■■■ 日刊IWJガイド「いよいよ明日に迫った宜野湾市長選～最新情報を現場からレポート！ IWJはSMAP解散騒動から透けて見える日本社会の歪みにも迫ります」2016.1.23日号～No.1227号～■■■
（2016.1.23 8時00分）
おはようございます。IWJで主としてテキスト関連の業務を担当している平山と申します。
1月21日（木）発売の週刊文春で、千葉県の建設業者から賄賂1200万円を受け取ったと報じられ、進退問題が浮上している甘利明・経済再生担当大臣。昨日の国会では甘利大臣による経済演説が行われましたが、民主党、維新の党など野党6党はボイコット。野党側は攻勢を強めています。
甘利大臣は閣議後の記者会見で、「少なくとも私のことに関しては1週間以内には記憶の確認をしてお話できるのではないか」と述べ、建設会社の関係者との大臣室での面会など、1週間以内に事実関係を明らかにしたいという考えを示しました。
しかし、今、思い出せないものが、1週間経ったら思い出せる、というのもおかしな話です。この1週間の間に、建設会社側や、都市再生機構（UR）側に対して、裏で何らかの働きかけを行うことも考えられます。
甘利大臣は、TPPを「大筋合意」に持ち込むなど、安倍政権の経済政策を先頭に立って引っ張ってきました。日本の国のかたちを米国型の新自由主義的体制に変えてしまうTPPを先導し、日本の国益を米国に売り払った甘利大臣は、それだけで辞めるべきであると思うのですが、今回の金銭スキャンダルが浮上したことをきっかけに、一刻も早く退場していただきたいと思います。
さて、本日の日刊IWJガイドは、投開票が明日に迫った宜野湾市長選の最新レポートから、SMAP解散騒動から見えてくる日本社会の歪みなど、盛りだくさんの内容でお届けします。
まずは原佑介記者に、IWJが昨日アップした最新記事についてレポートしてもらいます！
■「辺野古基地事業費の8割、730億円分を防衛省の天下り先企業が受注し、うち10社は自民党に献金している」～政府が辺野古に固執する「理由」を山本太郎議員が暴露！
おはようございます！原です。
本日は、明日に迫った沖縄・宜野湾市長選挙、山口・岩国市長選挙、東京・八王子市長選挙に関する新記事をご案内いたします。
ひとつめは2015年12月18日、新外交イニシアティブ （ND）が沖縄県宜野湾市で開いたシンポジウム「宜野湾から沖縄の未来を考える ―基地・経済・地方自治―」の模様です。
元経産官僚の古賀茂明さんが故・菅原文太氏の形見のネクタイを身につけて講演し、「安倍政権の考えていることは、『沖縄の連中は、どうせ最後は金だろ』ということだ。今度の宜野湾市長選挙には、沖縄の尊厳がかかっている」とアピール。菅原文太氏の妻で、辺野古基金共同代表を務める菅原文子氏から預かってきたというメッセージも読み上げられました。ちょっと「ウルッ」ときたメッセージの中身は・・・記事でご確認ください！
※2015/12/18 【沖縄】「沖縄は『カネ』に困っている」と印象操作して「沖縄以外で選挙に勝てばいい」？ 宜野湾市長選における政府の「魂胆」を古賀茂明氏が暴露！
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/279533
また、告示日直前の2016年1月15日、辺野古新基地建設に反対する宜野湾市長候補・志村恵一郎氏を応援する「ひやみかち宜野湾うまんちゅの会」が「未来を拓く大集会」を開催。来場者はなんと、主催者発表で4000人を超え（！）、会場は熱気と歓声に包まれました。
「普天間基地の危険性の除去は、一刻も早く解決しなくてはならない」という志村候補は、「ただし、辺野古移設は絶対に認めない。危険除去の責任は、日米両国にある。それを政府に訴え続ける。沖縄県知事、名護市、宜野湾市がタッグを組めば、普天間返還と辺野古基地建設を止めることができる」と訴えました。集会では翁長雄志県知事などもスピーチしました。続きは記事をご覧ください！
※2016/01/15 【沖縄】「県知事、名護市、宜野湾市がタッグを組めば、普天間返還と辺野古基地建設を止めることができる」 ～宜野湾市長選で志村恵一郎候補「市民が主役の市政を」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/282398
もうひとつ！ 2016年1月13日、宜野湾市で、SEALDs RYUKYUと「ママの会＠沖縄」が「山本太郎と語ろう 宜野湾のこと お金のこと 命のこと」を開催しました。
山本議員は辺野古新基地建設について、「民主党政権時代、海兵隊は普天間から撤退することになり、環境アセスも終わっていた」としつつ、「しかし今、辺野古基地事業の8割にあたる730億円分を、防衛省の天下り先企業が受注している。そのうち10社は、自民党に献金している企業だ」と告発。辺野古新基地に固執する政府の裏の思惑に言及しました。さすがタブーなしの男、「そこまで言って大丈夫か？」とたまに不安になりますが、ズバズバ正論を言うその姿が見ていて気持ちよくもある・・・ということで、記事をぜひお読みください！
※2016/01/13 【沖縄】「辺野古基地事業費の8割、730億円分を防衛省の天下り先企業が受注し、うち10社は自民党に献金している」～政府が辺野古に固執する「理由」を山本太郎議員が沖縄で暴露！
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/282297
さらに昨日は、宜野湾市長選でデッドヒートを繰り広げている志村恵一郎、佐喜真淳候補の出陣式の模様も記事化しましたので、両者の主張を比較してみてください！
※2016/01/17 【宜野湾市長選】志村候補、条件なしで「普天間閉鎖」主張 子どもの貧困対策も～「勝ったら必ず日本が変わる」翁長知事と二人三脚で「新基地建設」阻む
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/282900
※2016/01/17 【宜野湾市長選】佐喜真候補、早期返還訴えるも「辺野古新基地建設の賛否」触れず ～普天間問題「飛行場固定化はノー、4年前も『負け』の予想は間違っていた」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/282899
…（後半へ続く）
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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
