日刊IWJガイド・非会員版「第11期の期末まで4ヶ月弱。4月も半ば近くで、ご寄付月間目標額の450万円の10%に届かない37万円! ご支援をお願いします!」2021.04.12号~No.3133号


日刊IWJガイド・非会員版「第11期の期末まで4ヶ月弱。4月も半ば近くで、ご寄付月間目標額の450万円の10%に届かない37万円! ご支援をお願いします!」2021.04.12号~No.3133号

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~第11期の期末まであと4ヶ月弱。4月も半ば近くで、月間目標額の450万円の10%にも届かない37万円どまり! ご支援をお願いします!
■【中継番組表】
■3月は今期始まって以来、8ヶ月目でようやく初めてご寄付・カンパの目標額を達成することができました! 本当にありがとうございます! 3月のご寄付者様に感謝のしるしとして、お名前を順次掲載させていただきます。今後ともよろしくお願いします!
■本日から高齢者への新型コロナワクチン接種開始! しかし医療従事者への2回接種はいまだ10%程度! 東京で変異株急拡大すれば5月には新規感染者が1日1000人を超え、経済損失が4兆円増えるとの試算も!
■大阪府の吉村知事が「重点措置の効果がなければ緊急事態宣言の要請も検討」と表明! 重症病床使用率81%! 若年者の感染増加や急激な感染増、そして重症化の急増などはことごとく変異株登場のためであると分析する大阪府に対し、政府分科会の尾身会長は「人々の行動と自治体のやる気次第」と国民と自治体に責任転嫁! 政府と分科会の責任はどこへいったのか!?
■<IWJ取材報告>大島堅一龍谷大学政策学部教授が率いる原子力市民委員会が抗議声明!! 福一原発事故前の10倍量のトリチウム水を40年間にわたって海洋放出!? 「危険であることが証明されなければ安全」という考えは明らかに間違い!
■<本日のタイムリー再配信>政府が4月13日にトリチウム水の海洋放出を正式決定の予定! 重大な問題をはらむこの汚染水放出に反対の声が続々と! 本日午後7時から2018年8月31日収録「『健康被害がないなんて、大ウソですよ !! 』『風評被害じゃない!実害が出る !! 』反対論が圧倒~8.31トリチウムを含む処理水の取扱いに関する説明、公聴会(東京会場)」を再配信します!
■お知らせ! インタビュー番組とは別に、岩上安身の単独YouTube番組をスタートします! その準備のためにスタッフを募集!! IWJのテキスト班の新メンバーを1名、事務ハドル班の新メンバーを1名、緊急募集します! どうぞご応募ください。
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■はじめに~第11期の期末まであと4ヶ月弱。4月も半ば近くで、月間目標額の450万円の10%にも届かない37万円どまり! ご支援をお願いします!

 おはようございます。IWJ編集部です。
 
 先日もお伝えしましたが、先月3月のご寄付の合計は1094万円となり、今期8ヶ月目にして初めて月間目標の450万円を達成することができました。これまでお伝えしてきた通り、2月末までに累積したご寄付の不足額は「1141万円」でしたが、今回3月にいただいたご寄付のうち、3月の目標額の450万円を超えた644万円を充当した結果、累積不足額を497万円にまで減らすことができました。

 コロナ禍で皆様も苦しい中、心からの応援をいただいていると感謝しております。本当にありがとうございます。

 それでも、まだご寄付の過去の累積の不足分だけでも497万円が残っています。油断はまったくできません。

 しかも、4月に入ってからのご寄付は、ペースダウンし、4月8日現在で37万7200円(40件)と、目標金額450万円の1割にも届きせん。このままですと、今月、また不足額を増やしてしまい、7月末の会期末は大幅な赤字となってしまう可能性があります。

 即、倒産には至らなくても、赤字が重なれば、IWJ代表の岩上安身が私財を投じてその赤字を穴埋めすることができない以上、現状のような活動を維持して存続させていくことはできなくなります。

