日刊IWJガイド・非会員版「『韓国の戒厳令事件は米政府とソウル大使・米軍ができる限りの支援を行っていた証拠が数多くある!』とダグラス・マクレガー大佐が暴露!」2024.12.12号~No.4402


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~非常戒厳令を起草した、韓国の金容鉉(キム・ヨンヒョン)元国防長官が、拘留中に自殺を図る! 金氏と尹(ユン)大統領とは高校時代からの友人で、金氏は、すべての責任は「私だけにある」と表明! しかし、この事件の背後には米国の存在が!?「韓国の戒厳令事件は米政府とソウル大使・米軍ができる限りの支援を行っていた証拠が数多くある!」とダグラス・マクレガー大佐が暴露!「韓国は、ウクライナの二の舞いになるつもりはない! 韓国国民はこれに立ち向かい、阻止した!」と高く評価!

■12月になりました! 11月のご寄付・カンパの金額は150万4000円と月間目標額の43%しか集まらず、大ピンチです! 11月からカンパの月間目標額を400万円から350万円に下げたのですが、8月からの今期第15期は、4ヶ月連続で未達です! 12月は10日までの10日間で、24件、35万4100円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます!「IWJしか報じていない情報」自体は激増中です! IWJが活動を続けられますように、ぜひ、この年末の12月こそは、年を越せますように、緊急のご支援をお願いいたします!

■【中継番組表】

■斎藤元彦知事のパワハラや収賄などを告発したとされる告発文書事件で、現在、ファクトとして見なせるものは何か?(2)渡瀬康英西播磨県民局長は、300頁以上の倫理上問題のある記録を公用パソコンに保存していた!

■<IWJ取材報告>「中国の王毅(おう・き)外相との会談に何を期待するか」との質問に対し、「日中間の様々な、万般にわたる課題について、少しでも解決、前進発展というものが見られるように努力していきたい」と岩屋大臣~12.10 岩屋毅 外務大臣 定例記者会見
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■はじめに~非常戒厳令を起草した、韓国の金容鉉(キム・ヨンヒョン)元国防長官が、拘留中に自殺を図る! 金氏と尹(ユン)大統領とは高校時代からの友人で、金氏は、すべての責任は「私だけにある」と表明! しかし、この事件の背後には米国の存在が!?「韓国の戒厳令事件は米政府とソウル大使・米軍ができる限りの支援を行っていた証拠が数多くある!」とダグラス・マクレガー大佐が暴露!「韓国は、ウクライナの二の舞いになるつもりはない! 韓国国民はこれに立ち向かい、阻止した!」と高く評価!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 ダグラス・マクレガー退役大佐は、12月5日、YouTube番組の『ナポリターノ判事 自由を裁く』に出演し、韓国で突然起きた、尹(ユン)大統領による非常戒厳令事件について、言及しました。番組の題名は「バイデンはウクライナでの戦争を拡大できるか?」ですが、番組の前半で、緊急ニュースとして、韓国の問題について話しています。

 マクレガー大佐は、「米国では、韓国を、本質的には米国の帝国的利益と影響力の軍事的植民地」として扱われている、と述べ、「韓国の戒厳令事件を米政府とソウル大使・米軍が待ち、できる限りの支援を行っていた証拠が数多くある」と重大な「暴露」を行いました。

 その上で、「そもそも、米国が韓国を支配下に置き続けるための努力として、2022年の大統領選挙でCIAが(従米派の)ユン大統領を選んだのだ」とまで断言しました。

※COL. Douglas Macgregor : Can Biden Extend the War in Ukraine?(Judge Napolitano-Judging Freedom, YouTube、2024年12月5日)
https://www.youtube.com/live/l4Xuo4Jf_lw

 マクレガー大佐の告発には、今回、韓国で起きた戒厳令事件の、これまで指摘されてこなかった本質が露わになっているように思われます。

 11日、非常戒厳令を起草した、韓国の金容鉉(キム・ヨンヒョン)元国防長官が、拘留中に自殺を図った、というニュースが飛び込んできました。11日付『ロイター』などが報じています。

 キム元国防長官は、10日遅くに逮捕され、11日に自殺を図ったと、韓国当局は発表しています。

 キム元国防長官は、ユン大統領とは高校時代から交流があり、ユン大統領の首席補佐官は、「最高司令官の意図を誰よりも理解している」人物だと評しています。

 キム元国防長官は、北朝鮮に対しては強硬派であり、「国防長官としての初の演説では、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の政権が挑発行為を行えば「恐ろしい代償」を払い、「最終的には終焉を迎えることになるだろう」と警告しました。