＊＊2016.1.23 Sat.＊＊
宜野湾市長選に関する中継を、ツイキャス・IWJ_OKINAWA1＆ツイキャス・IWJ_OKINAWA2で配信します。
ツイキャス・IWJ_OKINAWA1
↓
視聴URL： http://twitcasting.tv/iwj_okinawa1
ツイキャス・IWJ_OKINAWA2
↓
視聴URL： http://twitcasting.tv/iwj_okinawa2
【Ch4】13：30～「若者憲法講座『オール沖縄のたたかいと平和憲法が生きる日本』講師・渡辺豪さん（元沖縄タイムス記者）」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「若者憲法集会実行委員会」が主催する、若者憲法講座を中継予定。講師は、元沖縄タイムス記者の渡辺豪氏。
【Ch6】14：00～「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合主催・シンポジウム『2016年をどう戦い抜くか』」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※金子兜太氏、柄谷行人氏、山口二郎氏、青井美帆氏、三浦まり氏、森達也氏、諏訪原健氏らが登壇予定の市民連合主催シンポジウムを中継予定。
【IWJ_KYOTO1】14：00～「太田昌国講演会 日本の左翼はなぜ影響力を失ったか ―21 世紀における左翼の可能性を探る」
視聴URL： http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「ルネサンス研究所関西研究会」が主催する、太田昌国氏講演会を中継予定。
【録画配信・IWJ_WASHINGTON】17：00～「島ぐるみ会議訪米取材＜後編＞9～滞在6日目：AFL-CIO幹部会」
視聴URL： http://www.ustream.tv/channel/JqmK3j24b4V
※2015年11月18日に行った、「島ぐるみ会議訪米取材」の滞在6日目、「AFL-CIO幹部会」を録画配信します。
【録画配信・IWJ_OKINAWA1】19：00～「戦争体験者・横田チヨ子さんインタビュー（聞き手：IWJ記者・佐々木隼也）」
視聴URL： http://www.ustream.tv/channel/iwj-okinawa1
※2016年1月22日に収録した、「戦争体験者・横田チヨ子さんインタビュー（聞き手：IWJ記者・佐々木隼也）」を録画配信します。
【録画配信・IWJ_OKINAWA1】21：00～「宜野湾市長選 宜野湾市内の選挙戦の模様」
視聴URL： http://www.ustream.tv/channel/iwj-okinawa1
※2016年1月22日に収録した、「宜野湾市長選 宜野湾市内の選挙戦の模様」を録画配信します。
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◆明日の中継番組表◆
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
＊＊2016.1.24 Sat.＊＊
【IWJ_TOCHIGI1】12：30～「Democratic Beat Club ～民主主義に基づいた政治を求める抗議活動～」
視聴URL： http://www.ustream.tv/channel/iwj-tochigi1
※安保法制廃止と投票率を上げていくことを目的とし、民主的な日本の社会を求める若者らの呼びかけによっておこなわれるデモを中継します。
【IWJ_KYOTO1】13：30～「1.24講演会 逃げ遅れる人々～南相馬市での過酷な避難と現状～」
視聴URL： http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※被災地 南相馬市で、「災害弱者」と呼ばれる障害者の支援活動を続ける、青田由幸氏（NPO法人さぽーとセンターぴあ代表理事）を講師に招いて開催される講演会を中継します。
【Ch未定】14：00～「学習会『改憲の目玉・国家緊急権って何だ？』講師：石川裕一郎（憲法学・聖学院大学教授）」
※「戦争に協力しない！させない！練馬アクション」らが主催する学習会を中継します。講師は聖学院大学教授で憲法学者の石川裕一郎氏。
【録画配信・IWJ_WASHINGTON】17：00～「島ぐるみ会議訪米取材＜後編＞10 ～滞在6日目：ワシントンD.C.記者会見」
視聴URL： http://www.ustream.tv/channel/JqmK3j24b4V
※2015年11月18日に行った、「島ぐるみ会議訪米取材」の滞在6日目、「ワシントンD.C.記者会見」を録画配信します。
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（前半の続き）…
■安保法案反対の「あんぽんたん」!? 八王子市民を攻撃する現職自民党候補の応援演説がひどすぎる！
八王子市長選をめぐっては、告示日17日に行われた、現職で自民・公明党などが推薦する石森孝志（たかゆき）氏と、元法政大学教授で共産、社民、八王子・生活者ネットワークなどの支援を受ける新人・五十嵐仁氏の街宣の選挙演説の様子を昨日、記事化しました！
石森候補は「（八王子市長選で）三多摩のリーダーを選ばなくてはならない」と選挙戦を位置づけ、「来年、百周年を迎える八王子が、まさか共産党の市長の下で、なんてことにならないように」と、共産党アレルギーを煽りました。
石森候補の応援に駆けつけた自民党の近藤充・東京都議会議員は、「向こう側の陣営は『原発反対』とか『安保法制反対』だとか言っているだけの、6万5千人くらい、八王子には“あんぽんたん”が住んでいるんですよ」と、有権者を侮辱し、与党候補が当選しなかった場合は、再開発事業などは「全部ストップする」などと脅し文句まで口にしました。まともに政策で勝負できないのでしょうか。不安になります・・・。
対する五十嵐候補は安保法廃止を掲げる立場。民主党の有田芳生議員、共産党の小池晃議員、維新の党の初鹿明博議員、元日弁連会長・宇都宮健児氏、慶応大名誉教授・小林節氏などが応援に駆けつけました。
