┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~トルコのエルドアン大統領が一転、スウェーデンのNATO加盟に同意! スウェーデンが法改正でテロ対策の強化を約束! さらにスウェーデンはトルコへの武器禁輸措置を解除、米国もF-16売却を示唆!? ストルテンベルグ事務総長は、トルコのEU加盟との関連性は否定!
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┠■7月に入り、IWJの今期第13期もあと残り1ヶ月となりました! この11ヶ月間の累積の不足額は、2039万3900円と、2000万円を超えてしまいました!! 7月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成し、さらに不足分の赤字幅2000万円を皆さまのご支援で少しでも減らしたいと願っています! IWJを存続させてください! 今月末の期末まで緊急のご支援・ご寄付・カンパを、どうぞよろしくお願いいたします!!
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┠■【中継番組表】
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┠■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】
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┠■【第1弾! プーチン大統領がプリゴジン氏とクレムリンで面会していた!】プーチン大統領が「プリゴジンの乱」5日後に、クレムリンでプリゴジン氏とワグネルの司令官ら35人と面会! 就職斡旋を提案していた!(『スプートニク』、2023年7月10日)
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┠■【第2弾!『グレイゾーン』のブルメンタール氏が、国連安保理でバイデン政権の暗部を一刀両断!】米独立メディア『グレイゾーン』創設者のマックス・ブルメンタール氏が、国連安保理演説で、ウクライナ紛争をめぐるバイデン政権と軍事産業の癒着を一刀両断! ロバート・ケネディJr.氏は「しびれるような批判」と、ツイート!! IWJは、ブルメンタール氏の演説を、緊急全文仮訳!(『グレイゾーン』、2023年6月30日)
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┠■<インタビュー決定>7月13日(木)午後4時半から、中東がご専門の国際政治学者である放送大学名誉教授・高橋和夫氏への、岩上安身によるインタビューが決定しました! ウクライナ紛争に米国がのめり込んでいる間に、中東諸国は分断を超え、米国離れが加速! 戦後史上最大の変化を迎えつつあります! 高橋先生に解説してもらいます。
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┠■<インタビュー決定>7月18日(火)午後6時半から、フランス現代思想がご専門の哲学者である一橋大学名誉教授・鵜飼哲氏への、岩上安身によるインタビューが決定しました! 米国の正体は地上唯一の超帝国! その支配の完結を求めるNATOの東方拡大とロシアの弱体化が桎梏に! その間に、グローバルアジアが覚醒! 植民地にされ、奴隷貿易によって搾取されてきた欧米列強の不正義を訴え始めています! 鵜飼哲先生に、この世界の変化を解説してもらいます。
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┠■【スタッフ募集・事務ハドル班】事務ハドル班は、岩上安身によるインタビューのアポ取りとスケジューリング、各種リサーチ、公共コンテンツの取材のためのアポ取りや、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立て、指示を出す、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊IWJガイドの番組表へ反映する、IWJコンテンツ構成の要となる部署です。
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┠■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】記者として日刊IWJガイドや記事の執筆、エディターとして編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給はスタート時は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。『サビ残』は一切ありません!
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■はじめに~トルコのエルドアン大統領が一転、スウェーデンのNATO加盟に同意! スウェーデンが法改正でテロ対策の強化を約束! さらにスウェーデンはトルコへの武器禁輸措置を解除、米国もF-16売却を示唆!? ストルテンベルグ事務総長は、トルコのEU加盟との関連性は否定!
