日刊IWJガイド「今、日本でリバイバル上映される意義とは? 映画『ハーツ・アンド・マインズ/ベトナム戦争の真実』と69(ロック)の会~IWJ NIGHT~のお知らせ」2015.5.5日号~No.965号~


■■■ 日刊IWJガイド「今、日本でリバイバル上映される意義とは? 映画『ハーツ・アンド・マインズ/ベトナム戦争の真実』と69(ロック)の会~IWJ NIGHT~のお知らせ」2015.5.5日号~No.965号~ ■■■
(2015.5.5 8時00分)

おはようございます! 久しぶりに日刊IWJガイドを担当します。IWJのぎぎまきです。

ゴールデンウィークも残すところ3日となりました。みなさま、連休をいかがお過ごしでしょうか。全国的にお天気にも恵まれ、ここ東京でも、嬉しいことに初夏を思わせる陽気が続き、歩いているだけで少し汗ばむくらいです。

■上映妨害が相次いだ話題作が日本でリバイバル上映!

さて、昨日のガイドで佐々木記者が映画「セッション」について触れていましたが、私も今日は映画を一本ご紹介したいと思います。私はまだ観ていないので、ネタバレも心配なしです(笑)。

私が紹介したい作品は、1975年に米アカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー映画賞を受賞し、日本では同年にテレビで初放映、2010年に東京都写真美術館で上映されたのみの、ドキュメンタリー映画の最高傑作と言われる作品、「ハーツ・アンド・マインズ/ベトナム戦争の真実」です。

「自由な報道が許された最初で最後の戦争」と言われたベトナム戦争。本作は、これまでベトナム戦争を描いたどの作品とも違ったリアリティを持っていること間違いなし。予告編を観るだけでもフェイクが入り込む余地が1ミリもないことが分かります。

直視したくない現実がスクリーンの中いっぱいに描かれ、「地獄の黙示録」や「ディア・ハンター」、「プラトーン」など、70年代後半以降に数多く製作されたハリウッド界のベトナム戦争映画にも大きな影響を与えた一本です。

1974年にカンヌ映画祭でワールドプレミアが行なわれ大絶賛されたものの、配給会社が政治的報復を恐れ、配給を降りたというエピソードも。その後、無事上映されたものの、当時の大統領政策補佐官が自分の出演シーンの削除や上映差し止め要求を裁判所に出すなど、上映を妨害する行為が相次いだ話題作でした。

「アメリカ、ベトナム、大統領から庶民まで、賛成派、反対派、戦争を体験したあらゆる層の人々の証言を積み重ね、無意味な戦争の真実を浮かび上がらせていく」。

「ハーツ・アンド・マインズ」を評する一文です。

他にもここには書ききれないエピソード満載です。まずは、予告編をご覧ください!

■「ハーツ・アンド・マインズ/ベトナム戦争の真実」2015版最新予告編

「自由な報道ができた最後の戦争」とは、言い換えるとその後の戦争、たとえば、湾岸戦争やアフガン戦争、イラク戦争などについての情報やイメージは、ショーアップされたものであり、ジャーナリズムが軍に取り込まれたことを意味します。従軍記者たちは軍に管理されて、戦争のリアルを取り上げるのではなく、米軍にとって都合のいい「切り取り方」をされた報道ばかりになってしまっている、ということです。

つまりは、ベトナム戦争以降の戦争報道しか知らない世代は、戦争のリアルを実感できていない、ということであり、そんなゲーム感覚の戦争認識のまま、「集団的自衛権の行使」や、「日米ガイドライン」や、「尖閣をめぐる日中の武力衝突」や、「沖縄の巨大米軍基地の必要性」などを論じている、ということです。

