日刊IWJガイド「クルーズ船の厚労省職員に検査せず職場に戻した厚労大臣が一転して全員検査へ!! 栃木の下船女性が国内初、経過観察期間後の陰性から陽性!!」2020.2.23日号~No.2719号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに〜土曜の夜に緊急会見! クルーズ船に乗船した厚労省職員に対し検査をせず職場に戻したことについて加藤厚労大臣が会見で一転して全員検査を宣言!! IWJの「業務への影響を懸念してしなかった?」の質問に「そういうことはありません」!! しかもその会見直後に栃木の下船女性が国内で初めて経過観察期間後の陰性から陽性に変化!!
┠■米国帰国者18人感染!! 千葉の中学教諭等2人感染!! 韓国は検査で日本を抜いたから感染者数が多く出る!! 国民の半数以上か全員が感染する可能性!? 厚労大臣が約束した検査拡大が進まない背景に「利権」と「人災」を喝破した上昌広医師への岩上安身の緊急インタビューをご覧ください!!
┠■黒川弘務東京高検検事長の定年延長問題 安倍晋三総理が閣議決定前に法解釈を変更したと答弁したことから、閣内で必死の辻褄合わせ!! さらに、法務省は「口頭で決裁を取った」を説明!?
┠■ウィンドウズ7のサポート終了と、OSの更新に伴い、IWJの創業時から使い続けてきたPCが一度に6台使用不可能に! 買いかえが必要となりました! IWJの財政は大ピンチです! 2月1日から19日までのご寄付・カンパの実績は114万9178円で、すでに2月の下旬に入ろうとしながら、月間目標額の21%にとどまっています! コロナ危機と戦い、NHKが決して報じない安倍政権の腐敗ぶりについての真実の情報をお届けするIWJがこの財政危機を乗り越えられますよう、皆様からの緊急のご支援をよろしくお願い致します!
┠■【中継番組表】
┠■【スタッフ募集・テキスト班】「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任を持って関わって頂ける方:時給1500円~にアップしました!/日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務他:時給1300円~
┠■【スタッフ募集・動画班】YouTube用動画編集の経験者優遇! 時給1300円~にアップしました!
┠■【スタッフ募集・取材カメラマン・記者】動画未経験者:時給1100円~/記事執筆できる方:時給1200円~
┠■【スタッフ募集・事務ハドル班】時給1150円~/特に秘書・マネージャー業種の経験のある方は時給1200円~
┠■【スタッフ募集・その他条件】週休2日、深夜割増あり、契約社員・正社員制度有り、社保あり、退職金制度有り、交通費・経費は別途支給、PCやカメラ、中継機材はIWJが用意します!
┠■【スタッフ募集・在宅テレワーク】IWJでは在宅テレワークのスタッフも募集します!
地方にお住いの方、東京近郊で週のうち何日かは出勤、残りは在宅で、という働き方も可能です。ぜひご応募ください!
┠■【スタッフ募集・インターン】IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています!
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■はじめに〜土曜の夜に緊急会見! クルーズ船に乗船した厚労省職員に対し検査をせず職場に戻したことについて加藤厚労大臣が会見で一転して全員検査を宣言!! IWJの「業務への影響を懸念してしなかった?」の質問に「そういうことはありません」!! しかもその会見直後に栃木の下船女性が国内で初めて経過観察期間後の陰性から陽性に変化!!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨日午後7時過ぎから急遽、加藤勝信厚生労働大臣の緊急記者会見が行われることになり、IWJはその様子を生中継しました。事前に知らされた内容は「コロナについて」のみです。

 この日会見に先立って、「ダイヤモンド・プリンセス」号に乗船して、新型コロナウイルスに対応する業務にあたった厚生労働省の職員の多くが、ウイルス検査を受けずに職場に復帰していることを各メディアが報じていました。

※ クルーズ船で業務 厚労省職員 多くがウイルス検査せず職場復帰(NHK、2020年2月22日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200222/k10012296751000.html

 しかも実は厚労省内部でも「船内に入った職員らに検査を行うことが一度は検討」されたにもかかわらず、「陽性者が多く出た場合の業務への影響を懸念する声」が出たために見送られたことも報じられました。

※厚労省職員ら“検査受けず”職場復帰(TBS、2020年2月22日)
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3911566.htm

 大臣会見は、こうした報道があった当日に行われました。

 加藤大臣は冒頭で、厚労省職員が感染したことを受けて、「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で業務に携わった職員全員にウイルス検査を実施することを明らかにしました。ただし、医療関係者や検疫官らは、十分に感染予防策を取っていたとして対象から除外しました。また、下船した職員は症状が出なくても2週間は自宅等でテレワーク勤務するとのことです。報道が出て表沙汰にならなければ、検査なしで、全員を職場に戻してそのままにしていた可能性が高かったと思われます。また、自宅でテレワークというのも気になります。自宅には家族がおり、陽性であれば、必ずや感染させてしまうことでしょう。

