日刊IWJガイド・非会員版「新型コロナ拡大で米国市場が乱高下を繰り返す中、人民元対ドル相場は急上昇! 報じられない中国の現実と加速する米中逆転のシナリオ!! 本日午後7時より岩上安身による中国通エコノミスト田代秀敏氏インタビュー!」2020.11.16号~No.2986号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~新型コロナ感染症再拡大で米国市場が乱高下を繰り返す中、人民元対ドル相場は力強く急上昇!これはどんな現実を反映し、何を予告するものか!? 今この瞬間も「凄まじいほどの速度で進化する」中国の日本の大手メディアでは報じられざる現実と、加速する米中逆転のシナリオ!! 本日午後7時より岩上安身による中国通エコノミスト田代秀敏氏インタビューを冒頭のみオープンで、その後は会員限定で生配信します!
■【中継番組表】
■IWJは今年8月1日から始まった第11期の第1四半期、最初の3ヶ月を経過し、IWJの運営に必要なご寄付・カンパの目標額1350万円に対して785万円以上の不足となっています! 過去に例のないほどの経済的なピンチです! このままではこれまでのような活動を続けることが困難になります! どうか、皆様からの緊急のご支援をお願いいたします!
■10月も皆様からの温かいご支援をいただきました。ここに感謝を込めて、ご寄付・カンパをくださった方々のお名前を掲載させていただき、御礼のしるしとさせていただきます! 本当にありがとうございます! 今後もご支援をよろしくお願いします!
■<新記事紹介>11月12日に死去したノーベル賞物理学者小柴昌俊氏が2003年に小泉純一郎総理に宛てた嘆願書全文を公開! 物理学者の良識で反対した国際核融合実験施設誘致!「トリチウムはわずか1ミリグラムで致死量となる猛毒」!
■ 米大統領選で全州の大勢が判明!! バイデン氏が306人、トランプ氏が232人の選挙人獲得!! 一方、トランプ陣営は敗北を認めず根拠のない訴訟を継続するも、取り下げや棄却が相次ぐ!! 米連邦議会では、上下院とも共和党が予想外の善戦!! 上院の過半数は来年1月に持ち越し!!
■最後の狂気か!? トランプ大統領が「国際緊急経済権限法」にもとづいた「国家非常事態」を宣言!! 米企業や個人が中国軍関連企業に新規投資することが禁止される!?
■報道されない米国大統領選と同時に行った3つめの選挙、「大麻の合法化を巡る住民投票」に米国の深い病理を見た!
■世界人口の3割約20億人、GDPの3割を含む東アジア地域包括的経済連携に15カ国が署名!そのほとんどがコロナ感染抑制に成功!! 欧米諸国との差は歴然! 一方でTPPよりも厳しいといわれる協定内容はまだベールの中、一刻も早い開示が求められる!
┠<ニュース・フラッシュ>
■【1】社民党が分裂! 75年の歴史をもち、二人の総理を出した日本社会党の流れをくむ社民党も国会議員はついに福島瑞穂議員ひとりに!
■【2】米国で新型コロナ新規感染者が13日に19万人! 過去最多を更新! ロイターはバイデン次期大統領就任式までに感染者が800万人、死者が7万人増えると独自集計! トランプ大統領はワクチン早期認可に批判的なクオモ・ニューヨーク州知事に「ニューヨークには配布しない」と公言!?
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■はじめに~新型コロナ感染症再拡大で米国市場が乱高下を繰り返す中、人民元対ドル相場は力強く急上昇!これはどんな現実を反映し、何を予告するものか!? 今この瞬間も「凄まじいほどの速度で進化する」中国の日本の大手メディアでは報じられざる現実と、加速する米中逆転のシナリオ!! 本日午後7時より岩上安身による中国通エコノミスト田代秀敏氏インタビューを冒頭のみオープンで、その後は会員限定で生配信します!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 皆様 椅子から片足だけで、手を使わず、立ち上がることができますでしょうか?シングルレッグスクワットというものです。

