日刊IWJガイド・非会員版「11月最終日です! 11月は赤字必至です! IWJが倒れてしまう前に、会員・YouTube登録、ご寄付、協賛広告でご支援ください!」2023.11.30日号~No.4084


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~本日で11月は終わり、明日から12月です! 現状、11月は赤字必至です! 11月は29日までに118件、137万5900円のご寄付をいただきました! これは毎月の活動費の月間目標額400万円の34%です! あと66%、262万4100円が残り1日で必要となります! 現在のペースですと、今月は赤字必至となってしまい、IWJは借り入れなしでは月が越せず、活動に大きな支障をきたします! また、累積した赤字の返済と、金融機関からの借入の返済のためには、実際には毎月613万円が必要です! IWJが倒れてしまう前に、会員・YouTube登録、ご寄付、協賛広告でご支援ください!

■【中継番組表】

■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! 非常な危険性が問題視されている第一三共の「メッセンジャーRNAワクチン」とMeijiSeikaファルマの「レプリコンワクチン」を厚労省が承認! 重大な薬害を招来する可能性があるにもかかわらず、拙速の承認!!】(『TBS NEWS DIG』2023年11月27日ほか)

■【第2弾! イスラエルは負けるかもしれない!? ジャパンハンドラーの巣窟で、ネオコン(親シオニスト)が集結するシンクタンクのCSIS(戦略国際問題研究所)が、「異例」の「弱気」のレポートを発表! その実際の狙いとは?】(『CSIS』2023年11月7日ほか)

■米国覇権は凋落から崩壊へか? ウクライナ紛争は、衰退する米国の軍事覇権、経済覇権、政治文化覇権衰退の加速!~11月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、9月1日収録「岩上安身による安全保障と国際関係論の専門家・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授インタビュー第2弾」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!
┗━━━━━

■はじめに~本日で11月は終わり、明日から12月です! 現状、11月は赤字必至です! 11月は29日までに118件、137万5900円のご寄付をいただきました! これは毎月の活動費の月間目標額400万円の34%です! あと66%、262万4100円が残り1日で必要となります! 現在のペースですと、今月は赤字必至となってしまい、IWJは借り入れなしでは月が越せず、活動に大きな支障をきたします! また、累積した赤字の返済と、金融機関からの借入の返済のためには、実際には毎月613万円が必要です! IWJが倒れてしまう前に、会員・YouTube登録、ご寄付、協賛広告でご支援ください!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 11月は29日までに118件、137万5900円のご寄付をいただきました。誠にありがとうございます!

 これは毎月の活動費の月間目標額400万円の34%です! あと66%、262万4100円が残り1日で必要となります。現在のペースですと、今月は赤字必至となってしまい、IWJは月が越せず、活動に大きな支障をきたします!

 また、累積した赤字の返済と、金融機関からの借入の返済のためには、実際には毎月613万円が必要です!

 どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

 前期第13期は、目標額に到達した月が1回しかなく、平均して半分程度だったため、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、赤字の月を越すたび、その都度、緊急でつなぎ融資を出し、その額2200万円となってしまいました。

 今期は、その轍を踏まないように、ぜひ、皆さまのご寄付・カンパが、毎月の月間目標額400万円に届きますように、よろしくお願いいたします!

 月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万円の返済に回したいと存じます!

 債務を少しずつでも減らしていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! 皆さま、本当にありがとうございます!

 これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、まだまだ約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 第13期のこの事態は、IWJ創業以来初めての大ピンチです。これは私、岩上安身1人の力で乗り越えることは困難です。

 今期はもちろん、前期の第13期のうちから、支出を徹底的に削ってきました。今期第14期は、赤字を出さないだけではなく、黒字を出し、累積した債務への返済にあてていきたいと真剣に取り組んでいる最中です。

 今年は、私からの借り入れ2200万円を返済しきろうとすると、2200万円÷12ヶ月=183.3万円となり、この183.3万円の返済額と、直接の運営のための月間目標額の400万円とを合計すると、毎月583.3万円が必要になります。

 他方、金融機関からの借り入れ2500万円の毎月の返済額は約30万円ずつ7年間にわたることが決まっており、決して少額ではなく、毎月の返済負担は重いものとなります!

 前述の通り、毎月、583.3万円が必要であり、それに毎月30万円の銀行への返済額を合計すると、約613万円が毎月、必ず必要となります。

 そういうわけですので、月額400万円の目標額に到達して、ようやく、その月の活動費の収支がトントンということであり、累積した赤字を返済してゆくことは、それだけでは足りないということになります。特に金融機関への返済は待ったなしです!