 続いて、大臣は、下船した乗客のうち23人に必要な検査をしてなかったことを認めました。23人は当初受けた検査で「陰性」でしたが、その後の2月5日から乗客を船室で待機させるなど感染拡大防止策が実施されたため、5日までの間に感染した可能性があるということです。加藤大臣はミスと認めて「深く反省する」と謝罪しました。厚労省は23人全員に連絡を取り、改めて検査をするということです。

 そのほか、下船して母国に帰国した外国人乗客の中で、米国18人、オーストラリア6人、イスラエル1人の感染が確認されたこと、治療薬としてインフルエンザ治療薬「アビガン」などを試験的に使用することを伝えました。

 IWJはまず、大臣に対して、日本災害医学会がコロナに対応した医師や看護師らが職場内外で不当な扱いを受けているとして、抗議声明を出した件について、政府として賛同し、差別問題に警鐘を鳴らすべきではないかと質問しました。抗議声明によると、「バイ菌」扱いのいじめや、現場対応したことに謝罪を求められる例が相次いだとのことです。

※新型肺炎対応の医師ら職場でバイ菌扱い 学会が抗議声明(朝日新聞、2020年2月22日)
https://digital.asahi.com/articles/ASN2Q52PHN2QPLZU001.html

 日本災害医学会の抗議声明に関して大臣は、「具体的な声明は承知していない」としながらも、「(日本災害医学会の)皆さんが乗船者の命を守ろうと務めたことに感謝する」とともに、「そういう状況があるなら理解を求めていく」と回答しました。

 次にIWJは、21日に新たに行われたPCR検査は90人であるなど検査が進まない背景として、海外で開発された簡単な遺伝子検査キット等を日本政府が導入していないこと、その理由は、厚労省が検査方法を独自開発するために予算をつけ、公共事業にしたからであるという、上昌広医師の意見を紹介し、事実なら人命より公共事業を優先されたことになるが、と質問しました。

 これに対して大臣は、「あるやり方について抑止していることはない。今もいくつかのやり方が現存しており、支援できるものは支援している。国立感染症研究所や地方衛生研究所や検疫所など公的施設に限らず、民間検査所や大学付属病院、医療機関でも検査できる体制をつくっていきたい。それだけの試薬を用意して、いつでも検査を提供できるようにしている」と回答しました。

 上昌広医師には岩上安身がインタビューしており、この日刊IWJガイドの別のパーツで詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 さらにIWJは、厚労省職員がウイルス検査を受けず職場復帰した件で、厚労省内部でも検査が一度は検討されたのに、陽性者が多く出た場合の業務への影響を懸念したため見送られたと報じられている件について見解を聞きました。

 大臣の回答は、「そういうことはありません。必要なことはしっかりやっていく」と、TBSなどの報道を否定しました。

※厚労省職員ら“検査受けず”職場復帰(TBS、2020年2月22日)
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3911566.htm

 IWJは最後に、下船する際に体温測定のみで、PCR検査で陰性が確認されずに下船させたという件について質問しました。

 大臣は、「感染拡大の防止措置が取られてから14日間がスタートし、その間にPCR検査をする、それが陰性であり、その期間体調の変化がない、もう一度確認をするのが下船にあたっての基準と決めていた」「しかし今回、我々のミスで23名の方がその基準を受けてなかった」と回答しました。

 この質問は、厚労省職員の下船時の検査に関するものでしたが、大臣からの回答は乗客の下船時の検査に関するものでした。

 23名もの乗客に必要な検査を行わなかったことは重大な問題です。しかし、厚労省職員の検査をこれまでやらなかったことは、それに劣らず重大な問題です。新型コロナ対策をつかさどる厚労省自体が崩壊する可能性があるからです。

 この件に関して、岩上安身は以下のように連投ツイートしました。

 「これはひどい。陽性者が多く出た場合、業務に支障をきたす、という発想自体が狂っている。陽性が出ないように隠す、検査そのものをしない、そして職場に復帰させてしまい、厚労省全体が感染の巣となってしまうことを、まったく考慮に入れていない。人権を軽視し、破滅に向かう国家の発想」
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1231152839675674625

 「政治家は三流だが、官僚は一流、という神話があったが、まったくの虚構であったことが明らかになった。厚生労働省、愚かすぎる。なぜ、職員も、DMATにも、検査を受けさせないのか。この方針は誰が決めたのか。厚労省内部で感染爆発が起きた時、誰がこの国の厚労行政を担うのか。自爆ではないか」
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1231153931029340160

 「本当におかしい。児童や教師が1人でも感染者が出たら休校は当然。しかし、厚生労働省が休省とか、省庁閉鎖とか、できるのか。できっこない。となると、ますます感染が進行する。本日は土曜日なのに、19時から、緊急で厚生労働相の会見が行われます。内容はコロナについて、だけ。IWJが中継します」
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1231155315204214786

