【岩上安身のツイ録】 日本の雇用をボロボロにする自民党の経済政策 2013.1.24

記事公開日:2013.1.24 テキスト
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 今日のMXテレビでも話したが、昨日、物価2%のインフレ目標を掲げて、量的緩和を行うことが決定し、他方、今日は公務員の報酬削減や、生活保護の給付削減がニュースとなる。このダブルバインドぶり。おかしいと、思わないのだろうか。

 安倍政権は、インフレのアクセルペダルを思い切り踏み込みながら、同時にデフレのブレーキペダルをもさらにさらに深く踏み込む。国民の所得を減らし続ければ、デフレが止まるわけがない。物価だけが高騰し、所得は減るという悪夢。加えて増税。何年も前に書いたことが現実化しつつある。

 TPPに参加すれば、外資の支配が強化され、公的医療保険制度は縮小されるだろう。「雇用のさらなる流動化=さらなる首切り」「外国人労働者のさらなる受け入れ」そして切り札の「移民受け入れ」が待っている。日本人の雇用はボロボロになる。自民党政権の政策のどこが「愛国的」なのか?

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