日刊IWJガイド「新国立競技場、総工費2520億円に各界から批判噴出! バブル崩壊!? どうなる中国経済」2015.7.11日号~No.1032号~


■■■ 日刊IWJガイド「新国立競技場、総工費2520億円に各界から批判噴出! バブル崩壊!? どうなる中国経済」2015.7.11日号~No.1032号~ ■■■
(2015.7.11 8時00分)

 おはようございます。IWJで主としてテキスト関係の編集を担当している平山と申します。

スポーツはいいですね!

昔は野球部だったのに、すっかり体を動かすのがおっくうになってしまった私ですが、スポーツの観戦は大好きです!

 先週の土曜日にお送りした日刊ガイドで、私は「頑張れ! なでしこジャパン!」と書きました。しかし、なでしこジャパンは残念ながらアメリカに5-2で敗退。キャプテンの宮間あや選手を中心に随所に良いプレーが見られましたが、強豪・アメリカには及びませんでした。残念ですね。

 さて、「なでしこフィーバー」の次は、「照ノ富士フィーバー」の到来です!12日(日)、大相撲名古屋場所が初日を迎えます。先場所で初優勝を飾った新大関・照ノ富士がどこまで勝ち星を伸ばせるかに注目が集まっています。

 初日の取り組みは、照ノ富士はブルガリア出身の碧山と、横綱・白鵬は、新小結・宝富士との対戦が組まれています。他にも、横綱・鶴竜と関脇・逸ノ城との対戦など、初日から好取り組みの連続です。

 空前の「相撲ブーム」と言われ、相撲好きの女子「相撲ガール」が両国国技館や巡業先の会場に押しかけているという昨今、長年相撲を見てきたという年配の方は、若い方を相撲観戦に誘ってみるのもいいかもしれないですね。世代間のコミュニケーションが図れるかもしれません。

さて、スポーツそのものは素晴らしいのですが、その会場のために、この財政難の折、必要以上のコストをかけるのはいかがなものでしょうか。

■新国立競技場、総工費2520億円で決着。莫大な金額に各界から批判噴出

 当初の予定を大幅に上回り、莫大な費用が投じられることになりました。

 2020年東京オリンピック・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場に関して、7月7日に有識者会議が開かれ、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は、総工費2520億円の建設計画で工事を進めることを決定しました。

 昨年5月の基本設計時には、総工費は1625億円と見積もられていましたが、結局、それよりも895億円も膨らむことになりました。一時、下村博文文科相が、開閉式屋根の設置見送りや、スタンドの仮設化などによる工費圧縮について言及していましたが、結局、特徴的なアーチ構造は維持されることになりました。JSCは、2019年5月の完成を目指す、としています。

 しかし、2520億円のうち、既に確保されている財源は、国の税金など500億円程度にとどまります。政府はこれに、東京都に負担を要請する500億円や、スポーツ振興くじtotoの売上などを上積みするとしていますが、それでも、1000億円以上の財源が不透明なままです。下村文科相は、東京都が負担する500億円については「根拠法を作る」などとしていますが、非常に強引なやり方であると言わざるをえません。最終的に、増税が待ち受けているのであれば、誰のための、何のためのオリンピックか、多くの人の心を曇らせることになるでしょう。

 改めて問題となるのは、なぜ、これほど莫大な費用がかかるデザイン案が採用されたのか、ということです。この新国立競技場をデザインしたのは、イラク人の建築家ザハ・ハディド氏。そして、コンペでこのデザイン案を採用したのは、建築家の安藤忠雄氏でした。

 ところが、安藤氏は7月7日の有識者会議を欠席。総工費が決定される重要な会議を、デザイン部門の事実上の責任者が欠席するというのは、無責任な話ではないでしょうか。

 安藤氏といえば、数々の著名な建造物を手がけ、東京大学の教授も務めた、日本建築界の第一人者だと言われてきた人物です。最近では、東横線と副都心線が乗り入れる渋谷駅のデザインをしたことで知られています。しかし、私のまわりでは、「渋谷駅が使いにくくなった」という声も聞かれ、その評判にかげりが見えていたように思います。岩上さんは、説明責任をはたさない安藤氏の傲慢な態度に対して、「ポストモダンの裸の王様だ」とツイートしています(【URL】http://bit.ly/1Ct3mSF)。

