日刊IWJガイド・非会員版「ベラルーシはロシアの核兵器を国内に配備可能とする改憲案を国民投票で可決!『ウクライナ危機』は『核戦争の危機』の次元に!!」2022.3.1号~No.3456号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~ベラルーシはロシアの核兵器を国内に配備可能とする改憲案を国民投票で可決!「ウクライナ危機」は「核戦争の危機」の次元に!!「NATOからの攻撃的発言」を理由にプーチン大統領は、核戦力を含む軍の「核抑止部隊」に任務遂行のための高度な警戒態勢に移行するようショイグ国防相らに指示!

■皆さまへ緊急のお願いです!! 2月、ご寄付・カンパは24日現在、月間目標額の56%にとどまっています! 8月1日から始まったIWJの今期第12期半年間にわたる累積の不足金額は、トータルで322万2951円! 2月の月間目標額を加えた2月末までに必要な金額は、24日現在、507万8453円です! どうか緊急のご支援をよろしくお願いいたします!!

■【中継番組表】

■ウクライナとロシアの第1回停戦交渉は「停戦協議で合意できる一定の事項を発見」したにとどまる。双方の立場は大きく隔たっているが、数日中に第2回停戦交渉を行うと、双方の代表団が記者団に説明、決裂は回避。

■ウクライナが国際司法裁判所に「ジェノサイド」でロシアを反訴! ロシアが主張する東部での大量虐殺は「断固として否定」し、「モスクワがウクライナ人の大量虐殺を計画」と主張!! ロシアは「キエフが民間人を『人間の盾』にしている」と非難!!

■デンマーク首相が「国民がウクライナで戦う外人部隊に参加することを妨げるものはない」と表明! 他方、ロシアの独立メディアはウクライナ民兵に捕まったロシア兵家族のインタビューを掲載!「はっきりしない目的のために、人を死に追いやっている」!

■ボスポラス海峡とダーダネルス海峡と航行の自由を定めた「モントルー条約」で黒海出入り口を管理するトルコにウクライナがロシア船航行阻止を要請! NATO加盟国でありながらロシアともウクライナとも関係が「良好」な揺れ動くトルコの行動次第ではロシアと米・NATOの全面戦争の危険も!

■<IWJ取材報告>新宿で在日ロシア人が「戦争をやめろ」とプーチン政権に抗議デモ!「ロシアに自由を、ウクライナに平和を!」~2.26在日ロシア人によるロシアのウクライナ侵攻に対する抗議行動

■2月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は、1月27日収録「岩上安身によるインタビュー 第1066回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」から、「ウクライナ・クライシス」の本質に迫っていく部分を抜粋しました! テキストに詳細な注釈をつけて発行! ぜひ、まぐまぐからご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーすべて読むことができます!
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■はじめに~ベラルーシはロシアの核兵器を国内に配備可能とする改憲案を国民投票で可決!「ウクライナ危機」は「核戦争の危機」の次元に!!「NATOからの攻撃的発言」を理由にプーチン大統領は、核戦力を含む軍の「核抑止部隊」に任務遂行のための高度な警戒態勢に移行するようショイグ国防相らに指示!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 「ウクライナ危機」は、どうやら兄弟民族であるロシアとウクライナの紛争程度に終わることなく、「核戦争の危機」の次元へと引き上げられそうです。

 プーチン大統領は2月27日、「NATOから攻撃的な発言がなされている」として、核戦力を含む軍の「核抑止部隊」に任務遂行のための高度な警戒態勢に移行するようショイグ国防相らに指示しました。

※プーチン氏、高度な警戒態勢移行を指示 核戦力念頭に(日本経済新聞、2022年2月27日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB274PJ0X20C22A2000000/

 『インターファクス』は、27日、ベラルーシのルカシェンコ大統領が、「西側」が国境近くに核兵器を配備した場合、核兵器は再びベラルーシ国内に配備されると述べたことを伝えました。