 IWJ代表の岩上安身が路上で転倒して左足を骨折してまる1週間、一昨日の土曜日に1週間目の診察を整形クリニックで受診、レントゲンで亀裂骨折した部位がズレていないことを確認しました。ひと安心、ではありますが、順調に推移しても2ヶ月回復までかかるそうです。その間、自宅でも会社でも室内を移動するのにも松葉杖を使っていますが、椅子から立ち上がる際に、何にもつかまらずに、右足の脚力だけでバランスを崩さずに立ち上がれます。若い頃、空手で鍛えてきた脚力やバランス力が今に活かされているようです。

 以前、雑誌の「Tarzan」で「片足で立ち上がれますか?」という特集を組んでいたことを思い出しました。 今では、健康食品のテレビコマーシャルで、有名な冒険家の方が挑戦している姿を御覧になった方も多いかと思います。

 日本は高齢化社会が進んでますから、転倒骨折に至らなくても,日常において椅子から片足で立ち上がってみて、シングルスクワットの練習をしてみるのもいいかもしれません。老化防止にも役立ちそうです。

 骨折は災難ですが、マイナスをプラスに考えることも大切ではないかと思われます。

 新型コロナウイルス感染症が、春の第一波をはるかに凌ぐすさまじい勢いで拡大する中、米国市場が10月末から乱高下を繰り返していることは、日刊ガイドでも繰り返しお伝えしてきた通りです。

※はじめに~ウォール街の大暴落再び! 新型コロナ感染症の世界的再拡大! 欧州各国の株価暴落に連動して米株式市場が5日連続で大暴落!! 日銀の大規模金融緩和維持決定に効果はあるか?! 本日午前9時からの東証寄りつきに注目!! (日刊IWJガイド、2020年10月30日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/47712#idx-1

※はじめに~米大統領選ジョージアでバイデン氏がトランプ氏を逆転! ペンシルベニアも逆転し20選挙人を獲得へ!バイデン氏大統領選を制す! 「コロナ軽視・経済重視」のトランプ氏の姿勢を、市場は実は嫌気しており、「コロナも経済も重視」のバイデン氏を好感した!? 米国市場も6日午前に一時540ドル高、東証日経平均株価は29年ぶりの高値!(日刊IWJガイド、2020年11月7日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/47761#idx-1

※米大統領選と新型コロナワクチンの治験結果を受けて9日に急騰したNYダウは米国内の感染拡大を受けて12日まで続落! 8営業日連続で上がり続けていた東証日経平均は13日反落、135円安の2万5385円! 一方、13日のNYダウは210ドルの反騰!(日刊IWJガイド、2020年11月14日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/47784#idx-2

 米国市場のこうした動きは、猛威をふるう新型コロナの現実に直面することなしに経済の回復はないということを、雄弁に物語っているわけです。実際、いち早くコロナ封じ込めに成功した中国だけがプラス成長を維持していることが、10月14日に発表されたIMFの最新版「世界経済見通し」によって明らかとなっています。

 コロナを封じ込めた中国の優位は、経済のプラス成長だけではありません。人民元の対ドル相場は、5月末の安値ののち、一転して急上昇を始めました。7月初めから9月下旬にかけて3.7%もの上昇を示し、9月28日には1ドル=6.8元と19年5月以来の高値をつけました。

※波に乗る人民元、経済好調や高利回りで資金流入(ウォールストリート・ジャーナル、2020年9月29日)
https://jp.wsj.com/articles/SB11039452423696714133304587004401616147664

 その後も急上昇を続け、10月後半には元の対ドル相場は5月の安値から7%に迫る上昇率をマーク。11月に入ってもその勢いはとどまらず、現在は1ドル=6.60元付近で推移しています。

※人民元高は一段と操縦不能に、政府から離れる手綱(ウォールストリート・ジャーナル、2020年10月30日)
https://jp.wsj.com/articles/SB12115591734952794773904587067263852223658

※人民元の対米ドルレート急上昇!1日で605ベーシスポイント(人民網日本語版、2020年11月8日)
http://j.people.com.cn/n3/2020/1106/c94476-9777454.html

 こうした人民元の対ドル相場急上昇は、果たしてどんな現実を反映し、何を予告するものでしょうか。

 このことについて、岩上安身は本日午後7時より、シグマ・キャピタル株式会社チーフ・エコノミストの田代秀敏氏にインタビューを行います!

