【安保法制反対 特別寄稿 Vol.17】「自民党の終焉のために」 2015.7.14

記事公開日:2015.7.14 テキスト
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 私は、ごくありふれた、政治的にはいわゆるノンポリの会社員です。

 大抵のことは、事なかれ主義と御身大切でやり過ごすことができます。そのような私でさえ、現在の安倍政権は見過ごすことができません。

 思えば、私の世代の価値感は経済第一主義で方向付けされ、そのレールの上を歩く事に何等疑問を持つこともありませんでした。

 その結果手にする生活の安寧や経済的な余裕で満足することが可能だったからです。正に、一億総中流社会が一度は現れたのです。しかし、そのような社会はあっという間に消え去りました。

 今、日本が向かおうとしているのは、立場の弱い者をより弱くすることで、強者が栄えようとする社会です。

 怒りや恨みや恐れといったネガティブな動機が、物事を動かすような社会です。

 私はそのような醜い社会にしたくありません。

 しかし、安倍政権と自民党はそう考えてはいないようです。

 国民のみならず世界に向かって、平気でうそをつく。

 議論をしようにも、根拠や理屈に基づいたコミュニケーションが成立しない。

 そもそも相手を理解しようとしない。

 気に入らない相手に対しては、権力をもって恫喝し、威圧する。

 彼らは、一体どうしたいというのでしょう。

 要するに、自分がやりたいと思うことを、どんな手を使ってでもやろうとしているだけのことです。

 このような政権に、人間の不幸の源である「戦争」のような危険な問題を扱わせることは、絶対にあってはなりません。

 今週にも、戦争法案が国会に提出されるとの報道があります。しかし、仮にこの法案が可決されたとしても、私の考えが変わるものではない以上、そこで The Endというわけにはいかないのです。

 次には、どうすればそれを撤廃できるかを考えていくしかありません。払う犠牲は小さい方が良いのですが、それが大きくなるからと言って諦められるテーマではないのです。

 なぜなら、私は絶対に人を殺したくないからです。
(BMETAL ※「フォーラム4」賛同人)
 

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