日刊IWJガイド・非会員版「米軍兵士が『ジェノサイドに加担するつもりはない』と在米イスラエル大使館の前で抗議の焼身自殺!『パレスチナを解放せよ!』と叫んで死す!」2024.3.6号~No.4167


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~現役の米空軍兵士が「私はもうこのジェノサイドに加担するつもりはない」と叫びながら、在米イスラエル大使館の前で、抗議の焼身自殺! 米国よ! シオニスト・イスラエルよ! 世界よ!「パレスチナを解放せよ!」という最期の叫びを聞け! 西側メディアは「精神疾患」か「暴力」だと非難し、卑劣なスピンコントロールを展開! 彼の抗議内容の報道をも抑制する中、『ニューヨーク・ポスト』が、ブッシュネル氏は「ガザの地下にあるハマスのトンネルで、米軍が戦っている、殺人に参加しているのは米兵だ」「パレスチナで起こっているジェノサイドに米軍が関与している」と述べていたとする証言をスクープ!

■2月は29日までに、136件、238万7900円のご寄付をいただきました。この金額は目標額の400万円の60%にとどまりました! 11月、12月、1月、2月と、4ヶ月連続で目標額に達していません! 不足額の合計は、734万6300円に達しています! このままだとIWJは立ち行かなくなります。有料の会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます! IWJは独立メディアとして、市民の皆さまに真実を伝え続けていきますが、そのためには、皆さまのご支持とご支援が何よりも必要です!

■【中継番組表】

■<岩上安身によるインタビューのお知らせ>「情報戦」の時代をどう生き抜くか? メディア報道危機を検証!【第1部】勃発から2年が経過! ウクライナ紛争をめぐる「半ポスト真実」を見極める!「岩上安身による在野研究者・嶋崎史崇氏インタビュー」を近日中に撮りおろし初配信します!

■戦後、「更生」したと言われ続けてきたドイツの、隠された真の姿が一気に露になった! ロシアを攻撃しようとするドイツと、シオニストを支えるドイツは同じ戦後ドイツ!!

■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! イスラエルと敵対し、パレスチナを支援するイエメンのフーシ派が船舶攻撃を続ける紅海で、海底通信ケーブルが切断される! フーシ派は犯行を否定! アジアと欧州を結ぶ通信量の25%に影響!】フーシ派のせいにする敵対勢力の可能性も!? 漂流した沈没船の錨がケーブルを切断してしまった偶然の可能性も!(『CNN』、2024年3月5日)
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■はじめに~現役の米空軍兵士が「私はもうこのジェノサイドに加担するつもりはない」と叫びながら、在米イスラエル大使館の前で、抗議の焼身自殺! 米国よ! シオニスト・イスラエルよ! 世界よ!「パレスチナを解放せよ!」という最期の叫びを聞け! 西側メディアは「精神疾患」か「暴力」だと非難し、卑劣なスピンコントロールを展開! 彼の抗議内容の報道をも抑制する中、『ニューヨーク・ポスト』が、ブッシュネル氏は「ガザの地下にあるハマスのトンネルで、米軍が戦っている、殺人に参加しているのは米兵だ」「パレスチナで起こっているジェノサイドに米軍が関与している」と述べていたとする証言をスクープ!

 2月25日・日曜日午後1時ごろ、現役の米空軍兵士が一人、ワシントンDCのイスラエル大使館の前で、「パレスチナを解放せよ!」と叫びながら、抗議の焼身自殺を遂げました。

 イスラエル大使館は、ホワイトハウスから北北西に5kmほど離れた、各国の大使館が集まっているノースウエストの、インターナショナル・ドライブ通りに面しています。

 2月26日付『CNN』によると、焼身自殺をしたのは、アーロン・ブッシュネル氏、25歳。ブッシュネル氏は地元の病院に搬送されたが死亡したと、メトロポリタン警察が発表しました。

 米空軍が26日に確認したところ、ブッシュネル氏は、2020年5月から現役で、第70諜報・監視・偵察(ISR)航空団に配属されたサイバー防衛作戦のスペシャリストであり、第531情報支援飛行隊に所属していました。

