┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~ツイッター「IWJ_Sokuho」5月9日、ロシア戦勝記念日のプーチン演説で西側が予測した「戦争宣言」はなし! ウクライナの西側支援によるドンバス攻撃準備、ロシアによるNATOへの安全保障提案の拒否など「軍事作戦」の理由を「侵略者に対する先制的な反撃だった」と説明! ウクライナ情勢を受け、台湾が非対称戦用米国製小型携帯兵器の購入増!!
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┠■IWJの活動には市民の皆さまのご寄付・カンパが欠かせません! 昨年8月から4月末までの、第12期の9か月間にわたる累積の不足金額309万5534円に、5月の未達成分340万7445円をあわせて650万2979円、5月末までに必要です! 5月も、ぜひウクライナ報道で孤軍奮闘するIWJの活動をご寄付・カンパでご支援ください!
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┠■ご寄付者様から「IWJ、頑張れ!」「一時休会していましたが、戦争についての、プロパガンダでない情報を得るために復帰しました」「IWJの報道に藁をもつかむ思いで期待します」など、メッセージをいただきました。感謝を込めて紹介させていただき、岩上安身がお返事を書かせていただきました。
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┠■【中継番組表】
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┠■英『フィナンシャル・タイムズ』、バーンズ米CIA長官が「習近平は、ウクライナ紛争から台湾に対して『どのような教訓を引き出すべきか』を注意深く見ている」と語ったと報道! 中国の楽玉成外務次官は台湾問題を煽り続ける米国を「NATOの東方拡大のアジア太平洋版」と批判!「ウクライナ危機をアジア太平洋地域で『コピー&ペースト』するのは『失敗する運命にある』」と警告!!
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┠■<IWJ取材報告>「今の日本に危機感を持った有志で結成した」という参政党の吉野敏明共同代表と神谷宗幣事務局長が新橋で街頭演説! しかし具体的な政策はなく、訴えたのはマスク不要論や反ワクチンと独自の歴史観! ~参政党 街頭演説
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┠■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。
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┠■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円です。
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■はじめに~ツイッター「IWJ_Sokuho」5月9日、ロシア戦勝記念日のプーチン演説で西側が予測した「戦争宣言」はなし! ウクライナの西側支援によるドンバス攻撃準備、ロシアによるNATOへの安全保障提案の拒否など「軍事作戦」の理由を「侵略者に対する先制的な反撃だった」と説明! ウクライナ情勢を受け、台湾が非対称戦用米国製小型携帯兵器の購入増!!
おはようございます。IWJ編集部です。
IWJは、ツイッターアカウント「IWJ_Sokuho」で、ウクライナ情勢をツイートしています。テレビでは流れない情報や、石油・天然ガスなどの資源問題、ウクライナの実情もあわせて、多角的にウクライナ情勢をお伝えしています。ぜひ、一度御覧ください。
※IWJ速報@IWJ_Sokuho
https://twitter.com/IWJ_Sokuho
9日、モスクワ赤の広場で行われたロシアの戦勝記念日のパレードでプーチン大統領が行った演説について、ロシア国営『RT』が速報で報じました。
※【速報6247】ロシア国営『RT』、9日「プーチン大統領は、9日、モスクワの赤の広場で行われた戦勝記念日のパレードで演説し、ロシアのウクライナでの軍事作戦は侵略者に対する先制攻撃であったと述べた」
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1523581293811757056
西側メディアなどが事前に予測していた、全面戦争に入るための「戦争宣言」や「勝利宣言」はありませんでした。
『RT』は、プーチン大統領の演説を次のように報じています。
「プーチン大統領は、ウクライナでの軍事作戦は侵略者に対する先制攻撃であったと述べた。
プーチン大統領は演説の中で、第二次世界大戦中のソ連国民の功績を称えるだけでなく、モスクワとキエフの間で続く紛争の理由も取り上げた。ロシアが行動しなければならなかったのは、東部ドンバス地域の2共和国に対する大規模な攻勢が計画されていたからだ、と彼は言った。
『軍事インフラが(ウクライナで)展開しているのを見た。何百人もの外国人アドバイザーが仕事を始め、NATO諸国から最新鋭の武器が定期的に届けられるようになった。危険は日々増していた』とプーチンは述べた。
『ロシアは侵略に対して先制的な反撃を行った。これは、主権があり、強く、独立した国による強制的で時宜を得た、唯一の正しい決断だった』と、軍事作戦の開始について付け加えた。
