日刊IWJガイド・非会員版「今年もあと2日! IWJが2025年も活動を続けられますように、緊急でのご寄付・カンパによるご支援をよろしくお願いいたします!」2024.12.30号~No.4417


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~今年もあと2日! IWJが無事に年を越せますように、2025年も活動を続けられますように、歳末、緊急でのご寄付・カンパによるご支援をよろしくお願いいたします! 12月は27日間で、92件、116万9200円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます! これは月間目標額の約33%に相当します。月間目標額の350万円には、あと67%、233万800円が必要です! IWJの財政は大ピンチです! 11月からカンパの月間目標額を400万円から350万円に下げたのですが、8月からの今期第15期は、4ヶ月連続で未達です!「IWJしか報じていない情報」は激増中です!

■【中継番組表】

■本日午後7時より、「『トランプは戦争をしない』は嘘! 米大統領がバイデンでもトランプでも、イスラエルのやることは全部支持! キリスト教に妥協したユダヤ教徒と、福音派の猛烈な支持を抜きには考えられず、イスラエルの利益を最大限に追求! 岩上安身によるインタビュー第1176回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏」を撮りおろし初配信します! 配信終了後、会員向けIWJサイトのアーカイブにアップします!

■百条委員会で7月31日~8月14日に百条委員会が実施した「パワハラ・アンケート調査」のデタラメぶりを増山誠委員(維新の会)が暴露! 事前選挙活動にまったく関与していないと判明した職員の名前が、アンケートに25回も出てくる! その職員のおじさんが、斎藤知事の後援会長をしているとの記載があったが、そのおじさんはすでに他界していた! 誰でも、何回でも、無記名で書いていいそのインチキ・アンケートの集計で、「職員の4割が、斎藤知事のパワハラを見聞きしていた」と虚偽の結論を下していたのが百条委員会!

■<IWJ取材報告>中国の富裕層向けに新設の「10年間有効な観光マルチ・ビザ」について、「10年間にわたり無制限に日本滞在が可能になるのではなく、1回の入国につき認められる滞在期間は最長90日。滞在期間中は、観光以外の、報酬を伴う活動は認められない」と岩屋大臣が回答。それにしてもなぜ、中国の富裕層だけに特権を与えるのか? 疑問は消えず。~12.27 岩屋毅 外務大臣 定例記者会見
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■はじめに~今年もあと2日! IWJが無事に年を越せますように、2025年も活動を続けられますように、歳末、緊急でのご寄付・カンパによるご支援をよろしくお願いいたします! 12月は27日間で、92件、116万9200円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます! これは月間目標額の約33%に相当します。月間目標額の350万円には、あと67%、233万800円が必要です! IWJの財政は大ピンチです! 11月からカンパの月間目標額を400万円から350万円に下げたのですが、8月からの今期第15期は、4ヶ月連続で未達です!「IWJしか報じていない情報」は激増中です!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 今年もあと2日。

 2024年の終わりに向けて、最終カウントダウンに入りました。

 12月は、1日から27日までの27日間で、92件、116万9200円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます! この額は、単独月間目標額350万円の約33%にあたります。言いかえると、月間目標額には、あと67%も不足している、ということです。

 IWJの今期第15期は、5ヶ月目です。11月からは、より一層、支出を絞り、ご寄付・カンパの月間目標額を400万円から350万円に下げることといたしました。目標額を下げても、目標額にはまったく手が届かないようならば、活動を続けてゆくことが困難になります!

 第15期が、赤字とならないようにするために、無料でご視聴の方は、有料会員登録と、緊急のご寄付・カンパによる、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 今年1年を振り返ると、岩上安身が、年頭のコロナ感染以降、次々と疾病に見舞われ、まるまる1年、次から次へと新たな病苦に見舞われ、会社全体も、活発に活動できない苦しい状態が続きました。

 岩上自身は、治療と療養を重ね、十分な休息を取った上で、インタビューなどの負荷のかかる仕事も、やればできるというところまで、回復しています。

 来年は必ず復活しますので、どうかIWJが無事に年を越せますように、また、2025年も活動を続けられますように、歳末、緊急のご寄付・カンパによるご支援をお願いいたします!

