┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~都議選第一声! れいわ新選組の山名奏子(かなこ)候補「緊急事態宣ごとに、10万円の給付金を出すべき」! 国民民主党の玉木雄一郎代表「新規感染者が人口10万人あたり30人を超えるなら(東京五輪・パラリンピックは)無観客に」! 他方、都議会最大会派「都民ファーストの会」顧問の小池百合子都知事は緊急入院! 6月も残り1週間を切りました! 今月のご寄付・カンパは目標額の22%にとどまっています! 深刻な財政危機です! 真実を報道するIWJにどうか緊急のご支援をお願いいたします!
┠■【中継番組表】
┠■<本日の再配信>本日午後8時から、2018年9月8日に収録した「洗脳教育され、人間ではなくて『立派な国民』だった!」沖縄戦で首里攻防戦に15歳で従軍した凄絶な戦争体験と平和への思い!~岩上安身によるインタビュー 第907回 ゲスト 故・翁長雄志沖縄県知事の叔母・安子さん(1)」を再配信します!
┠■OECDがCOVID-19前後の加盟国のメンタルヘルスを調査! 日本、英国は、うつ病・うつ症状が2倍以上に増加! ロックダウンを経験しなかったスウェーデンも3倍に増加! 米国で3.6倍、ギリシャで5倍、メキシコで9倍以上に! コロナ禍は、単に、死者や重症者の数だけ注視していればいいのではなく、その裾野に、うつ病やうつ症状、不安症や不安の症状などのメンタルヘルスの問題が大きく広がっている!
┠■<IWJ取材報告 1>「今度の都議会議員選挙は、都民のみなさんの命を守り抜けるかどうか、それがかかった重要な選挙!」~210625_東京都議選 新宿区 日本共産党 大山とも子候補 第一声―応援弁士:宇都宮けんじ・元日弁連会長、志位和夫委員長、ほか
┠■<IWJ取材報告 2>新型コロナワクチン接種後の重篤な副反応事例が病院側から厚生労働省へ報告されない事例について「自治体・市町村の窓口に報告すれば、厚労省まで報告が来る仕組みになっている」~210625_田村憲久 厚生労働大臣 定例会見! 他方、東京都の新規コロナウイルス感染者は一転増加傾向に!
┠■<IWJ取材報告3>東芝の第182期定時株主総会が開催され、現任取締役2名が事前撤回、2名が否決される! 東芝と経産省が緊密に連携していることが明らかになった議決権侵害問題の根本には、いつまでも不採算事業である原発に固執する国の方針があった!
┠■<新記事紹介>日本のマスメディアがほとんど報じない一大事!コロナ禍は「米中合作」!? 米中対立が激化してゆく中、新型コロナウイルス武漢ウイルス学研究所流出説が再び急浮上で米国内騒然! 米国のジョー・バイデン大統領は情報機関に再調査を指示! この動きに、どんな政治的思惑が!?
┠■<お知らせ>IWJは「憲法を着る!」をテーマに今夏も新たなTシャツを製作・販売する予定です。現行の日本国憲法で、皆さまが好きな条文を教えてください!
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■はじめに~都議選第一声! れいわ新選組の山名奏子(かなこ)候補「緊急事態宣ごとに、10万円の給付金を出すべき」! 国民民主党の玉木雄一郎代表「新規感染者が人口10万人あたり30人を超えるなら(東京五輪・パラリンピックは)無観客に」! 他方、都議会最大会派「都民ファーストの会」顧問の小池百合子都知事は緊急入院! 6月も残り1週間を切りました! ご寄付・カンパは目標額の22%にとどまっています! 深刻な財政危機です! 真実を報道するIWJにどうか緊急のご支援をお願いいたします!
