日刊IWJガイド・非会員版「ゼレンスキーはウクライナにとって『危険』である! ウクライナのオレグ・ソスキン元大統領補佐官が激白!」2023.8.24号~No.3997号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~ゼレンスキーはウクライナにとって「危険」である! ウクライナのオレグ・ソスキン元大統領補佐官が激白! ヴォロディミール・ゼレンスキーの “不十分な”リーダーシップがウクライナの国家的破局を引き起こしたのであり、国会議員は彼の責任を追及すべきだ! さすがに日本のメディアは、非公式なもの、個人YouTuberも含めて批判を!!

■8月1日からIWJの新しい第14期がスタートしました! 第13期はたくさんの方から温かいご支援をいただきました! 心より感謝申し上げます! 第13期は、暫定の収支ではありますが、2200万円を超える赤字となった見込みです! 正確な収支は、後日集計後にご報告いたします。第14期は建て直します! IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください! 今期こそは赤字転落となりませんようにと祈る気持ちでのリスタートです!!

■【中継番組表】

■<追悼>「布川事件」で再審無罪を勝ちとった桜井昌司さんが23日、直腸がんのため死去! ご冥福をお祈りします。

■<追悼再配信>本日午後6時から、冤罪事件である「布川事件」で無罪を勝ち取った桜井昌司さんの追悼再配信をします。2011年「ASIA VOX講座 布川事件インタビュー 2011.3.2」第一部!

■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! 今年2月に起きた米国オハイオ州東パレスチナで大規模な列車脱線事故にも「資本と権力の癒着」の影が!】犠牲になるのはいつも力のない庶民ばかり! 民主党も共和党も、政権はいつも資本の味方!(AP、2023年2月16日)

■【第2弾!「嘘つきは5人いる」! 木原官房副長官自身は、『週刊文春』の報道に対して「虚偽」であるとして否定した隠し子との関係を、『月刊 文藝春秋』の質問には実子であると回答した!】嘘をついたのは木原氏自身であり、信用性はなくなった! 捜査一課特命捜査第一係長のW警部は、安田種雄さんの遺族に「自殺と考えて矛盾はありません」、警視庁の國府田捜査一課長「事件性がない以上、捜査すべき人も認められない」、露木長官は「火消しをしろ」と命じた?(週刊文春電子版、2023年8月22日)

■<岩上安身によるインタビュー決定のお知らせ>8月30日午後1時半から、岩上安身によるジャーナリスト・高野孟氏インタビューの続編が決定しました!「台湾有事」について、お話をうかがいます。

■【スタッフ募集・事務ハドル班】事務ハドル班は、岩上安身によるインタビューのアポ取りとスケジューリング、各種リサーチ、公共コンテンツの取材のためのアポ取りや、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立て、指示を出す、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊IWJガイドの番組表へ反映する、IWJコンテンツ構成の要となる部署です。

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】記者として日刊IWJガイドや記事の執筆、エディターとして編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給はスタート時は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。『サビ残』は一切ありません!
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■はじめに~ゼレンスキーはウクライナにとって「危険」である! ウクライナのオレグ・ソスキン元大統領補佐官が激白! ヴォロディミール・ゼレンスキーの “不十分な”リーダーシップがウクライナの国家的破局を引き起こしたのであり、国会議員は彼の責任を追及すべきだ! さすがに日本のメディアは、非公式なもの、個人YouTuberも含めて批判を!!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 8月20日付『RT』が、ウクライナ国内で封殺されてきたゼレンスキー大統領への批判が、元大統領補佐官の口から公然と語られるようになってきたと報じています。

※Zelensky is ‘dangerous’ for Ukraine ― ex-Presidential aide(RT、2023年8月20日)
https://www.rt.com/russia/581528-zelensky-ukraine-dangerous-soskin/

 オレグ・ソスキン元大統領補佐官の発言は、ついに、分厚いプロパガンダを破って真実の声がウクライナから噴出してきたという印象を与えます。

 8月20日付『RT』は、自身のYouTubeチャンネルに投稿されたオレグ・ソスキン元大統領補佐官の発言を次のように伝えているのです。

 「前線のウクライナ軍による『突破口はどこにもない』とソスキンは続け、国民はキエフの軍事的利益について語る退役大佐たちを『信じるべきではない』と付け加えた。

 ウクライナがロシアを打ち負かすというゼレンスキーの主張と、現実の状況を認めようとしない姿勢は、大統領が経営者としても人間としても『不十分』であることの表れだ、と彼は言う。