 ルカシェンコ大統領は前日に、フランスのエマニュエル・マクロン大統領と核兵器配備について話した内容を述べています。

 ルカシェンコ大統領「もしアメリカか、フランス、核保有国が核兵器をポーランド、リトアニアなど、私たちの国境に移すのなら(ベラルーシは核兵器を持っていないので)、私はプーチン大統領に、かつて(ソ連邦解体時に)返却した武器(核兵器)を、前提条件なしでベラルーシに返すように頼む。それに疑問はない」

※ベラルーシが核兵器をポーランドまたはリトアニアに譲渡した場合、核兵器を配備する-ルカシェンコ(Belarus to deploy nuclear weapons if such weapons transferred to Poland or Lithuania – Lukashenko)(Interfax、2022年2月28日)
https://interfax.com/newsroom/top-stories/74615/

 ルカシェンコ大統領の言葉通り、ベラルーシは27日、憲法改正の是非を問う国民投票を実施しました。改憲案には、ベラルーシは「中立国家」であり、「非核地帯」であると明記した条文を削除し、ロシアの核兵器をベラルーシ国内に配備することを可能にする内容が盛り込まれています。

 改憲によって、ルカシェンコ大統領は、2035年までの続投が可能となり、外交や軍事の基本方針を決める最高機関のトップに就任することもできるようになります。

※ベラルーシ「中立国家」条文削除の承認確実…国民投票、露の核兵器配備可能に(読売新聞、2022年2月28日)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220228-OYT1T50009/

 この改憲案は、27日に実施された憲法改正の是非を問う国民投票で、ベラルーシの中央選管によると65.2%の賛成多数で承認されました。

※ベラルーシ、ロシアの核兵器の配備可能にする改憲承認(ロイター、2022年2月28日)
https://jp.reuters.com/article/belarus-politics-idJPKBN2KX05K

 28日付け東京新聞は、「選管は3月3日、結果を正式承認する」と報じています。

 記事はさらにベラルーシのルカシェンコ大統領が「NATO加盟国の隣国ポーランドやリトアニアに核兵器が配備された場合は、ロシアに核兵器提供を要請すると述べた」と報じています。

※ベラルーシで同盟国ロシアの核配備が可能に 国民投票で憲法改正承認(東京新聞、2022年2月28日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/162838

 G7は27日、オンラインで緊急の外相会合を開き、ロシアのウクライナ侵攻に協力しているとして、ベラルーシに制裁を発動することで一致しました。会合にはウクライナのクレバ外相も参加しました。

※G7、ベラルーシにも制裁 侵攻に協力「強く非難」―外相会合
(時事通信、2022年2月28日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022022800206&g=int

 プーチン大統領が核抑止部隊に特別警戒態勢を取るよう命じたことについては、米国防総省高官も27日、「不必要かつ緊張を高める行為で、誤算があれば事態はより危険になる」と批判しました。

 NATOのストルテンベルグ事務総長も米CNNテレビのインタビューで「不必要かつ緊張を高める行為で、誤算があれば事態はより危険になる」と警戒しています。

※ロシアの核警戒態勢 米高官「不必要かつ緊張高める行為」と批判(毎日新聞、2022年2月28日)
https://mainichi.jp/articles/20220228/k00/00m/030/060000c

 首をかしげたくなるのは、西側諸国の首脳や、NATOらは、核の運搬手法となりうるミサイルを、東欧から撤去せよ、という要求には、素知らぬふりをして、スルーし続けていることです。この光景を見ていると、この点には返事をしたくないのだな、つまりは核配備するつもりが腹の中にあるのだな、ということが、はた目から見てとれるようになっています。

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■皆さまへ緊急のお願いです!! 2月、ご寄付・カンパは24日現在、月間目標額の56%にとどまっています! 8月1日から始まったIWJの今期第12期半年間にわたる累積の不足金額は、トータルで322万2951円! 2月の月間目標額を加えた2月末までに必要な金額は、24日現在、507万8453円です! どうか緊急のご支援をよろしくお願いいたします!!

