日刊IWJガイド 「野党共闘やる気はあるの??…というIWJの質問に民主党・枝野幹事長が逆ギレ!? パリでは人権無視の乱暴捜査が横行!? 『一人一票』が実現していない国会に対し、最高裁は『違憲状態だが選挙は無効ではなし』と判決。今日は『風呂の日』! 」2015.11.26日号~No.1170号~


■■■ 日刊IWJガイド 「野党共闘やる気はあるの??…というIWJの質問に民主党・枝野幹事長が逆ギレ!? パリでは人権無視の乱暴捜査が横行!? 『一人一票』が実現していない国会に対し、最高裁は『違憲状態だが選挙は無効ではなし』と判決。今日は『風呂の日』! 」2015.11.26日号~No.1170号~ ■■■
(2015.11.26 8時00分)

 おはようございます。IWJの原です。月曜日から木曜日までの4日間で3度目の登場です。「また原かい。もういいよ」と怒られそうですが、人手不足なのでお許しを。精一杯頑張りますので、最後までお付き合いください。

■民主・枝野幹事長、IWJの質問に「揚げ足取りだ!」とカンカン!?

 といいつつも、いきなりではありますが、トップバッターはぎぎまき記者に譲りたいと思います。これは朝忙しい方にも、ぜひとも読んでいただきたい。ご一読をお願いします。

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 おはようございます! ぎぎです! 昨日、私が参加した、枝野幸男・民主党幹事長の定例会見の様子を少し報告します。

 私は、「野党再編」「野党共闘」は一体どうなっているんだ、あんなむちゃくちゃな改憲草案を実現させてたまるか! ・・・と、日頃からヤキモキしている一児の母ですが、みなさんの中には同じように、民主党が野党をどうまとめて参院選に挑もうとしているのか、関心のある方も多いと思います。

 先日の日刊ガイドでもお伝えしましたが、同じ民主党の長島昭久議員や、細野豪志政調会長、馬淵澄夫副会長らは11月16日、「これが我らの野党再編・政権奪還戦略だ!」と題したパネルディスカッションを行ないました。驚くべきことに、パネルディスカッション後の懇親会には思いきり右方向にふれているジャーナリストの櫻井よしこ氏も参加し、スピーチしました。

 櫻井氏といえば、「美しい日本の憲法をつくる1000万人賛同者」の共同代表を努め、11月10日は「今こそ憲法改正を!武道館一万人大会」を開催したばかりです。

 枝野幹事長や福山哲郎議員のリベラル派が「SEALDs」や「ママの会」など、安保法制反対をリードしてきた市民団体とこつこつと市民勉強会を重ね、また、共産党、維新、生活の党などの野党と共同で街宣活動を行なっている一方で、長島・細野ラインはどうも違うベクトルを向いているのではないか。野党再編をテーマに掲げたディスカッションの場で櫻井氏が登場したことは、有権者からしてみれば、党内に対立があると見ても何ら不思議ではないですよね。

 10月、岩上さんが長島議員にインタビューしました。その際、SEALDsなどの国会前の集会に登場し、他の野党党首らと手を組んで法案に反対を表明していた岡田代表の行動に、長島議員ははっきりと異議を唱えていました。代表の行動を正面切って批判したわけですが、それが党内で波紋を呼んだという形跡はありません。おとがめなしです。どういうことなのでしょう。

2015/10/06 共産党捨身の「野党共闘」に反対し「7.1閣議決定による解釈改憲」を合憲と主張する民主党右派・長島昭久議員にインタビュー!日本会議、櫻井よしこ氏、アーミテージとの関わりも直撃!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/268897

 昨日の枝野幹事長の定例会見は45分程度続き、通常より長い会見となりました。記者からの質問が多かったのがその理由ですが、中でも参院選、野党共闘に関連する質問も少なくなく、大手の記者も党内に存在する左右の対立について枝野幹事長を問いただしました。

 枝野幹事長は「対立している根拠を示してほしい」と憮然としながら回答。そこで、私が挙手し、質問しました。

 「一方ではSEALDsなどの市民団体と連携を図りながら、他方では櫻井よしこ氏をイベントに呼ぶ。これは、いくら、意見の多様性を認めるのが民主党だと枝野さんが主張しても、有権者としては、投票行動を大きく惑わせるものではないか」

 そう質問すると、枝野幹事長は語気を強めて、「そのような、揚げ足取りの質問が有権者を惑わせるのです!」と回答しました。正直びっくりしました。

 私は、民主党政権時代、枝野氏が経産大臣を努めていた頃から、会見に通っていたので、昨日の質問によって、明らかに、枝野幹事長の感情があらぶったのが分かりました。もちろん、私は揚げ足取りをしたかったわけではありません。

 素朴な疑問をぶつけたのは、来年夏の参院選に向けて、民主党が掲げる安倍政権の「暴走をSTOP」がどれだけリアリティのある戦略の伴ったものか。それを確認しようとしただけなのですが、枝野議員は少し苛立ってしまったようです。

 枝野幹事長がなぜIWJの質問を「揚げ足取り」だと思ったのか、その理由も、実は結構、驚きな内容でした・・・が、続きはWebで!

 7ヶ月といっても、あっという間に時間は過ぎてしまいます。昨日の会見での枝野幹事長の参院選がらみの発言は、みなさんが選挙で一票を投じる際に、有益な情報になると思います。近日中に記事にまとめますので、ぜひご一読ください!