 『ゼレンスキーは国にとって危険だ』とソスキンは警告した。

 オレグ・ソスキン元大統領補佐官は、1992年と1993年にレオニード・クラフチュクの大統領補佐官を、1998年から2000年にかけてレオニード・クチマの大統領補佐官を務めました。

 ソスキン氏は、キエフの労働者階級の出身で、親ロシア派というわけではありません。ウクライナのNATO加盟を、積極的に支持しています。

 ソスキン氏は、この加盟を推進するため、各地域に、大政翼賛会的な「欧州大西洋統合センター」を開設し、ソスキン自身も「ウクライナ・NATO公共連盟」の調整評議会議長に就任しています。

 2008年には、オデッサを拠点とするテレビ局ATVのジャーナリストから、この活動に対して長靴を投げつけられた経験を持っているほどで、むしろ、彼は反ロシアの「愛国者(ゼレンスキー支持者という意味で)」と言っていい人物です。

※Соскин, Олег Игоревич(Wikipedia、2023年8月23日閲覧)
https://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%A1%D0%BE%D1%81%D0%BA%D0%B8%D0%BD,_%D0%9E%D0%BB%D0%B5%D0%B3_%D0%98%D0%B3%D0%BE%D1%80%D0%B5%D0%B2%D0%B8%D1%87

 そんなソスキン氏が、こう述べているのです。

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■8月1日からIWJの新しい第14期がスタートしました! 第13期はたくさんの方から温かいご支援をいただきました! 心より感謝申し上げます! 第13期は、暫定の収支ではありますが、2200万円を超える赤字となった見込みです! 正確な収支は、後日集計後にご報告いたします。第14期は建て直します! IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください! 今期こそは赤字転落となりませんようにと祈る気持ちでのリスタートです!!

 IWJは8月1日より、新たな第14期のスタートを切りました。

 第13期は、たくさんの方から温かいご支援をいただきました。

 第13期、最後の7月に頂戴したご寄付の確定値が出ました。31日間で、182件、232万5000円です。ありがとうございます! これは、月間目標額390万円の約60%にとどまります。

 これにより、第13期の収支につきましては、7月31日時点で、暫定ですが、残念ながら2204万8900円のマイナスとなりました。

 厳しい経済状況の中、第13期最後の7月31日まで、ご寄付・カンパの呼びかけにこたえてくださった皆さまに、私、岩上安身とIWJスタッフ一同、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 また、第13期の最終的な収支につきましては、9月末までに経理が、税理士の御指導のもと、決算報告書をまとめ、監査を受けてから税務署に提出します。その結果は、この日刊IWJガイドやIWJのサイト上でご報告いたします。

 新しく始まった第14期も、代表をつとめる私自身がいきなり、初めて、新型コロナ、それもオミクロン株に感染してしまい、ダウンするなど、波乱の幕開けとなっています。

 感染して6日以上過ぎてからのPCRの再検査でも「陽性」が出て、実際、腹痛と下痢が続くなど、自覚症状がおさまらない状態であり、腰をすえて、隔離と治療・安静にあたってきました。

 正直、新型コロナが、これほどしんどいものとは思いませんでした。人により、症状のあらわれは違うのでしょうが、私にとっては、過去の風邪やインフルエンザよりも、ヘビーな体験であり、しかも、症状の期間が長く、自宅で横になり、一日中、眠っているような状況が続きました。

 しかし、先日8月18日、ようやくPCR検査で「陰性(不検出)」という結果が出ました。ちょうど私の64回目の誕生日でした。誕生日に、リセット、リスタートの日を迎えることが、おかげ様でできました。

 大変、皆さまにはご迷惑をおかけしてきましたが、ようやく出社しての仕事の復帰となります! どうぞ、ご理解とご支援のほど、よろしくお願いします!

