日刊IWJガイド・非会員版「長崎原爆の日、菅総理のスピーチはコロナ対策への決意表明と核兵器不拡散条約の賛美!」2021.8.10号~No.3253号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに〜長崎原爆の日、田上市長は平和宣言にて「長崎を最後の被爆地に」と訴え、核兵器禁止条約の批准を政府、国会議員へ要求! 一方、菅総理はまたも核兵器禁止条約に言及せず! 認定地域外で被爆した方の救済にも消極姿勢! 今回は広島の時のような読み間違いではなく「確信犯」的に!!
■【中継番組表】
■五輪が閉幕しても勢いがついて止まらない首都圏のコロナ感染爆発! 9日、神奈川県は過去最多を更新、2166人! 東京、埼玉、千葉はいずれも月曜日の過去最多を更新!
■感染急増でも結局、中止することなく、東京五輪が閉幕! IOCバッハ会長は五輪と感染拡大の関係に「数字的な裏付けがない」と切り捨て!バッハ会長こそ五輪と感染爆発に因果関係がないと証明せよ! 開催を強行して感染爆発を招き、犠牲になった方々に、責任を取り、バッハ会長とIOC・JOCと日本政府・東京都は補償せよ!!
■最初から最後まで嘘で塗り固められた東京五輪が閉幕、「(福一の放射能は)アンダーコントロール」と「(夏の東京は)天候は晴れる日が多く、且つ温暖」という嘘、東京五輪は「コロナが人類を打ち負かした証」となった? その代償を支払ったのは選手たち、そしてこれから支払うのは日本国民!
■「このまま死ぬのかと思った」~「好きなお天気キャスター」1位の気象予報士依田司氏がコロナ感染の辛さをSNSで発信! 感染対策は万全だったにもかかわらず、デルタ株に感染! 他人事ではない! ひょっとしたら・・・
■<本日のタイムリー再配信>本日午後8時から、2019年収録「『韓国カジノ視察報告会』で統合型リゾート(IR)の恐ろしさを語る!! 『どんなに立派な施設をつくっても、それはカジノに誘導するための装置に過ぎない!!』~11.11 カジノのある町で、今おきていること」を再配信します!
■沢山の方の温かいご支援により、7月は月間のご寄付の目標額を達成することができました! 岩上安身とIWJスタッフ一同、心より感謝申し上げます! 厳しい状況下で新たなスタートを切った第12期もどうかご支援をよろしくお願いいたします!
■「IWJのことは、心から応援しています。どうか持ちこたえてくださいますように」〜長年、会員として応援してくださっているS.S様より。ご寄付とともに温かい応援メッセージをいただきました! 感謝を込めてご紹介させていただきます!
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■はじめに〜長崎原爆の日、田上市長は平和宣言にて「長崎を最後の被爆地に」と訴え、核兵器禁止条約の批准を政府、国会議員へ要求! 一方、菅総理はまたも核兵器禁止条約に言及せず! 認定地域外で被爆した方の救済にも消極姿勢! 今回は広島の時のような読み間違いではなく「確信犯」的に!!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨日8月9日は、76年目の長崎原爆の日でした。

 長崎市のホームページには、田上富久(たうえとみひさ)市長が長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典で読み上げた「長崎平和宣言」全文が掲載されています。

 この中で田上市長は、今年93歳で亡くなった被爆者でカトリック神父の小崎登明さんの言葉を紹介しています。

 「世界の各国が、こぞって、核兵器を完全に『廃絶』しなければ、地球に平和は来ない。

 核兵器は、普通のバクダンでは無いのだ。放射能が持つ恐怖は、体験した者でなければ分からない。このバクダンで、沢山の人が、親が、子が、愛する人が殺されたのだ。

 このバクダンを二度と、繰り返させないためには、『ダメだ、ダメだ』と言い続ける。核廃絶を叫び続ける。

 原爆の地獄を生き延びた私たちは、核兵器の無い平和を確認してから、死にたい」

 田上市長は、小崎さんが求め続けた願いが、人類史上初めて「全面的に核兵器は違法」と明記した核兵器禁止条約となって実を結んだ、としたうえで、次のように訴えました。

 「日本政府と国会議員に訴えます。

 核兵器による惨禍を最もよく知るわが国だからこそ、第1回締約国会議にオブザーバーとして参加し、核兵器禁止条約を育てるための道を探ってください。日本政府は、条約に記された核実験などの被害者への援助について、どの国よりも貢献できるはずです。そして、一日も早く核兵器禁止条約に署名し、批准することを求めます。

