日刊IWJガイド「8月1日より始まったIWJの第10期。 8月は残り4日となりましたが27日までのご寄付・カンパが月間目標額のわずか17%にとどまっています! いきなりの大ピンチです! どうか皆様からの緊急のご支援をよろしくお願い致します!」2019.8.28日号~No.2540号~(2019.8.28 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~8月1日より始まったIWJの第10期。 8月は残り4日となりましたが27日までのご寄付・カンパが月間目標額のわずか17%にとどまっています! いきなりの大ピンチです! どうか皆様からの緊急のご支援をよろしくお願い致します!
┠■【中継番組表】
┠■米国の余剰トウモロコシを押し付けられ、自動車関税撤廃は見送られた挙句、トランプ大統領は「やろうと思えば後日できる」と高関税を示唆! なのに菅官房長官は「米国側に押し切られたとの指摘は全くあたらない」!? 米国の利益代理人か!?
┠■本日午後7時より8月22日に行われた「翁長雄志さんを偲ぶ会」を録画配信! さらに午後8時からは、昨年9月8日に収録した翁長前沖縄県知事の叔母・安子さんへの、岩上安身によるインタビューを再配信! 明日夜と2夜連続で、壮絶な沖縄戦を生き抜いた経験談をお届けします!
┠■埼玉県知事選でN国の浜田聡候補が64,182票獲得で第3位! 立民、国民、社民県連支持、共産県委支援の大野元裕候補が、92万票を超える得票を得て当選!
┠■岩上安身の直筆サイン入りの書籍『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』とDVD「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」を販売中!/『前夜』から、自民党改憲草案第9章「緊急事態」部分を急遽公開! ぜひ拡散を!!
┠■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「 #ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! 日々コンテンツを投稿しています! 皆様、ぜひご参加ください!
┠■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にハイライト動画を充実させるため、Youtubeの編集経験やスキルがある人、緊急募集!その腕次第で時給1200円~1300円からのスタートです! また、テキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! IWJのコンテンツ内容に関心と理解があり、文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! 裁量労働制を撤廃したIWJに「サビ残」「残業代不払い」などは一切ありません!
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■はじめに~8月1日より始まったIWJの第10期。 8月は残り4日となりましたが27日までのご寄付・カンパが月間目標額のわずか17%にとどまっています! いきなりの大ピンチです! どうか皆様からの緊急のご支援をよろしくお願い致します!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。

 8月は今日を含めて残り4日となりました。しかしながら、昨日8月27日までのご寄付・カンパは87件、75万2310円と、1ヶ月の目標額である450万円に遠く届かず、わずか17%にとどまっています。8月1日から始まったIWJの新しい第10期は、いきなり厳しいスタートとなってしまいました。

 現在、IWJを支えてくださっている会員の方は、8月25日時点で5188名様。まだまだ会員の皆様からの会費だけではIWJの活動をまかないきれず、経費の半分はご寄付・カンパに頼らざるをえない状況です。また、前期となる第9期より、活動経費を見直して緊縮財政を敷き、1年間の予算を大幅に引き下げた上で、1ヶ月のご寄付・カンパの目標額を450万円とさせていただいています。現在、IWJの経費はほとんどが人件費のため、これ以上削減する余地がありません。第9期より、岩上安身の役員報酬も50%カットしています。今期第10期も、役員報酬の50%カットを続けざるをえません。

 7月21日投開票の参院選の結果、自民党は9議席減らしましたが、安倍総理は「結果として(改憲の)議論をすべきではないかという国民の審判だったのだろう。私の使命として、残された任期の中で当然挑んでいきたいと考えている」と、自らの総裁任期である2021年9月までに憲法改正の国会発議と国民投票を目指すことを7月21日に表明しました。さらに「国民民主党の中には、少なくとも議論はしていくとの考え方を持っている方がいるだろうと思う」と、野党議員の一本釣り、多数派工作を示唆しました。

