日刊IWJガイド「本日岩上さんはインタビューWヘッダー!さらに第4次安倍改造内閣人事発表!夜には記者会見も!」2018.10.2日号~No.2210号~(2018.10.2 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~本日岩上さんはインタビューWヘッダー! さらに第4次安倍改造内閣人事発表!夜には記者会見も!
┠■【中継番組表】
┠■<今日の岩上さんのインタビュー>本日岩上さんインタビューはWヘッダー!午後2時半からは建築エコノミスト・森山高至氏、一級建築士・水谷和子氏、築地女将さん会・山口タイ氏、新井眞沙子氏と築地市場豊洲移転問題の座談会を、午後9時半からは元NHK記者・大阪日日新聞論説委員 相澤冬樹氏インタビューを冒頭のみフルオープン、その後は会員限定で中継します!
┠■<ニュース・フラッシュ>
┠―【1】米軍ヘリ部品落下事件の抗議運動を率いてきた前沖縄県高校PTA連合会長の仲西春雅氏が宜野湾市長選で惜敗!沖縄県うるま市区の沖縄県議会議員補欠選挙では翁長県政の継続を訴えた山内末子候補が当選!
┠―【2】「辺野古新基地ノー」から「安倍政権ノー」へ!オール沖縄の奮闘を全国的な動きにするために、まずは「争点隠し」を徹底糾弾!
┠■<新記事紹介>【検証とこれから・9.30沖縄県知事選】1. 沖縄県知事選で玉城デニー氏が翁長雄志前知事の得票数をも抜き、佐喜真淳候補に8万票の差をつけて圧勝! IWJが元沖縄タイムス屋良朝博氏、翁長雄治那覇市議、平良さとこ那覇市議に勝因を取材!
┠■<お知らせ>
┠―第9期のご寄付・カンパの金額は2ヶ月で目標額の55%です。岩上さんは役員報酬を50%削ってIWJの苦境を乗り切ろうとしています!どうか会員登録、サポート会員への移行、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください!
┠―■ IWJオリジナルDVDプレゼントキャンペーンのお知らせ
┠―■新シリーズ「岩上安身インタビュー」製作・販売のお知らせ
┠―■スタッフ募集〜ぜひ、私たちと一緒にIWJで働きませんか?
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■はじめに~本日岩上さんはインタビューWヘッダー! さらに第4次安倍改造内閣人事発表!夜には記者会見も!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 本日岩上さんはインタビューを午後2時半からと午後9時半から、Wヘッダーでおこないます。

 さらに本日は安倍晋三総理の自民党総裁選三選を受けて、第4次安倍改造内閣が発表されます。すでに天賦人権説否定で知られる片山さつき氏の初入閣など内閣改造をめぐる人事や、加藤勝信厚労相の総務会長起用など党役員人事が明らかになりつつあります。

※自民 総務会長に加藤厚労相 選対委員長に甘利氏(NHKニュース、2018年10月1日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181001/k10011653661000.html?utm_int=detail_contents_news-related_002

※内閣改造 自民党二階派 片山さつき氏 初入閣へ(NHKニュース、2018年10月1日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181001/k10011654051000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001

 本日は組閣人事が発表された後、新大臣による会見が行われる予定です。IWJは現在たいへんな人手不足ですが、いくつかの会見は中継できるよう調整しています。詳細は本日改造内閣の人事発表後に決まる予定です。詳細がわかり次第告知いたしますので、お待ちください。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆中継番組表◆

**2018.10.2 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_Youtube Live】14:30~「『このまま更地にしてしまうなんて考えられない!築地市場まだあと100年』岩上安身による建築エコノミスト・森山高至氏、一級建築士・水谷和子氏、築地女将さん会・山口タイ氏、新井眞沙子氏インタビュー」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 岩上安身と、森山高至氏(建築エコノミスト)、水谷和子氏(一級建築士)、山口タイ氏(築地女将さん会 会長)、新井眞沙子氏(築地女将さん会)による築地市場豊洲移転問題の座談会を、冒頭のみフルオープン中継、その後は会員限定で中継します。

 開場が10月11日に迫った豊洲市場ですが、問題が山積したまま解決される様子が全くありません。森山氏はツイッターで豊洲市場の問題を指摘し続けており、9月26日には、臭い地下水が噴出していることを明らかにしています。とても生鮮食品を扱う施設とは思えない惨状を、10月2日の座談会は直視していく予定です。

 2017年4月に実施された、岩上安身による森山氏・水谷氏・中澤誠氏(東京中央市場労働組合執行委員長)のインタビュー記事など、築地市場移転問題の記事特集は、以下のURLからご覧いただけます。
※特集 築地市場移転問題 ~汚染と液状化で、首都圏の食と安全が脅かされる!
https://iwj.co.jp/wj/open/tsukiji
——————

【IWJ_Youtube Live】21:30~「森友疑惑で数々のスクープを飛ばした辣腕記者をNHKが忖度人事で左遷!?『NHKでは二度と記者に戻れない』『これからも記者を続けたい!』NHKを退職した現・大阪日日新聞論説委員相澤冬樹記者に岩上安身がインタビュー!」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 岩上安身による元NHK記者・大阪日日新聞論説委員 相澤冬樹氏インタビューを、冒頭のみフルオープン中継、その後は会員限定で中継します。