 『戦争をしない』という日本国憲法の平和の理念を堅持するとともに、核兵器のない世界に向かう一つの道として、『核の傘』ではなく『非核の傘』となる北東アジア非核兵器地帯構想について検討を始めてください」

 さらに田上市長は、次のように訴えました。

 「『長崎を最後の被爆地に』

 この言葉を、長崎から世界中の皆さんに届けます。広島が『最初の被爆地』という事実によって永遠に歴史に記されるとすれば、長崎が『最後の被爆地』として歴史に刻まれ続けるかどうかは、私たちがつくっていく未来によって決まります。この言葉に込められているのは、『世界中の誰にも、二度と、同じ体験をさせない』という被爆者の変わらぬ決意であり、核兵器禁止条約に込められた明確な目標であり、私たち一人ひとりが持ち続けるべき希望なのです」

※令和3年 長崎平和宣言(長崎市、2021年8月9日)
https://www.city.nagasaki.lg.jp/heiwa/3070000/307100/p036984.html

 しかし、菅義偉総理は、6日の広島に続き、昨日の長崎のスピーチでも、核兵器禁止条約に言及しませんでした。

 菅総理はスピーチで、被爆者へのお見舞いの言葉に続き「新型コロナウイルスの試練に打ち勝つための奮闘が続いている」「この感染症を克服し、一日も早く安心とにぎわいのある日常を取り戻せるよう、全力を尽くす」といった決意を表明しました。

 さらに「今から76年前の今日、原子爆弾によって一瞬にして焦土と化しましたが、市民の皆さまの並々ならぬご努力により、長崎は焦土から立ち上がり、平和と文化を象徴する国際文化都市として、めざましい復興を遂げられました。この地が美しく復興を遂げたことに、私たちは改めて、乗り越えられない試練はないこと、そして、平和の尊さを強く感じる次第です」と、まるで終わったことのように「復興」を讃えています。

 続いて、8月6日の広島でのスピーチで読み飛ばした「唯一の戦争被爆国として、『核兵器のない世界』の実現に向けた国際社会の努力を一歩ずつ、着実に前に進めていくことは、わが国の変わらぬ使命です」という部分を、今回はきちんと読み上げましたが、今年発効した核兵器禁止条約には一切言及せず、核兵器不拡散条約が「国際的な核軍縮・不拡散体制の基礎」だと強調しました。

 そして、最後に「被爆者の方々に対しましては、保健、医療、福祉にわたる支援の必要性をしっかりと受け止め、高齢化が進む被爆者の方々に寄り添いながら、今後とも、総合的な援護施策を推進をしてまいります。特に、原爆症の認定について、できる限り迅速な審査を行うよう努めてまいります」と締めくくりました。

※長崎平和祈念式典 首相あいさつ全文(産経新聞、2021年8月9日)
https://www.sankei.com/article/20210809-FUG3KDVAOBNPJIVSRTXWWXAEOE/

 7月14日に広島高裁は、「黒い雨」裁判の判決で、国が指定した援護区域外で放射性物質を含んだ雨を浴びた原告84人全員を被爆者と認め、被爆者健康手帳を交付するよう命じました。菅総理は7月27日、上告を断念することを閣議決定し、談話を発表しました。

 その談話には「84名の原告の皆様と同じような事情にあった方々については、訴訟への参加・不参加にかかわらず、認定し救済できるよう、早急に対応を検討します。原子爆弾の投下から76年が経過しようとする今でも、多くの方々がその健康被害に苦しんでおられる現状に思いを致しながら、被爆者の皆様に寄り添った支援を行ってまいります」と、書かれています。

※「黒い雨」被爆者健康手帳交付請求等訴訟の判決に関しての内閣総理大臣談話(首相官邸、2021年7月27日)
https://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/discourse/20210727danwa.html

