■■■ 日刊IWJガイド・番組表「安倍昭恵・総理夫人が沖縄・高江を訪問!~新ヘリパッド強行建設工事に反対する市民からは戸惑いの声――IWJが追ったその一部始終~記事をアップ!/『生前退位』の可能性を報じられた天皇が本日『お気持ち』を表明/岩上安身によるアメリカン大学教授・ピーター・カズニック氏インタビューを再配信!」2016.8.8日号~No.1424号~ ■■■
(2016.8.8 8時00分)
各地で35℃を超える猛暑日が増えてきています。みなさん、暑すぎて体が溶け出したりしていませんか?私、城石エマは、体中の水分が抜けきって、身長が150cmくらいになってしまいました。
みなさんも、体中の水分が抜けきってしまう前に、こまめに水分補給をして、熱中症をやっつけてくださいね!
本題に入る前に、自他共に認めるIWJの「裏方リーダー」谷口直哉スタッフより、今日はみなさまに重要なお願いをさせていただきます!
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■<☆IWJからお願い☆>IWJの「ハードディスク容量不足問題」が深刻化!「目に見えないコスト」もこんなにかかっています!
日刊IWJガイドをお読みのみなさん、おはようございます。IWJスタッフの谷口直哉と申します。
普段は一般事務班と中継動画班のリーダーを兼務しており、言わば「IWJの裏方業務」にたずさわっています。そんな私から、本日はIWJの裏方を代表しまして、大変恐縮ではありますが、みなさまにご寄付・カンパのお願いをさせていただかなければなりません。
IWJの取材活動で日々撮影される動画素材や画像データは、蓄積され膨大な量になっています。撮影されたデータは、いったんIWJのハードディスクに保存され、ウェブにアップするために必要な編集・変換作業を行います。
最近では、熊本・大分大地震や参議院選挙、都知事選挙、さらに7月末に引き続き今回で2度目となる沖縄・高江取材など、重大な政治的トピックが続きました。IWJはこれらのテーマに全力で取り組み、中継配信規模を減らすどころか、逆に通常よりも拡大して報じてきました。そのため、撮影データは一気に増え、IWJの「ハードディスク容量不足問題」が深刻になってきました。
一例をあげますと、高江での取材では、いつ機動隊による市民の排除が始まるか分からないので、座り込みが行われている間、ずっとカメラを回さざるを得ません。そうすると、ほんの数日の取材でも、撮影される動画素材は数十時間分、スチール写真は数千枚にもなってしまいます。
この大量のデータを保存、編集するために、IWJでは8個のハードディスクをまとめて、一つのハードディスクのように扱える「NAS」というシステムを使用しています。
このシステムを使うと、社内ネットワークに接続されている、どのパソコンからでもデータにアクセスすることができます。8個のハードディスクにデータを分散、複製して保存するため、万が一、いくつかのディスクが故障しても、他の正常なディスクを使ってデータを復元できる、という優れたシステムです。
しかし最近、IWJの取材量の多さのため、この「NAS」の容量が追いつかなくなってきました。ハードディスク容量不足問題を解決するためには、容量の大きなハードディスクを新たに購入しなければなりません。
今回IWJでは、「ハードディスク容量不足問題」解決のために、大容量の8TB(テラバイト)ハードディスク8台の購入に踏み切りました。1台あたり約4万円。つまり、「NAS」の増量だけで約32万円の経費が必要になります。
また、このほかに日々増え続ける素材を、アーカイブとして保存するために、3TB(テラバイト)ハードディスク20台の購入も必要になります。こちらは、1台あたり約1万5000円。20台で約30万円です。
これらの必要経費を全て合計すると、約62万円の出費となります。
取材には、カメラやマイク、飛行機代やレンタカー代などの「目に見えるコスト」の他に、このように、撮影された映像や画像をアーカイブとして、今後、永久に残していくために必要な「目に見えないコスト」もかかってきます。どちらのコストも、IWJの取材、報道活動のために必要不可欠であるということを、みなさまにご理解いただければ幸いでございます。
どうぞ、こうしたIWJの活動を、市民のみなさんのご寄付・カンパでお支えくださいますよう、お願い申し上げます。
※ご寄付・カンパをどうぞお願いいたします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
今後も市民メディアとして、大手マスメディアでは報道されない情報を取材、発信してまいります。まだ、IWJの会員にご登録いただいていない方は、どうぞこの機会にご登録くださいますよう、よろしくお願いいたします。
※IWJ定額会員へのご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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谷口リーダーでした!みなさまのお支えを、伏してお願い申し上げます。
★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!
┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<☆IWJからお願い☆>IWJの「ハードディスク容量不足問題」が深刻化!「目に見えないコスト」もこんなにかかっています!(谷口直哉)
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>「生前退位」の可能性を報じられた天皇が本日「お気持ち」を表明/広島訪問の安倍総理、稲田氏の「『現時点で』核保有を検討すべきではない」発言を否定せず/他(城石エマ)
┠■<★本日の配信告知★>この夏、IWJでは「核」関連シリーズの動画アーカイブを連日配信~本日は第3回「岩上安身によるアメリカン大学教授・ピーター・カズニック氏インタビュー」!(平山茂樹)
┠■<取材報告>今夜も高江の星と森に抱かれて機動隊の襲来に備える!IWJ沖縄取材チームから取材報告!(原佑介)
┠■<取材報告>京都中継市民・北野ゆりスタッフから、沖縄・高江の現場報告!(北野ゆり)
┠■<お知らせ>絶賛大募集中!「みんなで語る『改憲への危機感』~Talk about Democracy and Constitution」のご紹介!~本日は川柳のご投稿(城石エマ)
┠■わとはぷ~What happened today?(城石エマ)
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◆中継番組表◆
**2016.8.8 Mon.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【ツイキャス・IWJ_OKINAWA1】時間未定~随時「政府による高江での米軍ヘリパッド強行建設工事と市民による抗議の模様<カメラ 1>」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_okinawa1
※沖縄県東村高江から現地の模様を中継します。
【ツイキャス・IWJ_OKINAWA2】時間未定~随時「政府による高江での米軍ヘリパッド強行建設工事と市民による抗議の模様<カメラ 2>」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_okinawa2
※沖縄県東村高江から現地の模様を中継します。
【Ch2】17:30~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します。
【Ch6】18:00~「8/12再起動予定日!伊方原発3号機再稼働許すまじ!四国電力東京支社抗議行動」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※四国電力 東京支社前で行われる抗議行動を中継します。
【核関連シリーズ特集3・再配信・Ch1】19:00~「『沖縄の米軍基地が拡大される可能性』 核兵器に代わる米国の新戦略とは ~岩上安身によるアメリカン大学・ピーター・カズニック教授インタビュー」
UST視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2013年8月収録の岩上安身によるアメリカン大学・ピーター・カズニック教授インタビューを再配信します。
[掲載記事はこちらから] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/95813
【再配信・Ch1】20:00~「『櫻井よしこさんは、私の記事を読んでいないのでは? 間違った事実を元に「捏造」と言われても困る』──元朝日新聞記者・植村隆氏に岩上安身が2度目のインタビュー」
UST視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※植村氏の長女が、ツイッターで自身への中傷や写真を投稿されて精神的苦痛を受けたとして、投稿した40代男性に170万円の損害賠償を求め、東京地裁はこれについて、「未成年への悪質な人格攻撃だ」として、8月3日、請求通りの全額を支払うよう、この男性に命じました。この件に関連し、2015年2月収録の岩上安身による元朝日新聞記者・植村隆氏インタビュー第2弾を再配信します。
[掲載記事はこちらから] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/233830
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◆中継番組表◆
**2016.8.9 Tue.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【核関連シリーズ特集4・再配信・Ch1】16:00~「米国の新世界戦略を読み解く ウクライナとガザ侵攻における『ダブルスタンダード』を厳しく批判~岩上安身によるアメリカン大学教授ピーター・カズニック氏・乗松聡子氏インタビュー」
UST視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2014年8月8日収録の、岩上安身によるアメリカン大学教授ピーター・カズニック氏・乗松聡子氏インタビューを再配信します。
[掲載記事はこちらから] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/160561
【核関連シリーズ特集5・再配信・Ch1】20:00~「『核と人類は共存できない。核には、きれいな核も、汚い核もない』 ~岩上安身による谷口稜曄(すみてる)長崎原爆被災者協議会会長インタビュー」
UST視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2013年8月9日収録の、岩上安身による谷口稜曄(すみてる)長崎原爆被災者協議会会長インタビューを再配信します。
[掲載記事はこちらから] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/95640
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続いては、平山茂樹記者よりお知らせいたします!