 米国では、年明けの1月20日に、ドナルド・トランプ氏が大統領に就任します。世界が混沌として、一寸先は闇、誰も見通せない中、IWJはこれまで以上に、記者クラブメディアや、彼らと迎合するメディアとは一線を画し、混乱の中で真実を伝えていきたいと思います。

 岩上安身は、コロナ後遺症と思われる体調不良から、養生しつつも、少しずつ回復しつつあります。11月、12月と、続々とインタビューを収録・配信しています! 全編視聴は、会員のみとなることが多いので、会員登録してご視聴ください!

 また、インタビューを、お見逃しになった方も、会員であれば2ヶ月間全編視聴が可能です!

 サポート会員ですと、過去のすべてのコンテンツについて、いつでも、いくつでも御覧になれます!

 皆さま、会員登録をよろしくお願いします!

※会員登録のご案内
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 11月末現在、IWJ会員の総数は2102人、このうちサポート会員の方は802人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします! 会員総数が5000人、そのうちサポート会員が2000人いてくれたら、IWJの経営は格段に安定します!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
(会員登録済みの方)https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php
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 年会費をまとまってお支払いいただければ、12ヶ月中2ヶ月分がサービスとなります。即ち、一般会員が月1100円で、年間だとその12ヶ月分1万3200円のところ、一括払いなら、1万1000円(消費税込み)となります。

 同じくサポート会員が、1ヶ月3300円で、毎月支払ってゆくと、12ヶ月で3万9600円のところ、一括払いですと、3万3000円(消費税込み)ですみます! 2ヶ月分おトクです! ぜひ、ご検討ください!

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうぞ、皆さま、米国に操られたまま、無謀な戦争へと向かう日本の対米従属権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えしてゆく独立メディアIWJの活動をご支援ください!

 よろしくお願いします!

 岩上安身拝

※12月27日号より1月4日号まで、年末年始は『日刊IWJガイド』を簡易版とさせていただきます。ご了承ください。


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◆中継番組表◆

**2024.12.30 Mon.**

【撮りおろし初配信】19:00~「トランプは戦争をしない」は嘘! 米大統領がバイデンでもトランプでも、イスラエルのやることは全部支持! キリスト教に妥協したユダヤ教徒と、福音派の猛烈な支持を抜きには考えられず、イスラエルの利益を最大限に追求! 岩上安身によるインタビュー第1176回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526058

 これまでIWJが報じてきた宮田律氏に関連する記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/?s=%E5%AE%AE%E7%94%B0%5%BE%8B&area=

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◆中継番組表◆

**2024.12.31 Tue.**

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

2024年を振り返る! そして1ヶ月後に始まる第2次トランプ政権で、米国は、そして世界はどう変わる!? 岩上安身によるインタビュー第1175回 ゲスト 元外務省国際情報局長・孫崎享氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525988

12.27 岩屋毅 外務大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526044

核エネルギーは、例え平和利用でも使ってはいけない!「まだ人類は(核の)エネルギーをコントロールできない」「「コントロールできなければ、それはいつかは暴発する」~12.27 原発反対八王子行動
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526036

◆「2025年2月28日」まで、フルオープン! 動画をご視聴になり、記事をお読みになった方々は、ぜひ、この機会に会員登録をお願いします!◆

※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
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※米国政府と多国籍企業の意向・TPP条約で成立した種子法廃止法は、国民の食料への権利の侵害だと訴えた「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」の控訴審が結審し、来年2月の判決へ! 最終弁論で40分の意見陳述を行った山田正彦元農水相は、「米の供給不足が完全に解消されるなど、種子法制定当初における国家的要請への対応が完了した」との国側の主張に反論! 農水省の試算によれば「日本では2040年には359万トンもの米不足に陥る」と指摘!「種子法廃止は、私達を飢えに陥れかねない、天賦の権利を侵害するもので、絶対に認めてはならない」と熱弁!!(前編)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20241007#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53982#idx-6