戦争は惨たらしいもののはずです。私も戦後生まれで、岩上さんのように、直接に戦場取材をしたことがあるわけではありません。それでも、精いっぱいアンテナを高く掲げて、何がリアルで何がフェイクか、見分けていかなくてはならない、と思っています。自分たちの世代だけでなく、自分たちの子どもの世代のためにも、必死に自分の目と耳と頭を使って、想像力をめぐらせ、判断力を磨くべきです。

現代のアフガン戦争に従軍した兵士を描く「アルマジロ」という映画を上映し、岩上さんが解説するシネマトークカフェを、IWJは開催したことがあります。この「アルマジロ」を取り上げたシネマトークカフェでは、軍がすべてコーディネートを行い、パックツアーのようにして従軍取材を行う現代の従軍ジャーナリズムのあり方への問題提起も行われました。ぜひ、比較してご覧になっていただければと思います。

■沖縄米軍基地から飛び立ったベトナム行きの爆撃機

「ハーツ・アンド・マインズ」の予告編でも語られていますが、ベトナムの戦地に赴いた爆撃機の多くが、沖縄米軍基地から出撃していたという事実が、改めて胸に迫ってきます。

IWJは、これまでも、沖縄で起きている、身体を張った基地反対の抵抗運動を数多く取材してきました。そうした1つ1つの取材によって可視化された点の数々が、改めてこうした記録映画を見ることで、過去から現在まで地続きとなって続いている線となり、より鮮明な意味合いを持ち始める気がします。

そんな地続きの線を、県民の代表として、まさに闘いながら歩んでいるのが、生活の党と山本太郎となかまたちの玉城デニー衆議院議員です。

玉城議員は4月20日から訪米し、普天間飛行場の辺野古移設断念を求める翁長知事の書簡を、米国の国会議員に手渡したばかり。日本政府を介さず、米議会に直接協力を要請するという沖縄県の戦略の中心に立つメンバーの一人です。その玉城議員が、今週の土曜日に行なわれる「69(ロック)の会・IWJ NIGHT」に、ゲストとして登壇します!

ぜひ、玉城議員のホットなレポートを、皆さんとともに、お聞きしたいと思います!

詳しくは、「69(ロック)の会・IWJ NIGHT」のお知らせをご覧ください!

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「第41回 69(ロック)の会~IWJ NIGHT~」のお知らせ
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/22143

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※2015/04/09 【沖縄】辺野古移設反対で基金創設、米国紙に「新基地反対」広告掲載へ──翁長知事「ワシントンDCで沖縄の実情を訴え、米国の世論喚起を」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242031

※2015/03/21 【沖縄】安慶田沖縄県副知事「翁長知事は近々、最大の決断をする」~ボーリング調査中の大浦湾の浜に3900人――「止めよう辺野古新基地建設!美ら海を守ろう!県民集会・海上行動」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/240074

※2015/03/08 【沖縄】「基地が好きだから容認しているわけじゃない」――街角インタビューで聞いた、県民それぞれの胸の内~ぎぎまき記者による沖縄取材4日目(3月8日)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/238267

■枯れ葉剤の影響で生まれた奇形の子どもたち。その悲劇が終わらないうちに枯れ葉剤から除草剤を製造して大儲けをはかるモンサント社

もう一点。どうして今、ベトナム戦争を直視すべきなのか。

この時、米軍は密林に隠れて抵抗闘争をするベトナム兵に手を焼き、森という森をすべて枯らしてしまう枯れ葉剤を爆撃機によって空中散布しました。これは、れっきとした化学兵器です。

密林は枯れ、生き物は死に、ベトナム人の子どもたちには、次々と奇形が現れました。ベトちゃんドクちゃんは、何千何万もの奇形児の一症例です。

枯れ葉剤は環境中に今も残存し、ベトナム人の健康に影響を与えています。毒性が薄れるまで100年かかるとも言われています。その枯れ葉剤を製造していた化学企業の一つがモンサント社であり、モンサントこそは、枯れ葉剤の技術を民生にスピンアウトした商品として、グリホサート、ラウンドアップといった商品名で呼ばれる除草剤を売り出し、その強力な除草剤の耐性のある遺伝子組換え作物の種子を開発して、日本を含めて、世界に売りつけようとしています。