 岩上安身は自身の報酬を100%カットし、無給のまま、体調不良にも抗いながら、日々の激務に取り組んでいます。しかし、岩上安身個人にしわ寄せをする「異常」な状況は、長続きできません。

 IWJは、岩上安身個人から今期すでに993万5000円借り入れており、まったく返済できておりません。IWJが赤字転落した場合、岩上安身がこれ以上個人でIWJを支えるのは不可能です。

 岩上安身も一人の人間であり、生活者であり、扶養しなければならない家族もいます。老後の貯えを削ることにも限界があります。

 経理が試算したところ、今後4月から第11期の最後、7月末までの間に、今期の収支がプラスマイナスゼロとなるには、あと1800万円必要であり、それを、残り4ヶ月で割ると毎月のご寄付目標額は450万円となります。4月も半ば近くなりましたが、月間目標額450万円の1割にも満たない状況である、ということがいかに心細いことであるか、ご理解いただけると思います。

 皆様も苦しい中、重ねてのお願いで心苦しいのですが、今期、赤字転落しないために、ご寄付・カンパをお願いしたいと存じます。

 収支の予測値は、事後の支払いなどの支出が確定していくことでまた変わっていきます。会員の数の減少もあるかもしれません。そうなるとこの目標額もまた変わっていきます。経理がその都度、計算をして、随時、お知らせいたしますので、どうぞご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 会費収入については、会員の減少に伴い、前期比20%減の予想となっています。前期の会費収入は8322万円でしたが、今期の予想はマイナス1672万円の6650万円となってしまいました。

 IWJの運営費は、この会費とご寄付・カンパとで成り立っています。IWJが特定のスポンサーや権力に対して、顔色をうかがうことなく、独立した自由な報道と言論を民間でできているのは、市民の皆様のご支援があってのことです。

 私たちは、ご寄付や会費という形で、市民の皆様から託された期待を、片時も忘れたことはありません。独立メディアとして使命を果たすことで、その後期待にこたえたいと思っています。

 IWJは、岩上安身以下、スタッフ一同、IWJを必要としてくださる皆さまのご期待に沿えるように、これからも懸命に頑張りたいと思っています。

 そのためにもIWJを支えてくださる市民の皆さまのご支援、ご協力が、どうしても必要です! ぜひ、ご支援、応援をよろしくお願いします!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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 まだ会費をお納めいただけていない方は、引き続き会費をお納めいただき、IWJ定額会員をぜひとも継続していただきたいと存じます。

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◆中継番組表◆

**2021.4.12 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch3】14:00~「『汚染水を海に流さないで!』国際署名提出」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3

 「国際環境NGO FoE Japan」、「原子力資料情報室」、「No Nukes Asia Forum Japan」、「グリーンピース・ジャパン」主催の署名提出を中継します。これまでIWJが報じてきた汚染水問題関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%b1%9a%e6%9f%93%e6%b0%b4%e5%95%8f%e9%a1%8c
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【IWJ・Ch3】14:15~「『汚染水を海に流さないで!』記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3

 「国際環境NGO FoE Japan」、「原子力資料情報室」、「No Nukes Asia Forum Japan」主催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた海洋放出関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%b5%b7%e6%b4%8b%e6%94%be%e5%87%ba
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【IWJ_YouTube Live】14:30~「第2回『ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム』ヒアリング ―内容:ワクチンの接種数の進捗状況およびV-SYSの不具合などについて厚生労働省より、高齢者へのワクチン接種体制などについて、沖縄県うるま市より」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 「第2回『ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム』ヒアリング」を中継します。これまでIWJが報じてきたワクチン関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3
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【IWJ・Ch3】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3

 東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e9%9b%bb%e5%8a%9b
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【タイムリー再配信 919・IWJ_YouTube Live】19:00~「『健康被害が無いなんて、大ウソですよ !! 』『風評被害じゃない!実害が出る !! 』反対論が圧倒~8.31トリチウムを含む処理水の取扱いに関する説明、公聴会(東京会場)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2018年8月に収録した、トリチウムを含む処理水の取扱いに関する説明、公聴会を再配信します。これまでIWJが報じてきたトリチウム関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/tritium