※米国政府と多国籍企業の意向・TPP条約で成立した種子法廃止法は、国民の食料への権利の侵害だと訴えた「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」の控訴審が結審し、来年2月の判決へ! 最終弁論で40分の意見陳述を行った山田正彦元農水相は、「米の供給不足が完全に解消されるなど、種子法制定当初における国家的要請への対応が完了した」との国側の主張に反論! 農水省の試算によれば「日本では2040年には359万トンもの米不足に陥る」と指摘!「種子法廃止は、私達を飢えに陥れかねない、天賦の権利を侵害するもので、絶対に認めてはならない」と熱弁!!(後編)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20241008#idx-7
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53987#idx-7

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「『パンデミック合意』の中身は遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない! WHOは反社! 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯! WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!?~岩上安身によるインタビュー 第1167回ゲスト 立憲民主党・原口一博衆議院議員 2024.10.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524918

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■本日午後7時より、「『トランプは戦争をしない』は嘘! 米大統領がバイデンでもトランプでも、イスラエルのやることは全部支持! キリスト教に妥協したユダヤ教徒と、福音派の猛烈な支持を抜きには考えられず、イスラエルの利益を最大限に追求! 岩上安身によるインタビュー第1176回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏」を撮りおろし初配信します! 配信終了後、会員向けIWJサイトのアーカイブにアップします!

 本日午後7時より、岩上安身による現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏インタビューを、撮りおろし初配信します。

 現代イスラム政治の専門家である宮田氏は、中東情勢についても多くの著書を執筆されています。今年4月には、ガザ紛争についての最新刊『ガザ紛争の正体~暴走するイスラエル極右思想と修正シオニズム』(平凡社新書)を上梓され、年明けの1月16日には、新著『イスラエルの自滅~剣によって立つ者、必ず剣によって倒される』(光文社)が発売予定です。

 12月8日、シリアのアサド政権が崩壊しました。11月27日にトルコの支援を受けて、アサド政権に大規模な攻撃を開始した反政府勢力が、11月30日にシリア第2の都市アレッポを占領。さらに急激に進軍し、数日のうちにハマ、ホムス、ダラアなど、シリア中部の主要な都市を次々に占領して、2週間も経たないうちに、首都ダマスカスが「無血開城」となりました。

 アサド政権の崩壊後、イスラエル軍はシリア全土を空爆し、シリアの軍事基地を破壊。さらにゴラン高原の非武装緩衝地帯を超えて、シリアに地上侵攻しました。

 本日初配信するインタビューでは、急展開を迎えたシリア情勢が、イスラエルやトルコ、イランといった中東地域の全面的な戦争に発展するのか、といった点を中心に、宮田氏の見解をうかがいました。

 詳しくは、ぜひ本日初配信のインタビューをご視聴ください。

 インタビューは、会員向けサイトのアーカイブにて、4日間、全公開で、その後はハイライトは公開、全編は会員限定となります。ぜひ、IWJの会員となって、全編を御覧ください。

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【撮りおろし初配信】19:00~
「トランプは戦争をしない」は嘘! 米大統領がバイデンでもトランプでも、イスラエルのやることは全部支持! キリスト教に妥協したユダヤ教徒と、福音派の猛烈な支持を抜きには考えられず、イスラエルの利益を最大限に追求! 岩上安身によるインタビュー第1176回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏

視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526058

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 ハイライトは、YouTubeの以下のMovie IWJのチャンネルで御覧ください。

※【ハイライト】岩上安身による現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏インタビュー
https://youtu.be/mqU8vbNZMyM

■百条委員会で7月31日~8月14日に百条委員会が実施した「パワハラ・アンケート調査」のデタラメぶりを増山誠委員(維新の会)が暴露! 事前選挙活動にまったく関与していないと判明した職員の名前が、アンケートに25回も出てくる! その職員のおじさんが、斎藤知事の後援会長をしているとの記載があったが、そのおじさんはすでに他界していた! 誰でも、何回でも、無記名で書いていいそのインチキ・アンケートの集計で、「職員の4割が、斎藤知事のパワハラを見聞きしていた」と虚偽の結論を下していたのが百条委員会!