 第70ISR航空団は、国家安全保障局とともに、空、宇宙、サイバー空間にわたって情報を収集し、空軍と軍全体に情報支援をしているということです。

※US airman dies after setting himself on fire outside Israeli Embassy in Washington(CNN、2024年2月26日)
https://edition.cnn.com/2024/02/25/politics/man-sets-himself-on-fire-israeli-embassy-washington-dc/index.html

 ブッシュネル氏は、自らの抗議の焼身自殺をライブストリーミングしていました。

 独立系ジャーナリストのタリア・ジェーン氏が『X』に投稿した動画には、その一時始終が写っています。

 タリア・ジェーン氏は、日本時間で2月26日の早朝、ブッシュネル氏が炎の中で仁王立ちしている写真を『X』に投稿しました。

※Talia Jane@taliaotg(4:42 AM・Feb 26, 2024)
https://twitter.com/taliaotg/status/1761839190487278038

 タリア・ジェーン氏は、その7時間後、今度はブッシュネル氏が自撮りでライブストリーミングした動画を『X』に投稿しました。

タリア・ジェーン氏「アーロン・ブッシュネル(25)の最愛の人たちが、私に連絡をしてきて、パレスチナでの大量虐殺に反対するブッシュネルの今日の抗議のぼかしを入れたバージョンを掲載することに同意してくれました。2022年にブッシュネルと出会ったエリコは、『アーロンは空軍で一番親切で、優しくて、バカな小さな子供です』と語りました」。

 ブッシュネル氏は軍服に身を包み、イスラエル大使館に向かって足早に歩く自分の姿を、おそらく三脚などにセットしたスマートフォンで撮影していました。ブッシュネル氏は歩きながら、「私は現役の米空軍兵士だ。私はもうこのジェノサイドに加担するつもりはない」と、静かな声で語っています。

 「私は現役の米空軍兵士だ。私はもうこのジェノサイドに加担するつもりはない。

 私は今、極端な抗議活動を行おうとしている。しかし、パレスチナの人々が植民地支配者の手によって経験してきたことに比べれば、まったく極端ではない。

 これは、私達の支配階級が決定した『ノーマル』なのだ」。

 ブッシュネル氏はインターナショナル・ドライブ通りを横切って、ガーナ大使館の前を通り過ぎ、イスラエル大使館の南東の角にある通用門の前までくると、スマートフォンを少し離れたところに置いて、通用門の前に立ちました。

 ブッシュネル氏は、手に持った大きめの水筒に入った液体を自分の頭にかけると、帽子を被り、空になった水筒を投げ捨てて、自分の足元に発火装置で火をつけました。少し手間取ったものの、15秒ほどで火柱が立ちました。

 動画では、火柱が立ったところから、ブッシュネル氏の姿にボカシが入っていますが、ブッシュネル氏が「パレスチナを解放せよ!(Free Palestine!)」と、少なくとも4回、最後の絶叫を含めると5回、叫んでいる音声が聞き取れます。

 火柱が上がって30秒ほどで、緊急車両のものと思われるサイレン音が鳴り響き、周囲からテロを警戒して「地面に伏せろ!」という声が上がり、1分ほどでブッシュネル氏が倒れると、銃を手に持った男性と、消化器を持った男性たちが駆け寄っていきました。

※Talia Jane@taliaotg(11:39 AM・Feb 26, 2024)
https://twitter.com/taliaotg/status/1761944158636331247

 許せないのは、日本の大手メディアの真実を歪める報道ぶりです。

 ブッシュネル氏が自ら動画の中で「私はもうこのジェノサイドに加担するつもりはない」「私は今、極端な抗議活動を行おうとしている」とはっきりと意思表示しているにもかかわらず、「イスラエルのガザ侵攻への抗議か」(TBS)、「イスラエルへの抗議の意思を示すため、焼身自殺を図ったとみられる」(共同通信とその配信記事を報じた日本経済新聞、産経新聞など)、「ガザ侵攻への抗議か」(朝日新聞、テレ朝ニュース)などと、推測の形で報じています。

※米・イスラエル大使館前で焼身自殺図る 空軍関係者 イスラエルのガザ侵攻への抗議か(TBS NEWS DIG、2024年2月26日)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1018584

※空軍関係者が焼身自殺 米首都、イスラエルに抗議(日本経済新聞、2024年2月27日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN26CM30W4A220C2000000/

