2012年02月17日(金)、東京電力本社で、記者会見(18:00~、0:41′)が行われた。
福島第一発電所内外の電気設備の被害状況の原因究明に関する報告書を保安院へ報告し、夜の森線鉄塔倒壊について調査結果を報告したと発表した。また2号機底部ヘッドの温度計が指示不良となったと公表した。
(IWJ・原)
2012年02月17日(金)、東京電力本社で、記者会見(18:00~、0:41′)が行われた。
福島第一発電所内外の電気設備の被害状況の原因究明に関する報告書を保安院へ報告し、夜の森線鉄塔倒壊について調査結果を報告したと発表した。また2号機底部ヘッドの温度計が指示不良となったと公表した。
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2号機の温度上昇に関する報告書は、本日大臣から了承頂いた。LCO逸脱になったが温度計故障が原因なので、LCO逸脱取り消しという考え方、手続きについて保安院と調整中と発表した。また、公金注入しているが、決算で社長会見の通り民間企業でありたく、国営化するか否かはこれからの話と回答した。
福島第一原発2号機では現在、格納容器ガス管理システムの希ガスモニタ設置工事を進め、明日以降、注水量を減らしていくこととなった(明日以降という部分は、会見後、追加発表された)。2月2日から観測された一連の温度上昇騒動は、結果、計器の故障確認以外、規則上の変化は何も起きなかった格好となった。