西谷修様から『夜の鼓動にふれる: 戦争論講義』をご恵贈いただきました。
西谷修著
『夜の鼓動にふれる: 戦争論講義』
ちくま学芸文庫、2015.8.6
20世紀、戦争は人と世界をどう変えたのでしょうか。そして今、戦争が行き着いた極限の姿とはどのようなものなのでしょう。「戦争」を「思想」の枠組みで捉え、「思想」を「戦争」の視角から読み直す、著者の西谷修氏による異色の講義録です。
理性、秩序、啓蒙といった西洋思想における「光」の外には、非理性、無秩序、野蛮、暴力などの「闇」が存在します。戦争は闇が支配する「夜の世界」の現象、近代の理性が沈む「夜」であると、著者は同書の中で解説しています。
そして、「夜の思想家」であるバタイユ、レヴィナス、ブランショらを導き手に、ヘーゲル、フロイト、ハイデガーらの思想を読み解き、近代理性が必然的に生み出した世界戦争の姿を明らかにしています。
また、文庫化にあたり「二十年目の補講――テロとの戦争について」が増補されています。
◇◇◇ 関連記事 ◇◇◇
IWJでは書籍広告を募集しております。
下記の通り、「戦後史の正体」「日米地位協定入門」は、IWJサイトの広告をきっかけに、増刷を重ね、ベストセラーに羽ばたきました。
広告掲載の媒体としましては、月間のべ20万人の訪問者数を誇るトップページをはじめ、ユニークユーザ1万人超えるUstreamの各チャンネルの待機画面、購読者数約一万人のメールマガジン「日刊IWJガイド」など、様々な機会を用意しております。
詳細はこちらを御覧ください。→ 協賛・広告掲載のお願い
上記掲載の媒体以外でも、ご相談・ご要望に応じ、柔軟に対応させていただきます。また、いくつかの媒体を複合的に組み合わせたプランにも対応可能です。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
問い合わせ先 office@iwj.co.jp
◆◆◆ 弊社書籍広告実績 ◆◆◆
タイトル | 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (「戦後再発見」双書2) |
著者 | 前泊 博盛 |
実施期間 | 2013年3月~ |
サービス内容 | TOPページバナー及び、特集ページ作成等 |
発行部数 | 3刷5万部 第一弾の『戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)』は9刷22万部 |
Amazonランキング | 社会・政治 > 外交・国際関係 > エリアスタディ > アメリカで1位(2013/10/04現在) 同シリーズの第一弾である『戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)』は 歴史・地理 > 日本史 > 昭和・平成で2位 |