 IWJにとってはまだまだ険しい試練の道のりが続くと思われますが、試練は乗り越えなくてはなりません! ぜひ、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパで、ご支援をよろしくお願いいたします!!

 8月のカンパ実績をお知らせします。8月1日から17日までの17日間で、43件、84万1000円のご寄付をいただきました。誠にありがとうございます。

 現状の会員数を、お知らせします。

 7月末時点での会員総数は2605人(前年同日比:1040人減)でした。会員の方々の会費と、ご寄付が、IWJの運営の二本柱です。ご寄付も、連日お伝えしているように、目標額を下回っていますが、会員数も会費も減少しています!

 経営は本当に赤字が連続し、厳しい運営状況が続いています。どうぞ、会員登録、あるいは元会員の方は、再開をよろしくお願いします!

 日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として立つべきです。同時に、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない、孤立した「島国」であるという「宿命」を決して忘れず、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な平和外交の姿勢を示すべきではないでしょうか!?

 皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうした問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!

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 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします!

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
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 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、米国に忖度し、隷従を深める日本政府、大手主要メディアの、連日の「情報操作」の積み重ねの恐ろしさと、権力に忖度しないで真実をお伝えする独立メディアの意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 岩上安身


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◆中継番組表◆

**2023.8.24 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】10:00~「#放射能汚染水の放出に反対します~東電本店前 抗議」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「さようなら原発1000万人アクション」呼びかけの抗議行動を中継します。これまでIWJが報じてきた海洋放出関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B5%B7%E6%B4%8B%E6%94%BE%E5%87%BA

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【追悼再配信・IWJ_YouTube Live】18:00~「ASIA VOX講座 布川事件インタビュー 2011.3.2」第一部
視聴URL:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2011年3月に収録した、岩上安身による布川事件インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた布川事件関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/?s=%E5%B8%83%E5%B7%9D%E4%BA%8B%E4%BB%B6&area=

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/fellow/archives/26562

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◆中継番組表◆

**2023.8.25 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】11:00~「日本外国特派員協会主催『峯岸一氏(NPO法人ちいさなアリの手 アドバイザー)記者会見』―内容:恐喝、逮捕、隠蔽など総合格闘技団体『RIZIN』をめぐる不透明な疑惑について」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「日本外国特派員協会(FCCJ)」主催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた暴力団関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E5%9B%A3

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【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee

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【追悼再配信・IWJ_YouTube Live】18:00~「ASIA VOX講座 布川事件インタビュー 2011.3.2」第二部
視聴URL:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2011年3月に収録した、岩上安身による布川事件インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた布川事件関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/?s=%E5%B8%83%E5%B7%9D%E4%BA%8B%E4%BB%B6&area=

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/fellow/archives/26562

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「大手ジャーナリズムの大本営発表を鵜呑みにする日本人は、平和ボケして何にも自分の頭できちっと考える人がいない」!~8.21「続”複合汚染”:医師の目から見た日本の破壊」―講演:西尾正道氏(北海道がんセンター名誉院長)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518065

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■<追悼>「布川事件」で再審無罪を勝ちとった桜井昌司さんが23日、直腸がんのため死去! ご冥福をお祈りします。

 1967年に、茨城県北相馬郡利根町利根町布川で男性が殺害された「布川事件(ふかわじけん)」で一度は無期懲役となり、再審で無罪を獲得した桜井昌司さんが、8月23日午前10時30分、直腸がんのため水戸市内の病院で死去しました。76歳でした。

 ご冥福をお祈りします。

 1967年6月30日朝、独り暮らしの男性が自宅で殺害されているのが発見されました。警察は、同年10月に桜井昌司さんと杉山卓男さんが、男性を「殺害」し、現金10万円を強奪したと「自白」した、としました。

 裁判で桜井さんと杉山さん2人は、無罪を主張しましたが、1978年に最高裁で、無期懲役が確定しました。

 1983年、獄中から再審請求をしましたが、1992年、最高裁はこれを棄却しました。

 1996年、2人は相次いで「仮釈放」となりました。2人は、仮釈放後も再審請求し、2009年12月に再審決定、2010年7月再審公判が始まり、2011年5月に水戸地裁土浦支部の再審公判で「無罪」を勝ち取りました。