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■<★本日の配信告知★>この夏、IWJでは「核」関連シリーズの動画アーカイブを連日配信~本日は第3回「岩上安身によるアメリカン大学教授・ピーター・カズニック氏インタビュー」!
おはようございます。IWJで主にテキスト関連の業務を担当している平山と申します。
明日8月9日、長崎は71回目の「原爆の日」を迎えます。1945年8月9日午前11時2分、アメリカ軍は長崎県長崎市に原爆を投下。長崎市の人口24万人のうち約7万4000人が亡くなり、建物は約36%が全壊しました。
広島、長崎への2回の原爆投下、1954年3月1日の「第5福竜丸」事件、1999年9月30日の東海村JCO臨界事故、そして2011年3月11日の福島第一原発事故と、日本はこれまでに計5回、「核の傷」を負っています。
核被害の当事国である日本は、本来であるならば、全世界に向けてリーダーシップを発揮し、「非核化」の動きを推進しなければならないはずです。しかし、戦後日本は、自民党政権のもとで原子力政策を推進し、日本列島に54基もの原発を建設しました。
2012年末に発足した第2次安倍政権のもとで、原発の再稼働と輸出政策が加速され、鹿児島県の九州電力川内原発1、2号機が再稼働されました。さらに今月8月12日には、愛媛県の四国電力伊方原発3号機が再稼働される予定です。
7月31日に東京都知事選挙で当選した小池百合子氏、8月3日の内閣改造で防衛大臣に就任した稲田朋美氏の2人はともに、「核武装論者」として知られています。原発政策は、核武装のベースです。原発を稼働させることで生まれるプルトニウムが核兵器の原料となるのです。現在の日本では東京都の新しいリーダーと自衛隊の責任者が、原発を推進するだけでなく、その上でさらに「核武装」を主張しているのです。原爆の被爆者の方々は、こうした動きをどのような思いで見ていることでしょうか。
IWJではこれまで、原発にとどまらず、「核」をテーマにした岩上さんによるインタビューシリーズを数多く配信してきました。この夏、安倍政権による「核への傾斜」に対し警鐘を鳴らすべく、IWJではそれらの動画アーカイブを、連日一挙再配信いたします。
本日は、19時よりCh1で、2013年8月11日に中継・配信した、岩上さんによるアメリカン大学教授・ピーター・カズニック氏へのインタビューを再配信します。2013年8月、カズニック氏は、『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史』をともに著した映画監督のオリバー・ストーン氏と来日。IWJでは、岩上さんが長崎入りするなどし、2人が出席した記者会見などを取材・中継しました。
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※2013/08/09 【長崎】「1943年5月の段階で、原爆は白人国家のドイツではなく、日本に投下すると決まっていた」 ~オリバー・ストーン監督、ピーター・カズニック教授記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/95556
※2013/08/12 日本外国特派員協会主催 オリバー・ストーン氏、ピーター・カズニック氏 記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/95959
※2013/08/14 【沖縄】「辺野古の海はとてもきれい。そこに米軍基地が建設されるのは非常に恥ずかしい話だ」 ~オリバー・ストーン 基地の島 OKINAWAを語る
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/97893
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カズニック氏はこの日のインタビューで、日本の核武装の可能性や、日本と米国との核共有(ニュークリア・シェアリング)、原発の再稼働、辺野古での新基地建設問題などについて岩上さんに語りました。今から3年前の2013年のインタビューですが、核の問題も沖縄米軍基地問題も現在進行形であり、内容的にはまったく古びていません。ぜひ、この機会にご覧ください。
他にも、長崎原爆の被爆者・谷口稜曄(すみてる)氏や、昨年9月24日に亡くなった報道写真家・福島菊次郎氏、外務省審議官として日米原子力協定の交渉実務を担った遠藤哲也氏、「核」をテーマとした取材を長年続けてきた共同通信編集委員の太田昌克氏など、必見のインタビューが連日続きます!ぜひ、IWJの「核関連シリーズ特集」にご注目ください!