おはようございます。IWJ編集部です。
7月11日付け『日本経済新聞』は、「北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は10日、トルコがスウェーデンのNATO加盟に同意したと明らかにした」と報じました。
記事によると、「トルコのエルドアン大統領とスウェーデンのクリステション首相が10日、11日から始まるNATO首脳会議に先立ち、リトアニアの首都ビリニュスで協議した。協議後、NATOのストルテンベルグ氏が発表した」とのことです。
※スウェーデンのNATO加盟、トルコが容認 実現へ前進(日本経済新聞、2023年7月11日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR1408U0U3A610C2000000/
国内で分離独立を掲げるクルド人問題を抱えるトルコは、武装組織クルディスタン労働者党(PKK)のメンバーをスウェーデンが難民として受け入れ、トルコへの引き渡しを拒否していることから、スウェーデンがテロリストを擁護していると非難して、NATO加盟に反対していました。
一方、スウェーデンでは、昨年9月の選挙で第3党となった中道右派の穏健党のクリステション氏が、新たな首相として就任。第2党となった、反移民を掲げる極右のスウェーデン民主党が閣外協力で政権を支えていることから、国内の右傾化が進んでいます。
※スウェーデン新首相にクリステション氏 極右は閣外協力(日本経済新聞、2022年10月18日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR17CVT0X11C22A0000000/
トルコによるスウェーデンのNATO加盟反対に対し、スウェーデン国内ではコーランを燃やして踏みつけるなどの反トルコデモが激化。スウェーデンの裁判所がコーランを燃やす行為を『表現の自由』として認めたことから、トルコの態度をますます硬化させることとなっていました。
※【第3弾!『六辻障二氏、YAHOO ニュース』、7月4日】イスラムの聖典コーランを燃やす行為をスウェーデン当局が「合法」と認めた! スウェーデンのNATO加盟はイスラム国トルコの反対でほぼ絶望的に!(日刊IWJガイド、2023年7月5日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230705#idx-8
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52490#idx-8
※【第2弾! トルコがスウェーデンのNATO加盟に反対する理由は200億ドルのF-16戦闘機!?】「トルコがスウェーデンのNATO加盟を承認するかどうかは、スウェーデンが何をするかではなく、米国が何をするか」だとカーネギー平和基金の研究員がコメント! トルコはこの取り引きを受け入れる!? それとも侮辱と受け取り、態度硬化する!?(『ワシントン・ポスト』、2023年7月9日)(日刊IWJガイド、2023年7月11日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230711#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52513#idx-6
NATOへの加盟には、すべての加盟国の承認が必要です。トルコ以外に、ハンガリーもスウェーデンのNATO加盟に反対していますが、前述の11日付け『日本経済新聞』は、「ハンガリーはトルコが容認に転じれば自国も手続きを進めるとしている」と報じています。鍵を握っているのは、やはりトルコ、なのです。
米国のバイデン大統領は、前日の9日、エルドアン大統領と45分間の電話会談を行い、スェーデンのNATO加盟について協議していました。
10日付け『アラブニュース』が、その会談について、くわしく報じています。
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■7月に入り、IWJの今期第13期もあと残り1ヶ月となりました! この11ヶ月間の累積の不足額は、2039万3900円と、2000万円を超えてしまいました!! 7月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成し、さらに不足分の赤字幅2000万円を皆さまのご支援で少しでも減らしたいと願っています! IWJを存続させてください! 今月末の期末まで緊急のご支援・ご寄付・カンパを、どうぞよろしくお願いいたします!!
いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
7月に入り、昨年8月1日から始まったIWJの第13期も、いよいよ最後の1ヶ月となりました!
厳しい経済状況の中、ご寄付をお寄せくださっている皆さま、誠にありがとうございます!
6月のご寄付が確定致しましたので、ご報告いたします。6月は月末までの30日間で、130件、218万9000円のご寄付をいただきました! ありがとうございます! 月間目標額390万円の約56%でした!
これにより、今期第13期6月末までの、11ヶ月間の累積の不足額は、2039万3900円と、2000万円を超えてしまいました! 今月7月は第13期最後の月です! 月間目標額を達成し、さらに残り1ヶ月でこの2000万円の累積の赤字幅を少しでも圧縮できるように願っております! どうぞ緊急のご支援をお願いします!
7月は1日から10日までの10日間で、44件、53万1000円のご寄付をいただきました。ありがとうございます! これは、月間目標額390万円の約14%にあたります。IWJを存続させてください! 今月末の会期末まで、ぜひ、皆さま、緊急のご寄付・カンパ・会員登録・YouTube登録による、皆さまのご支援の力で、ご支援をよろしくお願いいたします!!