 先に会見のUSTアーカイブのURLをお知らせします!

151125 枝野幹事長定例記者会見
http://www.ustream.tv/recorded/78436166

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 ぎぎまき記者は3日前の日刊ガイドで「枝野幹事長や福山哲郎氏が一番、市民との連携について本気なのではないかと感じます」と書いていました。枝野幹事長の存在に一筋の光をみるように、希望を見出していたのでしょう。ぎぎまき記者のガラスのハートがパリーンと砕け散った音が聞こえた、そんなレポートでした! ぎぎ姉、泣くな!

■来年の7月末までに、Web大改造プロジェクトを行う予定です! Web班では腕利き人材を募集します!

 IWJのWeb班では、日々の記事の更新作業の他に、サイト全体をより見やすくするための抜本的な改良作業を行なっています! ここで一気に、本格的にサイトを改善し、より皆さんにご利用いただきやすいサイトにしたいと思っています! そのために、今回は正真正銘のプロの方にも、奮ってご協力いただきたいと思っております! 仕事を受注するおつもりで、「俺のギャラは安くないぜ・・・?」という感じの方でも、まずはお話だけでも! ドシドシご応募ください!

 以下、Web班の伊藤理チーフが詳細をご説明します。

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 Web班の伊藤理と申します! 皆さま、おはようございます!!

 今年の8月に、Web班にはWebエンジニアの仲間も増え、ただいま、IWJの記事アーカイブ検索を充実させるべく日夜奮闘していますが、さらに来年の7月までに、Web大改造プロジェクトを行う予定でおります。

 お陰様で1万5千本以上になった記事アーカイブページですが、皆さまが見たい読みたい過去記事にスムーズにたどり着くためのシステム改良をもっともっと進めたいと思っています。IWJサイト全体の検索と利便性を高めるのが一番の目的です。

 そこで、Web班では、下記の(A)と(B)の2パターンの人材を緊急募集いたします。

(A) サイトの改良プロジェクトのメンバー募集です。今期(来年7月末)の間に一挙に進めてまいりたいと思っております。法人でも個人でも構いません。各記事ページのデザイン変更、メニューの追加・整頓、スマホ対応の作業をしていただきますので、特にWebデザインやCSS言語の得意な方、またスマホサイトのWeb作成経験のある方にお手伝い願いたいと思っております。よろしくお願いいたします。基本的に(A)は、来年夏頃までの短期契約でのプロジェクトとなります。複数名でチームを組んでタスクに当たりたいと思っております!

(B) 来年早々には、1万5千の全アーカイブを再編集する作業も視野に入れて準備しておりますので、WordPressなどへ大量にデータ入力することに慣れている方で、IWJコンテンツに精通し、日々の記事コンテンツのアップロード・更新・管理作業もしていただく方を募集いたします。(B)はなるべく長期契約で働ける方にお願いしたいと思っております。

・応募条件
(A)<短期契約> 下記の内、いずれか一つに該当する方を募集します
・HTML/CSSコーディングの経験のある方で、Webデザインの得意な方
・スマホ対応サイトの作成経験のある方
・PHP、JavaScript言語の経験のある方
(週2日以上出勤で週3日以上でもOK(在宅作業相談可)夜勤可能な方は歓迎! )

(B)<長期契約可能>
・HTML言語を知っている、Web作成した経験がある方
・Webのデータ入力を素早く、ミスなくできる方
・夕方以降、夜遅い時間帯に主に作業できる方
・チームワークで動くので、明るく、協調性のある方
(週4~5日出勤(在宅作業相談可))

(A)と(B)を兼ねてのご応募も可能です。また、前述の通り、(A)のプロジェクトは、法人に請け負っていただくことも考えています。個人だけでなく、法人もぜひご連絡ください!(B)につきましては、IWJで長期的に働きたい方ももちろん、フリーランスの方などで兼業もOKですので、ぜひ奮ってご応募ください。よろしくお願いいたします。

※ スタッフ応募フォームはこちら
http://bit.ly/1ALJypQ
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 以上、Web班チーフの伊藤理さんでした!

…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.11.26 Thu.**

【Ch6】13:00~「『放送法遵守を求める視聴者の会』記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※「放送法遵守を求める視聴者の会」主催の記者会見を中継します。すぎやまこういち氏(代表呼びかけ人)、ケント・ギルバート氏、上念司氏、小川榮太郎氏(事務局長)らが参加予定。

【録画配信・Ch4】14:00~「『子宮頸がんワクチン副反応被害問題に関する行動』~グラクソ・スミスクライン株式会社 本社・MSD株式会社 本社での被害者による訴え」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※11月25日収録の、「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」主催の「子宮頸がんワクチン副反応被害問題に関する行動」を録画配信します。

【録画配信・Ch5】16:00~「非正規マタハラ白書 ~非正規が産休育休を取得出来ていない背景を考える~記者会見と労働政策審議会宛の署名提出」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※11月25日に行われた「NPO法人マタハラNet」主催の記者会見と署名提出の模様を録画配信します。

【録画配信・Ch6】17:00~「築地市場 水産仲卸による集会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※11月25日収録の「築地市場 水産仲卸による集会」を録画配信します。

