日刊IWJガイド「安倍総理の『破憲』行為を徹底追及!今日午後2時より岩上さんが元参議院議員・平野貞夫氏にインタビュー!」2018.9.24日号~No.2202号~(2018.9.24 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~ 今日午後2時から、安倍総理を内乱予備罪で刑事告発した元参議院議員・平野貞夫氏に岩上さんがインタビュー!冒頭のみフルオープンで中継し、あとは会員限定配信します!
┠■【中継番組表】
┠■沖縄県知事選で公明党の遠山議員が玉城デニー氏を攻撃するデマを拡散! 遠山議員こそが「ゆくさー(うそ)」だ!
┠■『新潮45』に差別表現や痴漢煽動表現が掲載されていた問題で、書店からも「強い憤りと抗議の声」が上がる!新潮社の新刊の販売を停止した書店にIWJが直接取材!
┠■<緊急告知!>10月2日元NHK大阪で森友スクープを連発した相澤冬樹・大阪日日新聞論説委員への岩上さんによるインタビューが決定!相澤記者への質問を募集します!
┠■<お知らせ>
┠―■緊急の呼びかけにご寄付・カンパをくださった皆様、ありがとうございます! 8月からの第9期、ご寄付・カンパの目標達成率はまだ45%…。どうかさらなるご支援をよろしくお願いいたします!https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
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■はじめに~ 今日午後2時から、安倍総理を内乱予備罪で刑事告発した元参議院議員・平野貞夫氏に岩上さんがインタビュー!冒頭のみフルオープンで中継し、あとは会員限定配信します!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 ただ今IWJ編集部は、スタッフの体調不良などで人手が不足しており、今日24日から1週間程度、日刊IWJガイドのボリュームをやや減らしてお届けいたします。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

 本ガイドのボリュームは一時的に減りはしますが、重要な出来事は皆様にしっかりとお伝えしていく所存です。特に、沖縄県知事選や『新潮45』の差別・痴漢煽動記事問題、安倍晋三総理の3選とその後に早くも登場した改憲への動きというテーマは、力を入れて継続的に取り上げていきます。

 岩上さんは今日午後2時から、安倍晋三総理を内乱予備罪で刑事告発した元参議院議員・平野貞夫氏にインタビューをおこないます。

 自民党総裁選で3選を果たした安倍総理は、総裁任期の3年間のうちに、憲法改正に向けてますます急ぐことが予想されますが、安倍政権による「破憲」行為をこれ以上許すわけにはいきません。今日の岩上さんによるインタビューでは、第2次安倍政権成立から現在に至るまでにおこなわれてきた「破憲」行為の数々を追及していきます。

 岩上さんによる平野氏インタビューは、冒頭のみ会員非会員問わずフルオープンで、その後は会員限定で配信します。ぜひ、以下のURLよりご覧ください。

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【IWJ_Youtube Live】14:00~「憲法の基本理念を踏みにじった政治家は刑法で罰せられるべき!! 『破憲』総理安倍晋三総理を内乱予備罪で刑事告発! 岩上安身による元衆議院事務局委員部長・元参議院議員 平野貞夫氏インタビュー」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
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◆中継番組表◆

**2018.9.24 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_Youtube Live】14:00~「憲法の基本理念を踏みにじった政治家は刑法で罰せられるべき!! 『破憲』総理安倍晋三総理を内乱予備罪で刑事告発! 岩上安身による元衆議院事務局委員部長・元参議院議員 平野貞夫氏インタビュー」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 自民党総裁選の告示日だった9月7日、安倍総理を刑法第77条・78条の「内乱予備罪」で告発した、元衆議院事務局委員部長・元参議院議員 平野貞夫氏に岩上安身がインタビューします。「安倍総理が議会制民主主義を軽視し、さまざまな憲法違反の行為を働いているのに、国会の制度でペナルティが課せない現状に強い危惧を抱いていた」という平野氏に、今回の刑事告発に至った経緯と、その内容について詳しくお話をうかがいます。インタビューは冒頭のみフルオープン中継、その後は会員限定で中継します。