 田代氏は皆さまもよくご存知の通り、日本有数の中国通エコノミスト。これまでも数多く岩上安身のインタビューにご登場され、急変する中国経済の本当の姿を皆さんに伝え続けてこられました。

 今年は3月25日および26日に岩上安身のインタビューにご登場くださっています。中国・武漢での新型コロナ感染症のアウトブレイク後、米国とそれに追随する日本のメディアによる歪曲された情報の洪水の中で、田代氏は、コロナ禍が世界経済にどのような影響をもたらすか、まさにコロナを封じ込めつつあった当時の中国の現実をふまえて解説されています。

※新型コロナウイルスによる歴史的大暴落の影響と震源地・中国の現状~岩上安身によるインタビュー 第989回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏(前編) 2020.3.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/470749

※新型コロナウイルスによる歴史的大暴落の影響と震源地・中国の現状 ~ 岩上安身によるインタビュー 第989回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏(後編) 2020.3.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/470925

 本日のインタビューでは、まず欧米先進諸国でコロナがひと段落したように見えた時期から始まった、人民元の対ドル相場の急上昇という現象について、投資家たちが今の中国に何を見、未来の中国の何に惹きつけられているのか、さまざまな観点からお話しいただきます。個人投資家の方々も、ぜひご視聴ください!

 また、中国の有識者たちは、米国はバイデン民主党政権に移行しても、いくばくかの「緩衝期間」はあるにせよ対中強硬姿勢は変わらないだろうと予測しています。

 このことは、10月末に方針が固められた「第14次五ヵ年計画」において、内需に重点を置く一連の新成長戦略が打ち出されたことや、全人代常務委員会で輸出管理法が成立したことによく反映されています。これらは、米中デカップリングを想定したものに他ならないからです。

 とはいえ、中国社会もまた、深刻な経済格差や少子高齢化に直面しています。その中で中国はどのように内需を拡大し、経済成長を続けていけるのか、田代氏の分析や見解を時間の許す限り、岩上安身がうかがいます!

 そもそも、人民元の対ドル相場の上昇は、中国のGDPの統計上の膨張をもたらし、経済規模において米中逆転が加速する可能性があります。このことが米中覇権争いにどのような展開をもたらすのか、その時に備えて日本はどうするべきか、田代氏のご意見をうかがいつつ、皆様とともに考えていきたいと思います!

 皆さま、ぜひとも御覧ください!!

 なお、インタビューは冒頭のみオープンで、その後は会員限定での配信となります。この機会にぜひ、IWJ会員へご登録の上、以下のURLよりご視聴ください!

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【IWJ_YouTube Live】19:00~
「岩上安身によるエコノミスト 田代秀敏氏インタビュー」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

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◆中継番組表◆

**2020.11.16 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】13:00~「第21回『感染実態解明 野党合同ヒアリング』 ―内容:新型コロナウイルスの感染状況及び検査体制などについて内閣官房、厚生労働省より(前回の宿題返しなど)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 「感染実態解明 野党合同ヒアリング」を中継します。これまでIWJが報じてきた野党合同ヒアリング関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%87%8e%e5%85%9a%e5%90%88%e5%90%8c%e3%83%92%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0
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【IWJ・Ch3】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3

 東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e9%9b%bb%e5%8a%9b
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【IWJ_YouTube Live】19:00~「岩上安身によるエコノミスト 田代秀敏氏インタビュー」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 岩上安身によるエコノミスト 田代秀敏氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた田代秀敏氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%94%b0%e4%bb%a3%e7%a7%80%e6%95%8f

