日刊IWJガイド・非会員版「米国務省政治軍事局・局長が、バイデン政権の一方的なイスラエル支持に抗議して辞職!」2023.10.21号~No.4050号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~米国務省政治軍事局・局長が、バイデン政権の一方的なイスラエル支持に抗議して辞職!辞職のメッセージをSNS上で公開したジョシュ・ポール氏「イスラエルがとっている対応、そしてそれに対する米国のその対応と占領の現状への支持は、イスラエルとパレスチナの双方の人々にとって、さらに深刻な苦しみをもたらすだけであり、長期的に見れば米国の国益にもならない」と、バイデン政権のイスラエルへの一方的な肩入れを強く批判! 一体、バイデン政権は、イスラエルにどんな武器を提供しようとしているのか!?

■IWJ消滅の危機! 岩上安身は難病の次女の存在をカムアウトし、自らが背負う責任と使命についての思いを告白! 徹底的な支出カットをして、なお赤字ならばIWJをたたむ不退転の覚悟で経営再建に臨みます! IWJが金融機関から受けたつなぎ融資2500万円の連帯保証人は岩上安身個人! 岩上がIWJに私財を投じた金とあわせ、約5000万円を完済し、IWJの経営再建ができなければIWJも岩上安身も破産ですし、難病の次女も守れません! 必ずやサバイバルします! 10月は残り10日余りとなりましたが赤字ペースです! IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

■IWJは、市民の皆さまお一人お一人の会費とご寄付・カンパで運営しています。9月のご寄付者様のご芳名を、感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの経済危機に手を差し伸べてくださった皆さま、誠にありがとうございます!

■【中継番組表】

■シーモア・ハーシュ氏新記事「バイデンはビビに何を語るのか? ガザ市が破壊されるなか、米大統領はイスラエルへ向かう」をご紹介します! 水、食料、電気、医療、生きるための一切を断ち切られたガザ市民を顧みず、空爆と「バンカーバスター」で、ガザ市街地とハマスの地下トンネルシステムを破壊!? ハマスには降伏も許さず「見つけ次第射殺」で皆殺し! 米国情報筋が明らかにした、ネタニヤフ首相・イスラエルの凄惨な戦略! イスラエルに「自制」を求め、人道回廊の設置、物資のアクセス、パレスチナ国家の樹立などを唱えるバイデン大統領と米国は黙って「帰れ」! バイデン政権は、イスラエルのやりたいようにやらせるだけ!?

■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! アルアハリ病院のすぐ近くのガザ最古の聖ポルフィリウス正教会をイスラエル国防軍(IDF)が空爆! 現時点での死者150人から200人と推定! 今後さらに増える予想! ところが、日本の大手メディアは、このイスラエルの空爆をまったく伝えない!!!】(『聖ゲオルギオス騎士団のウェブサイト』2023年10月19日ほか)

■<IWJ取材報告>10月13日のファイザー社のプレスリリースへの対応についてのIWJ記者の質問に「日本でもこれまでに注意喚起を、実は、行ってきており、既に対応がとられている」と武見大臣!!~10.20武見敬三 厚生労働大臣 定例会見
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■はじめに~米国務省政治軍事局・局長が、バイデン政権の一方的なイスラエル支持に抗議して辞職!辞職のメッセージをSNS上で公開したジョシュ・ポール氏「イスラエルがとっている対応、そしてそれに対する米国のその対応と占領の現状への支持は、イスラエルとパレスチナの双方の人々にとって、さらに深刻な苦しみをもたらすだけであり、長期的に見れば米国の国益にもならない」と、バイデン政権のイスラエルへの一方的な肩入れを強く批判! 一体、バイデン政権は、イスラエルにどんな武器を提供しようとしているのか!?

 おはようございます。IWJ編集部です。

 11年以上、米国務省政治軍事局に勤務してきたジョシュ・ポール局長が、イスラエルへの軍事支援を継続するバイデン政権の決定に抗議して、辞職したことを明らかにしました。ポール氏は18日、SNS『リンクドイン』に以下のように投稿しました。

 「本日私は、イスラエルへの致命的な支援の継続についての方針が不一致であるため、国務省を辞職したことを同僚たちに報告した。私の理論的根拠を、より深く説明するために、添付のメモを書いた」。

 ポール氏は、バイデン政権による「一方の側(イスラエル)への盲目的な支持」を「近視眼的で、破壊的で、不当で、私たちが公に信奉している価値観そのものに矛盾している」と、強く批判しています。

 ポール氏は、投稿に添付された2枚のPDF書類の中で、パートナーや同盟国への武器の移転と提供を担当する部署で11年間働き、「この仕事が道徳的に複雑であり、道徳的な妥協がないわけではないことは理解している。私は、自分がすることのできる善が、自分がしでかすかもしれない危害を上回ると感じられる限り、ここに留まると自分に約束した」ことを明らかにしています。