 これまでIWJが報じてきた平野貞夫氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B9%B3%E9%87%8E%E8%B2%9E%E5%A4%AB
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【沖縄県知事選関連 再配信 1・IWJ_Youtube Live】18:00~「沖縄米海兵隊の基地公害を沖縄タイムス特約通信員のジョン・ミッチェル氏が暴露!『名護に新しい基地ができれば今後さらに深刻になる』~9.13新外交イニシアティブシンポジウム『沖縄と米軍基地~県知事選で問われるべきは何か~』」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 いよいよ、沖縄県知事選も今週までになり、30日の投票日が迫ってまいりました。今週は、沖縄県知事選関連のシリーズ再配信をお届けします。

 9月13日に開催された「新外交イニシアティブ(ND)」主催、屋良朝博氏(ND評議員・元沖縄タイムス論説委員)、柳澤協二氏(ND評議員・元内閣官房副長官補)、ジョン・ミッチェル氏(ジャーナリスト・沖縄タイムス特約通信員)が登壇したシンポジウム「沖縄と米軍基地~県知事選で問われるべきは何か~」をフルオープンで再配信します。

 日本政府は、普天間基地の移設先について「辺野古が唯一の選択肢」との立場を変えていませんが、新外交イニシアティブ(ND)では、米海兵隊の役割や運用等について軍事・安全保障の視点も踏まえて検証し、辺野古以外の解決策をまとめ、日米両政府へ提言をおこなってきました。

 シンポジウムでジョン・ミッチェル氏は、アメリカの情報公開法を使い明らかになった情報をもとに「沖縄米海兵隊の基地公害」というテーマで講演。「沖縄で飲料水が『PFOS(ピーフォス)』という耐熱、耐油、耐水のフッ素化合物物質で汚染されている問題がある」と指摘し、「名護に新しい基地ができれば、今後さらに深刻になる」と警鐘を鳴らしました。

 これまでIWJが報じてきた新外交イニシアティブ関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%96%B0%E5%A4%96%E4%BA%A4%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/431314
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【沖縄県知事選関連 再配信 2・IWJ_Youtube Live】21:00~「最大の争点は辺野古の埋立撤回の是非 ここは避けて通れない! ~岩上安身による自由党・衆議院議員 玉城デニー氏インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 9月7日に収録した、岩上安身による自由党・衆議院議員 玉城デニー氏インタビューをフルオープンで再配信します。

 当時は沖縄県知事選告示前で、玉城氏は8月29日に立候補を正式表明した後でした。9月4日、故・翁長雄志沖縄県知事の夫人・樹子さんに岩上安身がインタビューをした際、生前自分の死期を悟った故翁長知事が後継として、玉城氏を念頭に置いていたという貴重なスクープ証言について伝え、どう思われたのか玉城氏の口から語られます。

 その他にも、県知事選の勝算や、米国・北朝鮮問題と在日米軍基地の関係、子どもの貧困問題など今の沖縄が抱える問題や、緊急事態条項、日米地位協定についての考えまで、約1時間の限られた時間でとても多くのことをうかがうことができました。

 これまでIWJが報じてきた玉城デニー氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%8E%89%E5%9F%8E%E3%83%87%E3%83%8B%E3%83%BC

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/430993

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◆中継番組表◆

**2018.9.25 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2

 東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B
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【IWJ・Ch5】17:00頃~「日本ペンクラブ編・書籍『憲法についていま私が考えること』発刊に関する記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 安倍政権のもとで改憲へ加速する中、作家らが会員として活動している日本ペンクラブは、書籍『憲法についていま私が考えること』(https://amzn.to/2MWv2Fv)をまとめました。角川書店から9月21日に発売されています。会長である吉岡忍氏のほか、44人の作家、詩人、俳人、表現者らが、憲法やこの国のこと、私たちの未来のことについて、戦時中・戦後の人生体験・執筆体験をもとに叙述。この度、書籍発刊に関して開催される記者会見を中継します。

