日刊IWJガイド「韓国徴用工問題で河野太郎外務大臣が国会で『個人請求権は消滅していない』と答弁! 」2018.11.20日号~No.2259号~(2018.11.20 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~ フォトジャーナリズムの月刊誌「DAYS JAPAN」が創刊15年目で休刊を発表。本日午後7時より2013年収録「岩上安身によるDAYS JAPAN編集長 広河隆一氏インタビュー」を再配信!
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ>
┠―【1】韓国徴用工問題で河野太郎外務大臣が国会で「個人請求権は消滅していない」と答弁! 国際裁判まで持ち出して韓国を非難していたのに!?
┠―【2】日産ゴーン会長逮捕か!? 報酬をめぐる不正で内部告発!
┠―【3】読売のナベツネが死亡!? ツイッター発でネットに広がる噂
┠■<新記事紹介>「私は歴史修正主義者ではないし日本会議とは何の関係もない」!? 植村隆氏による名誉毀損裁判の判決を受け、櫻井よしこ氏が日本外国特派員協会での11.16 記者会見で弁明連発!墓穴掘りまくり!!
┠■<お知らせ>
┠―■いつもIWJをご支援いただき、本当にありがとうございます。8月1日から10月31日までの第一四半期のご寄付・カンパの目標達成率は、63%にとどまっております! IWJの財政は非常に苦しい状況にありますが、この危機を乗り越えられるよう、どうか今後ともご支援をお願いいたします!
┠―■<ファンドレイジング・イベントに関するアンケート結果中間発表!> アンケートにご回答いただいた方のほとんどが、一つのテーマを決めた上で、そのテーマに詳しい識者の方をお招きする「シンポジウム形式」をご希望されております! ただ今、「シンポジウム形式」でイベント開催の準備を進めています。アンケートは現在も受付中です!
┠―■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」第一弾として、関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDを製作中です!予約受付を開始しました!数量限定の製作のため、ぜひお早めの予約申し込みを!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■はじめに~ フォトジャーナリズムの月刊誌「DAYS JAPAN」が創刊15年目で休刊を発表。本日午後7時より2013年収録「岩上安身によるDAYS JAPAN編集長 広河隆一氏インタビュー」を再配信!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 報道写真月刊誌「DAYS JAPAN」が、来年2月発売の3月号を最後に休刊することが決まりました。本日発売の12月号で告知するとのことです。

 「DAYS JAPAN」は、かつて講談社が1988年に創刊。ノンフィクション作家の広瀬隆氏とフォトジャーナリストの広河隆一氏によるチェルノブイリや六ケ所村など国内外の放射能汚染の問題を扱った記事や世界各地の戦場や環境問題を取材した硬派なジャーナリズムを売りにしていましたが、1990年に廃刊。それから14年を経て、2004年に広河隆一氏を中心に株式会社デイズジャパンが設立され、月刊のフォトジャーナリズム誌として、「DAYS JAPAN」の名前を引き継ぎ発行されていました。売り上げの不振と、発行元社長である広河隆一氏の健康上の理由などから休刊を決めたということで、最終となる2019年3月号は、「15周年記念号」となるそうです。同誌の販売部数は定期購読で今年初めに実売約8千部、書店販売で約2千部とのことです。

※報道写真誌「デイズ・ジャパン」休刊へ 15周年で最後(朝日新聞デジタル、2018年11月17日)
https://www.asahi.com/articles/ASLCK4G9LLCKUCFI001.html

 「DAYS JAPAN」は雑誌発行にとどまらず、フォトジャーナリズムの発展を目指して毎年「DAYS国際フォトジャーナリズム大賞」を開催し、写真展の開催も行っていました。同賞の受賞者からはピューリッツァー賞の受賞者も出ています。また、数多くの講演会やシンポジウムを主催し、IWJでもたびたび取材してきました。

※IWJの「DAYS JAPN」に関する記事
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/days-japan 

 2013年には初代編集長を引退すると表明した広河隆一氏に岩上さんがインタビューを行っています。

※「最後まで取材するジャーナリストでありたい」~岩上安身によるDAYS JAPAN編集長 広河隆一氏インタビュー 2013.10.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/105954