 恐れていたことは、大臣の緊急会見の直後に発覚しました。

 22日の夜遅く、栃木県で「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していて、下船した60代女性が発症し、陽性であることが明らかになったと報じられました。毎日新聞によれば、「女性は19日に下船したが、21日に発熱があり、22日の検査で陽性と分かった」とのことです。14日間の経過観察期間に行われた検査で陰性と判断されたにもかかわらず、その後陽性となったのは初めてです。この件は栃木県の福田富一知事が同日の夜遅く記者会見を行い、とちぎテレビが放送するほど緊急性をもって報じられました。

※新たに25人感染 ほとんど経路不明 クルーズ船下船者が陽性 新型肺炎(毎日新聞、2020年2月22日)
https://mainichi.jp/articles/20200222/k00/00m/040/290000c

※栃木県で初の感染者確認 60代女性、クルーズ船の乗船客 新型肺炎(下野新聞、2020年2月22日)
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/281105

 この栃木の女性の感染は重大な意味を持ちます。「ダイヤモンド・プリンセス」乗船者も厚労省職員も、経過期間をおいて陰性とされたすべての人が陽性に変わる可能性があるということです。諸外国では、下船後も隔離措置をとっていますが、日本は自由に帰宅させてしまいました。各人がどのような行動をとったか、その足取り次第で、全国にウイルスがばらまかれてしまった可能性があります。取り返しがつかない失態です。

 加藤大臣の会見の動画は昨夜生中継しましたが、以下でご覧いただくことができます。

※200222_加藤勝信 厚生労働大臣 記者会見 ―内容:新型コロナウイルス感染症について
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/468281

 岩上安身は、厚生労働省の新型コロナへの対応について、さらに以下のようにツイートしています。

 「す、すごい。これが、厚労省の認識ならば、「新型」のコロナウイルスという『敵』を侮り過ぎている。『旧型』とは破壊力が違うのに。『敵』を侮れば勝てる戦さにも勝てない」
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1231233694515392514

 「厚労省内で、感染爆発が起これば、キャリアとノンキャリの「身分差」もなく、全滅の可能性が。大坪審議官は大丈夫だろうか? 大坪審議官とコネクトルームでつながってきた和泉首相補佐官は大丈夫だろうか? その先には安倍総理がいるわけで、この方も大丈夫だろうか」
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1231220154727403520

■米国帰国者18人感染!! 千葉の中学教諭等2人感染!! 韓国は検査で日本を抜いたから感染者数が多く出る!! 国民の半数以上か全員が感染する可能性!? 厚労大臣が約束した検査拡大が進まない背景に「利権」と「人災」を喝破した上昌広医師への岩上安身の緊急インタビューをご覧ください!!

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船して米国のチャーター機で帰国したに帰国した300人以上のうちの18人が新型コロナウイルスに感染していることが、22日に毎日新聞ほかで報じられました。感染者はさらに増える可能性があるとされています。

※クルーズ船退避の米国人18人感染 増加の可能性も(毎日新部員、2020年2月22日)
https://mainichi.jp/articles/20200222/k00/00m/030/015000c

 21日には、下船・帰国したオーストラリアの乗客2人、イスラエルの乗客1人の感染が報じられたばかりです。今後も増加は容易に予測され、海外からの批判が高まることは必至です。事実、22日夜の加藤厚生労働大臣の緊急記者会見では、オーストラリアに帰国した感染者が6人になったことが知らされました。

 岩上安身は以下のようにツイートしています。

 「日本政府の対応を注視する海外の目が急速に厳しくなりだしている。この国はリスクマネジメントできないのだ、とバレ始めている模様」
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1231246575923417089

 「米国でも、大衆に届くレベルで、東京五輪ヤバイかも、という報道が始まった。五輪アスリートは、国を代表するヒーローであり、エリートアスリート。コロナウイルス蔓延の地に、ヒーローを送りたくない、選手自身も行きたくないという声が上がれば、ロンドン代替案が急速に現実味を帯びてくる」
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1231222203867250688

 一方、日本では、千葉県北西部に住む女性2人の感染が確認されたことが昨日報じられました。千葉市内の中学校の60代の教諭と、都内の会社に勤める30代の女性です。

※ 千葉市の中学校教員 新型ウイルスに感染確認 学校は休校へ(NHK、2020年2月22日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200222/k10012297181000.html

 NHKによると、この女性教諭は12日から吐き気などの症状が出始め、受診・入院を経て21日に感染が確認されました。「発症前2週間以内の海外渡航歴」はなく、「感染者との明確な接触」も確認されていないとのことです。夫と子どもの3人暮らしで、千葉市内まで電車通勤し、「発症後、13日から19日のうち平日5日間は勤務」したと報じられています。教諭が勤める中学校は25日と26日、臨時休校となる予定です。

 30代の女性会社員は、20日に感染が確認された千葉県内北西部に住む60代の警備員の男性の娘と報じられています。22日時点で症状は出ていないとのことですが、21日に感染が確認され、22日から県内の指定医療機関に入院しているとNHKは報じています。