 参加者は、吉岡忍会長、松本侑子常務理事、浅田次郎前会長・理事、中西進前副会長、加賀乙彦元副会長、梓澤和幸平和委員会委員長(編集担当)、金井奈津子平和委員、盛田隆二平和委員 ほか。

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

玉城デニー氏に「日本語を読めるんですか」とヘイト野次を飛ばした小池都知事が佐喜真候補の応援へ! 辺野古推進を明言してきた小池氏は何を語るのか? 辺野古推進? 差別の肯定?
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/432100

「洗脳教育され、人間ではなくて『立派な国民』だった!」沖縄戦で首里攻防戦に15歳で従軍した凄絶な戦争体験と平和への思い!故・翁長雄志沖縄県知事の叔母・安子さんへの岩上安身によるインタビュー
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/431671

◆昨日動画アップした記事はこちらです◆

【特別寄稿】沖縄県知事選 辺野古の「へ」の字も言わずに安倍政権の成果を延々とアピールする場と化した佐喜真陣営の街頭演説!菅官房長官が沖縄県政とは関係ない「携帯料金4割値下げ」を熱弁!フリージャーナリスト・横田一氏による報告!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/431922

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■沖縄県知事選で公明党の遠山議員が玉城デニー氏を攻撃するデマを拡散! 遠山議員こそが「ゆくさー(うそ)」だ!

 9月30日の投開票日が迫る沖縄県知事選で、候補者に対する誹謗・中傷やデマの拡散が深刻な問題となっています。9月22日付の琉球新報によると、9月9日から12日までの間にツイッター上で、「オール沖縄」が支援する玉城デニー氏に対して攻撃的・否定的な内容の投稿が、約9割に達したと伝えられています。

 一方、自民、公明、維新、希望が推薦する佐喜真淳(さきま あつし)氏に関するツイートは、肯定的な内容も否定的な内容も少ないといいます。玉城氏を応援する人々が玉城氏を中傷するとは考えられません。要するに佐喜真陣営は、自分が応援する候補者の応援ツイートを打つよりも、対立候補の玉城デニー氏に対するデマ・中傷・ネガキャンに全力を傾注しているということです。史上稀にみる汚い・醜い選挙の戦い方です。

※<社説>知事選・ネット投稿 民主主義壊すデマの拡散(琉球新報、2018年9月22日)
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-806484.html

 玉城氏を攻撃するデマは、一般人だけでなく、国会議員までもが発信しています。

 玉城氏は9月14日、フェイスブックで、一括交付金の創設は「直談判して実現にこぎつけた」と投稿。それに対して公明党の遠山清彦衆議院議員は9月15日、ツイッター上で、玉城氏の投稿内容は「誇大宣伝」とし、玉城氏のことを「ゆくさー(うそ)」などと言い切りました。

※玉城デニー氏フェイスブック
https://www.facebook.com/tamakidenny/

※遠山清彦衆議院議員ツイート(2018年9月15日)
https://twitter.com/kiyohiko_toyama

※一括交付金導入で「候補者関与はうそ」は偽情報 民主政権時に創設(琉球新報、2018年9月21日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-805893.html

 遠山議員は、「彼(=玉城氏)は、一括交付金制度の中身を決めた平成24年3月13日から19日に4回開催された与野党PT交渉委員会議にいませんでした」「当時の野党であった自公の議員が、沖縄県の要望を民主党政権に飲ませて、一括交付金制度を作った」などとツイート。そして、一括交付金創設のために直談判したという玉城氏のことを、「沖縄県民を欺く玉城デニー氏の唯一の実績」とまで断じました。

※遠山清彦衆議院議員ツイート(2018年9月15日)
https://twitter.com/kiyohiko_toyama/status/1040968015666270208