 IWJ代表の岩上安身です。

 IWJでは、今期第12期の年間の予算を立てる上での見通しとして、代表である私、岩上安身への報酬をゼロにすることを筆頭に、支出をぎりぎりまでにしぼった上で、IWJの運営上、必要なご寄付・カンパの目標額は月額420万円(年間5040万円)と算出させていただきました。

 昨年8月から始まったIWJの今期第12期は、2月で折り返しを過ぎて後半に入りました。

 1月末までの6ヶ月間の累計の不足分は、まだなお322万2951円となっております。

 2月の月間目標額も420万円ですが、1日から24日までの24日間で210件、234万4498円のご寄付・カンパをいただいています。大変ありがたいことですが、この金額は、月間の目標額の56%にとどまっています。この不足分を少しでも減らさなければ、来月に持ち越してしまい、不足額が雪ダルマのように膨れ上がっていきます! 2月の目標額である420万円まで、あと185万5502円が必要です!

 さらに、1月末までの6ヶ月間の累計の不足分は、322万2951円残っており、2月末日までに必要な額は、合計するとあと507万8453円になっております。

 どうか会員の皆さまのお力で、2月もIWJをお支えください!

 IWJの会員数は現在3298人です。そのうちサポート会員は1153人です(2022年1月31日現在)。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が1540円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが全員1人4405円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます!

 伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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 コロナ禍は、日本のすべてを直撃しています! IWJも例外ではありません!

 同じように皆さまもそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと拝察いたします。こうした状況で皆さまに、会員登録のお願いとご寄付・カンパを繰り返しお願いすることは、心苦しいことではあります。

 しかし、どうしても声を大にして、お伝えしなければならないことがあります!

 改憲による緊急事態条項の導入と、米国による中国との戦争に日本が巻き込まれる現実的な懸念が、迫っているからです! また、ロシアによるウクライナへの侵攻とそれに対する世界中からの反発・非難がどのような第2幕を迎えるか予断は許しません。台湾をめぐる米中の対立と、このウクライナ危機が連動する可能性もしきりに取り沙汰されています。その際、日本が米国にとって都合の良いミサイル前線基地となり、ウクライナのような運命をたどることになってしまうことは絶対に避けなければいけません!

 IWJは、中立の立場を守り、ロシアとウクライナの間でどのような確執が起きてきたのか2014年のユーロマイダンのクーデターの時点から、ずっと注目して報じてきました。2022年の今日、突然、ロシアのプーチン大統領が狂気にとりつかれてウクライナに侵攻し始めたのではありません。そこに至るプロセスも政治的判断もあります。それを伝えず、「ロシア侵攻」のみを大騒ぎして伝えるイエローペーパーばかりですが、これは本来のメディアの役割を放棄しています。我々はメディアの王道をいく仕事をし続けます。

 戦争は発火した時が最終段階です。その前に、政治的経済的なマグマがたまっているのであって、戦争が勃発する前に未然に防ぐことが一番重要です。そのためには、「戦前」の現状を正確に把握することが必要であり、メディアが一時的な偏向報道をして他方だけの言い分しか取り上げないようになれば、一般国民の間に、相手国への敵視感情が醸成されていってしまいます。

 後段に取り上げる通り、ロシアのメディアを欧州のジャーナリズム協会が排除する、というのは、あってはならぬことです。日本においてロシア、中国のメディアを排除するようなもので、結局、戦況にしても何にしても自分にとって都合の悪い情報が入ってこなくなり、戦中の日本のような情報統制をされて、デタラメな「大本営発表」のみをメディアが伝えて、あげく自滅してしまいます。相手のプロパガンダであれ、フェイクまじりであれ相手を知る手がかりを失う、というのは目と耳がつぶれるに等しく、絶対にやってはならないことです。