 実際、「NHKから国民を守る党」代表の立花孝志参議院議員は、参院選直後の7月23日「自民党がNHKのスクランブル化に賛成するのであれば改憲に賛成する」と、ネット番組で公言しました。参議院では改憲発議可能な3分の2議席である164議席まで、残りわずか4議席しかありません。

 韓国の徴用工被害者に対する韓国大法院(最高裁)の日本企業に対する賠償判決に端を発した日韓関係は、輸出規制という経済面での応酬から、韓国による軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄にまで発展。東アジアの安全保障環境にまで影響を与えています。日本は本日28日から、輸出管理の優遇対象国(ホワイト国)からの韓国除外を施行します。

 世耕弘成経済産業大臣は27日、会見で「(GSOMIAは)全く次元が異なる問題。両者を関連付ける韓国側の主張とか発言は全く理解できないし、当然、受け入れられるものではない」と突き放した口調で述べました。

※「輸出管理とGSOMIAは別次元」あす韓国を優遇国除外(テレ朝ニュース、2019年8月27日)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000162918.html

 しかし、その世耕氏は、韓国への貿易管理強化を発表した直後の7月3日、「経緯3 さらに今年に入ってこれまで両国間で積み重ねてきた友好協力関係に反する韓国側の否定的な動きが相次ぎ、その上で、旧朝鮮半島出身労働者問題については、G20までに満足する解決策が示されず、関係省庁で相談した結果、信頼関係が著しく損なわれたと言わざるを得ない」とツイートし、貿易管理強化が徴用工裁判判決への報復措置であることを明らかにしています。「全く次元が異なる問題」を、結びつけてきたのは、そもそもは安倍政権の方ではないでしょうか。閣僚の発言がこれでは、日韓が歩み寄るのは困難です。

※世耕弘成氏のツイート(2019年7月3日)
https://twitter.com/SekoHiroshige/status/1146394437121036289

 他方、「あいちトリエンナーレ」の『表現の不自由展・その後』中止問題では、第二次大戦中の従軍慰安婦をテーマにした『平和の少女像』と、昭和天皇のコラージュを燃やす描写のある動画作品が集中的に攻撃され、事務局や愛知県の諸施設に連日、テロ予告を思わせる脅迫や抗議が殺到しました。さらにこの問題では、実行委員会長代行の河村たかし・名古屋市長が、これらの作品を「日本国民の心を踏みにじるもの」だとして「即時中止を含む適切な措置」を公式に要請しました。

 日本人のネトウヨ化は、核中距離的に進んでいるのではないでしょうか?

 現在、米軍は自衛隊基地の共同使用を進めており、INF全廃条約の失効により、日本は米国のミサイル基地にされる危険さえあります。そして、こうした情報は特定秘密保護法により、主権者である国民には隠され続けています。

 IWJは他の多くのメディアが積極的に封じようとしない、こうした問題をすべて互いに関連しあうものであるという視点に立ち、これまで報じてまいりました。独立メディアであるIWJは、権力に一切忖度せず、公共性・公益性・緊急性のある報道を貫きます!

 どうか、IWJヘ皆様からのご支援をよろしくお願い致します。 

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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◆中継番組表◆

**2019.8.28 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】10:00~「日米貿易協定密約問題 野党合同ヒアリング ―内容:日米貿易協定交渉について内閣府、外務省、農水省、経産省、防衛省より」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 日米貿易協定密約問題 野党合同ヒアリングを中継します。これまでIWJが報じてきた野党合同ヒアリング関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%87%8E%E5%85%9A%E5%90%88%E5%90%8C%E3%83%92%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0
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【IWJ・Ch3】15:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3