 12月25日に行われた最後の百条委員会で、維新の会の増山誠委員が、斎藤元彦知事を尋問する中で、10月14日に行われたアンケート調査のデタラメぶりを暴露しました!

※兵庫県・斎藤知事、百条委員会で3回目の証人尋問 告発文書問題で総括質疑(2024年12月25日)(THE PAGE、2024年12月25日)
https://www.youtube.com/live/J4tuZLp6-Mw?si=MJIS1fxw5QtYiY-y

増山委員「11月14日にですね、片山元知事が議長あてに要望書を出しているんですが、この内容については、御存じでしょうか」

斎藤知事「詳細は見ていないですが、そういったものがあるといことは存じています」

増山委員「これ(要望書)の中に、アンケート(7月31日~8月14日実施、8月23日中間報告公表、10月11日最終報告公表)については、伝聞が大半を占めているが、伝聞を過大評価していないかという話があります。

 アンケートが公表されてから、知事の誹謗中傷が非常に大きくなったと認識しておりまして、深刻な影響を受けられたのではないか、と考えております。

 委員会として、アンケートの取り方、公表方法、集計の方法等について反省があっても良いのではないかと思っています。

 アンケートの問題点の具体例として、告発文の2項目、知事選挙の事前選挙活動を取り上げたいと思います。

 証人尋問を通して、事前選挙活動にまったく関与していないと判明した職員の名前が、アンケートに25回も出てくるという珍現象が発生しています。

 特筆すべき内容として、アンケート回答に、その職員のおじさんが、斎藤知事の後援会長をしているとの記載があったのですが、(当該の)職員の方に聞くと、おじさんはすでに他界されており、アンケートの回答が完全なデマであると判明しました。

 これに限らず、明らかなデマが何度も出てくるアンケ―トですから、精査してから〇〇(聞き取れない)公表する、そもそも、マスコミには公表しないなどの対策が必要であったと思います。

 特に、丸尾委員がされた私的なアンケート(※)に記載された憶測をもとにしたデマの拡散は、この文書問題の火付け役となった面があります。

(※)百条委員会がアンケートをする前に、兵庫県議会の丸尾牧議員が4月に個人的なアンケート調査をしている。神戸新聞によれば、4月下旬、通勤途中の県職員に対して、知事のパワハラについてたずねるアンケート用紙300枚を配り、21人から回答を得た。
県議の職員アンケート、7人「知事パワハラ」と回答 企業の贈答品証言も 批判文書問題(神戸新聞、2024年5月15日)
https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202405/0017656530.shtml?ref=factcheckcenter.jp

 これを資料として採用したことも、我々百条委員会として大いに反省すべき点であると考えています。

 報道機関への情報提供にも反省すべき点が多いと思います。

 当初から、様々な不備が指摘されているこのアンケートの回答を、きちんと精査すれば、4割の職員がパワハラを見聞きしたという内容の報道にはなりえません。

 精査してもなお、4割の職員がパワハラ見聞きと書く人間がいたらですね、よほど読解力がないか、悪意をもって編集したかのどちらかしか考えられないと思います。

 ネット上で、このアンケートを精査した方で、パワハラを見聞きしたのは4割と言っている方がほとんどいないところを見ると、マスコミの皆さんに一から十まで、これからは説明して、こういう風に悪用したらいけませんよと、いう注意事項を添付したうえで情報を提供すべきだと思います。

