日刊IWJガイド・非会員版「スクープ!! ハマスの奇襲攻撃で情報を事前把握し空売りで利益を得た投資家らがいた!? 偽旗作戦で巨大インサイダー取引の可能性!」2023.12.9日号~No.4092


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~スクープ!!<IWJ検証レポート>ニューヨーク大学のロバート・ジャクソン・ジュニア教授とコロンビア大学のジョシュア・ミッツ准教授が重要論文「テロでトレーディング!?」を発表! ハマスによる10月7日の奇襲攻撃について、一部の投資家が情報を事前に把握し、利益を得ていた!? ハマスへの報復に名を借りたパレスチナ人へのジェノサイドは偽旗作戦とインサイダー取引を兼ねた最低最悪の戦争犯罪! 投資家の耳にまで情報が届くということは、イスラエル軍は従来から言われている通り、ハマスの奇襲攻撃を知りえていた可能性があり偽旗作戦の可能性も! さらにその上で巨大なインサイダー取引でボロ儲け!?

■デモクラシーは、真実の情報が国民に伝えられることなしに存続しません! 政治権力やスポンサーの介入によって、マスメディアが真実を伝えず、プロパガンダたれ流しの現代にあっても、事実にもとづいた真実を、IWJはリスクを取ってでも市民の皆さまに伝え続けます! その活動を続けるのは、本当に茨の道のりですが、市民の皆さんのご支持とご支援が何よりも必要です! 財政危機にあるIWJを、お支えください! 12月こそ皆さまのご寄付・カンパが、毎月の月間目標額400万円に届きますように、よろしくお願い申し上げます! IWJへの会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

■IWJは、市民の皆さまお一人お一人の会費とご寄付・カンパで運営しています。11月のご寄付者様のご芳名を、感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの経済危機に手を差し伸べてくださった皆さま、誠にありがとうございます!

■【中継番組表】

■<IWJ取材報告>「レプリコンワクチンの使用を思いとどまるのが人道的決断ではないか?」IWJ記者の問いかけに「安全性は許容範囲の中であると判断できたことから薬事承認に踏み切った」と武見大臣~12.8武見敬三 厚生労働大臣 定例会見
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■はじめに~スクープ!!<IWJ検証レポート>ニューヨーク大学のロバート・ジャクソン・ジュニア教授とコロンビア大学のジョシュア・ミッツ准教授が重要論文「テロでトレーディング!?」を発表! ハマスによる10月7日の奇襲攻撃について、一部の投資家が情報を事前に把握し、利益を得ていた!? ハマスへの報復に名を借りたパレスチナ人へのジェノサイドは偽旗作戦とインサイダー取引を兼ねた最低最悪の戦争犯罪! 投資家の耳にまで情報が届くということは、イスラエル軍は従来から言われている通り、ハマスの奇襲攻撃を知りえていた可能性があり偽旗作戦の可能性も! さらにその上で巨大なインサイダー取引でボロ儲け!?

 12月4日に、67頁からなる重要な論文が、社会科学系の研究者が論文や研究成果を共有するオンラインプラットフォーム、SSRN(Social Science Research Network)に投稿されました。

 タイトルは「テロでトレーディング?(Trading on Terror?)」です。

 これは、ハマスによる10月7日のイスラエルに対する奇襲攻撃について、一部の投資家が情報を事前に把握し、空売りを仕掛けて利益を得ていた可能性があると指摘するものです。

 著者は、ニューヨーク大学ロースクールのロバート・ジャクソン・ジュニア(Robert J.Jackson,Jr.)教授とコロンビア大学ロースクールのジョシュア・ミッツ(Joshua Mitts)准教授です。

※Trading on Terror?(SSRN、2023年12月4日ポスト、12月6日最新アップデート)
https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=4652027#

 ロバート・ジャクソン・ジュニア教授は、2018年から2020年まで、トランプ政権のときに、米国証券取引委員会(SEC)委員を務めています(ただし、民主党の空席を埋めるためにトランプ大統領から指名された)。

 ジョシュア・ミッツ准教授は、2022年、空売りのオンライン上の存在だけでなく、取引データに関する多くの分析を発表し、特定のプレーヤーが市場を操作していることを示唆したことから、メディアの注目の的となりました。