 原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。IWJは今まで、原子力規制委員会の委員長定例会見を毎週中継してきました。以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
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【録画配信・沖縄 IWJ_Youtube Live】19:00~「翁長雄志さんを偲ぶ会 ―出席:玉城デニー 沖縄県知事ほか」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 8月22日に収録した、故・翁長雄志 前沖縄県知事を偲ぶ会を録画配信します。これまでIWJが報じてきた翁長雄志氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%BF%81%E9%95%B7%E9%9B%84%E5%BF%97
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【シリーズ特集・前線の兵士、銃後の庶民。体験者が語る戦争の記憶 10・IWJ_Youtube Live】20:00~「『洗脳教育され、人間ではなくて「立派な国民」だった!』沖縄戦で首里攻防戦に15歳で従軍した凄絶な戦争体験と平和への思い!故・翁長雄志沖縄県知事の叔母・安子さんへの岩上安身によるインタビュー 前編」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2018年9月に収録した、岩上安身による故・翁長雄志 前沖縄県知事の叔母である翁長安子さんのインタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた沖縄戦関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B2%96%E7%B8%84%E6%88%A6

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/431671

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◆中継番組表◆

**2019.8.29 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch2】17:45~「福島第一原子力発電所『中長期ロードマップの進捗状況』に関する記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2

 東京電力による記者会見を中継します。「中長期ロードマップの進捗状況」の記者会見は、毎月1回開催されています。これまでIWJが報じてきた「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記事は以下のURLからご覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/medium-to-long-term-road-map
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【シリーズ特集・前線の兵士、銃後の庶民。体験者が語る戦争の記憶 11・IWJ_Youtube Live】20:00~「『洗脳教育され、人間ではなくて「立派な国民」だった!』沖縄戦で首里攻防戦に15歳で従軍した凄絶な戦争体験と平和への思い!故・翁長雄志沖縄県知事の叔母・安子さんへの岩上安身によるインタビュー 後編」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2018年9月に収録した、岩上安身による故・翁長雄志 前沖縄県知事の叔母である翁長安子さんのインタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた沖縄戦関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B2%96%E7%B8%84%E6%88%A6

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/431671

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

ICRP(国際放射線防護委員会)の新勧告案は、より恣意的な運用が可能!? 勧告される立場の原子力規制庁職員などが作成に参加!~8.23 ICRP新勧告(案)のパブコメ募集に関する記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/455824

「NHKからの原発情報で国民が自分を守れるよう状況をちゃんと伝えていただきたい。今は事故前の10倍の放射線量」福島地元民が訴え~再稼働反対!首相官邸前抗議
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/455826

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■米国の余剰トウモロコシを押し付けられ、自動車関税撤廃は見送られた挙句、トランプ大統領は「やろうと思えば後日できる」と高関税を示唆! なのに菅官房長官は「米国側に押し切られたとの指摘は全くあたらない」!? 米国の利益代理人か!?

 今月24日から2日間、フランスのビアリッツで主要7カ国首脳会議(G7サミット)が開催されました。

 25日、安倍総理はトランプ大統領と、貿易交渉の閣僚会議に続く2度目の首脳会談を行いました。両首脳は日米貿易協定について話し合い、日本が米国産の飼料用トウモロコシを追加購入することを決定しました。

 米国の農家は対中貿易摩擦の影響を受け、農産物の輸出に伸び悩んでいました。安倍総理は日本のトウモロコシは害虫被害を受けているという理由から、米産のトウモロコシを購入すると申し出たようです。今回追加購入となった飼料用トウモロコシは約275万トンで、日本の飼料用トウモロコシ年間輸入量の約3ヶ月分にも及びます。

 実際に、ツマジロクサヨトウというガの幼虫により、今年7月から九州を中心に被害が出ています。しかし、日本はこれまでに飼料用トウモロコシの約1100万トンを輸入に頼り、米産トウモロコシはこのうち95%を占めています。国内産のものは輸入の半分以下、450万トンしか流通しておらず、約275万トンの追加購入に至るには、国内産450万トンのトウモロコシの内、6割が被害にあっている計算となります。現在の飼料用トウモロコシ被害はそこまで拡大しておらず、これでは辻褄が合いません。