[記事URL]
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/430531

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◆中継番組表2◆

**2021.4.13 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 920・IWJ_YouTube Live】20:00~「3.11直後『宮城県亘理町・山元町(岩上安身による現地取材)』」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2011年4月17日に収録した、岩上安身による宮城県亘理町・山元町の現地取材を再配信します。これまでIWJが報じてきた東日本大震災関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/fellow/archives/tag/%e6%9d%b1%e6%97%a5%e6%9c%ac%e5%a4%a7%e9%9c%87%e7%81%bd

[記事URL]
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/8007

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

コロナ禍と東京五輪の悪用、権力濫用、メディア支配でやりたい放題の菅ファミリーと政府・与党! 岩上安身によるインタビュー 第1034回 ゲスト 東京新聞記者、望月衣塑子氏連続インタビュー 第2回
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/490550

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■3月は今期始まって以来、8ヶ月目でようやく初めてご寄付・カンパの目標額を達成することができました! 本当にありがとうございます! 3月のご寄付者様に感謝のしるしとして、お名前を順次掲載させていただきます。今後ともよろしくお願いします!

 IWJは3月もたくさんの方々に支えていただきました! IWJは市民の皆様に支えていただいていることが誇りであり、励みです。3月のご寄付件数は194件(掲載許可のみ)でした。それぞれの想いの託されたこのお金を大切に使わせていただきます。ご寄付者様のお名前を感謝のしるしとして順次掲載させていただきます。

H.E. 様
S.M. 様
K.S. 様
伊部康雄 様
沼倉哲哉 様
横銭祐次 様
林立彦 様
E.O. 様
藤本ひさ子 様
長澤明子 様
T.S. 様
田中美穂 様
伊藤鐘二 様
松崎成子 様
本田宏 様
三木直子 様
落合正明 様
宇佐美保 様
山本裕子 様
和木英二 様

 皆さま、誠にありがとうございました! お名前は、IWJのホームページにも掲載させていただき、感謝のしるしとさせていただきます。

■本日から高齢者への新型コロナワクチン接種開始! しかし医療従事者への2回接種はいまだ10%程度! 東京で変異株急拡大すれば5月には新規感染者が1日1000人を超え、経済損失が4兆円増えるとの試算も!

 4月12日から高齢者への新型コロナウイルスワクチンの接種が始まります。厚生労働省の発表によると、対象となる高齢者は、「令和3年度中に65歳に達する、昭和32年4月1日以前に生まれた方」となります。

※新型コロナワクチン接種についてのお知らせ(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00218.html

 政府は接種順位の1番目に「医療従事者等」をあげていますが、厚生労働省発表の「新型コロナワクチンの接種実績」によると、今年2月17日から始まった医療従事者への新型コロナワクチン接種は、4月9日までの合計接種回数が、159万2517回、このうち1回目接種は110万1698回、1回目の接種から3週間後に行う2回目接種が49万819回とのことです。

 全国の都道府県から報告された医療従事者は約470万人ですので、接種開始から2ヶ月近くが経っても、2回の接種を終えた医療従事者の数は、まだ全体の10%強程度だということになります。まだまだ医療従事者への接種も行き渡っていない状況です。

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■大阪府の吉村知事が「重点措置の効果がなければ緊急事態宣言の要請も検討」と表明! 重症病床使用率81%! 若年者の感染増加や急激な感染増、そして重症化の急増などはことごとく変異株登場のためであると分析する大阪府に対し、政府分科会の尾身会長は「人々の行動と自治体のやる気次第」と国民と自治体に責任転嫁! 政府と分科会の責任はどこへいったのか!?