 相澤氏は、元NHK大阪の記者で、森友学園問題についてのスクープ記事を連発していましたが、今年記者職から異動になったためNHKを辞職。現在は、大阪日日新聞で論説委員をされています。NHKは、安倍政権にべったりとすり寄り、無批判・肯定する報道ばかりが目立ち、記者も安倍晋三総理の礼賛に徹する岩田明子氏が最も有名です。しかし、そのようなNHKの中にも、ジャーナリズムの本道である事実を報道することを貫いてきた、相澤氏のような記者もいたのです。本日のインタビューでは、皆様へ募集した相澤氏への質問にも答えていただく予定ですので、ぜひお見逃しなく。

 これまでIWJが報じてきた森友学園問題関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%A3%AE%E5%8F%8B%E5%AD%A6%E5%9C%92

========

◆中継番組表◆

**2018.10.3 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch3】14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3

 原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。IWJは今まで、原子力規制委員会の委員長定例会見を毎週中継してきました。以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■<今日の岩上さんのインタビュー>本日岩上さんインタビューはWヘッダー!午後2時半からは建築エコノミスト・森山高至氏、一級建築士・水谷和子氏、築地女将さん会・山口タイ氏、新井眞沙子氏と築地市場豊洲移転問題の座談会を、午後9時半からは元NHK記者・大阪日日新聞論説委員 相澤冬樹氏インタビューを冒頭のみフルオープン、その後は会員限定で中継します!

 本日岩上さんのインタビューはWヘッダーです。

 まず午後2時半から、建築エコノミストの森山高至氏、一級建築士の水谷和子氏、築地女将さん会会長の山口タイ氏、同じく女将さん会の新井眞沙子氏をゲストに、築地市場の豊洲移転問題に関して、岩上さんが座談会形式でインタビュー。冒頭のみフルオープン中継、その後は会員限定で中継します。

 開場が10月11日に迫った豊洲市場ですが、問題が山積したまま解決される様子が全くありません。森山氏は次のようにツイートしています。

 「豊洲市場の謎の地下水噴出。(中略)この噴き出してる水、臭いらしいぞ。マズいぞ、これは、成分の分析したほうがいいぞ。臭い水が噴出してるって…これは異常事態だぞ」

※森山高至氏ツイート(2018年9月26日)
https://twitter.com/mori_arch_econo/status/1044851925051731969

 とても生鮮食品を扱う施設とは思えない惨状を、10月2日の座談会は直視していきます。ぜひ、お見逃しなく!

ーーーーーー
【IWJ_Youtube Live】14:30~「『このまま更地にしてしまうなんて考えられない!築地市場まだあと100年』岩上安身による建築エコノミスト・森山高至氏、一級建築士・水谷和子氏、築地女将さん会・山口タイ氏、新井眞沙子氏インタビュー」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
ーーーーーー

 そして夜9時半からは、元NHK大阪の記者で、森友学園問題についてのスクープ記事を連発し、今年記者職から異動になったためNHKを辞職、現在大阪日日新聞論説委員となった相澤冬樹氏への岩上さんのインタビューを生配信します!こちらも冒頭のみフルオープン中継、その後は会員限定で中継します。

ーーーーーー
【IWJ_Youtube Live】21:30~「森友疑惑で数々のスクープを飛ばした辣腕記者をNHKが忖度人事で左遷!?『NHKでは二度と記者に戻れない』『これからも記者を続けたい!』NHKを退職した現・大阪日日新聞論説委員相澤冬樹記者に岩上安身がインタビュー!」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
ーーーーーー

 インタビューに際し、ただ今、皆様からの相澤氏への質問を募集しています!

 「なぜ、NHKをお辞めになったのか?」「NHK社内でどんな圧力があったんですか?」「NHKって本当に政権にべったりなんですか?」から、「森友問題でスクープを出して身の危険を感じたことは?」「大阪日日新聞ってどんな新聞?」など、相澤記者に聞いてみたいことをどんどんお寄せください。インタビュー当日、岩上さんが相澤記者にズバリ、お聞きします。

 質問のご応募は、以下のメールアドレス宛てに、件名欄に「相澤記者への質問」と記した上でお送りください。

※「相澤記者への質問」
office@iwj.co.jp

■<ニュース・フラッシュ>
【1】米軍ヘリ部品落下事件の抗議運動を率いてきた前沖縄県高校PTA連合会長の仲西春雅氏が宜野湾市長選で惜敗!沖縄県うるま市区の沖縄県議会議員補欠選挙では翁長県政の継続を訴えた山内末子(すえこ)候補が当選!