おはようございます。IWJ編集部です。
昨日25日は、都議選の告示日(投開票は7月4日、127議席)でした。後段でも詳しくお伝えしますが、IWJは各候補の第一声を独占的に生中継しました。
たとえば、昨日の午後1時前に、IWJのカメラの前で第一声を語ったのは、杉並区から立候補した山名奏子(かなこ)候補(れいわ新選組)です。山名候補は女性が生きやすい社会にするために、NPO法人を立ち上げたり、労働者の搾取問題と取り組むために労働組合を立ち上げるなどの活動をしてきたといいます。
「すべての人が生きているだけで価値があると思える社会の実現」という党是に共感し、れいわ新選組から立候補することにしましたと、とカメラの前で語りました。
明日の住まいや食べ物の心配をしていては、「生きているだけで価値がある」とは思えない。最低限の生活の保障が必要だ、と山名候補は言います。緊急事態宣言ごとに、10万円の給付金を出すべきだと主張しました。
れいわ新選組は、現在、都議会に議席はありませんが、今回、山名候補を含む3人の候補を擁立しています。
昨日の夕方5時過ぎからは大田区から立候補した岡高志候補(国民民主党)が、第一声を蒲田駅前で行いました。岡候補は「コロナ禍の政治の歪を変えてゆく」と強調し、政策のキーワードは「行政のデジタル化の推進」だといいます。
応援演説に立った国民民主党代表の玉木雄一郎衆議院議員は、次のように述べました。
「コロナ禍のような解決策がわからない時代だからこそ、政策にまじめに向き合う集団でありたい。東京五輪・パラリンピックについては、科学的検証を行い、安心安全が確保できないなら、もう一年延期すべきだと言ってきました。アメリカの放送局の都合に合わせて真夏に行うのではなく、来年の秋に行いましょうよ。
それでも、どうしても今年やると言うのなら、第1に、新規感染者が人口10万人あたり30人を超えるなら無観客にすべきです。
第2に、水際対策を強化しましょう。入国検査では(PCR)検査証明書だけでなく、ワクチン証明書も提示するようにすべきです。
そして、選手に求めている入国後の毎日検査をメディアを含む関係者全員に求めるべきです」
国民民主党は都議会に現在議席はありませんが、4人の候補者を擁立しています。
日刊IWJガイド6月17日号でもお伝えしたように、今回の都議選の最大の焦点は、7月23日開幕の東京五輪・パラリンピックのあり方です。都民の命と直結するこの問題を避けては通れません。
※7月4日投開票の都議選は五輪のあり方を問う選挙に! 都民ファーストは「無観客開催」、 自民公明の候補者は五輪については「触らぬ神に祟りなし」で一切触れず! 共産党は「中止してコロナに全力を!」、立民は候補者ごとに温度差!(日刊IWJガイド、2021年6月17日号)
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210617
各候補が、この問題とどのように向き合っているのか。その向き合い方で、その候補が都民の命を、あるいはもっと広く、人間の命をどう考えているかが伝わってくるのではないでしょうか。
一昨日もお伝えしたように、6月11日から13日という短い期間で行われた英国コーンウォールのG7では、会場と国際メディアセンターの設置された場所が、20倍を超える新規感染者数を記録しました(13日までの1週間と、その前の1週間の比較)。
※オリンピックの「巨大な人流」を前に会場での飲酒禁止などまったく無意味! G7会場のセント・アイヴス・アンド・ハルスタウンでは、新規感染者が2450%増! 東京五輪・パラリンピックも競技会場と国際メディアセンターと宿泊施設が感染源になる! (日刊IWJガイド、2021年6月24日号)
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210624#idx-1
G7と比べて五輪は、期間も、人流規模も、会場の数も、宿泊施設の規模も、国際メディアセンターの規模も、桁違いに大きくなります。東京五輪・パラリンピックの開催によって感染は確実に発生すると見るのが自然でしょう。
「安心安全」などとお題目を唱えているだけでは、効き目はありません。各候補は、開催の是非と、具体的な対策を示すべきでしょう。
都議会最大会派の「都民ファーストの会」を率いる小池百合子都知事は、告示日直前の22日に、過労から入院を余儀なくされました。
※小池氏入院、動揺広がる コロナに五輪「私は仕事漬け」―都議選前、臆測呼ぶ(時事ドットコムニュース、2021年6月23日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062301111&g=pol
劣勢が伝えられる「都民ファーストの会」は、小池都知事の選挙サポートを失って、大幅に議席を減らす可能性も出てきました。そうなると、小池都知事は事実上の死に体となり、国政への転身という噂が真実味を帯びてきます。それ以上に、都政の安定性と責任主体が失われることになります。
都政の問題が噴出するのは、都議選ではなく、東京五輪・パラリンピックが閉幕した後でしょう。このとき、都知事の政治力に問題があれば、東京都はコロナ禍を引き金とした困難な諸問題を解決する能力が失われることになります。
6月も残り1週間を切りました。いよいよIWJの期末となる7月末が迫ってきました。
日本社会をハンドリングしている支配層が狂気に支配されている中、IWJは正気を保ちつつ、なんとか来期も存続し、他メディアでは読めない、IWJでしか観られない独自コンテンツを皆さまにお届けしたいと願っております。どうかご寄付・カンパでのご支援や、まだ会員登録をされていない方は、会員登録をよろしくお願い申し上げます。
6月1日から22日まで間に116件、182万2400円のご寄付・カンパを頂戴しました。誠にありがとうございます。しかしながらこの金額は、5月までの不足分から算出し直した6月、7月の新たな月間目標額である826万7150円の22%にとどまっています。このままでは6月もさらに大幅に累積不足額を増やしてしまうことになります!
