┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~検察の定年延長問題の渦中の人物・黒川弘務東京高検検事長が、緊急事態宣言下で全国紙記者と「3密」で「接待賭け麻雀」!? 送迎は新聞社のハイヤー!? 明らかな違法行為で懲戒免職か!? 共産党の田村智子参院議員と社民党の福島瑞穂参院議員にコメントを頂きました!
┠■【岩上安身のツイ録】岩上安身が、黒川東京高検検事長の「賭け麻雀常習犯」疑惑の背景を読み解く。読売新聞の記事「スキャナー」から、スクープにはどのようなシナリオがあったのか~黒川氏は単なるスケープゴートか!? 菅官房長官に罪を押し付け安倍総理は無キズ!?
┠■5月19日に岐阜県と、長野県で37回の地震が! 警戒される南海トラフ巨大地震の想定震源区域内の宮崎県日向灘沖で震度5弱! コロナ禍でのもと巨大地震が来たら!? 避難生活での新型コロナウイルス対策は!?
┠■【中継番組表】
┠■IWJが福島氏に安倍総理追及を依頼!!「安倍首相『黒川さんと二人でお目にかかったこともない』しかし、2018年12月11日の首相動静で、二人の面会は明らか!改めて福島党首から安倍首相を追及して下さい!~5.20社会民主党 福島瑞穂党首 定例会見臣 定例会見」
┠■【タイムリー再配信 659・IWJ_YouTube Live】安倍事務所の関与はあった!? 1999年・下関での選挙妨害疑惑! #ケチって火炎瓶 安倍晋三氏宅放火未遂事件の闇!~岩上安身によるインタビュー 第897回 ゲスト ジャーナリスト 山岡俊介氏・寺澤有氏(前編)
┠■櫻井よしこ氏の『言論テレビ』で安倍総理は「黒川さんと2人でお目にかかったことはない」と回答! しかし「首相動静」では面会記録が存在! おなじみの『ご飯論法』の可能性も!
┠■今年の「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式」にいまだ公園使用許可が出ず!追悼式つぶしにうごめく極右ヘイト団体「そよ風」の戦慄の手口! 「極右政治家」小池百合子東京都知事の「追悼文取りやめ」の裏事情!
┠■改憲による緊急事態条項導入が実現したら「安倍独裁」は不可避!!にもかかわらず、御用マスメディアによる世論調査では、51%が緊急事態条項に賛成と回答!改憲による緊急事態条項の危険性を、新聞・テレビでは極力伝えないようにしながら「空気」だけが醸成されつつあります。正確な情報が今こそ必要です!全力で「安倍独裁」阻止のために戦うIWJをご支援ください!5月のご寄付・カンパの目標額は月半ばの15日の段階で、ご寄付・カンパは目標額の11%にとどまっています! ピンチです!ぜひ皆さまのご支援をよろしくお願いします!いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。岩上安身とIWJスタッフ一同、心から感謝申し上げます。
┠■自粛でどこへも行けない日々は、ご自宅でIWJチャンネルのまとめ視聴をぜひ、どうぞ!! IWJのYouTubeチャンネル「MovieIwj」への登録をぜひ、お願いします! 登録は無料でできます! 目標は10万人突破! 登録の呼びかけ・拡散もお願いします!
┠■<IWJ書店のご案内>豪華パネリストの皆様による、自民党案の緊急事態条項の危険性を解説したDVD「饗宴6」、書籍「『前夜』日本国憲法と自民党改憲案を読み解く~自民党のトンデモ改憲案は許さない」を発売中です。ステイホームの一助にぜひご一読、ご視聴をお願いします。
┠■IWJへご寄付をくださった方々のお名前を感謝を込めて掲載させていただきます。
┠■【編集雑記 第15回 福田玲子】コロナ禍でIWJ事務所と家庭はどう変わった!?
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■はじめに~検察の定年延長問題の渦中の人物・黒川弘務東京高検検事長が、緊急事態宣言下で全国紙記者と「3密」で「接待賭け麻雀」!? 送迎は新聞社のハイヤー!? 明らかな違法行為で懲戒免職か!? 共産党の田村智子参院議員と社民党の福島瑞穂参院議員にコメントを頂きました!