五十嵐候補は1000人の聴衆（主催者発表）の前で、「この八王子には八王子空襲という悲しい歴史が残っております」と振り返り、「445人の方が亡くなり2千人以上が負傷、被災、戦災を受けた家屋は1万4千世帯、7万人の人が焼け出されたと記録されている。このような、悲惨な歴史を繰り返してはならない」と訴えました。
明日に迫った投票日を前に、ご一読ください！
※2016/01/17 「八王子には空襲の悲しい歴史がある」五十嵐候補が安保法廃止を訴え！石森候補応援弁士は「八王子に安保法反対と言っている“あんぽんたん”が住んでいる」と有権者を侮辱!? 市長選で舌戦！
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/282902
■「4000人が動けば勝てる」――極東最大級の軍事基地を抱える岩国市長選の行方に注目！
「全国の選挙で結果を出すには、応援だけでなく、作戦を考えなければならない」──。
2016年1月14日、山口県岩国市の岩国市民会館で、岩国市長選挙（1月17日告示、1月24日投開票）に向け、「座間宮ガレイ×姫野敦子 トークイベント」が開催されました。
選挙に詳しいブロガー・座間宮氏は、岩国市長選で、基地反対派の姫野氏を当選させるためには、市民が戦略的に動く必要があると力説し、「野党共闘をしっかりやれば、基本的に投票率は上がる」と主張。山口の選挙に関するデータを示し、「2014年衆院選、山口2区の結果、岩国での得票は、自民が3万5000、その他が2万9000。6000票差であれば、3000票が動けば拮抗するということ。4000人が動けば勝てる。この差をどうやって埋めるのかということだ」と参加者に投げかけました。
岩国基地問題の現状について、姫野氏は、「ここで体を張って何かを言うより、おとなしく物言わぬ方がいい、というのが大半の市民。市民の間で『私の岩国、私の問題』になっていない。ややこしいことからは逃げ、おいしいところだけもらえばいいという人がいて、次々と岩国に負担を押し付けられている」と報告。怒らない市民が、基地負担を促進してしまっているところがあると指摘しました。
日米両政府が06年に合意した在日米軍再編計画によって、神奈川県・厚木基地から空母艦載機の移転が明記された岩国基地。移転が実現すれば、米軍機は倍増し、極東最大級の基地になります。長年騒音に苦しんできた周辺住民は、さらなる被害の拡大も懸念していると思いますが・・・明日の選挙はどういう結果が待ち受けているでしょう。注目です！
※2016/01/14 どうなる岩国市長選！「国民が外交や軍事を学ばなければ、バカがこの国のトップになる」――座間宮ガレイ氏、野党共闘で岩国市長を目指す姫野敦子氏と選挙を語る
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/282307
※【IWJブログ】岩国住民投票を力にする会の元会長・吉岡氏直撃インタビュー！「岩国は米軍の上陸作戦の露払いとして使われる」～極東最大の基地へ拡大する岩国基地と全国展開するオスプレイ
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/162519
■ジャニーズ事務所は「ブラック企業」!? SMAP解散騒動から日本の労働問題を考える
原記者、ありがとうございました。ここからは再び、平山がお伝えします。
1月12日（火）のスポーツ新聞各紙で第一報が報じられて以降、各種メディアで連日のように取り上げられている人気アイドルグループ・SMAPの解散騒動。ジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長と対立した「SMAP育ての親」である飯島三智氏の退社に、メンバーの中居正広さん、稲垣吾郎さん、香取慎吾さん、草なぎ剛さんの4人が同調し、事務所からの独立を模索。唯一、木村拓哉さんだけが、ジャニーズ事務所への残留の意志を固めていたとされます。
18日（月）にフジテレビ「SMAP×SMAP」番組内で行われたメンバー5人による「謝罪会見」、そして一昨日に行われた同番組の収録をもって、テレビ各局のワイドショー番組は、「SMAPは解散を回避した。めでたし、めでたし」という論調の報じ方をしています。
しかし、18日に行われた「謝罪会見」は、なんとも異様でグロテスクなものでした。センターに立ったのは、リーダーの中居さんではなく、一人、はじめからジャニーズ事務所への残留の意志を固めていたとされる木村さん。木村さんに促されるようにして、稲垣さん、香取さん、中居さん、草なぎさんの4人が、非常に強張った表情で「謝罪」を表明しました。
そもそも、この「謝罪」は誰に向けての「謝罪」なのでしょうか？
ファンに対してでしょうか？
そうではない、ということがメンバーの言葉から明らかになります。
この「謝罪会見」のポイントは、草なぎさんが、「今回、ジャニーさんに謝る機会を木村君が作ってくれて、いま、僕らはここに立てています」と発言したことです。要するに、ジャニーズ事務所は、独立を模索した所属タレントに対して、社長であるジャニー喜多川氏と副社長であるメリー喜多川氏に対して謝罪することを、公共の電波を通して行うことを強要したのです。
一方、責任者であるはずのジャニー氏とメリー氏は会見を開くどころか、まったくメディアに姿を現していません。所属タレントに対して、事務所がこのような仕打ちを行うというのは、どう考えても常軌を逸しています。
この「謝罪会見」がフジテレビで放送された直後から、ネット上では「お葬式のようだった」「ホラー劇場のようだ」「SMAPに対する公開処刑だ」などといった声で溢れました。しかし、翌日のワイドショー番組は、この「謝罪会見」を一様に好意的に紹介しました。
テレビ局を中心に、各種メディアがこのようなトーン一色になってしまう背景には、「ジャニーズ事務所に対するタブー」が存在すると考えられます。SMAPだけでなく、TOKIO、嵐、V6、KinKiKids、KAT-TUN、関ジャニ∞など、多数の人気タレントを擁するジャニーズ事務所は、テレビ局に対して絶大な発言権を有しており、事務所に対する批判は一切許されないと言われます。
このような、巨大芸能事務所が、その意向に逆らえないテレビ局と一体化して、気にくわないタレントに対して行使するのが、「干す」という行為です。つまり、事務所とテレビ局が一体となり、そのタレントに対して、一切の仕事を回さないようにするのです。今回、SMAPの4人のメンバーが「謝罪」に追い込まれたのも、ジャニーズ事務所によって「干されてしまう」ことを危惧したからではないでしょうか。