さらに、コロナ禍による会員の減少によって会費収入が前期比20%減となり、IWJの財政は大きく悪化しています。
前期の会費収入は8322万円でしたが、今期の予想はマイナス1672万円の6650万円になるだろうと予測しています。これは、あくまで現状で会員数が下げ止まり、維持されると仮定した予測です。会員数がさらに減れば、もっと状況は厳しくなってしまいます。
このままでは、7月末の期末は大幅な赤字に転落して迎えることになってしまいます。それは即ち、IWJが存続の危機に直面することを意味します。
IWJの活動にご期待、ご賛同いただける方は、ぜひ緊急のご支援をお願いいたします! 1人でも多くの方々からご支援いただき、1歩でも2歩でも目標額に近づきたいと願っています! 少額でもけっこうですので、ご寄付・カンパをぜひよろしくお願いいたします。
そして、まだ会員ではない方は、この機会にぜひご登録を! 会員登録はしたけれど会費未納で休眠状態という方は、ぜひ再開して、会費をお納めいただき、会員としてIWJをお支えください。
赤字が重なれば、これまでのようにIWJを存続させ、何ものにも忖度しない、権力にもスポンサーにもこびない、独立したジャーナリズム活動を貫き続けていくことは困難になってしまいます。
現在、IWJ代表の岩上安身は自身の報酬を100%カットし、今期末まで「ただ働き」のまま、「手弁当」どころか「持ち出し」で、日々の激務に取り組んでいます。しかし、岩上安身個人にしわ寄せをする「異常」な状況が続いては、この先、IWJが存続し、活動し続けることはできません。
IWJは、岩上安身個人からこれまで993万5000円借り入れており、まったく返済できてはおりません。
他方、岩上安身が、IWJの危機に直面しても、これ以上私財を投入できないのは、すでに1000万円近い金額をIWJに貸しているからです。
しかもIWJから報酬を得ることなく「ただ働き」で働き続けているので、貯金は増えることなく、日々減り続けており、これ以上IWJに私財を投じれば、貯金が本当に底を尽いてしまうからです。
つまり、岩上安身が「無報酬」を余儀なくされるような「異常」な状態が続くと、岩上安身がつなぎ資金を貸すこともできなくなり、IWJは行き詰ってしまうのです。
多くの方々からご寄付・カンパをいただきましたが、今年に入ってから、現状、ご寄付すべてをIWJの運営費にあてており、岩上安身への返済には1円も回しておりません。
岩上安身も一人の人間であり、生活者であり、扶養しなければならない家族もいます。老後の貯えを削ることにも限界があります。
今期、IWJが赤字転落した場合、岩上安身がこれ以上個人でIWJを支えるのは不可能です。
私たちは、ご寄付や会費という形で、市民の皆さまから託された期待に対し、権力にこびず、忖度しない、特定スポンサーに買収されない独立メディアとして使命を果たしたいと思っています。
政府は国民に対してろくに説明せず、マスコミも正面切ってまともに伝えようとしませんが、日本は今、急激な勢いで、勝算のまったくない、米国の国益と覇権を守るためだけで自国は守らない、無謀な戦争への道をひた走りつつあります。
日本を破滅へと導く、改憲による緊急事態条項の導入を与党が急ぐのも、防衛省が隣国に届く、「差し違え」ミサイルを配備しようとしているのも、「重要土地調査規制法」の成立を急いだのも、すべて戦争準備のためです。
その後に起こるのは、米中が覇権をかけて戦う戦争において、日本が「捨て駒」としていいように使われ、米中の覇権争奪の戦場とされてしまう悲惨な事態です。
大手メディアは、まともにこの危険性を十分に伝えようとせず、従って、日本国民の大半は、自分たちがとてつもなく危険で悲惨な目に合わされる可能性があるという事実をまったく知らされていません。
6月17日には、IWJ代表の岩上安身が菅総理に、18日にはIWJ記者が岸防衛大臣に、米国の戦略に隷従していくだけで日本の国民の安全は守れるのか鋭く質問を行いました!