 どうか、613万円近くにまで達するよう、皆さまのご寄付・カンパによる応援、ご支援をよろしくお願いします!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、米国に忖度し、隷従を深める日本政府、大手主要メディアの、連日の「情報操作」の積み重ねの恐ろしさと、権力に忖度しないで真実をお伝えする独立メディアの意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 今後とも、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます!!

 岩上安身拝

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆中継番組表◆

**2023.11.30 Thu.**

調整中

========

◆中継番組表◆

**2023.12.1 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】14:00~「『多摩地域の有機フッ素化合物(PFAS)汚染を明らかにする会』記者会見 ―報告:原田浩二京都大学准教授『多摩地域の約100数十件の井戸水・湧水・河川水のPFAS検査結果報告』」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 「多摩地域の有機フッ素化合物(PFAS)汚染を明らかにする会」主催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきたPFAS関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/pfas

————————

【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆昨日アップした記事はこちらです◆

ウクライナ紛争停戦に向け「中立的かつ現実的な和平案を日本自らが示すべきでは?」とのIWJ記者の質問に「G7で対ロ制裁とウクライナ支援は不変との認識で一致した」と上川大臣!~11.28 上川陽子 外務大臣 定例記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520029

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! 非常な危険性が問題視されている第一三共の「メッセンジャーRNAワクチン」とMeijiSeikaファルマの「レプリコンワクチン」を厚労省が承認! 重大な薬害を招来する可能性があるにもかかわらず、拙速の承認!!】(『TBS NEWS DIG』2023年11月27日ほか)

 27日付『TBS NEWS DIG』は、厚労省の専門部会が、第一三共が開発した「メッセンジャーRNAワクチン」について、国内で承認することを認めたと報じました。

※第一三共コロナワクチンを了承 初の国産ワクチンとして使用へ 「レプリコンワクチン」も初の了承 厚労省(TBS NEWS DIG、2023年11月27日)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/860658?display=1

 第一三共の「メッセンジャーRNAワクチン」は、オミクロン株の一種である「XBB.1.5」系統に対応しています。厚労省はすでに140万回分を購入することを第一三共と合意しています。

 27日付『TBS NEWS DIG』は、「来月4日以降、自治体に順次配送し、12歳以上の追加接種として使えるようになる見通しです」と報じています。

 さらに、専門部会ではMeijiSeikaファルマが申請した「レプリコンワクチン」と呼ばれる新しいタイプのコロナワクチンについても、国内での承認を認めました。

 このワクチンは、接種後にメッセンジャーRNAが細胞内で複製されるため、少ない接種量で効果が持続すると謳われ、「次世代メッセンジャーRNAワクチン」と呼ばれています。

 今回厚労省が国内製造販売を承認したのは、武漢に由来する起源株用の「レプリコンワクチン」です。

 しかし28日に発表されたMeijiSeikaファルマのプレスリリースを見ると、「現在、変異株対応の追加的な臨床試験を進めており、来年の秋冬接種に向け、1日も早い実用化を目指してまいります」と書かれており、来年の秋冬には、変異株対応の変異株対応の「レプリコンワクチン」が実用化される可能性があります。

※新型コロナウイルス感染症に対する次世代mRNAワクチン(レプリコン)「コスタイベ筋注用」の国内製造販売承認取得についてのお知らせ(MeijiSeikaファルマ、2023年11月28日)
https://www.meiji-seika-pharma.co.jp/pressrelease/2023/detail/pdf/231128_02.pdf

★「メッセンジャーRNAワクチン」も「レプリコンワクチン」も、非常に危険であると一部から指摘されています。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

―――――――

■【第2弾! イスラエルは負けるかもしれない!? ジャパンハンドラーの巣窟で、ネオコン(親シオニスト)が集結するシンクタンクのCSIS(戦略国際問題研究所)が、「異例」の「弱気」のレポートを発表! その実際の狙いとは?】(『CSIS』2023年11月7日ほか)

 ジャパンハンドラーの巣窟として、またネオコン(親シオニスト)が集結する悪名高い軍事シンクタンクである戦略国際問題研究所(CSIS)が、11月7日、おやと思わせるレポートを発表しました。

 タイトルが「イスラエルは負けるかもしれない」というのです。著者は、ジョン・B・アルターマン(Jon B. Alterman)氏です。

 アルターマン氏は、CSISの上級副総裁で、ズビグニュー・ブレジンスキー・チェア(世界安全保障・地政学)、中東プログラム・ディレクター。2002年にCSISに入社する以前は、米国務省の政策企画スタッフ、近東問題担当国務次官補特別補佐官を務め、2009年から2019年までは海軍作戦部長執行委員会の委員を務めました。