『国際関係におけるあらゆる不一致にもかかわらず、ロシアは常に平等で不可分な安全保障システムの構築を提唱してきた』と述べた。昨年末にモスクワがワシントンと安全保障に関する対話を試みたが、実を結ばなかったことを想起させた。
『NATO諸国は我々の意見を聞こうとしなかった。つまり、彼らはまったく異なる計画を抱いており、我々はそれを見ていたのだ』と述べた。ドンバスでの懲罰的作戦と『クリミアを含む我々の歴史的土地への侵攻』の準備が公然と行われていたとプーチンは主張し、キエフは核戦力の回復計画も発表したと付け加えた。
大祖国戦争(第二次大戦におけるナチス・ドイツ軍とソ連赤軍の戦い)当時、ソ連はナチス・ドイツを刺激しないように、『差し迫った攻撃から身を守るための最も緊急かつ明白な準備を控えたり、先延ばしにしたりした』とプーチン大統領は指摘する。その結果、侵略に対抗する準備ができなかったと、大統領は続けた。
『大祖国戦争に先立ち、侵略者をなだめる試みは、わが国民に高い犠牲を強いる過ちであったことが証明された。我々はこの過ちを2度繰り返さない。2度目はない』」。
独ソ戦の直前までソ連の指導者スターリンは、ナチス・ドイツがソ連を侵攻することはないと信じ、迎え撃つ準備も不十分でした。
そのためナチス・ドイツ軍がソ連侵攻を開始(バルバロッサ作戦)すると、ソ連赤軍は敗退し続け、スターリングラードの攻防戦でようやく勝利し、反転攻勢をかけるまで、多大な犠牲者を出しました。
プーチン大統領のいう「2度と誤ちを繰り返さない」とは、この独ソ戦緒戦における油断からの敗退を指すと思われます。
日本時間の9日午前0時から、G7の首脳会合がテレビ会議で行われました。9日付けロイターによると、「岸田文雄総理はロシア産原油を原則禁輸する方針を表明した」とのことです。
※【速報6240】岸田文雄総理は9日午前0時からG7テレビ首脳会議に出席。9日ロイターによると「岸田文雄首相はロシア産原油を原則禁輸する方針を表明した」
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1523566346679717888
この岸田総理の発言について、同じく9日付けロイターは、「4月半ば以降、ロシアから石油を積んで日本へ向かった船はないことが、情報会社リフィニティブのデータで分かった。データによると、4月にロシアが日本へ輸出した石油は190万バレルで、前年同月から33%減少した」と報じています。
※【速報6254】ロイター、9日「4月半ば以降、ロシアから石油を積んで日本へ向かった船はないことが、情報会社リフィニティブのデータで分かった。データによると、4月にロシアが日本へ輸出した石油は190万バレルで、前年同月から33%減少した」
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1523596009783189504
このロイターの記事は、石油元売りのENEOSが「2月のウクライナ侵攻以降『一切契約していない』ことを明らかにした」、出光興産も「新たな調達計画はなく、『ロシア原油が占めるシェアは低く、石油製品の安定供給に影響はない』としている」と報じています。
5月7日付けの『ニューヨーク・タイムズ』が、ウクライナ情勢を受けて米国が台湾へ小型携帯兵器を買うように圧力をかけていると報じています。
※【速報6241】ニューヨーク・タイムズ、7日「ロシアのウクライナ侵攻以来、バイデン政権は台湾に対し、非対称戦用のミサイルや小型兵器を注文するよう圧力をかけている。米国と台湾の現・元政府関係者が証言」
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1523570972778909698
この『ニューヨーク・タイムズ』の記事は、ウクライナ軍のロシア軍に対する抵抗を見たワシントンと台北は、「中国の台湾侵攻の危険に対し、機動力と精密な攻撃の非対称戦用の武器を持つ小さな軍隊が、大きな敵を打ち負かすことができると確信した」として、台湾の蔡英文総統が「兵器を大量に購入する動きを見せている」と報じています。
その一方で、米国はこれまで「中国が攻撃してきた場合に米軍が台湾を防衛するかどうかについては、『戦略的曖昧さ』の方針を維持し、明言しなかった」とのことです。
この姿勢は、ウクライナに大量の兵器を送りながら、米軍は参戦しないバイデン政権の方針に通じています。
この『ニューヨーク・タイムズ』の記事では、ウクライナと異なり、島国の台湾が中国に包囲された場合、武器を送り続けるのは困難なことから、「台湾に大量の軍需品を備蓄することを検討している関係者もいる」と報じています。
また、台湾側はすでに対空ミサイルのスティンガーの契約をして代金を払っているにもかかわらず、米側からの納入が遅れているため、要求を強めていると報じています。
米国が信用できる同盟国なのかどうかは、日本の安全保障にもかかわります。米国に頼りきりの日本が、米国頼みで自国を守れるのかどうか、米国が日本を守るわけではないならば、米国の戦略に追随してゆく意味があるのかどうか。日本自身の「生存」のために自問自答し続ける必要があります。
■IWJの活動には市民の皆さまのご寄付・カンパが欠かせません! 昨年8月から4月末までの、第12期の9か月間にわたる累積の不足金額309万5534円に、5月の未達成分340万7445円をあわせて650万2979円、5月末までに必要です! 5月も、ぜひウクライナ報道で孤軍奮闘するIWJの活動をご寄付・カンパでご支援ください!
おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。
IWJでは、今期第12期の年間の予算を立てる上での見通しとして、代表である私、岩上安身への報酬をゼロにすることを筆頭に、支出をぎりぎりまでにしぼった上で、IWJの運営上、必要なご寄付・カンパの目標額は月額420万円(年間5040万円)としておりましたが、支出をさらに削って、月間目標金額をさらに下げて400万円といたしました。5月も目標額を400万円に据え置きます。
昨年8月から始まったIWJの今期第12期は、5月で10か月目に入りました。
先月4月は1日から30日までの30日間で、345件、388万2650円、目標額の97%のご寄付・カンパをいただきました。目標額には達しませんでしたが、ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます。
今期スタートの8月1日から4月30日までの9か月間の累計の不足分は、309万5534円となっています。
また、5月は1日から6日までの6日間で、24件、59万2555円、目標額の15%分に相当するご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます。
従って、4月末までの不足分309万5534円に、5月の未達成分340万7445円を加え、5月末までに650万2979円が必要となります。今月5月を含めて、7月末に迎える期末までの残り3か月で赤字を削って、不足分がゼロになるように、どうか皆さまのお力で、ご支援ください!
IWJの会員数は現在3202人です。そのうちサポート会員は1099人です(2022年4月18日現在)。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が2031円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが全員1人5917円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます!
伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!
また、3月16日に宮城県・福島県で震度6強を記録した地震の際に大規模停電が起きて、その影響で、インタビューや動画配信に必要なIWJの設備が故障し、その修理費用が約70万円かかります。
この故障を完全に修理することができないと、再配信ができません。現在、対応中ですが、いまだに再配信ができず、ご不便をおかけしていて、申し訳ありません。1日も早く復旧できるように、ご支援と、ご理解をたまわれればと思います。
引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
ロシアによるウクライナへの侵攻と、それに対する世界中からの反発・非難は、米英とNATOによる、ウクライナへの事実上の「参戦」という段階に至っています。
「同盟国」である日本は、国民の大多数が気づかないうちに、米国が段取りした「世界大戦」を戦う「連合国」のメンバーに加えられています。日本国民はまず、1人でも多く、この事実に気づかなければなりません。
米国の真の狙いは、実現できるかどうかは別として、恒久的に米軍が欧州を軍事的に支配し、ロシアを米国に抵抗できないレベルにまで弱体化することにあります。それが米国の単独覇権の維持・強化になると、一般の米国国民はともかくとして、少なくとも米国の一部、軍産複合体やネオコンらは思っているからです。
ロシアのウクライナ侵攻は、その米国の単独覇権の維持・強化戦略を推し進めるための口実として、巧妙に利用されました。
バイデン大統領は、5月3日、「ロシアとの戦いは、民主主義と中国との戦いの戦線のひとつに過ぎない」と指摘したと、『AFP』は伝えています。また、同日『RT』は、「中露に対する『文明の戦い』の最初の『実戦の戦闘』を戦っている」とバイデン大統領の言葉を伝えました。これらのバイデン大統領の言葉を、日本のマスメディアはほとんど報じていませんが、これは重要な発言です。
IWJは、侵攻直後から、このウクライナ侵攻から始まった動きが、極東に飛び火して、台湾をめぐる米中の対立と連動する可能性があると、散々、警鐘を鳴らしてきましたが、今回のバイデン発言は、対ロ戦線と対中戦線を直接、つなげるものです。そうしようとしている「主体」は米国です。
これまで、侵攻された当事国であるウクライナと侵攻したロシアが「主体」で、米国を含む西側諸国は、第三者的立場でウクライナに連帯を表明し、加害国のロシアに抗議していたはずです。
ところがバイデン大統領は、本音がぽろりとこぼれ出たのでしょう。「主体」は米国であり、「民主主義」対「専制政治」という戦いのために、中国とロシアに対する「文明の衝突」をこれから戦うというのです。そして、ウクライナはその最初の実戦なのだ、というわけです。当然、実践は次々と続く予定なのでしょう。
我々、IWJが当初から指摘して、批判してきたことがまた、その通りとなってきました。これはまさしく「ワシントンはウクライナ人が最後の1人となるまでロシアと戦う」という戦争なのです。この言葉はレーガン政権時の外交アドバイザーだったダグ・バンドゥ氏の論文の秀逸なタイトルです。ぜひ御覧になってください。
※「ワシントンはウクライナ人が最後の1人となるまでロシアと戦う」!! 米国のレーガン政権で外交アドバイザーを務めた保守の論客・ダグ・バンドゥ氏が強烈にバイデン政権を批判する論文を発表! この戦争の主語は「ワシントン」であり、最後の1人まで戦わされるのは「ウクライナ」! これは「正義」の戦争なのか!?
