■■■ 日刊IWJガイド・番組表「トランプ大統領アジア歴訪の裏でサウジが暗躍!? イスラエルとともにイランを攻撃!? ~板垣雄三東大名誉教授講演『世界戦争の予感』/リニア中央新幹線工事をめぐり特捜がゼネコンを捜査! JR東海社員が工事費情報漏えいか!?/富岡八幡宮殺人事件の裏に潜む問題をIWJが直撃取材!/本日21時から、岩上安身による『日本会議 戦前回帰への情念』著者、戦史研究家・山崎雅弘氏インタビューを再配信!」2017.12.13号~No.1916号~ ■■■
(2017.12.13 8時00分)
★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!
┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<はじめに>ロシアのラブロフ外相「アメリカがイランとの核合意に違反していることから、北朝鮮は安全上の保証を求めている」!/小野寺防衛大臣記者会見 緊迫した朝鮮半島有事の被害想定が存在するにも関わらず国民へは公開せず! IWJの追及には「仮定のケースには答えない」を繰り返し、苦笑いで逃げの回答に終始!/IWJに広告を出稿して「三方よし」! ぜひご検討を!(城石裕幸)
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>(城石裕幸・城石エマ)
┠――【1】リニア中央新幹線工事をめぐり特捜がゼネコンを捜査! JR東海社員が工事費情報漏えいか!?
┠――【2】慰安婦問題を念頭に萩生田幹事長代行が暴言! マニラでも慰安婦像が設置され孤立を深める日本 大阪市ではサンフランシスコとの姉妹都市解消へ抗議の声も!
┠■<★本日の配信告知★>富岡八幡宮殺人事件の裏に潜む問題をIWJが直撃取材!/本日21時から、岩上安身による『日本会議 戦前回帰への情念』著者、戦史研究家・山崎雅弘氏インタビューを再配信!/記事再掲☆日本会議・神社本庁・安倍政権が一体となって「政教分離」を定めた憲法に違反する、改憲署名を推進! (澤理恵)
┠■<★新記事アップ!★>トランプ大統領アジア歴訪の裏でサウジが暗躍!?イスラエルとともにイランを攻撃!? ~板垣雄三東大名誉教授講演「世界戦争の予感」(城石裕幸)
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<はじめに>ロシアのラブロフ外相「アメリカがイランとの核合意に違反していることから、北朝鮮は安全上の保証を求めている」!/小野寺防衛大臣記者会見 緊迫した朝鮮半島有事の被害想定が存在するにも関わらず国民へは公開せず! IWJの追及には「仮定のケースには答えない」を繰り返し、苦笑いで逃げの回答に終始!/IWJに広告の出稿して「三方よし」! ぜひご検討を!
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おはようございます。IWJ動画班カメラマンの城石裕幸です。
民進党は昨日12日午前、党本部で開いた「党の戦略・組織・運営に関する改革本部」で、大塚耕平代表が、「解党した上での新党結成や他党との合流、党名変更」などを選択肢としてあげたことが報じられました。13日の常任幹事会で協議されるということです。これは、11日に有田芳生参院議員が離党届を提出し、他にも江崎孝参院議員ら複数の議員が離党を検討していることを受けたものです。
・民進代表、解党も選択肢(ロイター、2017年12月12日)
https://jp.reuters.com/article/idJP2017121201001469
民進党は党勢低迷が続き、現状では2019年参院選を戦えないとの懸念を強めています。しかし、名前は2016年3月26日に民主党から民進党へ変更したばかり。名称変更でイメージアップが可能というのは浅はかすぎます。眼前に迫る重要な政策課題に対し、政党が取りうるスタンスは2つに1つです。
自民党案にもとづく改憲に、賛成なのか反対なのか。国民が巻き込まれる恐れのあるトランプ主導の北朝鮮への先制攻撃に対し、賛成なのか反対なのか。アベノミクスに賛成なのか反対なのか。賛否どちらでもない、という中間点などありません。
我々有権者は、中途半端ではないはっきりとした回答を求めています。民進党内が第2自民党である希望の党寄りと立憲民主党寄りとに割れているのなら、スッキリ割れたほうがいいのではないでしょうか。