 ポール氏は、これまでに「思い出すことができないほど、多くの道徳的な妥協をしてきた」と述べ、自分が直面している矛盾が、もはや限界に達したので国務省を去るのだ、と述べています。

 「私は、イスラエルへの殺傷能力のある武器の供与を継続する、いや実質的には、拡大し、迅速化することに関して、現在の私たちの方針が、その交渉の終焉に達したと強く思う。その交渉はもう限界なのだ。

 そう、(政治軍事局の)局長は、まだ、世界で計り知れないほどの大きな善をなすことができる。悲しいことだが、依然として米国の安全保障支援に対する大きなニーズが存在しているからだ。つまり、民主主義と人類そのもの、そして民主主義国家がこの世界で直面する多くの軍事的危険から彼らを防衛するために、米国の武器と防衛協力が必要なのである。

 しかし、占領に反対し、同時に占領に賛成することもできない。自由を支持し、同時に自由に反対することもできない。そして、実質的に世界の悪化に貢献しながら、より良い世界をめざすことはできない」。

 ポール氏は、「はっきり言って、ハマスのイスラエルへの攻撃は単なる怪物ではなく、怪物中の怪物だった」と強くハマスを非難した上で、イスラエルの対応と、米国のイスラエル支持は、イスラエルとパレスチナの両方にとって苦しみをもたらし、米国の国益にもならないと述べ、バイデン政権の対応を強く批判しました。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!
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■IWJ消滅の危機! 岩上安身は難病の次女の存在をカムアウトし、自らが背負う責任と使命についての思いを告白! 徹底的な支出カットをして、なお赤字ならばIWJをたたむ不退転の覚悟で経営再建に臨みます! IWJが金融機関から受けたつなぎ融資2500万円の連帯保証人は岩上安身個人! 岩上がIWJに私財を投じた金とあわせ、約5000万円を完済し、IWJの経営再建ができなければIWJも岩上安身も破産ですし、難病の次女も守れません! 必ずやサバイバルします! 10月は残り10日余りとなりましたが赤字ペースです! IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

 おはようございます。岩上安身です。

 10月に入り、急に冷え込むようになってきました。

 正念場を迎えているIWJの第14期も、3ヶ月目となります。

 私、岩上安身の訴えにお応えいただき、9月のご寄付・カンパは、804万9400円と、月間目標額の400万円の201%に届きました! また、今期第14期が始まった8月は赤字でしたが、その不足分107万4700円と、9月の目標額400万円をあわせた507万4700円に対しても、159%に届き、2ヶ月連続で赤字をまぬがれています! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします。皆さま、本当にありがとうございます!

 10月は、18日までの18日間で、133件、203万3800円のご寄付・カンパ(月間目標額の51%)をいただいております! ありがとうございます! 今月10月も、引き続きどうぞよろしくお願いします!

 しかし、これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、まだまだ5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 皆さま、どうぞ今こそ、IWJの救済のために、ご支援をよろしくお願いします!

 第13期の2200万円を超える赤字は、IWJ創業以来初めての危機です。これは私、岩上安身1人の力で乗り越えることは困難です。

 当面のキャッシュフローを確保するために、8月1日からの第14期のスタートにあたっては、新型コロナウイルスに関する港区中小企業融資制度を利用することで、金融機関から2500万円の融資を受けることになりました。

 今期、第14期からは、支出を徹底的に削り、赤字を出さないだけではなく、黒字分を累積した赤字への返済にあてて、今年は、私からの借り入れ2200万円を返済しきろうとすると、2200万円÷12ヶ月=183.3万円となり、この183.3万円の返済額と、直接の運営のための月間目標額の400万円とを合計すると、毎月583.3万円が必要になります。

 他方、金融機関からの借り入れによって、キャッシュフローの不足で倒産する、という危機は当面、まぬがれましたが、私は若くはないので、長期ローンは組めず、返済期間は7年間と短く、毎月の返済額も約30万円ずつと、決して少額ではなく、毎月の返済負担は重いものとなります。

 住宅ローンのように35年間、毎月少しずつ返済してゆけばいい、というものではないのです。前述の通り、毎月、583.3万円が必要であり、それに毎月30万円の銀行への返済額を合計すると、約612万円が毎月、必ず必要となります。

 IWJは個人企業ですので、代表取締役・岩上安身が借りたこの銀行の融資は、個人である岩上安身が連帯保証人となっています。したがって、IWJとしてこの融資の返済が滞れば、岩上安身個人が全額返済しなければなりません。

 できなければ、会社としてのIWJも、岩上安身も、自己破産ということになります。もちろん、私には、全額返済できるキャッシュを、現在、持ち合わせてはいません。それほどの現金があるなら、借り入れなどしません。返済のために自宅を売り払わなくてはならなくなるかもしれません。