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505301
極東まで米国が戦線を広げてきた場合、ウクライナや東欧・西欧がそうであるように、日本が米国にとって都合の良い対中ミサイル前線基地とさせられてしまう危険性があります。日本がウクライナのような運命をたどり、国土を戦場として提供して、米国の戦争の道具と化してしまうようなことは絶対に避けなければいけません!
日本が台湾有事によって、米国の戦争に巻き込まれた時、中国だけでなく、北朝鮮やロシアをも同時に相手して、日本が戦わなくてはならない可能性があります。
米国の支援があっても、そんな戦いを現実に遂行できるのか、その上で、核を保有したその3カ国に勝つことができるのかといえば、誰が考えてもまったく不可能でしょう。
勝敗以前に、日本は開戦早々、全土をミサイルで空爆されて、軍事拠点と重要なインフラを破壊されます。日本は現在のウクライナのような状態となり、経済や、国民生活は破綻します。
ウクライナの今年のGDPは、現時点で昨年の半分となる予想です。日本も参戦した場合は、GDPはそうしたレベルにまで落ちるでしょう。
そんな状態を少子高齢化した日本国民が受け入れ、乗り切れるでしょうか。仮に敵国に、配備されたミサイルによって痛撃を与えることができても、相手には最後の手段として、3カ国とも核攻撃というカードが残されています。日本に勝ち目はありません。米国から核弾頭をシェアリングされ、中距離ミサイルに配備したとして、核抑止が効くかどうか。日本に核が配備されるまでおとなしく待ってくれるとは限りません。かえって敵の攻撃を誘発してしまうリスクとなります。
しかも日本は島国です。
海上を封鎖されれば、エネルギー資源もなく、食糧自給もできない日本は、たちまち身動きもできなくなり、国民は飢餓に直面します。ウクライナ国民の多くは陸続きの隣国ポーランド等へ逃れましたが、日本国民の多くは陸伝いに「難民」になることもできません。海を越えていこうとしても、渡航の安全性は保証されていません。
どこをどう考えても、米国と同調し、ロシアに制裁を下し、いたずらにロシアとの緊張を高めることは、日本にとって負担やリスクが増えるだけで、何もメリットがありません。
日本には原発が51基(そのうち稼働中のものは9基、稼働していない原発もプールに燃料がたくわえられている)存在するのです。これらは核自爆装置のようなものです。自国にミサイルが飛んでくる可能性のある戦争を、日本は遂行できるような国ではないのです!
IWJは、中立の立場を守り、ロシアとウクライナの間でどのような確執が起きてきたのか、8年前、2014年のユーロ・マイダンのクーデターの時点から、ずっと注目して報じてきました。ぜひ、以下の特集を御覧ください。
※【特集】ウクライナ危機 2013年~2015年 ~ユーロ・マイダンクーデターからウクライナによるロシア語話者への迫害・殺戮まで~
https://iwj.co.jp/wj/open/ukraine
2022年の2月23日、それまで何の前提もなく突然、ロシアのプーチン大統領が狂気にとりつかれて、ウクライナに侵攻し始めたのではありません。
そこに至るプロセスがあります。独自取材を続けてきたIWJだからこそ、この事態に対してしっかりと客観視する視点をもつことができた、と自負しています。
ロシア軍によるウクライナへの「侵攻前」のプロセスを伝えず、「ロシア侵攻」のみを大騒ぎして伝える思考停止のイエローペーパーに頼っていては、真実は見えてきません。
公平に見て、ウクライナと米国のプロパガンダは、ロシアのプロパガンダよりはるかに巧みで、大胆かつ強引であり、ウクライナをロマンチックに見せたり、ロシアを悪魔に仕立て上げたりして、ハリウッド映画のように、多くの人を惹きつけています。
しかし、その米国とウクライナのプロパガンダを、日本のマスメディアまでが鵜呑みにして垂れ流ししているようでは、ジャーナリズムの本来の役割を放棄していると言わざるをえません。
我々IWJは、どんなに石つぶてを投げられようとも、メディアの王道を歩み、客観的で、中立的で、公正な報道をし続けます。
米国につき従っていきさえすれば、安全で繁栄も約束される、というのは、第二次大戦後の米国が、ゆるぎなく、軍事力も経済力も圧倒的に強大で、余裕があり、そしてまだしもモラルが残っていた時代の話です。現在の米国は、昔日の米国ではありません。
既存の大手新聞、テレビなどの御用マスメディアは、日本政府と同様、米国追従を続けていますから、それらに頼っていては、こうした現実は、まったく見えてきません。現実には記者クラブメディアは国民の目を真実からそらせるような情報操作ばかり行い続けています! IWJは、国民をないがしろにして戦争準備を進める政府と、そのプロパガンダ機械と成り果てたマスメディアに対して、これでいいのか! と声を上げ続けていきます!