※米空軍関係者が焼身自殺未遂、首都のイスラエル大使館前で抗議 「虐殺に加担しない」(産経新聞、2024年2月26日)
https://www.sankei.com/article/20240226-KQJTBKTB4JLYLGLUGUJQWQHZEQ/

※米イスラエル大使館前で空軍関係者が焼身自殺 ガザ侵攻への抗議か(朝日新聞デジタル、2024年2月27日)
https://digital.asahi.com/articles/ASS2W5R5KS2WUHBI011.html

※米イスラエル大使館前で空軍兵士が焼身自殺 イスラエルによるガザ侵攻への抗議か(テレ朝news、2024年2月27日)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000338516.html

 他方、西側の海外メディアは、さらにひどく、ブッシュネル氏の精神的な問題や生育環境の問題に原因をすり替えようとするスピンコントロールを行っています。

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■2月は29日までに、136件、238万7900円のご寄付をいただきました。この金額は目標額の400万円の60%にとどまりました! 11月、12月、1月、2月と、4ヶ月連続で目標額に達していません! 不足額の合計は、734万6300円に達しています! このままだとIWJは立ち行かなくなります。有料の会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます! IWJは独立メディアとして、市民の皆さまに真実を伝え続けていきますが、そのためには、皆さまのご支持とご支援が何よりも必要です!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 2月は、29日までの29日間で、136件、238万7900円、目標額の60%のご寄付をいただきました。ご寄付くださった皆さま、ありがとうございます!

 しかしながら、これで11月は162万1900円で41%、12月は271万8500円で68%、1月は192万5400円で48%、2月は238万7900円で60%と、4ヶ月連続で目標金額に到達していません。不足額の合計は、734万6300円に達しています。これは非常に厳しい状況です!

 今年3月こそは、月間目標額の400万円に届きますよう、また、積み重なっている赤字が少しでも減らすことができるよう、IWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 3月は、3月1日までの1日間で、4件、4万3000円のご寄付をいただきました。ありがとうございます!

 国内も不況で、元旦には能登半島地震にも見舞われ、厳寒の中、生活も厳しい方がいらっしゃると思います。

 特に被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

 そうした状況下で、我々の経済的苦境を訴えるのは、心苦しくもありますが、どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

 前期第13期は、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、赤字の月のたび、その都度、緊急でつなぎ融資を出し、その累積額は、合計で2200万円となってしまいました。

 第13期の、赤字約2000万円というこの事態は、IWJ創業以来、初めての大ピンチです。第14期も同様の事態になると、私、岩上安身1人の力で乗り越えることはもはや不可能です。

 これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 今期14期はもちろん、支出を徹底的に削ってきました。また、現在、事務所の規模などをダウンサイズすべく、まずは書庫の物件探しをしたりしているところです。

 以下、会員の方のメッセージに答えて、物件探しについて述べています。もし、ご協力いただければ、物件情報等お寄せください。

 「日常の支出カットは、できることはほぼほぼやったので、あとは、スペースを縮小することですが、資料となる書籍などが、私が長年溜めてきたものを含めて大量にあるので、それをどうにかしないと、より小さいスペースへの移動ができません。

 かなり、処分もしたのですが、知的財産というものは、我々にとっては、『製品』を生み出すための『仕入れ材料』のようなものです。どうしても、不可欠です。

 ひとつ考えているのは、今は全国的に空き家物件が増えていると言われているので、首都圏の外れにでも、そうした格安物件を見つけて、開架式の図書館状態にして、本の多くを移せないだろうか、ということです。

 また、首都圏直下地震や、本当に戦争突入して、都心に空爆やミサイルでも撃ち込まれたら、都心にあるオフィスはひとたまりもありません。

 特に、これまでの動画データは、自社と、別の会社のデータ保存サービスに預けてありますが、物理的にサーバーが破壊されたり、大規模なサイバー戦争にでもなったら、クラウドでは、対処できません。

 安全なところに、ハードでバックアップデータを残して、早めに都心から疎開させておく必要性も感じています。

 探しているのは、地震や水に強い地盤の良い台地の物件。都心から最も遠くても、車で2時間くらいまで。

 本の出し入れは、車を使うので、人気のある駅近くの物件である必要はなく、むしろ駅から遠いため、不人気ゆえに価格が安く、きちんとスペースのある空き家があれば、と思っています。