※遠山清彦衆議院議員ツイート(2018年9月15日)
https://twitter.com/kiyohiko_toyama/status/1040975016169418753

※遠山清彦衆議院議員ツイート(2018年9月17日)
https://twitter.com/kiyohiko_toyama/status/1041367766815584256

 しかし、使途について自治体の自由度が高い一括交付金は、民主党政権の野田佳彦内閣が2011年12月に閣議決定した沖縄関係予算案で、初めて創設されたものです。

 つまり、平成23年(2011年)に創設されているので、遠山議員が強調する「平成24年3月13日から19日に4回開催された与野党PT交渉委員会議」が開かれた時点で、すでに一括交付金は創設されています。遠山議員は事実誤認をしているか、多くのデマを自分で「創設」しているのか、どちらかです。

 さらに、立憲民主党の逢坂誠二衆議院議員は20日、平成24年(2012年)3月に設置された「沖縄関連法案に関する与野党PT」のメンバーに玉城氏がいたことを、証拠となる文書とともにツイッターに投稿。また、逢坂議員は、「玉城デニーさんからも繰り返し要望を受けた。逆に自民、公明の皆さんは一括交付金に批判的だった。予算委理事会などに呼ばれ厳しい質問を受けた」ことまで明かしています。

※逢坂誠二衆議院議員ツイート(2018年9月19日)
https://twitter.com/seiji_ohsaka/status/1042352678586658817

※逢坂誠二衆議院議員ツイート(2018年9月20日)
https://twitter.com/seiji_ohsaka/status/1042684452445405184

 ことここに至っては、遠山議員が、何の根拠もなく、玉城氏のフェイスブックでの書き込みに対し、「誇大宣伝」「ゆくさー(うそ)」と断じ、玉城氏が「沖縄県民を欺いた」と誹謗・中傷していたことは明確です。

 遠山議員はすぐに自分の誤りを認め、謝罪しなければならないはずです。ところがなんと、昨日23日に自身の公式サイトで反論を展開。2011年当時は「ねじれ国会」だったため、「野党の協力なしに法律を国会で成立させることができなくなっていたのだ。この重大な政治的背景をデニー氏も逢坂氏も沖縄地元紙も、なぜか触れていない」などと主張しました。

 驚くべき詭弁です。野党が協力しなければ国会で法律が通らないことと、玉城氏が一括交付金の創設を「直談判して実現にこぎつけた」ことは、何の関係もありません。そもそも、前述の通り、玉城氏を「ゆくさー」呼ばわりしてきた遠山議員のこれまでついてきた数々の嘘がバレているのに、そこへの反応や弁明はまったくありません。

※私のツイッター発言に対する沖縄地元紙の偽情報批判に反論する(遠山清彦衆議院議員ホームページ、2018年9月23日)
https://www.toyamakiyohiko.com/know/blog/2018/09/6630

 加熱する選挙戦のさなかに、匿名の怪文書やビラがまかれるなどということはこれまでにもありましたが、人々の模範となる言動・行動をとるべき「選良」たる国会議員が、それも権力を持つ与党の国会議員が、実名で悪びれもせずデマの中傷を展開し、しかも、そのデマを見破られてもなお、平然と中傷を続ける。「異様」な光景としか形容のしようがありません。しかも、ほとんどの主要メディアがこのデマ・中傷をまともに追及しようとしていません。これも「異様」です。

 IWJは、悪質なデマや誹謗・中傷を徹底的に追及していきます。昨日23日には、小池百合子東京都知事が、沖縄県知事選で佐喜真陣営の応援演説をおこなっています。小池知事はかつて、沖縄県出身の母親と米国出身の父親を持つ玉城氏に向かって、「日本語読めるんですか?」などとヘイト野次を飛ばした人物です。ヘイトを吐き捨て、辺野古新基地建設推進を唱える小池知事については、以下の記事をご覧ください。