 同じ建築家として、当初ザハ案を支持していた磯崎新氏は、昨年11月に、「列島の水没を待つ亀のような姿」であると、自らの考えが変わったことを率直に告白しています。この点で、会議を欠席し、説明責任を放棄している安藤氏とは、対照的であるように思えます。

 いずれにしても、ロンドンオリンピックのスタジアム建設費用が800億円、北京オリンピックが500億円、シドニーオリンピックが680億円ということを考えると、2520億円というのは、どう考えても高すぎます。この新国立競技場問題に関しては、作家の平野啓一郎さん、俳優の渡辺謙さん、元ラグビー日本代表の平尾剛さんなど、各界の著名人からも批判の声があがっています。

※新国立競技場に作家・平野啓一郎さん「次世代の絶望を想像できないのか」(ハフィントン・ポスト、2015年7月9日【URL】http://huff.to/1LVqfAc

※新国立競技場に渡辺謙さん「国に借金があって立て直さなきゃいけないのに」(ハフィントン・ポスト、2015年7月9日【URL】http://huff.to/1TprI3Q

※【新国立競技場】平尾剛さんも激怒「こんな不条理は断じて許せない」元ラグビー日本代表(ハフィントン・ポスト、2015年7月9日【URL】http://huff.to/1MjIIED

 IWJでは、この新国立競技場の問題について、建築家の槇文彦氏らが声をあげ始めた当初から、シンポジウムや勉強会の模様を取材し続けてきました。6月20日には、「神宮外苑と国立競技場を未来へ手渡す会」の共同代表である作家の森まゆみ氏に岩上さんがインタビュー。建設費の問題をはじめ、景観に対する影響、デザインの問題点など、様々なトピックに関してお話をうかがいました。この機会にぜひ、アーカイブ動画をごらんいただきたいと思います。

※2015/06/20 計画見直しで揺れる新国立競技場建設問題、「ザハ案はあきらめ、既存のスタジアムを改修して活用を」~街をウォッチするプロ、作家の森まゆみ氏が岩上安身のインタビューで提言
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/250027

※【特集】スポーツのためのスタジアムか、景観を破壊する「要塞」か~新国立競技場建設問題を考える
http://bit.ly/1nOIwiZ

■中国がバブル崩壊!? その一方でSCOとBRICsがサミットを開催。日本ではほとんど報じられないその中身とは

 中国経済に、異変が生じているのでしょうか?

 中国の株式市場では、株価の下落傾向に歯止めがかからず、7月8日には上海市場で売り注文が相次ぎ、株価指数は7月7日の終値と比べて5.9%下落しました。10日になり、この上海市場の株価はいったんは持ち直しましたが、当面は不安定な値動きが続くと見られています。

 この株価急落を受け、中国の「バブル崩壊」と捉える向きもあるようです。IWJではこれまで繰り返し報じてきましたが、安倍総理は「対中国脅威論」を過剰なまでに煽る「セキュリティ・ダイヤモンド構想」という論文を、英語でのみ発表しています。今回の中国の株価急落を受け、安倍総理は内心でほくそ笑んでいるのかもしれません。

※【岩上安身のニュースのトリセツ】「対中国脅威論」の荒唐無稽――AIIBにより国際的孤立を深める日本~ 安倍総理による論文「セキュリティ・ダイヤモンド構想」全文翻訳掲載
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/251637

 しかし、中国は日本にとって最大の貿易相手国です。最近は、来日した中国人観光客が家電製品や日用品などを大量に購入する「爆買い」が注目されるなど、日本と中国の経済的なつながりは非常に深いものがあります。中国の株価が下がり、消費に回るお金が減れば、当然、日本経済にも影響が及ぶことになります。今回の株価急落は、日本にとって決して他人事ではないのです。実際、上海株が暴落すると、それに連れて東証平均株価も大幅に下がりました。東証、上海とも、持ち直したのは、政府の介入があったからではと言われています。

