2013年9月20日(金)17時40分ごろから東京電力本店で定例記者会見が行われた。増田常務が新潟県を訪れ、文書「安全協定の遵守について」を手渡し、新潟県泉田知事と廣瀬社長の再会談をお願い、説明したことを発表した。
2013年9月20日(金)17時40分ごろから東京電力本店で定例記者会見が行われた。増田常務が新潟県を訪れ、文書「安全協定の遵守について」を手渡し、新潟県泉田知事と廣瀬社長の再会談をお願い、説明したことを発表した。
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東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に向けた安全審査について、申請することの理解を求めるため、廣瀬社長は泉田知事と会談、直接説明しているが、安全協定の見解の違いから7月5日の会談以降途絶えている。
重大な緊急時に行うベントの際、放出される放射性物質を減らすため、東京電力は新たな装置「フィルターベント」を考案している。
フィルターベントに関わる安全協定は、東京電力は「運用」段階からと考えているが、知事は「設置前」の段階からと考えており、設置について事前了解をとることを求めている。
事前に了解を得ることなく東京電力が審査申請をしようとしたことから、会談が途絶えている。
改めて安全協定の遵守について、文書で表明するとともに、増田常務が新潟県を訪れ、説明するとともに、泉田知事と廣瀬社長の再会談をお願いした。
再会談を行うかどうかは、まだ決まっていない。
また、東京電力がフィルタベントについて、新潟県の見解と一致したか否かは、表明してしていない。
高濃度汚染水が漏洩した、H4エリアNo.5のフランジ型タンクについて、漏洩の原因調査として、内部の目視調査を行った。
貯留水は別のタンクに移送済、底板と最下段側板を残して解体している。今回初めて人が内部に入り調査を行った。
フランジ部ボルトの緩み、シーリング材の変形・破損などが多数見られ、β線線量の高いスポットがみつかった。これらの結果はまだ調査評価中で、漏洩の原因との関係はまだわからない。
尚、H4エリアタンクは高濃度に汚染されているRO濃縮水を貯留している。
以下、東京電力ホームページより、リンクを表示
2013年9月20日
2013年9月19日
2013年9月18日
2013年9月19日
2013年9月20日
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2013年9月18日
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