※はじめに~菅総理会見で岩上安身が「内閣独裁体制になれば日本は普遍的な価値を重んじる民主主義国家のグループから脱落する」と指摘! 菅総理は重要土地取引規制法の強行採決を「極めて民主的」と言い逃れ、「米中対立に冷静に距離を置く道を探るべきではないか」との質問には、「対中包囲網なんか、私、作りませんから」とうろたえ! IWJの財政危機に、どうか緊急のご支援をお願いいたします!(日刊IWJガイド、2021.06.18号~No.3200号)
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210618#idx-1
※2021.6.17 【IWJ代表 岩上安身 質問】菅内閣総理大臣記者会見
https://www.youtube.com/watch?v=oCRXIL9IKRc
※<IWJ取材報告 1>米国防文書にもとづいて「台湾有事の際に最前線となる自衛隊と近隣住民の被害見積もりは?」と問いただしたIWJ記者の質問に岸大臣は「仮定の質問への回答はひかえる」とトーンに変化が!「台湾海峡問題は当事者間の直接対話で平和的解決を」~6.18岸信夫 防衛大臣 定例会見(日刊IWJガイド、2021.06.19号~No.3201号)
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210619#idx-4
IWJは、他のメディアが沈黙を続けても、断固として沈黙せず、タブーを破り、近づく亡国の戦争の危機について警鐘を鳴らし続けます!
改憲による緊急事態条項によって、破滅に至る戦争への突入を阻止すべく、徹底的に抵抗し抜くためには、IWJの姿勢に共感し、IWJを支えてくださる市民の皆さまのご支援、ご協力が、どうしても必要です!
どうぞ、今月6月と今期末の7月末まで、大幅な赤字に陥らないよう、ぜひ、ご支援、応援をよろしくお願いいたします!
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◆中継番組表◆
**2021.6.26 Sat.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・エリアCh2・福島】14:00~「廃炉・汚染水 説明・意見交換会―出席:経産省 資源エネルギー庁 原子力発電所事故収束対応室 奥田修司氏」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach2
「これ以上海を汚すな!市民会議」主催の意見交換会を中継します。これまでIWJが報じてきた福島原発事故関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%a6%8f%e5%b3%b6%e5%8e%9f%e7%99%ba%e4%ba%8b%e6%95%85
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【タイムリー再配信 935・IWJ_YouTube Live】20:00~「『洗脳教育され、人間ではなくて「立派な国民」だった!』沖縄戦で首里攻防戦に15歳で従軍した凄絶な戦争体験と平和への思い!~岩上安身によるインタビュー 第907回 ゲスト 故・翁長雄志沖縄県知事の叔母・安子さん(1)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
2018年9月に収録した、岩上安身による故・翁長雄志沖縄県知事の叔母・安子さんのインタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた沖縄戦関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%b2%96%e7%b8%84%e6%88%a6
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/431671
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◆中継番組表◆
**2021.6.27 Sun.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【タイムリー再配信 936・IWJ_YouTube Live】20:00~「『洗脳教育され、人間ではなくて「立派な国民」だった!』沖縄戦で首里攻防戦に15歳で従軍した凄絶な戦争体験と平和への思い!~岩上安身によるインタビュー 第907回 ゲスト 故・翁長雄志沖縄県知事の叔母・安子さん(2)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
2018年9月に収録した、岩上安身による故・翁長雄志沖縄県知事の叔母・安子さんのインタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた沖縄戦関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%b2%96%e7%b8%84%e6%88%a6
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/431671
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
選手村への酒類持ち込み容認とコンドーム配布でバブル内外に感染拡大の可能性!IWJ記者の質問に尾崎治夫会長は「ワクチンは万能ではない」「不特定な感染を広げる要素は避けるべき」と回答!~6.22東京都医師会緊急会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493487
開示された赤木ファイルは黒塗り、欠落で「まったく納得できない」!「政治的な裏の事情もしっかり把握したい」と追及姿勢!~6.24通算第56回「森友問題再検証チーム」ヒアリング ―内容:赤木ファイルについて
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493563
「佐川さんの上がどのような指示をしたのか、そこまで知りたい」! 自殺した近畿財務局職員赤木俊夫氏の妻雅子さんが赤木ファイル開示を受けて訴え!〜6.24日本外国特派員協会主催 赤木雅子氏・生越照幸弁護士 記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493559
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■<本日の再配信>本日午後8時から、2018年9月8日に収録した「洗脳教育され、人間ではなくて『立派な国民』だった!」沖縄戦で首里攻防戦に15歳で従軍した凄絶な戦争体験と平和への思い!~岩上安身によるインタビュー 第907回 ゲスト 故・翁長雄志沖縄県知事の叔母・安子さん(1)」を再配信します!