 本日午後7時より、このインタビューを冒頭のみフルオープン、その後は会員限定で再配信いたします。ぜひご視聴ください。

【タイムリー再配信 291・IWJ_Youtube Live】11月20日(火)19:00~
「最後まで取材するジャーナリストでありたい」~岩上安身によるDAYS JAPAN編集長 広河隆一氏インタビュー
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 「DAYS JAPAN」も、講談社時代に「DAYS JAPAN」に関わっていた広河隆一氏らが設立した会社によって発行されていた「独立メディア」です。現在、まだ正式決定ではありませんが、12月15日に名古屋で市民メディアのシンポジウムが開かれ、岩上さんも参加の予定です。詳しいことは決まりしだいお伝えいたします。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆中継番組表◆

**2018.11.20 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【録画配信・京都 IWJ_Youtube Live】18:00~「第6回公開研究会『性暴力・セクシュアルハラスメントを考えるために――性暴力の顕在化・概念化・犯罪化』~登壇者:弁護士 角田由紀子氏」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 11月17日に収録した「龍谷大学犯罪学研究センター」主催の公開研究会を録画配信します。「セクシュアル・ハラスメントへの法的対応の問題点――被害者責任論も視野に」をテーマに弁護士の角田由紀子氏が登壇しました。同研究会の第4回開催の模様など、これまでIWJが報じてきた性暴力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%80%A7%E7%9A%84%E6%9A%B4%E5%8A%9B
——————

【タイムリー再配信 291・IWJ_Youtube Live】19:00~「『最後まで取材するジャーナリストでありたい』~岩上安身によるDAYS JAPAN編集長 広河隆一氏インタビュー」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 月刊誌「DAYS JAPAN」が2019年3月号を最後に休刊することを決定しました。2013年10月10日、当時DAYS JAPAN編集長だった広河隆一氏に岩上安身がおこなったインタビューを冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。これまでIWJが報じてきた広河隆一氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%BA%83%E6%B2%B3%E9%9A%86%E4%B8%80

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/105954

========

◆中継番組表◆

**2018.11.21 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【広告連動企画・IWJ_Youtube Live】14:30~「新刊『知ってはいけない2――日本の主権はこうして失われた』~岩上安身による作家・編集者矢部宏治氏インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 岩上安身による作家・編集者 矢部宏治氏インタビューを、広告連動企画につき特別フルオープンで中継します。これまでIWJが報じてきた矢部宏治氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%9F%A2%E9%83%A8%E5%AE%8F%E6%B2%BB

——————

【IWJ・Ch3】14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3

 原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。IWJは今まで、原子力規制委員会の委員長定例会見を毎週中継してきました。以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆昨日アップした記事はこちらです◆

朝鮮半島、中国、安倍政権と日米安保、そして、東アジア共同体への展望!! ~10.6 ジャーナリスト高野孟さんとともに 反戦反安保討論会「東アジアの大変動と日米安保体制」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/433167

【祝・安田純平氏 無事生還記念!】サウジが「イスラムの盟主」の時代は終わり!? カショギ氏殺害と安田氏解放から米国覇権の陰りが見える!? 岩上安身が高橋和夫・放送大学名誉教授にインタビュー
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434645

米国株価は「世界大恐慌直前の水準」!? 21世紀最大のテーマ・米中覇権交代は目前に迫っている!? 岩上安身による中国通エコノミスト・田代秀敏氏インタビュー第2弾
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434747

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■<ニュース・フラッシュ>
【1】韓国徴用工問題で河野太郎外務大臣が国会で「個人請求権は消滅していない」と答弁! 国際裁判まで持ち出して韓国を非難していたのに!?

 韓国の最高裁にあたる大法院は11月19日、第二次大戦中に三菱重工業に徴用された韓国人5人が、同社に損害賠償などを求めた裁判の上告審で、11月29日に判決を言い渡すと発表しました。
 
※三菱重の徴用工、29日判決(東京新聞、2018年11月19日)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018111990142132.html

 大法院は10月30日に、新日鉄住金に対する同様の裁判で、新日鉄住金に損害賠償を命じているため、三菱重工へも同様の判決が下されることが予想されます。

 日本政府は新日鉄住金への判決を受け、1965年の日韓請求権協定で個人の請求権も解決済みだと主張して、韓国政府へ「適切な措置を講じる」ように要請しています。また、日本の多くの大手メディアもこれに同調していますが、実は14日の衆議院外務委員会で、河野太郎外務大臣が「個人請求権が消滅したと申し上げるわけではございません」と答弁していたことが明らかになりました。これは日本共産党の穀田恵二議員の追及に答えたもので、16日付で韓国のハンギョレ新聞の日本版が報じました。