 長崎でも、原爆による放射線被害にあいながら、国が被爆者と認める地域の外にいたため、被爆者認定されないまま健康被害に苦しむ「被爆体験者」がいます。

 田上市長や長崎県の中村法道知事は、政府の上告断念の方針を受けて、長崎の被爆体験者も速やかに被爆者認定するよう求めています。

※“黒い雨”裁判受け 長崎の被爆体験者なども認定を 国に要望(NHK、2021年8月2日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210802/k10013176901000.html

 菅総理は9日のスピーチで「原爆症の認定について、できる限り迅速な審査を行うよう努める」と述べましたが、式典後の記者会見では「長崎においては、現在も訴訟が継続中であり、その行方を注視をしていきたい」と述べ、長崎の被爆体験者の救済については明言しませんでした。

※菅首相「日本だからできた、との声も」 長崎で五輪語る(朝日新聞デジタル、2021年8月9日)
https://www.asahi.com/articles/ASP8951F0P89UTFK009.html

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◆中継番組表◆

**2021.8.10 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch6】11:10メド~「田村憲久 厚生労働大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6

 田村憲久 厚生労働大臣による定例会見を中継します。これまでIWJが報じてきた厚生労働大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%8e%9a%e7%94%9f%e5%8a%b4%e5%83%8d%e5%a4%a7%e8%87%a3
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【IWJ・Ch5】11:30メド~「西村康稔 新型コロナ対策担当大臣 記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 西村康稔 新型コロナ対策担当大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた新型コロナ対策担当大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%96%b0%e5%9e%8b%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e5%af%be%e7%ad%96%e6%8b%85%e5%bd%93%e5%a4%a7%e8%87%a3
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【タイムリー再配信 966・IWJ_YouTube Live】20:00~「『韓国カジノ視察報告会』で統合型リゾート(IR)の恐ろしさを語る!! 『どんなに立派な施設をつくっても、それはカジノに誘導するための装置に過ぎない!!』~11.11 カジノのある町で、今おきていること」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2019年11月に収録した、「日本共産党横浜市議団」主催の「韓国カジノ視察報告会」を再配信します。これまでIWJが報じてきた総合型リゾート(IR)実施法案関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/integrated-resorts

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/460661

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◆中継番組表2◆

**2021.8.11 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】11:00~「日本外国特派員協会主催 柳澤協二氏(元内閣官房副長官補)、半田滋氏(防衛ジャーナリスト)、猿田佐世氏(新外交イニシアティブ代表) 記者会見 ―内容:台湾有事は起こるのか?」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「日本外国特派員協会(FCCJ)」主催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた安全保障関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/securitytreaty
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【タイムリー再配信 967・IWJ_YouTube Live】20:00~「村山富市元首相、『村山談話』発表に至った経緯、『終戦』ではなく『敗戦』という言葉を選んだ橋本龍太郎元首相とのエピソードを語る」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2015年5月に収録した、「総評退職者の会」主催の「『戦後70年』問題特別講演会 村山富市元首相を迎えて」を再配信します。これまでIWJが報じてきた村山富市氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9d%91%e5%b1%b1%e5%af%8c%e5%b8%82

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/245969

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■五輪が閉幕しても勢いがついて止まらない首都圏のコロナ感染爆発! 9日、神奈川県は過去最多を更新、2166人! 東京、埼玉、千葉はいずれも月曜日の過去最多を更新!

 五輪が閉幕しても、勢いがついた東京を中心とした首都圏のコロナ第5波の感染爆発は止まりません!

 東京都は昨日9日、新型コロナウイルスの新たな感染者が、2884人確認されたことを発表しました。

 連日4000人台、5000人台が続いていたため、一見少なく見えますが、実は日曜日明けの月曜日としては過去最多です。しかも昨日は祭日で連休でした。7日間の平均は、前日の8日に4000人を突破していましたが、さらに増えて4135.4人になりました。

※新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(第2327報)(東京都福祉保健局、2021年8月9日)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/corona2327.html

 また、神奈川県では過去最多を更新する2166人の感染が確認されました。もはや東京都ほとんど変わらないレベルの数字です。9日付け神奈川新聞は「横浜市で同日判明した新規感染者は1139人で、1日当たりで初めて1000人を超えた」と報じています。

※神奈川の感染者数 過去最多の2166人 横浜も初の千人超(カナロコ、2021年8月9日)
https://www.kanaloco.jp/news/social/article-627078.html