6月23日は、沖縄慰霊の日でした。沖縄慰霊の日は、1965年に、沖縄県が、沖縄戦で旧日本軍の組織的な戦闘が終わったとされる6月23日を「慰霊の日」として制定したものです。この日は沖縄では役所や学校は休みになります。
日本で唯一地上戦が行われ、自決を含む夥しい民間人の犠牲者を出した沖縄戦を記憶するものです。沖縄慰霊の日は、8月6日の広島忌、8月9日の長崎忌、8月15日の敗戦忌などとともに、先の愚かな戦争で犠牲になった約310万人の犠牲者を悼む日の一つです。
2018年9月8日(土)、沖縄県の那覇市内にて、故・翁長雄志沖縄県知事の叔母である翁長安子さんへ岩上安身がインタビューを行ないました。安子さんは、昭和20年当時の沖縄戦について、米軍に投降した時の様子、父親との別れ、収容所での暮らし、家族との再会など、悲惨で壮絶な戦争体験を語りました。
人間は、社会を作り、また、社会によって作られます。戦争する人間はどのように作られたのか。翁長安子さんは、これを具体的に語ってくれます。そして、その結果がどのような不幸と悲惨と悲劇を招いたのかも、このインタビューで余すところなく語っているのです。
これは、過去の終った歴史ではありません。与党は、コロナ禍を「チャンス」であると悪用して、国民投票法改悪案を成立させたことで、緊急事態条項を含む自民党改憲案実現の道筋をつけました。緊急事態の名の下に戦時独裁体制確立が可能になる道筋を整えてしまったのです。一度作られた制度は、その制度を支える人間を作り出します。それは翁長安子さんが語っているとおりです。
ぜひ、本日の再配信を御覧になって、自民党による憲法改悪の帰結がどういうものになるのか、確かめてください。制度を作り出した人間は決して犠牲にならず、犠牲になるのはいつも庶民です。沖縄慰霊の日、広島忌、長崎忌、敗戦忌などの戦争の被害の記憶が語っているのは、「騙されるな」ということに尽きるのです。
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【タイムリー再配信 935・IWJ_YouTube Live】20:00~
「洗脳教育され、人間ではなくて『立派な国民』だった!」沖縄戦で首里攻防戦に15歳で従軍した凄絶な戦争体験と平和への思い!~岩上安身によるインタビュー 第907回 ゲスト 故・翁長雄志沖縄県知事の叔母・安子さん(1)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
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■OECDがCOVID-19前後の加盟国のメンタルヘルスを調査! 日本、英国は、うつ病・うつ症状が2倍以上に増加! ロックダウンを経験しなかったスウェーデンも3倍に増加! 米国で3.6倍、ギリシャで5倍、メキシコで9倍以上に! コロナ禍は、単に、死者や重症者の数だけ注視していればいいのではなく、その裾野に、うつ病やうつ症状、不安症や不安の症状などのメンタルヘルスの問題が大きく広がっている!
5月12日に、OECD(経済協力開発機構)が「COVID-19のメンタルヘルスの影響調査:統合的な社会全体の対応」(Tackling the mental health impact of the COVID-19 crisis: An integrated, whole-of-society response)と題する国際調査を発表しました。
※Tackling the mental health impact of the COVID-19 crisis: An integrated, whole-of-society response(OECD、2021年5月12日)
https://www.oecd.org/coronavirus/policy-responses/tackling-the-mental-health-impact-of-the-covid-19-crisis-an-integrated-whole-of-society-response-0ccafa0b/
この調査は、OECD加盟諸国を対象に、うつ病・うつ症状などの精神疾患の有病率を、COVID-19パンデミックが発生した2020年3月4月のデータと、それ以前のデータとで比較したものです。
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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
■<IWJ取材報告 1>「今度の都議会議員選挙は、都民のみなさんの命を守り抜けるかどうか、それがかかった重要な選挙!」~210625_東京都議選 新宿区 日本共産党 大山とも子候補 第一声―応援弁士:宇都宮けんじ・元日弁連会長、志位和夫委員長、ほか
2021年6月25日、東京・新宿駅西口で、7月4日の東京都議会選挙に向けて、日本共産党による大山とも子・都議会議員候補の立候補第一声の街頭選挙演説が行われました。
応援演説の先頭を切った宇都宮けんじ・元日弁連会長は次のように述べました。
「(私が)都知事選に立候補したとき、緊急の政策課題として、コロナ渦から命と健康を守る医療体制の充実、休業・時短要請に対して徹底した補償の実施、コロナ感染者を多く受け入れている都立公社病院の独立行政法人化を中止する、人の不幸の上に成り立つカジノの誘致計画を中止する、こういう課題を抱えて闘いました。(中略)
私が掲げた緊急政策を託せるのは、新宿区において、日本共産党の大山とも子さんを置いてほかにいません」
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■<IWJ取材報告 2>新型コロナワクチン接種後の重篤な副反応事例が病院側から厚生労働省へ報告されない事例について「自治体・市町村の窓口に報告すれば、厚労省まで報告が来る仕組みになっている」~210625_田村憲久 厚生労働大臣 定例会見! 他方、東京都の新規コロナウイルス感染者は一転増加傾向に!