 しかし、私、岩上安身には、実は、難病の娘がおります。そのため、自己破産して我が身ひとつで散ることはできません。

 私にはふたりの娘がいますが、次女が20代の時に、難病である線維筋痛症を発症しています。線維筋痛症は、全身が強い痛みに襲われる原因不明の難病です。次女がこの病気で10年以上も苦しんできたことは、これまで公表してきませんでした。初めて、明らかにする話です。

 次女は、健康に生まれ、明るく、快活にすくすく育ちました。子どもの頃から先天的な障害があったわけではありません。

 国立看護大学校を出て、千葉県柏市にある国立がん研究センター東病院につとめ、看護師として、末期がんの病棟を担当していました。看護師は、かなりの激務です。末期がん病棟の夜勤を担当したことによる、多大なストレスも、もしかしたら発症に影響したのかもしれません。

 発症しはじめた頃は、体全身に痛みがあるということで、仕事を休まざるを得なくなり、退職をして、療養していました。当初は短時間のアルバイト程度は可能でしたが、しかし、病状が好転してゆく、という淡い期待はかなわず、激しい全身の痛みという、次女の病状は、次第に重くなっていき、働くこともできなくなり、線維筋痛症という診断が下されました。

 自己免疫疾患である線維筋痛症は、その原因もまだ未解明であり、治療法も確立されていない難病です。米国の歌手のレディ・ガガさんや、日本テレビのアナウンサーだった大杉君枝さん(故人)、元フジテレビのアナウンサーの八木亜希子さんも発症され、闘病されており、近年になって、この難病の存在が知られるようになってきましたが、まだまだ社会的理解は進んでいないと感じられます。

 重い難病や、障害のある方やそのご家族が苦しみ、悲しみ、時に物理的に困窮している現実もあるという一方で、そうした方々への、悪意ある社会的な差別的な圧力の高まりも、日々、強く感じています。

 生産性のない生命は早く死ねばいい、死なせるべきだなどという、弱者をさらに痛めつける、まさにナチス的な思想を公言するような、知識人、政治家が、近年、次々と登場してくるたび、私は全身の毛穴から血が吹き出すような怒りと恐れ、不安、そして悲しみを感じています。

※【特集】ナチスと同じく、生命の選別をしようとする者ども! 大西つねき、大久保愉一、山本直樹、成田悠輔、松井一郎、馬場伸幸、植松聖、麻生太郎!! 彼らの思想も政策も許さない!
https://iwj.co.jp/wj/open/life-screening-special

※<シリーズ特集>「相模原殺傷事件から4年」今ここにある優生思想に向き合う~ 大西つねき氏「命の選別」発言から ALS患者「嘱託殺人」事件まで
https://iwj.co.jp/wj/open/eugenic_thought

※【第605号-608号】岩上安身のIWJ特報!背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し!ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題!岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー(その4)2023.8.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517607

 私の娘を含め、気の毒に、このような病いを得た方々は、何も悪いことをしていません。何の罪もありません。ひたすら、この不遇、不条理、苦しみ、悲しみに耐えているのです。

 こうした、運がたまたま悪かったというべき弱い立場の人々に対し、生命を選別せよ、などと迫り、さらなる苦痛を与えようとする、ナチスと同根の輩を、私は誰一人、黙って許すことができません。

 私は娘を守るために、娘と同じように、難病や障害のためにつらい思いをしている方々とそのご家族のために、私が生きている限り、このような悪意に満ちた弱者への攻撃とナチス的思想をまき散らす者たちに対して、言説をもって戦い続けてゆく覚悟です。

 私の娘は、全身の痛みで、今ではほぼ寝たきりです。毎日、痛みと苦しさしかなく、人生に希望を持てないため、うつ病にもなりました。コミュニケーションを取るのも難しい状況です。何とか、線維筋痛症に効く、良い薬や治療法が早く開発されてくれないだろうかと、焦る気持ちで祈っています。

 私は、自分の愛する娘に対してできるだけのことをしてやりたい、親としての最低限の責任を果たしたいと、親として当たり前の願いを強く心に願っています。自分が直接、守ってやれなくなる自分の死後も、この子が生きていけるように、雨露をしのげる部屋や、定期の収入が入る不動産など、何らかの私財をわずかでも残しておきたいと思っています。

 長女は結婚して、子どももいます。家庭があるわけですから、次女の面倒のすべてを長女にまかせ、頼るわけにはいきません。私の死後は、生活面・精神面では長女にも頼らなければならないでしょうから、せめて生活と治療のための経済的側面だけは、私が責任をもって何とか今から備えをしておかなくてはならないと思っています。

 ですから、私は無責任に借金を残して人生を終えるわけにはいかないのです。今期、IWJの第14期は、絶対に赤字を出さず、最低でも収支があうようにした上で、できれば黒字を出し、2200万円の私自身の貸付も、2500万円の金融機関からの借り入れも着実に、しかも私の年齢がかさんでいるので、なるべく早く、全額返済してしまわなければなりません。金融機関からの借り入れに対する返済は、前述したように、毎月約30万円弱で、7年間です。

 IWJの活動を続けることによって、今年、赤字がこれ以上少しでも拡大し、それを私が補填しなければならないようであれば、結局、今ある借金も返済できなくなり、我が身だけでなく、娘をも巻き込んでの身の破滅となってしまいます!