こうしたことがIWJに可能なのは、市民の皆さまに直接、支えられているからです。特定のスポンサーに頼らずとも、活動することができる独立メディアだからです! 何者にも縛られず、権力に忖度せずに、真実をお伝えしてゆくことができるのは、市民の皆さまのご支援のおかげです!
非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます!
その会費と、ご寄付・カンパの両方によって、支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのために役立つ、真の独立市民メディアとして活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。
マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると自負しています。
本年、2022年は、参院選もあります。主権を外国に売り渡すがごとき、売国的な改憲勢力は、改憲による緊急事態条項の憲法への導入を狙っています。この緊急事態条項は、国民主権と議会制民主主義を根こそぎ奪うものです。その先には、終わりのないファシズムと、国民の声に一切耳を貸さない、問答無用の戦争が待ち受けています。今年は、本当に日本の分水嶺の年となります!
決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。
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店番 008
預金種目 普通
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どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!
岩上安身拝
■ご寄付者様から「IWJ、頑張れ!」「一時休会していましたが、戦争についての、プロパガンダでない情報を得るために復帰しました」「IWJの報道に藁をもつかむ思いで期待します」など、メッセージをいただきました。感謝を込めて紹介させていただき、岩上安身がお返事を書かせていただきました。
ご寄付者様からメッセージをいただきました。
メッセージひとつひとつに、岩上安身が返信を書かせていただきます!
嬉しい励ましのメッセージ、あるいは、ご質問やご提案などにもお答えしますので、ぜひお寄せください! ただし、会員の方で、ご寄付者様からのメッセージのみとさせていただきます!
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ブチャについて、スコットリッター氏の話などもあり、ますます怪しいですね。今朝は東部の駅へのミサイル攻撃、ということ、
IWJで紹介しているNYタイムスのことなどを受けて、これでますます、自作自演でロシアのせいにしようとしている気配が強くなっている気がしました。
NYタイムスでは、先日、ウクライナによるロシア兵士の虐殺ビデオを本物だと認めたと報道されていましたが、これも続きですね?
今朝見たものですが:
マリウポリでは、アゾフと国軍の残りの他、6か国語くらいの欧州の傭兵の言葉を傍受したというロシア国防省ニュースです。数多くの傭兵がいて住民は逃がしてもらえそうにない。。。
日本のメディアは、自浄能力もなくなっている。浴びせかけるような洗脳ニュースで、自家中毒のようですね。
その中でIWJだけが、しっかり毎日発信、少しずつ理解する市民も増えてきているのではとねがいます。IWJはひとりではない、
https://diamond.jp/articles/-/301124
ダイヤモンドオンライン ロシアの“虐殺”に見える戦争プロパガンダ、平和ボケ日本人が見落としている現実というのも見つけました。 ウクライナ側にたってロシアと戦争していることを宣言している(外交官追放!!! けんか売っているんですね?)、あほの極みの日本政府、胃が痛くなります。
IWJ、頑張れ! 大野さんの対談とか、また人に回して勧めます。
(匿名希望様より)
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掲載許可を求めるメールをお送りしたところ、さらに次のようなメールをいただきました。
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いつもお疲れ様です、これはわざわざありがとうございます。
そうです、そうです、地道にはっきりものをいう人が少しずつ出てきている気がします。IWJがずっと頑張っているのは、本当にみんな励まされると思います。
ロシアが虐殺しないというのではない、戦争だから絶対やる、それはどちらもです。
この戦争は本来始めさせずに済んだものだったのに、と思います。
ロシアの呼びかけに応じて話しあいをしていたら、少しでも誠意をみせていたら、こんなに自分に不利になることをしでかさなかっただろうに。
人がこんなに亡くなって、苦しむこともなかったのに。
戦争を継続したがっている連中を、みんなが止めなくてはいけない、ロシア=悪魔で単純に終わらせようとしても終わりませんよね。
頑張れIWJ!