2021年6月25日(金)、午前9時10分頃より、東京・厚生労働省庁舎にて、田村憲久 厚生労働大臣の定例会見が行なわれました。
冒頭、田村大臣より、「第5次薬物乱用防止5か年戦略」フォローアップ、および、「大麻等の薬物対策のあり方検討会」のとりまとめについて、報告がありました。
田村大臣は、「近年の状況を見てみると、『大麻乱用期』と言える状況であると評価している」とした上で、「大麻草の部位による規制から成分に着目した規制に見直していくということがひとつ。それから、大麻から製造する医薬品の有効性の見直し。
そして、大麻の使用に対する罰則の導入等について基本的な方向性がとりまとめられた。大麻の犯罪検挙人数が増えてきており、令和2年度は5000人を超え、過去最多。特に、」と説明した。特に30代の若い方々の検挙人数が急増しており、全体の6割以上を占める。SNSなど、色々な媒体を使って、大麻の恐ろしさなどを、しっかりと周知していかなければならないと思っている」と述べました。
続いて、田村大臣と各社記者との質疑応答となりました。IWJ記者は、「新型コロナウイルスワクチン接種後の副反応の報告」について質問をし、以下のようなやりとりがありました。
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■<IWJ取材報告3>東芝の第182期定時株主総会が開催され、現任取締役2名が事前撤回、2名が否決される! 東芝と経産省が緊密に連携していることが明らかになった議決権侵害問題の根本には、いつまでも不採算事業である原発に固執する国の方針があった!
経営陣にとって不都合な意見を持つ一部株主の議決権や提案権を侵害した不公正問題(以下、「議決権侵害問題」とする)などで、批判を集めている東芝の第182期株主総会が、6月25日午前10時から開催されました。
6月10日にまとめられた議決権侵害問題の報告書では、経産省幹部も東芝と連携していたことが明らかにされており、東芝の提案する現任取締役11名の選任を株主が可とするかどうかに注目が集まっていました。
※■菅総理が東芝幹部との会食で「強引にやれば外為でつかまえられるだろう」と発言!10日に開かれた東芝の株主総会の運営について調査する第三者委員会の記者会見で、株主に経産省が圧力をかけたとされる報告書が公表される。(日刊IWJガイド、2021年6月17日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48945#idx-3
当初13名で提案されていた現任取締役は、6月10日の調査報告を受けて、2名が事前に撤回されていました。問題になっているのは2020年7月31日に開催された定時株主総会です。
第182期株主総会では、綱川治社長が、2020年度の連結事業で、売り上げは3兆544億円と、2019年度比で3355億円マイナスとなったものの、2020年度は不採算事業からの撤退などが奏功し、純損益は1140億円の黒字で、2019年度の1146億円の赤字から大幅に増益したと報告しました。
※第182期報告書(東芝)
http://www.toshiba.co.jp/about/ir/jp/stock/pdf/tsm182_oper.pdf
議決では、社外取締役の1人で取締役会議長の永山治氏と、監査委員会委員の小林信之氏の2名が、議決権侵害問題の監督責任があったとして、取締役再任が否決されました。綱川智社長ほか9名は再任を可決されました。
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■<新記事紹介>日本のマスメディアがほとんど報じない一大事!コロナ禍は「米中合作」!? 米中対立が激化してゆく中、新型コロナウイルス武漢ウイルス学研究所流出説が再び急浮上で米国内騒然! 米国のジョー・バイデン大統領は情報機関に再調査を指示! この動きに、どんな政治的思惑が!?