いずれにしても、日本経済と中国経済が切り離されていたのは昔の話。今は、即、影響を受けてしまいます。中国相手に戦争どころの話ではないのです。

 中国経済の実態、特にAIIB(アジアインフラ投資銀行)の「衝撃」に関しては、岩上さんが経営コンサルタントの宋文洲氏と、富士通総研経済研究所主席研究員の柯隆氏にインタビューを行っています。この機会に、ぜひ、動画アーカイブをご覧ください。

※2015/04/21 AIIBへの参加 「好きかどうか」ではなく「ニーズがあるかどうか」で判断を~岩上安身による経済評論家・宋文洲氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243213

※2015/04/24 「アジアのリーダーとして、AIIB参加を」中国経済の実態とAIIBの衝撃――これからの中国との向き合い方とは~岩上安身による富士通総研主席研究員・柯隆(かりゅう)氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243539

 さて、日本の既存大手メディアではほとんど報じられていませんが、その中国とロシアが主導するSCO(上海協力機構)とBRICS諸国によるサミットが、7月8日からロシア中部のウファで始まりました。このBRICS-SCOサミットで注目すべきは、SCOにインドとパキスタンが正式加盟する方向で合意が行われた、ということです。

※BRICS、上海協力機構両サミット、ウファで今日開幕(Sputnik、2015年7月8日【URL】http://bit.ly/1eLHSoX

 日本人にはほとんど馴染みがないと思いますが、SCO(上海協力機構)とは、中国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの6カ国による国家連合のことです。合同軍事演習が行われるなど軍事同盟としての色彩も強く、経済的な規模でも、ユーラシア大陸を広範囲でカバーする巨大な連合であると言うことができます。

 インドとパキスタンがこのSCOに加盟するというのは、非常に重要な意味を持っています。インドは、将来的に、全世界のGDPの2割を占め、中国に次いで世界第2位の経済大国になると言われています。そのインドが、これまで対立してきた中国との関係を好転させ、さらに犬猿の仲でともに核保有国であるパキスタンとともに、中国とロシアが主導するSCOに加盟するのです。このことにより、ユーラシア大陸に巨大な安全保障ブロックが誕生することになります。これは、米国を中心とする西側諸国にとって、脅威以外の何ものでもないでしょう。

 このような、中国経済の問題、さらにはSCOの動向なども含め、岩上さんは取材に動き始めています。ある程度情報が揃った段階で、有識者の方へのインタビューをお届けできると思いますので、どうぞご注目ください!

(後半へ続く)…

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.7.11 Sat.**

【IWJ_AICHI1】10:00~「安保法制法案は廃案に!集団的自衛権行使容認反対!LOVE&PEACE 平和をつなぐ一宮の会 一周年イベント」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aichi1
※集団的自衛権行使容認反対を訴える、「LOVE&PEACE 平和をつなぐ一宮の会」の一周年イベントを中継します。

【IWJ_KANAGAWA1】10:30~「安保関連法制に反対するピースパレード inかまくら」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kanagawa1
※鎌倉市役所から行なわれる、「安保関連法制に反対するピースパレード」を中継します。

【IWJ_HYOGO1】11:30~「3.11放射能汚染の現実を超えて ―講師 小出裕章氏」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-hyogo1
※「さいなら原発尼崎住民の会」が主催の、小出裕章氏による講演を中継します。

【Ch4】11:30~「憲法研究者有志による『安保法制』反対活動の新たな展開についての記者発表」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※青井未帆氏(学習院大学教授)、稲正樹氏(国際基督教大学客員教授)、西原博史氏(早稲田大学教授)、本秀紀氏(名古屋大学教授)らが参加する、安保法制反対活動の新たな展開についての記者発表を中継します。