※河野外相「個人請求権は存在」告白…もつれた日本政府の論理(ハンギョレ、2018年11月16日)
http://japan.hani.co.kr/arti/international/32130.html

 安倍政権は「日韓協定に明らかに反する」と主張し、河野大臣に至っては判決当日の10月30日に「1965年の国交正常化以来築いてきた日韓の友好協力関係の法的基盤を根本から覆すもので極めて遺憾であり、断じて受け入れることはできない」、「韓国が直ちに国際法違反の状態を是正することを含め、適切な措置を講ずることを強く求める」、「直ちに適切な措置が講じられない場合には、日本企業の正当な経済活動の保護の観点からも、国際裁判も含め、あらゆる選択肢を視野に入れ、毅然とした対応を講ずる考えだ」などと談話を発表しましたが、全くつじつまが合いません。

※徴用工訴訟判決で河野太郎外相「断じて受け入れられない」(産経新聞、2018年10月30日)
https://www.sankei.com/politics/news/181030/plt1810300024-n1.html

 徴用工の問題については、11月2日に行われた岩上安身による岩月浩二弁護士インタビューの中で、この問題に詳しい岩月弁護士が詳細な解説を行っています。詳細なテキスト記事もつけていますので、ぜひご覧ください。

※徴用工を酷使した暗い歴史に目を背け、現代において奴隷的外国人労働力として再現しようとする安倍政権~岩上安身による岩月浩二弁護士インタビュー 2018.11.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435874

 結論を先に言えば、元徴用工の個々人の請求権は消滅していないこと、日本の最高裁が判決において明らかに示していることなど、岩上安身のインタビューにおいて、岩月弁護士が指摘していた通りとなりました。歴史の知識にも法的な基礎知識にも欠けるネトウヨ内閣の安倍総理と河野太郎外務大臣には、発言の責任をとって辞任していただきたいと思います。国際社会における日本の信用を落とす一方です。

【2】日産ゴーン会長逮捕か!? 報酬をめぐる不正で内部告発!

 日産自動車の会長、カルロス・ゴーン氏が昨日19日、金融商品取引法違反の疑いで東京地検特捜部の取り調べを受けていると発表されました。容疑が固まりしだい、逮捕される見通しです。

※日産 ゴーン会長を逮捕へ 金融商品取引法違反の疑い(NHKニュース、2018年11月19日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181119/k10011716291000.html?utm_int=news_contents_news-main_001

 ゴーン会長は自らの役員報酬を、同社の有価証券報告書に数億円過少に記載した疑いがあるということです。

 日産自動車の発表によると、内部通報を受けて数か月にわたりゴーン会長と、代表取締役のグレッグ・ケリー氏を調査していたということで、ケリー氏の関与もわかったとのことです。日産はゴーン氏の会長と代表取締役の解任を取締役会に提案すると発表しました。

※日産 ゴーン氏の会長と取締役の解職を取締役会で提案へ(NHKニュース、2018年11月19日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181119/k10011716401000.html?utm_int=detail_contents_news-related_004

【3】読売のナベツネが死亡!? ツイッター発でネットに広がる噂

 先週16日金曜日の夜、ツイッターで未確認の情報として、読売新聞社のグループ本社代表で取締役主筆の渡辺恒雄氏の死亡説が出回り始めました。初出はあるジャーナリストの有料メルマガの告知だったため、内容が確認されないまま「渡辺恒雄氏が亡くなったと見られる」という情報が拡散されています。

 渡辺氏現在92歳。8月に自宅で転倒し、頚椎を骨折して入院していました。読売新聞社は回復していると公表していましたが、「容体が急変した」との週刊誌報道も出ていました。

 「死亡説」に関しては当の読売新聞をはじめ、新聞、テレビなども一切報じていませんが、「読売本社で緊急のグループ幹部会議がおこなわれた」、「巨人の原辰徳監督が秋季キャンプから選手たちより一足先に帰京した」などの情報も噂に拍車をかけているようです。

※巨人・原監督「自問自答しながら2月を迎えてもらいたい」 一足先に宮崎から帰京(サンスポ、2018年11月17日)
https://www.sanspo.com/baseball/news/20181117/gia18111705000001-n1.html

■<新記事紹介>「私は歴史修正主義者ではないし日本会議とは何の関係もない」!? 植村隆氏による名誉毀損裁判の判決を受け、櫻井よしこ氏が日本外国特派員協会での11.16 記者会見で弁明連発!墓穴掘りまくり!!