 米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾市長選が9月30日に投開票され、自民、公明党などが推薦し、県知事選に出馬した佐喜真淳前市長の継承を掲げた前副市長の松川(まつがわ)正則氏が、前沖縄県高校PTA連合会長の仲西春雅氏を破り当選しました。
 
 仲西氏は立憲民主、国民民主、共産、社民、自由、そして沖縄社会大衆の各党より推薦を受け、「名護市民に(宜野湾と)同様の負担を強いられない」と「辺野古反対」を訴えましたが、惜しくも当選はできませんでした。

※沖縄・宜野湾市長選、安倍政権支援の松川氏が初当選(朝日新聞、2018年9月30日)
https://www.asahi.com/articles/ASL9W4D43L9WTPOB002.html

 仲西氏は、沖縄県高校PTA連合会会長として米軍の大型輸送ヘリコプターCH53Eの部品が落下した緑ヶ丘保育園の保護者らと米軍への抗議署名を集め、市長だった佐喜真氏にも働きかけていました。

 しかし、その申し入れに佐喜真氏が冷淡な態度を示したことから、今回の市長選への立候補を決めたと23日の出発式で明言しました。その様子は沖縄のIWJ中継市民によって中継・配信されています。下記のURLよりご覧ください。

※宜野湾市長選 仲西春雅候補 出発式 ―応援 玉城デニー沖縄知事選候補ほか 2018.9.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/432089

 この米軍ヘリ部品落下事件に関しては、親身に向き合ってくれた故・翁長雄志前知事の姿が「本当に心強く感じた」と緑ヶ丘保育園の神谷武宏園長が記者会見(9月12日、沖縄県庁5階の県政記者クラブ)で語っています。また、ある母親は、「一番身近で市民を守ってくれると思っていた市政よりも県の方が対応が温かく、私たちの思いに寄り添ってくれた。事故当日に市長(佐喜真氏)が来園したものの、その後の依頼に市職員等が来ることも調査もなく、やっと来たのは事故から8か月も経った8月半ばだった」と証言していますが、これは仲西氏が受けた佐喜真氏の印象と通じるものがあります。

※「本当に心強く感じた」米軍ヘリの部品落下被害にあった宜野湾市の緑ヶ丘保育園園長と保護者らが記者会見で故・翁長前知事に感謝の言葉!佐喜真前市長の冷たい対応には不満の訴え! 2018.9.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/431434

 一方、当選した松川氏は佐喜真前市長の後継であることを選挙戦で強調していましたが、米軍基地問題に関しては何を訴えていたのでしょうか。

 しんぶん赤旗によれば、「市は街のど真ん中に普天間飛行場を抱え、マスコミ等ではその課題、被害だけが発信されております」などとメディア批判に終始したとのことです。しかも米軍ヘリの事故について、彼自身が「PTAの代表らと行動をともにし、米軍などに抗議してきた」と述べた模様です。たしかに2017年12月28日付の米軍への抗議の書面には「宜野湾市」と書かれてはいます。

※基地被害 冷たい市政転換(しんぶん赤旗、2018年9月17日)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-09-17/2018091704_06_1.html

※普天間第二小学校への米軍ヘリ窓落下事故を受けて、市内9団体が抗議・要請を行いました(宜野湾市HP、2018年12月28日)
http://www.city.ginowan.okinawa.jp/sisei/base/05/291228sinai9dantaikougiyousei.html

 しかし、米軍への抗議・要請へ向けて主体的に動いてきたのは、仲西氏らを中心とした保護者団体であることは各種報道からも明らかです。松川氏の「米軍などに抗議してきた」発言はウソであるとまでは言えませんが、松川氏が自身の実績として誇って良いものではありません。こうした人物に率いられる宜野湾市政には、今後、注意を払う必要があります。「第二の佐喜真氏」を生み出してはなりません。

※米軍ヘリ窓落下 29日に抗議市民大会 教育団体など呼び掛け(琉球新報、2017年12月23日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-635984.html

 なお、知事選挙と同時に行われた沖縄県うるま市区の沖縄県議会議員補欠選挙では、翁長県政の継続を訴えた山内末子候補が当選しました。IWJが配信した開票中の山内末子選対事務所(うるま市)の様子および同会場に駆けつけた参議院議員の糸数慶子氏(沖縄の風)へのインタビューは、下記のURLよりご視聴ください。

※沖縄県議会議員補選 山内末子候補 開票中の事務所の模様(うるま市) 2018.9.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/432777

【2】「辺野古新基地ノー」から「安倍政権ノー」へ!オール沖縄の奮闘を全国的な動きにするために、まずは「争点隠し」を徹底糾弾!