※Who is Kim Yong-hyun, ousted South Korean defence minister who attempted suicide?(Reuter、2024年12月11日)
https://www.reuters.com/world/asia-pacific/who-is-kim-yong-hyun-ousted-south-korean-defence-minister-who-attempted-suicide-2024-12-11/

 ユン大統領とキム元国防長官が押し進めた、北朝鮮に対する強硬政策「分断政治」は、韓国の国民に受け入れられず、韓国ギャラップによると、先月11月には、支持が17%、不支持が74%と追い詰められてもいました。

 「分断政治」の背景に、何があったのか。

 そこに北朝鮮と韓国の対立を強め、韓国の支配を強化しようとする米国の意図が働いていたのではないか。マクレガー大佐は、戒厳令を阻止した韓国国民について、「韓国は、ウクライナの二の舞になるつもりはない。韓国国民はこれに立ち向かい、阻止した」と称賛を送っています。

※分断政治のツケ、尹大統領の孤立招く 支持率17%に低迷(日本経済新聞、2024年12月4日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM040JY0U4A201C2000000/

 以下に、マクレガー大佐のインタビューの、韓国での戒厳令事件に関する部分の粗訳・仮訳をご紹介します。

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「ダグラス・マクレガー大佐:バイデンはウクライナでの戦争を拡大できるか?」
『ナポリターノ判事 自由を裁く』2024年12月5日

ナポリターノ判事「皆さん、こんにちは。自由を裁くために。判事アンドリュー・ナポリターノです。今日は2024年12月4日水曜日、ダグラス・マクレガー大佐が登壇します。

 大佐、いつも嬉しい、親愛なる友人よ、参加してくれてありがとう。バイデン政権がウクライナでの戦争を2025年1月20日をはるかに超えて延長しようとしていることについて、あなたと時間をかけて議論したいと思います。

 その前に、韓国で起きた奇妙な出来事についてお話いただけますか? あなたの見解では、この6時間にわたる戒厳令宣言の意味とは何でしょうか。また、もし何かあれば、在韓米大使館および米軍の反応はどのようなものでしたか?」

ダグラス・マクレガー大佐「韓国で何が起こったのかを、よく考えてみるのは良いことですね。米国では、韓国は、本質的には米国の帝国的利益と影響力の軍事的植民地として扱われている。韓国を、真の主権国家として扱っているわけではない。それは、半島全体を事実上軍事的に支配する特定の協定を結んでいるからです。

 戒厳令の責任者は、ユン大統領です。ユン大統領は数年前、非常に僅差の選挙戦の末に政権をつかみました。実際、彼の得票差は僅差でした。当時、CIAが裏で重要な役割を果たし、彼の勝利を支援したという噂がありました。

 敗れたのは、リベラル派の共に民主党で、リベラル派の共に民主党は、ワシントンからの独立と真の国家主権の確立を目指してきました。そして彼らが真っ先に望んだことのひとつが、朝鮮半島全軍の最高司令官に、韓国人四つ星将官を任命することでした。これは私が、1997年に著書『Breaking the Phalanx』で主張したことです。

 その結果、2010年に私を呼び寄せ、もし彼らが独立した場合の影響と、軍の再編成をどのように行うかを検討させました。もちろん、これ(『Breaking the Phalanx』)は一連の米国政権が、韓国を支配下に置こうと努力し続けてきたことに対する批判です。

 トランプ大統領は、物事を違った視点でとらえようとしていた時期もあったと思います。しかし、彼が大統領を退任すると、韓国では新しい(ユン)大統領が選出されました。この人物(ユン大統領)は、あらゆる意味でCIAが選んだ可能性があります。しかし、韓国では、この人物は植民地の腰ぎんちゃくとして広く見なされていました。彼は、選挙で選ばれてから数年経った今、自分の政党が今後選挙で勝利する見込みがないことを知っています。

 現在、彼の政党は『国民の力党』と呼ばれている。それ以前は『未来韓国党(または自由韓国党)』でした。この政党は、いくつかの名称で呼ばれてきましたが、実質的には、米国が朝鮮半島で政治的に仕掛けるイベントの隠れみのとなっています。

 彼(ユン大統領)は、有権者の間で何が起こっているのかを目の当たりにしました。有権者は、彼と彼の政策に対して明確に反対の立場を取るようになっていたのです。その議論のひとつに、ウクライナで戦っている北朝鮮人がいるという主張がありましたが、そんなものはいません!