※トウモロコシ追加購入に補助金 日米貿易首脳会談 理由の「害虫被害」わずか 年間輸入3ヶ月分275万トン(東京新聞、2019年8月27日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201908/CK2019082702000138.html

 飼料用トウモロコシの追加購入決定について、トランプ大統領は「中国が約束を守らないから、米国ではトウモロコシが余っている。そのすべてを日本が買ってくれ、農家はとても幸せだ」と話しています。

※アメリカホワイトハウスのツイート(2019年8月25日)
https://twitter.com/WhiteHouse/status/1165637531263782912

 トランプ大統領は、中国で作られた鉄鋼製品が世界で安価に取引されていることを問題視し、中国産鉄鋼製品に関税をかけ販売価格を上げることで、米国内生産をうながす試みに出ました。鉄鋼製品に始まった関税は、様々な物品にかけられ、最終的には2018年9月には約5700品目、2000億ドル相当に10%の関税をかけるに至り、中国も対抗して約5200品目600億ドル相当に5-10%の関税をかけ、終わりのない攻防が続いています。

 こうして発生した米中貿易摩擦は、米国内の農家に打撃を与え、トランプ大統領は墓穴を掘ることとなりました。そのあげく、飼料用トウモロコシの追加購入をするはめとなった日本は、トランプ外交の失敗の尻拭いをしているようなものです。

 日米貿易交渉では、日本は米国からの農産物の関税引き下げ、輸入枠拡大と引き換えに、日本車の米国への輸出関税撤廃を目指していました。その一方、トランプ大統領は折に触れ、日本車へ高関税を課すことを口にしてきました。

 25日の会談の結果、トランプ大統領は日本車に高関税を課すことを先送りしましたが、「やろうと思えば後日できる」と話し、関税を撤廃するどころか増税の可能性を示唆しました。

 日米両政府は9月下旬に貿易協定に署名する見通しですが、菅義偉官房長官は26日の記者会見で自動車関税撤廃が見送られたことについて、「米国側に押し切られたとの指摘は全くあたらない」と、またしても米国の利益代理人の如きコメントを口にしました。

※日米貿易交渉、政府・与党は好意的「筋通っている」(産経新聞、2019年8月27日)
https://www.sankei.com/economy/news/190827/ecn1908270002-n1.html

 しかし、日本政府は1年前、日米2国間貿易協定を「TAG(日米物品貿易協定)」と呼び、FTAではないと言い張ってきたはずです。今、「TAG」という言葉はどこへ行ってしまったのでしょうか?

 岩上安身は1年前、次のようにツイートしています。

 「資本も、技術も、工場も(つまり雇用も)、税金も、全部よこせ。日本メーカーは、米メーカーになれ。うーむ、そこまで言うか。グローバル時代の植民地主義は、魚だけでなく、魚の釣り方と釣竿と漁師と船まで全部、持っていくのか。物凄い収奪。で、これを当たり前のようにのっぺり伝えるのか、NHK。

 TPPも何もかも、食糧安保も食糧自給率も、全部、放り出して、ただひたすら米国の要求に従ってきたのは、トヨタ(以下略)を守るためだったはずだ。それが永田町と霞ヶ関と大手町の暗黙のコンセンサスだったはずだ。トヨタ(以下略)を守りさえすれば、食っていける、そう考えていたはずだ。

 それがどうだ。最後の最後には、虎の子のトヨタ(以下略)を、米本土に持ち去る、という。これが商務長官のロスの発言。これから日本はどうやって外貨を稼ぐ?家電はとうにダメで、経産省は『(自動車産業のみの)一本足打法』と言っていたのに。安倍政権とともに国内のあちこちを経産官僚が牛耳って、あげくこれ。

 この日本最終収奪発言とともに、ほぼ同時にCSISはナイとアーミテージとで、『More Important than Ever』と日米の軍旗はためく第4次レポートを発表。『これまでで一番重要だぜ』とは日米合同軍を築くこと。これ、併合だろ。