 そうすれば、今すぐ必要な資料、書籍だけ手元に置いておかばいいので、スペースを省けて、今よりも狭いオフィスでも、稼働可能だと思います。

 どなたか、良い物件に心当たりがある方、ぜひ、情報をお寄せください」。

※「今までに積み上げてきた、知、の財産としての、IWJ、を、何とか継続していただきたいと思います」「貴社の借金の額の埋め合わせにはほど遠いでしょうが、足しになればと送ります」「ウクライナ、ロシア戦争で優れた報道をしている」! ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!(日刊IWJガイド、2024.2.12号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240212#idx-3
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53200#idx-3

 今期は、できれば赤字を出さないだけではなく、黒字を出し、累積した債務への返済にあてていきたいと真剣に取り組んでいる最中です。

 月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万円の返済に回したいと存じます!

 債務を少しずつでも減らしていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! また、消費不況の影響を受け、会員数も減っています! IWJの活動のために、まだ会員登録をされていない方は、ぜひとも会員登録をお願いします!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
(会員登録済みの方)https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php
(新規会員登録の方)https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、日本だけでなく、世界にとって危機的な状況に直面している今、不都合なことをごまかす権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えする独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 岩上安身拝

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◆中継番組表◆

**2024.3.6 Wed.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2024.3.7 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】13:30~「自民党のウラガネ・脱税に対して国税庁へのデモ・要請文提出」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「自民党ウラガネ・脱税を許さない会」主催のデモ、要請文提出を中継します。これまでIWJが報じてきた政治とカネ関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%94%BF%E6%B2%BB%E3%81%A8%E3%82%AB%E3%83%8D
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【IWJ・Ch5】16:00~「自民党のウラガネ・脱税に対して国税庁へのデモ・要請文提出後の記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「自民党ウラガネ・脱税を許さない会」主催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた自民党関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

志賀原発では能登半島地震の津波襲来時の波高計のデータが、原発の制御室に送信されなかった!!~2.10「能登半島地震から見える日本の原発の危険・問題点」―能登半島地震と日本の「原発の危険」を検証―登壇:山崎久隆氏(たんぽぽ舎共同代表)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521594

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■<岩上安身によるインタビューのお知らせ>「情報戦」の時代をどう生き抜くか? メディア報道危機を検証!【第1部】勃発から2年が経過! ウクライナ紛争をめぐる「半ポスト真実」を見極める!「岩上安身による在野研究者・嶋崎史崇氏インタビュー」を近日中に撮りおろし初配信します!

 岩上安身は、2024年2月28日と3月5日に、『ウクライナ・コロナワクチン報道にみるメディア危機』の著者で、新進気鋭の若手在野研究者である嶋崎史崇氏に、録画収録で連続インタビューを行いました。

 このインタビューを、近日中に順次撮りおろし初配信する予定です。

 嶋崎氏は、1984年生まれの東京都出身で、中学・高校時代をオーストリア・ウィーンで過ごし、現地の高校を卒業後、東京大学に入学し、哲学を専攻しました。卒業論文と修士論文では、M・ハイデガーを取り上げたとのことです。

 嶋崎氏は、2011年以後は、大学等の公認の研究機関に職業的に所属せず、在野で個人として執筆・研究活動を継続、名古屋哲学研究会の機関誌『哲学と現代』にも寄稿してきました。

※『哲学と現代』ウェブサイト
https://sites.google.com/site/nagoyaphilosophy/journal

※2020年2月号掲載「アーレント政治思想における『ポピュリズム』的要素―その『反ポピュリズム』的要素も顧慮しつつ」
https://drive.google.com/file/d/1WXRywc6f0-9yZz92OIwTwdQ0fHonk3CL/view

※2021年2月号掲載「アーレント的活動への招待状としてのベーシックインカムの可能性―『労働至上主義』批判、閑暇と生活手段の視点から」
https://drive.google.com/file/d/1zFU0RHiQmgsz75H3BiTx0-Dgo1QDN36e/view

