

 岩上安身はこの件について、「この度、長年フリーとして参加してきた官邸での首相会見で、インターネット報道協会に参加していないものは入れないと、急に言い渡され、一元化を図る動きが出てきたことを痛感されました」と日本インターネット報道協会への加盟申請書の中で述べています。

 過去、我々としては釈然としない理由で、同協会への加盟が認められなかった経緯があります。今回、申請が認められるか、今後、推移をお伝えしたいと思います。

■昨日、「【IWJ号外】岩上安身が、何のトラブルも起こしていないのに、総理官邸での総理会見から、今後排除されることに! 岩上安身は抗議するも、官邸報道室は『結論』を翻さず! 岸田改造内閣の顔ぶれが発表される!」を出しました!

 昨日、「【IWJ号外】岩上安身が、何のトラブルも起こしていないのに、総理官邸での総理会見から、今後排除されることに! 岩上安身は抗議するも、官邸報道室は『結論』を翻さず! 岸田改造内閣の顔ぶれが発表される!」を出しました!

 昨日、午後、第2次岸田再改造内閣が発足しました!

 2022年8月10日の内閣改造に続く、2回目の内閣改造となります。

 今回の再改造では、改造前の閣僚19人のうち13人が交代することになります。

 平均年齢は63.5歳です。

 前回の改造内閣が62.65歳ですから、1歳高くなったことになります。70代が7人も入閣しています。

 現代社会は、非常に変化が激しく、環境適応と迅速な判断力が求められます。身心への負荷が非常に重い激務である大臣職において、個人差があるとは言え、70代で、その職務を適正にこなすのは、大変厳しいのではないでしょうか。

 ちなみに、正確な比較ではありませんが、ジョー・バイデン内閣の平均年齢は、年齢不明の労働長官、保健福祉長官、住宅都市開発長官、教育長官を除く、11人の大統領と閣僚の平均年齢は64.27歳です。年齢不詳ですが外見的にかなり若く見える4長官を加えると、平均年齢はさらに下がる可能性があります。バイデン内閣では、70代は4人しかいません。

 それでも、時折り、言葉間違いなどをおかし、認知症を疑われているバイデン大統領自身を含め、米国では若返りが必要だという声が根強くあります。

 この再改造内閣の特徴として、2世3世議員が多いこともあげられます。内閣20人中7人が2世または3世の議員です。35%です。

 そして、何より、この再改造内閣の隠れた目的が、岸田文雄総裁の2024年の総裁選の再選にあることです。それは派閥のボスとその子分の重要ポストへの配置を見ると一目瞭然です。

 詳しくはぜひ、「【IWJ号外】岩上安身が、何のトラブルも起こしていないのに、総理官邸での総理会見から、今後排除されることに! 岩上安身は抗議するも、官邸報道室は『結論』を翻さず! 岸田改造内閣の顔ぶれが発表される!」を御覧ください。

■本日、午後4時から、岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビューを行います!

 本日、午後4時から、岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビューを行います!

 今回は、孫崎氏の新著『同盟は家臣ではない──日本独自の安全保障について』(青灯社、2023年8月24日)について、お話をうかがう予定です。

 孫崎氏は同書で、欧州やイスラム圏など、世界的な「米国離れ」の潮流を指摘し、日本も米国追従をやめて、独自の安全保障政策を考えるべきだと提言されています。

 日米安全保障条約によって、有事に米軍が日本を守るというのは幻想だという孫崎氏は、「敵基地攻撃論」について「相手国の圧倒的反撃能力と10倍返しを考慮したら成り立たない」と指摘し、中国やロシア、北朝鮮に対して、外交努力によって軍事的脅威を感じさせなければ、日本が武力攻撃を受けることはないと論じています。

 詳しくは、ぜひ本日のインタビューをご視聴ください!

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【IWJ_YouTube Live】16:00~「岩上安身による 元外務省国際情報局長孫崎享氏インタビュー」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
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■9月に入り、IWJの新しい第14期も2ヶ月目に入りました! 第13期は、2200万円を超える赤字となってしまいました! 第14期はなんとしても経営を建て直さなければなりません! 建て直しができなければ、IWJは消滅します! IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください!