 埼玉県では1160人の新たな感染が確認され、こちらも月曜日としては過去最多です。埼玉県では7日連続で1000人を上回りました。

※【速報】埼玉で新型コロナ1160人感染(埼玉新聞、2021年8月9日)
https://www.saitama-np.co.jp/news/2021/08/10/01.html

 千葉県の新規感染者は952人で、こちらも月曜としては過去最多です。

※【新型コロナ速報】千葉県内952人感染、1人死亡 5日連続900人超、月曜日としては過去最多(千葉日報、2021年8月9日)
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/819747

■感染急増でも結局、中止することなく、東京五輪が閉幕! IOCバッハ会長は五輪と感染拡大の関係に「数字的な裏付けがない」と切り捨て!バッハ会長こそ五輪と感染爆発に因果関係がないと証明せよ! 開催を強行して感染爆発を招き、犠牲になった方々に、責任を取り、バッハ会長とIOC・JOCと日本政府・東京都は補償せよ!!

 一昨日8日、東京五輪が閉幕しました。

 8日に大会組織委が発表したデータによれば、7月1日以降に新型コロナウイルス検査で陽性となった大会関係者は430人、そのうち選手は29人でした。また、430人のうち32人が晴海の選手村滞在者でした。

※大会関係者の新型コロナウイルス感染症の陽性者情報
https://olympics.com/tokyo-2020/ja/news/road-to-t2020

 IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長は、5月22日に「東京大会を実現するために、我々はいくつかの犠牲を払わなければならない」と発言したと報じられました。

※誰に求めた?バッハ会長「我々は犠牲を払わなければ」(朝日新聞デジタル、2021年5月24日)
https://www.asahi.com/articles/ASP5S4FSTP5SUHBI00W.html

 大会期間中に430人もの感染者を出し、しかもその大半が日本人スタッフだったことを考えると、バッハ会長の「犠牲を払わなければならない」とは、「日本人は犠牲を払え」ということだったのかとあらためて思わざるを得ません。

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■最初から最後まで嘘で塗り固められた東京五輪が閉幕、「(福一の放射能は)アンダーコントロール」と「(夏の東京は)天候は晴れる日が多く、且つ温暖」という嘘、東京五輪は「コロナが人類を打ち負かした証」となった? その代償を支払ったのは選手たち、そしてこれから支払うのは日本国民!

 東京五輪が、立秋の翌日、つまり盛夏の終わりとともに、8月8日に閉幕しました。思えば東京五輪は最初から最後まで「嘘」で塗り固められた大会でした。

 2013年9月7日、国際オリンピック委員会(IOC)総会がブエノスアイレスで開催され、東京が2020年夏季五輪の開催都市に選ばれました。そもそもこの招致活動から「東京五輪の嘘」は始まっていました。

 政権を奪還してまもない安倍晋三総理(当時)は招致活動の先頭に立って、ブエノスアイレスでも演説をしました。その中で「(福島第一原発から出ている放射能の)状況はアンダーコントロール」と述べた大嘘も忘れられませんが、嘘と知りながら東京を開催都市に選定したIOCも「共犯」だったと言えます。

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■「このまま死ぬのかと思った」~「好きなお天気キャスター」1位の気象予報士依田司氏がコロナ感染の辛さをSNSで発信! 感染対策は万全だったにもかかわらず、デルタ株に感染! 他人事ではない! ひょっとしたら・・・

 「第14回 好きなお天気キャスターランキング」(オリコン)で2018年に1位を獲得したこともある気象予報士の依田司氏(55歳)が、7月19日、自らのインスタグラムで「コロナ療養」から復帰したことを報告しました。

 「皆さま、本日復帰致しました。
 
 3週間と長くお休みしましたが、最後の1週間は大事を取って自宅で安静にしておりました。

 ホテル療養中はあまりの辛さと閉塞感に心が折れましたが、皆様からの温かい励ましのコメント(コメント欄、DM)で何とか命の灯火を繋ぎ止めることが出来ました。

 お一人お一人にお返事もできませんが、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 これ以上感染が拡大しないよう、ひとりひとりができることをしていきましょう」