 全国で新型コロナの感染状況が最も深刻な大阪府は、一昨日10日、過去最多の918人の新規感染者が確認されたと発表し、昨日11日は、日曜日としては過去最多となる760人が確認されたと発表しました。

※新型コロナウイルス感染症患者の発生状況について(大阪府)
http://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/happyo.html

 特措法にもとづくまん延防止等重点措置に加え、府独自の医療緊急事態宣言を発令中の大阪府は、10日現在、重症病床の確保病床数224に対する使用率が182で81.3%、実際に運用している病床数211に対する運用率は86.3%と、非常に逼迫した状況です。このままでは、あと30人から40人の重症者が出れば、ベッドが足りないという計算になります。

※新型コロナウイルス感染症関連特設サイト(大阪府)
http://www.pref.osaka.lg.jp/default.html

 吉村洋文大阪府知事は10日夜のテレビ朝日系列のニュース番組「サタデーステーション」にリモート出演し、まん延防止等重点措置の効果が十分でなければ緊急事態宣言の要請を検討するとの考えを表明しました。

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■<IWJ取材報告>大島堅一龍谷大学教授が率いる原子力市民委員会が抗議声明!! 福一原発事故前の10倍量のトリチウム水を40年間にわたって海洋放出!? 「危険であることが証明されなければ安全」という考えは明らかに間違い!

 福島第一原発のALPS(多核種除去設備)処理汚染水について、日本政府は2021年4月13日にも、海洋放出による処分を決定すると報道されています。

※政府 福島第一原発のトリチウムなど含む水海洋放出方針固める
(2021年4月9日、NHK WEB)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210409/k10012964691000.html

 この報道を受けて、原子力市民委員会(座長:大島堅一龍谷大学政策学部教授)は4月11日、「福島第一原発のALPS(多核種除去設備)処理汚染水 海洋放出問題についての緊急声明」を発表し、記者会見を開きました。

※本日発表の緊急声明
http://www.ccnejapan.com/documents/2021/20210411_CCNE.pdf
 
 原子力市民委員会は、2013年4月にNPO法人 高木仁三郎市民科学基金(代表理事 河合弘之弁護士)によって立ち上げられた団体です。脱原発社会を構築するにあたり、市民グループや自然科学・社会科学・人文科学にわたる幅広い科学者、技術者、弁護士などとともに、市民が取り組むべき課題を把握・分析し、政策をつくる場として設立されました。

 河合弘之弁護士は「『原子力市民委員会』の設立にあたって」の中で以下のように述べています。

 「すでに破綻を来している原子力政策を再び政府が推し進めようとするのであれば、われわれ市民は市民の手で、多数の民意に立脚した脱原子力政策をつくり、実現してゆくよりほかありません」

※「原子力市民委員会」の設立にあたって(原子力市民委員会、2013年4月15日)
http://www.ccnejapan.com/?page_id=135

 岩上安身は、4月14日(水)に、河合弘之弁護士のインタビューを行う予定です。ぜひ、ご注目いただきたいと思います。

 河合弘之弁護士は、数々の原発運転差止訴訟を手がけ、この3月18日には、東海第2原発運転差止訴訟の水戸地裁で、住民による原告団を歴史的な勝利判決を導きました。

※■<IWJ取材報告1>「東海第2原発運転差止訴訟」で水戸地裁が原告側勝訴判決!旗出しの瞬間をIWJは生中継しました!(日刊IWJガイド、3月19日号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48490#idx-6

 岩上安身による河合弘之弁護士のインタビューでは、東海第二原発の判決の重要性について、そしてほぼ同時進行で広島地裁で行われた伊方原発の差し止め訴訟が敗訴に終わった理由をじっくりとうかがいます。ぜひ御覧ください。

 また、原子力市民委員会座長の大島堅一龍谷大学教授は、福島の原発事故発生直後に、岩上安身がインタビューを行っています。

※「日本は、この機を逃したら永久に変われない」――「原発割安」を強く否定する~岩上安身によるインタビュー 第112回 ゲスト 大島堅一氏 (立命館大学教授 ※収録当時) 2011.4.11
https://iwj.co.jp/wj/member/archives/679#memberB