「干す」というメカニズムによって、所属タレントを脅し、独立を認めず、さらには公共の電波を使って謝罪を強要する。このような日本の芸能界の体質が、一般の企業で通用するでしょうか。通用するはずがありません。労働者は、企業を退職する自由があります。他社で再就職して働くことを妨害されない権利があります。しかし、日本の芸能界では、このような当たり前のことが通じず、しかも、メディアも一体となってそれを容認しているのです。
ブラック企業被害対策弁護団の代表を務め、労働法制に詳しい佐々木亮弁護士は、「一般の労働者が会社を辞めたいと申し出た際、『辞めるなら損害賠償を請求するぞ』などと会社から圧力をかけられて、退職を妨害されることは、ブラック企業と呼ばれる企業において、非常に多くあります。今回の解散騒動は、その『退職妨害』と通じるところがあると感じました」と見解を述べています。
※SMAP謝罪中継「ブラック企業の退職妨害と通じる面がある」労働弁護士が批判（弁護士ドットコム、2016年1月19日【URL】http://bit.ly/1PD2g75）
安倍総理は、1月19日（火）の参議院予算委員会で、今回のSMAP解散騒動に対する受け止めを問われ、「多くのファンの方々の期待に、また願いに応えてグループが存続するのは良かった」と述べています。今回のSMAP解散騒動が提起したのは、単なる芸能ゴシップの域を超えた、ジャニーズ事務所という「ブラック企業」に所属する労働者の権利の問題、そして問題を見て見ぬふりをするメディアの問題です。安倍総理の発言は、「アベノミクス」の名のもとに新自由主義的経済政策を取り、ブラック企業をのさばらせている現状と通じているものがあります。
ブラック企業の問題に関しては、IWJはこれまで繰り返し取り上げています。今回のジャニーズ事務所に関する問題も、今後、労働問題の観点から、この日刊ガイドやブログ記事などのかたちで引き続き取り上げていきたいとおもいますので、どうぞご注目ください。
※2013/07/17 ブラック企業は法令順守企業の競争力を削ぎ、経済面の非効率化や少子化など、あらゆる社会問題をもたらす ～岩上安身によるNPO法人POSSE代表・今野晴貴氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/91519
※2013/07/31 「“もう許されない”日本の労働問題」 ～「ブラック企業被害対策弁護団」結成記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/93910
※2015/10/27 「日本の雇用は今、史上最大のピンチ」～「ブラック企業大賞2015」候補は、アリさんマークの引越社など6社
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/272310
※2015/11/29 「ブラック企業大賞2015」授賞式
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/276854
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さて、続いては、沖縄入りして取材に奮闘している佐々木記者より、投開票が明日に迫った宜野湾市長選挙に関する最新レポートです！
■安倍政権と国民の「代理戦争」宜野湾市長選、いよいよ選挙戦最終日！かつてない、結果の分からない選挙に！
おはようございます！IWJで記者をしている佐々木隼也です。
24日に投開票をむかえる宜野湾市長選、本日は選挙戦最終日なのですが、まったく結果の読めない情勢となってきました。
今日明日の大寒波で、投票率はぐっと減ることが予想されます。ということで、両陣営とも、期日前投票を呼びかけていました。その呼びかけっぷりと言ったら、両陣営とも交差点で4隅に大量の運動員を配置し、大量ののぼりを立て、相手陣営の方にのばしていく、さながら陣取り合戦のように熾烈なものとなっています。
IWJでは昨日、この異様な盛り上がりを見せる市内の選挙戦の模様を、レポート取材しました。さらに、佐喜真候補の事務所にも突撃取材を敢行。投開票日の取材を、なぜ記者クラブメディアだけに限定し、それ以外のメディアを締め出すのか、抗議を含めつつ取材しました。
さらに昨日は、戦争体験者の88歳のおばあちゃん、横田チヨ子さんにインタビューしました。両候補をよく知るチヨ子さんにとっては、佐喜真候補も志村候補も「自分の子どものようなもの」。どちらが勝っても「一緒に泣きます」と言っていた姿が印象的でした。
インタビューでは、壮絶な戦争体験を交えつつ、宜野湾市長選が安倍政権とオール沖縄・国民との代理戦争であることや、宜野湾市長選の結果が、安倍政権んが進める「戦争への道」に大きく影響すること、今の安倍政権の安全保障政策がいかに間違っているか、などなど、さらにはなんと緊急事態条項についてもご存知だったので、それについても、語っていただきました。
そして、なぜ「辺野古移設反対」を掲げて前回の市長選で勝利した佐喜真候補が、この4年間でその姿勢を転換させ辺野古移設賛成へと回ったのか。この4年間の市政で、なぜ市民負担を増やし、一部の人間だけが得をするような政策を打ち続けたのか。なぜ、日本会議の大会で、園児に教育勅語を読ませるような閉会のあいさつをしたのか。そうした佐喜真候補の「転向」「極右化」の謎についても、語っていただきました。
このインタビューは、編集作業が間に合えば本日、録画配信予定なので、ぜひぜひ、ご覧下さい！
また、一昨日の21日・木曜日には、元自民党で前回は佐喜真氏を応援、保守出身、今も保守議員を自負し、基地問題では「辺野古移設容認」であるにも関わらず、今回は志村候補の応援にまわったという、呉屋宏・沖縄県議会議員に、インタビューしました。
安全保障政策については、むしろ安倍政権・佐喜真候補に近い立場であるにも関わらず、なぜ今回は志村候補を応援するのか。それは、佐喜真候補の市政が、あまりにイデオロギーに固執しているからだといいます。本来市政を行う際には、イデオロギーの垣根を越えて、現実的に話し合って政策を打ち出していかなければならないのに、佐喜真市長は、相手が革新派だと、もうそれだけで話を聞かない、という市政を貫いてきたのだそうです。
そうした、市民には何の得にもならないイデオロギーの執着に、「これはいかん！」と感じ、今回志村候補の応援にまわったといいます。さらには、佐喜真候補が掲げた「普天間跡地にディズニー誘致」についても、呉屋県議は怒り心頭の様子でした。