 それぞれ20歳と21歳の時に逮捕されてから、仮釈放されるまでの身体拘束は約29年に及び、無罪となるまでに約44年を要しました。杉山さんは、2015年に死去しています。

 桜井さんは、国と県に賠償を求めて提訴し、捜査の違法性が認められ、2021年、国と県に賠償を命じた東京高裁の判決が確定しています。

※桜井昌司さんが死去 布川事件で再審無罪(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE238QH0T20C23A8000000/

 8月16日には、布川事件を扱ったドキュメンタリー映画「ショージとタカオ」(2010年公開、2011年文化庁映画賞文化記録映画大賞ほか受賞多数)を撮った映画監督、井手洋子さんの訃報が伝えられたばかりです。

※「ショージとタカオ」上映委員会(shoji& takao)
http://shojitakao.com/

※自由報道協会主催 布川事件関係者会見~会見者 桜井昌司氏、杉山卓男氏、井出洋子監督 2011.3.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/8387

 IWJは布川事件を継続的に追ってきました。この機会にどうぞ関連コンテンツを御覧ください。

※「布川事件」IWJ関連コンテンツ
https://iwj.co.jp/wj/open/?s=%E5%B8%83%E5%B7%9D%E4%BA%8B%E4%BB%B6&area=

■<追悼再配信>本日午後6時から、冤罪事件である「布川事件」で無罪を勝ち取った桜井昌司さんの追悼再配信をします。2011年「ASIA VOX講座 布川事件インタビュー 2011.3.2」第一部!

 本日午後6時より、8月23日に死去された桜井昌司さんを追悼して、2011年3月2日に岩上安身が「ASIA VOX講座(映像制作アシスタント養成講座)」で行った、桜井昌司さんと杉山卓男さんへのインタビューの第一部を、フルオープンで配信します。井出洋子監督も出席しています。

 合計で3時間半に及ぶインタビューの全体を、第一部(24日)、第二部(25日)の2回に分けてお送りする予定です。

 IWJの会員限定記事の冒頭部を以下にご紹介します。どうぞ、再配信とあわせてお読みください。

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 布川事件とは、1967年8月に起きた、大工のTさんが茨城県利根町布川の自宅殺害された事件です。杉山さん、桜井さんを見た、という目撃証言と、本人たちによる「作られた自白」のみが証拠となり、杉山さんと桜井さんは、29年間服役していました。

 布川事件は、「国家の犯罪」といわれる「冤罪」です。冤罪事件を何度も取り上げているIWJですが、他の事件と違い、この冤罪被害者のお二人、とにかく元気。

 「明るい布川事件」と、語るのは冤罪被害者本人・桜井さん。

 取調べの警官に、「杉山とお前(桜井さん)を見たという証言があるんだ!」と言われ、

 (杉山・・・とうとうやったな!!)

 と、桜井さんが思ったほど、杉山さんは、そこら界隈では有名なワルだったそうです。

 杉山さんは、別件逮捕中(暴力行為)の、取調べ中、

警官「杉山、お前、もう一件心当たりないか?」

杉山さん「何のこと?(もう一件って、どれのこと言っているんだか、わからねぇよ・・・)」

警官「殺したろ?」

杉山さん「殺しィ!?そんなことはやってない!」

※ASIA VOX講座 布川事件インタビュー 2011.3.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/100
(今回日刊IWJガイドに掲載するにあたり、桜井氏のお名前を「櫻井」から「桜井」に表記を統一しました)

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 詳しくはぜひ、本日のフルオープン再配信をご視聴ください。

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【追悼再配信・IWJ_YouTube Live】18:00~19:48
ASIA VOX講座 布川事件インタビュー 2011.3.2(第一部)
視聴URL(冒頭以降は会員限定):https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
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■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! 今年2月に起きた米国オハイオ州東パレスチナで大規模な列車脱線事故にも「資本と権力の癒着」の影が!】犠牲になるのはいつも力のない庶民ばかり! 民主党も共和党も、政権はいつも資本の味方!(AP、2023年2月16日)