ロシアのラブロフ外相が、4日から8日まで日本海で行われた米韓の最大規模の合同軍事演習「ビジラント・エース」に触れ、「この演習の開始後、北朝鮮は新型の大陸間弾道ミサイルを発射した」と語り、「アメリカは北朝鮮を挑発している」と非難。「アメリカがイランとの核合意に違反していることから、北朝鮮は安全上の保証を求めている」と語りました。
このラブロフ外相の発言は、トランプ政権の政策と、極東での政策との関連性を結びつけて報じた点で、注目すべき発言です。トランプ大統領は9月19日の国連での演説で、イランと北朝鮮、この2つの国に対して、攻撃的な発言も行いました。
・トランプ氏、初の国連演説 「ヘイトスピーチ」と批判も(BBC、2017年9月20日)
http://www.bbc.com/japanese/41329673
トランプ大統領は、2つの国を攻撃する戦略を同時に押し進めており、両方を関連づけて考える必要がある、と、岩上さんは例えば8日に行なわれた矢吹晋氏のインタビューなどを通して繰り返し指摘していますが、日本のマスメディアには、そうした視点が欠けています。
・ロシア外相、「アメリカの核合意違反により、北朝鮮は安全上の保障を求めている」(Pars Today、2017年12月11日)
http://parstoday.com/ja/news/world-i37651
※朝鮮戦争再開の危機迫る!? しかし「中朝一体神話」はマスコミの作り上げた嘘! 中国では北朝鮮を敵に見据えた軍事演習も実施! 岩上安身による横浜市立大学名誉教授矢吹晋氏インタビュー 2017.12.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407125
北朝鮮の核とミサイル開発の問題は、朝鮮戦争以来、米軍が何度も北朝鮮への核攻撃を計画し、その米軍が1953年以来、今も休戦協定を利用して軍事境界線に「国連軍」として居座り続けていることに起因しています。その米国は中東で、イラク、リビア、シリアと、核開発疑惑を理由に繰り返し政権転覆をはかってきました。金正恩氏から見れば、核を手放せばたちまちリビアのカダフィのように命まで奪われ、国家体制が転覆させられるという疑念が晴れることはありません。
そして米朝が開戦すれば、「日米地位協定」、「朝鮮国連軍地位協定」によって日本は否応なく巻き込まれ、核攻撃の標的にされるというのが現実です。
米議会調査局は朝鮮半島で再び戦争が起きれば、「核兵器が使用されなくても最初の数日の戦闘で3万-30万人の犠牲者が想定される」、「中国とロシア、日本の実力部隊を巻き込む事態にすぐに発展する可能性がある」、「北朝鮮の能力は1分間の発射弾数1万発」などの予測を報告書で指摘しています。
・朝鮮半島有事、数日で最大30万人犠牲と米報告書-核兵器使用なくても(Bloomberg、2017年10月28日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-28/OYIFYR6K50XS01
12月5日には中日新聞・東京新聞で、防衛省が朝鮮半島有事の際の被害想定をしながら公表していないことが報じられました。防衛省報道室は「北朝鮮の軍事能力や意思を見積もりするシミュレーションは継続しており、その中には、日本が攻撃を受けた場合の被害想定も含まれる」と、被害想定があることを認めたものの、「国民への影響が大きい。対外的に手の内を見せることにもなり、考えていない」と、公表しない理由をあげています。
これもおかしな話です。国民への影響が大きいからこそ、国民はその被害想定を知る権利があるはずです。また、敵攻撃による被害を国民に明らかにすることが、なぜ「対外的に、手の内を見せる」ことになるのでしょうか。自身の攻撃力を明らかにするのは「手の内を見せる」ことになるでしょうが、被害想定は「手の内」と何の関連もありません。
この件については昨日12日の大臣会見で、IWJも小野寺防衛大臣に「国民の生命財産を守る上で重要な情報をなぜ公開しないのか」と直接質問しましたが、小野寺氏は「仮定のケースには答えない」を繰り返すばかりでした。
※小野寺防衛大臣記者会見 緊迫した朝鮮半島有事の被害想定が存在するにも関わらず国民へは公開せず! IWJの追及には「仮定のケースには答えない」を繰り返し、苦笑いで逃げの回答に終始! 2017.12.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407453