本来、真っ先に説明し、同意を得なければならない基地地主に、佐喜真候補は一切の説明もなしに、勝手に官邸に対し話を取り付けたのです。
他にも呉屋県議には、宜野湾市が抱える子育て・福祉の問題など、基地問題以外にも多岐にわたりお話をうかがいました。佐喜真陣営、志村陣営ともに、観たら悶々とするインタビューでしょう。しかし、確実に保守が割れている、保守層で自民党支持者であっても、佐喜真市政、そしてその裏にある安倍政権の姿勢には、ついていけない、という人が多く現れていることを浮き彫りにするインタビューになったと思います。
ぜひ、多くの方に拡散していだければと思います！
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・2016/01/21 【沖縄】前回市長選では現職与党候補を応援した元自民党・呉屋宏沖縄県議インタビュー（動画）
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/283661
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泣いても笑っても、この国の未来を左右する宜野湾市長選の結果が、明日には判明します。
IWJ取材班は今回、カメラマン・編集の谷口と2人で宜野湾入りし、現地の中継市民テツさんや、多くの人の協力を得ながら、精力的に取材を進めています。多くの人が投票所に足を運ぶよう、IWJも力の限り訴えていきます。みなさまも、ぜひ記事や動画を多くの人に、宜野湾の市民に届くよう拡散していただき、そして、この赤字覚悟の出張取材をお支えください。
この宜野湾市長選は、忍び寄る軍国主義を受け入れるか、はねのけるか、注目せざるを得ない選挙であることは間違いありません。IWJは残り2日間、全力でこの選挙戦の可視化を進めます。ぜひ、IWJの会員に登録していただき、またカンパやご寄附によって、僕らの取材活動の根本をお支えいただければ幸いです！
・会員登録はこちら！
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
・ご寄付・カンパも取材費にあてさせていただきます！
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
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佐々木記者、ありがとうございました！ 引き続き、沖縄からのレポートをお待ちしています！
続いては、山本愛穗記者から、「島ぐるみ会議」訪米団の連続配信に関するお知らせです。
■「島ぐるみ会議」訪米団取材配信第9回～ワシントンD.Cでの密着レポートをお届け
おはようございます。山本愛穂です。
本日も、年始特別連載「島ぐるみ会議訪米団密着レポート 後編：ワシントンD.C編」配信のお知らせです。
【録画配信・IWJ_WASHINGTON】
「島ぐるみ会議訪米取材＜後編＞9 ～滞在6日目：AFL-CIO幹部会」
[収録日時] 2015年11月18日（水）10：00～
[配信日時] 2016年1月23日（土）17：00～
[場所]ワシントンD.C.
昨日の日刊では、「グリーンピースUSA」訪問の様子を先に放映する予定とお伝えしましたが、こちらのVTRの日本語字幕付け作業に予想以上の時間を要しているため、連続配信最終日の1月27日に繰り下げさせていただきます。
また、連載記事のアップロードが当初の予定よりも遅れていることをお詫び申し上げます。しっかりと事後取材を行った上で、質の高い映像資料を、より多くの方にご覧いただきたく、文字通りIWJ総動員で取り組んでまいりますので、大変恐縮ですが、どうか今しばらくお待ちください。
さて、本日配信するのは、AFL-CIO幹部会との会談です。
昨日に引き続き、見慣れない略語の名称ですが、AFL-CIOは約1250万人の組合員を持つ米国最大の労働組織、正式名称は「米労働総同盟産別会議」です。
オバマ大統領の支持母体でもあるこの組織が、辺野古新基地建設反対に連帯を示すとは、一体・・・？
※「島ぐるみ会議訪米団密着レポート」前編（４）訪米３日目：「私たちも怒っている」――従軍慰安婦問題、TPP；米軍基地問題に潜む共通点～サンフランシスコ市記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/280921
「私は本来、皆さんからしたら敵のようなものだと思います。まさか自分の人生で、こうした労働組合の幹部会で、皆さんと連帯を表明するためのお話をすることになるとは思いませんでした」――。
AFL-CIOとの会談のなかで、笑いを交えながらこう話したのは、訪米団団長、金秀グループ会長の呉屋守将さんです。
冗談交じりにご自身を「保守の裏切り者」と称する呉屋さんも、訪米中に度々発言されていたように、島ぐるみ会議はまさに、様々な党派や各界の垣根を超えた「オール沖縄」の集まりです。
※2015/12/14 【沖縄】「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」結成総会（動画）
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/278649
そして、かつて対立していたという人々をも集結させ、翁長知事を誕生させたのは、「もうこれ以上の沖縄の基地負担は無理だ」という県民の強い想いなのだと、訪米団メンバーは語っていました。
※2015/09/22 「日米両政府の間で沖縄はたらい回しだ」翁長知事、国連人権理事会で辺野古問題を訴え――安保法制成立で「沖縄の緊張は増す」との言及も ～国連での記者会見で
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/266629
全米最大の労働組織との会談という貴重な映像を、どうかぜひご覧いただければと思います。
今後、順次公開される連載記事でも、丁寧に解説を行います。こちらも合わせて、ご高覧いただければ幸いです。
皆さま、連載終了まで、どうぞよろしくお願いいたします。
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山本記者、ありがとうございました！