 以下に、ジョン・B・アルターマン氏によるレポート「イスラエルは負けるかもしれない」の全文仮訳・粗訳を掲載します。

 世界最強の軍事力・政治力・経済力をもつ超大国米国が、「異常」なまでに「偏愛」し、「擁護」し、肩をもつイスラエルが、「負ける」などということがありえるでしょうか? イスラエル自身、核保有国です。「異例」なまでに「弱気」のレポートです。いったい、筆者のジョン・B・アルターマン氏の狙いはどこにあるのでしょうか。

※Israel Could Lose(Jon B. Alterman、CSIS、2023年11月7日)
https://www.csis.org/analysis/israel-could-lose

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

―――――――

■米国覇権は凋落から崩壊へか? ウクライナ紛争は、衰退する米国の軍事覇権、経済覇権、政治文化覇権衰退の加速!~11月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、9月1日収録「岩上安身による安全保障と国際関係論の専門家・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授インタビュー第2弾」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!

 IWJではメルマガサイト『まぐまぐ』で、『岩上安身によるインタビュー』をテキスト化し、詳細な注釈をつけて「岩上安身のIWJ特報!』として、毎月発行しています。

 11月発行分の『岩上安身のIWJ特報!』は、9月1日に収録した、「岩上安身による安全保障と国際関係論の専門家・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授インタビュー第2弾」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します。

 2023年6月4日に始まった、ウクライナ軍による『反転攻勢』。欧米から供与された最新鋭の武器と、NATO加盟国各国の将校団によって鍛え抜かれて、戦術を授けられ、万全を期してロシア軍を蹴散らすはずでした。

 実際、6月4日以降、日本を含む西側メディアは、連日、その「戦果」を報じ続けました。

 ところが、約半年間にわたる『反転攻勢』の「戦果」は、ウクライナ政府と西側メディアの合作プロパガンダによる白昼の幻でしかありませんでした。

 実際にはロシア軍は、1000kmにおよぶ東南部の防衛線の突破を一度も許しませんでした。11月に入って、突然、ウクライナ軍の敗色濃厚を、日本のメインストリームメディアが手の平返しを始め、伝え始めました。

 日本のテレビに出ている自衛隊元幹部や「専門家」らが、ウクライナ軍の「健闘」を大げさに伝えている間に、ウクライナ軍は人的にも大きく損耗し、戦術的にも破れていたのです。

 IWJは、この半年間、メインストリームメディアがウクライナ優勢を唱えている間、一貫して事実を伝え、ロシア軍の守備の固さ、ウクライナ軍の損失の大きさを伝え続けてきました。この6月から11月までの報道姿勢と内容を見れば、IWJと、日本のすべての新聞・テレビというメインストリームメディアの差は歴然だったとわかるはずです。

 ウクライナ戦線がそのようなプロパガンダまみれになっていた時、10月7日早朝、パレスチナ暫定自治区のガザ地区を合法的選挙によって選ばれ統治するするイスラム組織ハマスが、ガザのフェンスの外へ出て、その周辺地区を奇襲攻撃しました。

 すると、これに対してイスラエル軍は、激しい空爆によるパレスチナ人の無差別殺戮を開始し、国際社会の注目は一気に中東情勢へと移りました。

 米国のバイデン政権は、イスラエル支援を表明。イスラエル軍がガザ地区への地上侵攻を開始して、世界中から非難を浴びても、イスラエルへの巨額支援と、国連でのイスラエル非難にも拒否権を行使して、イスラエルを異常なまでに擁護しました。

 一方、ゼレンスキー大統領のカーキ色のシャツ姿や、「本格的な冬を迎えるウクライナでは……」といったパターン化された報道は、1年前と同じで既視感のあるものになっています。ウクライナ紛争は、いつ、どのようにして決着がつけられるのか。あるいは、つかないまま長期戦に入って、さらに疲弊するのでしょうか。

 2023年9月1日、岩上安身は桃山学院大学法学部教授の松村昌廣氏に2回目のZoomインタビューを行ないました。8月20日の「ロシア弱体化と孤立化は米国の大誤算!『米国の覇権は確実に破綻する! 外部要因ではなく「自壊」によって崩壊する!』」と題するインタビューの続編です。

※ロシア弱体化と孤立化は米国の大誤算!「米国の覇権は確実に破綻する!外部要因ではなく『自壊』によって崩壊する!」~岩上安身によるインタビュー第1130回 ゲスト 桃山学院大学法学部教授・松村昌廣氏 2023.8.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518062