 ミッツ准教授はオンラインで収集した広範なデータを使用して、潜在的に操作的で不正な取引活動や投資家による証券詐欺の疑いを指摘しました。

 ミッツ准教授の研究は、特定のアクティビストの空売りや、特定の企業について否定的なレポートを公表して株価を下げるマディ・ウォーターズ・リサーチ(Muddy Waters Research)のようなヘッジファンドに対する連邦捜査の指針として影響力を持つようになっています。

※Joshua Mitts(Wikipedhia、2023年12月7日閲覧)
https://en.wikipedia.org/wiki/Joshua_Mitts

 ジョシュア・ミッツ准教授は、まだ37歳という若さですが、2022年3月18日付『ロイター』は、次のように紹介し、空売りとヘッジファンドによる市場操作に関する研究で、非常に重要な学者であることがわかります。

 以下、同日付『ロイター』の記事を引用します。

 「ジョシュア・ミッツというコロンビア大学の若手教授の名前を聞いたことがないかもしれないが、ウォール街に強力な敵をつくっている。

 36歳の証券法の専門家である彼は、一部のプレーヤーが市場を操作していることを示唆する取引データの分析を2018年に発表して以来、アクティビストの空売りをめぐる熱い議論の中で影響力を増している。

 ミッツ自身や彼の最も手厳しい批判者を含む、彼の仕事とキャリアに詳しい12人へのインタビューは、ほんの数年前までその分野以外ではほとんど知られていなかった学者が、それ以来、空売り業者と彼らがターゲットとする企業との間の醜い確執の中心舞台となっていることを明らかにした。

 この争いは、米司法省と証券取引委員会(SEC)による、空売りとヘッジファンドによる取引操作の疑いに関する広範な調査に火をつけた。

 マディ・ウォーターズ(※注:ヘッジファンド)のカーソン・ブロックのようなアクティビスト・ショートセラー(※注:空売り屋)は、過大評価されていると判断した上場企業に賭け、その投資論文を公表する。彼らは、自分たちの仕事は市場の効率化を助けるものであり、ミッツの分析には欠陥があるとして異議を唱えている」。

※Insight: How a Columbia professor became the scourge of activist short sellers(ロイター、2022年3月18日)
https://www.reuters.com/business/how-columbia-professor-became-scourge-activist-short-sellers-2022-03-18/

 いわば、SECの元委員とSECが準拠する証券法のプロでSEC協力者でもある二人が、発表した論文が、「テロでトレーディング?(Trading on Terror?)」なのです。

 この論文は、ある意味で、米国証券取引委員会(SEC)の10月7日のハマスのテロに対する見方とも言えるものです。

 ロバート・ジャクソン・ジュニア教授とジョシュア・ミッツ准教授の「テロでトレーディング?(Trading on Terror?)」のアブストラクト(要旨)を見てみましょう。

 「最近の研究では、(テロについての事前のインサイダー)情報を入手したトレーダー(informed traders)が上場投資信託(ETF)のような経済連動証券の取引を偽装するケースが増えていることが示されている。

 軍事衝突に対する金融市場の反応に関する長年の文献とリンクさせながら、10月7日のハマス攻撃の数日前に、イスラエルの主要企業のETFの空売りが大幅に急増したことを文書化する。

 この日(※注:10月7日)の空売りは、金融危機後の景気後退、2014年のイスラエル・ガザ戦争、COVID-19のパンデミックなど、他の多くの危機の時期に発生した空売りをはるかに上回った。

 同様に、テルアビブで取引されている数十のイスラエル企業において、テロ前に空売りが増加していることが確認された。

 あるイスラエル企業だけで、9月14日から10月5日の間に443万株の新規空売りが行われ、TASE(テルアビブ証券取引所)で取引されている数百の証券のうちの1つについて、その追加空売りによって数百万ドルの利益(または回避された損失に近似)がもたらされた。

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■デモクラシーは、真実の情報が国民に伝えられることなしに存続しません! 政治権力やスポンサーの介入によって、マスメディアが真実を伝えず、プロパガンダたれ流しの現代にあっても、事実にもとづいた真実を、IWJはリスクを取ってでも市民の皆さまに伝え続けます! その活動を続けるのは、本当に茨の道のりですが、市民の皆さんのご支持とご支援が何よりも必要です! 財政危機にあるIWJを、お支えください! 12月こそ皆さまのご寄付・カンパが、毎月の月間目標額400万円に届きますように、よろしくお願い申し上げます! IWJへの会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

 11月は非常に厳しい財政状況です。

 11月は30日間で140件、162万1900円のご寄付をいただきました。誠にありがとうございます!