 さらに、加藤厚労相が最大1日3000件超の検査体制を整えたと発表したにも関わらず、検査件数がなかなか増えていないことは、日刊IWJガイドでもお伝えしてきました。

※新型コロナウイルスでついに「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客に死者が2人! 船内待機中の感染が濃厚にもかかわらず、公共交通機関で帰宅させる政府に海外メディアが批判! 一方、厚労相が「1日3000件以上が可能」と発表したPCR検査は1日、9件しか実施されず!? さらに、福岡ではマスクなしで咳こむ人がいて、地下鉄が止まる!! 速報では九州で初の感染者が発生!! 東京五輪の代替地にロンドンが立候補!?(日刊IWJガイド2020.2.21日号)
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20200221

 21日に検査されたのは90人で、21日までに検査がされた総数は1522人に留まっています。

※新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年2月21日版)(厚生労働省ホームページ、2020年2月21日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09690.html

 一方、「感染者数が日本を抜いた」と日本メディアで報道されている韓国では、22日の朝の時点で検査数は1万9621人、感染者数は346人。日本とは検査の規模がまるで違います。日本よりも感染者数が多く出るのは当たり前です。

※コロナウイルス感染症 国内発生状況(韓国疾病管理本部)
https://www.cdc.go.kr/board/board.es?mid=a20501000000&bid=0015

 大阪大学生命機能研究科の吉森保教授は自身のフェイスブックで、国民の大半が免疫を持つまで数年かけて感染拡大は続き、国民の半数以上、もしかしたら全員が感染する可能性もあると指摘しています。初期段階で徹底した対策をとれば、あるいは違った展開がありえたのかもしれませんが、ここまで来たら、腹をくくるしかないのかもしれません。

※吉森保氏 フェイスブック
https://www.facebook.com/tamotsu.yoshimori/posts/2742115069243043

 検査が遅々として進まないのには理由があります。大手メディアが大きく報じないなか、女性セブンは、医療ガバナンス研究所理事長の上昌広医師の次の言葉を引いて、厚労省のやり方を批判しています。

 「スイスの製薬会社『ロシュ』が開発した遺伝子検査キットで、喉の粘膜をとればいいだけの簡単なものもすでに実用化されています。しかし、日本政府はなぜか頑なに導入していません。理由は、厚労省が検査方法を独自開発するために予算をつけ、公共事業にしたからです」

※新型コロナ、厚労省が最新検査法を導入しない呆れた理由(女性セブン、2020年2月21日)
https://www.news-postseven.com/archives/20200221_1543357.html

 この上昌広医師には、すでに2月16日に岩上安身が緊急インタビューし、検査が進まない裏に隠された「利権」と「人災」について詳しくうかがっています。

※パンデミック前夜!? 日本人の間で感染爆発!? 2月13日からフェイズが変わった!「不要な」水際対策で「ダイヤモンド・プリンセス」が犠牲に!~岩上安身によるインタビュー 第983回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏 2020.2.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/467819

 岩上安身によるインタビューのなかで上医師は、次のように明言しています。

 「軽症の段階で検査しないとウイルスを蔓延させる。軽い風邪症状の人、全部検査しないと。条件に合う人しか検査しないというのは、検査を国立感染症研究所でやることになっているから。そこに予算がたくさんついているんです」

 「スイスの製薬企業ロシュは、中国での流行がわかった直後から(検査用の)PCRをたくさん作って武漢に送った。日本の感染症研究所は、臨床検体をたくさん捌くところではないので無理。そこで、臨床検査メーカー(SRL)に委託したんですが、クリニックからの検査依頼を受けてはいけない、という」

 「国民の立場に立てば、健康保険を適用して、どこでも検査を受けられるようにすべき。遠隔診療をすれば他人にうつさないし。(それをしないのは)全部、利権なんですよ。やれることをやってないのは、人災です」

 安倍政権による新型コロナ対策の不備を多方面から徹底的に指摘し、「パンデミックを前提に、保険適用で広くコロナウイルスの検査体制を!」と提案する、岩上安身による上昌広医師へのインタビューをぜひご覧ください。2020年2月21日、サマリー・テキストも追加しています。

 なお、サポート会員の方は無期限で、一般会員の方は記事公開後一ヶ月に限り、岩上安身インタビューの全編がご覧いただけます。ぜひ会員登録をご利用ください。

 岩上安身は、新型コロナウイルスに関する厚生労働省や政府自民党の対応について、以下のようにツイートしています。

 「人が激しく行き来してますからね、霞ヶ関と永田町は。厚労省だけじゃなく、全省庁と国会と官邸と議員会館と周辺の駅も、すべて消毒が必要なんじゃないかと」
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1231228373881409538

 「そうなると、国会も政府も総崩れですね。こんな状態で、コロナウイルスの対策費を積んでいない予算案を今月末に衆院で通してしまうと自民党の森山裕国対委員長は言っているんですが、いいんですか、そんなことで。景気対策も何も、ここから先の景気はコロナ次第ですよ」
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1231227526187368448

■黒川弘務東京高検検事長の定年延長問題 安倍晋三総理が閣議決定前に法解釈を変更したと答弁したことから、閣内で必死の辻褄合わせ!! さらに、法務省は「口頭で決裁を取った」を説明!?