次は、青木浩文記者から、注目の書籍3冊に関しての告知です！
■Amazonブックレビューでも大好評！ 『米国が隠す日本の真実』好評発売中！
IWJで中継やテキスト関係のお手伝いをしながら報道現場の勉強をしています青木浩文です。
赤く燃えたぎる血潮を思い出させるような猩々緋（しょうじょうひ）色のブックカバーに、まっすぐとこちらを見つめる4人の論者のお写真を掲載した帯。
本の中身はもちろんのことですが、そんなインパクトのある装丁の効果もあってか、書籍『米国が隠す日本の真実～戦後日本の知られざる暗部を明かす』（詩想社）は、おかげさまで大好評をいただいています。鹿児島大学教授の木村朗氏、政治経済学者の植草一秀氏、元衆議院議員の川内博史氏、そして岩上さんの豪華4人が執筆陣に名前を連ねた新刊です。
今日はたくさんの「五つ星」評価を頂いているAmazonのブックレビューの中から、その一部をご紹介させていただきます。
「IWJでたびたびクロストークが行われているのですでに視聴した内容も含まれていましたが、こうしてまとめて読むと、今がいかに大変な時代かが痛感されます。従来から存在する原発政策や刑事司法の異常性に加えて、狂気の政権・国民の無関心・・・。やはり大手メディアの腐敗の罪は重いですね」
「非常に分かりやすく、現代のマスコミが報じない米国の策謀、意図等の危険性、それに対処する我々の注意点などを提示している。集団的自衛権、自衛隊の米軍隷属、ＴＰＰ・・これらが今後我々国民の利益を破壊し、一部の日米大企業の利益のみを増やす意図しかもっていないものであることを指摘している」
「意識の高い方が、日本の属国、それが大企業・銀行そして利権つながりの官僚に支配されていることに気付き始めているが、多くのマスコミは（自らが取り込まれているために）報道することはない。したがってテレビ・新聞のみが情報ソースだと『シープル』（※注）状態が永遠に続く」
（※注）「シープル」：群集動物である羊のような人々という意味で、非難や揶揄で用いられる言葉。 批判的な分析や調査を行うことなく、他人の示唆を自発的に黙認する人を指す。
皆さんのレビューに共通しているのは、「マスコミが報じない」という大きな問題です。このような時代、テレビ・新聞から流れてくるニュースをただただ待ち受けるのではなく、自ら積極的に情報を収集し、比較、検証した上で、それらの出来事がいったい何を意味しているのか、自分の頭で考え抜いてゆく力が、ますます必要とされるのではないでしょうか。
書籍『米国が隠す日本の真実～戦後日本の知られざる暗部を明かす』も、今の時代を積極的に読み解くための情報源として、ぜひこの機会に手に取ってお読みいだだければと思います。
※『米国が隠す日本の真実』（岩上安身単独サイン入）ご購入はこちらから！
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=159
※『米国が隠す日本の真実』（サインなし）ご購入はこちらから！
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=158
■岩上さんの早稲田大学での講義録が収録された『「今を伝える」ということ』も絶賛発売中！
さて、同書のレビューでも問題視されている、マスコミ報道のあり方ですが、そのジャーナリズムの本質的な問題について、岩上さんは早稲田大学で行われた「『王様は裸だ』と君は指摘する（できる）だろうか？」と題した講演の中で、鋭く切り込んでいます。
この興味深い講演内容をお読みいただけるのが、昨年末に発売された新刊『「今を伝える」ということ』です。この本は、「石橋湛山記念・早稲田ジャーナリズム大賞記念講座2015」の講演録で、岩上さんをはじめ、さまざまなメディアのジャーナリスト14人が、ジャーナリストを目指す若者らに向けて、自らの取材経験とともにジャーナリズムとは何かを語っています。
こちらもぜひ、この機会に「IWJ書店」で、お買い求め下さい！
※【岩上安身単独サイン入り!】『「今を伝える」ということ』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=194
■そして、『前夜・増補改訂版』も再入荷しました！
そして、たいへんお待たせ致しました。『前夜・増補改訂版』が再入荷しました！ 自民党の改憲草案、そして緊急事態条項に「NO!」を突き付けるためにも、ぜひお読みいただきたい一冊です。こちらも、お馴染みの「IWJ書店」で、お買い求め下さい！
※【増補改訂版・岩上安身単独サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171
※【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=169
■「饗宴VI」～DVD第2回入荷分予約受付中！
昨年12月20日、大盛況のうちに終わった「饗宴VI～国民非常事態宣言！ 露わになった『ナチスの手口』／国家緊急権を阻止せよ！」。
当日は、各パネラーの皆さんとともに、岩上さんが、安倍政権が創設を目指す「緊急事態条項」の危険性について論じました。しかし、この「緊急事態条項」の恐ろしさについては、まだ、世間に十分浸透しているとは言えません。そこで、世論の注意を喚起すべく、IWJでは、超特急でこの「饗宴VI」のDVDを作製いたしました。
パネラーの皆さんの鋭いキーノート・スピーチと岩上さんを交えてのクロストークで、各パネルは例年以上に熱を帯びたものとなりました。予定があわなくて会場に来られなかったという方、会場に来たけれどももう一度見たいという方、2016年の展望を占うためにも必携のアイテムとなっておりますので、ぜひともお買い求めください。
おかげさまで、初回入荷分に関しましては、予約ですべて売り切れとなっております。現在、第2回入荷分の予約を受け付けていますので、皆さま、ふるってご予約ください！価格は4,200円とお求めやすくなっています。
事前予約は、下記のフォームで受け付けておりますので、皆さまふるってお申し込みください！
※【予約特典付き・岩上安身サイン入り】DVD「饗宴VI」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=187
※【予約特典付き】DVD「饗宴VI」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=188