また、現状の会員数をお知らせします。
6月末時点での会員総数は2630人(前年同日比:1061人減)でした。会員の方々の会費と、ご寄付が、IWJの運営の二本柱です。ご寄付も、連日お伝えしているように、目標額を下回っていますが、会員数も会費も減少しています。
経営は本当に赤字が連続し、厳しい運営状況が続いています。どうぞ、会員登録、あるいは元会員の方は、再開をよろしくお願いします!
どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、独立系メディアの意義と、米国に忖度する日本政府、大手主要メディアの「情報操作」の恐ろしさについて、広めてください。
IWJの内部留保も底を尽き、キャッシュフローが不足したため、私、岩上安身が、個人的な私財から、IWJにつなぎ融資をいたしました。
私がこれまでにIWJに貸し付けて、まだ未返済の残高は約600万円。これにつなぎ融資1000万円と合計すると、IWJへの私の貸し付け残高は約1600万円にのぼります。近いうちに、また私がIWJにつなぎ融資をしなければならない見込みですが、本当にもう貯金が底を尽きます!
私の貯えなどたかがしれていますから、この先も同様の危機が続けば、私個人の貯えが尽きた時、その時点でIWJは倒れてしまいます。
皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。
しかし、会費も減少し、ご寄付までもが急減してしまうと、たちまちIWJは活動していけなくなってしまいます。IWJも支出を減らし、業務を縮小し、効率化をはかるなどしておりますが、急な変化にはなかなかついていけません。
ウクライナ紛争に続き、「台湾有事」を口実とする米国の「代理戦争」が、東アジアで画策されている今、私、岩上安身とIWJは、破滅的な戦争を回避すべく、また、ウクライナ紛争報道で明らかになった、偏向マスメディアの不誠実な「情報操作」に代わるべく、少しでも正確な情報を皆さまにお届けできるよう走り続けたいと存じます。
その結果として、日本が戦争突入という悲劇に見舞われないように、無謀な戦争を断固阻止するために、今後も全力で頑張ってゆきたいと思います。
日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として立つべきです。同時に、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない、孤立した「島国」であるという「宿命」を決して忘れず、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な外交姿勢をめざすべきではないでしょうか?
皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうした問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。
下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。
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ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!
また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします。
また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です。
※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!
岩上安身
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◆中継番組表◆
**2023.7.12 Wed.**
調整中
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◆中継番組表◆
**2023.7.13 Thu.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ_YouTube Live】16:30~「岩上安身による国際政治学者 高橋和夫氏インタビュー 」
視聴URL:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
岩上安身による高橋和夫氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた高橋和夫氏の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E5%92%8C%E5%A4%AB
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