 黒川弘務東京高検検事長の定年延長問題について、閣内で必死の辻褄合わせが行われています。人事院の松尾恵美子給与局長は19日の衆院予算委員会で、「検察官は国家公務員法の定年延長規定の対象外という過去の政府見解を維持している」とした12日の答弁を修正しました。安倍晋三首相が13日の衆院本会議で、国家公務員法の解釈を変更し、定年延長を検察官に適用することとしたとの答弁との辻褄合わせだとされています。

※検察官定年延長、法解釈巡り 人事院が答弁修正 首相と整合か(東京新聞、2020年2月20日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202002/CK2020022002000123.html

※法相「法解釈は省庁で」 検事長定年延長、野党は猛反発(朝日新聞、2020年2月21日)
https://digital.asahi.com/articles/ASN2N73RQN2NUTFK018.html?iref=pc_ss_date

 政府は先月31日、黒川弘務東京高検検事長の定年延長を閣議決定。黒川氏の定年延長は、現職の稲田伸夫検事総長の後任にするためとみられています。2月3日、森雅子法務大臣は、この閣議決定が国家公務員法にもとづくものであると答弁しました。

 なお、元検事の郷原信郎弁護士は、今回の定年延長の閣議決定は「違憲」であると自身のブログで激しく展開。この件について、岩上安身は郷原氏にインタビューを行いました。こちらもあわせてご覧ください。

※郷原信郎弁護士が怒る!!「検察は『権力ヤクザ』どころかヤクザ以下の『ゴロツキ』!!」黒川検事長定年延長問題からゴーン氏事件、下関市立大学問題まで「桜を見る会」と同根の「権力の私物化」!! 岩上安身によるインタビュー 第982回 ゲスト 郷原信郎弁護士 2020.2.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/467538

※黒川検事長 国家公務員法の定年後「勤務延長」に違法の疑い(Yahoo!ニュース/郷原信郎氏、2020年2月1日)
https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/20200201-00161318/

※「検事長定年延長」森法相答弁は説明になっていない(Yahoo!ニュース/郷原信郎氏、2020年2月4日)
https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/20200204-00161715/

 しかしながら、10日の衆院予算委員会で、立憲民主党の山尾志桜里衆院議員が、1981年に当時の人事院幹部が「検察官には国家公務員法の定年制は適用されない」との見解を国会で示していたことを指摘。さらに、12日の予算委員会では、人事院の松尾恵美子給与局長が81年当時の答弁について「現在まで同じ解釈を続けている」と回答。野党は「閣内不一致」であるとして批判を強めていました。

 政府の説明は13日にさらに厳しさを増しました。同日、安倍総理は衆院本会議で「今般、国家公務員法の規定が適用されると解釈することとした」として、1月末の閣議決定前に法解釈を変更したと説明。松尾給与局長の説明と矛盾することから、野党の「閣内不一致」との批判はさらに拡大しました。

 これを受けて、松尾給与局長は19日、「1月22日に法務省から相談があるまでは(81年の見解を)引き継いでいたと解していた」と修正。「言い間違えた。(法解釈変更を)隠すつもりはなかった」と釈明しました。野党は松尾給与局長の不自然な答弁修正は「辻褄合わせ」であり、法解釈の変更は閣議決定の後だったのではないかと批判を強めました。

 20日には法務省と人事院が解釈変更の経緯を示す文書を衆院予算委員会理事会で提出。この文書を受けて、野党統一会派の小川淳也衆院議員が「内部決裁を取っているか」と質問。森法相は「必要な範囲で決裁を受けたと認識している」と回答しましたが、一方、松尾給与局長は「人事院会議で決定したというわけではないが、参事官の了承は得ている。決裁は取っていない」と答弁。またもや食い違いが見られました。

 これを受け、法務省は21日、衆院予算委員会理事会に「口頭で決裁を取った」と報告。立憲民主党の安住淳国会対策委員長は「口頭決裁など存在しない。決裁なしに解釈を変更したことが明らかになった。(森法相の答弁は)虚偽答弁だ」と指摘しました。

※検事長の定年延長「口頭で決裁」 日付書き加えた法務省(朝日新聞、2020年2月22日)
https://digital.asahi.com/articles/ASN2Q2VS7N2PUTFK014.html?iref=pc_ss_date

※検察官定年延長の解釈変更 法務省「口頭決済」の前代未聞(日刊ゲンダイ、2020年2月22日) 
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/269452

 また、20日に提出された文書には日付が入っていませんでしたが、法務省と人事院は日付の入った文書を21日再提出。野党側は「国会答弁にあわせて書いただけ」、「改ざんの可能性がある」として追及する構えを見せています。

 官僚を巻き込み、メチャクチャな答弁をしてまで安倍政権が黒川氏の定年延長を望むのはなぜなのでしょうか。黒川氏は陸山会事件立件、甘利元経済再生担当相不起訴や、佐川元国税庁長官の不起訴などの「黒幕」として「官邸代理人」の異名を持ちます。検事総長につながる黒川氏の定年延長の裏には、安倍総理の「桜を見る会」疑惑や、河井元法相の公選法違反など数々の疑惑追及を緩める目的があるのではないでしょうか。安倍政権のもとで、司法の崩壊が始まっています。