 世界は今、100年に1度あるかないかの、巨大な政治的経済的軍事的な地殻変動に見舞われています。

 私がIWJというインターネット報道メディアを立ち上げた(会社登記)のは、正式には2010年12月のことですが、準備期間に約1年間かけました。その際、IWJという社名だけを決めて、「移行期通信」というメルマガを支持者の方々にお送りしていました。

 社名になぜIndependent(独立)という言葉を入れると決めていたのか。独立メディアである、という意味はもちろんのことですが、日本の独立に少しでも資するように、という願いを込めたからです。それが私の志であり、一貫した「初期衝動」です。

 日本よ、独立せよ。

 米国への過度の依存から離れ、米国に都合よくふりまわされ、利用されずに、世界の国々、とりわけ周囲・隣国との友好に尽くし、独立国としてサバイバルせよ、という思いです。

 その思いを込めてスタートしたIWJですが、私の願いはかなわず、危機感の方が、次々的中してしまっています。日本は国力を落としながら、さらに一段と米国への依存を深め、集団的自衛権まで突破してしまい、米軍と軍事的に一体化して、どんどんと危うい方向に向かいつつあります。

 敗戦から冷戦の終わりまで、日本は当たり前のように米国に、外交・安全保障を依存してきました。たしかに、「軽武装・経済優先」という、当時、自民党の主流派だった宏池会のような考えでも、実際、日本は豊かになっていきました。

 しかし、冷戦に「勝利」した米国は、傲りたかぶり、世界を一極支配する単独覇権システムを強引に構築しようとし、かえって世界の反発を買って多極化を招いてしまいました。

 にもかかわらず日本は、米国を不動のヘゲモン(覇権国)としてあがめたてまつり、依存をさらに深めており、米中対立の「最前線」に立たされつつあります。

 その戦争準備と遂行のために、国会から立法権を奪って、内閣独裁を実現し、法律の代わりに、内閣が独断で超法規的な「政令」を繰り出せる緊急事態条項を含めた改憲をしようと躍起になっているのです。

 緊急事態条項を憲法に書き込み発効させなければ、米国の利益のために、日本が「身代わり」「鉄砲玉」になるようなバカげた戦争を遂行し、国民にムチャクチャな無理強いをすることなど、できないからです。兵器・武器・弾丸を大量に買わせ多数配備し、中国と相討ちとなる中距離ミサイルを日本列島中に「敵基地攻撃論」とからめて、あげく、全土が中国のミサイルの餌食になり、少しは中国のミサイル戦力を消耗させ、米国軍と米国本土への被害を軽減する役割をになうなどという「愚行」を挙国一致でやらせることはできないからです。

 「戦争となれば、南西諸島や九州は当然、戦域になる」と、自衛隊トップだった河野克俊元統合幕僚長は、2021年9月2日に、南日本新聞の取材に答えて明言しています。

※「台湾有事なら沖縄・鹿児島も戦域に。これは軍事的常識」 河野前統幕長 対中抑止へ「正面切って議論を」(南日本新聞、2021年9月2日)
https://373news.com/_news/storyid/143030/

 住民の避難などの対策を立て始めると、戦争反対の声が高まるため、国民に何も知らせず、現時点でも、何の避難対策も打っていません。これでは国民はだましうちにあうようなものです! 国民のための政府ではなく、米軍の傀儡として動くだけの政府であることは明白です。

 こうした現実は、既存の大手新聞、テレビなどの御用マスメディアに頼っていては、まったく見えてきません。意図的に、国民の目を現状からそらせるような情報操作ばかり行われているからです! IWJは、国民をないがしろにして戦争準備を進める政府にこれでいいのか! と声を上げ続けてきています!

 こうしたことがIWJに可能なのは、特定のスポンサーをもたないことで、何者にも縛られず、忖度せずに真実をお伝えしてゆく、独立メディアだからです!