◆饗宴VI～国民非常事態宣言！ 露わになった「ナチスの手口」／国家緊急権を阻止せよ！
●テーマ1：米国の経済覇権の終わり？～AIIBの衝撃とTPP「砲艦外交」の正体
岩月浩二氏（TPP阻止国民会議世話人／TPP交渉差止・違憲訴訟弁護団共同代表）
植草一秀氏（政治経済学者）
田中宇氏（国際情勢解説者）
富岡幸雄氏（中央大学名誉教授）
矢吹晋氏（横浜市立大学名誉教授）
内田聖子氏（特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター事務局長）
●テーマ2：違憲の「戦争法」強行可決から「明文改憲」による緊急事態条項導入へ～属国のファシズムを阻み、立憲民主主義を救い出せるか
青井未帆氏（学習院大学大学院法務研究科教授）
伊波洋一氏（元宜野湾市長）
奥田愛基氏（大学生／「SEALDs」創設メンバー／「ReDEMOS」代表理事）
水上貴央氏（弁護士／青山学院大学法務研究科助教）
永井幸寿氏（弁護士）
升永英俊氏（弁護士／弁理士／「一人一票実現国民会議」発起人）
●テーマ3：「戦争」の過去・現在・未来～安倍政権の目指す「戦争遂行国家化」その帰結は!?
井筒高雄氏（元陸上自衛隊レンジャー隊員）
志葉玲氏（ジャーナリスト）
柳澤協二氏（元内閣官房副長官補／NPO法人国際地政学研究所理事長）
孫崎享氏（元外務省国際情報局長）
■助けてください！ 経理の柱になってくださる方、緊急募集中！
IWJでは現在、経理担当者を緊急募集しています。年明け早々、これまで担当をしていたベテランの経理担当者が、体調不良で急遽IWJを離れることになりました。今、会社の心臓部である経理担当者がいない、という笑えない状態に陥っています。
経理・総務としての実務経験をお持ちの方、簿記などの資格をお持ちの方、できれば決算まで手がけたことのあるベテランの方に、IWJの経理責任者をぜひ、お引き受けいただきたく、大募集中です！よろしくお願いいたします！
◆応募条件
※「経理・総務スタッフ」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ
他にもWebスタッフ、テキストスタッフ、中継・動画編集スタッフ、一般事務を担うスタッフを募集しています！ 部署の壁を超え、見事なチームワークで激動の毎日を乗り切るIWJで一緒に仕事をしてくれる仲間を大募集！ぜひご応募ください！
※IWJスタッフへの応募はこちらから
http://bit.ly/1ALJypQ
■良書のお買い物は「IWJ書店」をご利用ください！
IWJでは、岩上さんがインタビューした有識者の方々の書籍を、著者のサイン入りで販売するサービスを行っています。その名も「IWJ書店」。サービス開始以来、大変なご好評をいただいています。
現在、「IWJ書店」では、下記のラインナップを販売中です。ぜひ、お買い求めください！
・【岩上安身単独サイン入り】『「今を伝える」ということ』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=194
・【岩上安身単独サイン入り】『米国が隠す日本の真実～戦後日本の知られざる暗部を明かす』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=159
・【白井聡さんサイン入り】『永続敗戦論～戦後日本の核心』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=191
・【白井聡さんサイン入り】『「戦後」の墓碑銘』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=190
・『SEALDs×高橋源一郎 民主主義ってなんだ？』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=195
・【伊勢崎賢治さんサイン入り】『新国防論 9条もアメリカも日本も守れない』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=185
・【浅野健一さんサイン入り】『安倍政権・言論弾圧の犯罪』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=155
・【井筒高雄さんサイン入り】『日本と日本人を危うくする安保法制の落とし穴』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=151
・【山口二郎さんサイン入り】『徹底討論 日本の政治を変える―これまでとこれから』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=150
・【山口二郎さんサイン入り】『いまを生きるための政治学』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=149
・【森まゆみさんサイン入り】『異議あり! 新国立競技場――2020年オリンピックを市民の手に』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=125
・【笹山尚人さんサイン入り】『パワハラに負けない！～労働安全衛生法指南』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=134
・【伊勢崎賢治さんサイン入り】『本当の戦争の話をしよう』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=120
・『百人百話 第一集』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=56
・『百人百話 第二集』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=53
■岩上安身の直近のインタビューのお知らせ
2016年に入り、インタビューも続々決定しています！ さらにどしどしアプローチを続けております。今後もこのコーナーにご注目ください！
・1月26日（火）15時～
九州大学准教授・施光恒（せ・てるひさ）氏インタビュー
※著書『英語化は愚民化～日本の国力が地に落ちる』の内容を中心にお話をお聞きします。
・1月27日（水）19時～
蓮池透氏インタビュー
※著書『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』の内容を中心にお話をお聞きします。