 日本は韓国軍を解散させてから、併合した。米国は占領後、日本軍を解散させて自衛隊を米国の庇護と指導のもとに生み育て、防衛省トップから末端自衛官まで、米軍こそ親であり安保こそ忠義を尽くす対象と勘違いさせるまでにインプリンティングし、極右に見せかけた奴隷根性の傀儡安倍政権を押し立てた。

 第4次安倍改造内閣を見よ。誰の目にもわかる通り、まるまる日本会議内閣である。見かけは極右。改憲して、明治時代に戻すんだそうだ。人権も主権も国民から取り上げるのだろう。取り上げるつもりでいる、その国家とは、何か?そこに崇高な主体性があるか? 何もない。安倍の頭の中と同じがらんどうだ。

 がらんどうの国家は、国家のフリをしているだけで、亜国家に過ぎず、戦後70年間のような米国の間接統治から、ほぼ直接統治へとリフォームされる。ストローのように我々が三代かけて汗水流して蓄えた富はちゅうちゅうと吸われ、日本は米国にとって単なる利益線、地理的存在、主たる敵と決戦する戦場になる。

 それでいいのか、とすべての人に問いたい。何が日米安保基軸だ。そんな呪文にいつまで呪縛されている気だ。自衛隊は日本を守れ。米軍は親でも主人でもない。トヨタ(以下略)を勝手に米国へ手渡すな。FTAなど、中止しろ。日本の米と畜産と魚を守れ。必要なのは独立だ。そう言って、何がおかしい。

 司法は、統治行為論を直ちに廃棄して、憲法が条約よりも上位にあることを明確に確認せよ!安保よりも、地位協定よりも、憲法が上位にあり、日本が独立主権国家であって、米国の属国ではないこと、我々日本国民こそがこの国の主権者であることを明示せよ!」

※【岩上安身のツイ録】激おこ!事実上の日米FTAを「TAG」という造語で国民を欺こうとする日本政府!トヨタ(以下略)ら、外貨を稼ぐ輸出産業を守るために米国の要求に従い犠牲を払ってきた日本は米国に全てを収奪される!? 2018.10.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/433399

■本日午後7時より8月22日に行われた「翁長雄志さんを偲ぶ会」を録画配信! さらに午後8時からは、昨年9月8日に収録した翁長前沖縄県知事の叔母・安子さんへの、岩上安身によるインタビューを再配信! 明日夜と2夜連続で、壮絶な沖縄戦を生き抜いた経験談をお届けします!

 「オール沖縄」の象徴として多くの沖縄県民に慕われながら、在任中の2018年8月8日に膵臓がんのため亡くなった、翁長雄志・前沖縄県知事。翁長前知事の一周忌にあたり、8月22日、沖縄県豊見城市の沖縄空手会館で「翁長雄志さんを偲ぶ会」が行われ、IWJは録画で収録しました。

 「偲ぶ会」では、玉城デニー沖縄県知事、城間幹子那覇市長、妻の樹子さんらが、沖縄基地問題の理不尽さを訴え続けた翁長前知事の功績を振り返りました。

 本日午後7時より、22日に行われたこの「翁長雄志さんを偲ぶ会」を録画配信いたします!

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【録画配信・沖縄 IWJ_Youtube Live】19:00~
翁長雄志さんを偲ぶ会 ―出席:玉城デニー 沖縄県知事ほか
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
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 さらに午後8時からは、2018年9月8日に収録した、翁長前知事の叔母・安子さんへの、岩上安身によるインタビューの前編を、冒頭のみ公開で、その後は会員限定で再配信いたします。後編は明日、再配信いたします。

 岩上安身は昨年9月、沖縄で翁長知事を生まれたときから知っているという叔母さん、翁長安子さんにインタビューを行いました。インタビュー当時89歳の翁長安子さんは、15歳で従軍し、何度も死に直面しながら生きぬきました。前編の今夜は、首里戦線で自らも銃撃を受け崖から転落し九死に一生を得た安子さんが、怪我を負いながら死体の山の間を這うようにして進み、やっとの思いで沖縄本島南部の糸満市にある壕にたどり着き、再び部隊に合流する話です。