※依田司インスタグラム(2021年7月19日)
https://www.instagram.com/p/CRfni68gqkk/

 依田氏は、6月29日に同じくインスタグラムで新型コロナウイルス、デルタ株に感染したことを報告していました。

 「解熱剤で昨日朝(28(月))には、平熱~微熱程度まで落ち着きました。
 しかし、ピーク時には一般に副反応として挙げられていない『激しい咳、痰、肺の違和感』があったため、救急病院にて診察とPCR検査を実施してきました。

 そして今朝、検査結果が届き『L-452R変異株(インド株)陽性』との事でした。

 保健所との聞き取り調査では、濃厚接触者無しとのご判断で、感染経路不明との事です」

※依田司氏インスタグラム(2021年6月29日)
https://www.instagram.com/p/CRfni68gqkk/

 依田氏は「緊急事態宣言、蔓防に関わらず、感染症対策は常に怠らず、外食も一切しませんし、仕事場ではスタッフとも隔離されますし、仕事と家の往復を貫いてきました」、「そこまでしても、感染する時はしてしまうのだと虚無感に襲われています」と述べています。保健所の聞き取り調査では、濃厚接触者なし、感染経路不明と判断されたそうです。

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■<本日のタイムリー再配信>本日午後8時から、2019年収録「『韓国カジノ視察報告会』で統合型リゾート(IR)の恐ろしさを語る!! 『どんなに立派な施設をつくっても、それはカジノに誘導するための装置に過ぎない!!』~11.11 カジノのある町で、今おきていること」を再配信します!

 8月8日告示、22日投開票は、現職の林文子市長が2019年に誘致を表明したIR(カジノを含む統合型リゾート)が、最大の争点の一つとして注目を集めています。

 そこで、本日午後8時から、2019年11月11日に横浜市で収録した、日本共産党横浜市議団による韓国カジノ視察報告会を再配信します。

 横浜市議の古谷やすひこ氏と北谷まり氏は、2019年10月、韓国江原道にある江原(カンウォン)ランドカジノを視察しました。

 韓国に入国した一行は初日、江原道へ行く前に、仁川空港そばの東アジア初のIR「パラダイス・シティ」を視察しました。「パラダイス・シティ」は外国人しか入場できないカジノです。

 IR施設内の人気のないショッピングモールからカジノ入り口に続く動画を見せながら、古谷市議は「ショッピングモールには人がいない。カジノには人がいる。IRの収益構造は、カジノが8割。ほかのショッピングモールで儲ける必要はまったくないということがよくわかった」と説明しました。

 翌日視察した江原ランドカジノは、ソウルから鉄道で4時間ほどです。駅周辺にはいたるところに消費者金融業者のビラが貼られ、道沿いにはギャンブルに負けて質に入れられた高級車が並べられていました。

 一行は、地域でギャンブル依存症者の支援を行なっているパン・ウングン牧師からヒアリングを行ったところ、「カジノができて地域が悪くなった」とのことです。金融業者のビラであふれた駅前からは学校が移転し、人口も減少。街は潤ったわけではないといいます。

 また、一行がこの日泊まったホテルも含め、「見えるところのホテルすべてで自殺者が出ている」とのことで、自殺者はカジノができてから2400人ぐらいにも及ぶということです。

 さらに一行は、カジノから委託費を受けて地域進行を担う「3・3記念財団」からもヒアリングを行いました。財団は事務所も江原ランドの敷地内にあり、いわばカジノを推進する立場です。

 しかし、古谷市議によると、ヒアリングにより「街が廃れてきた。江原ランド以外の産業が、ほとんどなくなってしまった」ということがわかったそうです。

 江原ランドには、スキー場、ゴルフ場、プール、コンベンション施設、ホテルなどが併設されていますが、ヒアリングを行った古谷市議は、「カジノの売り上げが9割で、カジノ以外のすべての施設は赤字」だと報告しました。

 報告を終えて北谷市議は、「まさに荒廃した街を見てきた。江原ランドでギャンブル依存症者支援をするパン・ウングン牧師は、『カジノのせいでこうなったがもうやめることはできない』と言っていた」と、述べました。

 北谷市議はさらに「仁川のIRは、お客さんがカジノだけに集中し、(カジノの外の商業施設には)どこにも人がいなかった」と語り、「どんなに立派な施設を作っても、カジノに誘導するための装置でしかないということがはっきりと確認できた。依存症になってしまえば抜け出すこともできない」と、IR施設の危険性を訴えました。

 横浜市長選に関心のある方、そしてIR誘致の話が自分の地元でもある、という方々、ぜひ、本日の再配信を御覧ください! また、SNSで拡散もお願いします! 仮に、その日の都合で見れなくても、会員になっていただければ、一般会員なら2ヶ月以内、見逃し配信を自由な時間に見れますし、サポート会員ならば、いつまでも、いつでも好きな時にコンテンツを無期限で視聴できます!