 IWJでは日刊IWJガイド等で、黒川弘務検事長の問題を取り上げてきました。ぜひ御覧ください。

※枝野幸男立憲民主党代表が痛烈批判!「首相を逮捕するかもしれない機関に、官邸が介入するだなんて」!! 閣議決定による黒川弘務検事長の定年延長を野党が国会で追及の方針!! しかし早々に出始めた「定年延長効果」!?(日刊IWJガイド、2020.2.4日号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/39629

※東京高検検事長・黒川弘務氏の定年延長の閣議決定問題について、森雅子法務大臣が国会で答弁! その内容について、元検事の郷原信郎弁護士が「法律解釈としても疑問だし、実質的な理由も全く理解できない」と指摘!! 2月13日午後4時半から岩上安身が郷原弁護士へインタビュー! 本日午後8時より2012年収録の岩上安身による森ゆうこ議員インタビューより、陸山会事件に関する黒川氏の関与に言及した部分を抜き出した【エッセンス版】を再配信! (日刊IWJガイド、2020.2.6日号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/39635

※東京高検検事長・黒川弘務氏の「定年延長」は違法の疑いがある、とのIWJ記者の指摘に対し、森雅子法務大臣は「違法ということはない!!」と突っぱねる!! ~2.7 森雅子 法務大臣 定例記者会見 2020.2.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/466935

■ウインドウズ7のサポート終了と、OSの更新に伴い、IWJの創業時から使い続けてきたPCが一度に6台使用不可能に! 買いかえが必要となりました! IWJの財政は大ピンチです! 2月1日から20日までのご寄付・カンパの実績は126万9178円で、すでに2月の下旬に入りながら、月間目標額の23%にとどまっています! コロナ危機と戦い、NHKが決して報じない安倍政権の腐敗ぶりについての真実の情報をお届けするIWJがこの財政危機を乗り越えられますよう、皆様からの緊急のご支援をよろしくお願い致します!

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。岩上安身とIWJスタッフ一同、心から感謝申し上げます。本日は、IWJの財政状況とともにIWJの創業時から使い続けてきたパソコンの寿命が尽きかけており、機材の状況もピンチであることをお伝えさせていただきたいと思います。

 皆様から頂いた大切なご寄付・カンパによって活動しているIWJでは、できる限り経費を節約するために、2010年12月の創業時にまとめて買い入れたパソコン(PC)をずっと大切に使い続けてきました。

 ところがこれらの古いPCに搭載されている基本ソフト(OS)のウィンドウズ7のサポートが、今年1月に終了となりました。サポートが終了すると、ウイルス対策のためのアップデートがされなくなります。セキュリティー上、非常に危険になるので、そのまま古いOSでPCを使い続けるわけにはいかなくなります。

 会員の皆様の個人情報も多数扱うIWJでは、セキュリティー重視の観点から、先日、専門家の手によってこれら古いPCのOSを最新のウィンドウズ10に更新しました。

 ところがウィンドウズ10をインストールした直後から、起動や使用中の安定性などに不具合の起きるPCが続出。6台のPCは専門家から寿命と判断され、早急に買い換えなければいけなくなってしまいました。

 現在、社内で問題なく使えるPCの数が限られてしまい、通常業務にも大きな支障が起きています。

 また、「岩上安身によるインタビュー」を社外で行う場合、パワーポイントを映し出すためのモニターを持ち出しているのですが、視聴者の方から「画面が小さく、文字が読みにくい」というご意見をいただき、先日、画面の大きなモニターを1台、新たに購入いたしました。

 第10期の後半に入り、特に1月、2月に入ってからの、IWJの財政はますます厳しくなっています。そのような中で、今回のPC機材の新規購入は、セキュリティー確保のために、絶対に必要な設備投資なのですが、財政上は大きな負担となっています。

 どうか、皆様からの温かいご支援をよろしくお願い致します!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします!
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 今期第10期となるIWJは、昨期第9期に引き続き、あらゆる支出を見直し、岩上安身の報酬もそれまでの50%に削減した上で、1年間のご寄付・カンパの目標額を5400万円に設定しています。

 この5400万円を12か月で割ると、1か月あたりは450万円となります。期首の8月1日から1月31日までの6か月間のご寄付・カンパの目標額は、2700万円ですが、この間のご寄付・カンパは2065万8919円にとどまり、約634万1081円の不足となっています。

 このため、2月1日以降の今期第10期の残り6か月間で、3334万1081円が集まらなければ、今期の目標額は達成できません。これは、1か月あたりの平均にすると、555万6847円となります。2月からのご寄付・カンパの目標額は、毎月約556万円となります。