※24年3月号掲載予定「思想としてのコロナワクチン危機―医産複合体論、ハイデガーの技術論、アーレントの全体主義論を手掛かりに」

 また、嶋崎氏は、23年からは、新興ウェブメディア『ISF独立言論フォーラム』に記事、書評等を寄稿しています。

 嶋崎氏は、「現代の様々な問題を、哲学・思想の視点を入れながら考察するのが、私の個人的目標」だと、述べています。

※真実探究と戦争廃絶を目指す『独立言論フォーラム』ウェブサイト
https://isfweb.org/

 嶋崎氏は、昨年2023年6月27日に、本の泉社から、ウクライナ危機とコロナワクチン危機におけるメディア報道検証を行った『ウクライナ・コロナワクチン報道にみるメディア危機』を出版されました。

 嶋崎氏は、全国紙等の主要新聞の日々の閲覧と、データベース、縮刷版、日本のテレビ報道など幅広く、主要メディアの報道を検証しつつ、主要メディアが取り上げてこなかった、少数派ではあっても、正しい見解を述べている専門家・有識者の意見を紹介しています。

【目次】
序章「主要メディアの報道に現れた『半ポスト真実』とはどのような事態か
第1章 ウクライナ危機を巡る報道において現れた半ポスト真実的状況
第2章 コロナ禍・ワクチン・イベルメクチンを巡る報道において現れた半ポスト真実的状況
第3章 ウクライナ危機、コロナ禍・ワクチン危機、福島第一原発事故の比較
第4章 国家・プラットフォーマー・主要メディアがつくりだす半ポスト真実的状況に対抗するための問題提起

 インタビューの第1弾では、「ウクライナ報道問題」について、寺島隆吉・岐阜大学元教授、評論家の塩原俊彦氏、映画監督のオリヴァー・ストーン氏、遠藤誉・筑波大学名誉教授、伊勢崎賢治・東京外国語大学教授など、少数派ではあっても、重要な見解を述べている専門家・有識者による著作や発言等を、紹介しました。

 岩上安身は、1月22日に、嶋崎史崇氏も注目していたロシア・ウクライナ研究の第一人者である評論家で、元日本経済新聞記者・元朝日新聞モスクワ特派員・元高知大学大学院准教授の塩原俊彦氏にインタビューを行いました。こちらも、ぜひあわせて御覧ください。

※「クリミア半島が奪われることになれば100%と言っていいぐらい戦術核を使う可能性が高まる! これは確実です!」~岩上安身によるインタビュー第1143回 ゲスト 評論家・塩原俊彦氏 2024.1.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521179

 また、インタビュー第2弾では、ウクライナの民族主義者とナチスの関係、2014年のウクライナでのユーロマイダン・クーデターから現在のウクライナ紛争に至る経緯と、西側の支配的なシナリオ、事実を報じない西側メディアなどに焦点をあてて、検証しました。

 インタビューの撮りおろし初配信は、準備が整い次第、この日刊IWJガイドなどでお知らせいたします。

 なお、ウクライナ軍の「反転攻勢」が失敗に終わり、ウクライナ紛争の「第2幕」が停戦どころか欧州各国が直接ロシアと敵対して、ウクライナを戦場として戦う構図となりつつあることを、「速報」として撮りました。この部分は、ハイライトとして、YouTube他、SNSでも先出しします。

■戦後、「更生」したと言われ続けてきたドイツの、隠された真の姿が一気に露になった! ロシアを攻撃しようとするドイツと、シオニストを支えるドイツは同じ戦後ドイツ!!

 天皇の戦争責任を始め、朝鮮半島の植民地問題など、先の戦争を清算できない日本との対比で、戦後のドイツは、ナチスを克服し、民主主義国家として更生した経済大国の優等生として、語り継がれてきました。

 昨日もお伝えしましたが、その優等生とされたドイツが、対ロシア紛争で米国の走狗となって、戦争にのめりこんでいく姿が、鮮明になってきました。

※はじめに~ドイツがロシアに対して、隠されていた牙を剥いた日! フランスに続いてドイツまでが!! ドイツ軍幹部の将軍・将校らが、タウルス巡航ミサイルを使用したクリミア大橋攻撃を計画するドイツ軍幹部の謀略会議音声がリークされる!! ドイツ軍幹部は巡航ミサイル、タウルスの供与と作戦立案、ウクライナ軍の訓練までセットでクリミア大橋攻撃を考えていた、その会話がリーク! ロシアに対するむき出しの戦意は、米国だけの問題ではなくなった! IWJは、謀議していた4人のドイツ空軍将軍・将校らの会話の重要ヶ所を仮訳しました!(日刊IWJガイド、2024年3月5日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240305#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53270#idx-1