 翁長知事の「二度と沖縄を戦場にしない」という強い意志には、悲惨な沖縄戦の経験を身近で語る安子さんの存在が大きかったことは間違いありません。戦争の記憶が風化しつつある今、ぜひ今日と明日の再配信をご覧いただきたいと思います。

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【シリーズ特集・前線の兵士、銃後の庶民。体験者が語る戦争の記憶 10・IWJ_Youtube Live】20:00~
「洗脳教育され、人間ではなくて『立派な国民』だった!」沖縄戦で首里攻防戦に15歳で従軍した凄絶な戦争体験と平和への思い!故・翁長雄志沖縄県知事の叔母・安子さんへの岩上安身によるインタビュー 前編
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
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■埼玉県知事選でN国の浜田聡候補が64,182票獲得で第3位! 立民、国民、社民県連支持、共産県委支援の大野元裕候補が、92万票を超える得票を得て当選!

 先日もお伝えしましたように、埼玉県知事選は大野元裕候補が、923,482票を獲得して当選しました。自民・公明推薦の青島健太候補は、5万7千票あまりの差で第2位でした。投票率は、前回知事選(2015年)の26.63%は上回りましたが、32.31%という低いものでした。

 ※埼玉県知事選、野党支援の大野氏初当選 自公推薦破る(朝日新聞、2019年8月25日)
https://digital.asahi.com/articles/ASM8T6GRWM8TUTNB00B.html

 埼玉知事選挙は、参議院選挙後に行われた首長選であり、事実上、自公勢力と野党勢力の一騎打ちの構図となり、その意味でも注目されました。

 もう一つの注目点は、N国から岡山県在住の医師、浜田聡候補が立候補したことです。選挙戦最終日の24日に浜田候補は、JR桶川駅前で街頭演説を行いました。聴衆は閑散としていましたが、なかに、熱心な支持者もいて、運動員と話し込んだり、さかんに拍手をしていたりしました。

 応援演説に駆け付けた春日部市議でN国の酒谷和秀市議によると、N国の地方議員は現在28人といいます。酒谷市議は、NHKの集金人から守るという公約だけで春日部市議選を戦い、1,900票余りを獲得して、32人中19位で当選したといいます。

 N国の浜田聡候補が演説を終えて、聴衆に交じって立っていたので、2つ質問してみました。

 一つは、NHKのスクランブル化というけれども、スクランブルの具体的な技術的メカニズムはどういうものを考えているのでしょうか、という質問です。これについて、こちらがカード化ということを言うまで具体的に答えられず、しかも、カード化以外のアイディアも述べませんでした。

 第2の質問は、知事という仕事は、何もNHKから県民を守ることだけが仕事ではない、もっと総合的なものだと思うがどうでしょうか、というものでした。その質問に対して浜田候補は「それに限りません」と言ったきり、NHK対策以外の具体的な政策については何一つあげられませんでした。

 公約では、埼玉高速鉄道を北に延ばし、東武野田線と連結させるといったアイディアや、JR川越線の川越駅と日進駅の間の複線化、子宮頸がんワクチンの推進を主張していますが、どれも、深く考えて練り上げた政策とは思えず、思い付きの印象を受けます。

※埼玉県知事【政見放送】 浜田聡 NHKから国民を守る党 NHKをぶっ壊す!(Youtue、2019年8月13日)
https://www.youtube.com/watch?v=ehvNZzp_orY#action=share

 たとえば、子宮頸がんワクチンについては、副反応に関する注意喚起がほとんどないままに導入されたことから、2013年9月までに2320件の副反応が報告され、そのうちの2名は死亡が確認されており、重篤な副反応は1083件にのぼります。さらに、10代の女の子たちが、学校に通えない、家ではサングラス、杖や車いす生活を余儀なくされるなど、被害の内容は深刻さを増しています。少しでも深く考えていれば、とても、手放しで予防接種推進などとは言えないはずです。