おはようございます。IWJ編集部です。
検察の定年延長問題の発端となった東京高検の黒川弘務検事長(63)が、緊急事態宣言下の今月初め、全国紙の記者宅で「接待賭け麻雀」をしていた疑いがあると、本日21日発売の週刊文春が報じることが明らかになりました。
※黒川弘務東京高検検事長 ステイホーム週間中に記者宅で“3密”「接待賭け麻雀」(週刊文春、2020年5月20日)
https://bunshun.jp/articles/-/37926
週刊文春によると、4月下旬に「今度の金曜日(5月1日)に、いつもの面子で黒川氏が賭け麻雀をする」とのタレコミが産経新聞関係者からあったといいます。
産経新聞関係者のタレコミ通り、5月1日、黒川氏は元検察担当で現在裁判担当をしている産経新聞の記者A宅に集合し、同じく産経新聞記者で今年初めまで社会部で司法クラブキャップを務めていたB氏と、元検察担当で特別報道部のデスクも務め、現在は記者職を離れて経営企画室にいるC氏の、合計4人で麻雀を行っていたといいます。週刊文春の記事は、3人の記者らが誰なのか特定ができるほど詳細に書かれています。
黒川氏と記者らは、1日の夜7時半から翌日午前2時まで麻雀を楽しんでいたといいます。別の産経新聞関係者によると、黒川氏は5月13日にも記者Aと記者Bとともに再び麻雀を行っていたといいます。
週刊文春の取材によると、黒川氏は、昔からの知人が「あれは病気ですよ」と語るほどの「『超』が付くほどの麻雀好き」。昔から各社の担当記者らとよく卓を囲んでいたものの、地位が上がってきたことで雀荘に行けなくなったといいます。そこで、雀卓を購入したA記者の自宅が雀荘代わりになったといいます。
週刊文春は、7~8年前に黒川氏をよく乗せていた元ハイヤー運転手にも取材を行っています。運転手によれば、記者との話を聞く限り黒川氏は「かなりの腕前」。しかし、黒川氏が車を降りると、「ある程度負けてあげなきゃいけないんだ」とぼやく記者も。動くのは少なくとも4~5万円、10万円が動くこともあったと聞いたと明かしました。今回週刊文春のが取材していた1日や13日も、同じように金銭をかけていたと考えられます。
賭博は、それがいくら少額であったとしても金銭をかければ違法行為になると刑法で規定されています。検察の「ナンバー2」とされる東京高検検事長である黒川氏が賭博を行っている――。明白に違法行為であり、これだけでも信じられませんが、麻雀は同じ空間で近い距離で卓を囲むため、「3密」そのものになります。緊急事態宣言下で外出自粛が要請されていた中、しかも国会で検察庁法改正案が野党によって厳しい追及を受けていた中で、記者とともに違法な賭け麻雀を楽しんでいたという事実には驚きを禁じ得ません。
それだけではありません。黒川氏とともに麻雀を行っている記者たちは、いつも送迎のためのハイヤー代を会社のチケットなどで支払っていたといいます。
これについて週刊文春は、「会社の利益を目的とする人物(記者)から、社会通念上相当と認められる程度をこえて、接待や財産上の利益供与を受けている場合、国家公務員倫理規程に抵触するおそれがある」といった国家公務員倫理審査会を所管する人事院の見解を報じています。
人事院は、そもそも賭け麻雀は刑法違反であることから「国家公務員法の98条(法令遵守)や99条(信用を傷つけてはいけない)といった一般服務義務にも違反する可能性がある」としており、「懲戒免職も想定される」とコメントしているといいます。
もちろん、こんな人物が検事総長になる資格はありませんし、現在の東京高検検事長という高位のポストにもふさわしくなく、そもそも検事の象徴である「秋霜烈日」のバッジを胸につけている資格すらありません。
IWJはこうした報道を受け、東京高検および産経新聞社広報部、朝日新聞広報部に電話で取材を行いました。
東京高検に電話取材を行ったところ、担当者は「私たちも報道で出たな~と今知った感じ」と生ぬるいコメント。「まだ何も分かっていない状態」と答えました。
産経新聞広報部に問い合わせたところ、「取材に関することには、従来からお答えしていません」といったコメントのみ。担当者は、今後もこうした姿勢を変えることは基本的にないとの旨を話しました。
さらに朝日新聞広報部に取材したところ、担当者に今回黒川氏と麻雀を行ったとされるC氏は「記者ではありません」と、呼称についてぴしゃりと訂正を受けました。先述したように、C氏は過去に元検察担当で特別報道部のデスクも務めていた記者。一線を退いた記者は、朝日新聞ではもう「記者」扱いされないのでしょうか。同社からは電話口での取材を断られ、ファックスおよびメールでの取材を求められたため、事実関係や対応については今後追及していきます。
さらに、IWJは今回の黒川検事長の賭け麻雀について、国会で追及を行っていた共産党と社民党の議員にもコメントをいただきました。
共産党の田村智子参院議員は、「今日、国会内でコピーが出回っていましたので、大体の概要は知っています。週刊誌の記事についてのコメントはなかなか出しづらいですが、まあ(黒川氏が)写真にも写っていることだし。コメントとしては、きちんと今回の定年延長問題と合わせて、『賭け麻雀』の件も、黒川氏には公の場で、説明責任があると思われますね」と話しました。
社民党党首の福島瑞穂参院議員は、「緊急事態宣言が出されているときに『3密』状態で麻雀、しかも賭け麻雀は賭博罪ですから違法行為であり問題です。本当にひどい。そもそも黒川さんの定年延長そのものが前代未聞、空前絶後、これは戦後ただひとりもいないわけで、それでいままでの法解釈を捻じ曲げて、閣議決定だけで違法な定年延長を決められたという。そういうなか、記者のひとたちと接待のようなかたちで賭け麻雀を緊急事態宣言下やっているというのはまったく理解できません。黒川さんは検事長を辞職すべきですし、検察が黒川さんを訴追しないなどありえません」とコメントしました。
時間の関係で昨日はこの他の党の議員に取材をすることはできませんでしたが、IWJは今後も各党への取材を続けていきます。
今回の週刊文春の報道によって黒川氏が罷免されたとしても、根本的な問題は解決していません。検察庁法改正案は今国会での成立が見送られたものの、廃案には至っていません。黒川氏が退いても、今後同法案が成立することがあれば、官邸の思い通りになる「第二の黒川」が生まれかねません。
■【岩上安身のツイ録】岩上安身が、黒川東京高検検事長の「賭け麻雀常習犯」疑惑の背景を読み解く。読売新聞の記事「スキャナー」から、スクープにはどのようなシナリオがあったのか~黒川氏は単なるスケープゴートか!? 菅官房長官に罪を押し付け安倍総理は無キズ!?