※小池百合子氏による玉城デニー氏への差別野次について /岩上安身による沖縄国際大学教授・佐藤学氏インタビューにて
https://www.youtube.com/watch?v=_exmYRrMdog

※玉城デニー氏に「日本語を読めるんですか」とヘイト野次を飛ばした小池都知事が佐喜真候補の応援へ! 辺野古推進を明言してきた小池氏は何を語るのか? 辺野古推進? 差別の肯定? 2018.9.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/432100

※(再掲)小池百合子氏、沖縄選出の玉城デニー議員に「日本語読めるんですか?」と差別的やじ!〜生活の党・玉城デニー議員に真相を直撃インタビュー! 2016.7.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/319432

■『新潮45』に差別表現や痴漢煽動表現が掲載されていた問題で、書店からも「強い憤りと抗議の声」が上がる!新潮社の新刊の販売を停止した書店にIWJが直接取材!

 『新潮45』2018年10月号の「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」という「特別企画」に、差別表現や痴漢煽動表現が掲載されていた問題で、新潮社の書籍の販売を自粛する動きが出始めています。和歌山県和歌山市の書店「本屋プラグ」は9月19日、当面の間、新潮社の新刊の販売を停止することを発表しました。

※本屋プラグ ホームページ
https://bit.ly/2Dk8O0v

 『新潮45』の記事の中には、『徹底検証「森友・加計事件」― 朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(月刊Hanada双書)などのトンデモ本を書いた小川榮太郎氏の寄稿記事もあります。小川氏はその記事の中で、「LGBTはふざけた概念」などと断じていました。本屋プラグは、こうしたLGBTの人々に対する「言葉の暴力」は、到底、看過できないとして、「強い憤りと抗議の声をあげるため」に販売停止を決定したといいます。

 『新潮45』2018年10月号が発売されたのは9月18日なので、本屋プラグは、この問題がメディアで大きく取り上げられる前、『新潮45』の発売の翌日には、いち早く抗議の声を上げていたことがわかります。

 IWJは、本屋プラグの共同経営者の嶋田詔太さんに直接取材し、『新潮45』の差別・痴漢煽動表現問題に対してどのような思いで抗議の声を上げたのか、お話をうかがいました。質問に対する回答をそのまま記すことを条件に取材を受けていただいたので、嶋田さんにうかがったことを以下にそのまま掲載します。

 ――『新潮45』2018年10月号の記事に、LGBTの方々に対する差別表現が掲載されていることを知ったとき、どのように感じましたか?

 「小川榮太郎氏の寄稿は、社会的マイノリティとされる方々を嘲笑することのみを目的としているとしか考えられない、逆に言えば、一考に値する見識が一切述べられていない稚拙で醜悪な雑言です。

 まず、そうした雑言が大手の出版社から、しかも社名を冠した雑誌に掲載されていることに愕然としました。同時に寄稿の内容はもちろん、醜悪であればあるほど話題になり、売り上げに繋がることを十分に想定したからこその、今回の出版だと思います。『新潮45』編集部の、そのあまりに俗悪な判断に対しても、強い憤りを感じました」

 ―― 新潮社の新刊書籍の販売自粛について、新潮社がどのような対応をとれば販売を再開しますか?また、今回の件で新潮社にはどのような対応をとってほしいと考えていますか?

 「もともと当店は、新潮社の新刊書籍の店頭在庫は、あったとしても常に少冊というレベルの小さな書店です。当店が新潮社の書籍を販売する/しないを話題にしていただくことが恐縮です。今後の再開のタイミングに関しては、それが新潮社の対応によるものなのか、もしくは当店のお客さまのご要望やご意見によるものなのかわかりません。現時点では未定です。

 また本屋プラグとして新潮社に、何か具体的な対応を望むということはありません。今後、新潮社がどのような対応を取るべきなのか、どういった対応が正しいのかは、私たちには正直、わかりません。ただ、『新潮45』が今後も継続されるのであるならば、次号がどのような紙面になるのかには注目します」

 ―― 今回の『新潮45』の問題を受けて、今後、出版業界はどうのようにあるべきか、もしくはどうあってほしいとお考えでしょうか?