 IWJでは、子宮頸がんワクチンの副反応被害について、特集記事を組んでいます。ぜひ、以下からご覧ください。

※【特集】政府と製薬業界、御用学者からの残酷な贈りもの ~IWJが追う「子宮頸がんワクチン」副反応被害
https://iwj.co.jp/wj/open/%E5%AD%90%E5%AE%AE%E9%A0%B8%E3%81%8C%E3%82%93%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3

■岩上安身の直筆サイン入りの書籍『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』とDVD「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」を販売中!/『前夜』から、自民党改憲草案第9章「緊急事態」部分を急遽公開! ぜひ拡散を!!

 これまでに岩上安身とIWJは、緊急事態条項の危険性を広く知らせていくために、様々な分野の識者へのインタビューやイベントに取り組んできました。

 IWJでは、岩上安身が、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士と鼎談形式で2012年発表の自民党改憲草案を逐条的に読み解いた『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』を販売しています。緊急事態条項の危険性を詳しく、わかりやすく解説した貴重な書籍です。岩上安身の直筆サインも入っていますので、ぜひ、以下のURLよりお買い求めください。

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

 関東大震災では、震災直後に「朝鮮人が井戸に毒を入れた」というデマが広がり、それを多くの市民が信じ込んだ結果、首都圏に住む無実の朝鮮人が多数殺害されました。梓澤弁護士は「日本人として、多民族に対しておよそ90年前にこういうことをやったということは、記憶に留めておかなければならない」と述べています。

 IWJでは現在、『前夜』から、自民党改憲草案第9章「緊急事態」部分を急遽公開しています。ぜひご一読ください。

※今年も追悼式に追悼文を出さない小池百合子都知事!『前夜』の自民党改憲草案第9章「緊急事態」を全公開! 関東大震災直後に起こった朝鮮人虐殺の真相を追った日弁連の調査報告について、梓澤弁護士による解説は必見! 2019.8.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/455337

 また、2015年12月20日にIWJ主催で開催されたシンポジウム「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」のDVDも販売しています! こちらも、岩上安身の直筆サイン入りのDVDをご用意しています。ぜひ、『前夜』とあわせてお買い求めください!

※饗宴VI DVD
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=25

 どうか皆様、緊急事態条項の危険性について拡散していただけるよう、ご協力をお願いいたします!

■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「 #ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! 日々コンテンツを投稿しています! 皆様、ぜひご参加ください!

◇<Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「#ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」を作成いたしました!>

 「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」でも大きなテーマに掲げているのが、緊急事態条項の危険性の問題です。

 自民党の改憲4項目の中でも緊急事態条項ほど危険な条項はありませんが、その危険性、恐ろしさは、一般世間にいまだに周知されていません。

 緊急事態条項は参院選では表立った争点にはなりませんでした。今回の改選で改憲勢力による3分の2議席確保はぎりぎりで阻止できましたが、安倍晋三総理は投開票が行われた7月21日夜、「国民民主党の中には、少なくとも議論はしていくとの考え方を持っている方がいるだろうと思う」と発言しており、緊急事態条項を含む改憲4項目が発議されてしまう可能性は十分にあります。少しでも、この危険な条項について警鐘を鳴らすため、このオープンコミュニティを開いています。

※ #ヤバすぎる緊急事態条項の改憲発議を阻止する会
https://www.facebook.com/groups/337211516972771/

 こちらは会の趣旨に賛同する方であれば、どなたでもご参加いただけるオープンなコミュニティです。ぜひご参加ください!