また、英国「ガーディアン」紙では、「中国では金政権の崩壊に備えて、国境付近で難民用キャンプの設営が始まっている」という一報があり、中国外務省の陸慷氏に真偽をたずねたところ、「その確認については拒否するも、キャンプの設営自体を否定はしていない」と伝えています。これが事実なら、米国も南下してくる難民のためのキャンプ設営を要請してくる可能性が出てきます。しかし日本政府は副総理が「有事の際に想定され得る様々な事態について、聴衆の問題意識を喚起する趣旨」から、武装難民の射殺を公然と口にする状態。先述の矢吹晋氏は、米中の間ではコンセンサスができている、と指摘していますが、日米はどうなのでしょうか?
・China building network of refugee camps along border with North Korea(ガーディアン、2017年12月12日)
https://www.theguardian.com/world/2017/dec/12/china-refugee-camps-border-north-korea
岩上さんはこの一週間あまりの間に5本のインタビューを敢行!そのうち3本が「北朝鮮有事」に関するものです。特に五味洋治氏のインタビューでは、「朝鮮国連軍地位協定」という、まったく聞いたことのない、しかし60年あまりにわたって日本政府が結んできた協定の存在と、その効力について明らかにしており、必見です!
※【広告連動企画】朝鮮戦争時の構造が今の日本を規定している!? 「朝鮮国連軍地位協定」とは? 岩上安身による『朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか』著者・五味洋治氏インタビュー 2017.12.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407374
※朝鮮戦争が再開すれば核ミサイルの標的は「主権なき緩衝国家=日本」!? 日米地位協定改定で占領状態に終止符を~岩上安身による『主権なき平和国家』共著者 伊勢崎賢治氏・布施祐仁氏インタビュー 2017.12.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406676
この後も、17日(日)13時半より五味洋治氏インタビューの続編が、20日(水)13時半より日米同盟の現実について冷静な分析をされてきた、沖縄選出の参議院議員・伊波洋一氏へのインタビューが続きます。
また明日14日(木)は、午前10時より「超党派で『準強姦事件逮捕状執行停止問題』を検証する会」の呼びかけ人であり、先日の国会でも質問し厳しい追及をしている、希望の党・衆議院議員の柚木道義氏、同日午後2時半からは、弁護士で『アベノミクスによろしく』の著者・明石順平氏へのインタビューは二本立てです。
16日(土)は午後5時半より「今治加計獣医学部問題を考える会」共同代表の黒川敦彦氏へ前回の続編インタビュー、18日(月)は午後1時より、「ヒトラーの裁判官フライスラー」(http://amzn.to/2AdXD6i)著者のヘルムート・オルトナー氏へのインタビューと、岩上さんの予定は今週も来週もぎっしりです。
しかしそんな超ハードスケジュールにもかかわらず、岩上さんは当分の間「ただ働き」状態になってしまいました。
今年8月から始まったIWJの第8期は、財政的に大変な危機的状況にあります。IWJが現在の活動規模を維持するためには、年間で6000万円のご寄付・カンパが必要です。1年の3分の1にあたる今期最初の4ヶ月(8月から11月は20日まで)では、2000万円が必要な計算になりますが、実際には、合計951万円が目標額を下回る赤字となってしまいました。このままのペースで進むと、今期は3000万円の赤字になってしまいます。
この厳しい現状の数字に頭を痛めている経理は、キャッシュフローを確保するために、社長である岩上さんへの役員報酬を、今月から当分の間、IWJの運営費に充当させてもらえないかとお願いし、岩上さんも了承しました。
会社を経営した経験のある方、あるいは会社の経理や税務をご存知の方ならばお分かりでしょうが、実はこれは単なる「ただ働き」では終わりません。実際には「未払い」でも、所得税、住民税はその期首に決めた役員報酬に容赦なく課税されます。そしてその支払われていない役員報酬を「未払金」として計上するか、「役員貸付金」として、「一旦報酬を受け取ってそれを会社に貸している」形にするかはともかく、ほんの数ヶ月であっという間に会社も大きな負債を抱えることになります。個人企業経営者としては本当に二重苦、三重苦です。
IWJが活動を続けていけますように、また岩上さんが倒れてしまわないためにも、どうか皆様のご寄付・カンパでお力をお貸しください!