 アンケート結果からですね、知事に質問もいろいろ出ましたが、まったく身に覚えのない質問も多かったと思います。これについて、何かご意見等ございますでしょうか」

斎藤知事「アンケートについては、百条委員会の方でされるという判断をされた。内容については、取りまとめの段階、中間報告、○○(聞き取れず)、それから、注意書きに、これはあくまで、中間段階のもので、事実認定するものではないという注記がありました。

 その内容が、報道機関を通じて、様々な形で、報じられましたということは確かにありまして、それが、県の方にも厳しいご指摘があったり、私自身も大変厳しい状況があったということは、事実ですね」

 増山委員の具体的な例でも、このアンケート調査がデタラメなものであることは明らかです。

 このアンケート調査について、ファクトチェック(事実の検証)の実践とメディア情報リテラシーの普及に取り組む非営利組織である、日本ファクトチェックセンター(JFC)も、SNS上にあふれたアンケートに関する言説について、ファクトチェックしています。

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■<IWJ取材報告>中国の富裕層向けに新設の「10年間有効な観光マルチ・ビザ」について、「10年間にわたり無制限に日本滞在が可能になるのではなく、1回の入国につき認められる滞在期間は最長90日。滞在期間中は、観光以外の、報酬を伴う活動は認められない」と岩屋大臣が回答。それにしてもなぜ、中国の富裕層だけに特権を与えるのか? 疑問は消えず。~12.27 岩屋毅 外務大臣 定例記者会見

 2024年12月27日午後1時50分頃より、東京都千代田区の外務省にて、岩屋毅外務大臣の定例記者会見が行われました。

 2024年最後の記者会見にあたり、岩屋大臣は就任からの3ヶ月を振り返り、来年に向けての抱負を述べました。

 岩屋大臣は、「ウクライナ侵略や中東情勢、東アジアの安全保障環境など、本年も引き続き国際情勢は大変厳しい状況が続いた」とした上で、以下のように、自身の具体的な活動を強調しました。

岩屋大臣「国際情勢が、このように激しく揺れ動く重要な局面で、外務大臣を拝命することとなった。

 まず、日米同盟の深化と抑止力・対処力の強化、『自由で開かれたインド太平洋』実現のための同盟国・同志国との連携の強化、そして、グローバル・サウスとのきめ細かい連携の3点を柱として、外交活動を進めてきた。この間、既に対面での会談は50回を超え、電話会談は35回、実施してきた」

 そして、岩屋大臣は、「世界の各地で、今なお戦禍が続き、国際社会の分断が深刻になる中で、我が国が戦後築いてきた信頼を土台に、来年も引き続き、『対話と協調の外交』を進めて、国際社会の平和と安定、繁栄に積極的に貢献してまいりたいと思う」と抱負を述べました。

 続いて、岩屋大臣と各社記者との質疑応答となりました。

 他社の記者からは、「日中外相会談」、「中国が、沖縄県の与那国島の排他的経済水域内に設置したブイについて」、「戦後80年の歴史認識問題」、「石破総理の年始外遊」、「反捕鯨団体シー・シェパードの元代表ポール・ワトソン氏」、「日米拡大抑止に関するガイドライン」、「中国における邦人被害事案」、そして「米国次期政権(日米関係の展望)」などについて、質問がありました。

 この日は、岩屋大臣の日程の都合で、可能な限り、挙手した記者全員を指名できるようにするため、質問は「簡潔に短く」と、外務省側からすべての記者に協力要請がありました。

 IWJ記者も、準備していた質問を大幅に短縮し、岩屋毅外相が12月25日に発表した「中国人向けの査証(ビザ)発給に関する緩和措置」について、質問しました。

IWJ記者「岩屋大臣は、(12月)25日、訪問先の北京で、中国人向けのビザ発給について、『富裕層向けの10年間有効な観光マルチ・ビザの新設』など、いくつかの緩和措置を発表されました。