 2月1日から20日まで20日間のご寄付・カンパの実績(暫定)は126万9178円で、すでに2月の下旬に入っていますが、月間目標額の23%どまりです。これは大ピンチであると言わざるをえません。期首の8月1日から2月20日までの総額で見ても2192万8097円と、この期間の目標額の72%の達成率にとどまっています。

 特定のスポンサーをもたないことで、真の報道の自由を目指してきた独立メディアであるIWJは、活動経費の半分を皆様からのご寄付・カンパで、残りの半分を会員の皆様の会費で賄っています。2月18日現在の会員数は4758名様です。会員の人数が増えれば、IWJの経営はそれだけ安定します。早く5000名様に再到達したいと願っています。

 IWJの一般会員へご登録いただければ、岩上安身によるインタビューなどのIWJオリジナルコンテンツを1か月間何度でもご覧いただけます。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方はぜひ、この機会に会員登録をお願いいたします!

 現在一般会員の方は、ぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください!

 サポート会員にご登録いただくと、全てのIWJのコンテンツをいつでもお好きな時に何度でもご覧いただけます。また、サポート会員の比率が高まれば、その分だけIWJの経営は安定します!

 また現在、会費未納等でいったん休眠会員となられている方は、ぜひこの機会に再開をご検討ください!会員番号はすべて保存してありますので、会費をご納付いただければ、着金が確認され次第、いつでも再開できます!

 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

 IWJの有料会員制度は1ヶ月1000円、支払いをまとめてお得な1年1万円の一般会員と、1ヶ月3000円、まとめてお得な年3万円からのサポート会員の2種類です(全て消費税別)。会費は、クレジットカード、銀行振込(ゆうちょ銀行を含む)でお支払いいただけます。

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは、サポート会員にお切替えいただいて、あるいはかつて会員だった方は再開して、ご支援ください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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◆中継番組表◆

**2020.2.23 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 545・IWJ_Youtube Live】17:00~「新型コロナウイルスの検査殺到で医療体制崩壊の危機を避けるべく川崎市健康安全研究所・岡部信彦所長が提言!『医療をきちんと支え、冷静な対処が必要』~2.18 第1回 共同会派『新型コロナウイルス合同対策本部会議』」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2月18日に収録した、共同会派「新型コロナウイルス合同対策本部会議」を再配信します。これまでIWJが報じてきた新型コロナウイルス関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%96%b0%e5%9e%8b%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%82%a6%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%b9

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/467947
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【タイムリー再配信 546・IWJ_Youtube Live】18:00~「すでに国内で相当数蔓延!? ウイルス検査を保険に入れるべき!役人仕事『THE 利権』による被害~2.18共同会派『新型コロナウイルス合同対策本部会議』医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏による講演」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2月18日に収録した、医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏による講演を再配信します。これまでIWJが報じてきた上昌広氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e4%b8%8a%e6%98%8c%e5%ba%83

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/468011
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【タイムリー再配信 547・IWJ_Youtube Live】20:00~「パンデミック前夜!? 日本人間で感染爆発!? 2月13日からフェイズが変わった!『不要な』水際対策で「ダイヤモンド・プリンセス」が犠牲に!~岩上安身によるインタビュー 第983回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏(前編)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2月16日に収録した、岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた新型肺炎関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%96%b0%e5%9e%8b%e8%82%ba%e7%82%8e

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/467819

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◆中継番組表◆

**2020.2.24 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 548・IWJ_Youtube Live】20:00「パンデミック前夜!? 日本人間で感染爆発!? 2月13日からフェイズが変わった!『不要な』水際対策で「ダイヤモンド・プリンセス」が犠牲に!~岩上安身によるインタビュー 第983回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏(後編)
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2月16日に収録した、岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた新型肺炎関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%96%b0%e5%9e%8b%e8%82%ba%e7%82%8e

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/467819

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

加藤厚生労働大臣にIWJが質問!! 大臣は5か月後の東京五輪を「まだ先の話」!下船者から感染拡大の「恐れはない」と言いきるのに「いろんな可能性は否定できない」とも回答! どういう意味なのか!?~2.21加藤勝信 厚生労働大臣 定例記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/468142

フォーラム平和・人権・環境・共同代表・藤木泰成氏「アメリカよりずっとずっと韓国は近いその国と私達はどう付き合っていくのか、そのことを今日真剣に考えたい」~2.11建国記念の日と憲法を考える集会
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/467320

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■【スタッフ募集・テキスト班】「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任を持って関わって頂ける方:時給1500円~にアップしました!/日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務他:時給1300円~

 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任を持って携わっていただける方の時給は、これまで1350円からのスタートとしていましたが、新年より1500円からのスタートと、大幅にアップすることにいたしました!

 パワポ作成には書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集しています。

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業は、パワポ作成の担当にかかわらず、すべてのテキスト班スタッフの共通の仕事となります。パワポ作成には関われないが、他のテキスト班の業務は可能という方は、時給1300円からのスタートになります。

■【スタッフ募集・動画班】YouTube用動画編集の経験者優遇! 時給1300円~にアップしました!