 2023年2月3日、アメリカ合衆国オハイオ州東パレスチナで大規模な列車脱線事故が起きました。

 この列車事故は、貨物列車の事故なので、直接、人命は失われませんでしたが、化学物質を積載していたため、地域の環境や住民の健康に長期的な影響が懸念されています。

 この事故では、ノーフォーク・サザン鉄道の貨物列車150両のうち50両が脱線し、そのうち20両に大量の塩化ビニルやアクリル酸ブチルなどの有害物質が積まれていました。

 塩化ビニルは、プラスチックの製造に使用される有機化学物質で、肝臓や脳、肺などの複数の癌との関連がわかっています。さらに、当局は爆発を防ぐため、塩化ビニルなどの危険なガスを抜いて燃焼させる「制御燃焼」を実施しました。その結果、ホスゲンや塩化水素などを含むガスが空中に放出されました。

 ホスゲンは、第一次世界大戦中には毒ガスとして使用され、吸入すると嘔吐、目の炎症、呼吸困難などの症状を引き起こします。

※50両が脱線したオハイオ州の列車事故。被害拡大の背景に「規制緩和」と専門家指摘(ハフポスト、2023年2月16日)
https://www.huffingtonpost.jp/entry/ohio-derailment-deregulation_jp_63edb4a0e4b02c25737acb73

 オハイオ州天然資源局は、この流出事故が7マイル(11.2キロ)以上の河川(オハイオ川)に影響を及ぼし、3500匹ほどの魚が死んだと推定しています。

※Upset Ohio town residents seek answers over train derailment(AP、2023年2月16日)
https://apnews.com/article/ohio-derailment-town-hall-meeting-b95ef5c6389f417b9cbe088c109b9d84

★先日、この日刊IWJガイドで、ハワイのマウイ島で起きた、米国史上最悪の山火事についてお伝えしました。

 この山火事の前と後に、ハワイの住宅問題と宅地開発問題が存在し、不動産業者が山火事で焼き出されたラハイナ地区の住民たちの土地買占めを始めているとお伝えしました。

 ハイエナのような不動産業者たちと、山火事の後にハワイ州が主導することになる宅地開発の間には、共通の大きな利権が見えてきます。

※はじめに~8月8日、ハワイ・マウイ島で発生した山火事の犠牲者は、現時点で106人に! 米国の過去100年の山火事で最悪の死者数! 13日時点で、行方不明者は約1300人! 史上最悪の山火事の原因は、人災!? 背景に差し迫ったハワイ州内の住宅危機が!? ウクライナへの巨額支援とハワイへの被災地支援とどちらを優先するのか!? 優先順位を問われるバイデン政権!! もともと、ハワイに強い宅地再開発需要がある中で再開発業者によって、焼き出された避難民の人たちの人権が侵害されてゆく可能性も!(日刊IWJガイド、2023年8月17日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230817#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52647#idx-1

 このように、災害や事故によって、普段は隠されている資本と権力の癒着関係が見えてくることがよくあります。

 オハイオの事故にも、労働者の側、乗客の側ではなく、金儲けを行う大資本の側に寄って立つ米国政権のありようがよく現れています。

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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■【第2弾!「嘘つきは5人いる」! 木原官房副長官自身は、『週刊文春』の報道に対して「虚偽」であるとして否定した隠し子との関係を、『月刊 文藝春秋』の質問には実子であると回答した!】嘘をついたのは木原氏自身であり、信用性はなくなった! 捜査一課特命捜査第一係長のW警部は、安田種雄さんの遺族に「自殺と考えて矛盾はありません」、警視庁の國府田捜査一課長「事件性がない以上、捜査すべき人も認められない」、露木長官は「火消しをしろ」と命じた?(週刊文春電子版、2023年8月22日)

 木原官房副長官の妻のX子さんが、「自殺」とされた元夫の不審死事件に関与していたのではないか、という疑惑の再捜査を、夫の木原官房副長官が妨害したのではないかという疑惑、いわゆる「木原事件」で、『週刊文春』が新たな展開を報じました。