【Ch2】17:30~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します。

【録画配信・Ch4】19:00~「シンポジウム『対米従属から脱却し、自主・平和、もうひとつの日本をめざす闘い』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※11月22日に行われたシンポジウムを録画配信します。発言者は、鈴木宣弘氏(東京大学教授)、玉城義和氏(沖縄県議、沖縄「建白書」を実現し未来を拓く島ぐるみ会議事務局長)、露木順一氏(日本大学教授、前神奈川県開成町長)、元山仁士郎氏(SEALDs RYUKYU)、他。

【IWJ_OSAKA1】19:00~「『戦後の「大大阪」を考える-生活環境を求める住民運動と自治-』(2回目) ―講師 立命館大学・森裕之教授」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※「大阪を知り・考える市民の会」、「公共政策ラボ」共催の学習会を中継予定です。

【シリーズ特集15 標的は9条だけじゃない!自民党トンデモ改憲草案の正体!・Ch9】20:00~「『「立憲主義」も知らないで議論に参加するな』 小林節氏、改憲狙う自民党に怒り ~『立憲フォーラム』 第3回勉強会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=9
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/80601
※2013年5月23日に行われた、「立憲フォーラム」 第3回勉強会を再配信します。小林節氏は、「権力者には魔が差す可能性があることを、経験則が教えてくれている。だから、言葉のよろいを着た憲法が必要なのだ」と訴えました。

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◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.11.27 Fri.**

【Ch未定】13:00~「一点共闘から政治変革をめざす共闘への発展に関するシンポジウム」
※「東京革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす東京の会)」主催のシンポジウムを中継予定。

【Ch未定】15:00~「戦争法の廃止を求め、侵略と植民地支配の歴史を直視しアジアに平和をつくる集い ―基調提起 高嶋伸欣・琉球大学名誉教授」
※呼びかけ人は、鎌田慧氏(ルポライター)、鎌倉孝夫氏(埼玉大名誉教授)、田中宏氏(一橋大学名誉教授)、高嶋伸欣(琉球大学名誉教授)、藤田高景氏(村山首相談話を継承し発展させる会理事長)。

【Ch未定】18:30~「監視社会はゴメンだ!11・27 盗聴法・刑訴法改悪案を廃案へ!市民の集い」
※「盗聴法廃止ネット」主催の「市民の集い」を中継予定。

【Ch未定】18:30~「立憲デモクラシー講座 ー講師 千葉眞氏(国際基督教大学特任教授、政治学)」
※「立憲デモクラシーの会」主催の「立憲デモクラシー講座」を中継予定。講師は、千葉眞氏(国際基督教大学特任教授、政治学)。

【シリーズ特集16 標的は9条だけじゃない!自民党トンデモ改憲草案の正体!・Ch9】20:00~「『憲法は守るものではなく守らせるもの』~岩上安身による水島朝穂教授インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=9
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/101043
※早稲田大学教授で憲法学が専門の水島朝穂氏は岩上安身のインタビューに応え、憲法の根幹は「権力者を縛る」という「立憲主義」の考え方にある、と語りました。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議(首相官邸前/国会正門前)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

【IWJ_IBARAKI1】19:00~「第161回原電いばらき抗議アクション」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-ibaraki1

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(前半の続き)…

■「なぜ話すら聞いてくれないのか」子宮頸がんワクチン被害者家族が製薬企業本社前で抗議!

 次は、テレビで観たラッパーに、にわかに影響を受け、昨日、「おれ、ラッパーになろうかなぁ・・・」とつぶやいていた佐々木記者よりご報告です!
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 IWJで記者をしている、佐々木隼也です。昨日は、子宮頸がんワクチンの副反応被害者家族らによる、ワクチンの製造元であるグラクソ・スミスクライン社、MSD社(米メルク社日本法人)の本社前での抗議行動の模様を取材しました。本日Ch4で14時から録画配信しますので、ぜひご覧になってみてください。

 子宮頸がんワクチンの副反応被害は、自分の意志に関係なく勝手に身体が動いてしまう「不随意運動」や全身脱力、骨を金槌で叩かれたような激しい痛みを伴う発作や記憶障害などなど、多岐にわたります。それだけに、医師も特定の病気を当てはめることができず、結果、思春期特有の精神疾患などと診断される場合も多いようです。

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・【IWJレポート】突然の記憶障害、車いす生活。今なお続く激しい痛みに耐えなければならない日々――重い症状と闘う子宮頸がんワクチン副反応被害者と家族が語る4年間の記録(聞き手:安斎さや香記者)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/258954
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 最近では副反応被害がテレビなどでも大きく取り上げられるようになり(昨日の抗議もフジテレビのカメラが2台入っていました)、この問題の周知は進んできましたが、それに比例して理解も進んでいるかというと、そうでもありません。むしろ風当たりは日に日に強まっています。

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・2015/04/21 子宮頸がんワクチン推進派による声明は「事実に基づかない」 副反応被害者・弁護士らが抗議
~推進派医師が被害者らに「醜悪である」などと暴言を浴びせていたことも明るみに
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243215
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 原発推進や集団的自衛権の行使容認、TPP交渉参加など、日本に対して様々な指令を発している「アーミテージレポート」の発信元でおなじみの米国のシンクタンク「CSIS」は、子宮頸がんワクチンに対しても、「積極的な勧奨を再開し、安全であるというキャンペーンを張ること」という指令を出しています。しかも2度も、です。