世界の市民よ、めざめよう!
(匿名希望様)
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匿名希望様
ありがとうございます!
マスメディアによる偏向報道は、バイアスが固定化され、最近は同じような繰り返しになっています。一面的な部分だけを取り上げ、大局的な視野も、歴史的な経緯も、理性的な分析による掘り下げもなく、「ロシア=悪魔」「民主主義対専制主義」といった呪文を反復しているように感じられます。
もとより「洗脳」は、同じフレーズを単調に反復することでもたらされるので、プロパガンダとしては、これで上々ということなのでしょう。残念ながら、日本のマスメディアのどこを見渡しても、「正気」に戻って、ジャーナリズムとしてのあるべき姿に戻った、というテレビや新聞は見られません。
しかし、おっしゃる通り、SNSでは変化が見られるようです。いくらマスメディアがこぞって「洗脳」宣伝を仕掛けようとも、そんな操作に踊らされない人が少数であっても必ずいるものです。希望はまだあります。日本がウクライナのような悲劇的な状態に陥らないように、私たちにはやるべきことがあると思います。
どうぞ、今後ともIWJを応援していただき、ご支援をよろしくお願いします。
岩上安身
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私は、現在また会員になっております。
一時休会していましたが、戦争についての、プロパガンダでない情報を得るために復帰しました。日本を含む欧米の報道が真実から遠い(ほとんど真逆である)ことを痛感しています。
私はドイツに住んでいますが、こちらでは、RTやスプートニクの記事が開けなくなっています。
※独露、放送局を相互に禁止 対立がメディアに飛び火 (産経)2022/2/4 https://www.sankei.com/article/20220204-Y322S4Y2KRPTNJOQYZQVQGWEMM/
この産経の記事の見出しだけ読む人には、「相互に禁止」という「結果」しかわかりませんが、本文を読むと、実はまずドイツの禁止があり、その対抗措置としてのロシア側の反応だったという経過がわかります。そして、知っておく必要のあるのは、このドイツの禁止措置はロシア軍の侵攻が始まった2月24日の20日間も前であったという事実です。
※【ベルリン共同】ドイツの放送規制当局が2日、放送免許がないとしてロシア国営テレビ「RT」のドイツ語放送禁止を発表したことを受け、ロシア外務省は3日、ドイツ公共放送ドイチェ・ウェレのモスクワ支局閉鎖などの対抗措置を明らかにしたhttps://news.yahoo.co.jp/articles/51f02eaeee34a6b829bf1e3c41b3c71972621708
実は、このyahooの記事もドイツでは開けなくなりました。代わりに以下のようなお知らせの画面が出ました。
【2022年4月6日(水)よりYahoo! JAPANは欧州経済領域(EEA)およびイギリスからご利用いただけなくなりました】
岩上さんのIWJが、RTやスプートニクの記事を紹介してくださるので、こちらでは見られなくなってしまったロシア側の情報を得ることができて助かっています。
真実に迫るIWJの情報がいかに貴重であるか、戦争が始まって身にしみました。
日々のご努力に感謝しております。
(今関 和子 様)
《追伸》
以下の映画を見て、プーチンに関して世の人がいかに間違ったイメージを植え付けられているかを実感しました。
※オリバー・ストーン オン プーチン(字幕版掲載)17.03.2022
エピソード1 https://www.youtube.com/watch?v=kbAeXNezYFc
エピソード2 https://www.youtube.com/watch?v=W1Qab7F4RMs
エピソード3 https://www.youtube.com/watch?v=6UgxEYgh770
エピソード4 https://www.youtube.com/watch?v=gsWyaY8FlKk
=======
今関 和子 様
遠くドイツの地から、会員に復帰していただき、ありがとうございます!