 特定の政党や、特定の政治団体などから、隠れ資金を受け取ったことなど、IWJは1度もありません! 市民の皆さまに直接、真実をお届けすることができるのは、市民の皆さまから直接の、会費、ご寄付・カンパによるお支えがあってこそです!

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます!

 その会費と、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのために役立つ、真の独立市民メディアとしてその活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると自負しています。

 本年、2022年は、本当に日本の分水嶺の年となります!

 決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。

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※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身拝


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◆中継番組表◆

**2022.3.1 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】9:00メド~「萩生田光一 経済産業大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 萩生田光一 経済産業大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた経済産業大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%b5%8c%e6%b8%88%e7%94%a3%e6%a5%ad%e5%a4%a7%e8%87%a3

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【IWJ・Ch7】16:40~「林芳正 外務大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch7

 林芳正 外務大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた外務大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%a4%96%e5%8b%99%e5%a4%a7%e8%87%a3

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◆中継番組表◆

**2022.3.2 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 1059・IWJ_YouTube Live】18:00~「ウクライナ東部独立は悪? 東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第3回)~岩上安身によるインタビュー 第1068回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2月18日に収録した、岩上安身による孫崎享氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた孫崎享氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/magosakiukeru

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502334

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

IWJがウクライナ、ロシアに関する記事をまとめたコーナー「【特集】ロシア、ウクライナ侵攻!!」 はこちらです。
https://iwj.co.jp/wj/open/russia invades ukraine

新宿で在日ロシア人が「戦争をやめろ」とプーチン政権に抗議デモ!「ロシアに自由を、ウクライナに平和を!」~2.26在日ロシア人によるロシアのウクライナ侵攻に対する抗議行動
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502794

「面倒くさい、はセキュリティ上ダメ!」パスワード管理術を明快に解説~2.10たんぽぽ舎・個人情報を守るチャレンジ講座「パスワードが危ない!?」―講演:小倉利丸氏(JCA-NET理事・盗聴法に反対する市民連絡会メンバー)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501967

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■ウクライナとロシアの第1回停戦交渉は「停戦協議で合意できる一定の事項を発見」したにとどまる。双方の立場は大きく隔たっているが、数日中に第2回停戦交渉を行うと、双方の代表団が記者団に説明、決裂は回避。

 昨日28日、ウクライナとロシアが、ベラルーシ国境で停戦交渉を行いました。

 ウクライナ国境に近い、ベラルーシ南東部のゴメリ州で2月28日、現地時間午後6時から数時間にわたって開催された、ウクライナとロシアの停戦に向けての交渉の第1回が終わりました。第1回の成果は「停戦協議で合意できる一定の事項を発見」したということで、具体的な内容は伝わっていません。

 交渉は決裂した、というのではなく、第2回の交渉へと続きます。次回はポーランドとベラルーシの国境付近で、数日内に開催される予定だと、ロシア側代表団の1人、プーチン大統領補佐官のウラジミール・メディンスキー氏は、交渉の後の記者会見で述べています。

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■ウクライナが国際司法裁判所に「ジェノサイド」でロシアを反訴! ロシアが主張する東部での大量虐殺は「断固として否定」し、「モスクワがウクライナ人の大量虐殺を計画」と主張!! ロシアは「キエフが民間人を『人間の盾』にしている」と非難!!