 改めて、なぜ富裕層限定なのか、また、保有資産額・年収など、富裕層の定義・基準などについて教えてください」

 この『富裕層向けの10年間有効な観光マルチ・ビザ』の新設については、発表後、SNS上などで、『中国の金持ちに媚を売っている』、『金のあるなしで差別するなんて不平等だ』、また『10年間の滞在中に、ビジネスを始めたらどうするのか、なぜ就労ビザではないのか?』といった批判の声が上がっています。

 岩屋大臣は以下の通り、説明しました。

岩屋大臣「(12月)25日、第2回の日中ハイレベル人的・文化交流対話の機会に、今、ご指摘のあった団体観光査証の要件の緩和、それから、10年間有効の観光数次査証の新設を始めとする、中国人観光客に対する査証緩和措置を実施することを発表いたしました。

 日中関係の基礎は、言うまでもなく、国民間の交流にございます。そうした観点から、中国人の訪日査証につきましては、これまでも、関連の措置を進めてまいりましたが、このたびの査証緩和措置によって、両国間の交流が一層促進される、円滑化される。そして、結果として、相互理解がさらに進む、ということを期待しております。

 その上で、このたび発表した緩和措置は、団体観光客に対する滞在可能日数の延長、15日から30日へということ、それから、高齢層に対する申請書類の簡素化などを含むものでございまして、今までは、在職証明、どこでお仕事をしていますか、という証明を求めていたりしていたのですが、65歳以上の高齢層になりますと、それは不要になるという考え方です。

 したがって、一定層に限った優遇措置ではございません。

 そして、今回新設する10年間有効の観光数次査証につきましては、何も10年間にわたって無制限に日本滞在が可能になるということではございませんで、1回の入国につき認められる滞在期間は、最長で90日でございます。

 また、滞在期間中は、あくまでも観光ですから、報酬を伴う活動を行うことは認められないというものでございます。

 今回の査証緩和措置は、先刻申し上げましたように、一定層に限った優遇措置ではありません。我が国の査証については、治安上の影響などの観点から、中国に限らず、一定の経済要件を設けておるところでございますので、そこは御理解をいただきたいと思います」

 岩屋大臣の説明によると、10年有効のマルチビザは、活発な消費活動が期待される富裕層限定というわけではない、ということです。

 一方で岩屋大臣は、治安上の懸念から、「一定の経済要件」を設けている、とも発言しています。しかし岩屋大臣は、IWJ記者が質問した「富裕層の定義・基準」については、その具体的な内容を回答しませんでした。

 日中の国民同士の交流が活発になることは、ウクライナや中東でエスカレートしつつある戦禍が、東アジアに及ばないように抑止する上でも有意義なことであると思われます。

 しかし、「一定の経済要件」についても、少なくとも基本的な方針だけでも明示すべきではないでしょうか。

 このたびの岩屋大臣の訪中に関する詳細については、外務省ウェブサイトの以下の情報をご参照ください。

※第2回日中ハイレベル人的・文化交流対話(2024年12月25日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/c_m1/cn/pageit_000001_01408.html

※岩屋外務大臣臨時会見記録(2024年12月25日14時36分於:中国・北京)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/kaikenit_000001_00051.html

※岩屋外務大臣の中国・北京市在留邦人との懇談会(2024年12月25)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/c_m2/ch/pageit_000001_01410.html

※岩屋外務大臣と劉建超・中国共産党中央対外連絡部長との夕食会(2024年12月25)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/c_m2/ch/pageit_000001_01411.html

 会見内容の詳細については、全編動画を御覧ください。

※中国の富裕層向けに新設の「10年間有効な観光マルチ・ビザ」について、「10年間にわたり無制限に日本滞在が可能になるのではなく、1回の入国につき認められる滞在期間は最長90日。滞在期間中は、観光以外の、報酬を伴う活動は認められない」と岩屋大臣が回答。それにしてもなぜ、中国の富裕層だけに特権を与えるのか?疑問は消えず。~12.27 岩屋毅 外務大臣 定例記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526044

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

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 ご支援のほども、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20241230

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、浜本信貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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