 原子力市民委員会では、以前より「汚染水は海洋放出すべきではなく、堅牢な大型タンクによる陸上保管の継続か、モルタル固化による処分を選択すべきである」と提言しています。

※トリチウム等汚染水取扱いの選択肢~陸上保管案とモルタル固化案
(2020年4月24日、原子力市民委員会(原子力規制部会)川井康郎)
http://www.ccnejapan.com/documents/2020/20200424_CCNE_kawai.pdf

 しかし、政府および東京電力は、同会が指摘した問題点を考慮することもなく、また、提案した代替案を検討することもなく、海洋放出を決定しようとしているとして、強い抗議の意を込めた声明を発表しました。

 同会の座長を務める大島堅一龍谷大学教授は、「福島県漁連に対して、東京電力は関係者の合意なしには放出しないと言っていた。その約束を反故にすることになる」として、厳しく断じました。

 また、「なぜか『トリチウムは安全だから海洋放出してもいいんだ』という議論がある」と大島教授は問題を提起。その上で「トリチウムは有害な放射性物質で、海に流した場合の環境影響について確定した科学的知見はない」と強調しました。

※「日本は、この機を逃したら永久に変われない」――「原発割安」を強く否定する~岩上安身によるインタビュー 第112回 ゲスト 大島堅一氏 (立命館大学教授 ※収録当時) 2011.4.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/679

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■<本日のタイムリー再配信>政府が4月13日にトリチウム水の海洋放出を正式決定の予定! 本日午後7時から2018年8月31日収録「『健康被害が無いなんて、大ウソですよ !! 』『風評被害じゃない!実害が出る !! 』反対論が圧倒~8.31トリチウムを含む処理水の取扱いに関する説明、公聴会(東京会場)」を再配信します!

 4月11日のこの日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、政府は、福島第1原子力発電所の敷地内にたまるトリチウム水を海洋放出する方針を固め、4月13日にも関係閣僚会議を開いて正式に決定するとのことです。

※コロナ第4波のどさくさで、国民もメディアもコロナに注意が集まっているその隙に、トリチウム水を放出しようとする政府、許せません!! 火事場泥棒! 人の弱みにつけ込んで悪事を働く権力犯罪!(日刊IWJガイド、2021年4月11日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48629#idx-4

 福島第一原発で燃料デブリを冷却した汚染水は、多核種除去設備という放射性物質の除去装置で処理されます。しかし「ALPS」と呼ばれている多核種除去設備は、セシウムを含む62種の放射性物質を除去することができますが、トリチウムは除去できません。

 政府や東京電力は、このトリチウム水を貯留するタンクが2022年夏には満杯になると主張しています。

 トリチウム水の処理を巡っては、経産省の作業部会「トリチウム水タスクフォース」(2013年12月-2016年6月)で、3年をかけて5つの処分方法が選ばれました。そして、5つの処分方法の実現可能性、費用、実績、社会的影響を総合的に検討するために「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会」(2016年11月-2020年2月)へと引きつがれました。

 「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会」は2018年8月30日に福島県双葉郡富岡町で、8月31日に福島県郡山市と東京都千代田区で、説明・公聴会を開催しました。

 本日午後7時から、2018年に行われたこの3つの説明・公聴会のうち、8月31日の東京会場の説明・公聴会を再配信します。

 説明・公聴会の冒頭では、経済産業省の汚染水処理対策委員会 多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会の事務局から、トリチウム水の処分についての検討状況の説明がありました。

 事務局はトリチウム水の処分方法は、1)地層注入、2)水素放出、3)地下埋設、4)水蒸気放出、5)海洋放出の5つがあると説明。いずれも、生活圏への科学的な影響を生じないことを前提として検討しているとしました。

 そしていずれの処分方法をとっても風評被害は生じうるが、影響を最小限度に抑える対応策を検討することが必要だと説明しました。特に近隣国からトリチウムの放出に関して、懸念の声が上がっていることから、オリンピックなどのイベントとのタイミングを整理すべきという議論があったことを紹介しました。