 赤字続きではIWJの活動はもう絶対に続けられない! というのは、私がそうした個人的な事情を抱えているためでもあります。私が生きて活動していられる時間には限りがあり、さらに意味のある生産活動をできる健康寿命の期間は、もっと限りがあります。

 そのためには、全力で、この3ヶ月くらいでIWJの支出を大幅に削ります!! 他方で、皆さまに評価され、その結果として、収益の上がるような、新たな情報発信もやりたいと思っています!

 会員様から最もご要望の多かった、私がソロで時事的テーマを話し、解説する動画番組(私がいわゆるYouTuberになる、と考えてもらっていいと思います)も、スタートさせる予定です!

 正直なところ、この半年が勝負です! そこでご寄付が集まらず、支出も削れなければ、現在の事務所を引き払い、現在の体制も解体して、IWJの活動規模を極限までミニマムにして収支があうようにするか、あるいは本当に会社を清算するか、本気で腹をくくらなければいけませんし、本気でそうするつもりでいます。

 時々、ウクライナ問題に力を入れているが、なぜなのか、という素朴な質問を受けることがあります。答えは簡単です。米国は、単独覇権の拡張と維持のため、思い通りに従わない、中国とロシアを強く敵視し、この両国を弱体化するためには手段を選ばないことを公式に国家戦略として掲げています。

 2014年のユーロマイダンクーデター以降、米国とNATO、ウクライナ政府による、8年間にわたるウクライナ南東部のドンバス地方でのロシア語話者に対する民族浄化は、米国の思惑通りに、ロシアがその挑発に乗って介入してしまいましたが、ロシアを弱体化するには至りませんでした。ウクライナ紛争を仕掛けた米国の思惑は、失敗に終わっています。

 ロシアと同様に、米国の単独覇権維持にとって邪魔となる中国に対する弱体化への、米国の仕掛けもこの数年続々と仕掛けられ、今後も着々と準備されています。日本における米国との集団的自衛権の行使容認も、安保法制も、改憲による緊急事態条項の導入も、日本を、米国の対中代理戦争の「道具」及び「戦場」として、便利に自由に使えるようにするための準備に他なりません。

 私の編集方針は、IWJの設立時から一貫しています。日本が、戦前の天皇大権の国とは180度違う、国民主権の民主主義国家として、自立した国家主権を米国から取り戻し、周囲の国々と和解して平和共存するという、明治維新以来、近代日本が失敗し続けたテーマに、これからの日本は再チャレンジすべきだ、ということに尽きます。

 私としては、日本が「第2のウクライナ」にされてしまい、米国の対中代理戦争の「捨て駒」として破滅的な戦争の危機に向かいつつあることを、多くの日本国民に知らせ、それを食い止める必要があると思っています。それはジャーナリズムとしての最低限度の責務であると確信しています。

 日本のマスメディアがこの件について、すべて、ひとつの例外もなく、機能不全に陥っていて、米国のプロパガンダのたれ流しをしている状況を見て、なおさら、IWJだけは、このドロドロの濁流に、最後の最後まで抗おうと固く心に決めています!

 私自身、第4コーナーを回って、残りの人生すべてをIWJとともに、日本のサバイバルのために死力を尽くして戦い、愚かな戦争を回避し、日本国民の生命と暮らしが犠牲とならないように、米国への従属から自立し、来るべき、希望のある多極的世界へと漕ぎ出してゆけるよう、全力を尽くしたいと真剣に思っています。

 その闘志に衰えはありません! 志半ばで、IWJを閉じることになるのは、決して本望ではありません!

 繰り返しになりますが、第14期は、背水の陣で臨んでいます。毎月、毎日が、IWJが生き残れるかどうかの勝負です! ぜひ、ご支援をよろしくお願いいたします!

 どうか皆さま、IWJの経営再建に向けて、会員登録、特にサポート会員への登録、そしてご寄付・カンパ、あるいは協賛広告によるご支援をお願いいたします! また、YouTubeのチャンネル登録も、ぜひお願いいたします!