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◆中継番組表◆

**2020.11.17 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】10:00~「#種苗法改正案反対 議員会館前集会及び座り込み行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「種苗法改正案反対」に関する集会を中継します。これまでIWJが報じてきた種苗法関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%A8%AE%E8%8B%97%E6%B3%95
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【タイムリー再配信 796・IWJ_YouTube Live】20:00~「緊急院内集会!種苗法についての勉強会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2019年10月に収録した、「日本の種子(たね)を守る会」主催による緊急院内集会を再配信します。これまでIWJが報じてきた食の安全関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%a3%9f%e3%81%ae%e5%ae%89%e5%85%a8

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/459095

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

米中戦争前夜における日本主体の安全保障論(3)バイデン政権でも米軍の戦略に変化なし? 米中両国のミサイル戦略の狭間で日本列島全土が戦場になる!! 岩上安身によるインタビュー 第1018回 ゲスト 東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484696

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■IWJは今年8月1日から始まった第11期の第1四半期、最初の3ヶ月を経過し、IWJの運営に必要なご寄付・カンパの目標額1350万円に対して785万円以上の不足となっています! 過去に例のないほどの経済的なピンチです! このままではこれまでのような活動を続けることが困難になります! どうか、皆様からの緊急のご支援をお願いいたします!

 いつもIWJをご支援・応援していただき、ありがとうございます。岩上安身とスタッフ一同、心より感謝申し上げます。

 IWJは今年8月1日に、第11期をスタートしました。IWJは現在、活動費の半分を会員の皆様からの会費で、もう半分を皆様からのご寄付・カンパによって活動しています。今期は、前期、前々期に引き続き、事業規模を縮小して、必要最低限の予算を組んでいます。この予算では、皆様からのご寄付・カンパは、月額450万円あれば、収支のバランスが取れる見通しでした。

 しかしながら、8月のご寄付・カンパは167万4160円にとどまりました。月間目標額の450万に到達するには遠く及ばず、282万5840円も不足しました。

 翌月の9月のご寄付・カンパは、187万2500円でした。9月も月間目標額450万円に到達せず、262万7500円不足となりました。

 10月のご寄付・カンパは210万1969円でした。やはり、月間目標額450万円に届かず、239万8031円も不足してしまいました。

 今期第11期は、第1四半期にあたる、8月、9月、10月の3ヶ月の合計目標額1350万円に対し、ご寄付・カンパの総額は564万8629円です。この3ヶ月で不足となった金額は、785万1371円になります。

 IWJは現在、過去に例のないほど経済的なピンチに直面しています。

 IWJ代表である岩上安身は、IWJの緊縮財政にあわせ、前期、前々期から3期連続で、今期も役員報酬を50%カットし続けています。その上で、現在の財政ピンチに対処するため、今月個人の貯金から400万円をIWJに貸し付けました。岩上安身はこれまでにもIWJに貯金を貸し付けており、その貸付残高は593万円になります。

 岩上安身は富裕層でも資産家でもなく、IWJの財政危機を丸ごと救えるような私財があるわけではありません。

 加えて岩上安身は、11月7日に家の近くの路上で、左足を路面の窪みにとられて転倒。左足を骨折してしまいました。また、先日ご報告したように、総合病院での睡眠時無呼吸症候群の精密検査の結果、睡眠時にかなりの回数と長い時間、無呼吸状態になり、血中酸素飽和濃度が極端に低くなっていることがわかりました。

 これに対処するため、岩上安身は現在、CPAPという鼻から空気を送り込む装置を装着しての治療を開始しています。これほど睡眠が取れていないのでは、体調が悪いのは当然なのですが、そこに加えての転倒、骨折。弱り目に祟り目です。この体調の報告は、岩上安身が近々行う予定です。