【IWJ_KYOTO1】13:30~「2015戦争展プレ企画 講演『わたしたちの積極的平和主義ー戦後70年目を問うー』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「平和のための京都の戦争展実行委員会」が主催。講師は、君島東彦氏(立命館大学国際関係学部教授)。

【IWJ_AICHI1】14:00~「Stop it Abe 戦争法案反対デモ!」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aichi1
※「Stop it Abe NAGOYA Action」が主催の「戦争法案反対デモ」を中継します。

【IWJ_AICHI2】14:00~「Stop it Abe 戦争法案反対デモ! ―遊軍チャンネル」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aichi2
※「Stop it Abe NAGOYA Action」が主催の「戦争法案反対デモ」を中継します。こちらのチャンネルは、遊軍チャンネルです。

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…(前半の続き)

■岩上さんは現在、書籍用の原稿に取り組んでいます

 現在、2冊の書籍に関して、編集作業が佳境を迎えつつあります。

 1冊目は、横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏との対談本です。AIIBの「衝撃」を中心に、中国経済の実相を徹底的に読み解くものです。現在、岩上さんはこちらの原稿について、用紙が真っ赤になるほど細かく校正を行っています。こちらの本は花伝社から出版予定です。発売の日程など、詳しい情報が分かり次第、TwitterやFacebook、そしてこの日刊ガイドでお知らせしますので、どうぞご期待ください!

◇矢吹晋氏 関連記事◇

・2013/12/10 外務省が削除した日中「棚上げ」合意の記録 尖閣諸島問題の核心について、岩上安身が矢吹晋氏にインタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/115882

・2014/02/13 尖閣問題から見えてきた「沖縄問題」の本質とは~岩上安身による横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/125015

・2015/04/10 勃興する中国経済のインパクト AIIB不参加で日本は世界で孤立する!? ――現代の「シルクロード」に日本はどう対応すべきか?~岩上安身による横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242140

 そしてもう一冊が、鹿児島大学教授の木村朗氏、元衆議院議員の川内博史氏、政治経済学者の植草一秀氏と岩上さんが行ったクロストークをテキスト化し、読みやすく再構成した一冊です。クロストーク以外に、各氏の論考もあわせて掲載されます。こちらは、詩想社から出版される予定です。

 クロストークでは、今年1月に発生したIS(イスラム国)による日本人人質殺害事件を皮切りに、辺野古新基地建設、集団的自衛権行使容認、TPP、米国の世界戦略「オフショア・バランシング」などについて、詳しく議論を展開しています。こちらも、発売の日程などが確定しましたら、IWJの各種媒体で告知いたします。どうぞ、ご期待ください!

◇クロストーク 関連記事◇

・2014/01/20 「日本の真実を語る」沖縄問題から原発まで ~クロストーク 木村朗×植草一秀×川内博史×岩上安身-前半
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/120550

・2014/01/20 東京都知事選はシングル・イシューなのか? 脱原発候補一本化をめぐり白熱討論 ~クロストーク 木村朗×植草一秀×川内博史×岩上安身-後半
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/120992

・2014/06/01 「日本の真実を語る~思考停止に陥らないために」 クロストーク:木村朗×植草一秀×川内博史×岩上安身
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/144261

・2015/01/23 いかにして、絶望を希望に転化させるか~クロストーク「日本の真実を語る」第3回 木村朗×植草一秀×川内博史×岩上安身
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/226919

■中継・動画編集スタッフ緊急募集のお知らせ!

 ここで、事務にカメラマンにとフル回転中の谷口から、スタッフ募集のお知らせです。

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IWJのカメラマン兼事務スタッフの谷口です。

現在IWJでは、中継・動画編集を担当していただくスタッフを募集中です。IWJの記者や中継市民の皆さんが、日々取材してきた映像を動画編集ソフト(adobe Premiere)で編集したり、サーバーへアップロードする作業をメインに担当していただきます。

動画編集の経験や知識をお持ちの方はもちろん大歓迎ですが、そうした経験がなくても、映像やIWJのコンテンツに興味がある方なら大丈夫です!