※ご寄付・カンパのご支援はこちらから。
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
また、まだ会員でない方はぜひこの機会に会員登録を、会員登録が切れてしまっているという方はぜひ再開をお願いいたします!
※会員登録はこちらからよろしくお願いします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
前出の五味洋治氏へのインタビューは広告連動企画です。全編動画は、会員の方以外にも1年間公開しています。五味洋治氏のご著書・「戦後再発見」双書7『朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか』(http://amzn.to/2AumsMZ)は12月20日に上梓される予定です!
IWJでは広告の出稿も大歓迎です!
矢部宏治氏が企画・編集総責任者をつとめるこの創元社の大ヒットシリーズ「〈戦後再発見〉双書」(http://amzn.to/2l4xiSE)。末浪靖司氏、木村朗氏、吉田敏浩氏、前泊博盛氏など、IWJでは著者の方にインタビューを行ってきました。中でも2012年に出された孫崎享氏の『戦後史の正体』は20万部を超える大ベストセラーになりました。この大ヒットの背景にはIWJでのインタビューを核にした広告宣伝も少なからず貢献できているのではないかと、自負しています。
IWJでは創元社「〈戦後再発見〉双書」シリーズに限らず、数々の良書を紹介し、岩上さんが著者の方にインタビューを行っています。今、この日刊ガイドをご覧になっている出版社の編集者の方、広告部の方、ぜひIWJに広告出稿していただけませんか?IWJの視聴者層・読者層と、このような良書の読者層を対比した場合、広告効果は決して低くないのではないでしょうか。近江商人の商売訓に「三方よし」という言葉がありますが、クライアント様にとっては効果的な広告が打て、視聴者・読者にとっては良書に出会えるという社会的な意義があり、IWJにとっては活動費につながるという、まさに「三方よし」です。
もちろん、出版社に限りません。ぜひ、広告の出稿をご検討ください!
※協賛・広告掲載のお願い
http://iwj.co.jp/join/supportingad.html
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◆中継番組表◆
**2017.12.13 Wed.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【Ch4】13:30~「民進党 森友学園・加計学園疑惑調査チーム会合」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
民進党 森友学園・加計学園疑惑調査チーム会合を中継します。内容は、6日の会議において、関係省庁に求めた事項に対する回答。
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【Ch3】14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3
原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。
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【ツイキャス・IWJ_KYOTO1】18:30~「前川喜平さん(前文部事務次官)講演会『これからの日本、これからの教育』」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_kyoto1
前文部事務次官 前川喜平氏の講演会を中継します。「前川喜平さん講演会実行委員会」主催。
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【タイムリー再配信 84・IWJ_Youtube live】21:00~「安倍総理はなぜ日本国憲法を忌み嫌うのか――『日本会議 戦前回帰への情念』著者、戦史研究家・山崎雅弘氏に岩上安身が訊く!『自民党改憲草案は「国家神道」の封印を一つ一つ解くものだ』(その1)」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
2016年11月に収録した、岩上安身による戦史研究家・山崎雅弘氏インタビューを再配信します。
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/348288
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◆中継番組表◆
**2017.12.14 Thu.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【YouTube Live】10:30~「岩上安身による『超党派で「準強姦事件逮捕状執行停止問題」を検証する会』呼びかけ人・柚木(ゆのき)道義議員インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
岩上安身による希望の党・柚木(ゆのき)道義議員インタビューを中継します。
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【YouTube Live】15:00~「岩上安身による『アベノミクスによろしく』著者・明石順平氏インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
岩上安身による明石順平氏インタビューを中継します。
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【Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
東京電力による記者会見を中継します。
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
【広告連動企画】朝鮮戦争時の構造が今の日本を規定している!? 「朝鮮国連軍地位協定」とは?