 安倍晋三総理は10月1日午前に総理官邸に入ろうとしたところ、沖縄県知事選で米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市の辺野古への移設に反対する前自由党衆院議員の玉城デニー氏が初当選したことによる政権運営への影響について記者団からの質問にあいました。そこで安倍総理は「政府としては選挙の結果を真摯(しんし)に受け止め、沖縄の振興、そして基地負担の軽減に努めていく」と述べたと朝日新聞が報じました。

※「沖縄知事選の結果、真摯に受け止める」 安倍首相(朝日新聞、2018年10月1日)
https://www.asahi.com/articles/ASLB131V7LB1UTFK002.html?iref=pc_ss_date

 安倍総理は今年1月26日の参院本会議での質疑の際、沖縄県で相次ぐ米軍ヘリの事故に関し、「地元の懸念を軽減する」と原稿を読むべきところ、「地元の懸念を軽視する」と読んで答弁したことがあります。わざとなのか、またいつもの漢字が全く正確に読めない、という知的レベルの問題なのかは、定かではありません。

※首相、沖縄「軽視」と誤読 参院本会議の答弁(共同通信、2018年1月26日)
https://this.kiji.is/329530493957588065

 しかし、菅義偉官房長官は同日午前の記者会見で、「早期に辺野古移設と普天間飛行場の返還を実現したいという考え方に変わりはない」と強調し、移設工事に固執する姿勢を見せました。菅官房長官は、先の名護市長選で自民・公明党などが推薦した渡具知(とぐち)武豊候補が当選した際は、「選挙は結果が全て。住民が選ぶのが民主主義の原点。(それ)がこの選挙」と述べていました。辺野古新基地にノーを突きつける玉城デニー氏が県知事に当選した結果を正当に受け止めなくてはならないでしょう。菅官房長官は、移設だから新基地建設でないと言い張ることにしたようですが、そうした見解を選挙戦で公言しなかったのですから、いまさら通用するはずがありません。

※「選挙は結果が全て」 名護市長選受け菅官房長官(沖縄タイムス、2018年2月9日)
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/207236

 また、菅官房長官は、県知事選挙で佐喜真(さきま)淳候補の応援演説において、「携帯電話料金4割値下げ」といった、県知事の権限と無関係な「デマ公約」を吹聴しました。この会見では、TBSのある記者は、「政府」の方針としてはどうなのか、と本質から逸れた質問をしました。菅官房長官は「沖縄県に限らず全国的な課題」と答弁しましたが、それは県知事選と何の関係があったのか問う記者はいませんでした。記者クラブの記者たちは、東京新聞の望月記者のような超レアな例外をのぞいて、くだくだに官邸となれあい腐りきっています。

※内閣官房長官記者会見 平成30年10月1日(月)午前(首相官邸HP)
http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201810/1_a.html

 選挙中、玉城氏個人や、陣営に対し、デマや中傷、ありとあらゆる攻撃を仕掛けていた議員やエセ文化人らが山ほどいましたが、選挙結果が出てからは、さーっと波が引くように沖縄や玉城氏への口汚い中傷は激減しています。

 しかし自民党の国会議員の中には、選挙結果が出て民意が示されたにもかかわらず、不穏な発言を公にする者も見受けられます。極右政党「日本の心」にかつて所属し、その後自民党へ合流し、極右的な政治姿勢で知られる、自民党参議院議員の山田宏氏は「玉城候補の発言には、一国二制度など沖縄独立論に繋がるような本当に危ういものを感じます」とツイートしています。これに対し岩上さんは次のようにツイッターの自身の別アカ「ファイト&スポーツ」のアカウントで、反論ツイートをしています。

 「危ういとはどういうことか。聞き捨てならない言いがかりである。沖縄にのみ、強度の基地負担を強いている現状こそ、沖縄差別に立脚する事実上の一国二制度ではないか」

※岩上安身ファイト&スポーツのツイート(2018年9月30日)
https://twitter.com/iwakami_fight/status/1046451299288375297

 また、今回の沖縄県知事選挙の結果は「辺野古新基地ノー」だけではなく、佐喜真候補の背後に存在する安倍政権の強引で傲慢な姿勢に対する反発をも示すものでした。ある自民中堅議員は毎日新聞の取材に対し、「総裁選での高圧的なイメージも影響し、政権批判票が出たのでは」と回答したようです。

※沖縄県知事選「弔い合戦」奏功 辺野古移設不透明に(毎日新聞、2018年10月1日)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20181001/k00/00m/010/075000c

 当然のことながら、今回の沖縄県知事選をきっかけにして、安倍政権退陣に向け、全国各地で盛り上がりを作っていくことが必要であり、今後の課題になると思われます。米軍基地のあり方を中心とした安全保障政策や日米地位協定とその運営機関である日米合同委員会を根本的に見直す必要があります。民主的な議論をおこなうにはまず、争点をごまかさないことが第一です。今回の沖縄県知事選で、佐喜真陣営とその応援団らが醜悪なかたちで展開したデマや中傷とともに、彼らが必死になっておこなった「争点隠し」は、民主政治ではあってはならないことだ、という共通認識を確立していけるかどうかかが今後の課題といえるでしょう。

 9月29日のテレビ朝日系の「朝まで生テレビ」では、内閣改造にあたり「安倍新政権にやってほしいこと」という視聴者アンケートの結果が紹介されました。第1位は「安倍総理には辞めてほしい」でした。

 こうした結果が出た場合、ごまかすことなく「安倍退陣」を具体的な争点として活発な議論をおこない、真剣な政治テーマにしてゆくべきです。へたれメディアだけにまかせず、市民が発言し、野党が動き、独立メディアが伝える、そうした動きが欠かせません。

※「自民党の末期症状」田村副委員長 安倍氏3選で指摘(しんぶん赤旗、2018年9月30日)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-09-30/2018093004_04_1.html

