仙台北陵クリニック事件 池田正行医師 講演 2014.11.30

記事公開日:2014.11.30取材地: 動画

 11月30日(日)、愛知県・豊橋市職員会館で国民救援会愛知県本部が主催して「仙台北陵クリニック事件」に関する池田正行・医師の講演会が開催された。仙台市・北陵クリニックで点滴中に筋弛緩剤を混入したとして、2000年に1人の殺人、4人の殺人未遂容疑により准看護師・守大助氏が起訴され、2008年に最高裁で無期懲役の判決が確定、2014年3月、地裁への再審請求も棄却されている。

 NHKの「総合診療医ドクターG」でも知られる池田氏は、盲導犬がフォークで刺されたとされ8月に騒がれた問題を例に挙げながら、この事件は「犯人探しゲーム」を発端とする幻であるとして冤罪を主張し、検察・裁判所・メディアやそれに依存する人々の構造的問題を指摘した。