経験豊富なIWJスタッフが親切にレクチャーいたします。自主性と向上心を持って、学び成長できる方をお持ちしております。

また、動画編集だけでなくカメラを持って、記者会見やシンポジウム、デモの現場などに取材に行っていただくこともあります。こちらも、ビデオ撮影の経験や知識をお持ちの方は大歓迎ですが、「ホームビデオぐらいしか使ったことないなぁ…」という方でも心配いりません!

映画やドキュメンタリーに興味があって、ビデオ撮影に挑戦したいという情熱をお持ちの方を募集します。あとは、体力と運転免許があれば、云うことなしです。

経験や知識を持っているに越したことはありませんが、何よりもまず第一に、映像とIWJに対する情熱を重視します。

フリーランスの方などで兼業も可能ですので、ふるってご応募ください。また、ご紹介をくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。

<スタッフ募集フォーム>
 http://bit.ly/1ALJypQ

■Web班からも人材募集のお知らせ!

 さらに、日夜、事務所に泊まりこんで記事の更新作業を行っているWeb班チーフの伊藤からも、スタッフ募集のお知らせです。

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IWJでWeb関連の仕事を担当している伊藤です。

ただ今、Web班では、個別記事のデザイン統一化や、カレンダーページのシステム構築にとりかかっておりますが、まだまだ発展途上、課題山積のため、Web班の人材を緊急補強したいと思います。

日々の記事コンテンツのアップロード・更新・管理などWordPressによる作業を行いつつ、HTMLやCSS言語によるページデザイン変更、記事検索システムのさらなるバージョンアップ、また、中途となってしまっているスマホ対応などのWeb構築作業に当たっていただきます。Web作成の経験のある方でしたら、WordPressはあまり扱ったことがない方でも大丈夫です。

週2日以上の出社が可能でしたら、フリーランスの方などで兼業も可能です。また、今のスキルに多少自信がなくても意欲の強い方でしたらOKですので、ぜひぜひ奮ってご応募ください。

<スタッフ募集フォーム>
 http://bit.ly/1ALJypQ

■本のお買い物は「IWJ書店」でどうぞ!

 IWJが今年になって新しく始めたサービス「IWJ書店」。おかげさまで、大変なご好評をいただいています。最近では、孫崎享氏の『日米開戦の正体~なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか』が、すぐに売り切れとなりました。

 他にも、経営コンサルタントの宋文洲氏の著書『新板 やっぱり変だよ日本の営業』、IWJ関西で中継記者として活躍している柏原資亮の写真集『PANDY&MIKO』なども、おかげさまで完売となりました。お買い求めいただいた皆様、誠にありがとうございました!

 岩上さんが最近インタビューした、伊勢崎賢治氏の『本当の戦争の話をしよう-世界の「対立」を仕切る』、森まゆみ氏の『異議あり! 新国立競技場――2020年オリンピックを市民の手に』、長谷部恭男氏の『憲法と平和を問いなおす』の3册を、新しく販売開始しました。これらも、早い段階での売り切れが予測されます。どうぞ、お早めにお買い求めください!

 他にもこの「IWJ書店」では、AIIBをはじめ中国の内部事情に詳しい富士通総研経済研究所主席研究員である柯隆氏の書籍や、内部被曝、TPP、子宮頸がんワクチン副反応被害問題などに詳しい西尾正道氏の書籍、さらには、「福沢諭吉神話」を批判する杉田聡氏の書籍などを、ご本人のサイン入りでお買い求めいただけます。

 この「IWJ書店」のご利用には、IWJ定額会員へのご登録が必要です。ぜひ、会員にご登録いただき、豊富な品揃えの「IWJ書店」をご利用ください!