 「やってほしいこと」として筆頭に「総理の辞職」が挙げられるのですから、これを国民の要求として突きつけるのは当然のことだと思われます。

 安倍総理には、かつて暴力団関係者に選挙妨害を依頼した疑惑があります。本件は、福岡地裁小倉支部の判決文で認定されていることであり、本来ならうやむやに済まされてはいけない犯罪です。これに関しては、ジャーナリストの山岡俊介氏・寺澤有氏に岩上さんがインタビューしています。

※安倍事務所の関与はあった!? 1999年・下関での選挙妨害疑惑! #ケチって火炎瓶 安倍晋三氏宅放火未遂事件の闇!岩上安身によるジャーナリスト 山岡俊介氏・寺澤有氏インタビュー 2018.9.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/430668

 また、安倍政権が議会制民主主義の根幹を破壊するようなデタラメな国会運営を続け、安保法制を強行し、憲法解釈を変更したことは、事実上のクーデターであり、刑法上の内乱予備罪にあたるのではないか、という指摘もあります。衆議院事務局委員部長として国会運営に精通し、そして参議院議員として1995年の刑法改正に関わった平野貞夫氏は、安倍総理を内乱予備罪で最高検に刑事告発しています。岩上さんが平野氏にインタビューして詳しくお話をうかがっています。これも決して曖昧にしてはならない問題です。インタビュー動画は以下のURLをよりご覧ください。

※憲法の基本理念を踏みにじった政治家は刑法で罰せられるべき!! 「破憲」総理 安倍晋三氏を内乱予備罪で刑事告発!~9.24岩上安身による元衆議院事務局委員部長・元参議院議員 平野貞夫氏インタビュー 2018.9.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/432145

■<新記事紹介>【検証とこれから・9.30沖縄県知事選】1. 沖縄県知事選で玉城デニー氏が翁長雄志前知事の得票数をも抜き、佐喜真淳候補に8万票の差をつけて圧勝! IWJが元沖縄タイムス屋良朝博氏、翁長雄治那覇市議、平良さとこ那覇市議に勝因を取材!

 2018年9月30日午後8時2分。沖縄県知事選の開票が始まるとすぐに、沖縄タイムス、琉球朝日放送、朝日新聞の合同取材班による県内83か所の出口調査を元に、テレビ朝日が「玉城デニー氏が当選 翁長知事後継の沖縄県知事選」との第一報を打ちました。

※玉城デニー氏が当選 翁長知事後継の沖縄県知事選(テレ朝ニュース、2018年9月30日)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000137336.html

 沖縄県知事選には4人が立候補を届け出ていましたが、自民、公明、維新、希望が推薦する前宜野湾市長の佐喜真淳氏と、県政与党であるオール沖縄が推す前衆議院議員の玉城デニー氏による事実上の一騎打ちでした。選挙戦は最後まで佐喜真氏と玉城氏のどちらが勝ってもおかしくない大接戦となっており、29日に沖縄本島全域を暴風域に巻き込んだ台風24号の影響もあって、地元メディアも大勢が判明するのは深夜になるだろうと予測していました。

※【特別寄稿】投開票日直前!沖縄現地から最終予測詳報!「台風24号接近で投票率が下がれば、玉城票が減る」!?「投票率60%を下回るのなら佐喜真候補が勝利」の声も~沖縄県知事選最終盤「どちらが勝っても不思議ではない」大接戦に!!(ジャーナリスト・横田一) 2018.9.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/432643

 それだけに、開票直後のテレビ朝日の第一報には、誰しも驚きが大きかったのではないでしょうか。

 結果的には玉城氏が39万6632票で得票率55.1%、佐喜真淳氏が31万6458票で得票率43.9%、8万票の差をつけての「圧勝」でした。しかも今回の玉城氏の得票数は、過去の沖縄県知事選での最大得票数になっています。4年前、2014年12月の知事選での翁長氏の得票数、36万820票を抜いています。投票率は63.24%と、4年前の前回県知事選よりは0.89ポイント低いものの、29日の台風24号により県内各地に大きな被害が出たことを考えると、沖縄県民の県知事選に対する関心の高さがうかがえるのではないでしょうか。

※沖縄県知事選開票結果(NHKニュース、2018年10月1日)
https://www.nhk.or.jp/senkyo2/okinawa/

 前出の沖縄タイムス、琉球朝日放送、朝日新聞の出口調査では、無党派層の7割、公明党支持層の3割弱が玉城デニー氏に投票したと答えています。

 しかし年齢別では10代から20代で佐喜真氏が玉城氏を上回っているとの結果も出ています。

※出口調査結果を分析 玉城デニー氏、自・公・維にも食い込む(沖縄タイムスプラス、2018年10月1日)
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/322939

 IWJでは翁長雄志前知事の次男で選対の青年局長も務めた翁長雄治(たけはる)那覇市議(31歳)、岩上さんが9月上旬に沖縄での連続インタビューをおこなったジャーナリストで元沖縄タイムス論説委員の屋良朝博氏、平良さとこ那覇市議に取材し、この圧勝の勝因はなんだったのか、またこれからの玉城デニー県政に待ち受ける課題は何かなどお聞きし、記事にまとめました。ぜひ、以下のURLよりご一読ください。