岩上安身は、この黒川氏の「接待賭け麻雀」問題について、自身のアカウントで以下のように26連投ものツイートを行いました。
以下、岩上安身のツイートです。
1.黒川検事長の検事総長就任はこれで飛んだ。が、黒川が賭博罪でお縄になったとしても、それで良しとしてはいけない。黒川と法案は別である。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263102122297397249
2.この記事には、気になるところがある。タレコミがあっても、その情報の出所は書かないのが鉄則。なのに産経から情報がもたらされた、と、出所を明記しているのだ。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263103234714943491
3.この記事では、産経の記者2名、朝日の記者1名が黒川と4人で雀卓を囲んだとなっている。産経からのリークであれば、自社の記者を「売った」ことになる。義憤なのか、私怨混じりなのか。そうだとしても産経発と書く必要はない。アシがつく可能性も高まるし、不自然である。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263104616364818434
4.一般の人は、なぜこんな三密で自粛の時期に賭け麻雀を、しかも新聞記者が一緒に何をしているんだと驚き、怒る人も多いことだと思う。しかし黒川の賭け麻雀好きは記者クラブ仲間にはよく知られた話だった。記者自身も賭け麻雀仲間だったのだから知られていて当たり前である。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263105963155836928
5.番記者を交えての黒川の賭け麻雀好きが、「記者クラブ内ではもともとよく知られた話だった」と語られるところが(私自身、記者クラブに属する記者からそう聞いた)、記者クラブと取材先の非常識な癒着ぶりをよく示している。ベッタリと密着して秘密の賭け事まで共有する。三密どころか五密である。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263107971359244288
6.一般の人にはにわかに信じがたいだろうが、記者クラブの記者と取材相手との非常識な密着は日常茶飯なのだ。黒川だけが特別なのではない。そして、皆、知っていても漏らさない。それが社を超えた記者クラブの掟らしい。黒川が賭け麻雀の常習犯と知っていても誰も書かない。書こうと思えば書けたのに。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263109973250170881
7.そして書こうと思えば書けたことが、ある日、外部に情報がもたらされる形で、白日のもとにさらされる。なぜ今なのか、それを詮索する必要が出てくる。「臭うのは」と語るのは、産経でも朝日でもない、別のある新聞社の記者だ。「週刊文春発売前々日19日の読売の解説記事スキャナーだ」という。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263114557146361856
8.このスキャナーという解説記事を読むと、「文春の記事が出ても安倍総理には火の粉が降りかからないように予防線を張っていると読める」という。たしかに、安倍総理自身、黒川の定年延長にこだわっていたはずなのに、「首相は「無理する必要はない」と周囲に漏らすようになった」などと記されている。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263116030013894656
9.さらに読売のスキャナーはこう続ける。「もともと官邸は改正案について、国家公務員に合わせて検察官の定年を延長するという程度の認識で、首相も強い思い入れはなかった」(政府関係者)」。おいおいおいと突っ込みたくなる。何を今さら、である。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263117121539563526
10.本当に「政府関係者」が口にした言葉なのかもしれないが、「首相に強い思い入れはなかった」というのが事実ではないことはこれまでの経過を見ていれば誰の目にも明らかだろう。人一倍こだわっていたのは、元検事総長らに刑事告発される、安倍総理本人である。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263120348544819201
11.読売のスキャナーは、検察庁法改正案にこだわっていたのは総理ではなく、菅官房長官であると露骨に矛先の向きを変え、読者を誘導する。「首相と菅官房長官の足並みの乱れも露呈しつつある。首相が改正案の成立先送りに傾いた後も、菅氏は「最後まで成立させることを主張した」(与党幹部)という。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263122671409061888
12.読売は、コロナ対策で一斉休校を決めた際、「菅氏は意思決定に参加しなかった。「首相と官房長官の溝がさらに深まった」(政府筋)との声もある」と、安倍総理と菅氏の距離を強調し、その上で、黒川氏は「菅官房長官や事務方トップの杉田和博官房副長官らがその手腕を高く評価してきた」とする。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263125474055557120
13.要するに、黒川氏という人物は、菅官房長官や杉田官房副長官らの「子飼い」で、安倍総理とは特段の関係のない人物である、と強調しているのである。このスキャナーという記事が掲載されたのは、週刊文春のデジタル版が出る前日。これから黒川氏の信用が失墜することを見越しているかのように読める。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263127113143468033
14.官邸の意を最も汲む新聞と「評判」の読売が、官邸の主の意に沿わない記事を出すはずがないと、「官邸周辺」の人物たちは読む。前出の某新聞記者は、「読売は、「安倍総理が、黒川検事長を罷免」と一面で打つんじゃないかって、記者同士ではもっぱら噂しています」と語る。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263128829268131841
15.賭け麻雀に溺れる黒川は、次期検事総長どころか、東京高検検事長のポストにもふさわしくない。いや、検事として失格であり、秋霜烈日のバッジは外すべきだ。そうした国民の声を聞き入れて、泣いて馬謖を斬る役回りが安倍総理で、そんな人物を取り立てようとしていた馬鹿者は菅氏ということになる。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263130518838579201
