石川裕一郎様から『ピンポイントでわかる自衛隊明文改憲の論点――だまされるな! 怪しい明文改憲』をご恵贈いただきました。
清末愛砂、飯島滋明、高良沙哉、池田賢太 編集
ピンポイントでわかる自衛隊明文改憲の論点――だまされるな! 怪しい明文改憲
現代人文社 2017/12/11
2017年10月の総選挙で保守改憲勢力が国会の3分の2議席以上を獲得。憲法改正発議がいよいよ目前に迫ってきました。本書は、この選挙で自民党が選挙公約として掲げた改憲4項目(9条への自衛隊明記、緊急事態条項、教育無償化、参議院合区解消)を検討し、そこに潜む問題点を洗い出しています。
特に自衛隊明記に関しては、「自衛隊が世界中で戦うことが認められ、自衛隊の任務や装備が拡大」「『徴兵制』や『民間人の戦地派遣』の可能性」さらには「『安全保障』『防衛』の名を借りて軍事研究が進む」など、社会にもたらすさまざまな影響について指摘しています
また、4項目以外にも、自民党が長年の改憲ターゲットとしてきた24条(家庭生活における個人の尊厳と両性の平等)、公明党や希望の党が言及してきた環境権や知る権利についても取り上げ、また国民投票法の問題点も解説しています。
著者は憲法研究者や弁護士など。全編70頁余りというコンパクトさの中に自民党等が推し進めようとする改憲の問題点の本質や重要な部分をわかりやすく指し示しています。
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タイトル | 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (「戦後再発見」双書2) |
著者 | 前泊 博盛 |
実施期間 | 2013年3月~ |
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