※【検証とこれから・9.30沖縄県知事選】1. 沖縄県知事選で玉城デニー氏が翁長雄志前知事の得票数をも抜き、佐喜真淳候補に8万票の差をつけて圧勝! IWJが元沖縄タイムス屋良朝博氏、翁長雄治那覇市議、平良さとこ那覇市議に勝因を取材! 2018.10.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/432836

■<お知らせ>
■第9期のご寄付・カンパの金額は2ヶ月で目標額の55%です。岩上さんは役員報酬を50%削ってIWJの苦境を乗り切ろうとしています!どうか会員登録、サポート会員への移行、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください!

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。

 このたびIWJでは第8期の決算処理が終わりましたので、この結果を速報として昨日の日刊ガイドでお知らせし、ホームページ上にもアップいたしました。詳細は後日あらためてご報告いたします。

※大事なお知らせがあります~IWJ第8期の決算報告(速報)をお知らせいたします
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/37824

 第8期終了直後の8月より、日刊ガイドでは「みなさまのご支援のおかげでIWJの第8期はなんとか赤字を回避できました」と感謝をもってご報告申し上げてまいりました。しかしその後、正確な決算処理をおこなったところ、第8期の最終的な純損益は170万円余りの赤字となったことが明らかになりました。

 ここ数年、最終的になんとか赤字を回避することができていただけに、第8期、たくさんのご支援をいただいたにもかかわらず、このような結果になってしまったことは非常に残念であり、ご寄付によって応援していただいた皆様を落胆させてしまったことに、スタッフ一同お詫び申し上げます。

 第8期も赤字決算となってしまい、今期第9期も8月1日から9月30日まで2ヶ月を終えて、いただいたご寄付・カンパは348件、469万6556円で目標額の900万円(月あたり450万円×2ヶ月)のうち、55%にとどまっています。たいへん厳しい状況です。

 IWJではみなさまからいただいた大切な会費やご寄付・カンパを無駄にしないよう、あらゆる経費を削減するように努力し、現在必要経費の7割近くはスタッフへの報酬など人件費が占めています。

 IWJは、メディア業界内の常識であった裁量労働制を取らず、決して世間的に高額とは言えないまでも、法規に則り、時給できちんと給与を計算し、サービス残業などの違法な働き方もさせずにこれまでやってまいりました。現政権が推進しようとはかる裁量労働制の拡大に強く異を唱え、労働者の権利の保護を訴えてきたIWJとしては、自社の労働環境を損なうわけにはまいりません。

 しかしそうなると、経理担当者にしてみれば、もう他に削るところがありません。経理担当者からの訴えを聞いた岩上さんは、今期はじめに30%カットすると経理との間で決めていた代表取締役としての役員報酬を、さらに一段と削り、今期は50%カットすることを決断しました。

 役員報酬については、新しい期が始まってから3ヶ月以内にその期に支払う役員報酬の金額を決めて税務署に提出しなければなりません。そして、その報酬額は、その期、突然景気がよくなろうと悪化しようと、期の途中で変更することができません。

 このために以前、岩上さんは一旦役員報酬を受け取り、そこからIWJに寄付をするという方法をとりました。しかしこの方法では岩上さんが一旦受け取った報酬全ての金額に対して所得税、住民税、社会保険が課税されてしまいます。これは本当に大きな負担だったと思います。これを避けるために、今季ははじめから報酬額を大きくカットするわけですが、岩上さんは一人暮らしとはいえ、さすがに50%カットは苦渋の決断だったと思います。生活そのものが成り立つのか、心配です。

 そこで、昨日の日刊でのお願い、上記のホームページに掲載したお願いの繰り返しになりますが、あらためて2つのお願いをいたします。

 ひとつは、今までIWJのコンテンツを無料でご利用なさっていた方へ、ぜひ、この機会に有料会員へのご登録をご検討ください。

 一般会員にご登録していただくと、中継で見逃してしまったIWJの動画コンテンツをアーカイブでお好きな時にご覧いただけます。また、冒頭だけ公開しているテキスト記事や、私のインタビューなども、公開から1ヶ月間、アーカイブをご覧いただけます。入会金は無料。会費は月々1000円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万円と2ヶ月分お得になっています。

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、一度会員に登録されて以降、現在お休みになっている方は、ぜひもう一度会員登録の再開をご検討いただきたいと存じます。IWJでは中継した動画以外にも、独自の取材にもとづいたテキスト記事や検証レポートも多数出しています。こうした記事の全文を読むには会員へのご登録が必要です。

 IWJでは、毎月15日の時点で、会費が未納になっている方へのサービス提供をいったん停止させていただいております。もちろん、納付が確認され次第、すぐにサービスは再開させていただきます。会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

 年会費をクレジットでお支払いされる場合は、支払い方法の選択時にクレジットカードをご選択ください。また、海外にお住まいの方でも、クレジットカードでお支払いいただくことが可能です。ぜひ、会費の支払いが楽なクレジットカード払いをご検討ください!