米中対立が激化してゆく過程で、米国内で新型コロナウイルスの由来が改めて問題視されつつあります。
新型コロナウイルスが武漢ウイルス学研究所から流出したのではないかという説は、ドナルド・トランプ前大統領が、コロナ対策に失敗した責任を中国に転嫁するための大統領選向けのプロパガンダだと、これまで多くのメディアでは扱われてきました。
WHOが現地調査を行い、2月9日に発表した報告書の中で、武漢ウイルス学研究所流出説を事実上否定したことで、この流出説の間違いは決定的となったかに見えました。
ところが、今、米国内では、ジョー・バイデン大統領の再調査指示によって、再び、武漢ウイルス学研究所流出説が急浮上して大騒ぎとなっているのです。
5月26日、バイデン米大統領は、中国で最初に集団感染が確認された新型コロナウイルスの起源に関する調査報告を90日以内にまとめるよう、米情報機関に指示しました。
※バイデン氏がコロナ起源解明指示 米情報機関、90日以内に報告へ(AFP、2021年5月27日)
https://www.afpbb.com/articles/-/3348660
この経緯は、およそ以下のとおりです。
2021年1月20日 ジョー・バイデン大統領就任。
2月11日 テドロス・アダノムWHO事務局長、研究所流出説を除外することを拒否。
3月4日 世界の著名な科学者がWHOに宛てた公開書簡で、前回の調査には欠陥があったとして、ウイルスの起源に関する新たな調査を求める。
3月22日 (米国の同盟国で、中国包囲網クアッドの一員の)オーストラリアの新聞が「コロナウイルスの研究をしている武漢ウイルス学研究所の複数の研究者が、2019年11月初旬にCovid-19と一致する症状で入院しており、米当局は最初のクラスターだったのではないかと疑っている」と報道。
5月5日 ニューヨーク・タイムズ紙の元科学記者、ニコラス・ウェイド氏が、『原子力科学者会報』(Bulletin of the Atomic Scientists)に寄稿し、証拠を検証して武漢ウイルス学研究所流出説を強く主張。
5月11日に行われた上院保健・教育・労働・年金委員会のCovid-19公聴会で、ランド・ポール上院議員がファウチ国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長を追求。
5月17日 ニューヨーク・タイムズ紙の元科学記者、ドナルド・G・マクニールJr.も記事・動画投稿サイトのMediumに「なぜ心配するのを止めることにしたか、そして、なぜ研究所流出説を支持するか」という記事を投稿。
現在、この問題に関して、米国上院での、ランド・ポール共和党議員によるファウチ国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長への厳しい追及に注目が集まっています。
ランド・ポール上院議員のファウチ所長への追及は大きく分けて次の2点です。
第1に、NIHは武漢ウイルス学研究所へウイルスの機能獲得研究のための資金提供したのではないか。
第2に、ウイルスの機能獲得研究は米国内の研究所でも行われているのではないか。
「機能獲得研究」とは、ホワイトハウスの公文書によれば、「病気の経路をより深く理解することを最終目的として、感染体の病原性を高めたり、感染性を高めたりすることで、病気を引き起こす能力を向上させることを目的としています」。
IWJは、この上院公聴会でのポール上院議員の追及の重要な論点を翻訳しています。
たとえば、ポール議員は、次のようにファウチ所長を追及しています。
今回のパンデミックが実験室で始まったのか、自然に進化したのかはわかりませんが、私たちはそれを知りたいと思っています。このパンデミックで300万人が亡くなっているのだから、我々は、あらゆる可能性を探らなければならない。機能獲得研究を続けることに関心のある政府当局者は、ここでは何もわからないと言います。
この研究は、自然に発生した動物のウイルスを人間に感染させるためにパワーアップさせているのです。真実を知るためには、米国政府は、中国の(武漢ウイルス学)研究所がこのウイルスを使って実験していたことを認めるべきです」
「考えてみてください。SARSウイルスの死亡率は15%でしたが、私たちが戦っているパンデミックの死亡率は約1%です。もし、SARSウイルスをパワーアップしてタンパク質を加えたものが、誤って放出されたとしたらどうでしょうか? 武漢ウイルス学研究所に対するNIH(国立衛生研究所)の資金援助をまだ支持しますか?」
驚くのは、このNIHの資金提供だけではありません。2014年10月17日にいったん資金提供が停止されるまで、ウイルスの機能獲得研究が米国内で堂々と行われていたのです。
この公聴会の質疑の後、ランド・ポール議員は、自身のツイッターで興味深い資料を幾つもアップしています。その一つが情報自由法にもとづいてポール議員が請求した「生命科学の機能獲得研究のリスクとベネフィットを評価するための継続的努力の実行」(2014年10月17日)というオバマ政権時代の文書です。
この文書に、ウイルスの機能獲得研究が米国内で堂々と行われていたことが明記されているのです。オバマ政権には、バイデン大統領は副大統領として大きく関与していました。
全世界を大混乱させているこのコロナ禍に、「米中共犯」の可能性が出てきたのです。
この続きは、ぜひ、記事本編を御覧ください。
※日本のマスメディアがほとんど報じない一大事!コロナ禍は「米中合作」!? 米中対立が激化してゆく中、新型コロナウイルス武漢ウイルス学研究所流出説が再び急浮上で米国内騒然! 米国のジョー・バイデン大統領は情報機関に再調査を指示! この動きに、どんな政治的思惑が!?