 ウクライナが国連最高裁判所に「ロシアが大量虐殺を計画している」と提訴しました。

 28日付け米ABCニュースは、「ウクライナは、ハーグの国連最高裁判所(国際司法裁判所)において、モスクワが大量虐殺を計画していると非難し、侵略を停止しロシアに賠償金を支払うよう裁判所に介入するよう求める裁判を開始した、と日曜日(27日)発表された」と報じました。提訴は26日に行われたとのことです。

 ウクライナは「ウクライナ東部のルガンスクとドネツク地区での大量虐殺行為が行われている」という、ロシアによる主張に対して、「断固として否定」した上で、「ロシアは誤った主張にもとづいてウクライナ侵攻を開始し、現在ウクライナで大量虐殺行為を計画しているとしている」と訴えています。

 このABCニュースの記事は、2014年のロシアによるクリミア併合とウクライナ東部の反政府勢力への資金提供で、ロシアがすでにウクライナから提訴されているとした上で、「検察官のカリム・カーン氏は、ウクライナでの出来事を注意深く監視しており、2014年2月に遡ってウクライナで行われたあらゆるジェノサイド、人道に対する罪、戦争犯罪に対して管轄権を持つと警告した」と報じています。

※Ukraine files genocide case against Russia at UN’s top court(ABC NEWS、2022年2月28日)
https://abcnews.go.com/International/wireStory/ukraine-files-genocide-case-russia-uns-top-court-83145481

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■デンマーク首相が「国民がウクライナで戦う外人部隊に参加することを妨げるものはない」と表明! 他方、ロシアの独立メディアはウクライナ民兵に捕まったロシア兵家族のインタビューを掲載!「はっきりしない目的のために、人を死に追いやっている」!

 28日付けロシアのRTは、「デンマーク政府は国民がウクライナで戦う自由があると発表した」と報じました。

 昨日のこの日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、海外の志願者でなる「国際」外国人部隊を編成すると表明しました。

※ゼレンスキー氏が人気を得たテレビドラマ「人民の執事」を放映したテレビ局の最大株主はウクライナで3本指に入る巨大オルガリヒ(新興財閥)のイゴール・コロモイスキー氏。ユダヤ人でもあるコロモイスキー氏はオレンジ革命の時から「親欧米派勢力」として活動、現在は米国に滞在中。世界各国はウクライナに莫大な軍事支援をして戦闘を長引かせるのではなく、停戦交渉の場を提供すべき!(日刊IWJガイド、2022年2月28日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50321#idx-6

 RTは、デンマークのフレデリクセン首相が27日の記者会見で「これは誰にでもできる選択だ。これはここに住むすべてのウクライナ人に当てはまるが、紛争に直接貢献できると考える他の人々にも当てはまる」「ウクライナ側で紛争に参加するためにウクライナに行くことを法的に妨げるものは、一見したところ何もない」と語ったと報じています。

※Denmark to allow citizens fight in Ukraine(RT、2022年2月28日)
https://www.rt.com/russia/550798-denmark-volunteers-join-conflict-ukraine/

 ウクライナ情勢をめぐっては、対立を煽り、憎悪を増幅させる言動ばかりが、世界中で目立ちます。

 こうした中、ロシアの反体制独立メディア『ノーバヤ・ガゼータ』は27日、ウクライナで民兵組織の捕虜になり、尋問の映像がSNSに公開されたロシア兵の姉(あるいは妹)のインタビューを掲載しています。

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■ボスポラス海峡とダーダネルス海峡と航行の自由を定めた「モントルー条約」で黒海出入り口を管理するトルコにウクライナがロシア船航行阻止を要請! NATO加盟国でありながらロシアともウクライナとも関係が「良好」な揺れ動くトルコの行動次第ではロシアと米・NATOの全面戦争の危険も!