 「繰り返しになりますが、本屋プラグは和歌山市の中でも規模の小さな書店です。出版業界全体に対して何か物を申すような立場ではありませんし、出版業界の内実や仕組みに関して、それを論ずるための知見も持ちあわせていません。

 本屋プラグの立場として言えることは、規模の大小を問わず、優れた書籍を出版され続けている出版社や個人の方々が日本全国に大勢いらっしゃいます。そうした方々の努力に対し、街の小さな本屋として微力ながらも応えられるよう努めてまいりたいと思います」

 ―― 問題となっている『新潮45』2018年10月号に掲載された小川榮太郎氏の記事の中には、「痴漢症候群の男の困苦こそ極めて根深かろう。再犯を重ねるのはそれが制御不可能な脳由来の症状だという事を意味する。彼らの触る権利を社会は保障すべきではないのか。触られる女のショックを思えというのか」という記述があります。LGBTの方々や痴漢被害者に対する誹謗・中傷にとどまらず、痴漢の煽動さえしている表現に対し、どのように感じましたか?

 「先にも書かせていただきましたが、小川榮太郎の寄稿自体に、良くも悪くも一考に値する、そうした見識が述べられているとは一切考えていません。全体として極めて稚拙な雑言であり、上記のようなレトリックも、痴漢被害者の方々を嘲笑する以外の意志を感じられません。その醜悪な態度に対し、憤りを感じます。

 もちろん、こうした表現が流布されることにより、痴漢という性犯罪の問題が矮小化され、結果として『扇動』となる結果を生む恐れがあることは否定できません。そうした意味において、許しがたいものであると思います」

 『新潮45』編集部や小川榮太郎氏は、「街の小さな本屋」の切実な声に真剣に耳を傾けるべきです。

■<緊急告知!>10月2日元NHK大阪で森友スクープを連発した相澤冬樹・大阪日日新聞論説委員への岩上さんによるインタビューが決定!相澤記者への質問を募集します!

 緊急告知です!元NHK大阪の記者で、森友学園問題についてのスクープ記事を連発し、今年記者職から異動になったためNHKを辞職、現在大阪日日新聞論説委員となった相澤冬樹氏への岩上さんのインタビューが10月2日に決定しました!

 NHKの記者といえば、安倍晋三総理の礼賛に徹する岩田明子氏が最も有名です。安倍政権にべったりとすり寄り、無批判に肯定する報道ばかりが目立ちます。しかし、そんなNHKの中にも、相澤氏のように、ジャーナリズムの本道である事実を報道することを貫いてきた記者もいます。

 IWJではただ今、皆様からの相澤氏への質問を募集しています!

 「なぜ、NHKをお辞めになったのか?」「NHK社内でどんな圧力があったんですか?」「NHKって本当に政権にべったりなんですか?」から、「森友問題でスクープを出して身の危険を感じたことは?」「大阪日日新聞ってどんな新聞?」など、相澤記者に聞いてみたいことをどんどんお寄せください。インタビュー当日、岩上さんが相澤記者にズバリ、お聞きします。

 質問のご応募は、以下のメールアドレス宛てに、件名欄に「相澤記者への質問」と記した上でお送りください。

※「相澤記者への質問」
office@iwj.co.jp

■<お知らせ>
■緊急の呼びかけにご寄付・カンパをくださった皆様、ありがとうございます! 8月からの第9期、ご寄付・カンパの目標達成率はまだ45%…。どうかさらなるご支援をよろしくお願いいたします!