TPPに入ることで、そうした遺伝子組換え作物の規制は取っ払われてしまうことになります。

雑草を枯らす除草剤はベトナム戦争で用いられた化学兵器の民生品なのです。原発が、核兵器の技術から生まれた民生品であるように。

TPPの行方に、私たちが無関心でいていいわけがありません。私たちだけでなく、私たちの子どもの世代のためにも、です。5月9日に行われる「69(ロック)の会・IWJ NIGHT」では、このテーマについても、しっかりと論じます。

?「肺炎で2週間の入院で200万円請求された」「歯を1本抜くのに下で1000ドル(1ドル120円として約12万円!)、上で1500ドル(約18万円)」

日本のような公的医療保険制度がない米国では、ちょっとした怪我や病気でも高額な医療費が請求され、自己破産を余儀なくされているといいます。TPPに入るということは、アメリカのルールを押し付けられることを意味します。アメリカの製薬会社、民間の医療保険会社などは、てぐすねひいて日本の市場開放=公的医療保険制度の解体を待ち望んでいるのです。

5月9日の「ロックの会」では、「TPPを慎重に考える会」や「TPP違憲訴訟」を率いる山田正彦元農水大臣と、北海道がんセンター名誉院長で、内部被曝問題や農薬の健康被害の問題にも詳しい西尾正道さんに、TPPと保険医療の分野にスポットをあてて、お話をうかがいます。

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「第41回 69(ロック)の会~IWJ NIGHT~」のお知らせ
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/22143

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話を「ハーツ・アンド・マインズ」に戻します。

この作品は、現時点で北海道、東京、神奈川、大阪、京都、神戸、名古屋、広島、九州、沖縄でのみの公開予定となっているようです。DVDはすでに出ていますが、私は劇場に足を運んで観賞する予定です!

集団的自衛権を始め、憲法改正、戦争関連法案の実現を目指す安倍政権の強行な姿勢を目の前に、この作品が、今、リバイバル公開される意味を胸にしっかりと刻みたいと思います。

一人でも多くの方が劇場に足を運び、放映する劇場がさらに増えますように!

■ただ今、公共性に鑑み、2本の記事を全公開中です!

「憲法が本当に危ない、崖っぷち」「これほど、憲法がないがしろにされたことはない」

これらは、5月1日に行なわれた「中央メーデー」と、3万人が終結した5月3日の「平和といのちのと人権を!5・3憲法集会 ~ 戦争・原発・貧困・差別を許さない」で聞かれた言葉です。

代々木公園で行なわれたメーデーでも、労働者の権利を訴えると同時に、安倍政権の「戦争ができる国づくり」に反対する2万8千人の熱が満ち溢れました。

現在、この2本の記事は公共性に鑑み、記事を全公開中です! ぜひ、この機会にご覧ください!

※2015/05/01 第86回メーデー、東京・代々木に28,000人「主体的に行動し、労働者の権利や平和な暮らしを守れ!」~安倍「暴走」政治にNO!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/244265

※2015/05/03 「憲法が本当に危ない、崖っぷち」――危機感を募らせた市民、約3万人が集結~平和といのちのと人権を!5・3憲法集会 ~ 戦争・原発・貧困・差別を許さない
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/244526

また、今後も、過去の記事や映像のフルアーカイブに自由にアクセスできるIWJ会員にぜひ登録をお願いします!

会員の数が増えれば増えるほど、私たちの取材の幅も広がり、さらに臨場感ある記事をお届けすることができます! IWJにとって、一番の応援になりますので、会員登録をぜひ、よろしくお願いいたします。

※会員登録はこちら
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパのお願い
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

■「69(ロック)の会・IWJ NIGHT」へお越しください!