 これは毎月の活動費の月間目標額400万円の41%でした。残念ながら、今月はあと59%、237万8100円の赤字となってしまいました。

 12月は6日までの6日間で、28件、37万900円のご寄付をいただいています。ありがとうございます!

 これは、毎月の活動費の月間目標額400万円の9%にあたります。

 累積した赤字の返済と、金融機関からの借入の返済のためには、実際には毎月613万円が必要です!

 どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

 前期第13期は、目標額に到達した月が1回しかなく、平均して半分程度だったため、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、赤字の月を越すたび、その都度、緊急でつなぎ融資を出し、その額2200万円となってしまいました。

 今期は、その轍を踏まないように、ぜひ、皆さまのご寄付・カンパが、毎月の月間目標額400万円に届きますように、よろしくお願いいたします!

 月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万円の返済に回したいと存じます!

 債務を少しずつでも減らしていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! 皆さま、本当にありがとうございます!

 これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、まだまだ約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 第13期のこの事態は、IWJ創業以来初めての大ピンチです。これは私、岩上安身1人の力で乗り越えることは困難です。

 今期はもちろん、前期の第13期のうちから、支出を徹底的に削ってきました。今期第14期は、赤字を出さないだけではなく、黒字を出し、累積した債務への返済にあてていきたいと真剣に取り組んでいる最中です。

 今年は、私からの借り入れ2200万円を返済しきろうとすると、2200万円÷12ヶ月=183.3万円となり、この183.3万円の返済額と、直接の運営のための月間目標額の400万円とを合計すると、毎月583.3万円が必要になります。

 他方、金融機関からの借り入れ2500万円の毎月の返済額は約30万円ずつ7年間にわたることが決まっており、決して少額ではなく、毎月の返済負担は重いものとなります!

 前述の通り、毎月、583.3万円が必要であり、それに毎月30万円の銀行への返済額を合計すると、約613万円が毎月、必ず必要となります。

 そういうわけですので、月額400万円の目標額に到達して、ようやく、その月の活動費の収支がトントンということであり、累積した赤字を返済してゆくことは、それだけでは足りないということになります。特に金融機関への返済は待ったなしです!

 どうか、613万円近くにまで達するよう、皆さまのご寄付・カンパによる応援、ご支援をよろしくお願いします!

 IWJは12月4日と5日、「mRNAワクチンのもつ危険性」というタブーを打ち破る、岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビューを、YouTubeでバン(アカウント停止)されるリスクを取ってでも、真実を報じるため、YouTube Liveで撮りおろし初配信しました。

 このインタビューは、近日中にIWJのサイトで、会員限定で公開いたします。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、米国に忖度し、隷従を深める日本政府、大手主要メディアの、連日の「情報操作」の積み重ねの恐ろしさと、権力に忖度しないで真実をお伝えする独立メディアの意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 今後とも、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます!!

 岩上安身拝

■IWJは、市民の皆さまお一人お一人の会費とご寄付・カンパで運営しています。11月のご寄付者様のご芳名を、感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの経済危機に手を差し伸べてくださった皆さま、誠にありがとうございます!

