2012年8月23日(木)、日本外国特派員協会で、東祥三 国民の生活が第一幹事長 記者会見が行われた。
(IWJ・石川)
2012年8月23日(木)、日本外国特派員協会で、東祥三 国民の生活が第一幹事長 記者会見が行われた。
■全編動画
『国民の生活が第一』の東祥三幹事長から、新党の結党理由について、会見が行われた。
民主党所属の議員が離党したことについて、東氏は、野田政権をはじめ民主党の執行部が、2009年の政権交代時のマニフェストである、「消費税増税をしない」という国民との約束を反故にしたことが、一番大きい要因と述べた。
東氏は、野田総理大臣はかつて、独立行政法人などの、いわゆる天下り廃止、シロアリ退治をしなければならないと演説していたのに、突然、消費税増税を唱えはじめたと指摘。東日本大震災時に、内閣府副大臣であった東氏は、当時の財務大臣であった野田総理に対して、「消費税増税よりも震災復興が優先ではないか」と話したが、野田総理は、答えられなかったという。
消費税増税の問題点については、「やるべきことをまずやる。天下り廃止、ムダの削減が、未だ十分ではない」と述べ、「デフレの最中に消費税増税をすることは、望ましくない」と、大学時代に経済学を学んだことを紹介しながら、消費税増税を批判した。
また、毎週金曜日に、首相官邸前で行われている、原発再稼働の抗議行動について、東氏は、「党代表の小沢一郎氏もこの抗議行動に参加するのか、本人に意志を伺いたい」とした。
記者から、世論調査等で、『国民の生活が第一』の政党支持率が芳しくない点を問われると、同党は「小沢新党で間違いない」としつつ、小沢氏について、「20年もの間、これだけ批難・攻撃された人は、この世界にいない」と持論を展開した。