※会員のご登録はこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 詳しくはぜひ、本日午後8時からの再配信をご視聴ください。

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【タイムリー再配信 966・IWJ_YouTube Live】20:00~
「韓国カジノ視察報告会」で統合型リゾート(IR)の恐ろしさを語る!! 「どんなに立派な施設をつくっても、それはカジノに誘導するための装置に過ぎない!!」~11.11 カジノのある町で、今おきていること
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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※「韓国カジノ視察報告会」で統合型リゾート(IR)の恐ろしさを語る!! 「どんなに立派な施設をつくっても、それはカジノに誘導するための装置に過ぎない!!」~11.11 カジノのある町で、今おきていること 2019.11.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/460661

■沢山の方の温かいご支援により、7月は月間のご寄付の目標額を達成することができました! 岩上安身とIWJスタッフ一同、心より感謝申し上げます! 厳しい状況下で新たなスタートを切った第12期もどうかご支援をよろしくお願いいたします!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 IWJは8月1日より、新たな第12期が始まりました。第11期最後の7月31日まで、ご寄付・カンパの呼びかけにこたえてくださった皆さまに、岩上安身とIWJスタッフ一同、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 7月は第11期の累積した不足額から、ご寄付・カンパの月間の目標額を1329万1661円としていました。

 7月の第3週までなかなかご寄付が集まらず、一時は1000万円以上の大幅な赤字の可能性もありえると半ば覚悟していましたが、7月の月末近く、28日と29日に、岩上安身が直接、皆さまに緊急のご支援をメールにてお願いさせていただいたところ、大変多くの皆さまからご寄付・カンパをお寄せいただきました。

 経理が集計したところ、7月の31日間のご寄付・カンパの合計は990件、1402万9461円で、目標金額の105.6%に達することができました。

 おひとりで何十万円、何百万円、などという大口のご寄付はなく、990人もの方々が平均して1万4000円ほどの、ご自身でできる範囲のご寄付を無理なくしていただいた結果、目標額を達成することができました。たくさんの方々に支えられて、IWJは活動させていただいているのだ、ということを改めて感じさせられました。

 岩上安身とIWJスタッフ一同、あらためて励まされると同時に、心引き締まる思いです。本当にありがとうございます。

 お力添えをいただいた皆さま、心より感謝申し上げます。

 一方で、この目標額は赤字ギリギリの線の最少の設定でしたので、支出の総額がすべて判明し、税金などの計算も終わらないと、第11期が赤字になったか、赤字をまぬがれたか、経理処理が進まないと、決定的なことはまだ、申し上げられません。本当にギリギリのラインだろうとは思われます。

 また、第11期は、IWJ代表の岩上安身個人からIWJが993万5000円の緊急の借り入れを行い、まだ1円も返済できていません。もし岩上安身個人が、IWJに貸すお金がなければ、1000万円近いこの金額は、そのまま赤字になっていたことになります。従ってIWJは約2千万円程のマイナスを、岩上安身が1000万近いつなぎ資金を提供し、支えてくださる会員等の皆様が1400万円ものご寄付を期末ギリギリの時期にしてくださって、最悪の事態は脱した、ということになります。

 第11期の収支につきましては、9月末までに経理が決算報告書をまとめ、監査を受けてから税務署に提出します。その結果はこの日刊IWJガイドやIWJのサイト上できちんと皆さまにご報告申し上げます。

 連日お伝えしてきましたが、IWJは前期の第11期に、まったく出口の見えないコロナ禍とコロナに伴う経済的危機の影響により、会員数が大幅に減少してしまいました。また、皆さまからのご寄付・カンパも目標額を大きく下回る月がほとんどで、設立以来最も厳しい財政状態に立たされていました。このままでは大幅な赤字転落が避けられない可能性があると皆さまにお伝えし、ご支援をお願いしてきました。