 意見表明では、市民団体や個人の19名が発言をしました。

 岩上安身のインタビューにたびたび応じている北海道がんセンター名誉院長の西尾正道医師は「日本で一番被曝している医者の一人ですし、日本一番放射線治療の患者さんを扱った医者です」と自己紹介をし、内部被曝を利用した放射線治療に精通している視点からトリチウムの危険性を強調しました。

 「トリチウムも放射線が出るんですよ。出るけどもエネルギーが低いから安全なんて大嘘です。トリチウムはなぜやばいかというと、DNAに取り込まれるんです」と西尾医師は発言しました。

 「核の中にあるDNAは4つの塩基が水素結合力でつながっています。トリチウムの被曝にあうと、水素として振る舞うトリチウムが化学構造式に取り込まれ、遺伝情報を持つ最も基本的なDNAに放射線が当たってしまうのです。そして塩基の本来の化学構造式も変化してしまうのです」と、西尾医師は説明しました。

 そして、カナダの原子炉でも住民の実感として実害が出ていることを紹介し、「風評被害じゃないですよ、実害が出るんですよ」「人間としての見識を持ってくださいよ。医学的科学的に正しい知識を持ってくださいよ」と発言をしました。

 トリチウムの人体への影響に関して、西尾医師は3.11から10年目にあたる今年3月11日、著書『被曝インフォデミック トリチウム、内部被曝――ICRPによるエセ科学の拡散』(寿郎社)を上梓しました。

※被曝インフォデミック トリチウム、内部被曝――ICRPによるエセ科学の拡散(寿郎社)
https://www.amazon.co.jp/%E8%A2%AB%E6%9B%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%87%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%80%81%E5%86%85%E9%83%A8%E8%A2%AB%E6%9B%9D%E2%80%95%E2%80%95ICRP%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%82%A8%E3%82%BB%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%81%AE%E6%8B%A1%E6%95%A3-%E8%A5%BF%E5%B0%BE%E6%AD%A3%E9%81%93/dp/4909281320/ref=sr_1_1?dchild=1&qid=1618043477&s=books&sr=1-1

 同書の最後で西尾氏は、「トリチウムの健康被害について」と一章を割き、「トリチウムとは何か」「自然界でのトリチウムの移行過程と濃縮」「トリチウムの人体影響」「原発稼働による周辺住民の健康被害の報告」「トリチウムは世界中で垂れ流し」等、とても詳しく解説しています。ぜひ、同書を手に取ってお読み下さい。

 また、岩上安身はこれまで、西尾氏に繰り返しインタビューを行ってきました。内部被曝の問題を取り上げたインタビューは下記で御覧いただけます。

※「内部被曝の影響は、これから出てくる」 放射線治療の第一人者が語る、被曝問題の隠された真実~岩上安身によるインタビュー 第517回 ゲスト 西尾正道氏 第一弾 2015.2.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/233698

 また、西尾氏からIWJに寄せられた、ICRPの「疑似科学」を批判する特別寄稿、また、トリチウムの危険性を訴えた西尾氏の講演を下記で御覧いただけます。

※【IWJブログ・特別寄稿】『健康被害に関するICRPの理論の問題点』(北海道がんセンター名誉院長 西尾正道) 2015.3.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/238989

※北海道がんセンター名誉院長 西尾正道氏講演会「長寿命放射性元素体内取込み症候群とトリチウムの危険性」(京都市) 2018.10.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/433846

 くわしくは、本日午後7時からの再配信をご覧ください!