物理的な距離でいえば、日本にいる我々よりも、ウクライナの戦場の近くに位置しておられるのに、逆に近いゆえか、早々にひどい検閲が行われ、欧州の市民の目と耳が塞がれようとしているのですね。怖いことです。
我々も、情報の収集と分析には、工夫をこらしています。幸いなことにAIの発達で、様々な言語の媒体が読み取れるようになりました。あとは、プロパガンダにのみ込まれないように慎重に情報をかぎわけていくこと、真実を求めて孤立を恐れないこと、この2つの心得があれば、手探りでも進んでいけます。
機会があれば、ぜひドイツの様子などもお知らせください。
メルケル政権下で米国に散々妨害されながらも工事を進めてきた天然ガスのパイプライン・ノルドストリーム2が、完成したまま一度も使われず、放置されています。ショルツ首相の発言は、「ノルドストリームは1も2も、間違っていた。作るべきではなかった」というものですが、なぜ、こんな風に180度反対の姿勢をとれるのか、奇妙に感じられます。
欧露間が天然ガスのパイプラインで結ばれることは、経済的なメリットだけでなく、地政学的な安定ももたらしたはずです。米国から「自立」していたはずの欧州が、米国に「隷従」させられているのを見ると、非常に残念な気持ちになります。2月24日の進行の直前まで、ノルドストリーム2が、作られていく過程を調べて書いたレポートが、書きかけのまま我が編集部で放置されています。死んだ子の齢を数えるような話ではありますが、この「ノルドストリームをめぐる物語」を、ありえたかもしれないもうひとつの可能態として、提示できたら、と思います。
今後とも、どうぞよろしくご支援のほど、お願いいたします。
岩上安身
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少額ですが寄付させていただきました。
50年前に羽仁五郎氏の『日本軍国主義の復活』という本を読みました。「軍国主義になってから抵抗してももう遅い、だからその危険性があれば第一歩で防げ」というのが趣旨でした。
一見日本は文民統制ができているようにまだ見えますが、自民党に田中角栄、宇都宮徳馬、松村謙三のようにアメリカに対してモノ言えるような政治家はもういません。徐々にアメリカという軍事国家の言いなりとなり、実質は軍事国家になってしまってるように思えます。
危険性の第一歩を防げなかった自分の無力感を痛切に感じます。
ウクライナ報道にみられるアメリカの軍事に隷属した日本のマスコミ、日本人の意識、劣化した政治。どう変えていくのか先は見えませんが、一人になっても真実を知りたいと思います。IWJの報道に藁をもつかむ思いで期待します。
(K.S.様)
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K.S.様
ありがとうございます!
「軍国主義となってから抵抗しても、もう遅い」とは、本当にその通りだと思います。
先ほども「可能態」という言葉を使いましたが、これはアリストテレスが用いた概念で、現実態と対をなす概念です。
我々ジャーナリストというものは、散文的な、味気ない現実を直視し続け、それを歪めることなく人々に届けていくのが本当ではありますが、その際にこのような無惨な現実以外に、どのような現実がありえただろうかと、可能態について思いをはせることがしばしばあります。そして、そうした考察は、現実をきちんと見きわめてお伝えする上でも、重要で、役立つことではないかと思っています。単なる根拠のない夢想は、現実逃避のファンタジーに溺れるだけですが、現実にありえた、あるいはこれからもありえるかもしれない可能態について考えることは決して無駄ではないことと思います。
「軍国主義再び」ではない、そして米国の従属国でもない、もっとまともで平和的で自立した国のあり方が、ありえたはずだ、と思います。
「危険性の第一歩を防げなかった」ことを、どうぞ悔やまないでください。
局面は次々に変わっていきます。
どこかで、この「隷従」から逃れることができるかもしれない。中距離ミサイルによって、現実味を帯びてきたミサイル戦により、国土が焼土と化してしまうのを、どこかで食い止めることができるかもしれない。そうした希望を捨てずにともに歩んでいきましょう。
頼りない「藁」ですが、今後とも、IWJへの応援、ご支援を、どうぞよろしくお願いします。
岩上安身
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◆中継番組表◆
**2022.5.10 Tue.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch5】10:05メド~「岸信夫 防衛大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
岸信夫 防衛大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた防衛大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%98%b2%e8%a1%9b%e5%a4%a7%e8%87%a3
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【IWJ・Ch4】16:00~「東京都医師会 記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
「東京都医師会」主催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京都医師会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e9%83%bd%e5%8c%bb%e5%b8%ab%e4%bc%9a
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◆中継番組表◆
**2022.5.11 Wed.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ_YouTube Live】18:30~「岩上安身によるジャーナリスト 布施祐仁氏インタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
岩上安身によるジャーナリスト布施祐仁氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた布施祐仁氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%b8%83%e6%96%bd%e7%a5%90%e4%bb%81
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
「米国の代理戦争が引き起こす食糧・エネルギー不足により『狂乱物価』の大波が日本を襲う!」~岩上安身によるインタビュー第1074回 ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505554
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■英『フィナンシャル・タイムズ』、バーンズ米CIA長官が「習近平は、ウクライナ紛争から台湾に対して『どのような教訓を引き出すべきか』を注意深く見ている」と語ったと報道! 中国の楽玉成外務次官は台湾問題を煽り続ける米国を「NATOの東方拡大のアジア太平洋版」と批判!「ウクライナ危機をアジア太平洋地域で『コピー&ペースト』するのは『失敗する運命にある』」と警告!!