16.だが、週刊文春自身が書いているように、黒川が番記者と癒着して賭け麻雀にのめり込んでいたのは昨日今日のことではない。そして、それは司法記者クラブ内では広く知られていた。政権が次期検事総長にゴリ押しする際に、そうした評判をまったく知らなかったわけがない。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263132141510029314
17.万が一にもありえないが、もし、安倍政権の中枢が、黒川のアキレス腱をまったく知らなかったとしたら、内閣情報調査室が怠慢なのか無能であった、ということになる。前内閣情報官の北村滋氏や現情報官の滝沢裕昭氏の責任も問われるだろう。しかし、常識的に考えてそんなことはまず考えられない。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263133593372520449
18.検事総長は、総理大臣に対しても捜査し、起訴することの可能な、絶大な権限を持つ。そんな権限を持つ人物は、懐柔できるようにしておきたい。さらにいえば、いざという時に切り捨てられる弱みをもつ人物の方が御しやすい。そうしてみると賭け麻雀の常習犯であるダメダメ男の黒川は適任である。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263135595410231296
19.誰かが、今がカードを切るときと判断して、「黒川切り」のカードを切った。黒川を切りつつ、このダメ男を寵愛していたのは安倍ではなくて、菅なのだとのアナウンスも、あらかじめ読売が用意周到とばかりに吹き回っておいた。そして文春の記事登場である。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263136597874073602
20.本日(21日)は、朝のワイドショーから、黒川叩きで一色になるだろう。週刊文春はもちろん売れる。泣いて馬謖を斬る大見得を切って、安倍総理の株は再浮上するはずである(黒川の首を切らなければもちろん安倍の首も怪しくなる)。で、肝心の法案は? 多くの人が忘れる可能性がある。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263137782127443970
21.で、例の読売のスキャナーだが、ちゃんとこう書いてある。「今回の検察庁法改正案の施行日は2022年4月1日で、黒川氏の定年延長とは関係ない」。いやいやいや、するっと滑り込ませているが、元々この法案は黒川氏の定年延長を正当化するために後出しで出してきた法案である。無関係なわけがない。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263138960068378625
22.世論誘導のためなら、昔の歴史的事実だけではなく、今現在進行中の事態についても、こんなリビジョニズムを発揮してしまうのかと驚く。まあ、読売を読んでいちいち驚いていたら、キリがないのだが。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263139653751726081
23.元へ戻って、文春にタレ込んだ産経関係者とは誰なのか、推測してみる。司法記者クラブに所属している社会部の記者が、義憤か私怨で、自分の同僚も血を流すのを覚悟の上で、タレ込んだとも考えられる。が、違うシナリオも想定できる。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263140986844151808
24.司法記者クラブ内では常識だったこのネタを、官邸に直結する政治部の関係者(現役記者かOBかどちらも可能性あり)がつかみ、官邸の主の意を忖度して、週刊文春にタレ込んだ、というシナリオである。そうだとすると、読売の地ならしのような記事といい、辻褄は合ってくる。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263142442871582721
25.いずれにせよ、ハッキリしていることは、黒川はしょうもないダメ男だった、ということであり、そんな男を検事総長に据えようと画策していた安倍政権には、安倍総理を筆頭に責任があるということであり、法案はまだ残されているという事実である。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263144240311177217
26.この法案は廃案にしなければならない。でないとまた黒川のような弱みを握られたダメ男が検事総長候補に担ぎ上げられ、悲喜劇が繰り返される
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1263146261068148736
※本日、午前10時半から「『「桜を見る会」を追及する法律家の会』による、『桜を見る会』告発状提出」を中継します。
ご視聴URL:【IWJ・Ch5】 https://twitcasting.tv/iwj_ch5
※本日、午後4時半から「第33回 総理主催『桜を見る会』追及本部ヒアリング ―内容:5/21(木)に500人以上の弁護士や法学者らが、安倍総理と後援会幹部の告発状を東京地検に提出した経緯、目的、検察庁法改正との関係などについて、『「桜を見る会」を追及する法律家の会』呼びかけ人の泉澤章弁護士、小野寺義象弁護士より」を中継します。
ご視聴URL:【IWJ・Ch4】 https://twitcasting.tv/iwj_ch4
■5月19日に岐阜県と、長野県で37回の地震が! 警戒される南海トラフ巨大地震の想定震源区域内の宮崎県日向灘沖で震度5弱! コロナ禍でのもと巨大地震が来たら!? 避難生活での新型コロナウイルス対策は!?
5月19日午前2時から、午後8時15分までの間に岐阜県飛騨地方と、長野県中部と北部で37回の地震がありました。その最大震度は4、最大マグニチュードは5.3でした。また同地域では13日から15日にかけても12回の地震、4月22日から長野県内外で震度1以上を観測した地震は130回を超えます。
※長野・岐阜県境で地震相次ぐ きょうだけで『30回超』 約1ヵ月で130回超観測 気象台「今後も活発した状況続く」(FNN PRIME 長野放送、2020年5月19日)
https://www.fnn.jp/articles/-/43679
※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいはかつて会員だった方は再開して、ご支援ください!