 9月に入り、IWJの新たな第14期も2ヶ月目に入りました。

 第13期は、たくさんの方から温かいご支援をいただきました。第13期の収支につきましては、7月31日時点で、暫定ですが、残念ながら2204万8900円のマイナスとなりました。

 厳しい経済状況の中、第13期最後の7月31日まで、ご寄付・カンパの呼びかけにこたえてくださった皆さまに、私、岩上安身とIWJスタッフ一同、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 また、第13期の最終的な収支につきましては、9月末までに経理が、税理士の御指導のもと、決算報告書をまとめ、監査を受けてから税務署に提出します。その結果は、この日刊IWJガイドやIWJのサイト上でご報告いたします。

 なお、今期第14期の最初の1ヶ月、8月のカンパ実績が、確定いたしました。8月1日から31日までの31日間で、88件、292万5300円のご寄付をいただきました。誠にありがとうございます。しかし、これを第13期の月間目標額390万円にあてはめると、到達率は約75%でした。

 9月のカンパ額は、9月1日から11日までの11日間で19件、57万9000円でした。ありがとうございます。第14期は、背水の陣で臨んでいます。ぜひ、ご支援をお願いします!

 新しく始まった第14期も、代表をつとめる私自身がいきなり、初めて、新型コロナ、それもオミクロン株に感染してしまい、ダウンするなど、波乱の幕開けとなっています。

 感染して6日以上過ぎてからのPCRの再検査でも「陽性」が出て、実際、腹痛と下痢が続くなど、自覚症状がおさまらず、腰をすえて、隔離と治療・安静にあたってきました。

 正直、新型コロナが、これほどしんどいものとは思いませんでした。人により、症状のあらわれは千差万別のようですが、私にとっては、過去の風邪やインフルエンザよりも、ヘビーな体験であり、しかも、症状の期間が長く、自宅で横になり、一日中、眠っているような状況が続きました。

 しかし、先日8月18日、ようやくPCR検査で「陰性(不検出)」という結果が出ました。ちょうど私の64回目の誕生日でした。誕生日に、リセット、リスタートの日を迎えることが、おかげ様でできました。

 大変、皆さまにはご迷惑をおかけしてきましたが、ようやく出社しての仕事の復帰となります! まだまだ、体のあちこちが痛むなど、後遺症と思われる症状もあり、治療を平行していきながら、健康を取り戻し、同時にIWJの活動ペースを上げていきたいと思います。どうぞ、ご理解とご支援のほど、よろしくお願いします!

 IWJにとってはまだまだ険しい試練の道のりが続くと思われますが、試練は乗り越えなくてはなりません! ぜひ、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパで、ご支援をよろしくお願いいたします!!

 現状の会員数を、お知らせします。

 8月末時点での会員総数は2566人(前年同日比:1023人減)でした。会員の方々の会費と、ご寄付が、IWJの運営の二本柱です。ご寄付も、連日お伝えしているように、目標額を下回っていますが、会員数も会費も減少しています! コロナ禍と未曾有のインフレ下の不況、進む高齢化などが逆風として吹きつけています! しかし、皆さまに会員としてお支払いいただけなければ、IWJは、存続ができません! 近日中に、第14期におけるご寄付の月間目標額を発表させていただきます! どうか、会員登録をしたことがない方は、新規で会員登録を、休会していた方は、再開をぜひ、よろしくお願いします!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 経営は本当に赤字が連続し、厳しい運営状況が続いています。どうぞ、会員登録、あるいは元会員の方は、再開をよろしくお願いします!

 日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として立つべきです。日本が「第2のウクライナ」にならないように、米国の代理戦争の「捨て駒」にされないように、自立すべきなのです。

 同時に、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない、孤立した「島国」であるという「宿命」を決して忘れず、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な平和外交の姿勢を示すべきではないでしょうか!?

 皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうした問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!

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 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

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みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

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 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、米国に忖度し、隷従を深める日本政府、大手主要メディアの、連日の「情報操作」の積み重ねの恐ろしさと、権力に忖度しないで真実をお伝えする独立メディアの意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 岩上安身

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◆中継番組表◆

**2023.9.14 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】16:00~「岩上安身による 元外務省国際情報局長孫崎享氏インタビュー」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 岩上安身による孫崎享氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた孫崎享氏の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/magosakiukeru

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◆中継番組表◆

**2023.9.15 Fri.**

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「ウクライナ支援は、戦争継続のための『武器支援』から『復興』に軸足が移行したのか?」IWJ記者の質問に「戦争は続いているが復旧・復興の話をすることは非常に大事」と林外務大臣!!~9.12 林芳正 外務大臣 定例記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518489