岩上安身による『朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか』著者・五味洋治氏インタビュー
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407374
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<★本日の配信告知★>富岡八幡宮殺人事件の裏に潜む問題をIWJが直撃取材!/本日21時から、岩上安身による『日本会議 戦前回帰への情念』著者、戦史研究家・山崎雅弘氏インタビューを再配信!/記事再掲☆日本会議・神社本庁・安倍政権が一体となって「政教分離」を定めた憲法に違反する、改憲署名を推進!
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12月7日、東京都の富岡八幡宮でおこった殺人事件が連日テレビでも報道され続けています。岩上さんは、容疑者が氏子あてに送った手紙を独自に入手。以下の記事で会員限定で全文を公開しています。
※【スクープ!!】「30年にわたる富岡家の内紛の真相をお伝えします」〜富岡八幡宮殺傷事件で容疑者が残した手紙を会員限定で全文公開! 「死後もこの世に残り、たたり続ける」込められた深い「怨念」 2017.12.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407316
まだ会員にご登録いただいていない方は、以下のリンクからご登録をお願いします。
※会員登録はこちらからよろしくお願いします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
この事件は「宮司の地位をめぐる家族間のトラブル」だけではない問題が潜んでいます。事件の背景には神社本庁が女性宮司を認めないという、問題点も潜んでいるようです。神社本庁が女性宮司を任命しなかった経緯について、IWJは神社本庁と富岡八幡宮を取材。社務所をたずねましたが、「広報担当が不在」とのため、お話をうかがうことはできませんでした。
またIWJは神社本庁に、富岡八幡宮が神社本庁を離脱した経緯や、殺害された富岡長子さんを神社本庁が宮司に任命しなかった理由などを尋ねたところ、「公式の回答としては答えられないが、広報資料を用意している、そちらを読んでいただければ、お察しいただけるかと思います」と伝えられました。
その後FAXで「富岡八幡宮に関わる質問事項に対する回答」と題した返事が返ってきましたが、「富岡家における親族問の諸問題や裁判が係争中であることなどから、協議を重ね、研修の受講等を依頼するなどして参りました」などと、一読しただけではよくわからない内容が書かれていました。
IWJが重ねて「女性宮司を認めることが難しいから任命しなかったのか?」と尋ねると、神社本庁の広報担当者は「大間違いです」と即座に否定。別表神社というカテゴリーではあるが、過去にも女性の宮司はいた、と断言しました。はたしてそれは事実なのでしょうか? IWJは、神社本庁のこの証言の真偽を確かめるべく、取材を続けています。
名前はまだ伏せますが、某有名神社からは、「宮司はその神社の代表だから男性がなります」というような回答もありました。女性が宮司になれない理由が明確にあるのか尋ねましたが、「代々そうだから」というような理由しか返ってきませんでした。
神社本庁は約8万社の神社包括団体で、「庁」はついていますが、民間の宗教法人です。ただ神社本庁は「神道政治連盟(神政連)」「日本会議」「美しい日本の憲法をつくる国民の会」などの極右団体と深いかかわりがあり、神政連の理念に賛同を示す超党派議員で構成される神道政治連盟国会議員懇談会の現会長は、現総理の安倍晋三氏です。
神社本庁の内部では、不動産取引をめぐる不可解な動きがあり刑事告訴に至っているという報道がなされ、闇の深さを感じさせます。富岡の事件に関し見つかった手紙でも、「時価4億円の社宅」「1億円超えの借地権」「数億円の株の売買」など非常な高額の、お金に関する言及が何度も出てきます。また事件の続報では被害・加害両者の息子が後継候補になっているとも報じられ、遺産争いの問題も勃発しそうです。
「莫大な遺産」「姉弟骨肉の争い」「凄惨な殺人」など、横溝正史ばりにドロドロ要素満載の富岡の事件は、メディアにとり「視聴率を稼げるおいしい話題」です。TVを始めとする大メディアは、そのドロドロ「お家騒動」の部分をピンポイントでつまみ、視聴者へ提供し続けるでしょう。しかしIWJでは、神社本庁そのものが抱える、深く黒い淀みに切り込んでいきます。
