今中哲二氏講演会 in 大阪 2011.8.7

記事公開日:2011.8.7取材地: 動画

 2011年8月7日、大阪女学院ヘールチャペルで、「熊取6人衆」の一人、京都大学大学院助教 今中哲二氏の講演会が行われた。

 今中氏は講演の中で、原子力発電所の仕組みを説明した後、原子力に安全なシステムは存在しないとし、常に最悪の事態を想定し対応するべきとした。

 各資料を基に原子力の詳細説明がなされ、個人レベルでは、放射線被ばくと向き合うために学ぶことが急務とし、外部被ばくの基準をわかり易く説明した。主催者側からは、一人一人が意識を持ちアクションを起こそうと提案した。


飯田哲也氏 講演会 in 大阪「福島から考えるこれからのエネルギー政策」 2011.7.24

記事公開日:2011.7.24取材地: 動画

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 2011年7月24日、桃山学院大学で 環境エネルギー政策研究所所長 飯田哲也氏による講演「福島から考えるこれからのエネルギー政策」が開催された。


「原子力は『何があっても絶対に責任は取らない』という異常な世界だった」 ~岩上安身によるインタビュー 第135回 ゲスト 小出裕章助教(京大原子炉実験所) 2011.6.7

記事公開日:2011.6.7取材地: テキスト動画独自

 2011年6月7日、岩上安身による京都大学原子炉研究所助教小出裕章氏へのインタビューを行った。

 一時間超に及ぶインタビューの中で小出氏は、震災後の原子炉状況の分析や、放射能汚染水の海への流出、また、保安院の対応などを含めた、事故後の政府の動きについても言及した。さらに震災以前の、政府の原発事故に対する見通しの甘さや、震災後の対応についても触れ、『まだ原発事故は終わっていない』と訴えた。


岩上安身によるインタビュー 第132回 ゲスト 今中哲二氏 2011.5.29

記事公開日:2011.5.29取材地: テキスト動画独自

 2011年5月29日(日)、京都大学原子炉実験所にて、京都大学原子炉実験所今中哲二助教のインタビューを行った今中氏は、日本の原子力開発に疑念を抱き、今の研究に取り組み始めたと話し、チェルノブイリや福島の状況を後世に正確に伝えていくことの必要性を語った。


「原子力に携わってきた人間として、私にも責任がある」最悪の事態を迎える福島原発事故 小出助教「シニア決死隊」への参加を明らかに ~岩上安身によるインタビュー 第123回 ゲスト 小出裕章氏(京大原子炉実験所助教 ※収録当時)後編 2011.5.10

記事公開日:2011.5.10取材地: テキスト動画独自

 2011年5月10日、京都大学原子炉実験所助教、小出裕章氏に対してインタビューを行った。2011年4月1日、2011年4月10日に引き続いて3回目であるが、事故後、氏が推定していた事故の様相が次々と事実として確認されてきた。

 放射能をまき散らし続け、絶望的な状態にある原子炉を封じ込めるために検討されているさまざまな方法論について、課題は何かを岩上安身が訊ねた。


「原子炉圧力容器に穴が開き、冷却水が漏れ続けている」小出助教、メルトダウンの可能性を指摘~岩上安身によるインタビュー 第111回 ゲスト 小出裕章氏(京大原子炉実験所助教 ※収録当時)中編 2011.4.10

記事公開日:2011.4.10取材地: テキスト動画独自

 2011年4月10日、京大原子炉実験所の小出裕章助教に2度目のインタビューを行った。小出助教は、原子炉の仕組みの説明から、4月10日時点までの福島原発の経過や現状について語った。放射能漏れや被ばくを少しでも改善する策についても述べたが、その危険性についても話し、また東電の怠慢の可能性についても触れた。

 最悪のシナリオとして再臨界からのメルトダウン、水蒸気爆発を想定して、それぞれについても詳細に説明を加えた。さらに原発の経済性、生産性はまったく見合わないと語り、安全面以外でも原発は不利益ばかりだと述べた。


「政府はパニックを恐れて『SPEEDI』の情報を隠している」~岩上安身によるインタビュー 第109回 ゲスト 小出裕章氏(京大原子炉実験所助教 ※収録当時)前編 2011.4.1

記事公開日:2011.4.1取材地: 動画独自

 2011年4月1日、京大原子炉実験所の小出裕章助教に、原発事故の危険性についてインタビューした。

 冒頭、原子力発電所では、毎年広島が生み出した核生成物の5万発分を生み出しているとその危険性を指摘。100万キロワットという電気を作るために、生み出した熱の2/3は海へ捨てているという非効率性について。原子炉の構造から、福島事故の経緯、放出された放射性物質の危険性について語った。

 また、チェルノブイリでは700km先でもホットスポットがあったことに触れ、政府は「スピーディ」の公開はパニックを恐れて非公開としていると指摘、情報統制がされる現在の状況について語った。


「検事は血尿に苦しむ私に『クズ!』と罵倒、虚偽自白を迫った」密室の取り調べを激白!!~岩上安身によるインタビュー第13回 ゲスト 談合事件で無罪を勝ち取ったブラックボックスからのサバイバー 大阪府枚方市 元副市長 小堀隆恒氏 2010.3.1

記事公開日:2010.3.10取材地: テキスト動画独自

2018年3月5日、テキストを追加しました。

 「あったものを、なかったことにはできない」と言ったのは、元文部科学事務次官の前川喜平氏だった。安倍晋三総理が「腹心の友」と呼ぶ加計孝太郎氏の加計学園獣医学部新設を巡って、当初はないとされていた「総理のご意向」と書かれた文書の存在を明言し、日本中に衝撃を与えた。