※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

 そして、現在一般会員でいらっしゃる方は、ぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください! サポート会員の方は、過去のインタビューも含め、すべてのIWJのコンテンツをいつでもご覧いただけます。

 サポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

 どうか、ぜひサポート会員になってIWJの活動をお支えいただけますよう、ご検討ください。

 ※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
(会員登録いただいたメールアドレスとパスワードでログインの上、MYページの「会員登録内容変更」をクリックし、「会員登録内容変更(入力ページ)」へ移動してください。そこに「会員種別の変更はこちら」とございまして、青字になっている「こちら」をクリックすると、「会員種別変更申請」のページが表示されます。その画面で「サポート会員への変更を申請します。」の前にあるチェック欄をクリックし、申請ボタンを押してください。)

 もうひとつ、お願いしたいことがあります。このたび会費にかかる消費税を内税から外税へと変更させていただきたく、会員の皆様にお願い申し上げたいと存じます。

 IWJは今日まで、会費にかかる消費税を内税とし、2014年に消費税が5%から8%へ引き上げられた際も、会費を据え置いて来ました。これにより、一般会員の一ヶ月の会費1000円につき消費税が5%の時には、会費を952円いただき消費税を48円お預かりし、8%に引き上げられてからは会費926円いただき、消費税を74円お預かりしてまいりました。

 つきましては近日中に、一般会費を1,000円から1080円(会費1,000円、消費税80円)に、サポート月会費を3,000円から3,240円(会費3,000円、消費税240円)とさせていただきたいと思います。第8期の消費税額は578万円です。零細な会社にとって、小さな額とは到底いえない、重い負担です。以上のように変更させていただくこと、どうぞご理解たまわりたいと存じます。なお、内税から外税へと切り替える時期については、システムの更新などが必要なために未定となっています。期日は後日改めてご連絡差し上げますので、何卒ご容赦ください。

 IWJは現在、収支全体を徹底的に見直し、削減できるコストは大胆に削減しています。しかしコスト削減だけで経営を維持していくのには限界があります。肝心の取材活動費がまかなえなくなったら、本末転倒です。

 財政的には厳しいIWJですが、これまで以上に鋭く粘り強い独自の報道を続けていく所存ですので、一層のご支援をよろしくお願い申し上げます。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

■IWJオリジナルDVDプレゼントキャンペーンのお知らせ

 みなさま、いつもIWJをご支援いただき、誠にありがとうございます!

 9月30日時点での会員数は5702名様。今年に入り、6000名前後で推移していた会員数が6000人を大きく割り込んでしまいました。ですが、そのうち1877名様がサポート会員としてお支えくださっています。会員数が増えると同時にサポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。

 そこで、会員増施策第一弾キャンペーンとして、10月1日より新規入会、またはお切り替えのみなさまにIWJオリジナルDVDをプレゼントいたします。無料サポーターとして日刊IWJガイドを購読してくださっているみなさま、IWJの生中継の配信を中心にご覧いただいているみなさま、この機会にぜひ、IWJ会員へのご登録をお願いいたします。

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、10月中に、一般会員からサポート会員へのお切り替え、または都度支払いから自動払いにお切り替えいただいた場合にも、抽選でプレゼントを差し上げます。サポート会員へお切り替えいただければ、IWJサイトのコンテンツがいつでも無制限でご覧いただけます。

 IWJ経営の安定化のためにも、ぜひとも、サポート会員へのお切り替えをお願いいたします!

※プレゼントDVDは、下記新シリーズ、IWJのオリジナルDVD「岩上安身インタビュー」のいずれかになります。タイトルはおまかせになりますので、ご了承ください。

※抽選の結果は、発送をもってかえさせていただきます。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。

 また、じわじわと減り続ける会員数に歯止めをかけるべく、会員増施策第2弾としまして、Google、Yahooなどで検索した際に検索結果に表示される、リスティング広告について、現在IWJ広告の出稿を検討しております。このまま会員数が減り続けると経営が立ち行かなくなっていく恐れがあり、何とか手を打つべく、社内一同会員増施策を検討しており、このリスティング広告については、IWJを全くご存知ない方にもアプローチできる有効な手段であると考え、ぜひとも広告の出稿を試してみたいと考えておりますが、現状の財政状況では広告費用の予算捻出もなかなか厳しい状況でございます。たびたびのお願いで大変恐縮でございますが、広告費用についてもあらためてカンパをお願いできましたらぜひご検討ください。

 どうぞよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

■新シリーズ「岩上安身インタビュー」製作・販売のお知らせ

 「DVD化のためのIWJ総選挙」に一票を投じてくださったみなさま、大変お待たせしました。

 「IWJ総選挙」の結果を受け、このたび第一弾として、関良基氏と前川喜平氏インタビューの製作に取り掛かることとなりました。発売日などの詳細はあらためてお知らせします。

 ご購入のご検討、どうぞよろしくお願いいたします!