 「私はリビジョニスト(歴史修正主義者)ではないし、日本会議とは、何の関係もありません」

 記者会見の冒頭、司会者から「リーディング・リビジョニスト(歴史修正主義の指導者)」と紹介され、日本会議との深い関係も指摘されたジャーナリストの櫻井よしこ氏は、「一方的な見方をしているのではないか」と述べ、「話の前提が間違っている」と強く否定しました。

 しかし、どう抗弁しようとも、櫻井氏が「草の根改憲運動」を進める日本会議の会長である田久保忠衛(ただえ)氏や前会長の三好達(とおる)氏と共に「美しい日本の憲法を作る国民の会」共同代表であることは公の事実です。改憲推進の旗振り役として、事あるごとに広告塔の役割を果たしてきた櫻井氏の言う「何の関係もない」とは、単に「日本会議のメンバーとして登録はしていない」というだけに過ぎません。

 2018年11月16日、櫻井よしこ氏は、元朝日新聞記者の植村隆氏から従軍慰安婦の記事を巡り名誉毀損で訴えられていた裁判の判決について、日本外国特派員協会(FCCJ)で記者会見を行いました。

 元朝日新聞記者の植村隆氏(現・「週刊金曜日」発行人)が1991年8月、朝日新聞記者時代に執筆した元従軍慰安婦に関する記事をめぐり、記事を「捏造」と繰り返し誹謗中傷した、ジャーナリストの櫻井よしこ氏と株式会社新潮社、株式会社ワック、株式会社ダイヤモンド社を植村氏が名誉毀損で札幌地裁に訴えていた裁判で、2018年11月9日、岡山忠広裁判長は植村氏の請求をすべて棄却する判決を言い渡しました。

 判決は、「櫻井氏の記事には植村氏の社会的評価を低下させる表現があったが、櫻井氏が参照した資料には、櫻井氏が真実だと信じるに足る相当の理由があった(真実相当性)ため、櫻井氏の表現は名誉毀損に当たらない」というものでした。

 しかし、裁判の過程で櫻井氏は、植村氏を批判した記事の根拠とした、朝鮮人従軍慰安婦、金学順(キム・ハクスン)さんの訴状の記述が実際には書かれていないことを指摘され、これを認め、訂正しています。

 判決にある「真実相当性」とは、言い換えれば、真実であると信じられるまで十分取材を尽くしたか、ということを問われているわけですから、櫻井氏の取材が「ずさんであった」と批判は当然です。植村氏と植村氏の弁護団は、判決のあった9日、控訴することを表明しています。

 この記者会見で櫻井氏は何を主張したのか? 続きはぜひ、以下の記事をご覧ください。

※「私は歴史修正主義者ではないし日本会議とは何の関係もない」!? 植村隆氏による名誉毀損裁判の判決を受け、櫻井よしこ氏が日本外国特派員協会での記者会見で弁明連発!墓穴掘りまくり!! 2018.11.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435811

 また、IWJは11月9日の判決直後の植村氏による記者会見と報告集会を札幌から報じています。翌日10日には岩上さんが植村氏に5時間以上に及ぶ単独インタビューも行いました。ぜひ以下の記事をご覧ください。

※【速報】櫻井よしこ氏のずさんな取材を司法が追認!? 植村隆氏の名誉を毀損したが「捏造」と信じたのは仕方なかった!? 「言論で勝って裁判で負けた、悪夢のような判決」! 2018.11.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435438

※櫻井よしこ氏は、なぜ司法に「特別扱い」されたか? 改憲運動を草の根で推進する「日本会議の広告塔」だからではないか!? 11.9 植村隆氏裁判札幌地裁判決後の報告集会でIWJ代表・岩上安身が緊急事態条項の加憲に警鐘を鳴らす! 2018.11.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435398

※「ジャーナリスト」櫻井よしこ氏への名誉毀損訴訟 まさかの不当判決!!「悪夢のような判決。言論で勝って、法廷で負けてしまった」~11.10岩上安身による元朝日新聞記者で現・週刊金曜日発行人の植村隆氏・小野寺信勝弁護士インタビュー 2018.11.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435456

■<お知らせ>
■いつもIWJをご支援いただき、本当にありがとうございます。8月1日から10月31日までの第一四半期のご寄付・カンパの目標達成率は、63%にとどまっております! IWJの財政は非常に苦しい状況にありますが、この危機を乗り越えられるよう、どうか今後ともご支援をお願いいたします!