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・【岩上安身のニュースのトリセツ】集団的自衛権という「暴挙」と危険な子宮頸がんワクチンの接種継続という「異常」とに共通する「米国からの圧力」(中編)
~現実化するジャパンハンドラーの「指示」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/162109

・【岩上安身のニュースのトリセツ】集団的自衛権という「暴挙」と危険な子宮頸がんワクチンの接種継続という「異常」とに共通する「米国CSISからの圧力」(後編)
~ワクチン推進のためには「メデイア監視」が必要?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/162537
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 その指示書に沿うように、ここ最近では、子宮頸がんワクチンの安全性と強調するような記事が、様々な雑誌、ネット媒体で出されるようになりました。

 そのなかには、「悪いのは被害を訴える子どもたちではない」などと理解を示すフリをしながら、「突き放すような医師はいないのに、被害者の母親がヒステリックに騒ぎ立てている」などと母親を暗に糾弾し、「副反応ではなく精神疾患だ」と決めつけるものもあります。

 副反応の原因が、現在では科学的に証明し辛い以上、「精神疾患に違いない」という意見が出るのは分かります。しかしそれは、しっかりと被害者の症状を診て、被害者の声に耳を傾け、あらゆる可能性を検証したうえでの話でしょう。

 昨日の抗議で声を上げた被害者の親たちは、何カ月、何年も、グラクソ・スミスクライン社、MSD社に「話を聞いて欲しい」とアプローチをし続けています。しかし、「こちらにおかけください」と教えられた電話番号に、何度かけても話し中で、一度も話ができないままでいるそうです。抗議後も、会社の人間と話をさせて欲しいとアポを申し込もうとしましたが、警備員に止められ、面会の約束すらできませんでした。

 彼(彼女)らは、クレーマーではありません。ただ、「話を聞いて欲しい」「そのうえで副反応被害であることを検証して欲しい」、そして「治療法を研究して欲しい」と、子どもを想う親として当たり前の思いを懇願しているだけです。そんな、「話を聞く」ことすら拒否しているような企業が、副反応被害の実態調査を行っていると言っても、被害者に寄り添う調査となっているかどうかは疑問が残ります。

 2013年に設立された副反応の被害者連絡会には、毎日、全国の親が泣きながら電話をかけてくるそうです。「明らかにワクチン接種後におかしくなったのに、医師に相談しても精神病だと言われる」と。なかには痛み、辛さのあまり自傷行為に走り、自殺した子どももいるそうです。親の側も、24時間態勢で面倒をみなければならず、仕事を辞め、生活も困窮し、心身ともに疲れ果てている。抗議では、そうした窮状の一つひとつを、目に涙を溜めながら訴える親の姿が印象的でした。

 子宮頸がんワクチンの副反応被害が嘘だと思う方も、ワクチンの安全性を信じている方も、まずはこの親の声、被害者の窮状に耳を傾けていただければと思います。ぜひ本日の録画配信をご覧下さい。

 IWJでは、まだこの問題があまり知られていない頃から、精力的に取材を行ってきました。それらは、以下の特集ページにてご覧になることができますので、ぜひこちらも見てみていただければと思います。

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・【特集】政府と製薬業界、御用学者からの残酷な贈りもの ~IWJが追う「子宮頸がんワクチン」副反応被害
http://bit.ly/18PE960
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 胸が痛みます。製薬会社には、少女たちとその母親たちの声に耳を傾けるところからやり直してもらいたいと、僕も切に願います。

 さらに続きまして、「1人1票裁判」を取材してきた城石愛麻(えま)記者より取材報告です!

■2014年12月14日の衆院選は「違憲状態」――「変えなければ」と思わない日本は「独裁国家だ」! 11月25日最大判、升永弁護士らが記者会見

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 おはようございます! 城石愛麻です!

 「今の民主的政治過程の中の『歪み』は重大と言わざるを得ない」――。

 「1人の投票価値が、0.5票以下しかない」状態のもと行われた2014年12月14日の衆院選の「無効」を訴えた、「1人1票裁判」の判決が昨日、最高裁大法廷で言い渡されました。

 判決は、「違憲状態だが、選挙無効請求は棄却」という、2年前に出された判決と同じものでしたが、裁判官の中には上記のように、今の日本の政治状況に対する「苦言」を述べるものもありました。

 この日、上告人として出廷したのは、升永英俊弁護士、久保利英明弁護士、伊藤真弁護士らのグループと、山口邦明弁護士、國部徹弁護士、三竿径彦弁護士らのグループ。この裁判には、全国全295選挙区で原告が立ち上がりました。

 判決言い渡し後の、司法記者クラブにて行われた、両グループによる記者会見では、最高裁判決に対する各者各様の評価が述べられました。

 最初に会見を行った山口弁護士のグループは、「違憲状態としながら選挙無効を棄却」した最高裁に、「非常にがっかり」と述べ、「最高裁は、国会の是認機関に堕してしまった」と嘆きました。

 一方の升永弁護士らのグループは、最高裁が「違憲状態」判決を再び出したことを評価し、「最高裁判事たちは、『違憲状態』と明言したことで、今の国会議員たちには、国会活動をする正統性がない、と言っている」と述べました。升永弁護士は、「正統性のない」国会議員が、来夏の参院選で3分の2議席を取り、憲法改正に乗り出そうとすることに強い危機感を訴えているのです。