・1月28日（木）15時～
ジャーナリスト・春名幹男氏インタビュー
※著書『仮面の日米同盟～米外交機密文書が明かす真実』の内容を中心にお話をお聞きします。
・2月4日（木）15時～
岡山大学大学院教授・津田敏秀氏インタビュー
※津田氏が発表した「福島県の子供の甲状腺がんの発症率は20～50倍」とする研究結果についてお話をお聞きします。
・2月8日（月）14時～
京都大学名誉教授・本山美彦氏インタビュー
※著書『金融権力～グローバル経済とリスク・ビジネス』の内容を中心にお話をお聞きします。
・2月11日（木）14時～
共同通信編集委員・太田昌克氏インタビュー
※1月8日（金）の第一弾インタビュー（http://iwj.co.jp/wj/open/archives/281578）に続き、著書『日本はなぜ核を手放せないのか～「非核」の死角』『日米＜核＞同盟～原爆、核の傘、フクシマ』等の内容を中心にお話をお聞きします。
・2月23日（火）13時～
京都大学大学院教授・高山佳奈子氏インタビュー
※憲法改正について、高山氏が専門の国際刑事法の観点からお話をうかがいます。
■「我こそは！」というWeb人材を大募集！
IWJでは現在、IWJの「陳列棚」「店頭」であるWebページ（http://iwj.co.jp/）の抜本的な改良作業に取り組んでいます。
今年夏に行われる参院選は、「明文改憲」が争点となる、天下分け目の大一番です。その大一番を、IWJでは、リニューアルしたWebページで迎え撃ちます。
「こうすればもっと見やすいのに」「こうすればもっと利用しやすいのに」といった問題点を徹底的に洗い直し、刷新するというものです。これまでIWJが貯めてきた15000本のコンテンツも、一気に整理し、検索しやすいようにしたり、見やすくする予定です。
そのために、今回は正真正銘のプロの方にも、奮ってご協力いただきたいと思っています！ 仕事を受注するおつもりで、まずはお話だけでもドシドシご応募ください！
以下、Web班の伊藤理チーフから、人材募集の告知をさせていただきます。
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Web班の伊藤理と申します！ 皆さん、おはようございます！！
今年の8月に、Web班にはWebエンジニアの仲間も増え、ただいま、IWJの記事アーカイブ検索を充実させるべく日夜奮闘していますが、さらに来年の7月までに、Web大改造プロジェクトを行う予定でおります。
お陰様で15000本以上になった記事アーカイブページですが、皆さまが見たい読みたい過去記事にスムーズにたどり着くためのシステム改良をもっともっと進めたいと思っています。IWJサイト全体の検索と利便性を高めるのが一番の目的です。
そこで、Web班では、下記の（Ａ）と（Ｂ）の2パターンの人材を緊急募集いたします。
（Ａ） サイトの改良プロジェクトのメンバー募集です。今期（来年7月末）の間に一挙に進めてまいりたいと思っております。法人でも個人でも構いません。各記事ページのデザイン変更、メニューの追加・整頓、スマホ対応の作業をしていただきますので、特にWebデザインやCSS言語の得意な方、またスマホサイトのWeb作成経験のある方にお手伝い願いたいと思っております。よろしくお願いいたします。
基本的に（Ａ）は、来年夏頃までの短期契約でのプロジェクトとなります。複数名でチームを組んでタスクに当たりたいと思っております！
（Ｂ） 来年早々には、15000の全アーカイブを再編集する作業も視野に入れて準備しておりますので、WordPressなどへ大量にデータ入力することに慣れている方で、IWJコンテンツに精通し、日々の記事コンテンツのアップロード・更新・管理作業もしていただく方を募集いたします。（Ｂ）はなるべく長期契約で働ける方にお願いしたいと思っております。
・応募条件
（Ａ）＜短期契約＞ 下記の内、いずれか一つに該当する方を募集します
・HTML／CSSコーディングの経験のある方で、Webデザインの得意な方
・スマホ対応サイトの作成経験のある方
・PHP、JavaScript言語の経験のある方
（週2日以上出勤で週3日以上でもOK（在宅作業相談可）夜勤可能な方は歓迎！ ）
（Ｂ）＜長期契約可能＞
・HTML言語を知っている、Web作成した経験がある方
・Webのデータ入力を素早く、ミスなくできる方
・夕方以降、夜遅い時間帯に主に作業できる方
・チームワークで動くので、明るく、協調性のある方
（週4～5日出勤（在宅作業相談可））
（Ａ）と（Ｂ）を兼ねてのご応募も可能です。また、前述の通り、（A）のプロジェクトは、法人に請け負っていただくことも考えています。個人だけでなく、法人もぜひご連絡ください！（B）につきましては、IWJで長期的に働きたい方ももちろん、フリーランスの方などで兼業もOKですので、ぜひ奮ってご応募ください。よろしくお願いいたします。
※ スタッフ応募フォームはこちら
http://bit.ly/1ALJypQ
■わとはぷ～What happened today？
今日は1月23日です。昨年、2015年のこの日、大相撲1月場所13日目で、横綱・白鵬が大関・稀勢の里を押し倒しで破り、それまで大鵬が保持していた幕内最高優勝記録である32回を上回る33回目の優勝を達成。歴代1位となりました。
さて、そのちょうど1年後にあたる今場所で、その横綱の白鵬、鶴竜、日馬富士を立て続けに破り、一昨日まででただ一人全勝を守っていたのが、大関・琴奨菊です。この10年、2006年初場所に栃東が優勝して以来、日本生まれの力士は優勝しておらず、琴奨菊に大きな期待が寄せられています。
ところが、昨日の東前頭七枚目・豊ノ島との一番で、不覚にも「とったり」で黒星。一敗で白鵬に並ばれてしまいました。
昨日、13日目が終わった段階で、首位は一敗の白鵬と琴奨菊。二敗で日馬富士と豊ノ島が並ぶ展開となっています。琴奨菊を破ったことで、豊ノ島にも優勝のチャンスが到来したかたちです。さあ、10年ぶりの日本生まれ力士優勝はあるのでしょうか。今日の14日目、そして明日の千秋楽の行方に目が離せません！
それでは、本日もIWJをよろしくお願いいたします！
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】
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