※【岩上安身より最後になるかもしれないご支援のお願い!】第13期2200万円の赤字を出し、加えて銀行から2500万円の融資を受けました。私には難病の娘がいて、この子を私の死後においても守るため、自己破産して我が身ひとつで散ることはできません。赤字を止められなければ、第14期途中でも、IWJの活動を中止するサドン・デスの決断をくだします。赤字体質が脱却できれば、活動を継続します!IWJの経営再建に向けて、最後になるかもしれない勝負の時、会員登録と、ご寄付・カンパ、協賛広告によるご支援のお願いをします!
https://youtu.be/jZv9X2ojES8

※【岩上安身より最後になるかもしれないご支援のお願い!】私には難病の娘がいて、この子を私の死後も守るため、自己破産して我が身ひとつで散ることはできません。IWJの経営再建に向け、ご支援のお願いをします!
https://youtu.be/5oOoBcOJuh0

 私たち親子にとっても、IWJにとっても、まだまだ険しい試練の道のりが続くと思われますが、試練は乗り越えるために、天から与えられているものだと私は受け止めています。

 もし自分に天命というものがあるとしたら、日本を戦禍に巻き込まれることなく、米中対立の危機の難を逃れ、同時に、米国からの隷属をやめて自立し、21世紀後半だけでなく、22世紀以降も、世界と平和共存する国として、サバイバルできるように、微力でも貢献することにあります。生きている残りの期間は、そのための一助となるべく、微力ながら力を尽くしたいと思います。

 ぜひ、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパで、ご支援をよろしくお願いいたします!!

 現状の会員数を、お知らせします。

 9月末時点での会員総数は2582人(前年同日比:431人減、前々年同日比:944人減)でした。会員の方々の会費と、ご寄付が、IWJの運営の二本柱です。その会員数と会費が減ることは、IWJにとって大きな痛手です。

 ご寄付も、連日お伝えしているように、目標額を下回っていますし、会員数も会費もこの不況のあおりを受けて著しく減少しています! コロナ禍と未曾有のインフレ下の不況の急速な進行と、細かい数字は、10月末にご報告しますが、わずか1年間で前年度の売り上げから約4割減となり、約6割となってしまったというのは、本当に大きなダメージです! 進む高齢化などが逆風として吹きつけている結果であると思われます!

 この巨大な外部環境の変化自体は、私ごときが変えられるようなものではありません。少しでも家計を楽にするように、様々な支出を減らそうとし、その結果、IWJの月額の会費も削る人々が増えた、その結果でしょう。

 現在のIWJの編集方針が不満なので会員をやめる、という内容のメールをもらうことは、最近は本当にめったにありません。今、お支えくださっている会員の方々、特にサポート会員の方々は減ることがなく、我々の編集方針を支持してくださっていると思われます。

 皆さま一人一人の会費は、積もり積もれば、大きくもなりますし、一人一人が削ってゆけば大きなマイナスともなります。皆さまに会員としてお支えいただけなければ、IWJは、存続ができません! ご寄付の負担を減らし、目標額のハードルを下げるためにも、できるだけ、新規の会員登録をお願いいたします!

 休会中の方は、再開の手続きをお願いいたします! 会費が増えれば、毎月のご寄付・カンパのお願いも、もう少し少なくてすむようになります。よろしくお願いいたします!

 ただ、ここにきて、嬉しいニュースも届いています。先月末、7人の方が一般会員に、9人の方がサポート会員になってくださった、ということが分かりました。嬉しくて、そして明日に希望がもてます!

 どうか、会員登録をしたことがない方は、新規で会員登録を、休会していた方は、再開をぜひ、よろしくお願いします!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 日本は、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない、孤立した「島国」であるという「宿命」を背負わされています。その「宿命」を、日本人ならば1人として、決して忘れてはなりません。

 エネルギーと食料が確実に輸入できるようにするためには、戦争によって、他国に海上封鎖をされないようにすることが一番重要です。それには、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な平和外交の姿勢を目指し、貫くべきではないでしょうか!?

 また、米国から押しつけられた新型コロナワクチンの危険性について、報じることも、論じることもできず、国の言われるがままにワクチンを接種して、コロナから守られるどころか、死に至るまでの副反応被害を招いていることも、日本という国に主権がなく、その従属国の政府とべったりの関係を築いている記者クラブメディアが、権力から自立した報道を行うことができない、しようともしないために起きている「悲劇」ではないでしょうか。

 国民の皆さまの「知る権利」を現実に実現し、事実・真実を伝えるには、権力と癒着せず、市民の皆さまから直接支えられるIWJのような独立メディアが存在しなければ、風穴を開けることもできません。

 ジャニー喜多川氏の性加害を、何十年間もテレビ業界等、マスメディアの人間たちは皆、知りながら、見て見ぬふりをしてきました。問題視もせず、報道もせず、ジャニーズ事務所とテレビとは利益共同体として一体化し、結果、性被害を何十年にもわたり広げてきたのも、こうした癒着の構造が強固に作られており、既存マスメディアは、新聞もテレビも一体となって、ひとつ残らずがっちりとその中に組み込まれているからです。

 人権侵害が横行しているのは、芸能界だけをとっても、ジャニーズ事務所だけではありません! テレビを代表するマスメディアと、他の芸能プロダクションとの癒着は、まったく変わらずに続いています。

 皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうしたあらゆる問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!