 久保利弁護士は、補足意見を重視しました。千葉勝美裁判官は、今の政治状況の中で国民の主権者意識が強く生じた結果、「各議員が正しく国民の声を反映した選挙により選出されたのかどうかが、国民の間で深刻に意識されるようになってきた」としています。

 さらに今回の判決の中で最高裁は、これまでの判決では見られなかった新たな見解を述べています。「国民の意思を適正に反映する選挙制度が民主政治の基盤であり、投票価値の平等が憲法上の要請である」、だから「より適切な民意の反映が可能となるよう」国会は選挙制度の整備を、としたのです。

 また、反対意見を述べ違憲無効を訴えた大橋正春裁判官は、2011年の大法廷判決から4年8カ月が経過しているにも関わらず、「投票価値の平等」のための是正措置が実現されていない国会の現状を見て、「民主的政治過程の『ゆがみ』は重大」と断言しています。

 最高裁が、今の政治状況に対し、ここまではっきりと「民主的でない」と断言したことは、重く受け止めるべきことでしょう。

 これらを受けた伊藤弁護士は、「まさに今の政治状況では、『民意は反映されていない』『民主的ゆがみは重大』というのが裁判官の共通の認識だろうと思います」と見解を述べました。

 このように、今回の判決に意義を見出しつつも、升永弁護士らは、決して楽観的ではありません。IWJ記者の、「『民主的ゆがみ』を指摘した最高裁判決は、どれほど政権に影響を及ぼしうるでしょうか?」という質問に対し、久保利弁護士は、「これが影響を持たないとすれば、この国はまともじゃない」、「とてつもない『独裁国家』ですよ」と語気を荒げました。

 また、伊藤弁護士は、現政権にほとほと愛想を尽かした様子で、「(今回の判決について)国会議員は、『へ』とも思わないでしょう」と吐き捨て、「要するに、違憲無効判決を出さないと」と、最高裁に釘を刺しました。

 違憲状態で選ばれ「正統性」のない国会議員が、我が物顔で今、国の根本である「憲法」を変えようとしている。そして、本来ならばそうした国家権力の暴走を制止すべき司法が、「違憲状態だが無効ではない」などという、意味不明の判決を出す。こうした日本のあり方を指して、升永弁護士は、最後に「日本は三権分立の国だと思っていたが、そうではなかった」と言って、記者会見を後にしました。

 日本の民主主義、立憲主義の危うさは、ここ数カ月間、国会前で、全国津々浦々の街頭や駅前、路上で、そしてネット上でくり返し叫ばれてきましたが、ついに「三権分立」が揺らいでいる、と言わざるをえないところまで来てしまいました。それなのに、世間の関心は、どうも薄いという他なさそうです。最高裁判決を報じる大手メディアの論調も、「違憲状態」「抜本解決を」と、これまでの判決の延長線として報じるにとどまります。どうも危機が伝わってこないのです。

 しかし、今直面している事態は、来夏に参院選を控え、本格的に自民党改憲草案が実現されるか否かの瀬戸際です。ここで最高裁が、「無効」判決を出していれば、現政権の「壊憲」への暴走を止める決定打にもなり得たのですが…。

 しかし、「司法府も頼れないのか」と肩を落としたみなさん、ここは結局、国家権力の暴走を止めるには、自分たち有権者がこうして声をあげ、権力に圧力をかけ続けるしかないのだ、ということなのでしょう。「主権者は、私たち国民」、これだけは最後の最後まで、手放さずにいきましょう!

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 城石記者、ありがとう! 23歳のSEALDs世代の後輩に、僕も励まされました。雨の中、お疲れ様でした!

■「自民党議員は、明治憲法に郷愁を持つ人だけが正当な改憲派と言いたいのだろう」自民党の内実を知る小林節氏がアレコレ暴露します!

 さて、ここまで他の記者たちのレポートを紹介してきましたが、ここからは僕がちゃんと書きます。

 立憲主義を蔑ろにする安倍政権に「待て待て!」と睨みをきかすシリーズ特集、「標的は9条だけじゃない! 自民党トンデモ改憲草案の正体!」。

 本日は、「『立憲主義』も知らないで議論に参加するな 小林節氏、改憲狙う自民党に怒り ~立憲フォーラム 第3回勉強会」を配信します。

 「自民党の憲法に関する勉強会に、何度も呼ばれたことがあるが、私が話し始めると決まって、『あんたは現実を知らない』『戦後教育の徒花だ』『ニセ改憲派だ』などと罵倒が飛んでくる。くやしい思いをさんざんしてきた」

 そう語る小林氏は、「彼らは、明治憲法に郷愁を持つ人だけが正当な改憲派と言いたいのだろう」と自民党の改憲派議員を揶揄。「自民党には『立憲主義』という言葉すら知らない政治家がいるが、東大を卒業している人が、私に向かって、『えっ、それ、最近の学説?』と発言した。『立憲主義』は日本語と同じで、知っていて当たり前のもの。知らないのなら、(改憲の)議論などに参加するな」と語気を強めました。

 自民党のトンデモ改憲草案をトンデモだと理解でない議員はやはりトンデモ議員なわけです。小林氏はこの日の勉強会で、さまざまな自民党トンデモ議員の実態を暴露しています。恐ろしいことに、そんなトンデモ議員ばかりが国会で跋扈している現状、この先、いかにトンデモな事態が待ち構えているか、我々国民は理解しなければいけません。本日の配信を足がかりにして、「こんなトンデモ改憲、ありえない…」といたるところで言いふらしちゃってください!