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493630
■<お知らせ>IWJは「憲法を着る!」をテーマに今夏も新たなTシャツを製作・販売する予定です。現行の日本国憲法で、皆さまが好きな条文を教えてください!
IWJでは今夏も、新たなTシャツの製作・販売を予定しています。そして、もしも現在の自公政権で改憲が行われ、憲法に緊急事態条項が加えられてしまえば「永遠のお別れ」となってしまうかもしれない現行の日本国憲法の条文をあしらったTシャツにしたい、「憲法を着たい!」と考えています。
そこで、IWJ会員、日刊IWJガイド読者の皆さまに、憲法の何条の条文が好きか、自分が着たいと思うか、ご意見を募集します!
現在の与党・自民党が中心となって進めている、緊急事態条項の追加を前提とした改憲論議は、9条だけでなく、すべてを心肺停止させ、二度と復活させない、現行憲法を全否定するものです。
そこまでの悪意が彼らの中には巣食っているのだということを直視し、現憲法を守るべく、その素晴らしさも、改善可能性も、のびやかに論じられ、邪悪な政治的意志の意図を見破り、抵抗と連帯の輪を広げていきたいとIWJは考えています。
この機会に、憲法の各条文を改めて振り返り、ぜひ皆さまのご意見をお聞かせください!
日刊IWJガイドでは、憲法21条の表現の自由と、憲法12条の国民の不断の努力について、その重要性を繰り返し記してきました。
IWJが市民メディアとして活動しているのは、表現の自由を根拠とし、同時に我々IWJ自身がこの憲法を守るための国民の不断の努力として、この活動を行なっているのです。それを我々は忘れてはいけませんし、たくさんの方々に、我々を支えてくださることも、憲法12条の国民の不断の努力に相当するものであるということを伝えていきたいと思います。
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第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
(2) 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
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岩上安身は12条、21条に加えて、一番好きな条文であり、かつ一番重要な条文のひとつとして幸福追求権をうたう13条をあげ、さらに憲法尊重義務を示す99条を推薦しながら、他にも素晴らしい、大事な条文が数多くあると述べています。
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第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
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例えば憲法前文もいいし、基本的人権を規定する第11条、法の下の平等を示す第14条、奴隷的拘束及び苦役を禁止する第18条、思想及び良心の自由を保障する第19条、健康で文化的な最低限度の生活を保障する第25条、拷問及び残虐な刑罰を禁止する第36条、基本的人権を「侵すことのできない永久の権利」とする第97条、憲法を「国の最高法規」と規定する第98条なども素晴らしい条文です。これを空文にせず「命」を吹き込み続けるのは、先にあげた第12条の「国民の不断の努力」です。
こんな話を普通にできるように、このTシャツを契機に機運を高めたいと思います。現在の与党と一部のエセ野党が進めているのは、9条だけでなく、これらすべてを心肺停止させ、二度と復活させない、そうした現行憲法全否定条項なのだということ、そこまでの悪意が彼らの中には巣食っているのだということを直視して、現憲法を守るべく、その素晴らしさも、改善可能性も、のびやかに論じられ、邪悪な政治的意志の意図を見破り、抵抗と連帯の輪を広げていきましょう。
また現行憲法と、自民党の醜悪で邪悪な改憲草案を全文読み比べる鼎談を、岩上安身と梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士との3者で行い、その内容を加筆した上で書籍にした『前夜』があります。ぜひ、憲法を手に取って、読んでみてください。
※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く(IWJ書店)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171
憲法をもっと素敵な方向に改めたい、と考えるのは自由です。しかし、憲法がもつ、主権者たる国民から権力者への制約として書かれたという本質、そしてそれが国の法秩序の最上位に存在し、最高法規とされていることを毀損するような「改悪」は決して許されません。
自民党の改憲案は緊急事態条項の導入も大問題ですが、そもそも自民党案では、国民が権力者にあてて書いた権力の制約という憲法の本質が根本から侵されています。これは憲法と呼べる代物ではありません。
そのこともぜひ、憲法が危機に瀕しているこの夏、Tシャツを着て、『前夜』をお読みになって、一人でも多くの方々と憲法について、語りあい、憲法12条に定められた「不断の努力」として、何をなすべきか、それぞれお考えいただけたらと存じます。
※ご意見は、下記メールアドレス宛てに、件名を「好きな憲法条文」としてお送りください。
メールアドレス:office@iwj.co.jp
それでは、本日も1日よろしくお願いします。
※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210626
IWJ編集部(岩上安身、浜本信貴、六反田千恵、尾内達也、中村尚貴)
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