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 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、米国に忖度し、隷従を深める日本政府、大手主要メディアの、連日の「情報操作」の積み重ねの恐ろしさと、権力に忖度しないで真実をお伝えする独立メディアの意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 岩上安身

■IWJは、市民の皆さまお一人お一人の会費とご寄付・カンパで運営しています。9月のご寄付者様のご芳名を、感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの経済危機に手を差し伸べてくださった皆さま、誠にありがとうございます!

 9月は30日間で、335件、804万9400円のご寄付・カンパをいただきました。ご寄付をくださった皆さま、本当にありがとうございます。

 ここに感謝のしるしとして、掲載の許可をいただいた方124名様につきましては、順に、お名前を掲載させていただきます。また、弊社ホームページにも掲載させていただくと同時に、ツイッター、フェイスブック等のSNSにて告知させていただきます。

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山本範子 様
徳山匡 様
Y.T. 様
井戸 謙一 様
落合正明 様
井上久美子 様
M.I. 様
小林一成 様
石崎俊行 様
炭谷克己 様
K.N. 様
堀 義雄 様
C.K. 様
T.M. 様
F.S. 様
南浦美紀 様
R.M. 様
武田信弘 様
Y.N. 様
井出 隆太 様

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 皆さま、生活物資全般のインフレ情勢下、誠にありがとうございました。

 いただいたご寄付は、大切に、また最大限有効に活用させていただきます。

 今後とも、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

 岩上安身


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◆中継番組表◆

**2023.10.21 Sat.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2023.10.22 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】13:30~「シンポジウム『平和主義を捨てた日本』―登壇:古賀茂明氏(元経産官僚)、東村アキコ氏(漫画家)、田中優子氏(法政大学名誉教授・前総長)、前田佳子氏(日本女医会会長)ほか」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 「平和を求め軍拡を許さない女たちの会」主催のシンポジウムを中継します。これまでIWJが報じてきた平和を求め軍拡を許さない女たちの会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B9%B3%E5%92%8C%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E8%BB%8D%E6%8B%A1%E3%82%92%E8%A8%B1%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%84%E5%A5%B3%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E4%BC%9A

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◆中継番組表◆

**2023.10.23 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】13:00~「多摩地域の有機フッ素化合物(PFAS)汚染を明らかにする会 記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「多摩地域の有機フッ素化合物(PFAS)汚染を明らかにする会」主催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきたPFAS関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/pfas

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■シーモア・ハーシュ氏新記事「バイデンはビビに何を語るのか? ガザ市が破壊されるなか、米大統領はイスラエルへ向かう」をご紹介します! 水、食料、電気、医療、生きるための一切を断ち切られたガザ市民を顧みず、空爆と「バンカーバスター」で、ガザ市街地とハマスの地下トンネルシステムを破壊!? ハマスには降伏も許さず「見つけ次第射殺」で皆殺し! 米国情報筋が明らかにした、ネタニヤフ首相・イスラエルの凄惨な戦略! イスラエルに「自制」を求め、人道回廊の設置、物資のアクセス、パレスチナ国家の樹立などを唱えるバイデン大統領と米国は黙って「帰れ」! バイデン政権は、イスラエルのやりたいようにやらせるだけ!?

 シーモア・ハーシュ氏が19日、『サブスタック』で、バイデン大統領のイスラエル訪問に関する新記事を公開しました。記事の題名は「バイデンはビビに何を語るのか? ガザ市が破壊されるなか、米大統領はイスラエルへ向かう」です。「ビビ」は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の愛称です。

 冒頭部分をご紹介します。

 「バイデンはビビに何を語るのか? ガザ市が破壊されるなか、米大統領はイスラエルへ向かう

 2023年10月19日
 シーモア・ハーシュ

 ホワイトハウスと中央情報局(CIA)は、ウクライナがロシアとの戦争に敗れていく間と同じように、再び、現場の事実をめぐって、反目している。ジョー・バイデン大統領が突然、窮地にあるイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の要請を受け、再びイスラエルに飛ぶことを決めたからだ」。

 以下は有料部分となっていますので、概要でお伝えします。ご興味のある方は、どうぞ、ハーシュ氏の記事をご購入ください。

※WHAT IS BIDEN TELLING BIBI? ― The US president goes to Israel as Gaza City is razed to the ground(SEYMOUR HERSH、2023年10月19日)
https://seymourhersh.substack.com/p/what-is-biden-telling-bibi