5月9日に開催される「69(ロック)の会・IWJ NIGHT」については、これまでも日刊IWJガイドでご紹介してきましたが、イベントに先駆けて、本日から再配信シリーズがスタートします!

シリーズ第一回目は、4月21日に岩上さんがインタビューした経済評論家の宋文洲さんが登場。インタビューは3時間半にも及んだ長編ものですが、岩上さんと宋文洲さんの掛け合いがリズミカルで面白く、3時間を超える長さを感じさせません! ぜひ、ロックの会の予習として、本日の再配信をご覧ください。

今回の「69(ロック)の会」は安倍総理の訪米直後に行なわれるとあって、今後、日本にとってますます重要な意味を持つ、中国との関係について、宋文洲さんにAIIB(アジアインフラ投資銀行)について詳しくうかがう予定です。

また、宋文洲さんが登壇する【これから中国とどう向き合っていくべきか】の他、【TPP(とりわけ保険医療問題)】【沖縄の基地問題】という、今でこそ改めて深堀したいテーマが続きます。

TPPでは、先ほどすでにご紹介した、山田正彦元農水大臣と、北海道がんセンター名誉院長の西尾正道さんが登場。沖縄問題でお越しいただく玉城デニー衆議院議員の訪米報告も見逃せません。

また、辺野古基金に集まっているという1億円を超える寄付金。その7割は本土からだといいます。沖縄の人は、本土の人々を「ヤマトンチュー」と呼び、複雑な感情を抱いていますが、本土のすべての人間が、沖縄を踏みつけにして、「米軍基地植民地」扱いにして、平気でいるわけではありません。

間もなく訪米し、辺野古移設反対を米政府に直訴するという翁長知事ですが、この基金を使ってオバマ米大統領に会うのではという報道も一部あります。そうした沖縄県の戦略についても、当日は詳しく聞けるかもしれません!

■詩人の宮尾節子さんの朗読とアフガニスタンの奏で

そして、昨日のガイドでもご紹介しましたが、「明日戦争がはじまる」の作者である、詩人の宮尾節子さんにもお越しいただき会場で詩の朗読をしていただくことになりましたが、さらなるスペシャルゲストが!

宮尾さんの朗読に合わせて、アフガニスタンの「ラバーブ」という楽器の奏者である田中一夫さんもご来場いただくことになりました!

米軍にさんざん空爆されたアフガニスタンの民俗楽器で奏でる民俗音楽。生の音源が会場に溢れることを想像するだけで個人的にはそれだけでワクワクするのですが、アフガニスタンの旋律と詩の朗読のコラボレーションがどんな世界が作り出すのか。これは、ぜひ、会場で体感していただきたいと思います!

「69(ロック)の会」は食事やお酒をいただきながらのカジュアルなイベントです。がらりと変わった雰囲気中で、インタビューでは聞けないくだけたポロリ話が出る可能性も高いです。ご都合のつく方はぜひ、足をお運びください。

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日時:2015年5月9日(土)20時~22時半(19時半開場)
会費:3,500円(軽食、ドリンク飲み放題・会場受付にてお支払い)
会場:東京都 代官山近辺某所(お申込後にお知らせいたします)
詳細:http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/22143
参加申込は https://pro.form-mailer.jp/fms/55ad86bc76969

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応募多数の場合は、締め切らせていただく場合があります。ご了承ください。メールを受け取れるアドレスにてお申し込みいただきますよう、また、携帯などのアドレスはできるだけ避けていただきますよう、お願い申し上げます。届いたメールが、迷惑メールのフォルダに入っているかもしれません。ご注意をお願いします。

【ゲストの方々の予習に、こちらの動画・記事をオススメ!】

※2015/04/21 AIIBへの参加 「好きかどうか」ではなく「ニーズがあるかどうか」で判断を~岩上安身による経済評論家・宋文洲氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243213