★核関連シリーズ特集・配信スケジュール★
<8月8日(月)>
・19:00~20:00
【核関連シリーズ特集3】「沖縄の米軍基地が拡大される可能性」 核兵器に代わる米国の新戦略とは ~岩上安身によるアメリカン大学・ピーター・カズニック教授インタビュー (収録:2013年8月11日)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/95813
<8月9日(火)>
・16:00~19:30
【核関連シリーズ特集4】米国の新世界戦略を読み解く ウクライナとガザ侵攻における「ダブルスタンダード」を厳しく批判~岩上安身によるアメリカン大学教授ピーター・カズニック氏・乗松聡子氏インタビュー(収録:2014年8月8日)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/160561
・20:00~21:00
【核関連シリーズ特集5】「核と人類は共存できない。核には、きれいな核も、汚い核もない」 ~岩上安身による谷口稜曄(すみてる)長崎原爆被災者協議会会長インタビュー(収録:2013年8月9日)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/95640
<8月10日(水)>
・16:00~18:30
【核関連シリーズ特集6】長崎型原爆1万発分以上の衝撃 日本は原発のプルトニウムですぐにでも核武装が可能 ~岩上安身による梅林宏道氏インタビュー(収録:2013年8月18日)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/96927
・19:00~22:00
【核関連シリーズ特集7】日本の社会構造の根底にあるのは「国家によるウソ」~岩上安身による福島菊次郎氏インタビュー(収録:2013年9月21日)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/102501
<8月11日(木)>
・16:00~19:00
【核関連シリーズ特集8】「核」のプロフェッショナルが「沖縄発の核戦争が勃発する直前だった!」というスクープの裏側を語る!~岩上安身による共同通信編集委員・太田昌克氏インタビュー(前編)(収録:2016年1月8日)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/281578
・19:30~21:30
【核関連シリーズ特集9】核燃料サイクルと「核技術抑止」政策のこれから~日米原子力協定の交渉担当者・遠藤哲也氏に岩上安身が聞く(収録:2014年2月12日)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/124876
<8月12日(金)>
・16:00~18:00
【核関連シリーズ特集10】日米の核同盟の正体、そして沖縄~岩上安身による共同通信編集委員 太田昌克氏インタビュー(後編1/2)(収録:2016年2月11日)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/286835
<8月13日(土)>
・16:00~18:30
【核関連シリーズ特集11】日米の核同盟の正体、そして沖縄~岩上安身による共同通信編集委員 太田昌克氏インタビュー(後編2/2)(収録:2016年2月11日)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/286835
<8月14日(日)>
・16:00~17:30
【核関連シリーズ特集12】『核の戦後史』出版記念 原爆・原発・被曝の真実に迫る!岩上安身による木村朗氏・高橋博子氏インタビュー(前編)(2016年4月11日)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/296122
<8月15日(月)>
・16:00~18:00
【核関連シリーズ特集13】『核の戦後史』出版記念 原爆・原発・被曝の真実に迫る!岩上安身による木村朗氏・高橋博子氏インタビュー(後編)(2016年4月11日)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/296122
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続いては、沖縄・高江の現地で密着取材を続ける原佑介記者から、ご報告します!
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■<取材報告>今夜も高江の星と森に抱かれて機動隊の襲来に備える!IWJ沖縄取材チームから取材報告!
おはようございます。高江の森と星に抱かれるように車中泊を続け、現地で機動隊の襲来や市民集会などのイベントに備えているIWJ記者の原佑介です。
今回、IWJからは僕の他に、阿部洋地カメラマンと京都中継市民の北野ゆりさんが現場入りし、沖縄中継市民のKEN子さんとともに、4人体制で取材にあたっています。北野さんは昨日、お仕事があるため京都に帰られましたが、ご自身の強い希望で現場入りしたとはいえ、北野さんもシャワーも浴びずに車中泊し、ともに粘り強い執念の取材にあたってくれました。本当に感謝しています。ありがとうございました!