安倍元総理を銃殺したのが山上徹也容疑者ではないとすると、日本という国があまりにも自主的に物事を判断できない国というところにまでつながっていく ~岩上安身によるインタビュー第1126回 ゲスト 元外務省国際情報局長・孫崎享氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517054
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■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】
■【第1弾! プーチン大統領がプリゴジン氏とクレムリンで面会していた!】プーチン大統領が「プリゴジンの乱」5日後に、クレムリンでプリゴジン氏とワグネルの司令官ら35人と面会! 就職斡旋を提案していた!(『スプートニク』、2023年7月10日)
7月10日付け『スプートニク』(日本語版)は、ロシアのプーチン大統領が、6月24日に反乱を起こしたワグネルの創設者プリゴジン氏と、6月29日にクレムリンで会見していたと報じました。
記事によると、「会見は約3時間にわたって行われ、ワグネルの司令官らを含む35人が同席した」とのことで、プーチン大統領は「ワグネル側に就職斡旋に関する案を提示した」と、『スプートニク』は報じています。
一方、「ワグネルの司令官らは、自身らが『大統領の筋金入りの支持者であり、祖国のためにさらに戦う用意がある』と強調した」とのことで、10日にこの事実を発表したロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、このほかの事実については言及しなかったとのことです。
※プーチン大統領、反乱5日後にプリゴジン氏と会見=ペスコフ報道官(スプートニク日本、2023年7月10日)
https://sputniknews.jp/20230710/5-16497562.html
★「プリゴジンの乱」以降、様々な憶測や、捏造に近い報道・情報が飛び交いました。それほど、この「プリゴジンの乱」と、その急速な失速は、日本を含めて西側諸国の注目を集めました。それらの「空騒ぎ」情報の基底部には、ロシアが内部分裂している、プーチン政権の基盤は揺らいでいる、ウクライナ紛争は、ロシアの自壊で終わるのではないか、といった「反ロシア」の「期待」が渦巻いていたと思われます。
いったんはプリゴジン氏はベラルーシに向かい、27日に到着したと、ルカシェンコ大統領の口から発表もありましたが、到着した事実の証拠となる映像などは公開されませんでした。
※【本日のニュースの16連撃! 第1弾! Tass、27日】6月27日の早朝、ベラルーシのルカシェンコ大統領、プリゴジン氏がベラルーシに到着したと明らかに!(日刊IWJガイド、2023年6月30日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230630#idx-3
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52466#idx-3
その後、ルカシェンコ大統領の口から、「プリゴジンはベラルーシにはいない。ロシアにいる」と明らかにされたのは、7月6日のことでした。
※【第3弾、TASSほか、6日】「自由過ぎる」!? ロシア! ワグネル創設者のプリゴジン氏は今、ベラルーシではなく、ロシア国内にいる!? 彼の身柄を預かったはずのルカシェンコ大統領が認める!(日刊IWJガイド、2023年7月7日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230707#idx-10
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52500#idx-10
今回、クレムリンが明らかにした、プーチン大統領と、プリゴジン氏並びにワグネル幹部との面会は、6月29日に行なわれたとされています。
つまり、プリゴジン氏がベラルーシに到着したとされる27日の翌々日には、プリゴジン氏らはモスクワにいた、ということです。
この面会についての、当事者であるプーチン大統領、プリゴジン氏の発言はまだありませんし、本当に29日にクレムリンで面会したかどうかも確認できません。証拠となる写真や動画も、公表されていません。どこからどこまでが事実なのか、この稿を執筆している7月11日夜の時点では、確認できていない、というのが正しい伝え方だと思います。
仮にプーチン大統領とプリゴジン氏の面会が事実だとしても、それが本当に29日だったかは、現時点ではわかりませんし、そもそもプリゴジン氏はベラルーシに行かなかったのではないか、ルカシェンコ大統領がひと芝居打ったのではないか、という疑いもぬぐえません。
もちろん、プリゴジン氏がいったんは27日にベラルーシ入りしたものの、すぐにロシアへリターンして29日の極秘会談に臨んだという可能性もあります。この仮説だと、すべての日付が符合することになります。