※2015/04/18 農薬大国・日本の現実 ネオニコチノイド系農薬で、発達障害が急増する!? ~岩上安身による西尾正道氏、黒田洋一郎氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242962

※2015/04/17 万歳会長の突然の辞任劇は「TPP反対封じ」工作!? TPA法案提出、安倍総理の米議会演説の裏にある日米両政府の思惑を、山田正彦元農水相が岩上安身のインタビューで暴露!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242893

※2014/01/12 【沖縄名護市長選】米国の軍事戦略上「必要ない」辺野古基地を推進する日本政府の狙いとは? ~岩上安身による玉城デニー衆院議員インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/119441

※【IWJブログ・特別寄稿】「明日戦争がはじまる」の作者です。こんにちは。(第1回) 詩人・宮尾節子
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/208868

※【IWJブログ・特別寄稿】「明日戦争がはじまる」の作者です。こんにちは。(第2回) 詩人・宮尾節子
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/230879

※【IWJブログ:特別寄稿】「明日戦争がはじまる」の作者です。こんにちは。(第3回) 詩人・宮尾節子
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/235675

…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.5.5 Tues.**

【IWJ_OSAKA1】14:00~「『大阪都構想』の危険性を明らかにする学者記者会見」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※京都大学教授 藤井聡氏、立命館大学教授 森裕之氏らを呼びかけ人とする、「大阪都構想の危険性を明らかにする学者記者会見」を中継。

【Ch5】15:00~「『5.24に全てを終わらせよう!辺野古に基地を作らせない集中アピール』『写真で伝えよう!』新宿アルタ前広場」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※辺野古新基地建設に反対する人々が集まり、反対を訴え、表現していく企画が新宿アルタ前広場で行なわれる。

【録画配信・Ch4】15:00~「『戦争準備に向かう』安倍政権の罠 新『安全保障法制』を考える ~講師 元内閣官房副長官補・柳澤協二氏」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/244342
※2015年5月2日(土)に行われた、「『戦争準備に向かう』安倍政権の罠 新『安全保障法制』を考える」の模様を録画配信します。
講師は、元内閣官房副長官補・柳澤協二氏。「戦争はいやだ!市川市民の会 」、「戦争をさせない1000人委員会・いちかわ」共催で開催された。

【録画配信・OKINAWA1】16:30~「2015憲法講演会~命を守る 9条の希望『絶対、戦争すなよ― 沖縄を知る 平和をつくる』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-okinawa1
※2015年5月3日(日)に行われた「2015憲法講演会」の模様を録画配信します。
1966年の第1回以来、毎年開催し、今年で50回目を迎えた「憲法講演会」。沖縄県憲法普及協議会・沖縄人権協会・日本科学者会議沖縄支部らが主催。

【オデッサの悲劇から一年・特別再配信シリーズ・Ch1】17:00~「ウクライナ極右と反ユダヤ主義 ~岩上安身による赤尾光春氏へのインタビュー第1夜」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/130775
※2014年3月23日(日)に行われた、「岩上安身による赤尾光春氏へのインタビュー第1夜」を再配信します。
ウクライナの根深い反ユダヤ主義と、オデッサをはじめウクライナ各地で起きたポグロムの歴史について、大阪大学助教の赤尾光春氏が詳しく解説。
紀元前までさかのぼる「ディアスポラ(離散民)」というユダヤ人のアイデンティティ形成から、ウクライナ地域に離散していったユダヤ人の歴史の18世紀までを、第1夜としてお届けします。

【ロックの会・IWJ NIGHT告知再配信シリーズ1・Ch1】20:00~「AIIBへの参加
『好きかどうか』ではなく『ニーズがあるかどうか』で判断を~岩上安身による経済評論家・宋文洲氏インタビュー」
2015年4月21日(火)に行われた、「岩上安身による経済評論家・宋文洲氏インタビュー」を再配信します。
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243213
※「日中は是々非々でつきあうべき」――。ソフトブレーン株式会社の創業者で、現在は経営コンサルタントや評論家として活動している宋文洲氏は、日本がAIIB(アジアインフラ投資銀行)への参加見送りを表明したことに関して、「好き嫌い」の「情」ではなく、その都度のニーズに応じて外交政策を展開すべきだ、と語りました。

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■IWJテキストスタッフを募集しています!