京都や沖縄だけでなく、全国各地で中継市民がフル活動してくれていますが、こうした中継市民の皆さんの活動経費はIWJが負担しています。消耗した機材などの買い替えも、IWJの方で負担しています。もちろん、地方在住の方でも報酬をお支払いして、有償のスタッフとして活躍しているスタッフもいますし、全国の中継市民が全員ボランティアというわけではありません。
つまり、IWJは全国各地から中継を行っており、その数やダイナミズムはどんどん増えていきつつあるのですが、やればやるほど、出費がかさんでくるのです…。中継現場が増えると、その手配や人繰り、アポとりをするスタッフ、背信された動画を変換し、アーカイブ化する動画班の仕事、タグづけしてアップしてゆくWeb班の仕事、告知やテキストを書いてゆくテキスト班の仕事もセットで増え、そのための人員を増やさなくてはなりません。僕は今、中継・取材の最前線に出させてもらっていて、記者冥利につきますが、僕一人を高江に送り込むために、そのバックアップを行う人たちが膨大な下支えをしてくれている、ということです。
僕たちスタッフは、経営数字はわかりませんが、経営者の岩上さんは、寝ても覚めても、その支出の加減に悩み続けています。
どのくらい悩ましいのか、その例えとして高血圧のある岩上さんは、よく「『鼻血ブー』になりそう」、とつぶやいているのですが、僕らの世代に谷岡ヤスジさんの漫画のセリフと言われても、知らない者ばかりなので(なにそれ)とココロの中でスルーしてしまいがち。気づくと、そーっとそっぽを向いていたりします。
※谷岡ヤスジ(ギャグ漫画界の巨匠)まとめ アサーッ!
http://matome.naver.jp/odai/2136713593998369501
考えてみると、経営者は孤独だといいますが、IWJにおいても、その事情は変わらず、ひとり経営者である岩上さんの労苦は、身近にいながら、スタッフは僕を筆頭に誰も全然、わかっていない気がします。そうした経営の労苦も含めて、諸々のストレスが重なって、ついに一年数ヶ月ぶりに狭心症の発作が起こったり、めまいで倒れたり、全身に赤信号(もはや黄信号ではない)が点滅するまでに追い込まれてしまったのだと思います。
12日には伊方原発3号機が再稼働すると言われており、IWJはやはり現地の模様を中継し、そのとき現場で何が行われていたのか、可視化したいと考えていますが、実際にできるかどうかは、やはりIWJの台所事情もあります。
7月に続いて、再びこうして高江で取材している間も、経費はかかる一方ですし、かと言って、本土の大手メディアがほとんどいない中、IWJまで現場を離れてしまえば、全国の皆さんに現場の模様を伝える人間がいなくなってしまうという危機感もあります。
例えば一昨日、三宅洋平さんとともに安倍総理の妻である昭恵夫人が高江のテントを訪れました。テント内の住民の皆さんの多くは戸惑い、憤り、現場は混乱しました。詳細は記事を読んでいただきたいのですが、一国の総理大臣のファーストレディーが高江テントを訪問するという「事件」の一部始終をすべて取材し、報じたのは、大手メディアだけでなく、フリージャーナリストも含めてIWJだけです。
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※【速報!】「現場で何が起きているか知りたかった」安倍昭恵・総理夫人が沖縄・高江を訪問!~新ヘリパッド強行建設工事に反対する市民からは戸惑いの声――IWJが追ったその一部始終 2016.8.6
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/323920
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ネットでは、「IWJはなぜ現場にいたんだ!三宅洋平サイドと通じていたのではないか」という心ない中傷も見られますが、IWJが取材できたのは、「今日は強制排除はなさそうだな」と安心せず、ホテルに戻らずに車中で記事を書くなどして待機を続けていたからです。それと、先に書いたように、4人体制を組み、何が起きても対応できるように、情報を収集し、現場で張り込み続けたからに他なりません。
もし、長期化が見込まれれば、一度特派チームも帰京するかもしれませんが、その後もIWJは粘り強く取材し、沖縄差別を許さない、という立場から現場の様子を報じていきたいと思います。ですが、そのためにはどうしても活動資金が必要です!どうか引き続き、IWJの取材活動をご支援ください。本当によろしくお願いします!
※会員登録はこちら!
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※ご寄付・カンパを可能な範囲でよろしくお願いします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
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続いては、そんな高江で原記者たちとともに密着取材を続けた、京都中継市民の北野ゆりスタッフから、ご報告いたします!
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■<取材報告>京都中継市民・北野ゆりスタッフから、沖縄・高江の現場報告!