【岩上安身のIWJインタビュー DVDシリーズ】

・維新から安倍政権に至る「長州レジーム」から立憲主義の日本を取り戻せ!
歴史の闇に葬られた幕末の思想家・赤松小三郎の夢と明治維新の闇
岩上安身による関良基氏インタビュー Vol.1

・維新から安倍政権に至る「長州レジーム」から立憲主義の日本を取り戻せ!
歴史の闇に葬られた幕末の思想家・赤松小三郎の夢と明治維新の闇
岩上安身による関良基氏インタビュー Vol.2

・維新から安倍政権に至る「長州レジーム」から立憲主義の日本を取り戻せ!
歴史の闇に葬られた幕末の思想家・赤松小三郎の夢と明治維新の闇
岩上安身による関良基氏インタビュー Vol.3

 赤松小三郎は幕末当時、公武合体を前提に立憲主義と議会制民主主義の国づくり構想・「御改正之口上書」を徳川政権、薩摩の島津久光、越前の松平春嶽に提示していた。当時、最も先進的な構想だったが1867年、イギリスにそそのかされて長州と同盟を結び、武力クーデターによる倒幕を決意した薩摩により暗殺される。
 関良基教授は、日本で最初に近代立憲主義を唱えていながら、歴史の闇に葬られていた幕末の政治思想家・赤松小三郎を「発掘」し、著書『赤松小三郎ともう一つの明治維新――テロに葬られた立憲主義の夢』の中で赤松が現行の日本国憲法につながる、そして現行憲法でも実現されていない先進的な憲法構想を提示していたことを明らかにした。
 「明治150年」節目の今年、対外侵略戦争を繰り返してきた明治以来の「長州レジーム」の闇を暴く、必見のインタビュー!(2017年6月6日、7月11日収録)

・関 良基 氏(拓殖大学政経学部教授)
 普通選挙による議会政治や人民の平等など、現行憲法にも通じる憲法構想を誰よりも早く幕末に唱えていたのは、上田藩士、兵学者で政治思想家であった赤松小三郎だった! 彼の知られざる生涯を研究した『赤松小三郎ともう一つの明治維新――テロに葬られた立憲主義の夢』(作品社、2016年12月16日)の著者。

========

・「私たちはもうファシズムの玄関に来ている」!?
メディアは権力を忖度し、司法権力は政治のために動いている!
岩上安身による前文科省事務次官・前川喜平氏インタビュー!Vol.1

・「私たちはもうファシズムの玄関に来ている」!?
道徳の教科化で子どもたちの心まで支配する権力!
岩上安身による前文科省事務次官・前川喜平氏インタビュー!Vol.2

・「私たちはもうファシズムの玄関に来ている」!?
自民党が改憲で目指す「純血主義」家族国家観の危険性!
岩上安身による前文科省事務次官・前川喜平氏インタビュー!Vol.3

 2017年1月に退任した前川氏は、現役の時は「面従腹背」を座右の銘とし、官僚としての務めを果たしたというが、「常に心は支配されない自由人」と自身を表現する。心身の自由と近代社会の人工的なシステムは時に相容れない。「教育はどこでもいつでも受けられねばならない」として、現在はボランティアで自主夜間学校と呼ばれる学校で教鞭を取っている。
 前川氏の自由な精神、そして特に弱者や貧困に心を寄せるようになったバックボーンはなんなのだろうか。
 岩上安身が3回にわたるインタビューで、前川喜平氏という強靭な精神を持った人物の成り立ち、そして加計問題の問題点と深層、さらに自民党が改憲により狙うおぞましい国家像までをも浮かび上がらせた!(2017年12月5日、2018年2月23日、3月29日収録)

・前川 喜平 氏(前文部科学省事務次官)
 加計学園による獣医学部新設問題をめぐり、「総理の意向だ」と記された一連の文書について、2017年5月25日記者会見で「確実に存在していたものだ」「あったものをなかったことにはできない」と発言。
 2018年6月27日毎日新聞出版より『面従腹背』を上梓。全国で講演活動をおこない、その明晰さ、誠実な人柄、巧まざるユーモアが、多くの人を魅了し続けている。

■スタッフ募集〜ぜひ、私たちと一緒にIWJで働きませんか?

 IWJでは現在、テキスト班の新メンバーを緊急大募集中です! 事務・ハドル班、ウェブ動画班の新メンバーも引き続き募集しています! テキスト班は1~2名、事務・ハドル班とウェブ動画班はそれぞれ1名募集しています。

 ご応募は、以下のフォームからお願いいたします!

※【IWJレギュラースタッフ募集フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

 また、全国各地でIWJの活動を支えていただける中継市民、及びボランティアでお力を貸してくださるという方も募集します!

※IWJボランティアスタッフ募集中
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/11588

 さらに、ご自分が撮影された動画の投稿も随時受け付けています。ぜひ、ご応募ください。

 また、在宅のサマリーライターから、独自ネタで企画を持ち込み、寄稿したいという現役プロのジャーナリストやライターの方まで、投稿も随時受け付けています。投稿していただいた動画や原稿が採用された場合には、もちろん報酬をお支払いいたします。

 それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、小野坂元、城石裕幸、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/