【長谷部恭男さんサイン入り】『憲法と平和を問いなおす』
http://bit.ly/1dk3QOV

【森まゆみさんサイン入り】『異議あり! 新国立競技場――2020年オリンピックを市民の手に』
http://bit.ly/1Kgr6vU

【伊勢崎賢治さんサイン入り】『本当の戦争の話をしよう-世界の「対立」を仕切る』
http://bit.ly/1QSKJhr

【柯隆さんサイン入り】『暴走する中国経済』
http://bit.ly/1F3uRTF

【西尾正道さんサイン入り】『がん患者3万人と向きあった医師が語る正直ながんのはなし』
http://bit.ly/1AjkzHb

【矢吹普さんサイン入り】『尖閣衝突は沖縄返還に始まる 日米中三角関係の頂点としての尖閣』
http://bit.ly/1yAOWy0

【大野和興さんサイン入り】『百姓が時代を創る』(増補版)
http://bit.ly/1JPyyuv

【杉田聡さんサイン入り】「福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集―「国権拡張」「脱亜」の果て―」
http://bit.ly/1IXYHqA

 この「IWJ書店」以外にも、IWJのサイトでは、「岩上安身によるスペシャルインタビュー」「饗宴」「クロストークカフェ」「Deep Night」などのDVD、岩上安身直筆サイン入りの『百人百話』第一・第二集、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士とともに自民党の憲法改正草案を逐条で読み解いた『前夜』などの書籍、Tシャツ、オリジナルステッカーなどをご購入いただけます。

 こうした書籍やグッズ、DVD販売の収益も、私たちIWJの活動の支えとなります。ぜひ、お買い求めください!

※IWJグッズのご購入はこちらから
http://iwj.co.jp/shop/goods/main.html

■ご寄付・カンパのお願い

 岩上さんとIWJのスタッフは、本当に必要とされる情報を、可能な限り生のかたちで、かつ、分かりやすくお届けするために、日夜、奮闘しています。

 しかし、取材活動を継続するためには、どうしても経費がかかります。なにとぞ、IWJの定額会員にご登録いただき、IWJの活動をお支えください。IWJスタッフの一人として、心よりお願い申し上げます。なにとぞ、よろしくお願いいたします。

※IWJ定額会員のご登録はこちらから
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 また、IWJでは、ご寄付・カンパも受け付けています。

※寄付・カンパのお願い
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■わとはぷ~What happened today?

 今日は7月11日です。2008年の今日、iPhoneの日本での発売が開始されました。iPhoneの販売権をまず最初に獲得したのは、ソフトバンクモバイル。その後、2011年にはau、2013年にはドコモへとキャリアが拡大されました。

 私は今、iPhone6プラスを使用しています。スクリーンが大きいので、TwitterやFacebookといったSNSの他、各種アプリを利用するのに非常に便利です。

 2011年3月11日に東日本大震災が発生した際、TwitterをはじめとしたSNSの効果が非常に注目を集めました。IWJもTwitterやUSTREAMを通じて、情報を流し続けました。こうしたSNSが情報伝達の点で既存メディアをしのぐほどの威力を発揮したのも、iPhoneをはじめとするスマートフォンが普及し始めていたからではないでしょうか。その点で、iPhoneの登場は、日本のメディア環境に大きな変化をもたらした、と言えます。

 iPhoneをはじめ、IWJスタッフには、macユーザーが多いことが特徴としてあげられます。私がIWJに入った2011年9月には、スタッフはみなmacbookで仕事をしていました。事務所にWindowsのデスクトップパソコンが揃った今でも、何人かのスタッフは、自前のmacbookを使用しています。私も、記者会見などに参加する際は、カメラに三脚、そしてmacbookを抱えて取材に出かけます。

 これは私の個人的な感覚ですが、iPhoneにしろmacにしろ、Apple社の製品は、その操作性において、人間の感情や思考をダイレクトに表現しやすいツールとしてデザインされているように思えます。クリエイターやジャーナリストにmacユーザーが多いのも、そのためではないでしょうか。

 IWJのスタッフは、今日もiPhoneとmacbookを片手に、カメラを背負って、取材に出かけます。そんな私たちの取材活動を、どうぞ、ご支援いただければ、と思います。

 それでは、今日も一日、よろしくお願いいたします。

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
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