・神社本庁で不可解な不動産取引、刑事告訴も飛び出す大騒動勃発(ダイヤモンドオンライン、2017年6月21日)
http://diamond.jp/articles/-/132516
IWJでは神社本庁や神政連、日本会議らの極右組織が一体となり、あからさまな安倍政権支援の政治運動を行うことの危険性を何度も指摘してきました。
※【IWJブログ】境内に櫻井よしこ氏の改憲ポスターが!全国各地の神社で起きている「異変」 〜日本会議・神社本庁・安倍政権が一体となって「政教分離」を定めた憲法に違反する、改憲署名を推進! 2016.1.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/281360
また、「日本会議」や「神社本庁」、「国家神道」について詳しい『日本会議 戦前回帰への情念』著者、戦史研究家・山崎雅弘氏への岩上さんによるインタビューや、安倍政権下で進む右傾化の真実に迫った上智大学教授・島薗進氏インタビューの再配信を決定しました。
ぜひこの機会に、テレビでは報じない、安倍政権と深い関わりを持ち、戦前の国家神道再興へ向けて運動を続けている「神社本庁」や「日本会議」の実態について理解を深めていただければと思います。
・安倍内閣の閣僚20人中19人がメンバー 神道政治連盟とは?(NEWSポストセブン、2016年10月14日)
https://www.news-postseven.com/archives/20161014_454987.html
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★【タイムリー再配信 84・IWJ_Youtube live】
安倍総理はなぜ日本国憲法を忌み嫌うのか――『日本会議 戦前回帰への情念』著者、戦史研究家・山崎雅弘氏に岩上安身が訊く!「自民党改憲草案は『国家神道』の封印を一つ一つ解くものだ」 (その1)
[配信日時] 2017年12月13日(水)21:00~
[YouTube Live] https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?view=2&flow=grid
[ツイキャス] http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
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<★新記事アップ!★>トランプ大統領アジア歴訪の裏でサウジが暗躍!?イスラエルとともにイランを攻撃!? ~板垣雄三東大名誉教授講演「世界戦争の予感」
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ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が12月11日公開した最新の国際兵器業界のデータによると、2016年の世界の武器製造業および軍事サービス会社トップ100の武器および軍事サービスの売上高は3,748億ドルに達しました。
このうち米国企業の武器販売額は合計2172億ドルで、4.0%増加しました。世界最大の兵器生産会社ロッキード・マーティン社による武器販売は、2016年に10.7%増加し、世界の武器取引における米国のシェアは57.9%に達しています。戦争こそ、米国の最大のビジネスであることがよくわかります。
・Global arms industry: First rise in arms sales since 2010, says SIPRI(ストックホルム国際平和研究所、2017年12月11日)
https://www.sipri.org/media/2017/global-arms-industry-first-rise-arms-sales-2010-says-sipri
今年2017年11月5日、ドナルド・トランプ米大統領がアジア歴訪の最初の訪問国として就任後初めて来日しました。
「米朝危機」がことさら煽られる中、日本の大手メディアは、安倍総理とのゴルフや会食など、過剰なまでに演出された両者の親密さを報じることに余念がありませんでした。