 動画班ではYouTubeにアップする動画の編集経験者を募集しています。取材内容を把握し、必要なカットを無駄なくつなぐ編集センス、視聴者の目を引く効果的なサムネイルデザイン、発言者のセリフを伝える字幕、場面を盛り上げる効果的な音楽などでIWJのYouTubeアカウントを盛り上げてください!

 経験・技術のある方はこれまで時給1200円からのスタートでしたが、新年から時給1300円からのスタートにアップしました!

■【スタッフ募集・取材カメラマン・記者】動画未経験者:時給1100円~/記事執筆できる方:時給1200円~

 IWJではカメラを持って現場へ行き、中継と取材を行う記者を募集しています。機動力が求められますので、運転免許をお持ちの方、特に運転に慣れている方は大歓迎です。体力のある方であれば、男女は問いません。

 動画未経験の方は時給1100円からのスタートになります。また、取材した動画に添える記事も書ける方は、時給1200円からのスタートとなります。

■【スタッフ募集・事務ハドル班】時給1150円~/特に秘書・マネージャー業種の経験のある方は時給1200円~

 事務班は電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、イベント開催の準備など、IWJの中核となる岩上安身のスケジュール管理という、まさに屋台骨となる重要なお仕事です。

 ハドル班は岩上安身以外の記者・カメラマンの中継のアポ取りや取材の手配をしたり、再配信や録画配信の予定を立てるのが主なお仕事です。こちらのお仕事の希望者も募集しています。IWJのヘビーユーザーで過去のコンテンツをよく知っているという人には有利な職種です。

 時給1150円からのスタートですが、特にスケジューリングの実務経験のある方、企業の秘書・マネージャー業種の経験のある方は、時給1200円以上からのスタートと、さらに優遇します!是非ご応募ください!

■【スタッフ募集・その他条件】週休2日、深夜割増あり、契約社員・正社員制度有り、社保あり、退職金制度有り、交通費・経費は別途支給、PCやカメラ、中継機材はIWJが用意します!

 すべての班に共通して、スタート時はアルバイトとなりますが、実績次第で契約社員、正社員への昇格が可能です。正社員の定年は65歳で退職金も会社として積み立てています。

 また、通勤交通費や業務中に移動した交通費、および仕事上必要になった経費やカメラ・PCなど必要な備品も会社が別途支給します!

 なおIWJでは、全職種で、残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。

 メディア業界はどこも、「裁量労働制」(注)をとっているところがほとんどですが、この裁量労働制は過労死に至るほどの長時間労働の根源です。NHKや電通でも長時間労働の果てに過労死・過労自殺などの痛ましい事件が起こっていることは、みなさんご承知の通りです。

 IWJでは、記者職・編集職であっても、裁量労働制はとっていません。長時間残業はさせず、6時間ごとの休息もとらせ、週2回の休みも必ずとらせています。IWJでは「サビ残」や「残業代不払い」などはありません!

(注)「裁量労働制」は何時間働いても一定時間の労働と「みなす」制度です。専門職など労働者の裁量で時間管理するとされますが、経営側に都合の良い「定額働かせ放題」になりがちなのが実態です。「みなし残業」も、何時間残業しても一定時間の残業と「みなす」制度です。要するに労働者を長時間「働かせホーダイ」にし、その賃金を支払わずにすませるトンデモない制度なのです。

 裁量労働制の問題については、岩上安身による明石順平弁護士へのインタビューをご覧ください。

※「低賃金・長時間労働」その結果としての「過労死」の元凶は「残業代不払い」!! ~「裁量労働制」が労働者を殺す!~岩上安身によるインタビュー
第979回ゲスト『人間使い捨て国家』著者・明石順平弁護士 前編
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465264

■【スタッフ募集・在宅テレワーク】IWJでは在宅テレワークのスタッフも募集します!
地方にお住いの方、東京近郊で週のうち何日かは出勤、残りは在宅で、という働き方も可能です。ぜひご応募ください!

 IWJではテキスト班、動画班、事務ハドル班などの一部で在宅テレワークでの働き方を進めています。

 テキスト班はリサーチや記事執筆、岩上安身のインタビューのパワーポイント作成や、この日刊IWJガイドの執筆などをお願いします。

 動画班は、お住いの地域での中継スタッフをお願いします。動画編集が得意な方であれば、YouTubeのIWJアカウント「Movie
Iwj」用の動画編集をお願いいたします。

 事務ハドル班は、岩上安身のインタビューのアポイントやIWJの日々の中継の手配、取材交渉などをお願いいたします。

 首都圏近郊にお住まいであれば、週のうち何日かは事務所に出勤、残りは在宅テレワークという働き方も可能です。地方にお住いの方でも、また、首都圏でも都心までは遠距離で毎日通うのは大変、という方でも、ぜひご応募ください!

 詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

■【スタッフ募集・インターン】IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています!
報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! ポストドクターの方も含めて、報道に興味ある学生の方は、上記応募フォームより、ぜひご応募ください!

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfXmrohCgSv4wxA-iWUk227Ber03r14GPhDoJgu4xyFyxKiCA/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、國府田響、木原匡康)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】