おはようございます。IWJ記者のぎぎまきです。
昨日16日の朝日新聞で下村博文幹事長代行が、衆院憲法審査会長就任の打診をした、森英介憲法改正推進本部長に「草案は封印してほしい」と要請したと報じられました。
※自民に改憲草案棚上げ論 下村氏「封印」を要請
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12561528.html
理由は、草案には「天皇の元首化」「国防軍の保持」などが盛り込まれ、現行憲法を全面的に書き換えたものであることから、野党との調整でネックになるのでは?と幹部が懸念したようです。
さて、この「封印」の二文字には何が隠れているのでしょうか。この時点では分かりませんが、一時的に棚上げされても、自民党の本音が変わるわけではありません。楽観視はできません。しかし、草案に対し反発の声が高まっていたのは確かで、その声の大きさが影響を与え、党内で「封印」せざるを得ないと判断した。その状況にまで追いやった、という見方は間違いではないと思います。
声を上げる意味はある。
声をあげましょう。
声を上げ続けましょう。
まさしく、IWJの新作Tシャツに刻印された、”TALK ABOUT DEMOCRACY and CONSTITUTION”(民主主義と憲法について、オープンに話そうよ。私たちの自由と未来のために)の通りですね!
復刻版Tシャツは現在も絶賛発売中ですので、ぜひ、この機会にお買い求めください!
色は、「ヘザーグレー」(灰色)と「バーガンディ」(ワインレッド)の2色をご用意しています。サイズは、YL(XS相当)、S、M、L、XLの5種類からお選びいただけます。詳細はこちらのページをご覧ください!!
※復刻版!! Tシャツ TALK ABOUT DEMOCRACY 色:ヘザーグレー?ブラック
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=256
※復刻版!! Tシャツ TALK ABOUT DEMOCRACY 色:バーガンディ?キナリ
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=257
さて、Tシャツのコンセプトと連動した寄稿文「みんなで語る『改憲への危機感』~Talk about Democracy and Constitution」の中から、今日はえこぽんさんから届いた「うっかりしていた」をご紹介します!
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私の手元に、改憲が取り沙汰された頃に買い求めた本がある。
〇「全国お郷ことば憲法9条」CD付き(2004年合同出版)
〇「憲法を変えて戦争へ行こうという世の中にしないための18人の発言」
(2005年岩波ブックレット)
〇「憲法9条を世界遺産に」(2006年集英社新書)
10年以上経って、本棚に憲法に関する本は増えた。
なのに、現実はいつの間にか知らぬうちに改憲に向かって歩を進めた。
私たちは油断していたのだ。たかをくくっていたのだ。
政治は政治家がするものだと思い込んでいたのだ。
選挙で当選した政治家に任せ過ぎていたのだ。
(つづく)
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【えこぽんさんのご投稿全文は、こちらからお読みいただけます!】
http://iwj.co.jp/wj/open/consti-msg/1-041
えこぽんさんは、政治を政治家任せにしていたと、自身の「うっかり」を顧みながら、でも、ここからもうは「うっかりしていられない」と鼓舞する文章で締めくくっています。能動的になってから、道は開けるのだと思います。頑張りましょう!
まだまだ寄稿文は募集中です。みなさまからのご投稿を心よりお待ちしております!
※投稿フォームはこちらから