黒岩祐治神奈川県知事 定例記者会見 2012.4.3

記事公開日:2012.4.3取材地: 動画
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(IWJ・遠田)

 2012年4月3日(火)、神奈川県庁にて黒岩祐治県知事の定例記者会見が行われた。

■ハイライト

  • 日時 2012年4月3日(火)
  • 場所 神奈川県庁(神奈川県横浜市)

 横浜市大都市自治研究会が提言した、横浜の特別自治市移行について「経済効果を約5兆円としているが、試算の根拠が不明確で大きな疑問を感じる。自治体の形を変えることが経済回復につながるとは考えていない」と述べた。

 提言では、現在の市議が区議を兼務、区長を公選にすることを提案している。知事は「区長のみ公選という点が不可解。仮に行うなら両方を公選にすべきだが、財政的な負担が大きくなる。県として検討や意見集約もしていない」と否定的な見方を示した。

 東電の電気料金値上げについては容認できないという姿勢を崩していないとしながらも、「電気需給約款を承認した上で契約が必要であり、そこで定められた料金は支払わざるを得ない」とし、契約更新とともに値上げを受け入れる意向を示した。

 ソーラーパネルと蓄電池を組み合わせた発電設備を導入した際の売電価格低下などを防ぐため、枝野経産相に制度見直しを要望したと発表、「再生可能エネルギーに関して問題意識を共有できた」と手ごたえを語った。

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