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◆中継番組表◆
**2020.5.21 Thu.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch5】10:30~「『「桜を見る会」を追及する法律家の会』による、『桜を見る会』告発状提出」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
「『桜を見る会』を追及する法律家の会」による告発状提出の模様を中継します。これまでIWJが報じてきた「桜を見る会」関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%a1%9c%e3%82%92%e8%a6%8b%e3%82%8b%e4%bc%9a
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【IWJ・Ch4】16:30~「第33回 総理主催『桜を見る会』追及本部ヒアリング ―内容:5/21(木)に500人以上の弁護士や法学者らが、安倍総理と後援会幹部の告発状を東京地検に提出した経緯、目的、検察庁法改正との関係などについて、『「桜を見る会」を追及する法律家の会』呼びかけ人の泉澤章弁護士、小野寺義象弁護士より」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
総理主催『桜を見る会』追及本部ヒアリングを中継します。これまでIWJが報じてきた「野党合同ヒアリング」関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%87%8e%e5%85%9a%e5%90%88%e5%90%8c%e3%83%92%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0
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【タイムリー再配信 659・IWJ_YouTube Live】20:00~「安倍事務所の関与はあった!? 1999年・下関での選挙妨害疑惑! #ケチって火炎瓶 安倍晋三氏宅放火未遂事件の闇!~岩上安身によるインタビュー 第897回 ゲスト ジャーナリスト 山岡俊介氏・寺澤有氏(前編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
2018年9月収録の、岩上安身によるジャーナリスト 山岡俊介氏・寺澤有氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた「政治とカネ」に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%94%bf%e6%b2%bb%e3%81%a8%e3%82%ab%e3%83%8d
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/430668
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◆中継番組表◆
**2020.5.22 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【タイムリー再配信 660・IWJ_YouTube Live】19:00~「安倍事務所の関与はあった!? 1999年・下関での選挙妨害疑惑! #ケチって火炎瓶 安倍晋三氏宅放火未遂事件の闇!~岩上安身によるインタビュー 第897回 ゲスト ジャーナリスト 山岡俊介氏・寺澤有氏(後編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
2018年9月収録の、岩上安身によるジャーナリスト 山岡俊介氏・寺澤有氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた「政治とカネ」に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%94%bf%e6%b2%bb%e3%81%a8%e3%82%ab%e3%83%8d
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/430668
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
大企業への出資額拡大!! IWJ記者「巨額の内部留保がある大企業よりも、中小企業の手当に全力を注ぐべきでは?」西村大臣「ご指摘のとおり。すべての企業が苦しい状況だ」~5.12 西村康稔 新型コロナ対策担当大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/474004
「♯検察庁法改正案に抗議します」に発するコロナ時代の街頭行動! ~5.19 安倍政権は1000万の民の声を聞け!検察庁法改定反対!権力私物化許さない!安倍政権退陣!5・19緊急国会議員会館前行動
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/474588
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■IWJが福島氏に安倍総理追及を依頼!!「安倍首相『黒川さんと二人でお目にかかったこともない』しかし、2018年12月11日の首相動静で、二人の面会は明らか!改めて福島党首から安倍首相を追及して下さい!~5.20社会民主党 福島瑞穂党首 定例会見臣 定例会見」
昨日5月20日午後1時、参議院議員会館で社会民主党の福島瑞穂党首の定例会見が開催され、IWJが中継しました。
福島氏は、ツイッターの声や検察OBなど各界からの意見によって、政府・与党が「検察庁法改正法案」の今国会での成立を断念したことを喜ぶとともに、廃案にすべきだと述べました。
その後の質疑応答で、同日の日刊IWJガイドでお知らせした通り、IWJ記者が福島党首に対して、下記のように安倍総理追及を強く「お願い」しました。
IWJ記者「安倍総理は今月15日に櫻井よしこ氏の『言論テレビ』に出演して、『黒川さんと2人でお目にかかったこともありません』と発言しました。
しかしながら、福島さんは、2018年の『森友文書』改竄問題についての野党合同ヒアリングで、共産党が入手した文書『航空局長と理財局長との意見交換概要』の中に、官邸が法務省の黒川事務次官に、調査報告書の提出について『何度も巻きを入れた』ことを意味する文面があることを追及されました。
さらに、2018年12月11日の朝日新聞の『首相動静』でも、2人(安倍首相と黒川氏)が面会したことも明らかになっています。
この点について、改めて福島党首から安倍総理を追及していただきますよう、お願いします」
上記質問にある「野党合同ヒアリング」は、昨日午後7時から再配信を行いました。ヒアリングのなかで福島氏は、共産党入手の文書の記述に「ほんとうに衝撃を受けた」として「日本に三権分立があるのか」と語っています。現在は下記でご覧いただくことができます。
※衝撃的!! 三権分立は崩壊している!? 官邸が法務省・黒川弘務事務次官に何度も巻きを入れた!!圧力をうけた検察が不起訴処分にした裏付け発覚!? ~財務省「森友文書」改ざん問題 野党合同ヒアリング 2018.6.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/425278
今回のIWJの依頼に対して、福島党首は次のように回答しました。
「はい。森友学園問題について、『法務省に何度も巻きを入れた』というふうに文書になっています。
で、法務省の相手方、一体官邸がどこに『巻きを入れた』かというのは、その文書には書いてないのですが、当時法務省の事務次官は黒川さんですから、それは黒川さんである可能性が高いわけで……」
ここから先は、ぜひ本日アップ予定の記事でご覧ください。記事がアップされ次第、日刊IWJガイドでお知らせします。
■【タイムリー再配信 659・IWJ_YouTube Live】安倍事務所の関与はあった!? 1999年・下関での選挙妨害疑惑! #ケチって火炎瓶 安倍晋三氏宅放火未遂事件の闇!~岩上安身によるインタビュー 第897回 ゲスト ジャーナリスト 山岡俊介氏・寺澤有氏(前編)
ツイッター上でも大きな話題になった、#ケチって火炎瓶 安倍晋三氏宅放火未遂事件の闇! について、ジャーナリストの山岡俊介氏・寺澤有氏らに岩上安見が行ったインタビューを、本日5月21日午後8時から再配信いたします。
山岡氏、寺沢氏には、山口県下関の安倍総理の自宅に火炎瓶が投げ込まれた、という事件の真相をお話しいただきました。憲法改正、検察庁法改正までして、自らの子飼いの黒川検事長の定年延長を強行しようとして「安倍独裁」に拍車をかけようとしてきた安倍総理ですが、自宅に火炎瓶が投げ込まれたこの事件、そして安倍総理の「疑惑」を検察に追及されたくない一心なのではないでしょうか?
ネット上では大きな話題になりながらも、大手マスメディアがまったく取り上げ合なかったこの問題に、権力におもねらない独立系マスメディア、IWJだからこそできたと言われる、大きな注目を集めた独占インタビューです!