 岩上安身自身は、「必ず、骨折も睡眠時無呼吸症候群も治して、また、バリバリと仕事をしますので、それまで、IWJをお支えください」と、決意を表明しています。

 ですが、財務がこのような状況では、IWJはこれまでのような活発な活動を継続することはできそうにありません。

 それでも、私たちは何としてもこれまでと同様、ジャーナリズム本来の志をまっとうした活動を継続し、できれば新たなネット環境にも適応する新しい技術にも挑戦し、独立市民メディアとしての使命を果たしていきたいと強く願っています。

 また、先日からお知らせしていますように、IWJでは現在、生き残りをかけて、全配信チャンネルをYouTubeへ移行する計画を進めています。そのためには、LiveUという機器の導入が必要となります。連日お伝えしてきた内容を以下の記事にまとめました。お時間のあるときにどうぞお目通しください。

※IWJの財政が本当にピンチです! 10月末は岩上安身個人から400万円を借り入れてしのぐことに! 他方、激変する情報環境の中で、生き残りをかけて新機材を導入、全チャンネルでYouTube Liveによる生中継を行えるように改革を断行します! IWJへのご支援を、ぜひ、よろしくお願いいたします! 2020.10.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483507

 IWJは政治的に権力におもねらず、大資本にも組み伏せられない、独立した自由な市民のためのインターネット報道メディアとして、時代の変化にあわせて柔軟な改革を進め、敏感に果断に対応していくことで生き延びていきたいと考えています。どうか、IWJの生き残りをかけた取り組みにご理解をいただき、ご支援をよろしくお願いいたします!

 コロナ禍の状況下で、誰もが経済的に苦しい状況であると思います。そんなただ中で皆様にご寄付・カンパのお願いを続けることは非常に心苦しいことではありますが、特定のスポンサーに頼らない独立市民メディアであるIWJが、活動を継続していくためには、市民の皆様の会費とご寄付・カンパによるご支援が欠かせません!

 ぜひ、会員登録と、ご寄付・カンパによる緊急のご支援を、よろしくお願いいたします!

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、ご友人や知人にIWJの活動をお知らせいただき、ご支援の輪を広げていただけるようお願いいたします! ぜひ、みなさまのお力で、口コミやSNS等でIWJへご支援を呼びかけていただければと思います。11月13日時点で会員登録いただいている会員様の総数は、4344名です。この数を皆様とともに、ぜひ伸ばしていきたいと考えております!

 下記URLに、ご寄付・カンパくださった皆様のお名前を記して感謝の意を捧げております。ぜひ御覧いただければと存じます。

※いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。取材・報道活動にお力添えいただきましたみなさまへ心より御礼を申し上げ、お名前を掲載させていただきます<ご寄付・カンパのお礼とご報告>
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/category/information/donation

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします! 1000円からクレジットカードの使用も可能です。ぜひご検討ください。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

■10月も皆様からの温かいご支援をいただきました。ここに感謝を込めて、ご寄付・カンパをくださった方々のお名前を掲載させていただき、御礼のしるしとさせていただきます! 本当にありがとうございます! 今後もご支援をよろしくお願いします!

 皆様、IWJへのご支援、ありがとうございます! 岩上安身とIWJスタッフ一同、この場をお借りして深くお礼申し上げます。ありがとうございます!

 ここに、感謝を込めて10月にご支援くださった方々のお名前を、順次ご紹介させていただきます。

高木裕子 様
竹内勝 様
江口 正義 様
k.y. 様
C.T. 様
小田嶋 義美 様
志田二郎 様
鈴木博子 様
T.I. 様
藤本ひさ子 様
永山直道 様
T.Y. 様
Y.S. 様
秋山信孝 様
M.M. 様
大野富美子 様
K.Y. 様
K.M. 様
水島朝穂 様
K.O. 様 

 皆様、ありがとうございます! 今後とも、どうぞ、IWJをよろしくお願いいたします!

■<新記事紹介>11月12日に死去したノーベル賞物理学者小柴昌俊氏が2003年に小泉純一郎総理に宛てた嘆願書全文を公開! 物理学者の良識で反対した国際核融合実験施設誘致!「トリチウムはわずか1ミリグラムで致死量となる猛毒」!