 それは単なる大嘘です! しかし、彼(ユン大統領)と彼の諜報機関はCIAの付属機関のようなもので、北朝鮮人がロシアのために戦っているのだから、ウクライナにいるウクライナ人のためにウクライナで戦うべきだと主張したのです。それはうまくいきませんでした。ほとんどの韓国人は、北朝鮮人がそこにいるとは信じていなかったのです」

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■12月になりました! 11月のご寄付・カンパの金額は150万4000円と月間目標額の43%しか集まらず、大ピンチです! 11月からカンパの月間目標額を400万円から350万円に下げたのですが、8月からの今期第15期は、4ヶ月連続で未達です! 12月は10日までの10日間で、24件、35万4100円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます!「IWJしか報じていない情報」自体は激増中です! IWJが活動を続けられますように、ぜひ、この年末の12月こそは、年を越せますように、緊急のご支援をお願いいたします!

 12月になりました。IWJの今期第15期も、5ヶ月目です。11月からは、より一層、支出を絞り、ご寄付・カンパの月間目標額を400万円から350万円に下げることといたしました。

 11月は、30日間で、85件、150万4000円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます! しかし、この額は、単独月間目標額350万円の43%にとどまってしまいました。1年の3分の1が終わり、先月11月は、半分にも満たなかったのはとても痛いと感じます。

 今年8月1日からのIWJの今期第15期のご寄付・カンパの月間目標額に対する達成率は、8月は39%、9月は58%に続いて、10月も90%と目標額には到達しませんでした。そして11月は、43%と、4ヶ月連続の未達です。非常に苦しい状態です。

 12月は、1日から10日までの10日間で、24件、35万4100円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます! この額は、単独月間目標額350万円の10%にあたります。

 第15期が、赤字とならないようにするために、無料でご視聴の方は、有料会員登録と、緊急のご寄付・カンパによる、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 11月は、コロナ後遺症と思われる体調不良から、養生しつつも、少しずつ回復しつつある岩上安身によるインタビューを複数、配信いたしました。12月も、インタビューの予定が入っています! 初配信の日程は、決まり次第、告知いたします! 全編視聴は、会員のみとなることが多いので、会員登録してご視聴ください!

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 11月末現在、IWJ会員の総数は2102人、このうちサポート会員の方は802人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします! 会員総数が5000人、そのうちサポート会員が2000人いてくれたら、IWJの経営は格段に安定します!

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 よろしくお願いします!

 岩上安身拝

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◆中継番組表◆

**2024.12.12 Thu.**

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◆中継番組表◆

**2024.12.13 Fri.**

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「中国の王毅(おう・き)外相との会談に何を期待するか」との質問に対し、「日中間の様々な、万般にわたる課題について、少しでも解決、前進発展というものが見られるように努力していきたい」と岩屋大臣~12.10 岩屋毅 外務大臣 定例記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525947

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※米国政府と多国籍企業の意向・TPP条約で成立した種子法廃止法は、国民の食料への権利の侵害だと訴えた「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」の控訴審が結審し、来年2月の判決へ! 最終弁論で40分の意見陳述を行った山田正彦元農水相は、「米の供給不足が完全に解消されるなど、種子法制定当初における国家的要請への対応が完了した」との国側の主張に反論! 農水省の試算によれば「日本では2040年には359万トンもの米不足に陥る」と指摘!「種子法廃止は、私達を飢えに陥れかねない、天賦の権利を侵害するもので、絶対に認めてはならない」と熱弁!!(前編)
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※米国政府と多国籍企業の意向・TPP条約で成立した種子法廃止法は、国民の食料への権利の侵害だと訴えた「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」の控訴審が結審し、来年2月の判決へ! 最終弁論で40分の意見陳述を行った山田正彦元農水相は、「米の供給不足が完全に解消されるなど、種子法制定当初における国家的要請への対応が完了した」との国側の主張に反論! 農水省の試算によれば「日本では2040年には359万トンもの米不足に陥る」と指摘!「種子法廃止は、私達を飢えに陥れかねない、天賦の権利を侵害するもので、絶対に認めてはならない」と熱弁!!(後編)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20241008#idx-7
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「『パンデミック合意』の中身は遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない! WHOは反社! 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯! WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!?~岩上安身によるインタビュー 第1167回ゲスト 立憲民主党・原口一博衆議院議員 2024.10.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524918

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■斎藤元彦知事のパワハラや収賄などを告発したとされる告発文書事件で、現在、ファクトとして見なせるものは何か?(2)渡瀬康英西播磨県民局長は、300頁以上の倫理上問題のある記録を公用パソコンに保存していた!