・2013/05/23 「『立憲主義』も知らないで議論に参加するな」 小林節氏、改憲狙う自民党に怒り ~「立憲フォーラム」 第3回勉強会
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/80601

■12月9日の「ロックの会~IWJ NIGHT」 イベント会場で3人の共著者のサイン入りで新発売されます!

 連日お伝えしていますが、自民党改憲草案を読み解いた『前夜・増補改訂版』がまもなく出版されます!

 パリでのテロ事件など、ここ最近のめまぐるしい動きと、今後の重要な動きについても触れているため、加筆部分はかなりのボリュームとなりました!

 IWJが独自に入手した情報によりますと、非常事態宣言下のパリでは、捜査当局による乱暴な捜査が数々行われている模様です。

 例えば、ある男性に兵器を所持していた疑いがかけられ、警察が夜中に家宅捜索を実行。レーザーが使用され、家の扉は砕け散り、47歳の母親にの手には手錠がかけられたが、結局、何も見つからなかったというケースも。

 他にも朝の4時半頃、ある家族の住むアパートを警察が家宅捜索した際、父親を地面に押しつけ、錠前を射撃(警察は否定)。側で寝ていた6歳の少女の首に木材の破片が当たり、負傷・・・しかし、警察は隣家と間違えてこの家宅捜索を行っていたというオチだったとか。少女は入院中ですが命に別状はなく、警察は「めったにないエラー」だと認めているということです。

 …もうめちゃくちゃです。

 日本に住む我々も他人事ではすみません。有志国連合の一員としてより積極的に「対テロ戦争」に関わっていくようになれば、これまでよりも、一層テロに襲われる危険性が増すことでしょう。

 安倍総理は、憲法を改正し、まずは「緊急事態条項」から新設する必要性があるとしきりに訴えています。緊急事態条項が導入されたあとに日本でテロが起きたならば、国の権限は極限にまで強化され、国民の権利は次々と侵害されます。まさにパリで行われているような人権無視の不当捜査が堂々と行われることでしょう。改憲の前にテロが起きれば、もちろん改憲へのはずみがつくことは容易に想像できます。

 ちなみに仏・カズヌーヴ内相が24日、国民議会で非常事態下の措置の結果を総括報告しました。これによると1233件の家宅捜索が行われ、165件の尋問(うち142件が監視下に)が行われたということです。

 先に上げた例を踏まえれば、1233件の家宅捜索、165件の尋問がどれほど過酷なものか、少し想像がつきますよね。自民党改憲草案の「緊急事態条項」は、「何人も(略)国その他公の機関の指示に従わなければならない」と定めていますので、同様の事態となれば国民は治安権力のもと、徹底した服従を強いられるでしょう。自民党改憲草案の第36条「拷問及び残虐な刑罰の禁止」では、現行憲法の条文「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる」の中から、「絶対に」の文言が消えていることをあわせて考えると、背筋にひんやりしたものが通ります。

 これは「拷問も、時と場合によってはやるよ」という宣言としか思えません。

 こうして書いていてもあまりリアリティがあるように思えませんが、自民党が取り戻したがっている「日本」という「国のかたち」は、まさにテロリストに対して激しく報復し、同時平行して国民への監視・管理を強める国に他なりません。

 それは『前夜』を読んでいただければよくおわかりいただけるかと思います。

 こちらは、下記のフォームからご予約いただけますので、ぜひぜひ、お買い求めください!!

※『前夜・増補改訂版』予約フォーム
http://goo.gl/forms/K1GiAd3VHN

 そしてこの『前夜・増補改訂版』は、12月9日(水)に開催する「ロックの会~IWJ NIGHT」 イベント会場で最も早く発売します! しかも、梓澤弁護士、澤藤弁護士、岩上さんのサイン付き! 会では、自民党の「憲法改悪」について梓澤弁護士、澤藤弁護士、岩上さんの3人でトークします。

 さらに、このコーナーには、民主党の小西洋之議員、女性装で登場予定の安冨歩東大教授も参加。心拍数が上がる、熱いコーナーになること間違いなしです!

 さらに、今回の「ロックの会~IWJ NIGHT」はこの他にも、「マイナンバー」と「TPP」のコーナーも設け、それぞれにゲストを招いて論じ尽くします。「マイナンバー」コーナーには、日本体育大学教授で憲法学者の清水雅彦氏が登壇し、さらにIWJの「エマイナちゃん」こと城石愛麻(エマ)記者がその危険性をプレゼンします。

 そして最後の「TPP」のコーナーには、IWJではお馴染み、山田正彦・元農林水産省大臣が登壇し、メディアが報じないTPPの危険性、そして「大筋合意」という詐欺文言に躍らされる大手メディアの愚かさなどを、ふんだんに語っていただきます!

 以上のような豪華ゲストでお送りする「ロックの会 IWJ NIGHT」。現在お席は埋まっており、キャンセル待ちのみ受けつけでいる状態です・・・。しかし、会員さんであればご視聴いただけます。会員登録がお済みでない方、もしくは会員期限が切れてしまっている方は、ぜひ、この機会に会員登録・再開手続きをよろしくお願いします!