ただ今、IWJではテキストスタッフを大募集中です!

「テキスト」と言ってもその内容は幅広く、記事を書くだけではなく、編集や校正、リサーチをお願いすることになります。

経験者の方であれば、事務所にお越しいただかなくても在宅作業も可能です。未経験の方でも、IWJのコンテンツに興味があり、やる気がある方なら、まず応募してみてください!

今でこそ、少しは文章が書けるようになった私ですが、3、4年前は岩上さんも頭を抱えるほど文章力ゼロの人間でした。岩上さんに提出した記事は白い紙が真っ赤になるほど直しが入り、岩上さんのため息が心に刺さって申し訳なさと悔しさで落ち込んだものです。

それでも、岩上さんが根気強く向き合って指導してくださったおかげで、人が読める文章を少しずつ書けるようになりました。IWJで記事を書いている記者やライターは、みんな一人残らず、岩上さんが毎日、文章の添削指導をし、コツコツと、リライトを施す過程で腕を磨いてきた人間ばかりです。IWJは、そういう意味では、道場のようなものでもあります。

IWJのコンテンツをよくご覧になっている方で、テキスト作業に真剣な関心のある方はご連絡をください! 原石でも、精進して磨きをかければ、必ず輝くことができるはずです。まだまだ修行中の私ですが、ぜひ、皆さん、一緒に頑張りましょう!

たくさんの応募をお待ちしています。

※スタッフ応募はこちら
http://bit.ly/1ALJypQ

■「わとはぷ!」のコーナー

今日、5月5日は子どもの日ですね!

古来から端午の節句として、男の子のすこやかな成長を祝う日だったそうですが、1948年に国民の祝日法によって「子どもの日」として広く親しまれるようになりました。今日は全国で関連のイベントが行なわれるのだと思いますが、誰も迷子にならないことを祈るばかりです。

なぜ、急にこんなことを言い出すかというと、先日、子どもたちと一緒に公園に出かけた際、一人の若いお母さんが血相を変えて、我が子の名前を呼びながら、公園を走り回っていました。その表情から察するに、相当な事態だということが分かりました。

お母さんを捕まえて事情を聞くと、2歳の女の子が迷子になって見つからない、と。親にとって、我が子の姿を見失った瞬間の恐怖は言葉で言い表せるものではありません。周囲にいた人や、私が連れていた子どもたちも総出で、その女の子を探し回りました。

結局、数時間経ってもその子に出会うことはできず、またお母さんとも再会は果たせなかったのですが、とにかくみんなで無事を祈りました。実は、その女の子を懸命に探していた間にも、アナウンスでは次々と迷子のお知らせが。その数に改めてびっくりしました。

見つかることがほとんどなのだと思います。そうであって欲しいと思います。我が子を見失わないのが一番とは言え、好奇心旺盛な子どもは特に1人で見守るにも限度があります。迷子の子どもを探しているお母さんやお父さんがいたら、ぜひ、みんなで声をかけましょう! 声をかけるだけでも、親は本当に救われた気持ちになります。

昨年も、大規模な花火大会で迷子になった子どもがいたのですが、見つかったときは会場で大きな拍手が鳴り響いたことがあり、とても感動的でした。

社会全体で子どもを守るという雰囲気をどんどん作り出していきたいですね!

今日は特に、子どもたちが安心して過ごすことができる一日でありますように。そして、IWJもそんな子どもを大事にする社会づくりに貢献できるメディアでありたいと思います。

それでは今日も一日、IWJをよろしくお願いいたします!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/

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