いずれにしても、プーチン大統領が、記者会見などで、自身の肉声で事実を説明する必要がありますし、それまで事実確認は待たなくてはならないだろうと思います。
プリゴジン氏の、公の場での説明も待たれるところです。その間、飛び交うガセネタ情報・デマ報道には、騙されないように、くれぐれもご注意ください。(IWJ)
■【第2弾!『グレイゾーン』のブルメンタール氏が、国連安保理でバイデン政権の暗部を一刀両断!】米独立メディア『グレイゾーン』創設者のマックス・ブルメンタール氏が、国連安保理演説で、ウクライナ紛争をめぐるバイデン政権と軍事産業の癒着を一刀両断! ロバート・ケネディJr.氏は「しびれるような批判」と、ツイート!! IWJは、ブルメンタール氏の演説を、緊急全文仮訳!(『グレイゾーン』、2023年6月30日)
米独立メディア『グレイゾーン』が6月30日、YouTubeに、国連安全保障理事会でのマックス・ブルメンタール氏によるウクライナ紛争についての演説の動画を公開しました。
マックス・ブルメンタール氏は、ジャーナリストで『グレイゾーン』の創設者です。
ブルメンタール氏は、米国がウクライナへの軍事援助で浪費した軍事資源を補填するために、米国の納税者から富を奪い取っているとして、米国政府を批判し、「欧州で最も腐敗している」と報告されているウクライナに、その富を流し込んでいると訴えました。
※Max Blumenthal addresses UN Security Council on Ukraine aid(The Grayzone、2023年6月30日)
https://youtu.be/Ddc1ix_9MII
★このマックス・ブルメンタール氏の国連安保理での演説について、米大統領選の民主党予備選に出馬を表明しているロバート・ケネディJr.氏は、7月9日、ツイッターに「ウクライナ戦争の理論的根拠と結果に対する、しびれるような批判」と、ツイートしています。
※ロバート・ケネディJr.氏のツイート(2023年7月9日)
https://twitter.com/RobertKennedyJr/status/1677836352144961537
『グレイゾーン』の約14分の動画は英語ですが、急ぎ全文を仮訳したところ、以下のようになりました。多少の抜け落ちや文法上の間違いはあるかもしれませんが、おおまかな内容はわかると思います。翻訳ミス等があれば、IWJまでお知らせください(office@iwj.co.jp)。後日、厳密に校正した訳文を出し直すかもしれません。今日は、あくまで「速報の仮訳」として、お読みください。
※ここから先は【中略】とさせていただきます。御覧になりたい場合は、ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して御覧ください! 会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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御覧の通り、このウクライナ紛争を引き起こし、引き延ばすことで、巨額の富を得ている米国の政治家と軍事企業の強欲な「複合体」の素顔が露わとなっています。このブルメンタール氏の演説の各部分は、この1年半、IWJが報じ続けてきたことと重なります。ブルメンタール氏の演説に、嘘があるとは思われません。逆に日本の新聞やテレビなど大手メディアの日々の報道の虚構ぶりが、際立ちます。
ブルメンタール氏は、若い、まだ45歳という働き盛りのジャーナリストですが、彼の言葉が国連安保理で響いたことに注目したいと思います。彼は、「米国とNATO」は「違法な軍事組織」であると思いきったことを言い切りました。揚げ足を取るような反論や批判もあるでしょうが、米国とNATOが「違法」ではないにしても、現時点で「不正義」であることは、間違いありません。その点は、IWJとして、同意します。
ベトナム戦争とも、コソヴォ紛争とも、湾岸戦争とも、イラク戦争とも、地続きの米国の「戦争ビジネス」が、ウクライナ紛争の「正体」です。
ロシアに対して、「核兵器を使ってみろよ」と言わんばかりの挑発や、あるいは西側の仲間内で公然と「ロシアに先制攻撃しよう」と言いだす地点までさしかかっていること、その馬鹿げた騒ぎを主導している連中は、ただただ目前の金儲け以外、何も気にもとめず、「核による人類の破滅」さえ本気で気にしていない連中なのだ、ということを知るべきです。
日本の岸田政権が、このような愚行に引きずられてゆくことに、我々は全力で反対を表明します。(IWJ)
■<インタビュー決定>7月13日(木)午後4時半から、中東がご専門の国際政治学者である放送大学名誉教授・高橋和夫氏への、岩上安身によるインタビューが決定しました! ウクライナ紛争に米国がのめり込んでいる間に、中東諸国は分断を超え、米国離れが加速! 戦後史上最大の変化を迎えつつあります! 高橋先生に解説してもらいます。
岩上安身は7月13日(木)午後4時半から、放送大学名誉教授で先端技術安全保障研究所(GIEST)会長の国際政治学者・高橋和夫氏にインタビューを行います!