 いつもIWJをご支援いただき、誠にありがとうございます。
 
 10月のご寄付・カンパの目標達成率は、8月、9月よりも上向きはしたものの、8月1日から10月31日までの第一四半期3ヶ月間をトータルすると、ご寄付・カンパの目標達成率は63%にとどまっていて、IWJの存続が危ぶまれる深刻な状況です。

 年間を通じて、ご寄付・カンパが目標額に到達することを前提に予算計画を立てており、収入が見込みよりも落ち込むと、人件費を含む支出が大赤字となってしまいます。今のペースが続いたと仮定すると、年間で3,000万円強の赤字となり、IWJが存続できなくなる可能性があります。日本の民主主義の危機、そしてIWJ存続の危機を乗り越えられるよう、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします!

 また、11月1日から19日までのご寄付・カンパは169件、444万8700円となっています。11月分の目標額まで5万1300円です!今期に入ってまだ一度も月間目標額を達成していませんので、今月こそまずは月間目標額に届いてほしいと願っています。私たちのご支援の呼びかけに応じてくださった皆様、本当にありがとうございます。11月の後半も、ぜひよろしくお願いします。

 現在、IWJは財政面での苦しさに加えて、岩上さんは日々のハードワークとストレスがたたって、10月30日には軽い心臓発作に見舞われてしまいました。その後も、体調不良が続いています。この苦境を乗り越えるために、今こそスタッフが一丸となって、岩上さんが本調子を取り戻すまでの間の穴を埋められるよう、全力を尽くしてまいります。どうか皆様、今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 IWJでは、ご寄付・カンパをいただいた皆様のお名前を、匿名希望の方を除いて、IWJサイト上で掲載しております。日刊IWJガイドでも、ご寄付をいただきました皆様への感謝の気持ちを込めつつ、ここにお名前を掲載させていただきます。本日は、2018年11月にご寄付・カンパをいただいた方々をご紹介させていただきます。

―――――――――
2018年11月

N.H.様
桜もち様
K.I.様
小川 洋様
K.O.様
乙部 孝様
田口 三雍様
仲野 浩貴様

―――――――――

 また、ご寄付をいただいた方からメッセージもいただいております。一部ですが、こちらにご紹介させていただきます。

―――――――――

歴史ものインタビューが勉強になるので。(匿名希望)

日本をまっとうな国にする事で世界に貢献するため。(藤林 弘資様)

IWJの報道姿勢への支持と岩上氏の体調回復のため(匿名希望)

iwjさんには貴重な情報をこれからも提供をし続けてほしいと願っています。(匿名希望)

岩上さんに倒れられては大変なので。(匿名希望)

―――――――――

 編集部に温かいメッセージもお寄せいただいていますので、ご紹介いたします。

―――――――――

本日会費を納入致しました。岩上さんのご活躍にはいつも頭の下がる思いです。
私は仕事を退職し、細々と生活する庶民のひとりでしかありません。何の能力もない人間で、カンパをしたいのですが、将来不安からなかなかそれもできません。時間だけはとれますので、IWJの記事をじっくり読ませてもらいます。
岩上さんとスタッフの方々のご活躍に期待しております。
これから寒くなりますのでご自愛ください。

対馬 様

―――――――――

 皆様、本当にありがとうございます。頂戴いたしました会費やご寄付は、IWJの活動費として大切に使わせていただきます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 今までIWJのコンテンツを無料でご利用なさっていた方へ、ぜひ、この機会に有料会員へのご登録をご検討ください!

 一般会員にご登録していただくと、中継で見逃してしまったIWJの動画コンテンツを一ヶ月間、アーカイブでお好きな時にご覧いただけます! 入会金は無料。会費は月々1,000円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万円と2ヶ月分お得になっています!

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、一度会員に登録されて以降現在お休みになっている方は、ぜひもう一度会員登録の再開をご検討いただきたいと存じます!