 世界で初めてニュートリノという素粒子を観測することに成功し、2002年のノーベル物理学賞を受賞した、東京大学特別栄誉教授の小柴昌俊氏が、2020年11月12日、老衰のため逝去されました。94歳でした。衷心よりご冥福を申し上げます。

 小柴氏は、東大教授として1983年に岐阜県の鉱山跡地の地下に観測施設「カミオカンデ」を建設し、超新星から飛来する素粒子「ニュートリノ」を観測して、「ニュートリノ天文学」という新しい学問分野を切り開きました。

※小柴昌俊先生の訃報に接して(総長談話)(東京大学、2020年11月13日)
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/z1304_00154.html

 素粒子物理学者、ニュートリノ天文学者として知られる小柴氏ですが、ノーベル賞を受賞した直後の2003年、当時の小泉純一郎総理に、トリチウムの危険性を訴え、当時日本がフランスと誘致を争っていた国際核融合実験施設(ITER)の誘致見直しを求める嘆願書を送っています。

※ITER計画(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/iter/021/005.htm

 岩上安身は、2020年11月13日、録画で収録した、北海道がんセンター名誉院長・西尾正道医師へのインタビューで、がんと放射線の専門家である西尾氏に、トリチウムの危険性についてお話をうかがいました。

 このインタビューで西尾氏は、小柴氏が2003年に小泉総理宛に送った嘆願書を紹介しました。

 嘆願書で小柴氏は「トリチウムはわずか1ミリグラムで致死量とされる猛毒」と指摘。ITERの中には燃料として約2キログラムのトリチウムが蓄えられ、これは「200万人の殺傷能力がある」と警告しています。

 小柴氏は「このトリチウムのもつ放射線量はチェルノブイリ原子炉の事故の時のそれに匹敵する」とした上で、「ITERの誘致には絶対に反対」と、嘆願書を締めくくっています。

 詳しくは、以下のURLより、昨日アップした記事を、ぜひご一読ください!

11月12日に死去したノーベル賞物理学者小柴昌俊氏が2003年に小泉純一郎総理に宛てた嘆願書全文を公開! 物理学者の良識で反対した国際核融合実験施設誘致!「トリチウムはわずか1ミリグラムで致死量となる猛毒」!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484848

■米大統領選で全州の大勢が判明!! バイデン氏が306人、トランプ氏が232人の選挙人獲得!! 一方、トランプ陣営は敗北を認めず根拠のない訴訟を継続するも、取り下げや棄却が相次ぐ!! 米連邦議会では共和党が善戦!! 上院の過半数は来年1月に持ち越し!!

 米大統領選で13日夜(日本時間14日未明)、全50州および首都ワシントンの大勢が判明しました。勝敗が明らかになっていなかった2州のうち、ジョージア州ではバイデン氏が、ノースカロライナではトランプ氏がそれぞれ勝利することが確実となりました。これにより、それぞれが獲得した選挙人はバイデン氏が306人、トランプ氏が232人となりました。

※PRESIDENTIAL RESULTS(CNN Politics, 閲覧日:2020年11月15日)
https://edition.cnn.com/election/2020/results/president

 米大統領選は全米538人の選挙人のうちの過半数、270人以上の獲得を争う選挙で、7日夜(日本時間8日未明)時点でバイデン氏の当選は既に確実となっていました。

 バイデン氏は、2016年の大統領選でトランプ氏勝利の鍵となったラストベルト3州、ウィスコンシン州、ミシガン州、ペンシルベニア州を奪還しました。

 また、バイデン氏はジョージア州、アリゾナ州といった共和党地盤の州でも勝利しました。民主党の大統領候補が勝つのは、ジョージア州では1992年以来28年ぶり、アリゾナ州では1996年以来24年ぶりとなりました。なお、全国での得票数ではバイデン氏が7800万票近くを獲得し、500万票以上リードしています。