※トランプ大統領初来日で厳戒態勢が敷かれる六本木周辺をIWJが写真レポート! 米軍の排他的管理権が認められる「六本木ヘリポート」周辺は交通規制で大渋滞! 2017.11.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/404589
6日行われた共同記者会見では、日米首脳は核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への圧力を最大限まで高めることで一致、日本のミサイル防衛能力強化のために米国からさらに高額な防衛装備品を購入する方針を発表しました。
・日米首脳:北朝鮮へ圧力、最大限まで高めることで一致-共同会見(ブルームバーグ、2017年11月6日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-11-06/OYS83Q6JIJV501
※【岩上安身のツイ録】米国軍産複合体は「北朝鮮特需」にわきかえり喜色満面。米国議会は核のために1兆2000億ドルの戦時予算。これで「東アジアで戦争など起こらない」と思っている人がいたらどうかしている 2017.11.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/404844
小野寺五典防衛相は12月8日、敵基地攻撃も可能な能力を有する長距離巡航ミサイルを導入することを正式に発表。来年度予算案に射程500キロでノルウェー製の「JSM」の取得費などとして22億円を、射程900キロでアメリカ製の「LRASM」と「JASSM」を搭載する戦闘機の改修に向けた調査費として3000万円をそれぞれ追加で盛り込むよう要求しました。
・防衛相 長距離巡航ミサイル導入を発表 「専守防衛に反せず」(NHKニュース、2017年12月8日)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171208/k10011251061000.html
さらに小野寺防衛相は10日、「(陸上配備型迎撃ミサイルシステム)イージス・アショア2基を前提に、新たな弾道ミサイル防衛装備品の整備に着手できるよう、追加的な予算要求を行う」と述べ、関連経費7億3千万円を来年度当初予算案に計上することを明らかにしました。
・陸上イージス、7.3億円予算計上へ 小野寺防衛相表明(朝日新聞、2017年12月10日)
http://www.asahi.com/articles/ASKDB5HZVKDBUTFK004.html
トランプ大統領が日本の次に訪れた韓国でも、7日の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との米韓首脳会談の成果をまとめた「共同記者発表文」を8日、米韓両国が発表。北朝鮮の核とミサイルの脅威に対し、日本を含めた3カ国による軍事協力を進める意思を両首脳が再確認したと表明しました。トランプ氏は「韓国は数十億ドルの防衛装備を注文するだろう」と語り、文氏は「最先端軍事偵察資産(兵器)の獲得と開発で協議を即時に開始する」と語りました。
・米、FTA見直し引かず 首脳会談 韓国は不満解消へ武器輸入 (日本経済新聞、2017年11月7日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23206160X01C17A1FF2000/
アジア歴訪で「朝鮮半島有事」を煽り、まんまと同盟国に高額兵器の押し売りに成功したトランプは、間違いなく世界一の武器のトップセールスマンと言えるでしょう。そのトランプ政権が「戦略的な攻略目標」として、「北朝鮮」と並んで「イラン(シーア派)」を名指ししていることを忘れるわけにはいきません。
日本では北朝鮮危機に比べ、米国の中東への露骨な関与についての報道が極端に乏しいのが現実です。トランプ大統領がアジア歴訪で北朝鮮への制裁・圧力を叫ぶ一方で、これが陽動作戦なのかどうかはともかくとして、中東での危機の高まりは見逃せません。
トランプ氏のアジア歴訪と同時期に、スンニ派アラブの盟主を自認しているサウジアラビアで、親イスラエル、親シオニストのムハンマド・ブン・サルマーン皇太子が主導して「汚職追放」の名の下に王族やイスラム法学者たちに対する粛清の嵐が吹き荒れ、レバノンのサアド・ハリーリー首相が拘束されてサウジの衛星放送「アル・アラビーヤ」で辞任を表明、フランスのマクロン大統領がサウジアラビアの首都・リヤドまで身柄を引き取りにいくという事件が発生しています。