  IWJでは、毎月15日の時点で、会費が未納になっている方へのサービス提供をいったん停止させていただいております。滞りなくサービスをご利用していただくためにも、どうぞ、会費のお支払い状況をご確認ください。

 もちろん、納付が確認され次第、すぐにサービスは再開させていただきます。会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

 そして、現在一般会員でいらっしゃる方はぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください! サポート会員の方は、過去のインタビューも含めすべてのIWJのコンテンツをいつでもご覧いただけます。

 サポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4,000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

 どうか、ぜひサポート会員になってIWJの活動をお支えいただけますよう、ご検討ください。

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
(会員登録いただいたメールアドレスとパスワードでログインの上、MYページの「会員登録内容変更」をクリックし「会員登録内容変更(入力ページ)」へ移動してください。そこに「会員種別の変更はこちら」とございまして、青字になっている「こちら」をクリックすると「会員種別変更申請」のページが表示されます。その画面で「サポート会員への変更を申請します」の前にあるチェック欄をクリックし、申請ボタンを押してください。)

■<ファンドレイジング・イベントに関するアンケート結果中間発表!> アンケートにご回答いただいた方のほとんどが、一つのテーマを決めた上で、そのテーマに詳しい識者の方をお招きする「シンポジウム形式」をご希望されております! ただ今、「シンポジウム形式」でイベント開催の準備を進めています。アンケートは現在も受付中です!

 IWJでは、11月下旬から12月上旬の間をめどに、活動運営資金を集めるためのファンドレイジング・イベントの開催を考えており、今回のイベントに関してアンケート調査を行っております。

 11月16日までに皆様からご回答いただいたアンケート結果の一部を、中間報告としてお知らせいたします。

 今回のファンドレイジング・イベントの形式については、一つのテーマに絞った上で、そのテーマに詳しい識者を3名から4名ほどお呼びする「シンポジウム形式」をご希望した方が19名、これまでのように多様なテーマでバラエティ豊かなイベント形式である「従来の形式」をご希望した方が1名となっております。

 まだ確定ではありませんが、ほとんどの方がテーマをしぼった「シンポジウム形式」をご希望されていることを踏まえ、「シンポジウム形式」で準備を進めていきます。「従来の形式」ご希望の方には大変恐縮ですが、なにとぞ、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 アンケートにご回答いただいた方のご希望のテーマは様々ですが、やはり最も多いのは憲法改正問題です。また、改憲問題に関連して、緊急事態条項や、日米関係・在日米軍基地・沖縄問題などもご希望のテーマとして挙がっています。こうしたテーマについては、21世紀最大のテーマである米中覇権交代を抜きにして語ることはできないでしょう。

 ファンドレイジング・イベントに関するアンケートはまだまだ受け付けていますので、ぜひ、皆様のご希望、ご要望をお聞かせください!ご回答は「IWJファンドレイジング・イベントに関するアンケート2018Autumn」よりお願いいたします。

※アンケートはこちらからお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc1Pw-BQUaRe7WIuRV8lc-vKe0LZ4njOgLPhr4ipD8aqVp_8w/viewform

 ファンドレイジング・イベントの参加費は、ご寄付分が上乗せされているので、やや高めで設定させていただくことになりますが、イベントの参加費は、すべてIWJの活動費にあてます。ファンドレイジング・イベント参加お申込みのご案内は改めて告知いたしますので、どうぞ、奮ってご応募ください。

 今後とも、なにとぞ、IWJをよろしくお願い申し上げます。

■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」第一弾として、関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDを製作中です!予約受付を開始しました!数量限定の製作のため、ぜひお早めの予約申し込みを!

 「DVD化のためのIWJ総選挙」の結果を受け、このたび第一弾として、『赤松小三郎ともう一つの明治維新――テロに葬られた立憲主義の夢』(作品社、https://amzn.to/2NwCHL8)の著者である関良基氏へのインタビュー全3巻と、元文部科学省事務次官の前川喜平氏へのインタビュー全3巻を製作中です。いずれも12月上旬発売予定です。

 DVDの詳細な内容は下記URLからご覧いただけます。こちらは数量限定となります。ただいまご予約を受付中です。ご購入のご検討、どうぞよろしくお願いいたします!

※IWJグッズ DVD
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=5

 それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/