※会員登録はこちらです!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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◆日時 2015/12/9(水)開場19:30 20:00開始~22:30終了

◆会場 代官山 カフェラウンジ UNICE(ユナイス)
http://www.unice.jp/
東京都渋谷区恵比寿西1-34-17 Za HOUSEビルB1
Tel: 03-5459-8631
地図:https://goo.gl/maps/hZoLK

◆参加費:3,500円 軽食、飲み放題代金 会場受付にてお支払

◆今年2月、副流煙を吸い込んで心臓発作に見舞われたばかりの岩上さんの健康状態に対する主治医のアドバイスにより、当日の会場は全席禁煙とさせて頂きます。ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

◆参加申し込みはこちら
https://docs.google.com/forms/d/1naooa4EUHU_YuYCxP1UkCXg5CHlKv1d7mvFvcXgWkeI/viewform
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■岩上さんのインタビューと講演のお知らせ!

 11月と12月に決定している、岩上さんのインタビューや講演情報をお知らせいたします。もちろん、これが全てではありません。まだまだインタビューを申し込み中の方はたくさんいます。もし決まったら、どんどんラインナップを更新していきますので、毎日、このコーナーにご注目ください!

・11月30日(月)13:00~
是枝裕和氏(映画監督)インタビュー

・12月4日(金)15:00~
阪口徳雄弁護士・上脇博之教授インタビュー

・12月7日(月)13:30~
民主党・岡田克也代表インタビュー

・12月11日(金)13:00~
横浜国立大学 大学院環境情報研究院・金子信博教授インタビュー

・12月17日(木)17:00~19:00
京都精華大学専任講師・白井聡氏インタビュー

【講演情報】
・12月5日(土)19:00~
場所 : 島根県出雲市民会館
主催 : たたかうデモクラシー島根
※詳細が決まり次第、随時更新します!

 11月24日(火)、26(木)に予定されていた太田昌克さん、津田敏秀さんのインタビューは、岩上さんのお身内に不幸があり、告別式等と重なったため、延期とさせていただきました。申し訳ありませんが、後日再度インタビューの場を設けたいと思いますので、何卒よろしくお願いします。

■IWJのさらなるご支援をよろしくお願いいたします!

 IWJの取材活動は皆さまのご支援で成立しています!

 混沌とする世界の実情に合わせ、今後はもっと中継数を増やし、活動範囲を増やしていきたいと考えています! 過去の戦争の片棒を担いだことなどすっかり忘れ、国家にいいように使われている御用メディアの100倍以上の報道魂をもって頑張っているIWJ。どうかお支えください! ご寄付・カンパも取材費にあてさせていただいています! どうかよろしくお願いします!

※会員登録はこちらです!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパもお願いしています!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

■今年はIWJ設立5周年の年! IWJの年末恒例イベント「饗宴VI」開催します!!

 年末恒例となった、IWJの激熱イベント「饗宴~SYMPOSION」を、今年は【12月20日(日)】に開催します! 今年の「饗宴」は、三段構成でお届けします。

 まず、第一部では「グローバル経済・TPP」と題し、岩月浩二弁護士、政治経済学者の植草一秀氏、PARC事務局長の内田聖子氏、国際情報解説者の田中宇氏、中央大学名誉教授の富岡幸雄氏、横浜市立大学名誉教授の矢吹晋氏にご登壇いただきます。TPPの問題にとどまらず、AIIB(アジア・インフラ投資銀行)やグローバル企業の税金逃れの実態などについて、議論します。

 第二部では「立憲主義と改憲」と題し、学習院大学教授の青井未帆氏、元宜野湾市長の伊波洋一氏、水上貴央弁護士、SEALDsの奥田愛基氏にご登壇いただきます。今年、国会前を中心に全国規模で抗議の声があがった安保法制、そしてその先にある「明文改憲」の問題、今、目前にある危機について、議論します。

 第三部では「戦争の過去・現在・未来のリアル」と題し、元陸上自衛隊レンジャー部隊所属の井筒高雄氏、ジャーナリストの志葉玲氏、元内閣官房副長官補の柳澤協二氏、元外務省国際情報局長の孫崎享氏にご登壇いただきます。内戦が激しさを増すシリア情勢、IS(イスラム国)の動向、そして戦場に駆り出されることになるかもしれない自衛隊のあり方や、企業が兵員補充の片棒をかつがされるかもしれないことなどをめぐり、議論します。

非会員様
第1部シンポジウム7000円
第2部パーティー 3000円

一般会員様
第1部シンポジウム6000円
第2部パーティー 3000円

サポート会員様
第1部シンポジウム5000円
第2部パーティー 3000円

 …会員さんになるとお得です! サポート会員さんになっていただければさらにお得です! 会員登録がお済みでない方は、ぜひぜひこの機会にご登録ください!

 また、ゲストは現時点でのものです。先生方のご都合によって多少変動する可能性はありますので、ご承知おきください。現在、「饗宴VI」の特設サイトを準備中です! もうまもなくお申し込みの受付を開始しますので、今しばらくお待ち下さい! まもなく受付開始します!

■IWJスタッフ募集のお知らせ

 IWJでは現在、スタッフを大募集中です。特に事務スタッフは大募集中です! 饗宴に向け、ますます忙しくなってきます! 事務経験もないスタッフが頑張って事務を覚え、記者経験もないスタッフが頑張って記者仕事を覚えています!