 『週刊文春』はこれまでに、捜査関係者などの証言から、X子さんの元夫・安田種夫さんは自殺ではなく、他殺である可能性が高いと報じてきました。

 安田種夫さん変死事件の再捜査で、木原氏の妻のX子さんの聴取を担当した佐藤誠元警部補も、7月28日に記者会見を開き、自殺ではなく、他殺であるとの、自身の見立てを明らかにしました。

 22日付『週刊文春電子版』は、「嘘つきは5人いる」と打って、木原官房副長官が自ら、一度は『週刊文春』に対して「虚偽報道」であると否定した愛人B子さんの隠し子との関係を、『月刊 文藝春秋』の質問では、実子であることを認めた、と報じました。これで木原氏の発言の信用性は大きく失われました。「嘘つき」その1は、木原氏自身です。

 『週刊文春電子版』が「嘘つき」だと指摘したもう1人は、「警視庁世田谷署内、捜査一課特命捜査第一係長のW警部」。遺族に対して「事件性が認められない」と主張した人物です。

 ただし、「木原事件」の「当時の経緯を知る捜査幹部」は、1回刺したナイフを本人が引き抜くのは困難であり、自殺とは考えられない、と『週刊文春』に対して述べています。

 「嘘つき」の3人目は、佐藤誠元警部補の記者会見の後、「自殺と考えて矛盾はない。事件性がない以上、捜査すべき人も認められない」と主張した警視庁の國府田捜査一課長。

 4人目の「嘘つき」が、7月13日に、「証拠上、事件性が認められない」とコメントした露木康浩警察庁長官。

 そしてもう1人は? 詳しくは、本日発売の『週刊文春』か、『週刊文春電子版』でお読みください。

※「木原事件」嘘つきは5人いる 捜査幹部が「あのドラレコは…」(週刊文春電子版、2023年8月22日)
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b6693

★9月に迫った内閣改造に向けて、岸田文雄総理大臣と官邸側は、あくまでも木原誠二氏を擁護する方向のようです。『週刊文春オンライン』は、木原氏が、岸田総理の米国訪問に同行していたと報じています。

 このまま、黙殺を決め込んで、内閣改造で静かに木原氏を退陣させ、事件の風化を待とう、というのでしょうか。(IWJ)

■<岩上安身によるインタビュー決定のお知らせ>8月30日午後1時半から、岩上安身によるジャーナリスト・高野孟氏インタビューの続編が決定しました!「台湾有事」について、お話をうかがいます。

 8月30日に、岩上安身によるジャーナリスト・高野孟氏インタビューが決定いたしました!

 こちらは、7月3日に収録した、高野氏へのインタビューの続編になります。前回のインタビューは、ぜひ、以下のURLから御覧ください。

※ウクライナ紛争は「帝国の残骸」である米国の崩壊の始まり!「帝国の解体」を公約に掲げたロバート・ケネディJr.氏は「時代遅れの老大国アメリカ」を自覚している米史上初の候補!~岩上安身によるインタビュー第1125回 ゲスト ジャーナリスト・高野孟氏 2023.7.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516990

 高野氏には、ウクライナ紛争の地続きの問題として、米国の覇権維持のために、日本が「台湾有事」で紛争当事国として「第二のウクライナ」になる可能性などついて、お話をうかがう予定です。

■【スタッフ募集・事務ハドル班】事務ハドル班は、岩上安身によるインタビューのアポ取りとスケジューリング、各種リサーチ、公共コンテンツの取材のためのアポ取りや、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立て、指示を出す、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊IWJガイドの番組表へ反映する、IWJコンテンツ構成の要となる部署です。

 ご応募の資格は、第一に穏やかな性格で明るく協調性のある方。第二にトラブルなく対外的な交渉をできるコミュニケーション能力の高い方。第三にPCスキルがある方です。時給は1200円から、仕事の習熟に伴って昇給していきます。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jpまでお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】記者として日刊IWJガイドや記事の執筆、エディターとして編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給はスタート時は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。『サビ残』は一切ありません!

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業のうち、主に日刊IWJガイド校了前の赤反映業務に携わってもらいます。パソコンのスキルが必要です。時に深夜まで及ぶことがありますが、社用車での帰宅、あるいは自宅への送りが可能です。

 雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。在宅勤務や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jpまでお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230824

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也)

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
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