 「戦争がないということは、非常に困ったことなんです」と、松村氏は困惑を呼ぶような言葉をも口にしました。「戦争がない」とは、「核の出現」によって、人類は「大きな覇権をかけた戦争」ができなくなった、ということを意味します。覇権システムを維持していくためには、資金の流動性の確保が重要ですが、核兵器の出現によって世界には大きな戦争がなくなり、戦争による大きな破壊もないので、大きな需要も生まれてきません。米国の覇権システムを支える経済力が弱くなり、覇権が衰退し、覇権国家不在の時代がやってきます。

 「米国の覇権は早晩、崩れるのだから、日本はいつまでも寄りかかっているのではなく、早く自立しなくてはいけない」と説く松村氏に、岩上安身は「おとなしく老いてくれる人と、そうではない人がいるじゃないですか」と前置きし、次のように問いかけました。

 「経営者でも老害になっていく人がいる。(アメリカは衰退する過程で)そういう暴れっぷりをするのではないか。世界を面倒なことに巻き込んでいくのではないか。その一例がウクライナ紛争じゃないんですか?」。

 松村氏は、「実際に今、アメリカという国家の中では政治的な葛藤・対立があって、政治的な内戦状態になっている。我々はそれを注視しながらも、傍観しているしかない」と述べました。

 さらに話題は、台湾有事の可能性、そこに日本がどう関わることになるのか、日本が選択できるシナリオなどについて広がっていきました。

 以下、11月発行の『岩上安身のIWJ特報!』の目次です。IWJ会員ではない方も、ぜひご購読ください。

(第624号の目次)
◆いまだに「ウクライナが反転攻勢」と伝える日本のマスメディアの劣化ぶり!「群盲、象を評する」ごとく、一部の事実は言うが全体をとらえず!
◆日本全体が「自動操縦」されたように動いている! オルタナティブのない日本の民主制は、もう終わっている!?
◆日本敗戦から100年後、2045年にはアメリカの覇権は崩れている!「それまでに日本は自立しなくてはいけない」

(第625号の目次)
◆中国発展の原資は流出した日本マネー! 90年代初め、アメリカは繁栄しすぎた日本を潰すためにバブルを終わらせ、投資先を中国に切り換えた!
◆中国の不動産バブル崩壊!? しかし「破産」という言葉がない中国は絶対に潰れない。むしろ想像を絶する事態になるので余計に悪い!
◆核兵器の出現によって大規模戦争ができなくなった世界。2030年には覇権国が不在の状態になり、多極化へと向かう!
◆「我々は第三次世界大戦の淵にいる」という認識が必要! 中国が第3の核大国になる移行期の今、リスクは高くなっている!

(第626号の目次)
◆台湾有事における日本のオプションは3択。中国の軍門に下るか、核武装するか、スイスのような非核の重武装国家になるか!
◆第二次世界大戦で徹底的に負け、アメリカにマインドセットをされた日本。その「魔法」を解くためには非常に大きな衝撃が必要!
◆「発展途上国で人為的に民主制を実現できる」としたアメリカの中東政策は挫折! 原因は「米国による日本の民主化」を成功体験だと誤解したから!
◆2008年、リーマン・ショックの金融バブル崩壊とNATOの東方拡大宣言!「歴史に偶然はない。起こっていることは全部、必然」
◆冷戦か熱戦か、ぬるま湯か? 第三次世界大戦で血と汗を流せば良くも悪くも早く終わる。それが嫌なら戦争はだらだら続く!?

 『岩上安身のIWJ特報!』は、まぐまぐ大賞2022のジャーナリズム部門で1位になりました!

 まぐまぐ大賞2022は、2022年にもっとも輝いたメルマガを読者投票とまぐまぐ審査で選出するものです。

 『岩上安身のIWJ特報!』は、2021年の「まぐまぐ大賞2021」のジャーナリズム部門でも第2位に選ばれており、昨年ついに1位を獲得しました。

※まぐまぐ大賞2022部門別賞
https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=journalism&aid=77

※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額税込880円、初月無料)
https://www.mag2.com/m/0001334810

 岩上安身による桃山学院大学法学部教授・松村昌廣氏インタビュー第2弾の動画は、以下のURLから御覧ください。

※米国覇権は凋落から崩壊へか? ウクライナ紛争は、衰退する米国の軍事覇権、経済覇権、政治文化覇権衰退の加速! 岩上安身によるインタビュー第1132回 ゲスト 安全保障と国際関係論の専門家・桃山学院大学法学部・松村昌廣教授 第2弾 2023.9.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518292

― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ― – ―

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20231130

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/
公式X(旧ツイッター)アカウント【 https://twitter.com/iwakami_staff