高橋氏は今年3月31日に、ウクライナ紛争をロシアと周辺諸国との歴史的・地政学的背景にまでさかのぼって分析した著書『ロシア・ウクライナ戦争の周辺 NATO、フィンランド、イラン、トルコ』(先端技術安全保障研究所)を上梓されました。
※『ロシア・ウクライナ戦争の周辺』(先端技術安全保障研究所)
https://giest.base.shop/items/72681186
高橋氏には、ウクライナ紛争を背景に、親米国だったサウジが、米国と距離を置き、中国と接近し、サウジとイランが和解するなど、外交面で大きな変化をとげつつあること、中東諸国にグローバルサウスの一角としての自覚が生じていること、また、中国とパレスチナとの間では、新たな関係構築の動きがみられるなど、事態が急展開していることについて、お話をうかがう予定です。
■<インタビュー決定>7月18日(火)午後6時半から、フランス現代思想がご専門の哲学者である一橋大学名誉教授・鵜飼哲氏への、岩上安身によるインタビューが決定しました! 米国の正体は地上唯一の超帝国! その支配の完結を求めるNATOの東方拡大とロシアの弱体化が桎梏に! その間に、グローバルアジアが覚醒! 植民地にされ、奴隷貿易によって搾取されてきた欧米列強の不正義を訴え始めています! 鵜飼哲先生に、この世界の変化を解説してもらいます。
岩上安身は7月18日(火)午後6時半から、一橋大学名誉教授の鵜飼哲氏にインタビューを行います!
哲学者である鵜飼氏は、フランスの文学と現代思想、特に作家ジャン・ジュネと哲学者ジャック・デリダの著作の研究を軸とされています。また、フランスの旧植民地であるマグレブ(北アフリカ)地域から、中東アラブ世界の植民地期、脱植民地期、ポスト植民地期の文学や思想を研究されています。
鵜飼氏には、ウクライナ紛争そのものと、この紛争を極端な「正義と悪」の戦いとして描くゆがめられた報道のあり方や、ウクライナ紛争のエスカレートによって、原発が破壊され、核が用いられてしまう可能性と、それを阻止するために何ができるのか、といったことをおききします。
また、フランスの政治学者で『帝国と共和国』(青土社刊)の著者のアラン・ジョクスが示した、超大国アメリカとグローバル企業が並び、日本を含む主要な諸国家はその下にぶら下がっているという、世界構造のモデルと、そうした構造が至る所で矛盾をきたしている現状について、おききします。
また、この先、世界は米国の単独覇権が強化・維持される一極化のままか、それとも多極化するのか、また、多極化した場合の問題点とは何か。無極化された多国間主義は理想的だが、実現可能なのか、ということもお話し願えると考えています。
ウクライナ紛争をめぐるマクロン大統領の政治的スタンスや、トルコのエルドアン大統領、サウジのサルマン皇太子など、G7中心の世界の外にある、これからの世界にとって、鍵を握るであろうグローバルサウスの国々の動きと指導者の動向などについても、おうかがいする予定です。
■【スタッフ募集・事務ハドル班】事務ハドル班は、岩上安身によるインタビューのアポ取りとスケジューリング、各種リサーチ、公共コンテンツの取材のためのアポ取りや、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立て、指示を出す、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊IWJガイドの番組表へ反映する、IWJコンテンツ構成の要となる部署です。
ご応募の資格は、第一に穏やかな性格で明るく協調性のある方。第二にトラブルなく対外的な交渉をできるコミュニケーション能力の高い方。第三にPCスキルがある方です。時給は1200円から、仕事の習熟に伴って昇給していきます。
入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jpまでお送りください。
※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform
■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】記者として日刊IWJガイドや記事の執筆、エディターとして編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給はスタート時は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。『サビ残』は一切ありません!
日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業のうち、主に日刊IWJガイド校了前の赤反映業務に携わってもらいます。パソコンのスキルが必要です。時に深夜まで及ぶことがありますが、社用車での帰宅、あるいは自宅への送りが可能です。
雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。在宅勤務や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。
入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jpまでお送りください。
※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform
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それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
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IWJ編集部(岩上安身、前田啓)
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