 他にも経理・総務スタッフ、テキストスタッフ、中継・動画編集スタッフを募集しています! IWJは常に忙しく、仕事量は山のようにありますが、やり甲斐はあります。あなたもIWJで働いてみませんか。ご応募をお待ちしています!

<一般事務および会員管理スタッフ>
 電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのインタビューのアポ取り、スケジュール管理、イベント開催の準備などを行うのが、一般事務の仕事です。IWJの屋台骨を支える、とても大切なお仕事です。

 IWJでは現在、特にこの一般事務の人手が不足しています。一般事務がしっかりしていないと、IWJの足腰は立ちません。少しでも事務の仕事にご関心をお持ちの方がいれば、ぜひ、ご応募いただきたいと思います。

 一方、会員管理事務のスタッフは、会員様からのお問い合わせなどの接点になりますので、人当たりのよい方(メール対応中心です!)、メールなどPC操作に慣れている方(エクセルができるとありがたいです!)を募集しています。

◆応募条件
※「事務スタッフ」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ

<経理・総務スタッフ>
 IWJでは、経理・総務スタッフも募集しています。経理および総務の実務経験がある方、経理ならば簿記などの資格をお持ちの方を歓迎いたしますが、経理の経験がなくても、真面目、几帳面、注意力がある、数字を扱うことや計算することが苦ではない、という方、初めて経理を覚えてみたいという方でもやる気があれば大丈夫です。ご応募、お待ちしています。

◆応募条件
※「経理・総務スタッフ」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ

<テキストスタッフ>
 IWJでは、記者およびテキストスタッフも募集しています。IWJと聞くと、Ustreamを使ったライブストリーミングが主体のメディアだと思われる方が多いかもしれません。しかし、IWJではブログやメルマガなどのテキストにも力を入れています。インターネットメディアとしては、配信しているテキスト量はナンバーワンであると自負しています。

 IWJのテキストスタッフの基礎となる仕事は、現場に行って取材をし、それを原稿にまとめることです。さらにそこから派生して、Twitterを使ったリアルタイム実況、メルマガ用原稿の構成・編集、各種リサーチ資料の作成、岩上さんのインタビューや講演で使用するパワーポイントの作成なども行っていただきます。

 もちろん、すべてを一人でこなさないといけない、というわけではありません。本人の適性に合わせて、部分的に業務に携わっていただくことも可能です。

 勤務形態は、在宅でも可能です。地方在住の方でも、パソコンさえあればお手伝いいただくことが可能ですので、どうぞふるってご応募ください。

◆応募条件
※「【職種2】 -テキストスタッフ- (記者・ライター・リサーチャー・編集者etc)」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ

 各募集スタッフのその他の詳細の項目に関しましては、以下のページよりご確認ください。上記の応募条件は、すべて当てはまっている必要はありません。ぜひ、ふるってご応募ください!

※【 スタッフ応募フォーム 】
http://bit.ly/1ALJypQ

<中継・動画編集スタッフ>
 IWJの記者や中継市民の皆さんが、日々取材してきた映像を、動画編集ソフト(adobe Premiere)で編集したり、サーバーへアップロードしたりする作業をメインに担当していただきます。

 動画編集の経験や知識をお持ちの方はもちろん大歓迎ですが、そうした経験がなくても、映像やIWJのコンテンツに興味がある方なら大丈夫です!

 経験豊富なIWJスタッフが親切にレクチャーいたします。自主性と向上心を持って、学び成長できる方をお持ちしております。

 また、動画編集だけでなくカメラを持って、記者会見やシンポジウム、デモの現場などに取材に行っていただくこともあります。こちらも、ビデオ撮影の経験や知識をお持ちの方は大歓迎ですが、「ホームビデオぐらいしか使ったことないなぁ…」という方でも心配いりません!

 映画やドキュメンタリーに興味があって、ビデオ撮影に挑戦したいという情熱をお持ちの方を募集します。あとは、体力と運転免許があれば、云うことなしです!

◆応募条件
※「【職種5】-中継・動画編集スタッフ-」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ

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■わとはぷ!のコーナー ~What happened today?~

 本日は「いい風呂の日」です! 日本浴用剤工業会が制定した、「い(1)い(1)ふ(2)ろ(6)」の語呂合せにちなんだものです。

 風呂には季節湯があって、今月11月は「蜜柑湯(みかんゆ)」であるとされています。蜜柑湯に入ると「身体がよく温まり、風邪を引かない」といわれていますが、その秘密は果皮にあるとか。

 果皮にはリモネンという精油成分が含まれています。リモネンは血行促進作用があるので、蜜柑湯に入るといつまでも身体は温かく、湯冷めしません。身体があたたまるため、寝つきもよくなるそうです。また果皮は、クエン酸やビタミンCも含んでいるので、美肌効果も期待されています。

 蜜柑湯の作り方は、まず、みかんの果皮を陰干し、一度に20個分の陰干した皮をガーゼか木綿の袋に入れ、風呂に浸すだけ。急激に気温も下がってきましたし、みかんを食べて体内に栄養を送り込み、余った皮を風呂に放り込むことで体外から栄養を取り込み、美味しくポカポカに健康を維持しましょう!

 それでは今日も1日、よろしくお願いします!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/