※Biden’s popular-vote lead grows to 5 million as counting continues. (The New York Times/Eileen Sullivan, 2020年11月11日)
https://www.nytimes.com/2020/11/11/us/bidens-popular-vote-lead-grows-to-5-million-as-counting-continues.html

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■最後の狂気か!? 練りに練った国家戦力なのか!? トランプ大統領が「国際緊急経済権限法」にもとづいた「国家非常事態」を宣言!! 米企業や個人が中国軍関連企業に新規投資することを禁じた!! 米中関係が悪化は必至!?

 トランプ大統領は現地時間12日(日本時間13日)、国家安全保障に深刻な脅威をもたらす恐れがあるとして、米企業や個人が中国軍関連企業に新規投資することを禁止する大統領令に署名しました。

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■報道されない米国大統領選と同時に行った3つめの選挙、「大麻の合法化を巡る住民投票」に米国の深い病理を見た!

 他方、大統領選と同時に大麻の合法化を巡る住民投票が多くの州で実施されました。ニュージャージー州、アリゾナ州、サウスダコタ州、モンタナ州では合法化が決まり、ミシシッピ州では医療用の大麻使用が許可されました。大麻を合法に使える州に住む米国人は1億900万人に上り、全米の人口の3分の1に達するといいます。

※Legal weed won big in the election(CNN Politics, 2020年11月6日)
https://edition.cnn.com/2020/11/06/business/cannabis-election-win/index.html

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■世界人口の3割約20億人、GDPの3割を含む東アジア地域包括的経済連携(RCEP)に15カ国が署名!そのほとんどがコロナ感染抑制に成功!! 欧米諸国との差は歴然! 一方でTPPよりも厳しいといわれる協定内容はまだベールの中、一刻も早い内容の開示が求められる!

 日本をはじめとする東アジア・オセアニア・東南アジア地域の15カ国は15日、8年間の交渉を経て、東アジア地域包括的経済連携(RCEP、Regional Comprehensive Economic Partnership)に署名しました。15カ国の首脳会合と署名式はオンライン形式で行われました。

※RCEP、15カ国が署名 世界貿易3割の大型協定に(日本経済新聞、202年11月15日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66249440V11C20A1I00000/

 RCEPとは、アジア太平洋地域での貿易を促進する目的の自由貿易協定(FTA)です。今回、RCEPに署名した国は、アセアン10カ国と日本、韓国、中国、そしてオーストラリアとニュージーランドの15カ国です。

 RCEPが実際に批准され発効すれば、世界の国内総生産(GDP)や貿易額、人口で世界の3割を占める巨大な自由貿易圏となります。これは、トランプ大統領が拒否したTPP(環太平洋パートナーシップ協定)をも上回る規模です。

 日本にとっては、現在最大の貿易相手国である中国と、3番目の貿易相手国である韓国と結ぶ、初めてのEPA=経済連携協定になります。参加国は相互に関税の撤廃、海賊版の取締りなど知的財産権、電子商取引などを巡って、自由貿易を拡大していくことになります。

※RCEP 15か国が協定に署名 世界人口の約3割 巨大自由貿易圏に(NHK、2020年11月15日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201115/k10012713351000.html

 今回参加した15カ国は、2020年1月に中国武漢から拡大した新型コロナウイルスのパンデミックをよく抑え、欧米に比べて桁違いに感染が少ない国々の集まりです。

 累計感染者数を見ると、インドネシアの46万7113人(世界21位)とフィリピンの40万7838人(26位)が多いとはいえ、米国の1122万6218人(1位)、フランス195万4599人(4位)とは桁違いです。

※COVID-19 CORONAVIRUS PANDEMIC(worldometer、2020年11月15日20時閲覧。以下、累計感染者数はここからとっている)
https://www.worldometers.info/coronavirus/

