2012年04月24日(火)、東京電力本社で、記者会見が行われた。福島県から埋め立て免許を取得したので明日から本格的に海側遮水壁工事を実施する。放射性物質漏洩を確認するため、物揚場前面等、あらたなモニタリングを実施する。工程約2年を計画。中塚内閣府副大臣の福島第一原子力発電所視察した、その様子の動画映像を公開。
2012年04月24日(火)、東京電力本社で、記者会見が行われた。福島県から埋め立て免許を取得したので明日から本格的に海側遮水壁工事を実施する。放射性物質漏洩を確認するため、物揚場前面等、あらたなモニタリングを実施する。工程約2年を計画。中塚内閣府副大臣の福島第一原子力発電所視察した、その様子の動画映像を公開。
■全編動画
【会見資料】
2012年4月24日 福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(午後3時00分現在)
2012年4月24日 福島第二原子力発電所プラント状況等のお知らせ
2012年4月24日 福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システム排気流量の調整について(PDF 22.4KB)
2012年4月24日 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 79.4KB)
2012年4月24日 遮水壁設置工事に伴うモニタリング計画について(PDF 30.3KB)
2012年4月24日 福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.0KB)
【トピックス】
(1) 環境モニタリング:福島第2原子力発電所の海水サンプリング、4月からNDが続いている。計測時間を3000秒→40000秒に延長、検出限界を1/3~1/4下げる。
(2) 福島第一の2号機ガス管理システムの流量調整。格納容器の圧力が上昇気味なため、その対策として排出量を少し増やす。
(3) 遮水壁の設置工事について:海側に、汚染地下水の流れ出しを防ぐため、遮水壁として鋼管矢板を打ち込む。
4/20付けで福島県より公有水面埋立工事の免許の交付を受けた。
明日より本格的な工事を開始。工事作業用の船が出入りするため、シルトフェンスを開閉する。そのためモニタリングする。
(4) 福島第二原発で発生した作業員の負傷事故について:係留船の係留ロープのからまりをとろうとして、岸壁と船の間に挟まれた。再発防止対策として予防教育など。
【質疑応答】
(NHK・ハナダ)
Q:遮水壁の本格工事を開始するというが、具体的な説明を。
A:測量やボーリング調査は終わった。鋼管矢板の打ち込み作業を開始する。明日からは、まず打ち込みのための穴を開ける工事に必要な、基礎を造る工事から開始する。
【明日の作業予定】
サンプリング、2号機のPCV
滞留水の移設、6号機で実施