 9月1日から21日までの間にいただいたご寄付・カンパは、199件、262万3316円です。8月はご寄付・カンパが、月間の目標金額である450万円の4分の1にとどまってしまったため、8月末に岩上さんから緊急の呼びかけをさせていただきました。岩上さんの呼びかけに応えてご寄付・カンパをくださった皆様には、心よりお礼を申し上げます。IWJをご支援してくださった皆様、本当にありがとうございます。皆様からのご寄付・カンパは、活動費として大切に使わせていただきます。

 もちろん、IWJ自らも徹底的に支出を減らす努力をしなければなりません。IWJは今年8月までご寄付・カンパの目標額を500万円に設定していたところ、全体の支出を徹底的に見直し、9月からは目標額を450万円へ削減しました。さらに、経営者である岩上さんは、代表取締役の役員報酬を前期より30%カットすることを決めました。

 第9期が始まった8月1日から9月21日までのご寄付・カンパは298件、407万8821円であり、2ヶ月間の目標額900万円の達成率はまだ45%にとどまっています。どうか皆様、IWJの苦境をご理解いただき、ご支援いただきますよう、よろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
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 また、今までIWJのコンテンツを無料でご利用なさっていた方は、ぜひ、この機会に有料会員へのご登録をご検討いただきたく存じます。

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 また、一度会員に登録されて以降、現在お休みになっている方は、ぜひもう一度会員登録の再開をご検討いただきたいと存じます。IWJでは中継した動画以外にも、独自の取材にもとづいたテキスト記事や検証レポートも多数出しています。その中には大手メディアが報じない貴重な記事も含まれています。こうした記事の全文を読むには会員へのご登録が必要です。

 IWJでは、毎月15日の時点で、会費が未納になっている方へのサービス提供をいったん停止させていただいております。もちろん、納付が確認され次第、すぐにサービスは再開させていただきます。会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

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※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
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 そして、現在一般会員でいらっしゃる方は、ぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください! サポート会員の方は、岩上さんの過去のインタビューも含め、すべてのIWJのコンテンツをいつでもご覧いただけます。

 9月20日時点での会員数は5675名様。そのうちサポート会員は1872名様です。会員数が増えれば、そして何よりサポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。仮にあと2128名の方がサポート会員になってくださり、サポート会員の人数が4000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

 会員総数は、増えてはいませんが、今、こうした私どもの呼びかけにこたえて、既存の一般会員の皆さまでサポート会員に切り替えてくださる方が増えています! これはIWJの経営を安定させる上で非常に助かります。とても心強いことで、ありがたく思っています。今後も一人でもサポート会員になってくださる方が増えるよう、心よりお願い申し上げます。

 どうか、ぜひサポート会員になってIWJの活動をお支えいただけますよう、ご検討ください。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■IWJでは現在、テキスト班の新メンバーを1~2名ほど緊急大募集中! 事務・ハドル班、ウェブ動画班はそれぞれ1名ずつ新メンバーを募集しています! 学生アルバイトも歓迎です!

 IWJでは現在、テキスト班の新メンバーを緊急大募集中です! 事務・ハドル班、ウェブ動画班の新メンバーも引き続き募集しています! テキスト班は1~2名、事務・ハドル班とウェブ動画班はそれぞれ1名募集しています。

 IWJは8月から新たに第9期を迎え、ついに正社員制度がスタートしました! 財政難に苦しんでいるIWJが正社員制度を導入することは矛盾しているようにも思われるかもしれませんが、活動を維持・発展させていくには、どうしても正社員制度という安定した雇用のもと、人材の確保が必要になります。

 また、IWJは週休2日制を徹底しており、残業時間を三六協定の範囲内(月45時間、年360時間)に抑えることに全力を注いでいます。スタッフの残業時間が過剰にならないためにも、コンテンツの質と量を向上させていくためにも、やはり人材の確保は必要になります。

 繰り返しになりますが、経営者である岩上さんはIWJの財政を持ち直すために、代表取締役の役員報酬を前期より30%カットすることを決断しました。

 真に公共性、公益性、緊急性のある報道を目指すIWJに共感される方、お待ちしています。岩上さんもスタッフも共倒れにならないよう、私たちと一緒にIWJを支えてください!