見逃した方も、もう一度見たいという方も、ぜひご覧になってください。
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【タイムリー再配信 659・IWJ_YouTube Live】
安倍事務所の関与はあった!? 1999年・下関での選挙妨害疑惑! #ケチって火炎瓶 安倍晋三氏宅放火未遂事件の闇!~岩上安身によるインタビュー 第897回 ゲスト ジャーナリスト 山岡俊介氏・寺澤有氏(前編)
[収録日時] 2018年9月2日(日)18:00~
[配信日時] 2020年5月21日(木)20:00~20:53
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/430668
[配信ページURL] https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
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【タイムリー再配信 660・IWJ_YouTube Live】19:00~「安倍事務所の関与はあった!? 1999年・下関での選挙妨害疑惑! #ケチって火炎瓶 安倍晋三氏宅放火未遂事件の闇!~岩上安身によるインタビュー 第897回 ゲスト ジャーナリスト 山岡俊介氏・寺澤有氏(後編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
2018年9月収録の、岩上安身によるジャーナリスト 山岡俊介氏・寺澤有氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた「政治とカネ」に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%94%bf%e6%b2%bb%e3%81%a8%e3%82%ab%e3%83%8d
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/430668
■櫻井よしこ氏の『言論テレビ』で安倍総理は「黒川さんと2人でお目にかかったことはない」と回答! しかし「首相動静」では面会記録が存在! おなじみの『ご飯論法』の可能性も!
2020年5月、安倍晋三総理は、櫻井よしこ氏のネット番組に出演して、黒川弘務検事長と「2人で会ったことはない」と明言しました。しかし朝日新聞等の「首相動静」では、黒川氏が法務事務次官当時に両者が面談したことが報じられていました。つまり安倍総理は得意の「ご飯論法」を使ったのでしょうか!?
同番組では、櫻井よしこ氏が安倍総理を誘導する形で、黒川氏の定年延長は法務省側が官邸に頼んだものであり、総理側からの圧力や働きかけはないとか、「黒川氏が安倍政権に近い」との報道は正しくないなどと、疑惑をいちいち否定していました。以下に、そのやりとりを克明に書き起こしたので、ぜひご覧になって、総理の発言の真贋を、読者の目でご検分ください。
2020年5月15日、安倍総理大臣は、ジャーナリストの櫻井よしこ氏がキャスターを務める『言論テレビ』に生出演しました。
{無料配信}【櫻LIVE】第395回 – 安倍晋三・内閣総理大臣 × 櫻井よしこ(全編版)
https://www.youtube.com/watch?v=K2cMAI8jWJE
櫻井よしこ氏は、次のように安倍総理に尋ねました。
「今、問題となっている、問題にされていると言ったほうがいいでしょうかね。この検察官の定年延長の問題なんですけれども、この問題は2つに分けて、今日はちょっと総理におうかがいしたいと思うんですね。
ひとつは、東京高検の黒川弘務さんの定年延長、これはもう、一応、もう終わったことですけれども、この問題、反対の方は問題としている。この黒川さんの件と、それから検察庁全体の定年延長の件ですね。
それからまず黒川さんのことからおうかがいしたいんですけれども、実は政府高官に私、いろいろ取材をして聞きましたらですね、黒川さんの定年延長の問題も、それから全部これは検察、つまり、法務省の方からも持ってきたものを官邸がただ了承しただけだと聞いたんです。これ、かなり詳しく聞いたんですが、それは本当なんですか?」
これに対して、安倍総理が回答します。
「それはまったく、そのとおりですね。まさに、検察庁も含めて法務省が、こういう考え方で行きたいと、こういう人事案を持って来られてですね、それを我々が承認する、ということなんです」
櫻井よしこ氏は重ねて尋ねます。
「もうひとつですね、黒川さんの定年延長問題について、法務省の官房長が、官邸に持ってきて頼んだ、と。いま、検事総長の稲田さんがお辞めにならないから、黒川さんの定年延長ということをお願いしたと推測されるんですが、法務省の官房長が官邸に持ってきて、頼んだということも、これは本当ですか?」
安倍総理は、「私も、詳細については承知をしていないんですが、基本的にですね、検察庁の人事については、検察のトップも含めた総意でですね、こういう人事でいくということを、持ってこられて、それはもう我々は大体、承認をしている、ということなんですね」。
続けて櫻井よしこ氏が「官邸が介入して、それを変えるとかそういったことは」と話すと、安倍総理は話を遮り、「それは、もうありえないですね」と断じました。
ここから先の安倍総理の発言内容は、ぜひ記事でご確認ください。
※櫻井よしこ氏の『言論テレビ』で安倍総理は「黒川さんと2人でお目にかかったことはない」と回答! しかし「首相動静」では面会記録が存在! おなじみの『ご飯論法』の可能性も!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/474864
■今年の「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式」にいまだ公園使用許可が出ず!追悼式つぶしにうごめく極右ヘイト団体「そよ風」の戦慄の手口! 「極右政治家」小池百合子東京都知事の「追悼文取りやめ」の裏事情!
任期満了にともなう東京都知事選挙の告示日(6月18日)まで1ヶ月となった5月18日、自民党の下村博文選挙対策委員長と安倍晋三総理が会談を行い、自民党の独自候補擁立見送りの方針を確認したことが報じられました。
※自民、都知事選に擁立見送り 首相「やむを得ない」(朝日新聞デジタル、2020年5月18日)
https://www.asahi.com/articles/ASN5L6DD9N5LUTFK00V.html
小池百合子都知事はまだ出馬表明を行なっていませんが、再選出馬は確実視されています。自民党はコロナ対策で連日メディアに顔を出す小池氏との対決を避け、求められれば小池氏に推薦を出す方針とのことです。都知事選の投開票は7月5日です。
2016年7月に当選した小池都知事は、翌2017年8月、突如「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式」に、追悼文を送らない方針を決めました。
関東大震災が発生した9月1日、都立横網町公園(東京都墨田区)内の東京都慰霊堂では、毎年「東京都慰霊協会」主催の大法要が行われます。この大法要には毎年、秋篠宮家が参列しています。
この大法要と同じ日、同じ公園内の朝鮮人犠牲者追悼碑前で、日朝協会などによる「9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典実行委員会」主催の「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式」が行われます。追悼式には毎年、歴代都知事が追悼文を送ってきました。
※「極右政治家」の本性!「関東大震災での朝鮮人虐殺はなかったか?」との質問には明確に答えず!震災被災者を追悼したから虐殺被害者に追悼文を出す必要はない!?~小池百合子都知事会見
2017.8.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/396292
小池都知事の方針変更は「関東大震災での朝鮮人虐殺の事実を否定するもの」として、市民から知識人まで、抗議の声が大きく広がりました。
※「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式」に、追悼文を送らない方針を決めた小池百合子都知事に都庁前で『九月、東京の路上で』を読み聞かせ!?~「小池知事は歴史を直視しろ」!!