「ワクチン接種後症候群の実態を明らかにする考えはあるか?」IWJ記者の質問に「厚労省の研究班で実態調査を行っている。現時点で懸念を要するような報告は見られなかった」と加藤大臣~9.12 加藤勝信 厚生労働大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518486

ソウル・東京間を徒歩行進し汚染水放出反対を訴えた李元栄(イ・ウォニョン)氏「普通の知識人であれば汚染水がどれだけ危険か簡単にわかる」!~9.11 「経産省前テントひろば」12周年大集会 ~海を汚すな!核ゴミ増やすな!脱原発を!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518466

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■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! あの「ドリル優子」が自民党選対委委員長に!「事件後もまったく衰えない集金力」を『文春砲』が追及!】政治資金団体から1億円7000万円、後援会1000万円は、自民党トップクラス、まったく懲りることなく、今でも歌舞伎座観劇は続く! 支出は親族の経営会社に1400万円以上! 政治資金規正法違反で有罪の「ドリル秘書」折田謙一郎氏の幽霊会社にも1200万円!(『週刊文春』、2023年9月21日号)

 第2次岸田改造内閣・自民党役員のメンバーが揃いました。その中で一際目を引くのが、群馬県選出、故・小渕恵三元総理の娘、小渕優子氏の復活です。

 小渕氏は自民党の組織運動本部長を務めていましたが、今回の自民党役員人事で、党四役の一角である選挙対策委員長に就任することになりました。小渕氏としては2014年、政治資金規正法違反の疑いで、経済産業大臣辞任に追い込まれて以来、9年ぶりとなる表舞台への復活です。

 2014年の政治資金規正法違反疑いの際には、家宅捜索前に、小渕事務所のパソコンのハードディスクをドリルで破壊した、「ドリル秘書」折田謙一郎氏らが有罪判決を受けました。いわば、折田氏は、文字通り、身を挺して小渕氏を守った「恩人」です。

 小渕氏が父の故・小渕恵三元総理の政治資金団体を引き継いだ時点で、帳簿に記載されていない支出が膨らんでおり、その金額は1億円にのぼっていたとされています。30年以上にわたって、小渕恵三氏の秘書を務めた折田氏は、その穴埋めのために、帳簿を操作、3億2100万円の巨額虚偽記載をしました。

※小渕氏 おとがめなし? 収支報告3億円余虚偽記載 架空「寄付」や観劇会で操作(日本共産党、2015年4月30日)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-04-30/2015043015_01_1.html

 「ドリル事件」から9年、『週刊文春』は9月21日号で、小渕氏の9年ぶりの復活にあたって「事件以降も全く衰えていなかった集金力」に焦点をあてて調査した結果を報じています。

 『週刊文春』によると、小渕氏自身が代表を務める資金管理団体「未来産業研究会」と、政党支部「自由民主党群馬県第五選挙区支部」の2団体から、毎年のように5000万円から1億円の収入があり、2021年には合計で約1億7000万円に上っています。

 『週刊文春』は、「これら(約1億7000万円)は、岸田首相ら派閥領袖クラスと大差がない」と述べています。

 その他、小渕優子後援会には年1000万円前後の収入があり、その大口献金者には、一般社団法人「貴乃花道場」の理事A氏(2021年に150万円)、明治座(過去6年間で合計120万円)などが挙げられています。明治座は、小渕後援会が行っていた疑惑の観劇会の会場です。

 『週刊文春』に対し、明治座は、観劇会は事件後も3回行われたと証言しています。今も、20台以上のバスで2日がかりで行われています。ただし、金銭面はすべて旅行会社が担当し、小渕事務所はノータッチだということです。

 『週刊文春』は、小渕氏の集金力とあわせて、その「使い道」にも焦点を当てています。

 小渕氏の政治資金の支出先には、「光山(こうざん)」の名を冠した、親戚が経営する企業が並び、そうした親族企業への支出は2015年以降で1400万円を超えています。

 また、小渕氏の「恩人」である折田氏の幽霊企業「市川不動産」には、2015年以降で1260万円以上が支払われている、ということです。

※内閣改造“失敗の核心” 小渕優子がドリル秘書に政治資金1200万円を還流させている!(週刊文春、2023年9月21日号)

※小渕優子がドリル秘書“不動産会社”に政治資金1200万円を還流させている! 内閣改造”失敗の核心”(週刊文春電子版、2023年9月13日)
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b6877