 ネタニヤフ首相の要請を受けて、17日にイスラエル入りしたバイデン大統領は、18日、イスラエルを訪問し、ネタニヤフ首相と会談しました。

 同日、隣国であるヨルダンの首都アンマンで予定されていた、エジプト、ヨルダン、パレスチナ自治政府の首脳とバイデン大統領の会談が、ガザ地区の病院の爆破事件で中止(ホワイトハイウスは延期と主張していますが)になったことは、日刊IWJガイドでお伝えした通りです。

※バイデン大統領がイスラエルに到着! しかし、ガザの病院への空爆で500人以上の犠牲者が!! 病院爆破はイスラエル軍の空爆と見られるが、イスラエルはハマスへ責任転嫁!! この非人道的な事件の勃発で、バイデン大統領とヨルダン、エジプト、パレスチナ自治政府の首脳の会談が中止へ! ヨルダン政府は「中止」と発表、ホワイトハウスは「延期」と発表! バイデン大統領の中東訪問は裏目に!? あるいはアラブ諸国側とバイデン大統領の会談・接触を白紙にするためにイスラエルはこの作戦を遂行した!?(日刊IWJガイド、2023.10.19号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20231019#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52860#idx-4

 ハーシュ氏は、バイデン大統領の突然のイスラエル訪問を契機に、ホワイトハウスと中央情報局(CIA)は、「再び」反目している、と述べています。ハーシュ氏は、バイデン大統領は訪問の主要な目的は「自制のメッセージを伝えるため」だと述べているが、「もしそうなら、大統領はイスラエルの意図について、まったく理解していなかったことになる」と指摘します。

 ハーシュ氏が取材した「米政府当局者」は、情報分析官など、CIAに近い人物だと推測されます。

 数名の情報分析官や高官に対するハーシュ氏の取材から見えてくるものは、ネタニヤフ首相の対ハマス戦争の戦略が、いかに冷酷無比なものか、という事実です。

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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! アルアハリ病院のすぐ近くのガザ最古の聖ポルフィリウス正教会をイスラエル国防軍(IDF)が空爆! 現時点での死者150人から200人と推定! 今後さらに増える予想! ところが、日本の大手メディアは、このイスラエルの空爆をまったく伝えない!!!】(『聖ゲオルギオス騎士団のウェブサイト』2023年10月19日ほか)

 聖ポルフィリウス正教会の関連騎士団である聖ゲオルギオス騎士団の公式ウェブサイトによると、19日に、ガザ北部のアルアハリ・アラブ病院のすぐ近くの、ガザ最古の聖ポルフィリウス正教会がイスラエル軍の空爆を受けたということです。

 聖ポルフィリウス正教会のアレクシオス大司教は発見され、生きているようですが、負傷しているかどうかはわからないといいます。教会と修道院に収容されている500人以上の人々の容態については、我々の情報のほとんどを提供してくれている人物を含め、何もわかっていないと述べています。

※CONFIRMED: Bombing of St. Porphyrios(聖ゲオルギオス騎士団、2023年10月19日)
https://orderofsaintgeorge.org/confirmed-bombing-of-st-porphyrios/

 聖ゲオルギオス騎士団によると、爆弾は、子どもや赤ん坊を含む避難民が寝ていた2つの教会堂を直撃しました。現在、生存者たちが瓦礫の中から他の犠牲者を探しているといいます。現場の情報筋によると、死者は150―200人と推定され、残骸の中からさらに多くの人が発見されれば、その数はさらに増えるだろうとのことです。

 エルサレム総主教庁は、「ガザの人道支援施設を標的としたイスラエルの空爆を非難する」と題した声明を19日に発表しました。

※THE PATRIARCHATE OF JERUSALEM CONDEMNS ISRAELI AIRSTRIKES TARGETING HUMANITARIAN INSTITUTIONS IN GAZA(エルサレム総主教庁、2023年10月19日)
https://en.jerusalem-patriarchate.info/blog/2023/10/20/the-patriarchate-of-jerusalem-condemns-israeli-airstrikes-targeting-humanitarian-institutions-in-gaza/

 エルサレム総主教庁の19日の声明文は、次のとおりです。イスラエル国防軍(IDF)が、空爆の責任主体であることを、明確に名指ししています。

 「エルサレム正教会総主教庁は、ガザ市内にある教会施設を空爆したイスラエル国防軍に対し、強い非難を表明する。

 総主教庁は、教会とその施設、そしてそれらが提供するシェルターが、過去13日間にわたるイスラエルの住宅地への空爆によって家を失った罪のない市民、特に子どもや女性を守るために標的とされていることは、無視できない戦争犯罪であることを強調する。

 エルサレム正教会総主教座や他の教会(エルサレム聖公会病院、他の学校、社会施設を含む)の施設や避難所が明らかに標的とされているにもかかわらず、総主教座は他の教会とともに、民間人のこれらの施設からの避難を求めるイスラエルの継続的な要求や、この点で教会に加えられた圧力の中で、援助を必要とする人々に援助、支援、避難所を提供するという宗教的、道義的義務を果たすことに全力を尽くしている。