2017.8.31
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/396887
※【抗議声明/声明とりまとめ:加藤直樹(「九月、東京の路上で」著者)】小池都知事の朝鮮人虐殺犠牲者追悼メッセージ取りやめに抗議します
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/398345
その後も毎年、多くの抗議の声にもかかわらず小池都知事は追悼文を送っていません。
その一方、小池都知事が追悼文送付をやめた2017年以来毎年、9月1日に行われる追悼式典の目と鼻の先、ほんの30mほど離れた場所で在特会とも関係の深い女性極右ヘイト団体「日本女性の会
そよ風」が「地元震災犠牲者の慰霊祭」を装い、関東大震災時に「不逞朝鮮人が震災に乗じて略奪、暴行、強姦を行い、日本人が虐殺された」などと、デマにもとづくヘイトスピーチを行なってきました。
小池都知事は衆議院議員時代の2010年、「そよ風」主催の集会で講演を行い、「そよ風」は2016年の東京都知事選で在特会初代会長の桜井誠氏とともに小池都知事を支援しています。両社はツーカーの仲です。
※今まで出してきた追悼文は不適切だったのか!?「朝鮮人犠牲者追悼式典」は余計なことなのか!? 実行委員長が怒りの会見!!
~30m先では極右がヘイト慰霊祭!? 2017.9.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/396998
追悼式典は都立公園内で行うため、都に占有許可を申請しなければなりません。そもそも朝鮮人犠牲者追悼碑は、1973年に都議会全会派の参加する実行委員会によって建立され、東京都に寄贈されたという経緯もあり、追悼式典のために実行委員会が出す占有許可に対しては、これまで何の問題もなく無条件に受理されてきました。
ところが今年2020年9月1日の追悼式典に向け、実行委員会が昨年の式典後に公園の占有許可申請を出そうとしたところ受理されず、その後12月になって都側は「公園管理上支障となる行為は行わない」「(都の大法要と重なる時間は)拡声音量装置は使用しない」「(集会で使う拡声器は)当該参加者に聞こえるための必要最小限の音量とすること」などの条件を記した誓約書の提出を求めてきました。
都の説明によると、毎年9月1日の横網町公園での、「関東大震災に関連した追悼行事等の集会に関する占有許可申請」が複数あり、昨年「集会参加者によるトラブルが発生」したための措置だとのことです。
実行委員会側はこの誓約書は到底受け入れられないとして、従来通り無条件に、ただちに占有許可を出すよう求める声明を5月18日に発表しました。
※9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典実行委員会が、声明を発表。(日朝協会、2020年5月18日)
https://blog.goo.ne.jp/nicchokyokai-honbu/e/f5b46a21aacefcb2fd39a84ba450fa1a
IWJ記者は実行委員会の中心となって活動してきた日朝協会東京都連事務局長の赤石(あかいし)英夫氏、東京都建設局公園緑地部適正推進担当課に取材。また、「そよ風」のブログを検証すると、小池都知事の関係だけでなく、狡猾で用意周到な戦慄の計画が浮かび上がってきました。
詳しくはぜひ、下記URLの記事をご一読ください。
※今年の「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式」にいまだ公園使用許可が出ず! 追悼式つぶしにうごめく極右ヘイト団体「そよ風」の戦慄の手口!「極右政治家」小池百合子東京都知事の「追悼文取りやめ」の裏事情!
2020.5.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/474863
■改憲による緊急事態条項導入が実現したら「安倍独裁」は不可避!!にもかかわらず、御用マスメディアによる世論調査では、51%が緊急事態条項に賛成と回答!改憲による緊急事態条項の危険性を、新聞・テレビでは極力伝えないようにし「空気」だけが醸成されつつあります。正確な情報が今こそ必要です!全力で「安倍独裁」阻止のために戦うIWJをご支援ください!5月のご寄付・カンパの目標額は月半ばの15日の段階で、ご寄付・カンパは目標額の11%にとどまっています! ピンチです!ぜひ皆さまのご支援をよろしくお願いします! いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。岩上安身とIWJスタッフ一同、心から感謝申し上げます。
5月1日から15日までのご寄付・カンパは、83万1100円と、目標額の11%です。まだ11%とは、今月かなりのピンチです!ぜひとも、IWJをご寄付・カンパにより、お支えいただきたく、よろしくお願い申し上げます!