・国王が譲位!? 若き皇太子と揺れ動くサウジアラビア(ニューズウィーク日本版、2017年9月29日)
http://www.newsweekjapan.jp/hosaka/2017/09/post-14.php
・レバノンのハリリ首相が辞任表明、イランとヒズボラを非難(ロイター、2017年11月6日)
https://jp.reuters.com/article/lebanon-politics-hariri-idJPKBN1D60GE
・マクロン仏大統領がサウジアラビアを急きょ訪問 レバノン危機を懸念(BBCニュースジャパン、2017年11月10日)
http://www.bbc.com/japanese/41938113
多宗教間のバランスで成り立っているレバノンで、首相が辞任すれば内戦に発展する可能性もあり、それが隣国イスラエルにとっては軍事介入の恰好の口実となりえます。
そして、その「辞任表明」のあったまさに同じ日、イランから軍事支援を受けているとされるイエメンのイスラム教シーア派武装組織フーシがリヤドの国際空港に向けてミサイル攻撃を行っています。サウジアラビアは、アメリカの支援を得て2015年3月から、イエメンのアブドラ・マンスール・ハディ元大統領を政権に復権させる目的で、同国への軍事攻撃を開始し、全面的にイエメンを封鎖しています。なお、12月2日に、フーシ派と手を組んでいたアリ・アブドラ・サレハ前大統領が、サウジアラビア主導の連合軍との関係改善を訴え、突然フーシ派との連携解消を発表。12月4日、サレハ氏はフーシ派によって殺害され、イエメン内戦はますます混迷を深めています。
・サウジ 武装組織の攻撃を迎撃 空港にミサイル(毎日新聞、2017年11月5日)
https://iwj.co.jp/wj/member/archives/406188#memberB
・イエメン、サレハ前大統領の殺害はなぜニュースなのか(ニューズウィーク日本版、2017年12月7日)
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/12/post-9072_1.php
レバノンでは同じくイランとつながりの深いシーア派組織ヒズボラがシリア内戦でのIS掃討に大きく貢献し、影響力を強めています。そのISを米国が助けているのではないかという状況証拠も報じられています。
・アメリカのヘリコプター、ISISの幹部を退避させる(Pars Today、2017年11月8日)
http://parstoday.com/ja/news/middle_east-i36593
パレスチナを支え、ユダヤ人の入植促進・シオニズムを非難してきた「アラブの大義」などどこへやら、次期国王と目されるムハンマド・ブン・サルマーン皇太子が率いるサウジアラビアは、今やイスラエルとがっちりと手を組み、シーア派国家のイランの影響力が強まったシリア・イラク・レバノンを敵視する軍事同盟を形成し始めました。イランやシリアなどの背景にはロシアが、イスラエルとスンニ派アラブの軍事同盟の裏には米国の影が見え隠れしています。
2017年11月25日、愛知大学名古屋キャンパスで、同大学国際コミュニケーション学部比較文化学科専門科目 アジア協同体論講座(国際観光学特殊講義)「アジア共同体の平和学・2017年度公開企画 レクチャー&ワークショップ(企画・総合司会担当 鈴木規夫教授) ―第七回・第八回〈アジア〉における平和の諸条件」が開かれ、前半では板垣雄三・東京大学名誉教授が「世界戦争の予感」と題して、後半では武者小路公秀(むしゃこうじきんひで)・元国連大学副学長が「中国の一路一帯の文明間の和解」と題して講演を行いました。
12月11日、この2つの貴重な講演のうち、板垣先生のご登壇部分をテキスト記事としてアップいたしました。また板垣先生には後日、岩上さんがインタビューも行う予定です! 詳細は決まり次第お伝えいたします。
※トランプ大統領アジア歴訪の裏でサウジが暗躍!?イスラエルとともにイランを攻撃!? ~板垣雄三東大名誉教授講演「世界戦争の予感」 2017.11.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406188
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