2011年7月24日(日)、東京電力本社で、記者会見(18:00~、0:56′)が行われた。
海江田経産大臣がテレビ番組で線量計をつけて入ると、法律的に働けなくなるからおいて行ったと発言したが、線量計をおいて行ったという事実は把握しておらず、現時点では調査の予定はないと述べた。
作業員の電離則基準上の被曝線量の引き上げ報道に関して、事実関係、書面あるかどうかも確認していないので確認したいと回答した。
昨日のTV番組で、海江田経産大臣が線量計をつけて入ると、法律的に働けなくなるからおいて行ったという発言があり、東電は線量計をおいて行ったという事実は把握しておらず、現時点では調査の予定も、過去の被曝を調べる中での聞き取り調査を行う予定もないと回答した。大臣発言の真偽は不明のまま。
冷温停止条件の条件である原子炉の温度は、圧力容器の下部のみで判断している。その正当性について東電は、本来ならば原子炉内部全体が100度切っていることを判断する。水で満たされていれば水の温度で判断できるが、今は満たされてないので外部温度で判断している。燃料が下部に相当量あるだろうと仮定し、下部の温度で判断。下部が100度切っていても別のところが高ければ冷温停止とは言えないだろうと考えている。燃料に一番近いところが100度切るという表現していると説明した。
作業員の被曝限度を規定する電離則基準を50mSv/yから250mSv/yに引き上げることに関し、東電から緩和を要請したことはないと回答。更に、事実関係、書面あるかどうかも含めて確認したいと述べた。
ジャーナリストの広瀬隆さんと明石昇二郎さんと勝俣会長と清水前社長を刑法211条の業務上過失致死罪で刑事告発した。これに対して訴状をみていないのでコメントできませんと述べた。