 ロシアによるウクライナ侵攻で、両国と国境を接し、どちらとも「良好」な関係を持つとされるトルコの姿勢が注目されています。

 NATOの一員であるトルコは、ウクライナと軍事面での協力関係を築いており、昨年10月には、ウクライナ軍が、トルコから推薦されたトルコ製無人機(ドローン)「TB2」を東部の親ロシア派地域への攻撃に使ったことも報じられています。

※ウクライナ軍、トルコ製ドローンで親ロシア派武装集団を初めて攻撃(読売新聞オンライン、2021年10月27日)

 一方でシリア問題では、トルコはアサド政権の打倒を狙う反体制派を支援し、逆にアサド政権の後ろ盾となっているロシアとは対立しつつ、何度も「後ろ盾」同士として協議を重ねています。

※ロシアとトルコの両大統領、シリア・イドリブ県での停戦に合意(BBC、2020年3月6日)
https://www.bbc.com/japanese/51764045

※ロシアとトルコが首脳会談、シリア情勢や防衛など協議(ロイター、2021年9月30日)
https://jp.reuters.com/article/russia-turkey-idJPKBN2GQ02T

 しかしトルコは、このようにシリア問題でロシアと立場を異にし、しかもロシアを共通の仮想敵とみなすNATOの一員でありながら、ロシア製ミサイル防衛システム(地対空ミサイル)「S400」を、「性能が優れている」という理由で導入し、2020年12月には、米国から制裁を受けています。

※米、対トルコ制裁を発動 ロシア製ミサイル導入で(日本経済新聞、2020年12月15日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR150160V11C20A2000000/

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■<IWJ取材報告>新宿で在日ロシア人が「戦争をやめろ」とプーチン政権に抗議デモ!「ロシアに自由を、ウクライナに平和を!」~2.26在日ロシア人によるロシアのウクライナ侵攻に対する抗議行動

 2月26日午後4時から、東京・新宿駅東口アルタ前で、「在日ロシア人によるロシアのウクライナ侵攻に対する抗議行動」が行われました。

 24日、ロシア国防省は、ウクライナ全土の軍事目標に対する攻撃を開始したと発表し、ウクライナは「侵略戦争」とロシアを非難。世界各地でロシアへの抗議デモが行われています。この日、在日ロシア人による抗議行動は、渋谷でも行われました。

 新宿のデモでは、参加者が「戦争をやめろ」「ロシアに自由を、ウクライナに平和を」「ストップ・プーチン ストップ・ロシア」などと書かれたプラカードを持ち、プーチン政権を厳しく批判しました。

 主催者の一人であるカトリーナさんは、IWJ記者のインタビューに対し、「(ロシアによるウクライナ侵攻に反対する)自分たち(ロシア人)の思いを伝えたい人が多くて、みんなを集めた」「これから世界的にも影響が出てくるので、皆さんにも考えてほしい」と語りました。

 さらに、今起こっている戦争について「ロシアとウクライナの間で、なぜこうなったのか、ほんとにわからない」「早くやめてほしい」と、強く訴えました。

 詳しくは、ぜひ全編動画を御覧ください。

※新宿で在日ロシア人が「戦争をやめろ」とプーチン政権に抗議デモ!「ロシアに自由を、ウクライナに平和を!」~2.26在日ロシア人によるロシアのウクライナ侵攻に対する抗議行動
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502794

■2月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は、1月27日収録「岩上安身によるインタビュー 第1066回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」から、「ウクライナ・クライシス」の本質に迫っていく部分を抜粋しました! テキストに詳細な注釈をつけて発行! ぜひ、まぐまぐからご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーすべて読むことができます!

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 2月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は、1月27日に収録した「『この国(日本)には考える場所がない』東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ危機』が同時に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第1066回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」から、「ウクライナ・クライシス」の本質に迫っていく部分を抜粋してお届けします。

※「この国(日本)には考える場所がない」東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ危機」が同時に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第1066回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.1.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501593

 岩上安身は、英国のMI6で学び、ロシア、イラク、イラン、ウズベキスタンなどに駐留した経験をお持ちの孫崎氏に、今回のウクライナ危機の背景、ロシアを挑発するようなアメリカの狙い、NATO加盟国の対応、中国とロシアの接近、バイデン大統領の息子や米政府高官とウクライナの密接な関係など、複雑に絡んだ糸をほぐすように確認していきました。