 総主教庁は、キリスト教的価値観に根ざした宗教的・人道的義務を放棄することなく、戦時下においても平和下においても必要なあらゆるものを提供することを強調する」。

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■<IWJ取材報告>10月13日のファイザー社のプレスリリースへの対応についてのIWJ記者の質問に「日本でもこれまでに注意喚起を、実は、行ってきており、既に対応がとられている」と武見大臣!!~10.20武見敬三 厚生労働大臣 定例会見

 2023年10月20日、午前11時10分頃より、東京都千代田区の厚生労働省にて、武見敬三 厚生労働大臣の定例会見が開催されました。

 冒頭、武見大臣より、「令和5年版自殺対策白書」の閣議決定、および、「年収の壁・支援強化パッケージ(※)」(9/27公表)についての報告がありました。

 ※年収の壁・支援強化パッケージについて(厚労省・報道発表資料 2023.0.27)
https://www.mhlw.go.jp/stf/taiou_2023_00002.html

 大臣の報告に引き続き、大臣と各社記者との質疑応答となりました。

 IWJ記者は、新型コロナワクチンについて、以下のとおり、質問をしました。

 IWJ記者「10月13日、ファイザー社がプレスリリースを行い、新型コロナワクチンの副反応として心筋炎、心膜炎を公式に認め、過去同社のワクチンの成分や新型コロナワクチンを接種して重篤なアレルギー反応を起こしたことがある人は、mRNAワクチンを『接種してはいけません』と明確に述べています。

 武見大臣は、10月17日の定例会見で、『新型コロナワクチンの接種については、科学的な知見の収集に努める。専門家の評価にもとづき、ワクチンの安全性の評価を適切に行っていく。新たな情報が得られた場合には、速やかに医療機関等に情報提供する』とおっしゃいました。

 このファイザー社のリリースは、ファイザー社内で独自に研究や検証をした上で、周知されるべきものとして発出されているものだと思います。大臣は、これを、ご自身がおっしゃられた、『新たな科学的な知見・情報』として認め、必要な手立てを打つべく、厚労省の対応箇所に指揮を取られているでしょうか? よろしくお願いします」。

 これに対し、武見大臣は次のように答弁しました。

 武見大臣「はい、ご指摘のプレスリリースですけれども、米国ファイザー社が2023年の米国政府へのコロナ治療薬の供給契約の修正等について発表したものというふうに理解をしております。

 その中で、ファイザー社の新型コロナワクチンである『コミナティ』について、製品情報が含まれていたものと理解をしておりまして、このプレスリリースでは『コミナティ』について重度なアレルギーの既往のある方は摂取を控えるべきこと。

 それから、摂取後に心筋炎や心膜炎が発症することがあるので、ワクチン接種後の症状に注意すべきこと、などが記載されております。

 しかし、これは10月13日初めて公表された内容ではなくて、従来より、情報提供されてきた内容と私どもは認識をしております。こうした内容については、日本でもこれまでに注意喚起を実は行ってきており、既に対応がとられているものと思います。

 今後とも、副反応疑いの報告制度により、情報収集をしっかりと続けるとともに、常にその時点で得られる最新の科学的知見や海外の動向を踏まえながら、ワクチンの有効性と安全性を評価して、適切な安全対策や国民の皆様への適切な情報を行っていきたいと思います」。

 大臣の答弁に、IWJ記者は次のように再度、質問を行いました。

 IWJ記者「すみません。関連というか、つながりで…、このたびのファイザー社のプレスリリースについて、厚労省のホームページの新着情報や報道発表で扱われた形跡がありません。

 武見大臣は、『新たな情報を得られた場合には、すみやかに医療機関等に情報提供する』とおっしゃいましたが、医療機関のみでなく、広く国民に向けて、特に、このたび、心筋炎や心膜炎のリスクが最も高いとされている『12歳から17歳の男性』層に向けて、厚労省からの注意喚起が行われてしかるべきであったと考えますが、大臣のお考えをお聞かせください」。

 武見大臣は次のように述べました。

 武見大臣「これは、その、10月13日にですね、初めて公表された内容では実はないということも私ども確認をしました。それで、それを確認した上で、既に我々がとっている措置というもので、しっかりと対応はされているというふうに考えています」。

 このあと、フリージャーナリストの藤江成光氏が、新型コロナワクチンの「副反応疑い報告制度」について、「本来報告されるべき事案が報告されていない可能性がある」として、実例を挙げながら、報告制度の不備について説明し、武見大臣の見解を求めました。

 質疑応答の内容など、記者会見の詳細については全編動画をご確認ください。

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20231021

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、浜本信貴、尾内達也、前田啓)

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