石原伸晃環境・原子力防災担当大臣 定例会見 2013.2.15

記事公開日:2013.2.15 動画
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(IWJ・大西)

 2013年2月15日(金)9時55分から、東京都千代田区の環境省(中央合同庁舎第5号館)で、石原伸晃環境・原子力防災担当大臣の定例会見が開かれた。同日の参院本会議で、原子力規制委員会の5名を含む、3機関14名の国会同意人事が承認されることに対して、石原大臣は「やっと正常化する」と述べた。

■全編動画

  • 日時 2013年2月15日(金) 9:55〜
  • 場所 環境省(東京都千代田区)

 冒頭、石原大臣は、16日・17日と福島県を訪問し、相馬市に建設された仮設焼却炉の視察や、福島市で行われる市町村長との意見交換会へ出席することを発表した。視察を行う仮設焼却炉は、2011年8月に成立した特別措置法に基づき、自治体に代わって、国ががれきの焼却を行うために建設された。今月末から本格稼働を開始し、2014年3月までに約16万8千トンを焼却する予定になっている。焼却炉について、石原大臣は「福島における、復興のひとつの象徴と考えている」とし、また現地では、市長との意見交換も行う意向を示した。

 次に、同日10時からの参院本会議で、田中俊一委員長をはじめとする、原子力規制委員会5名の国会同意人事が承認されることに対して、石原大臣は「前政権下で提出され、前政権の党内事情により、国会での同意が先送りされていた。この三条委員会としての原子力規制委員会が、しっかりとした結論を出していくことを、私としては見守らせていただきたい。やっと正常化する」と感想を述べた。

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