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【タイムリー再配信 919・IWJ_YouTube Live】19:00~
「健康被害が無いなんて、大ウソですよ !! 」「風評被害じゃない!実害が出る !! 」反対論が圧倒~8.31トリチウムを含む処理水の取扱いに関する説明、公聴会(東京会場)
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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■お知らせ! インタビュー番組とは別に、岩上安身の単独YouTube番組をスタートします! その準備のためにスタッフを募集!! IWJのテキスト班の新メンバーを1名、事務ハドル班の新メンバーを1名、緊急募集します! どうぞご応募ください。

 IWJでは、欠員が出たため、テキスト班の新メンバーを1名、ハドル班の新メンバーを1名、緊急大募集します!また、Youtube番組制作のための動画編集・エフェクトなどが得意な人材も募集!外注も含めて検討します。

 財政難に苦しんでいるIWJですが、これまでの支えてきてくださったサポート会員の皆様、会員の皆様、ご寄付カンパをいただくなど支援してくださった皆様の期待に応じるべく、前を向いて新たな番組作りに挑んでいきます! そのために、新たな息吹をもたらしてくれる人材を求めたいと思います。

 IWJには正社員制度があり、週休2日制を徹底しており、残業時間を三六協定の範囲内(月45時間、年360時間)に抑えることに全力を注いでいます。スタッフの残業時間が過剰にならないためにも、コンテンツの質と量を向上させていくためにも、人材の確保が急務となっています。

 真に公共性、公益性のある報道を目指すIWJに共感される方、お待ちしています!

<テキスト班>
 テキスト班では新メンバーを1名募集します。正社員として週5日フルタイム勤務のできる方を最優先で募集しますが、週3日などの変則勤務にも、優秀な方の場合、できるだけ対応いたします。

 テキスト班スタッフには、日刊IWJガイドの編集、記事や特報の作成といった業務がありますが、その中で最も重要な業務は岩上安身のインタビューで使うパワーポイントの作成です。リサーチをした上で、岩上と構成やディテールを詰め、パワーポイントに落とし込むという仕事です。資料を読み込み、読解してゆく能力が必要となります。

 パワポ作成など、番組制作のアシスト作業ができる方は時給1500円からのスタートとなります。

 インタビュー用パワーポイントの作成まではできないという場合には記者としての仕事が中心となり、その場合、時給は1300円からのスタートとなりますが、今回は上記の番組制作アシスタントの方を優先して採用します。

 今回は、岩上安身によるインタビュー番組だけではなく、時事問題の分析や解説などをする、岩上安身単独のYouTube番組もスタートする予定なので、そうしたアシストをする意識を明確に持つ方を求めます。

 知的好奇心が旺盛でリサーチ力のある方、地道に粘り強く仕事のできる方、気力・体力・機動力のある方、そして、チームワークを大事にできる方、何よりも、ジャーナリストとしての岩上安身のアシスタント、サポートをしたいという気持ちのある方、歓迎いたします!

<事務ハドル班>
 事務ハドル班は、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立てて指示を出すという、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊ガイドでの番組表へ反映させる、IWJのコンテンツ構成の要ともなる部署です。

 ご応募の資格は第一に穏やかな性格で、明るく協調性のある方。第二にトラブルなく対外的な交渉をできるコミュニケーション能力の高い方、そして第三にPCスキルがある方です。

 事務ハドル班は、時給1200円からのスタートとなります。もちろん、仕事の習熟に伴って、昇給していきます。

 皆様のお知り合いで、ネットメディアの仕事に強い興味をお持ちの方などもおられましたら、ぜひお声をかけていただければと存じます。いずれのセクションも能力と実績によって順次昇給していきますが、2ヶ月の研修期間があり、本採用に至らないこともまれにはありますので、その点はご承知おきください。

 他の仕事と兼業したい、あくまで独立業者として関わりたい等のリクエストにも柔軟に応じて、パートタイム、兼業、業務委託、外注などの働き方もあります。お迷いの方も、ぜひご応募ください!

 ご応募は、以下のフォームからお願いいたします!

※【IWJレギュラースタッフ募集フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfXmrohCgSv4wxA-iWUk227Ber03r14GPhDoJgu4xyFyxKiCA/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0&gxids=7628

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210412

IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸、木原匡康、六反田千恵、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/