みんなで語る「改憲への危機感」寄稿文 Vol.41 うっかりしていた 主婦 えこぽんさん

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Democracy-Tshirts

 私の手元に、改憲が取り沙汰された頃に買い求めた本がある。

・「全国お郷ことば憲法9条」CD付き(2004年合同出版)
・「憲法を変えて戦争へ行こうという世の中にしないための18人の発言」(2005年岩波ブックレット)
・「憲法9条を世界遺産に」(2006年集英社新書)

 10年以上経って、本棚に憲法に関する本は増えた。

 なのに、現実はいつの間にか知らぬうちに改憲に向かって歩を進めた。

 私たちは油断していたのだ。たかをくくっていたのだ。

 政治は政治家がするものだと思い込んでいたのだ。

 選挙で当選した政治家に任せ過ぎていたのだ。

 投票率を考えれば、決して「選ばれた」とは言えないのに・・・。

 気づいた市民が昨年から動き出して「野党共闘」が生まれた。

 それでも、敗れた野党はいまだに党利党略を捨てられない。

 党内での勢力争いにうつつを抜かす。

 市民はここで手を抜いてはいけない。諦めてはいけない。

 もう、うっかりなんてしていられない。

 バーニー・サンダース「政治とは、選挙の候補者に関わる事柄ではありません。政治とはあなたに関わる事柄であり、あなたの子どもたちに関わる事柄であり、あなたの親たちに関わる事柄なのです」

 この言葉を噛みしめて「アラユルコトヲ…ヨクミキキシ、ワカリ…」

 身近から根気強く広めて、政治を自らの手に取り戻すしかない。

(主婦 えごぽんさん)