<テキスト班>
 テキスト班では現在、週5日フルタイムの勤務は難しい、兼業でライターをやりたいという方と、週5日フルタイムでしっかり働ける、という方の2タイプの人材を募集しています!

 このうち、後者の週5日フルタイムで勤務するテキスト班スタッフは、原稿の校正、入稿を夜の遅い時間帯までこなせることが前提となります。ハードな仕事ではありますが、やりがいがあるのはもちろんのこと、給与面での優遇もあります!

 知的好奇心が旺盛な方、地道に粘り強く仕事のできる方、気力・体力・機動力のある方、そして、チームワークを大事にできる方、大歓迎です!

 また、学生アルバイトも募集します。大学や大学院で学びながら、空いている時間を使ってジャーナリズムの現場で働きたいという方、ぜひご応募ください。

<事務・ハドル班>
 事務・ハドル班は、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、予定を組み立てるという、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊ガイドでの番組表へ反映させる、IWJのコンテンツ構成の要ともなる部署です。

 ご応募の資格は第一に穏やかな性格で、明るく協調性のある方。第二にトラブルなく対外的な交渉をできるコミュニケーション能力の高い方、そして第三にPCスキルがある方です。

 なお、「ハドル」「事務」に限らず、総務、庶務、会員管理事務等なんでも、またはいずれかに興味のある方を広く募集します。

<ウェブ・動画班>
 ウェブ・動画班では、動画の機材や技術、PC、撮影、編集に関して知識やスキルがある方、またウェブサイトの見せ方やリニューアルにアイデアやスキルのある方を募集しています。これらのいずれかに何か得意分野がある方なら、どなたでもご応募いただけます。素直に学ぶ気持ちのある方を歓迎します。

 IWJは、スタッフが複数ポジションをこなし、悪しきセクショナリズムの弊害にとらわれないよう、1970年代にヨハン・クライフが率いて活躍したオランダ代表チームの「トータルフットボールシステム」を採用しています。全員が攻撃にかかり、全員が守備にもつきます。こうした柔軟性に富む方も歓迎いたします。会社は365日稼働していても、全員が週休2日を取れるのは、ローテーションで回しているからです。チームワークは最も大事な要素です。

 報酬については事務・ハドル班、ウェブ・動画班は時給1100円からのスタートとなります。テキスト班のみは読解力・文章力のある方に来ていただきたいので、時給1200円からのスタートです。時給は、本人の能力・実績に応じて順次昇給してゆきます。

 皆様のお知り合いで、ネットメディアの仕事に強い興味をお持ちの方などもおられましたら、ぜひお声をかけていただければと存じます。いずれのセクションも能力と実績によって順次昇給していきますが、2ヶ月の研修期間があり、本採用に至らないこともまれにはありますので、その点はご承知おきください。

 他の仕事と兼業したい、あくまで独立業者として関わりたい等のリクエストにも柔軟に応じて、パートタイム、兼業、業務委託、外注などの働き方もあります。お迷いの方も、ぜひご応募ください!

 ご応募は、以下のフォームからお願いいたします!

※【IWJレギュラースタッフ募集フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

 また、全国各地でIWJの活動を支えていただける中継市民、及びボランティアでお力を貸してくださるという方も募集します!

※IWJボランティアスタッフ募集中
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/11588

 さらに、ご自分が撮影された動画の投稿も随時受け付けています。ぜひ、ご応募ください。

 また、在宅のサマリーライターから、独自ネタで企画を持ち込み、寄稿したいという現役プロのジャーナリストやライターの方まで、投稿も随時受け付けています。投稿していただいた動画や原稿が採用された場合には、もちろん報酬をお支払いいたします。

 それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、川上正晃、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/