 兵庫県の斎藤知事に関する告発文書の調査を進める百条委員会・理事会は、全国知事会に出席するため、11月の証人尋問を欠席していた斎藤知事に対して、12月25日に行われる証人尋問の出頭を求める方針を固めました。

※【速報】百条委員会 今月25日に斎藤知事の出頭求める方針固める 再選後初めての証人尋問実施へ(カンテレ、2024年12月9日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/db9ecaa8195eb8a0e4a81c94d84f971b564a8baf

 奥谷委員長は、12月25日の証人尋問について、「総括なので予定としては最後の証人尋問になろうかと思う」と述べています。

 斎藤知事は、これまで、百条委員会の証人喚問に、8月30日と9月6日の2回出席しています。

 11月25日の証人喚問は、全国知事会に出席するという理由で欠席しています。

 9月6日の片山安孝元副知事の証人喚問では、トップバッターの奥谷謙一委員長の次に、自民党の藤田孝夫委員が質問に立ちました。

 藤田委員の質問は、現在、SNSで大きな問題となっている渡瀬康英県民局長の公用パソコンの中身について、問いただしています。

 まず、ここで確認しておく必要があるのは、奥谷委員長の質問ではっきりしたように、告発文の作成には、複数の人間が関与していたという認識を、片山氏は、調査初動から持っていたということです。

 その根拠は、告発文の内容が多岐に渡るからです。

 この部分の片山氏の証言を見てみましょう。

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■<IWJ取材報告>「中国の王毅(おう・き)外相との会談に何を期待するか」との質問に対し、「日中間の様々な、万般にわたる課題について、少しでも解決、前進発展というものが見られるように努力していきたい」と岩屋大臣~12.10 岩屋毅 外務大臣 定例記者会見

 2024年12月10日、午後5時30分より、東京都千代田区の外務省にて、岩屋毅 外務大臣の定例記者会見が行われました。

 冒頭、岩屋大臣より、12月14日に、カリブ地域14ヶ国が加盟するカリブ共同体(カリコム)諸国の外相等を招き、第8回日・カリコム外相会合(※)が10年ぶりに東京で開催される旨の報告がありました。

 岩屋大臣は「今回の会合では、日・カリブ交流年である本年の取組を総括し、次の10年の指針をすり合わせたい」と抱負を述べました。

※第8回日・カリコム外相会合の開催(外務省、2024年12月10日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_01492.html

 続いて、各社記者と岩屋大臣との質疑応答となりました。

 IWJ記者は、前回(12月3日)の会見に引き続き、ウクライナへの支援金と汚職の問題についての質問などを準備して臨みましたが、岩屋大臣が「公務のため」という理由で会見が早めに切り上げられ、残念ながら質問はかないませんでした。

 他社の記者からは、「日本被団協のノーベル賞受賞、核兵器禁止条約へのオブザーバー参加」、「シリア情勢」、「韓国情勢(今後の日韓関係)」、「岩屋外務大臣の国会対応」、「日中関係(大臣の訪中)」、そして、「石破総理のインドネシア訪問」についての質問がありました。

 訪中について、岩屋大臣は、先週(12月4日)、東京で開催されたフォーラム(※)の場での自身の発言「早期に中国を訪問して王毅(おう・き)外相と会談し、懸案事項を解消するとともに協力を拡大させ、また、適切な時期に、王毅外交部長を日本にお迎えし、協力と連携をさらに具体化させてまいりたい」に関して、「その外相会談で何を期待するか」と問われ、次のように答えました。

※岩屋外務大臣の第20回「東京―北京フォーラム」開幕式への出席(外務省、2024年12月4日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_01473.html

岩屋大臣「早期の訪中に向けて、引き続き、国会日程の都合もありますので、なかなか断定的にはまだ申し上げられませんが、調整を急ぎたいと思っているところでございます。

 成果ということですが、日中間には様々な、もういちいち申し上げませんが、課題がありますので、それらが一つずつでも、前に進んでいく解決に向かっていく。中国側からの、様々なお話もあろうと思うし、こちらから申し入れなくてはいけないこともございますので、そういった、万般にわたる課題について、少しでも解決、前進発展というものが見られるように努力していきたいと思っているところです」

 会見内容の詳細については、全編動画を御覧ください。

※「中国の王毅(おう・き)外相との会談に何を期待するか」との質問に対し、「日中間の様々な、万般にわたる課題について、少しでも解決、前進発展というものが見られるように努力していきたい」と岩屋大臣~12.10 岩屋毅 外務大臣 定例記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525947

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、浜本信貴)

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