★「IWJ号外」でもお伝えしたように、小渕氏は選挙対策委員長就任にあたって、9年前のドリル事件について、「心に反省を持ち、決して忘れることのない傷」、「今後の歩みを見て頂いてご判断頂きたい」と謝罪と反省の弁を語りました。

 そんな殊勝な反省の弁の裏で、いつの間にか明治座への観劇会を復活させ、政治資金を親戚が経営する企業に還流させ、かつてのドリル秘書に還流させているのです。小渕氏の謝罪と反省の弁は、「上辺だけ」と言われても仕方ありません。

※小渕優子氏、会計処理問題は「忘れることのない傷」 会見で声震わせ
(朝日新聞、2023年9月13日)
https://digital.asahi.com/articles/ASR9F3VD9R9DUTFK025.html

 思えば、自民党政治家の中には、「ドリル優子」をはじめ、実に個性的なニックネームを持つ方々がいます。

 最近では、パリ研修の写真が物議を醸した「エッフェル姉さん」こと松川るい参議院議員(大阪府選出)、ウエディング業界への補助金事業で国民感覚とのズレを指摘された「ブライダルまさこ」こと森まさこ参議院議員(福島県選出)。

 過去には「伝統的家族」を尊重し、夫婦別姓に反対し、男らしさ・女らしさは文化の問題だと述べていたにもかかわらず、180度立ち位置を変えて、LGBTパレードに参加した「レインボー稲田」こと稲田朋美衆議院議員(福島1区選出)。

 稲田氏には、「谷口雅春氏の教えを自分の生き方の根本に置いてきた」と述べていたにもかかわらず、旧統一教会とも関係を持ち、旧統一教会への風当たりが強くなると、その関係性を自身のサイトから削除したことから、「風前の朋美」というニックネームもあります。

 『文春砲』で、愛人問題、妻に対する不審死事件の再捜査妨害、デリヘルにハマっていた実態まで暴かれた「デリバリー木原」こと、木原誠二官房副長官・衆議院議員(東京20区選出)。

 何度も下着泥棒の疑惑を指摘されている「パンツ高木」こと、高木毅衆議院議員(福井県第2区選出)。

 ワイマール憲法を変えたナチスの手法に学んだらどうかと述べた、「ナチス麻生」こと、麻生太郎衆議院議員(福岡8区選出)は、引退が噂されていましたが、副総裁への留任が決まっています。彼には「戦争狂い」というニックネームを、IWJとして進呈したいと思います。

 「僕は今、(憲法改正案の発議要件の衆参)三分の二(議席)という話がよく出ていますが、ドイツはヒトラーは、民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。(略)ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから。ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わないでください。

 マスコミですよ。いつのときからか、騒ぎになった。騒がれたら、中国も騒がざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうやと。憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。わーわー騒がないで。本当に、みんないい憲法と、みんな納得して、あの憲法変わっているからね」

※麻生副首相のいわゆる「ナチス発言」「一部撤回発言」に関する質問主意書(衆議院、2013年8月5日)
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a184006.htm

 指折り数えあげれば、まだまだ出てきます。新たな内閣人事が発表されましたが、長年与党として「君臨」してきた自民党に自浄能力を期待することは困難です。(IWJ)

■【第2弾! 東京都がコロナ第9波入り!】東京都医師会の尾崎治夫会長は記者会見で「第9波に入っている」と明言!(『NHK』、2023年9月12日)しかも今度の主役は、従来の株ではなく新型株の「エリス」「ピロラ」! ワクチンは必要なのか!? 危険なのか!? IWJは、メッセンジャーRNAワクチンの危険性を強く告発しているワクチン問題研究所代表理事、福島雅典京大名誉教授に緊急メール取材!