京都の中継市民、北野です。
いま、全国から500人とも言われる機動隊が動員され、米軍ヘリパッド建設の再開が強行されている、沖縄県名護市の東村高江にいます。
8月5日18時に呼びかけられた星空集会には、県内外から多くの方が駆けつけました。満天の星空の下、時折ヤンバル特有のスコールに打たれ、車中泊で夜を過ごし、機動隊に動きがないかと案じ備える人たちで、翌午前4時には再びテントは満杯に。
集まった人の中には、「先月7月22日は、午前4時に機動隊の車列が動いて、5時には向かい合うことになった」と話して下さる方もいらっしゃいました。
6日のN1裏テント強制撤去作業は、集まった多くの人の抗議行動によって止まったようです。「ヘリパッドいらない高江住民の会」の弁護団も、「強制撤去作業に法的根拠はない」と訴えています。
IWJ沖縄・東京の張り付き取材班による現地中継・報告に、今後もぜひご注視下さい!
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続いては、城石エマに戻ります。
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■<お知らせ>絶賛大募集中!「みんなで語る『改憲への危機感』~Talk about Democracy and Constitution」のご紹介!~本日は川柳のご投稿
参院選からもうすぐ1ヶ月が経ちます。改憲勢力が3分の2を制してからのこの1ヶ月の間に、早くも安倍政権は改憲に向けた着実な一歩一歩を進めているようです。
先月末に行われた東京都知事選で当選した、「核武装論者」の小池百合子知事とは、自民党推薦で立てた増田寛也候補を通し「対立」にあった安倍総理でしたが、当選後は「一本取られました」と”爽やかに”、関係修復を済ませたようです。
8月3日に明らかになった第3次安倍再改造内閣では、「極右政治家」として知られる稲田朋美議員が、防衛大臣に大抜擢され、もはや安倍政権は、「タカ派政権」を通り越し「極右政権」と呼ぶべき状態です。
私たちIWJスタッフは、日々こうして日刊IWJガイドを通し、みなさまにこの「異常事態」をなんとかお伝えしようとしていますが、「ガイドを呼んでいる読者の方々は、どんなふうに今の事態を捉えているんだろう?」と疑問に思い、ぜひ、みなさんの「声」も聞いてみたいと、寄稿文を呼びかけさせていただくことにしました。
※【特集】「国民投票」で自民党改憲草案が現実に!? みんなで語る「改憲への危機感」Talk about Democracy and Constitution~寄稿文特別掲載!
http://iwj.co.jp/wj/open/consti-msg
すでにたくさんの方々からご応募いただいております。本日は、けんじいさんからの投稿、「『天をも恐れぬわざなせば』川柳」をご紹介いたします!
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改憲への道を突き進もうとしている永田町の面々。 彼らの<天をも恐れぬわざ>の数々を目の当たりにして詠んだ句です。 ちょっとわかりにくいかなと思い、今回は「コメント*」を添えてみました。
・「コノハズク永田町では絶滅種」
*前作は「永田町仏法僧は鳴かぬとこ」としましたが、いまや鳴かぬどころではない!絶滅したに違いない(怒)!という気持ち詠みました。ちなみに「仏法僧」と鳴くといわれている鳥がコノハズクだそうです。
・「永田町神と仏も野合して」
*「自公の野合」を別の角度からみるとこんなふうに見えますよね。日本会議には神様系も仏様系も名を連ねているようだし、これに創価学会も加わって、神様も仏様もさぞ迷惑なことでしょう。いや!きっとこの罰当たりめと怒っているに違いありません。
・「お社の朱が戦火(いくさび)に見え始め」
*今年1月の日刊IWJの記事「神社本庁=日本会議=安倍政権が進める『神社で改憲』運動の愚」を読んで、「神社や鳥居の朱の色に戦火や血煙がみえるような気がする。そんな時代にしてはいけない」という気持ちで作った句です。
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けんじいさんでした!けんじいさんは、昨年IWJで、「安倍政権の集団的自衛権にもとづく『安保法制』に反対するすべての人からのメッセージ 」を募集していた際にも、ぴりりと皮肉のきいた川柳をお寄せくださいました。いつもありがとうございます!
みなさまからの寄稿文は、下記のフォームより受け付けております。「改憲への危機感」について、みなさまの思いをどしどしお寄せください!
※投稿フォームはこちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc7bnfuZOlRy0S9o9HmEGQWgdgT7TYJJIth4J3GaWHMgUPAzw/viewform?c=0&w=1
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本日の日刊IWJガイドのフルバージョンはこちらからご覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20160808
それでは今日も1日、IWJをよろしくお願いします!
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】