安倍総理は5月3日の憲法記念日に、櫻井よしこ氏らが主催する憲法フォーラムに、改憲を呼びかけるビデオメッセージを送りました。
その中で安倍総理は、新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が出されている状況に対して、「われわれは前例のない事態に繰り返し直面しております」と説明した上で、「今回のような未曽有の危機を経験した今、緊急事態において、国民の命や安全を何としても守るため、国家や国民がどのような役割を果たし、国難を乗り越えていくべきか。そして、そのことを憲法にどのように位置付けるかについては、極めて重く、大切な課題である」と述べて、自民党が改憲4項目にあげた緊急事態条項を議論するよう求めました。
※首相「憲法改正、必ずや成し遂げていく」 緊急事態条項創設訴え ビデオメッセージ全文(産経新聞、2020年5月3日)
https://www.sankei.com/politics/news/200503/plt2005030008-n1.html
一方、共同通信の世論調査によると、個人の権利を制限できる緊急事態条項を憲法に新設することに51%が賛成と答えています。(改憲に至っては6割が賛成)
※緊急事態条項の賛否二分 憲法改正「必要」は61%(共同通信、2020年4月29日)
https://this.kiji.is/627988163796108385
特措法にもとづく緊急事態宣言と憲法改正による緊急事態条項の新設は「全く違うもの」であるにもかかわらず、国民はあたかも災害時に政府が強権発動できるようにすると物事がスムーズに片づくかのように、巧みに世論誘導されているのではないでしょうか。
安倍総理は3月13日に新型コロナウイルス対策の改正特措法が成立したことを受け、14日に記者会見を行いました。
岩上安身は会見で、安倍総理に「今回の特措法の非常事態宣言がひとつの布石となって、国民を慣らし、その後にこの緊急事態条項を導入するのではないか、という懸念があります。これは大変強力な内容、安倍独裁を可能にするような内容を含んでおります。その点につきぜひお答え願いたいと思います」と質問。それに対して安倍総理は次のように答えています。
「これ(特措法による緊急事態宣言)とですね、自民党の改憲案とは全く別のものであると思います、そもそも憲法改正というのは、3分の2の発議があって、さらには国民の皆様の国民投票によって、過半数の皆様の賛成を得て、成立するものであります。さらに国民の皆様が決めるものであるということを、どうか理解をいただきたいと、このように思います」
※総理会見で岩上安身が直撃質問!「報道、言論の自由は担保されるのか?」「非常事態宣言で国民を慣らし、改憲で緊急事態条項を導入!?」安倍総理は「安倍独裁」を否定せず「国民が選ぶこと」と回答!!
2020.3.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469996
安倍総理は改憲について、「国民の皆様が決めるもの」と答え、「安倍独裁」を否定しなかったのです。しかし、その「民意」が、今、着々と形成されつつあります。改憲による緊急事態条項導入の危険性を訴えないマスメディアの責任も大きく問われます。
このような中で、2012年に自民党が緊急事態条項を含む改憲草案を発表した直後から、その警鐘を鳴らし続けてきた、唯一の独立メディアであるIWJが果たすべき使命は、ますます重要になってきていると責任の重さを痛感します。
コロナが感染拡大するこの間にも、国会では種苗法改正案、検察庁法改正案など、次々と悪法が通されようとしています。もちろん、改憲による緊急事態条項の導入は、すべてを根底から覆す暴挙であり、「安倍独裁」の実現は、絶対に阻止しなければなりません。
IWJはこれからも全力でこれらの不正義と戦っていきます。どうか皆様のご支援をよろしくお願いいたします!
※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします!
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特定のスポンサーをもたないことで、真の報道の自由を目指してきた独立メディアであるIWJは、活動経費の半分を皆様からのご寄付・カンパで、残りの半分を会員の皆様の会費で賄っています。5月15日時点の会員数は4706名様です。会員の人数が増えれば、IWJの経営はそれだけ安定します。早く5000名様に再到達したいと願っています。
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■<IWJ書店のご案内>豪華パネリストの皆様による、自民党案の緊急事態条項の危険性を解説したDVD「饗宴6」、書籍「『前夜』日本国憲法と自民党改憲案を読み解く~自民党のトンデモ改憲案は許さない」を発売中です。ステイホームの一助にぜひご一読、ご視聴をお願いします。
岩上安身による司会、豪華パネリストの皆様(青井未帆氏、伊波洋一氏、永井幸寿氏、升永英俊氏、水上貴央氏他)によって、緊急事態条項の危険性を詳しく解説したDVD「饗宴6」を発売中です。一方、書籍「前夜」日本国憲法と自民党改憲案を読み解く~自民党のトンデモ改憲案は許さない
もIWJ書店で発売中です。下記のURLからお入りください。
※「『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ! 」
DVD 饗宴VI (2015年12月20日収録)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=320
※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171
■IWJへご寄付をくださった方々のお名前を感謝を込めて掲載させていただきます。
ここに、4月中にご寄付くださった方々のお名前を、感謝を込めて順次掲載させていただきます。
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KENJI NAKAMURA様
H.T.様
小田嶋 義美様
TORU FUJISAWA様
T.Y.様
岡田美幸様
Y.S.様
高崎明様
M.S.様
鈴木 晴男様
K.A.様
M.O.様
片岡 淳様
たかだ 洋子様
Sung-Gi Kim様
A.T.様
s.i.様
右田隆様
鈴木博子様
成田良一様
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皆様、ありがとうございます! これからもIWJへのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします!
■【編集雑記 第15回 福田玲子】コロナ禍でIWJ事務所と家庭はどう変わった!?
総務・庶務を担当しております、福田玲子と申します。
いつもIWJをお支えくださる皆様に、心より御礼申し上げます。
私は、コロナ禍以降、事務所での生活面の変化と自身の生活の変化を振り返ってみようと思います。
※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいはかつて会員だった方は再開して、ご支援ください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLよりご覧ください。
それでは、本日も1日よろしくお願いします。
※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
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IWJ編集部(岩上安身、近藤ゆり、國府田響、塩澤由子、仲川正紀、千浦僚、布施絵理子、木原匡康、中村尚貴)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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