 ドイツは、対パレスチナ紛争においても、イスラエルによるパレスチナ人へのジェノサイドを幇助している強い疑念が持たれています。

 ニカラグアは3月1日、ドイツがイスラエルを支持し、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金拠出を停止することでパレスチナ自治区ガザ地区での「ジェノサイド」をほう助したとして、オランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)に提訴しました。

※独がガザで「ジェノサイドほう助」 ニカラグア、ICJに提訴(AFP BB News、2024年3月2日)
https://www.afpbb.com/articles/-/3507840

 2日付『AFP BB News』によると、「ニカラグアはICJに対し、法廷での審理の前にドイツに暫定措置を直ちに命じるよう求めている」と報じています。

 UNRWAのスタッフ12人が、昨年10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲に関与していたとの指摘を受けて、ドイツを含む、西側諸国が、UNRWAへの資金拠出を停止しています。

 NPOのUNウォッチによると、2024年1月30日現在、UNRWAへの資金拠出の一時停止を決定したのは、拠出額の多い順に、米国、ドイツ、EU、スウェーデン、日本、フランス、スイス、カナダ、英国、オランダ、オーストラリア、イタリア、オーストリア、フィンランド、ニュージーランド、アイスランド、ルーマニア、エストニアの18ヶ国・地域です。

※List of Countries Suspending UNRWA Funding(UN Watch、2024年1月30日)
https://unwatch.org/updated-list-of-countries-suspending-unwra-funding/

 EU自体も、UNRWAに対し、予定していた8200万ユーロ(約134億円)の支援枠から5000万ユーロ(約82億円)のみ支給すると発表しています。残る3200万ユーロ(約52億円)の支給は保留した形になっています。

※EU、UNRWAに5000万ユーロ支援 一部は保留(ロイター、2024年3月4日)
https://jp.reuters.com/world/security/HTTO2HT4G5P4HLGRSSJMIHS55Y-2024-03-03/

 UNRWAは、UNRWAは第一次中東戦争後、1949年12月8日に採択された国連総会決議302(IV)により、パレスチナ難民のための救済と事業実施を目的として設置され、1950年5月1日に活動を始めました。

 活動分野は、教育、医療保健、社会保障サービス、難民キャンプのインフラ・環境改善、保護、小規模金融、緊急支援など多岐にわたります。

※UNRWAとは(UNRWA、2024年3月5日閲覧)
https://www.unrwa.org/japan70th/

 ニカラグアが、ドイツを提訴した理由は、ICJのプレスリリースによると、次のとおりです。

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■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! イスラエルと敵対し、パレスチナを支援するイエメンのフーシ派が船舶攻撃を続ける紅海で、海底通信ケーブルが切断される! フーシ派は犯行を否定! アジアと欧州を結ぶ通信量の25%に影響!】フーシ派のせいにする敵対勢力の可能性も!? 漂流した沈没船の錨がケーブルを切断してしまった偶然の可能性も!(『CNN』、2024年3月5日)

 3月5日付け『CNN』が「紅海の海底ケーブルが損傷し、複数の通信ネットワークが寸断されていることがわかった」と報じました。

 この『CNN』の記事によると、香港の通信企業HGCグローバル・コミュニケーションズは「中東だけでなく、アジアと欧州を結ぶトラフィックの25%が影響を受けた」と声明を発表したとのこと。

 「HGCはケーブルが損傷した経緯や、誰の仕業かには言及しなかった」とのことですが、この記事は「イエメン政府の当局者は数週間前、同国の反政府武装組織フーシがケーブルを狙う可能性について警告していた」とも報じています。

 イエメン政府の事前の警告の通り、フーシ派が切断したのか。

 あるいはフーシ派の犯行と見せかけるために、事前の警告までして、フーシ派にぬれぎぬをかけて、敵対勢力が切断したのか。

 フーシ派は、犯行を否定しています。

※紅海の海底ケーブルが損傷、インターネット寸断(CNN、2024年3月5日)
https://www.cnn.co.jp/business/35216050.html

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