竹中平蔵氏が会長を務めるパソナの迎賓館を門康彦市長が訪れた直後に淡路島が「総合特区」に!?「地方創生」の効果は不明!?「パソナ島・淡路島」の謎は深まるばかり!?(後編) 2018.6.3

記事公開日:2018.6.3取材地: テキスト

 「森友学園」「加計学園」問題がにわかに国会で注目を集め始めた2017年3月、IWJは、「加計学園」問題の取材も兼ねて、淡路島を訪れた。「加計学園」の系列大学・吉備国際大学の南あわじ志知キャンパスを取材すると同時に、「淡路島が『パソナ島化』している」という、にわかには信じがたい話を確かめるためだ。


竹中平蔵氏が会長を務めるパソナの「植民地」と化した淡路島をIWJが訪問! 広大な農地に、廃校した小学校を改装した複合施設、謎の迎賓館「春風林」!?(前編) 2018.6.3

記事公開日:2018.6.3取材地: テキスト

 どこを見てもパソナ、パソナ、パソナ――。

 美しい瀬戸内海に浮かぶ兵庫県・淡路島。魚介類や玉ねぎ、淡路牛などの特産品を誇るにこの島には、世界最長の吊橋・明石海峡大橋のおかげで本土からも観光客が訪れる。

 『古事記』や『日本書紀』には、イザナミノミコトとイザナギノミコトが最初に生んだのが、「淡路穂狭別島(あわじのほのさわけのしま)」、すなわち淡路島であるとの記述がある。そのため、この島には神話にゆかりのある見どころが多く存在する。