 9月12日付『NHK』は、東京都医師会の尾崎会長が、「都内では感染者の増加傾向が続き医療がひっ迫している」と語ったと報じています。

 さらに、尾崎会長は、「5類への移行でもう終わったように思っている人もいるが、今は都内だけで毎日、新たに1万5000人ほどが感染しているような状況だ。第9波に入っており、第8波のピークに近づきつつある」と述べたといいます。

※新型コロナ 都医師会「第9波に入っている」感染対策呼びかけ(NHK、2023年9月12日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230912/amp/k10014193261000.html

★しかし、尾崎会長が主張する感染対策とは、ワクチン接種が中心的です。尾崎会長は「重症化する人は減っており、以前のように規制をかける必要はないが、コロナとの戦いはまだまだ続いている」とした上で「新たな変異株にも効果があるとされるワクチンの接種が来週20日から始まるので、できるだけ接種して欲しい」と呼びかけているのです。

 これには、まだワクチンの副反応被害がそう広く知られていなかった時期ならともかく、ワクチン接種後5日で死亡し、解剖するとその心臓が溶けていた、というショッキングな事例も報告されている今、ワクチンに対して、何の疑問も不安も抱かずに接種を受けるということはなかなかできません。

 ワクチン問題研究会代表理事の福島雅典医師は、9月7日の記者会見で、「私が意見書を書いた子は、解剖でわかったけれども、心臓がグニャグニャ(横紋筋融解)になっていた。ワクチンを打って、5日目に死んでしまった」と報告しています。

 しかし、ワクチン接種に関しては、死亡者2076件、重篤者8638件、副反応疑い3万6457件と厚労省から発表されています。しかも、そのほとんどが氷山の一角です。

 専門家やワクチン接種被害者から、ワクチン接種を巡って多くの疑念が噴出しています。

 IWJが【号外】で、連続的にお伝えしているように、京都大学の福島雅典名誉教授や藤沢明徳ほんべつ循環器内科クリニック院長らが中心となって、一般社団法人ワクチン問題研究会が設立され、9月7日に、記者会見が行われたばかりです。

 このワクチン問題研究会の目的は、主に、ワクチン接種後症候群のデータベース化・レジストリ等の作成、ワクチン接種後症候群の鑑別診断法・検査法の開発、診療ガイドラインの作成、有効な治療法の開発です。

※【IWJ号外】ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典医師、「核酸医薬(mRNAワクチン)なるまったく不完全な、薬でもないものをばらまいて!『殺人』ですよ!『虐殺が起きた』と言ってもいい」! 2023.9.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518401

※【IWJ号外】ワクチン問題研究会記者会見第2弾「こんなに多彩な病気が報告されたことは今までなかった」、「どれだけ今まで苦しかったんだろう」、「mRNAワクチンで薬害が発生することは必然だった」! 2023.9.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518430

 IWJは、新型変異株「エリス」「ピロラ」のコロナ第9波を前にして、ワクチンに頼れない現状を踏まえ、どのように、防御したらいいのか、福島雅典京大名誉教授に緊急メール取材しました。

 IWJの質問は以下のとおりです。

 「1.5類への移行でもうコロナは終わったように思っている人も多く、油断が社会に蔓延しています。他方で、重症化する人は減っており、以前のように国が規制をかける必要性は減っています。

1. 個人個人が持病や体調や仕事の都合に応じて、行動をコントロールするしかないと思いますが、個人の予防に必要な流行情報は、医療機関などが毎日すべての感染者数を報告する『全数把握』から、指定された医療機関が1週間分の感染者数をまとめて報告する『定点把握』に変更され、正確な流行情報がわからなくなっています。

 第9波に対して、どのように予防したり、備えたりしたらいいでしょうか。

2. ワクチンについて、現在も、国を始め、一部の免疫学者等が、強力にワクチンを推進しています。

『ワクチン接種後症候群』で、2000人以上亡くなっています。しかも、『ワクチン接種後症候群』の全貌は未解明です。

 9波の防御にワクチンを使えないとすると、『エリス』、『ピロラ』という新しい株にどうしたら感染しないで済むでしょうか。

 また、これまでに、先行した違う株に感染した人は抗体があって安全なのでしょうか、そうではないのでしょうか。

 ワクチンを接種してしまった人は、どう気をつければいいのでしょうか」。

 これに対して、福島名誉教授より、以下の回答がありました。

 「私ども研究所のホームページ:lhsi.jpにアップされている論文等をご覧ください。すべて論文で論じ切っています。

 COVID-19が上陸した2000年の初めから、コロナにかからないようにするにはどうしたらいいか重症化を防ぐにはどうしたらいいか、臨床からの提言として、全体的な医療政策についても、そしてワクチン接種後の死亡報告について、すべて、論文として出版してきています。COVID-19と向き合って1000日と題して論文集を出版しました。ホームページからご覧ください。
明日以降にはご覧いただけます。

 読んでいただければ、ご質問について回答はおのずから明らかです」。

 明日以降、随時、論文の内容をご紹介します。

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也)

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