 RCEP参加国の中では、日本はフィリピンに次いで11万4983人 (51位)と多いのですが、14億人を擁する中国は8万6338万人(62位)。上位4カ国を足しても107万6272人で、テキサス州108万6218人よりも少ないのです。

 そしてミャンマー6万8011人(75位)、シンガポール5万8119人(82位)、マレーシア4万6209人(85位)、韓国2万8546人(90位)、オーストラリア2万7728人(92位)とづづきます。

 そしてあとの国々は5000人を切っています。特に東南アジアの少なさがきわだちます。

 タイ3874人(150位)、ニュージーランド2100人(161位)、ベトナム1265人(166位)、ブルネイ627人(176位)、カンボジア302人(188位)、ラオス24人(207位)です。

 つまり、この15カ国の全体を合計しても131万3077人で、フランスやスペイン(149万2608人)、イギリス(134万4356人)など欧州1カ国の累計感染者数よりも少ないのです。

 必然的に、これからも大規模なロックダウンを繰り返さざるを得ない欧米諸国に比べれば、RCEP加盟国の国々では、活発な貿易活動が行われ、世界の投資家からの投資も益々増えると思われます。

 一方、当初交渉に加わっていたインドは、国内産業への影響を懸念して、参加を見送りました。ここには重大な問題が潜んでいます。詳しくは近日中にアップする会員向けの記事でお伝えします。ぜひ、会員登録をして、お読みください。

<ニュース・フラッシュ>

■【1】社民党が分裂! 75年の歴史をもち、二人の総理を出した日本社会党の流れをくむ社民党も国会議員はついに福島瑞穂議員ひとりに!

 社民党は11月14日、臨時党大会を行い、立憲民主党の枝野代表からの合流への呼びかけへの対応を協議しました。

※臨時党大会 議案確定(社民党、2020年10月22日)
http://www5.sdp.or.jp/#topics

 社民党党大会では衆参の国会議員4人のうち、すでに残留を表明していた参議院議員の福島瑞穂党首が「護憲の社民は政党として必要だ」と訴えたのに対し、その場で、参議院議員の吉田忠智幹事長、衆議院議員の吉川元副党首、照屋寛徳議員の3人が離党を表明しました。吉田氏、吉川氏は立憲民主党へ合流するとみられていますが、照屋氏は次の衆院選には出馬しないことを表明しており、立憲民主への合流については未定とのことが党大会で明らかになりました。

 党大会での議案採決にあたっての質疑では、「総選挙勝利を実現したい」と述べた福島氏に対して、照屋寛徳衆院議員が「先輩方が築いた遺産を食いつぶしたのはあなただ」と批判し、「総選挙を勝利するには、あなたが衆院にくら替えして立候補しなさい」と、要求しました。

 これに対して福島氏は「私のみが社民党を食いつぶしてきたと言われるのは極めて残念だ」「社民党を再生するために頑張って恩返ししたい」と答弁したとのことです。

※「先輩築いた遺産を食いつぶした」 社民党大会で照屋議員が福島党首を批判(琉球新報、2020年11月15日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1225644.html

 55年体制で非自民の受け皿として存在感を示し、連立内閣ではありましたが1947年の片山哲内閣、1994年の村山富市内閣と二人の総理大臣を出した日本社会党の流れをくむ、75年の歴史を持つ社民党は、ついに国会議員一人となります。

 なお、社民党は2019年の参院選で政党要件を満たしていることから、党としては存続するとのことです。

■【2】米国で新型コロナ新規感染者が13日に19万人! 過去最多を更新! ロイターはバイデン次期大統領就任式までに感染者が800万人、死者が7万人増えると独自集計! トランプ大統領はワクチン早期認可に批判的なクオモ・ニューヨーク州知事に「ニューヨークには配布しない」と公言!?

 新型コロナウイルスが猛威を振るう米国で、現地時間の13日、新たな感染者が過去最多の19万59人が報告されました。ジョンズ・ホプキンス大学とブルームバーグによる集計です。米国では9日連続で1日の感染者が10万人を超えたとのことです。

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