 また、代表である岩上安身は、自身の貯金を崩してIWJに緊急融資するだけでなく自身の報酬を100%カットし、無報酬で職務にあたってまいりました。

 皆さまの温かいご支援に支えられ、IWJは12年目、第12期の一歩を、とにもかくにも踏みだすことができました。しかしながら、コロナ禍は今後も長引く恐れがあり、IWJにとっては、経済的にはまだまだ険しい道のりが続くものと思われます。

 まず第一に、岩上安身は今期も1年間、無報酬で働くことを決めています。

 同じように皆さまもそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと拝察いたします。こうした状況で皆さまにご寄付・カンパのお願いを繰り返しお願いすることは、心苦しいことではあります。

 しかし、特定のスポンサーをもたないことで、縛られず、何者にも忖度しない、独立メディアとしての道を歩むIWJは、市民の皆さまの会費とご寄付・カンパをいただくことで存在し、市民のためのメディアとして活動を継続していくことが初めて可能となります。今後も、市民の皆さまからのご支援がIWJの存続と活動には欠かせません。市民の、市民の支えによる、市民のための独立メディアですから。

 長引くコロナ禍とそれに伴う不況に、まだ出口は見えません。しかし今秋には衆議院選挙を控えており、その際には、報道と言論の力によって日本を少しでも変え、破滅への道を脱することはできると信じています。

 現在与党政府は、このコロナ禍のただ中にもかかわらず、米国の盾となるべく、日本列島に中国のミサイルを「吸収」させる準備を推し進めています。改憲による緊急事態条項の導入も、実現すれば、ナチスと変わらない独裁内閣が実現し、どんな無茶な国民への「命令」であろうと、法律と同じ効力をもつ「政令」として出せるようになります。言うまでもなく、これは戦時ファシズムの確立のためです。

 今年の衆議院選挙は、日本という国、1億2000万の国民や、北海道から沖縄までの国土、そして民主主義と平和と日本国憲法を守れるかがかかった、最後の、重要な選挙となるかもしれません。改憲勢力が大勝するようなことがあれば、報道の自由も言論の自由もなくなり、仮に資金難から脱したとしてもIWJの存続も不可能になると思います。

 一部の野党だけでなく、多くのメディアが既に権力に屈していることは、コロナ禍や東京五輪を巡る報道を観れば一目瞭然です。

 IWJがマスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであると確信しています。

 決して負けられないこの戦いに、IWJとともに、ぜひ皆さまにも一緒に参戦していただきたいと思います。前線には我々が立ち、売国的な権力に挑みます。皆さまにはぜひ、後方支援となる会員登録とご寄付・カンパをどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 12年目となるIWJへ、皆さまからの温かいご支援を、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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みずほ銀行
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店番号 057
預金種目 普通
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口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
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口座番号 472535
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ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

■「IWJのことは、心から応援しています。どうか持ちこたえてくださいますように」〜長年、会員として応援してくださっているS.S様より。ご寄付とともに温かい応援メッセージをいただきました! 感謝を込めてご紹介させていただきます!

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1人1万円ずつの臨時の支援、振り込みいたしました。

私事ですが、今年2月の福島県沖の地震で現在は空室にしている郡山の自宅が罹災し、しかも3.11よりも被害が大きく、地震保険でカバーできるかどうかも不明、という状況でした。重ねて昨年、結婚した娘の妊娠が判明したのと同時に、娘の配偶者が遠隔地に転勤となり、実家出産のために二重の引っ越し等々、いろいろなことが重なり、カンパでの支援も滞っておりました。

最近になって、諸々やっと落ち着いて参りました。IWJのことは心配しながらも、なかなかご支援できず、心苦しい日々でした。

8月の出産が済み、業者の方も手一杯で遅れに遅れている自宅の修理に手が入れば、ひと段落で、またカンパ等お手伝いできると思います。IWJのことは、心から応援しています。どうか持ちこたえてくださいますように。   
(S.S様)

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 S.S様、ご寄付とメッセージをありがとうございます! また、お孫さんのお誕生、おめでとうございます!

 私たちも全力で頑張り抜きますので、これからもどうぞ岩上安身とIWJへの応援をよろしくお願いいたします。

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210810

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、城石裕幸、富樫航、中村尚貴)

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
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