◇<サポート会員への特典・サービスの一貫として、Facebookに、非公開グループ「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました>

 以前から、会員同士で交流したいというお申し出もいただいておりました。個人情報保護の観点から、慎重に検討してきましたが、このたび、サポート会員限定ということで、Facebookで非公開のコミュニティグループを始めることにしました。

 このグループは、岩上安身をはじめ、IWJスタッフとサポート会員との交流、そしてIWJサポート会員同士の交流を深めることを目的に、今後は交流会などの特典イベントも企画する予定です。グループへの参加申請には会員番号をお知らせください。また、一般会員の方や、まだ会員登録されていない方は、この機会にぜひ、サポート会員へのご登録をお願いいたします。

※IWJサポート会員限定コミュニティ
https://www.facebook.com/groups/674215856426347/

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※一般会員から、サポート会員へのお切り替えのご希望などもありましたら、お気軽にご連絡ください。

※種別変更のご申請、お問い合わせはこちら
office@iwj.co.jp

 現在、岩上安身のFacebookには1000人近い方から友達リクエストをいただいており、お待ちいただいている状態となっています。友達承認はIWJ会員の方を優先とさせていただいております。友達申請の際にはIWJ会員番号とご登録時のお名前をお知らせください。

※岩上安身のFacebook
https://www.facebook.com/iwakamiyasumi

■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にハイライト動画を充実させるため、Youtubeの編集経験やスキルがある人、緊急募集!その腕次第で時給1200円~1300円からのスタートです! また、テキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! IWJのコンテンツ内容に関心と理解があり、文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代不払い」などは一切ありません!

 IWJではテキスト班スタッフ、動画班スタッフ、事務スタッフを募集しています。

 動画班はカメラマンとして岩上安身のインタビューや、現場に出向いて中継、録画取材を行うほか、動画の編集を担当していただきます。IWJがYouTubeにアップしているハイライト動画を、今以上にインパクトと拡散力を持ったものに変えていきたいと思っていますので、動画編集作業の得意な方は大歓迎です。動画班の時給は、1100円からのスタートになりますが、編集スキルのある方、経験者はより高い時給からのスタートと、優遇いたします!またYoutubeの編集経験やスキルがある人、緊急募集します!その腕次第で時給1200円~1300円からのスタートも可能です!

 テキスト班はIWJのサイトにアップされる記事や毎朝発行しているこの日刊IWJガイドの編集者、記者として働き、同時に記事のリサーチ、執筆、編集を担当していただきます。また、岩上安身のインタビューのためのパワーポイント作成も重要な仕事になります。

 IWJは政治、経済、社会、外交など広範なテーマを扱っています。テキスト班では、文章力、読解力を備えた優れた人材を求めているとともに、こうした分野に広く関心を持っている方を歓迎します! 専門的な知識が必須なわけではありませんが、世の中に対して幅広く関心を持ち、意欲的に学ぶことが、テキスト班スタッフとして大事な心構えです。

 しかしご承知のように、昨今はどの業界でも人手不足が叫ばれています。IWJは皆様にご寄付・カンパをお願いしている厳しい状況ではありますが、コンテンツのクオリティを維持するため、テキスト班の時給を1300円からのスタートに改定しました。

 事務スタッフは、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、スケジュール管理、イベント開催の準備やその他、諸々発生する、庶務的なことなど、IWJの活動のまさに屋台骨となる重要なお仕事です。事務スタッフの時給は、1100円からのスタートになります。

 いずれも残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。メディア業界はどこも、裁量労働制をとっているところがほとんどですが、この裁量労働制は過労死に至るほどの長時間労働の根源です。NHKや電通でも長時間労働の果てに過労死・過労自殺などの痛ましい事件が起こっていることは、みなさんご承知の通りです。IWJでは、記者職であっても、裁量労働制はとっていません。長時間残業はさせず、週2回の休みも必ずとらせています。IWJでは「サビ残」や「残業代未払い」などはありません!

※【岩上安身のツイ録】まずは賃金不払い労働や残業代不払いをなくすべき!! ブラック企業撲滅、労基法の再強化、そしてタックスヘイブンを利用する租税回避者に追徴課税を! 2019.7.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452547

 詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、塩澤由子、磯貝哲男、城石裕幸)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/