 11月は30日間で、140件、162万1900円のご寄付・カンパをいただきました。ご寄付をくださった皆さま、本当にありがとうございます。

 ここに感謝のしるしとして、掲載の許可をいただいた方69名様につきましては、順に、お名前を掲載させていただきます。また、弊社ホームページにも掲載させていただくと同時に、X(旧ツイッター)、フェイスブック等のSNSにて告知させていただきます。

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荒井伸夫 様
小林一成 様
c.s. 様
T.I. 様
塩川 晃平 様
K.N. 様
T.K. 様
高木康夫 様
金 盛起 様
Y.N. 様
秋林こずえ 様
難波希美子 様
日笠修宏 様
松本益美 様
板倉 博 様
K.N. 様
J.K. 様
T.K. 様
吉住俊昭 様
S.T. 様
H.R. 様
小岩信治 様
S.I. 様
落合正明 様
与那覇大智 様
音羽 周 様
K.O. 様
T.Y. 様
相田文勇 様

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 皆さま、厳しいインフレの情勢下、誠にありがとうございました。

 いただいたご寄付は、大切に、また最大限有効に活用させていただきます。

 今後とも、ご支援をよろしくお願い申し上げます。


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◆中継番組表◆

**2023.12.9 Sat.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2023.12.10 Sun.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2023.12.11 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】14:00~「#コドソラによる『普天間の子どもたちが安心安全に学び遊べる学校環境を!』要請書提出及び政府交渉」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_ch5

「#コドソラ(子どもの空を守る)」による政府交渉を中継します。これまでIWJが報じてきた沖縄県関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/area/okinawa

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

米国覇権の凋落と日本の転落、少子高齢化が始まった中国経済にも「翳り」が見え始めた? そして世界各地で続く紛争は台湾・東アジア情勢にどう影響するのか!? 岩上安身によるインタビュー第1134回 ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏(その2)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520032

「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!! その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機~岩上安身によるインタビュー第1133回 ゲスト 京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519765

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■<IWJ取材報告>「レプリコンワクチンの使用を思いとどまるのが人道的決断ではないか?」IWJ記者の問いかけに「安全性は許容範囲の中であると判断できたことから薬事承認に踏み切った」と武見大臣~12.8武見敬三 厚生労働大臣 定例会見

 2023年12月8日、午後9時20分頃より、武見敬三厚生労働大臣の定例記者会見が東京都千代田区の厚生労働省にて開催されました。

 武見大臣からの冒頭報告事項はなく、そのまま武見大臣と各社記者との質疑応答となりました。

 12月1日の武見大臣の会見において、IWJ記者は「レプリコンワクチン」について質問をしたが(※)、その質問に対する武見大臣の答弁の内容について、再度、以下のとおり、質問を行ないました。

※レプリコン接種のベネフィットと懸念される『バイオハザード』が実現した場合の対処法と責任の所在を問うIWJ記者に対し「被接種者からレプリコンに含まれる物質等が他者に伝播する事象は今のところ確認されていない」と武見大臣~12.1武見敬三 厚生労働大臣 定例会見 2023.12.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520103

 IWJ記者「レプリコンワクチンについて。武見大臣は、12月1日の会見にて『レプリコンワクチンは、接種後に抗原タンパクをコードするmRNAが細胞内で複製され、持続的に抗原タンパクが作られるワクチンである』ということを安全性の担保として説明されました。ですが、「ワクチン接種後、分解されずに血清中に残存するスパイクタンパクが、心筋炎などの有害事象を引き起こしている」とする指摘もあり、武見大臣のレプリコンワクチンに関する安全性の説明は、こうした指摘と矛盾しています。やはり、有害事象が起こる危険性・リスクがあるのではないでしょうか?

 これは、人の命に関わることですので、レプリコンワクチンの使用を思いとどまるのが人道的決断ではないでしょうか? 大臣のお考えをお聞かせください」。

 武見大臣「11月28日に承認した明治製菓のレプリコンワクチンにつきましては、投与後の体内での分布を調べたマウスの試験において、従来のmRNAと比べると、生体内で長く維持される可能性があるものの、蓄積などの特徴の懸念は認められず、メッセンジャーRNAは時間の経過に伴い、体内からは消失をして、抗原タンパクも時間とともに減少する傾向が示されております。

 また、国内の臨床試験においても、有害事象の種類や発現割合等にファイザー社ワクチンと比べて明確な差は認められておりませんでした。安全性は『許容範囲の中である』と、『許容可能である』と判断できたことから、薬事承認に踏み切ったという経緯があったことをご理解いただきたいと思います」。

 他社の記者の質問内容等、記者会見の詳細については全編動画をご確認ください。

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20231209

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、浜本信貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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