 今日に至る経緯として、ウクライナでは2014年、首都キエフにおいて「ユーロマイダン」という反政府デモが起こり、親露政権が倒れ、親欧米政権が成立しました。その中で、ネオナチ的な民族主義集団による暴行が放置され、ロシア系住民が虐殺された「オデッサの虐殺」も起きていますが、西側のほとんどの大手メディアはこうした一連の惨劇を伝えていません。

 そして、親欧米政権成立後はロシア語禁止など、ロシア語話者への抑圧が始まりました。孫崎氏は、ウクライナにおけるウクライナ語話者とロシア語話者の比率を州ごとに比較し、住民の9割がロシア語話者であるクリミア(2014年住民投票で「独立」)と、同じくロシア語話者が7割を占めるドネツク州、ルガンスク州をどうするかが重要なポイントだと指摘しました。

 孫崎氏は、インタビュー内でバイデン大統領の支持率が40%台まで下がっていることを指摘し、『(プーチンは)何かをしなければならなくなるはずだ』と言うけれど、何かしなければならないのは自分(バイデン)の方なんですよ」と喝破しました。バイデン政権の支持率が、インフレのために急落し不支持率の方が上回っていることを指摘しました。

 そして、北京五輪の閉幕を待っていたかのように、クレムリン(ロシア大統領府)は2月21日午後10時40分、ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を承認したと発表。現地ではロシア系住民とウクライナの民族主義グループの間で武力衝突が起きており、ロシアは国境に軍を派兵。そして2月24日午前6時、ついにロシアがウクライナに軍事侵攻を開始しました。

 バイデン大統領は2月23日、ロシアへの制裁を開始しましたが、その中には米国が絶対に稼働を阻止したかった天然ガスのパイプライン「ノルドストリーム2」事業者への制裁も含まれています。これを止められたらロシアがどう出るかということも、このインタビューの中で語られているので、ぜひ、ご確認ください。

 各号の大まかな内容がわかるよう、以下に目次を掲載します。ぜひ、ご一読ください。

(第546号の目次)
・ウクライナ東部には「ロシア語話者」が7割以上! 公職にも就けず迫害された彼らは地域の「自治独立」を求めている!
・第二次世界大戦でナチに侵略されたウクライナ。取り戻したのはソ連の赤軍!「ウクライナの国土はロシア人の血で獲得したもの」
・国際社会が大騒ぎで糾弾した「クリミア併合」は住民投票の結果。ロシアが軍事力で奪い取った訳ではない!
・ウクライナの民族主義者によるロシア系住民への襲撃「オデッサの虐殺」をスルーした欧米メディア!

(第547号の目次)
・自衛隊と米軍の一体化が急速に進む中、安倍総理はウクライナに大盤振る舞い、プーチン大統領には「ウラジーミル」と媚びる奇天烈外交を展開!
・2022年1月、世界は「第三次世界大戦に接近」!? ウクライナ危機を煽るバイデン政権は米国本土が戦場にならなければOK!?
・ソ連崩壊以降、NATOにとってロシアは敵ではなかった。しかし、「ロシアを敵にしたい人たち」がいて、彼らは旧ソ連圏に入り込む!
・米国発の「ロシアが攻めてくる!」に踊る世界。冷静なドイツは罵られ、ウクライナ通貨は暴落という「風評被害」も!

(第548号の目次)
・西のウクライナ危機、東の台湾有事。米国が「危機」を煽るほど接近していくロシアと中国!
・中露が「打算的な結婚」をしたら手に負えない! 米政府に「火遊び」はするなと遠回しに警告する米国家情報長官
・ウクライナ危機と台湾有事は同じ構図! 米国が仕掛ける「オフショア・バランシング」戦略ではないのか?
・米ロのプロパガンダ合戦!? アメリカの得意技「偽旗作戦」をロシアはやろうとしている!?

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IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、田上壮彌、六反田千恵、城石裕幸、富樫航、中村尚貴)

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