7日土曜日に、米ワシントンで行われた英紙『フィナンシャル・タイムズ』の会合で、米CIA長官のビル・バーンズ氏が語った内容が『フィナンシャル・タイムズ』だけでなく、ロシア国営『RT』でも報じられるなど、注目を集めています。
7日付け『フィナンシャル・タイムズ』は、ロシアによるウクライナ侵略が、中国の習近平主席の台湾侵攻への計算に影響を与えたと、バーンズ長官が語ったと報じています。
※CIA director says China ‘unsettled’ by Ukraine war(FINANCIAL TIMES、2022年5月7日)
https://www.ft.com/content/a4e8de3b-a2aa-4f10-a820-a910274175a8
※CIA director weighs possibility of Russian nuke in Ukraine(RT、2022年5月7日)
https://www.rt.com/russia/555132-cia-tactical-nuclear-ukraine/
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■<IWJ取材報告>「今の日本に危機感を持った有志で結成した」という参政党の吉野敏明共同代表と神谷宗幣事務局長が新橋で街頭演説! しかし具体的な政策はなく、訴えたのはマスク不要論や反ワクチンと独自の歴史観! ~参政党 街頭演説
5月6日金曜日、参政党の吉野敏明共同代表と神谷宗幣(かみや そうへい)事務局長による街頭演説が、新橋SL広場で行われました。
参政党は2020年に立ち上げられ、6人の地方自治体議員を擁する政治団体です。元中部大学教授の武田邦彦氏は、2022年の参議院選挙に参政党から出馬予定とのことです。
参政党は、全国に党員が1万3000人おり、約2億円の寄付金が集まっていると公表しています。
※参政党ホームページ
https://www.sanseito.jp/
参政党のホームページには、「『仲間内の利益を優先する既存の政党政治では、私たちの祖先が守ってきたかけがえのない日本がダメになってしまう』という危機感を持った有志が集まり、ゼロからつくった政治団体です」と記されており、「10の柱」と銘打った政策を掲げていますが、具体的な中身についての言及はあまり見られません。
神谷宗幣事務局長は演説で、参政党はコロナ禍での「マスク着用に効果はない」、「ワクチン接種による副反応が深刻化」しているという認識を持っていると表明しました。この日の街頭演説でも、目視で確認したおよそ100人以上の熱狂的な支持者のほとんどが、マスクを着用していませんでした。
共同代表の吉野敏明氏は、日本のメディアや銀行は、外資が筆頭株主であり、外国に支配されていると主張しました。また、これまで日本はさまざまな危機を乗り越えてきたとした上で、「大化の改新では、漢民族や朝鮮族が日本の朝廷に入り込もうとしていた、それをなんとか乗り越えたのが大化の改新」との独自解釈の歴史認識を示しました。
さらに吉野氏は、「戦後すぐに締結した条約で、無理やり小麦を買わされて、米を少なくするとされて、癌が増えて、その薬を治すために同じ国の、同じ製薬会社から薬を輸入して、高い治療費を払って、今度は健康な人までワクチンのお金を払っているんですよ」と述べ、日本人の死因で癌が多いのは米国によるもの、その結果利益を得た米製薬会社が、新型コロナワクチンでさらに儲けているのだと訴えました。
また、吉野氏は「従軍慰安婦問題、イラク戦争、バブル崩壊は、裏にいろいろな思惑があった」と根拠を明かさずに、陰謀論的な自身の見解を語りました。
今回の参政党の演説は、党の具体的な政策を述べることは少なく、党や吉野共同代表、神谷事務局長の認識や、独自の日本の歴史観を主張する場面が多くみられました。しかし、両氏の主張には、その根拠が明確には示されていないので、困惑を覚えます。
詳しくは、ぜひ全編動画を御覧ください。
※「今の日本に危機感を持った有志で結成した」という参政党の吉野敏明共同代表と神谷宗幣事務局長が新橋で街頭演説! しかし具体的な政策はなく、訴えたのはマスク不要論や反ワクチンと独自の歴史観!~参政党 街頭演説
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/505586
■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。
日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業のうち、主に日刊IWJガイド校了前の赤反映業務に携わってもらいます。パソコンのスキルが必要です。時に深夜まで及ぶことがありますが、社用車での帰宅、あるいは自宅への送りが可能です。雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。在宅勤務や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。
入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。
※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform
■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円です。
テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任をもって携わっていただける方を募集します。時給は1500円です。雇用形態はアルバイト又は契約社員からのスタートになります。正社員登用の途もあります。業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。
パワポ作成には、書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集します。
入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。
※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform
それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、富樫航、城石裕幸、中村尚貴)
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